JP3424011B2 - プローブ方法及びプローブ装置 - Google Patents

プローブ方法及びプローブ装置

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JP3424011B2
JP3424011B2 JP33490897A JP33490897A JP3424011B2 JP 3424011 B2 JP3424011 B2 JP 3424011B2 JP 33490897 A JP33490897 A JP 33490897A JP 33490897 A JP33490897 A JP 33490897A JP 3424011 B2 JP3424011 B2 JP 3424011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ方法及び
プローブ装置に関し、更に詳しくは被処理体の高温検査
を行う時に、プローブカードのプローブ端子と被検査体
の電極とが終始適正な針圧で確実に接触し、信頼性の高
い検査を行うことができるプローブ方法及びプローブ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ装置10は、例えば図7
に示すように、カセットC内に収納されたウエハWを搬
送するローダ室11と、このローダ室11から搬送され
たウエハWを検査するプローバ室12と、このプローバ
室12及びローダ室11を制御するメインコントローラ
13と、このメインコントローラ13を操作する操作パ
ネルを兼ねる表示装置14とを備えて構成されている。
【0003】上記ローダ室11は、図7に示すように、
ウエハ搬送機構15及びサブチャック16を備え、ウエ
ハ搬送機構15でウエハWをプローバ室12へ搬送する
間にサブチャック16を介してオリエンテーションフラ
ットを基準にしたウエハWのプリアライメントを行うよ
うにしてある。更に、ローダ室11にはバーコードリー
ダやOCR等からなるウエハ認識機構(図示せず)が配
設され、このウエハ認識機構によってウエハWの一部に
表示されたバーコードや文字情報を読み取ってウエハW
のロット等を認識するようにしてある。
【0004】上記プローバ室12は、図7に示すよう
に、X、Y移動機構18及び昇降機構(図示せず)等を
介してX、Y、Z及びθ方向に移動可能で且つ温度調節
可能なメインチャック20と、このメインチャック20
上に載置されたウエハWを正確にアライメントするアラ
イメント機構21と、このアライメント機構21により
アライメントされたメインチャック20上のウエハWの
電気的検査を行うためのプローブ端子(以下、単に「プ
ローブピン」と称す。)22Aを有するプローブカード
22(図8参照)とを備えている。アライメント機構2
1は、例えば画像認識機構として配設された上下のCC
Dカメラ21A(図6では上方のCCDカメラのみを図
示し、下方のCCDカメラ21Dは図8に示すように例
えばメインチャック20に付帯している)と、上方のC
CDカメラ21Aが下向きに配設されたアライメントブ
リッジ21Bと、このアライメントブリッジ21Bをプ
ローバ室12の最奥部とプローブセンタ間でY方向に往
復案内する一対のガイドレール21Cとを備えている。
そして、プローブカード22はプローバ室12の上面に
対して開閉可能なヘッドプレートの中央の開口部にイン
サートリングを介して固定されている。また、プローバ
室12にはテストヘッド(図示せず)が移動可能に配設
され、プローバ室12上に移動したテストヘッドを介し
てプローブカード22とテスタ(図示せず)間を電気的
に接続し、テスタからの所定の信号をプローブカード2
2を介してメインチャック20上のウエハWにおいて授
受し、ウエハWに形成された複数のチップの電気的検査
をテスタによって順次行うようにしている。
【0005】従って、ウエハWの検査を行う場合には、
まず、ローダ室11内でウエハ搬送機構15が駆動して
カセットCから一枚のウエハWを取り出し、ウエハ搬送
機構15を介してウエハWを搬送する間にサブチャック
16によってウエハWのプリアライメントを行う。これ
と並行してアライメント機構21及びメインチャック2
0を介して図8の(a)に示すように複数のプローブピ
ン22Aのアライメントを行った後、図8の(b)に示
すようにアライメントブリッジ21Bがプローブセンタ
へ移動すると共にメインチャック20がX、Y、Z方向
に移動し、メインチャック20に付設された進退動可能
なターゲット21E及び上下のCCDカメラ21A、2
1Dを用いてプローバ室12内の基準位置を求める。そ
の後、ウエハ搬送機構15を介してローダ11室からプ
ローバ室12内のメインチャック20へウエハWを引き
渡した後、図8の(c)に示すようにメインチャック2
0がX、Y及びθ方向に移動し、CCDカメラ21Aを
