JP3191790B2 - サーチ機能付きハンドラ装置 - Google Patents

サーチ機能付きハンドラ装置

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JP3191790B2 JP00284999A JP284999A JP3191790B2 JP 3191790 B2 JP3191790 B2 JP 3191790B2 JP 00284999 A JP00284999 A JP 00284999A JP 284999 A JP284999 A JP 284999A JP 3191790 B2 JP3191790 B2 JP 3191790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDPモジュール
等の電気的特性検査に使用するハンドリング装置(ハン
ドラ)に関し、特に、デバイスの測定パットとハンドラ
のプローブとのコンタクトにおいて、プロービング位置
を任意に移動可能にしたハンドラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のTAB(テープキャリア)
実装された半導体装置(以下TCP(テープキャリアパ
ッケージ)と称す)のプロービングについて、例えば、
PDPモジュールのプロービングについて説明する。
【0003】図4は、PDPモジュールのプロービング
を示す図である。図4(1)は、PDPモジュールの外
観を示す正面図である。この図に示すように、PDPモ
ジュールは、PDPモジュール基板11,フレキシブル
基板13,基板とフレキシブル基板との圧接部12,コ
ンタクトパターン14よりなる。PDPモジュールのプ
ロービングは、図4(2)に示すように、コンタクトパ
ターン14に正常にプロービングされコンタクトNGと
判定された場合は、コンタクトパターン14の酸化等の
ためでありプローブ15を上下させることにより、酸化
膜が破れ正常なプロービングができるものである。しか
し、図4(3)に示すように、搬送ズレまたPDPモジ
ュール基板11とフレキシブル基板13との圧接部12
のズレによりプロービング位置17が異常な場合でも同
一箇所でプローブ14を上下させるためテスタでは再テ
スト後も不良判定を行っていた。
【0004】図5は、従来のPDPモジュール等のハン
ドリング装置のコンタクト不良が発生した場合の動作を
示すフローチャート図である。コンタクト不良が発生し
た場合は、まず、電気的試験装置(以下、テスタと称
す)よりテストし、その結果、コンタクト不良(NG)
と判定された場合、コンタクト位置の同一箇所において
Z軸方向のモータを再度動作させ(Z軸モータ制御)、
プローピングユニットによりプローブを上下し再テスト
を行っていた。
【0005】上述した従来例として、特開平10−82
829号公報記載のハンドラ装置は、プロービング、す
なわち、TCPのコンタクトパターンとプローブカード
の針との接触の位置(プロービング位置)の初期設定を
行い、電気的特性検査を開始していた。しかし、この方
法では試験途中での搬送系のズレ、および、PDPモジ
ュール等の基板とフレキシブル基板との圧接ズレによる
プロービングミスが発生し、供試デバイスが良品にも係
わらずコンタクト不良、即ちデバイス内での断線不良と
誤判定とを行い、歩留の低下を招いていた。また、この
方法では、測定途中の変更およびズレ量を一定に補正す
るのに時間がかかっていた。
【0006】さらに、実開平6−66028号公報記載
のTAB用オートハンドラでは、TAB用ハンドラに
て、テープのアライメントマークのズレに対してズレ量
を補正する。しかし、この方法も、テープのアライメン
トマークとコンタクトパッドとのズレがある場合、また
モジュールデバイスのように基板にテープを張り付け
(圧接)ている場合このズレを補正することができなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
例では、フレキシブル基板のテープロットの違いにより
デバイスの設計図面に対してX,Y方向にズレが生じて
いる場合、あるいは、PDPモジュール等の基板とフレ
キシブル基板との圧接にズレが生じている場合、PDP
モジュール等の試験端子(以下、コンタクトパットと称
す)に正確にプロービングできないという問題があっ
た。
【0008】また、上記原因により供試デバイスが良品
にも係わらず不良判定と誤判定し歩留を低下させるとい
う問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
すべく、供試デバイスの位置ズレ等によるプロービング
