JPH1082829A - 機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置 - Google Patents

機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置

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Publication number
JPH1082829A
JPH1082829A JP8237649A JP23764996A JPH1082829A JP H1082829 A JPH1082829 A JP H1082829A JP 8237649 A JP8237649 A JP 8237649A JP 23764996 A JP23764996 A JP 23764996A JP H1082829 A JPH1082829 A JP H1082829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probing
handler
coordinates
tcp
mechanical alignment
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8237649A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuaki Kurihara
哲彰 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP8237649A priority Critical patent/JPH1082829A/ja
Publication of JPH1082829A publication Critical patent/JPH1082829A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】TCPへのプロービングにおいて、最適なプロ
ービング位置が設定できないため、搬送による位置ずれ
を見込んだテスト端子サイズが必要であった。 【解決手段】プロービング最適値を次のように求める。
(1)初期座標をX1、設定移動量をaとする。(2)
X1からXの+方向にaずつ移動させて、Failした
地点の座標をX2とする。+方向への移動回数をn1と
すると、X2=(X1+a×n1)である。(3)X1
からXの−方向にaずつ移動させて、Failした地点
の座標をX3とする。−方向への移動回数をn2とする
と、X3=(X1−a×n2)である。(4)プロービ
ング最適値は、(X2+X3)/2であるため、(プロ
ービング最適値)=X1+a×(n1−n2)/2 と
表わすことができる。同様に、Y、θ方向についても行
う。 【効果】初期設定の段階でマージンをもったプロービン
グを行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTCP電気的特性検
査に使用するハンドラーに関する。
【0002】
【従来の技術】TCPへのプロービングにおいて、テス
ト端子とプローブカードの針との位置合わせの初期設定
を人が行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の位置合
わせでは、年々狭ピッチ化、狭エリア化されてきている
TCPに対して理想のプロービングには限界が生じてき
た。
【0004】つまり、位置合わせの初期設定をハンドラ
ーに搭載されたモニターを通して、人が行うため、プロ
ービングエリア(X、Y、θ方向)にマージンがなく、
ハンドラーにより搬送された以降の製品において、機械
的位置合わせを行っているにも係わらず、装置精度内で
は抑えることができないコンタクト不良が発生してしま
う。それは、初期設定した位置を基点とした機械的位置
合わせであるためである。また、従来の位置合わせで
は、作業者間ばらつきも無視できなくなってきている。
【0005】そこで、本発明はこのような問題を解決す
るもので、その目的とするところはTCPのテスト端子
サイズを必要最小限にする、つまり、テストに必要とす
る領域を最小限にして、コスト競争力のある製品を提供
するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の機械的位置合わせ型TCPテスト用ハンド
ラーは、位置合わせの初期設定を機械的に行うTCPテ
スト用ハンドラーであって、前記機械的位置合わせによ
り、初期のプロービング位置を最適な位置にできること
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の機械的位置合わせ型TCPテスト用ハ
ンドラーの作用を説明すると、位置合わせの初期設定に
おいて機械的対応を行うことである。
【0008】即ち、理想のプロービング位置を見つける
ため、X、Y、θ各方向において少しずつプロービング
位置をずらして電気的導通確認を行い、電気的導通Pa
ss領域の中間点でプロービング位置を決定する。
【0009】また、本発明の処理手順をプログラムの形
で記憶させ、さらに演算、制御等を行うのに必要なマイ
クロコンピュータをハンドラー側に内蔵させる(図
2)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施例を示す図
面に基づき詳述する。図1は本発明に係わる機械的位置
合わせのフローチャート、図2はその実施に使用する装
置のブロック図、図3はテスト端子上へ行われるプロー
ビング状態図を示す。
【0011】まず、人による視覚的な位置合わせを行
う。これは従来技術そのものであり、電気的導通はとれ
ているがプロービング領域にマージンがない、或いはマ
ージンがあるかどうか不明である。そして、以降の説明
が本発明の実施例である。
【0012】導通確認Passであれば、ある一方向
(X、Y、θの内の1パラメータ)について、一定量プ
ロービング位置を移動し、再度導通確認を行い、Fai
lしたところ(Fail地点1)でプロービング方向を
逆方向に移動させ、同様に導通確認(Fail地点2を
見つける)を行う(図3)。
【0013】そうすることによって得られた情報をもと
に、最適なプロービング位置(Fail地点1と2の中
間点)をハンドラー上で計算する。
【0014】これらの処理を行う際の各装置(テスタ
ー、ハンドラー)の役割り、および装置間の信号のやり
とりを以下に示す。
【0015】導通確認のPass/Fail判定はテス
ター側で行い、その信号をハンドラー側へ送る。テスタ
ー側から送られてきたPass/Fail信号をもと
に、プロービング位置の移動方向をハンドラー側で決定
し、移動した地点での再コンタクト終了信号をテスター
側へ送る。ハンドラー側から送られてきた再コンタクト