用いてウエハWのアライメントを行った後、メインチャ
ック20が移動して最初に検査すべきチップ(イニシャ
ルチップ)がプローブカード22の真下へ移動し、メイ
ンチャック20がその位置からZ方向へ上昇しプローブ
ピン22Aとチップの電極パッドが接触した後、更にメ
インチャック20がオーバドライブしてウエハWの電気
的特性検査を行う。
【0006】ところで、例えば180℃の高温下でウエ
ハの電気的特性検査を行う場合にはメインチャック20
上で内部の加熱機構を介してウエハWを検査温度まで加
熱した後、ウエハWの高温検査を行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高温検
査を行う場合には、プローブカード22がメインチャッ
ク20からの放射熱により徐々に加熱され、高温検査を
行っている最中にプローブカード22が時間の経過に連
れて熱膨張し、この熱膨張によりプローブピン22Aの
ピン先が基準位置(X0,Y0,Z0)から徐々に変位
し、例えば図9に示すようにプローブピン22Aのピン
先が数時間に渡ってZ方向に上昇するなどし、次のチッ
プの検査を行う時にプローブピン22Aとこれらに対応
する電極パッドとが正常に接触できず、検査の信頼性を
低下させるという課題があった。特に、今後、ウエハサ
イズが例えば300mmの時代になると共に配線構造が
超微細化して電極パッド間のピッチが狭くなり、しかも
複数個(例えば32個)のチップを同時に検査すること
が多くなると、これに伴ってプローブカードも大型化す
ると共に多ピン化するため、上述の熱的影響が益々顕著
になり、検査の信頼性を益々低下させるという課題があ
った。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、高温検査を行っている間にプローブカード
が熱膨張しても常に被検査体とプローブピンとが変位を
起こすことなく常に安定した針圧で正確に接触し、信頼
性の高い高温検査を行うことができるプローブ方法及び
プローブ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブ方法は、X、Y、Z及びθ方向に移動可能な
載置台を所定の検査温度まで加熱した後、その載置台上
に被検査体を載置し、上記被検査体に形成された複数の
半導体素子それぞれの電極とプローブカードのプローブ
端子とを接触させて各半導体素子の電気的特性検査を順
次行うプローブ方法において、上記プローブカードの熱
膨張により変位した上記プローブ端子と上記電極とを接
触させるためにこれら両者の接触位置を補正する工程を
有し、この補正工程は、最初の半導体素子の検査を行う
前に、熱膨張する上記プローブ端子の接触位置を補正す
るために上記プローブ端子のアライメントを実行するか
否かを判断する工程と、このアライメントを実行すると
判断した時にそのアライメントを実行する工程と、二番
目以降の上記各半導体素子の検査を行う度毎にそれぞれ
の検査前に、上記プローブカードが熱的に安定したか否
かの判断基準となるアライメント終了条件に基づいて上
記プローブ端子のアライメントを終了するか否かを判断
する工程と、このアライメントを実行すると判断した時
にそのアライメントを実行する工程とを有し、予め、上
記アライメント終了条件として、前回検査のプローブ端
子の針先位置から現在の針先位置までの変位量の許容
値、半導体素子の検査に必要な最少検査時間及びこれら
両者を連続して同時に満たすべきアライメント回数をそ
れぞれ設定しておくことを特徴とするものである。
【0010】
【0011】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
方法は、請求項1に記載の発明において、前回検査のプ
ローブ端子の針先位置から現在の針先位置までの変位量
と上記許容値の大きさを比較する工程と、上記変位量が
上記許容値より大きい時には上記プローブ端子及び被検
査体のアライメントをそれぞれ行う工程とを有すること
を特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
方法は、請求項1に記載の発明において、前回検査のチ
ップの検査時間と上記最少検査時間を比較する工程と、
上記検査時間が上記最少検査時間より長い時にはアライ
メント回数を加算する工程とを有することを特徴とする
ものである。
【0013】また、本発明の請求項4に記載のプローブ
装置は、X、Y、Z及びθ方向に移動可能で且つ所定の
検査温度まで加熱可能な載置台と、この載置台上に載置
された被検査体に形成された各半導体素子と接触するプ
ローブ端子を有するプローブカードと、上記載置台の移
動量を制御する制御装置とを備え、上記制御装置の制御
下で上記載置台を介して上記被検査体を検査温度まで加
熱すると共に上記載置台を移動させて上記各半導体素子