ミスを無くし正確なプロービングを行えるハンドラを提
供することにより、テスト工程における誤判定を無くし
歩留を向上することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサーチ機能付きハンドラ装置は、テープキ
ャリア(TAB)実装された半導体装置(TCA)のコ
ンタクトパターンとプローブカードの針との接触(プロ
ービング)位置の初期設定を行い、電気的特性試験を開
始するハンドリング(ハンドラ)装置において、プロー
ビング位置を最適位置にするために、テスタによるコン
タクト不良の試験結果によりプロービング位置を任意に
移動可能にするサーチ機能を備えたことを特徴とする。
【0011】また、サーチ機能は、プロービング位置の
移動量を決定する移動量決定手段と、移動量決定手段に
よりプロービング位置を移動する移動手段とを有するの
が好ましい。
【0012】さらに、移動手段は、プロービング位置を
X,Yの2方向に移動するようにモータを制御するX,
Yモータ制御部を有するのが好ましい。
【0013】またさらに、移動量決定手段は、コンタク
ト不良のピンの本数が所定の本数以上の場合はX,Yへ
の移動量を大きく、また、所定の本数以下の場合はX,
Yへの移動量を小さくしたのが好ましい。
【0014】あるいは、移動量決定手段は、コンタクト
不良のピンの本数が全本数に対して所定の割合以上の場
合はX,Yへの移動量を大きく、また、所定の割合以下
の場合はX,Yへの移動量を小さくしたのが好ましい。
【0015】また、サーチ機能は、テスタに対して、プ
ロービング位置の最適位置を見つけるまで再スタート信
号を送出するのが好ましい。
【0016】さらに、PDP(プレズマ・ディスプレイ
・パネル)モジュールの電気的特性に用いられるのが好
ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明のサーチ機能付きハンドラ
装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。この
装置は、テスタ1とプロービングユニット4との間にサ
ーチ機能5を備え、サーチ機能5は、ユニット移動量決
定手段2,移動手段(X,Yモータ制御部)3を有し、
X,Yモータ制御部4は、テスタ1に対して再スタート
信号を送出する。
【0019】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態の動作について説明する。
【0020】図2は、本発明のサーチ機能付きハンドラ
装置の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
この図に示すように、本発明は、テスタ1によるテスト
の測定結果の情報を受け、NGピンが設定値より多いか
少ないかによって移動量決定手段2によりプロービング
位置を決定し、X,Yモータ制御部3によりX,Y方向
に任意に移動させ、プロービングユニット4によりプロ
ービングを行う。本発明は、特に、サーチ機能5によ
り、供試デバイスのコンタクトパットに正確にプロービ
ングするまでサーチすることを特徴とするハンドラであ
る。すなわち、テスタ1による測定の際、コンタクト不
良の結果をテスタ1により受け、その時点で最適ポイン
トをサーチし決定する。また、テスタ1よりのコンタク
ト不良の状況(数ピンか,多数ピンか)により補正量を
設定し、最適ポイントをサーチし決定する。
【0021】本発明では、特に、PDPモジュール等の
電気的特性に使用し、PDPモジュール等のコンタクト
パットに正確にプロービングするために、テスタ1での
試験結果によりコンタクト不良(NG)が発生した時点
でプローブ位置を、X,Y方向に任意に移動し、適切な
プロービング位置へサーチし正確な試験を行うことがで
きる。
【0022】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
【0023】図3は、本発明のサーチ機能付きハンドラ
装置の実施例の動作を示すフローチャートである。本実
施例では、テスタ1よりのコンタクトNGの試験結果を
うけ、NGピンの本数によりX,Yへの移動量を決定
し、X−Yモータ制御部3によりプローブ位置を移動
し、テスタ1へ再スタート信号を掛け再試験を開始し、
最適プロービング箇所をサーチするまでプローブ位置を
移動する。この実施例では、設定値として、例えば、テ
ストピン100ピンに対するNGピンの本数を10ピン
に設定し、10ピン≦NGピン,10ピン≧NGピンに
分け、X,Yへの移動量をそれぞれ50μm,10μm
とし、NGピンの本数が10ピン以上の場合、X,Yへ