終了信号をテスター側で受け取り、導通確認のPass
/Fail判定を行う。この一連の処理を、図1のフロ
ーチャートに従い、最適なプロービング位置を決定する
まで行う。
【0016】上述の各装置の役割り、および装置間の信
号のやりとりとは別に、ハンドラー側において、プロー
ビング位置の移動量を個別に設定する。この移動量はプ
ロービング位置精度の要求とテスト端子サイズとのトレ
ードオフ関係であり必要性に応じて自由設定可能なもの
とするためである。
【0017】つまり、設定する移動量を小さくする、換
言するとプロービング精度を上げれば、プロービング位
置をずらして電気的導通確認をとる回数が増加するた
め、最適なプロービング位置を見つける時間が長くなる
が、設定する移動量を大きくすれば、逆に初期設定時間
が短くなりスループットは上がるが、プロービング精度
が下がることになる。
【0018】例として、プロービングエリアのサイズが
100(μm)の製品に対して5(μm)の移動量を設
定すると、プロービング位置をずらした際のPassエ
リアでのプロービング回数は最大20回(100μm/
5μm)となり、Failエリアでのプロービング回数
の2回を合わせて、計22回がプロービング位置初期設
定に必要なプロービング回数となる。このとき5μmの
精度でプロービング位置の設定を行ったことになる。
【0019】また、プロービング最適値を式で表わすと
以下の様になる。(X座標の場合) (1)初期座標をX1、設定移動量をaとする。
【0020】(2)X1からXの+方向にaずつ移動さ
せて、Failした地点の座標をX2とする。+方向へ
の移動回数をn1とすると、X2の座標は(X1+a×
n1)と表わすことができる。
【0021】(3)X1からXの−方向にaずつ移動さ
せて、Failした地点の座標をX3とする。−方向へ
の移動回数をn2とすると、X3の座標は(X1−a×
n2)と表わすことができる。
【0022】(4)本発明によるプロービング最適値
は、(X2+X3)/2であるため、(プロービング最
適値)=X1+a×(n1−n2)/2 と表わすこと
ができる。このときaは最適値を発見するための精度で
あり、aが小さくなるほどn1、n2が大きくなり、真
の最適値に近づくことになる。
【0023】以上のような方法にて、Y、θについても
最適なプロービング位置を決定し、プローブエリアにマ
ージンを持った位置合わせを実現する。
【0024】
【発明の効果】上述の如く本発明の機械的位置合わせ型
TCPテスト用ハンドラーによれば、初期設定の段階で
マージンをもったプロービングを行えることにより、ハ
ンドラーにより搬送された以降の製品でのコンタクト不
良を低減することができる。
【0025】また、テスト端子の領域はほぼ機械的精度
分、プローブカードとTCPの製造誤差分のみ確保する
だけで済むことにより、より狭エリアにTCP製品を収
めることができ、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる機械的位置合わせのフローチャ
ートである。
【図2】本発明の実施に使用する装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明がテスト端子上へ行われるプロービング
状態図である。
【符号の説明】
21・・・キーボード 22・・・ハンドラー 23・・・テスター 24・・・表示部 31・・・TCP 32・・・TCP部分拡大 33・・・テスト端子 34・・・プロービング位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TAB実装された半導体装置(以下、TC
    Pと称す)の電気的特性検査を行う際に、テスター側で
    の電気的導通確認、ハンドラー側でのプロービング一連
    動作を装置間の信号のやりとりにより、TCPテスト端
    子とプローブカードの針との接触(以下、プロービング
    と称す)の初期設定を行うことを特徴とする機械的位置
    合わせ型TCPテスト用ハンドラー装置。
  2. 【請求項2】ハンドラーへの外部入力により、プロービ
    ング精度を自由に設定できることを特徴とする機械的位
    置合わせ型TCPテスト用ハンドラー装置。
JP8237649A 1996-09-09 1996-09-09 機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置 Withdrawn JPH1082829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237649A JPH1082829A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237649A JPH1082829A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082829A true JPH1082829A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17018457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8237649A Withdrawn JPH1082829A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械的位置合わせ型tcpテスト用ハンドラー装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1082829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7323894B2 (en) 2005-08-04 2008-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Needle alignment verification circuit and method for semiconductor device

Cited By (1)

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US7323894B2 (en) 2005-08-04 2008-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Needle alignment verification circuit and method for semiconductor device

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Effective date: 20031202