の電気的特性検査を順次行うプローブ装置において、最
初の半導体素子の検査開始前に、熱膨張する上記プロー
ブカードのプローブ端子の接触位置を補正するために上
記プローブ端子のアライメントを実行するか否かを設定
するカードコンタクト補正設定手段と、二番目以降の上
記各半導体素子の検査を行う度毎にそれぞれの検査前
に、上記プローブカードが熱的に安定したか否かの判断
基準となるアライメント終了条件を設定するアライメン
ト終了条件設定手段と、これらの設定手段による設定内
容を記憶するアライメント条件記憶手段と、このアライ
メント条件記憶手段の記憶内容に基づいて少なくとも上
記プローブ端子のアライメントを実行して上記プローブ
端子と上記電極との接触位置を補正するカードコンタク
ト補正処理手段とを有し、上記アライメント終了条件記
憶手段に、上記アライメント終了条件として、前回検査
のプローブ端子の針先位置から現在の針先位置までの変
位量の許容量、半導体素子の検査に必要な最少検査時間
及びこれら両者を連続して同時に満たすべきアライメン
ト回数を、設定することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、請求項4に記載の発明において、上記カードコ
ンタクト補正処理手段は、二番目以降の上記各半導体素
子の検査をそれぞれ行う前に、上記被検査体の現在位置
をチェックすると共にこのチェック内容に即して上記被
検査体のアライメントを行うウエハアライメント実行処
理手段を有することを特徴とするものである。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に示す実施形態
に基づいて従来と同一または相当部分には同一符号を附
して本発明の特徴部分を中心に説明する。本実施形態の
プローブ装置10は、図1に示すように、機械構造的に
は従来のプローブ装置に準じて構成されている。そし
て、ローダ室には従来と同様にウエハ認識機構17が配
設され、このウエハ認識機構17によってウエハWのロ
ット等を認識するようにしてる。プローバ室内にはメイ
ンチャック20が配設され、このメインチャック20は
メインコントローラ13の制御下でXY移動機構18及
び昇降機構19を介してX、Y及びZ方向に移動するよ
うになっている。また、プローバ室にはアライメント機
構を構成する上下のCCDカメラ21A、21Dからな
る画像認識機構が配設され、この画像認識機構21A、
21DによってウエハWの表面及びプローブピン22A
のピン先をそれぞれ画像認識し、ウエハWの電極パッド
とこれに対応するプローブピン22Aをそれぞれアライ
メントするようにしてある。更に、上記メインチャック
20には温度制御コントローラ20Aが付帯し、温度制
御コントローラ20Aを介してメインチャック20を加
熱または冷却して所定の検査温度に調整するようにして
ある。尚、図1ではプローブカード22をインサートリ
ングに装着した状態で示してある。
【0017】ところで、上記プローブ装置10を用いて
高温検査を行う場合には、高温検査の最中にプローブカ
ード22はメインチャック20からの放射熱により熱膨
張してプローブピン22Aのピン先が基準位置から変位
し、プローブピン22AとウエハWとがコンタクトがで
きなくなる虞がある。そのため、本実施形態のプローブ
装置10は、プローブカード22が熱膨張した時に、ウ
エハW内でのプローブカード22のコンタクト位置を補
正する機能を有し、高温検査の最中にプローブカード2
2が熱膨張してプローブピン22Aのピン先が基準位置
から変位してもプローブピン22AとウエハWとが正確
且つ確実にコンタクトするようにしてある。この補正機
能はウエハ内カードコンタクト補正プログラム(以下、
単に「補正プログラム」と称す。)を介して実行され
る。
【0018】次に、ウエハ内のカードコンタクト補正に
ついて説明する。上記メインコントローラ13は、図2
に示すように、中央処理装置(CPU)131及び記憶
装置132を備えている。そして、補正プログラムは記
憶装置132の補正プログラム部132Aに格納されて
いる。この補正プログラムは、CPU131を介して起
動し、画像処理コントローラ14Aを介して図3に示す
操作画面141を表示装置(図7参照)に表示すると共
に、後述するように操作画面141を用いてコンタクト
補正に伴う種々の設定を行えるようにしてある。このプ
ログラムが起動すると、図2に示すようにCPU131
がカードコンタクト補正処理部131Aとして機能し、
このカードコンタクト補正処理部131Aの下でウエハ
アライメント処理部131Bが機能し、高温検査の最中
に熱膨張するプローブカード22のプローブピン22A
と各チップとが確実に接触するようにコンタクト位置の
補正を行うようにしてある。
【0019】つまり、カードコンタクト補正工程は、最