の移動量を50μm、NGピンの本数が10ピン以下の
場合、X,Yへの移動量を10μmとした。
【0024】次に、図3,図4を参照して、本発明の実
施例をPDPモジュールに適用した場合のプロービング
動作について説明する。
【0025】まず、第一回目のテストをテスタにより実
施し、例えば、図4(3)に示すようなプロービング異
常の状態でコンタクトを行った場合、テスタよりコンタ
クトNGの信号が出る、次に、NGピンの本数が10ピ
ン以上の場合はX,Yへの移動量を50μmステップ毎
に移動し、また、NGピンの本数が10ピン以下の場合
はX,Yへの移動量を10μmステップ毎に移動し、図
4(2)に示すような最適なプロービング位置迄サーチ
し、正確なプロービング位置でテストを実施するもので
ある。ステップ幅については、例えば100ピンの供試
デバイスにおいてNGピンが10ピン以上と多ピンに渡
りズレている場合はズレ量も大きくX,Yへの移動量を
50μmとし、また、NGピンが10ピン以下の場合ズ
レ量が少ないと推測されるため移動量をX,Yへの10
μmと仮定した値を設定したものである。尚、この移動
量は供試デバイスに合わせ任意に設定できるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、コン
タクトパッドのズレを任意の移動量によりプロービング
の位置を移動し、適切なプロービング位置をサーチす
る。従って、コンタクトパットのズレに係わらず正確に
プロービングできるという効果を奏する。
【0027】また、正確にプロービング位置をサーチす
ることにより、テスト工程に於ける誤判定をなくし、こ
れにより歩留を向上させるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
ト図である。
【図3】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】PDPモジュールへのプロービング状態を示す
図である。(1)は、PDPモジュールの外観を示す正
面図であり、(2)は、コンタクトパットへのプロービ
ングの正常位置を示す概略図であり、(3)は、コンタ
クトパットへのプロービングの異常位置を示す概略図で
ある。
【図5】従来例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テスタ 2 移動量決定手段 3 X,Yモータ制御部 4 プロービングユニット 5 サーチ機能 11 PDPモジュール基板 12 基板とフレキシブル基板の圧接部 13 フレキシブル基板 14 コンタクトパターン 15 プローブ 16 コンタクト正常状態 17 コンタクト異常状態

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープキャリア(TAB)実装された半導
    体装置(TCA)のコンタクトパターンとプローブカー
    ドの針との接触(プロービング)位置の初期設定を行
    い、電気的特性試験を開始するハンドリング(ハンド
    ラ)装置であって、前記プロービング位置を最適位置に
    するために、テスタによるコンタクト不良の試験結果に
    よりプロービング位置を任意に移動可能にするサーチ機
    能を備えたサーチ機能付きハンドラ装置において、 前記サーチ機能は、前記プロービング位置をX,Yの2
    方向に移動させ、前記コンタクト不良のピンの本数が所
    定の本数以上の場合はX,Yへの移動量を大きく、ま
    た、所定の本数以下の場合はX,Yへの移動量を小さく
    たことを特徴とするサーチ機能付きハンドラ装置。
  2. 【請求項2】前記サーチ機能は、前記コンタクト不良の
    ピンの本数が全本数に対して所定の割合以上の場合は
    X,Yへの移動量を大きく、また、所定の割合以下の場
    合はX,Yへの移動量を小さくしたことを特徴とする、
    請求項1に記載のサーチ機能付きハンドラ装置。
  3. 【請求項3】前記サーチ機能は、前記テスタに対して、
    前記プロービング位置の最適位置を見つけるまで再スタ
    ート信号を送出することを特徴とする、請求項1または
    に記載のサーチ機能付きハンドラ装置。
  4. 【請求項4】PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネ
    ル)モジュールの電気的特性に用いられることを特徴と
    する、請求項1〜3のいずれかに記載のサーチ機能付き
    ハンドラ装置。
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