初のチップ(イニシャルチップ)の検査開始前に加熱に
より熱膨張するプローブピン22Aのアライメント(プ
ローブアライメント)を予め登録された例えば1本の基
準プローブピン22Bを用いて行う工程と、二番目以降
の上記各チップの検査を行う度毎にそれぞれの検査前
に、上記基準プローブピン22Bを用いてプローブアラ
イメントを行う工程がある。そして、前者のアライメン
ト処理は1本の基準プローブピン22Bを用いてイニシ
ャルチップの検査前に一回だけ行われ、後者のアライメ
ント処理は二番目以降の各チップの検査を行う度毎に、
それぞれの検査前に、プローブカード22が熱的に安定
するまで繰り返し行われる。また、後者のアライメント
処理を行うか否かはカードコンタクト補正処理部131
Aにおいて判断され、この判断は後述するアライメント
終了条件を基準にして行われる。更に、後者のアライメ
ント処理ではプローブアライメントの後、状況に応じて
ウエハアライメント処理部131Bが機能してウエハW
のアライメントを行うようにしてある。
【0020】ところで、上記カードコンタクト補正処理
の処理内容は図3に示すように項目別に操作画面141
に表示されるようになっている。その処理項目として
は、例えば「ウエハ内カードコンタクト補正」、「トー
タルアライメント」、「トータルアライメントチェッ
ク」及び「測定中断時の再アライメント」がある。そし
て、「ウエハ内カードコンタクト補正」、「トータルア
ライメント」及び「測定中断時の再アライメント」には
それぞれ「実行」キー141A、141B、141C及
び「未実行」キー141D、141E、141Fがカー
ドコンタクト補正設定手段として付帯表示され、各キー
のタッチ操作によって各処理項目を実行するか否かを設
定するようにしてある。また、「トータルアライメント
チェック」の処理項目には「5点」キー141G、「1
点」キー141H及び「未実行」キー141Iがカード
コンタクト補正設定手段として表示されている。そし
て、「5点」キーを操作した場合にはトータルアライメ
ント時にメインチャック20がX、Y方向に移動する間
にプローブセンタに位置する画像認識機構の上CCDカ
メラ21Aを用いてウエハW内で予め登録された5点を
画像認識してアライメントチェックするようにしてあ
り、「1点」キーを操作した場合にはトータルアライメ
ント時にウエハW内で予め登録された1点を画像認識し
てアライメントチェックするようにしてある。従って、
トータルアライメントとはプローブアライメント後に実
行されるウエハWのアライメント処理を云う。尚、図2
ではカードコンタクト補正設定手段はウエハ内カードコ
ンタクト補正の「実行」キー141A及び「未実行」キ
ー141Dで他を代表して示してある。そして、これら
の設定条件は図2に示すように記憶装置132のアライ
メント条件記憶部132Bに格納するようにしてある。
【0021】また、上記操作画面141を用いてアライ
メント終了条件を設定するようにしてある。このアライ
メント終了条件は、プローブピン22Aのピン先位置が
安定したか否かの判断基準になるものであり、これらの
アライメント終了条件を満たすか否かはカードコンタク
ト補正処理部131Aで判断するようにしてある。本実
施形態ではアライメント終了条件として、図3に示すよ
うに、前回の検査前のプローブピン22Aのピン先位置
から現在のピン先位置までの変位量の許容値、チップの
検査に必要な最少検査時間及びこれら両者を連続して同
時に満たすべきアライメント回数を例えばキーボードを
アライメント終了条件設定手段141Jとして用いて設
定し、これらの設定値を図2に示すように記憶装置13
2のアライメント終了条件記憶部132Cに格納するよ
うにしてある。 変位量の許容値及び最少検査時間 変位量の許容値は、ウエハの品種に応じて使用者がX、
Y、及びZ方向をそれぞれ個別に自由に設定できるよう
にしてあり、例えばXの許容値は3μm、Y方向の許容
値は3μm、Z方向の許容値は5μmと設定する。熱膨
張によるピン22Aのピン先の変位量はプローブカード
22が検査温度に達するまで各チップの検査を繰り返す
間に漸増するが、プローブカード22が検査温度に接近
するに連れて時間に対する変位量が漸減し、最終的には
変位しなくなる。従って、各チップの検査時間の長短に
よりプローブピン22Aのピン先の変位量が大きく影響
されるため、仮に前回の検査前のピン先位置から現在の
ピン先位置までの変位量が許容値内であってもその検査
時間が短ければ、変位量が許容値内にあるからといって
プローブカード22が熱的に安定したと速断することは
できない。そこで、上記最少検査時間を設定し、前回の
チップ検査時間が最少検査時間より短ければ、仮に上記
変位量が許容値内であっても、次回の検査前にプローブ
ピン22Aのアライメントを行い、このアライメント回
数を後述のように加算するようにしている。最少検査時
間として例えば120秒と設定する。 アライメント回数 アライメント回数は、前二者のアライメント終了条件を
連続して同時に満たすべき回数で、この回数を満たさな
ければ次回の検査中にプローブピン22Aのプローブピ
ン先が変位を起こす虞がある。
【0022】そして、チップ検査を行っている間にの
アライメント終了条件が満たされると、プローブカード
22は熱的に安定した状態に近く、次回の検査で各プロ
ーブピン22Aが対応する各チップの電極パッドと接触
して所定の検査を確実に行える状態になっていることを
示し、アライメント回数がその都度加算され、この回数
が設定値に達した場合にはその後はアライメントを行わ
なくても各チップを正確に検査できる状態になってい
る。また、のアライメント終了条件のいずれかが満た
されていない時には、仮にその前にの条件が満たされ
ていてもこの時点ではプローブカード22は熱的に不安
定な状態にあり、その都度アライメント回数をクリア
し、その回数をゼロにするようにしてある。
【0023】また、上記操作画面141には「前画面」
キー及び「中止」キーが表示され、「前画面」キーを操
作すれば前画面に戻り、「中止」キーを操作すれば補正
プログラムの実行を中止するようにしてある。
【0024】次に、上記プローブ装置10を用いた本発
明のプローブ方法の一実施形態について図1〜図6を参
照しながら説明する。本発明のプローブ方法を実施する
場合には、図3に示す操作画面141の「ウエハ内カー
ドコンタクト補正」キー(図示せず)をタッチ操作する
と、その処理項目が同図に示すように操作画面141に
表示される。この操作画面141でコンタクト補正に必
要な種々の条件を設定する。例えば、操作画面141で
「ウエハ内カードコンタクト補正」項目の「実行」キー
141A、「トータルアライメント」項目の「実行」キ
ー141B、「トータルアライメントチェック」項目の
「5点」キー141G及び「測定中断時の再アライメン
ト」項目の「実行」キー141Cをそれぞれタッチ操作
すると、CPU131ではカードコンタクト補正処理部
131Aがそれぞれの項目を自動的に実行するとして判
断する。また、操作画面141上で4つのアライメント
終了条件の各数値をキーボード等で入力すると、このア
ライメント終了条件を基準にして二番目以降のチップ検
査を行う度毎に、それぞれの検査前にその後のプローブ
アライメントを行うか否かをカードコンタクト補正処理
部131Aにおいて判断する。
【0025】上述のように種々の条件を設定した後プロ
ーブ装置10が駆動して測定を開始すると、メインチャ
ック20は既に例えば180℃の検査温度に達してい
る。この中、CPU131が作動し図4に示すようにP
TPA(Pad To Pad Alignment)を実行するか否かを判断
し(S1)、PTPAを実行すると判断した場合には従
来と同様の手順で下CCDカメラ21Dによって複数本
の登録プローブピン(基準プローブピン22B以外のア
ライメントの対象となるプローブピン)22Aを画像認
識してプローブアライメントを行う(S2)。次いで、
ローダ室内のウエハ搬送機構15を介してウエハWをメ
インチャック20上に載置した後(S3)、アライメン
ト機構21(上方のCCDカメラ21A)及びメインチ
ャック20を介してウエハWのアライメントを行う(S
4)。そして、メインチャック20が駆動してイニシャ
ルチップがプローブカード22の真下まで移動する(S
5)。ここまでの動作は従来の検査用プログラムに従っ
て行われる。
【0026】この間にもプローブカード22はメインチ
ャック20の熱的影響を受けて徐々に熱膨張し、その後
プローブピン22Aのピン先位置が変位しウエハWとの
適正なコンタクトが難しくなる。ところが、本実施形態
では予め操作画面141を用いて「ウエハ内カードコン
タクト補正」を実行するように設定してあるため、カー
ドコンタクト補正処理部131Aが自動的に起動しプロ
ーブアライメントを実行すると判断し(S6)、例えば
1本の基準プローブピン22Bを用いて下CCDカメラ
21Dによりプローブアライメントを行って現在の登録
プローブピン22Aのピン先位置を画像認識した後(S
7)、メインチャック20をZ方向に上昇させ、プロー
ブピン22Aとイニシャルチップの電極パッドを接触さ
せ、更にメインチャック20にオーバードライブを掛け
てイニシャルチップの検査を行う(S8)。
【0027】また、ステップS1においてPTPAを実
行しないと判断した場合には、登録プローブピン22A
とは別にアライメント条件記憶部132Bに予め登録さ
れた1本の基準プローブピン22Bを用いてアライメン
トを行い(S9)、ステップS3へ移行する。また、操
作画面141を用いて「ウエハ内カードコンタクト補
正」を実行しない旨の設定を行った場合にはステップS
6からステップS8へ直接移行し、プローブアライメン
トを行うことなくイニシャルチップの検査を行う。
【0028】イニシャルチップの検査を行った後、図5
に示す毎チップアライメント終了条件(前述したアライ
メント終了条件)を判断するステップS11へ移行し、
ステップS11において二番目のチップの検査を行う前
に、カードコンタクト補正処理部131Aにおいて予め
設定された3つのアライメント終了条件を満たしている
か否かを判断し、その条件を満たしていないと判断した
場合にはカードコンタクト補正処理部131Aからの指
令信号に基づいてXY移動機構18及び昇降機構19を
介してメインチャック20が移動し、基準プローブピン
22Bのアライメントを行う(S12)。次いで、カー
ドコンタクト補正処理部131Aにおいてイニシャルチ
ップの検査前の基準プローブピン22Bの変位量が許容
値内にあるか否かを判断し(S13)、X、Y、Z方向
のいずれか一つでも許容値を超えている場合にはアライ
メント終了条件のカウント数をゼロクリアした後(S1
4)、1本の基準プローブピン22Bを用いてプローブ
アラメントを行い、現在のピン先位置を画像認識し、そ
の位置へコンタクト位置を補正する(S15)。
【0029】更に、本実施形態ではトータルアライメン
ト及びトータルアライメントチェックをそれぞれ実行す
る旨を既に設定してあるため、ウエハアライメント実行
処理部131Bにおいて、トータルアライメントを実行
する旨の判断を自動的に行った後(S16)、トータル
アライメントチェックを実行する旨の判断を自動的に行
う(S17)。更に、5点でトータルアライメントチェ
ックを行う旨設定してあるため、ウエハアライメント実
行処理部131Bにおいてその旨の判断を自動的に行っ
た後(S18)、ウエハアライメント実行処理部131
Bからの信号に基づいてアライメントブリッジ21Bが
プローブセンタまで移動した後、メインチャック20が
予め設定された5点が上CCDカメラ21Aの真下まで
順次移動し、ウエハW内の5点の現在位置を画像認識に
よりチェックした後(S19)、ウエハアライメントを
行ってウエハWのX、Y、Zの各位置を補正し(S2
0)、メインチャック20がXY移動機構18及び昇降
機構19を介して移動し、プローブピン22Aと二番目
のチップの電極パッドが正確且つ確実にコンタクトして
そのチップの検査を確実に行う(S21)。
【0030】ところが、ステップS13においてカード
コンタクト補正処理部131Aでイニシャルチップの検
査前の基準プローブピン22Aのピン先位置から現在の
ピン先位置までの変位量が許容値内であると判断した時
にはステップS22へ移行する。そして、ステップS2
2においてカードコンタクト補正処理部131Aでイニ
シャルチップの実検査時間と最少検査時間とを比較し、
実検査時間が最少検査時間を超えていると判断した時に
はアライメント終了条件の連続カウントを1回加算した
後(S23)、このカウント数と予め設定されたアライ
メント回数とを比較し(S24)、カウント数がアライ
メント回数の設定値に達していなければ、次のアライメ
ントを実行することを前提にステップ21へ移行して二
番目のチップの検査を行う。ステップS24において連
続カウント数がアライメント回数の設定値に達しておれ
ば、次回以降のチップ検査では毎チッププローブアライ
メント処理を行わないことを前提にステップ21へ移行
して二番目のチップの検査を行う。しかし、通常、この
段階ではステップS25へ移行することはない。
【0031】また、ステップ22においてイニシャルチ
ップの検査時間が最少検査時間に達していない場合には
アライメント終了条件のカウント数をゼロクリアした後
(S26)、ステップ21へ移行して二番目のチップの
検査を行う。従って、次回のチップ検査前にアライメン
ト回数を最初からカウントする。
【0032】二番目のチップ検査を終了すると、ステッ
プS11へ戻り、ステップS11から上述の各ステップ
を繰り返す。そして、検査したチップ数が増えて検査に
よる累積時間が長くなって来ると、プローブカード22
がウエハWの検査温度に徐々に近づき、検査毎に基準プ
ローブピン22Bの変位量が漸減して来る。そのため、
ステップS13からステップS22へ移行するようにな
り、検査時間のみを判断するようになり、最終的にはア
ライメント回数を連続的にカウントするようになり、ス
テップS25へ移行し、その後はアライメントを行わな
くても本来の検査を正確且つ確実に行えるようになる。
【0033】図6は検査開始後から基準プローブピン2
2Bのピン先位置が熱的に安定するまでの、基準プロー
ブピン22Bのピン先のZ位置、Z位置の変位、検査時
間及び回数の記録を取ったものである。但し、この場合
には、プローブアライメント終了条件のうち、基準プロ
ーブピン22Bのピン先のZ方向の許容値を5μm、最
少検査時間を120秒、アライメント回数を2回に設定
してある。同図によれば、3番目及び6番目のチップ検
査の場合には、前回の検査前のピン先位置から現在のピ
ン先位置までのZ方向の変位量がいずれも5μm未満で
あるが、検査時間が120秒未満のため、図5のステッ
プS22からステップS26へ移行し、アライメント回
数をクリアするため、次回以降のチップ検査でもアライ
メントを実行しなくてはならない。また、8番目のチッ
プ検査の場合には、前回の検査前のピン先位置と現在の
ピン先位置とのZ方向の変位量がいずれも5μm未満
で、しかも検査時間が120秒以上であるため、図5の
ステップS22からステップS23へ移行し、このステ
ップでもアライメント回数の連続加算も2回になるた
め、ステップS24を経由してステップS25へ移行
し、次回以降のチップ検査ではアライメントを実行する
ことなくチップ検査を行うことができる。
【0034】また、高温検査の最中に何等かの原因で検
査が中断し、検査を再開する場合には、操作画面141
の「測定中断時の再アライメント」項目の「実行」キー
141Cを操作してあるため、図4、図5のフローチャ
ートに従って検査を再開する。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
プローブカードの熱膨張により変位したプローブピン2
2Aと各チップの電極とを接触させるためにこれら両者
のコンタクト位置を補正する際に、最初のチップの検査
を行う前に、熱膨張する基準プローブピン22Bのコン
タクト位置を補正するために基準プローブピン22Bの
アライメントを実行するか否かを判断した後、このアラ
イメントを実行すると判断した時にはそのアライメント
を実行し、次いで、二番目以降の各チップの検査を行う
度毎にそれぞれの検査前に、アライメント終了条件に基
づいて基準プローブピン22Bのアライメントを終了す
るか否かを判断し、このアライメントを実行すると判断
した時にそのアライメントを実行するようにしたため、
高温検査を行っている間にプローブカード22が熱膨張
しても常にウエハWと基準プローブピン22Bとが位置
ずれを起こすことなく常に安定した針圧で正確に接触
し、信頼性の高い高温検査を行うことができる。
【0036】尚、本発明は上記実施形態に何等制限され
るものではなく、アライメント終了条件等はプローブカ
ードの種類に応じてその都度設定することができる。要
は、高温検査の最中にプローブカードが加熱され、プロ
ーブ端子のピン先位置が変位する場合であれば、本発明
を適用することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項5に記載の発
明によれば、高温検査を行っている間にプローブカード
が熱膨張してもアライメント終了条件に基づいて常に被
検査体とプローブピンとが位置ずれを起こすことなく常
に安定した針圧で正確に接触し、信頼性の高い高温検査
を行うことができるプローブ方法及びプローブ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すプローブ装置の要部を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】本発明のプローブ方法を実施する際に図1に示
すプローブ装置の表示装置に表示される操作画面であ
る。
【図4】本発明のプローブ方法を実施する際のイニシャ
ルチップ検査を行うまでのフローチャートである。
【図5】本発明のプローブ方法を実施する際の二番目以
降のチップ検査を行うまでのフローチャートである。
【図6】本発明のプローブ方法を実施した時のチップの
検査回数とZ方向のピン先位置、Z方向の変位量及び各
チップ検査の検査時間プとの関係を示すグラフである。
【図7】従来のプローブ装置の一例の一部を破断して示
す斜視図である。
【図8】(a)、(b)、(c)はいずれもプローブ装
置を用いたアライメント方法の一例を示す説明図であ
る。
【図9】ウエハの高温検査を行う時の検査経過時間とプ
ローブピンのピン先のZ方向の変位量との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 プローブ装置 12 プローバ室 13 メインコントローラ 20 メインチャック(載置台) 22 プローブカード 22A プローブピン(プローブ端子) 22B 基準プローブピン 131 CPU(中央処理装置) 131A カードコンタクト補正処理部 131B ウエハアライメント実行処理部 132 記憶装置 132A 補正プログラム記憶部 132B アライメント条件記憶部 132C アライメント終了条件記憶部 141A アライメント実行設定手段 141J アライメント終了条件設定手段 W ウエハ(被検査体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 1/06 G01R 31/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X、Y、Z及びθ方向に移動可能な載置
    台を所定の検査温度まで加熱した後、その載置台上に被
    検査体を載置し、上記被検査体に形成された複数の半導
    体素子それぞれの電極とプローブカードのプローブ端子
    とを接触させて各半導体素子の電気的特性検査を順次行
    うプローブ方法において、上記プローブカードの熱膨張
    により変位した上記プローブ端子と上記電極とを接触さ
    せるためにこれら両者の接触位置を補正する工程を有
    し、この補正工程は、最初の半導体素子の検査を行う前
    に、熱膨張する上記プローブ端子の接触位置を補正する
    ために上記プローブ端子のアライメントを実行するか否
    かを判断する工程と、このアライメントを実行すると判
    断した時にそのアライメントを実行する工程と、二番目
    以降の上記各半導体素子の検査を行う度毎にそれぞれの
    検査前に、上記プローブカードが熱的に安定したか否か
    の判断基準となるアライメント終了条件に基づいて上記
    プローブ端子のアライメントを終了するか否かを判断す
    る工程と、このアライメントを実行すると判断した時に
    そのアライメントを実行する工程とを有し、予め、上記
    アライメント終了条件として、前回検査のプローブ端子
    の針先位置から現在の針先位置までの変位量の許容値、
    半導体素子の検査に必要な最少検査時間及びこれら両者
    を連続して同時に満たすべきアライメント回数をそれぞ
    れ設定しておくことを特徴とするプローブ方法。
  2. 【請求項2】 前回検査のプローブ端子の針先位置から
    現在の針先位置までの変位量と上記許容値の大きさを比
    較する工程と、上記変位量が上記許容値より大きい時に
    は上記プローブ端子及び被検査体のアライメントをそれ
    ぞれ行う工程とを有することを特徴とする請求項1に記
    載のプローブ方法。
  3. 【請求項3】 前回検査のチップの検査時間と上記最少
    検査時間を比較する工程と、上記検査時間が上記最少検
    査時間より長い時にはアライメント回数を加算する工程
    とを有することを特徴とする請求項1に記載のプローブ
    方法。
  4. 【請求項4】 X、Y、Z及びθ方向に移動可能で且つ
    所定の検査温度まで加熱可能な載置台と、この載置台上
    に載置された被検査体に形成された各半導体素子と接触
    するプローブ端子を有するプローブカードと、上記載置
    台の移動量を制御する制御装置とを備え、上記制御装置
    の制御下で上記載置台を介して上記被検査体を検査温度
    まで加熱すると共に上記載置台を移動させて上記各半導
    体素子の電気的特性検査を順次行うプローブ装置におい
    て、最初の半導体素子の検査開始前に、熱膨張する上記
    プローブカードのプローブ端子の接触位置を補正するた
    めに上記プローブ端子のアライメントを実行するか否か
    を設定するカードコンタクト補正設定手段と、二番目以
    降の上記各半導体素子の検査を行う度毎にそれぞれの検
    査前に、上記プローブカードが熱的に安定したか否かの
    判断基準となるアライメント終了条件を設定するアライ
    メント終了条件設定手段と、これらの設定手段による設
    定内容を記憶するアライメント条件記憶手段と、このア
    ライメント条件記憶手段の記憶内容に基づいて少なくと
    も上記プローブ端子のアライメントを実行して上記プロ
    ーブ端子と上記電極との接触位置を補正するカードコン
    タクト補正処理手段とを有し、上記アライメント終了条
    件記憶手段に、上記アライメント終了条件として、前回
    検査のプローブ端子の針先位置から現在の針先位置まで
    の変位量の許容量、半導体素子の検査に必要な最少検査
    時間及びこれら両者を連続して同時に満たすべきアライ
    メント回数を、設定することを特徴とするプローブ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記カードコンタクト補正処理手段は、
    二番目以降の上記各半導体素子の検査をそれぞれ行う前
    に、上記被検査体の現在位置をチェックすると共にこの
    チェック内容に即して上記被検査体のアライメントを行
    うウエハアライメント実行処理手段を有することを特徴
    とする請求項4に記載のプローブ装置。
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