JPH1082828A - 半導体デバイス試験装置 - Google Patents

半導体デバイス試験装置

Info

Publication number
JPH1082828A
JPH1082828A JP9144203A JP14420397A JPH1082828A JP H1082828 A JPH1082828 A JP H1082828A JP 9144203 A JP9144203 A JP 9144203A JP 14420397 A JP14420397 A JP 14420397A JP H1082828 A JPH1082828 A JP H1082828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
test
carrier
tray
defective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9144203A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Onishi
武士 大西
Katsuhiko Suzuki
克彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP9144203A priority Critical patent/JPH1082828A/ja
Publication of JPH1082828A publication Critical patent/JPH1082828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローダ部300においてテストトレイTST
に被試験ICを積み込み、テスト部に搬送して試験し、
試験終了後、アンローダ部400において試験済みIC
をテストトレイから汎用トレイKSTに積み換え、空に
なったテストトレイをローダ部へ搬送して上記動作を繰
り返すIC試験装置において、テストトレイに搭載され
るICキャリア16の不良を独立に検出することができ
るIC試験装置を提供する。 【解決手段】 各テストトレイTST0 〜TST10に装
着されるICキャリア16と同じ数の記憶アドレスAR
1 〜AR64を持つICキャリア不良解析メモリ21を設
け、このICキャリア不良解析メモリの各記憶アドレス
に不良と判定されたICの個数を累積記憶させる。累積
値が設定値を越えると、その不良と判定されたICを収
納したICキャリアを不良と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体デバイ
ス、特にその代表例である半導体集積回路素子(以下、
ICと称す)が正常に動作するか否かを試験する半導体
デバイス試験装置に関し、詳しく言うと、試験すべきI
C(被試験IC)をテストトレイに搭載して搬送し、テ
スト部においてテストトレイに搭載したまま被試験IC
をテストヘッド(試験用の各種の電気信号を供給及び受
信する試験装置の部分)のソケットに電気的に接触させ
てICの電気的試験を行い、試験終了後に試験済みIC
をテスト部から搬出し、試験結果のデータに基づいて試
験済みICを良品、不良品に仕分けを行なう形式の半導
体デバイス試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】試験すべき半導体デバイス(一般にDU
Tと呼ばれている)に所定のパターンのテスト信号を印
加してその電気的特性を測定する半導体デバイス試験装
置の電気的部分(一般にテスタ部と呼ばれている)に
は、半導体デバイスをテスト部に搬送し、このテスト部
において半導体デバイスを試験装置本体部分のテストヘ
ッドのソケットに電気的に接触させて試験を行い、試験
後に試験済み半導体デバイスをテスト部から搬出し、試
験結果のデータに基づいて試験済み半導体デバイスを良
品、不良品に仕分けをする半導体デバイス搬送処理装置
(一般にハンドラと呼ばれている)を接続しているもの
が多い。本明細書ではこの種のハンドラを一体的に接続
した試験装置を半導体デバイス試験装置と称する。な
お、以下においては、説明を簡単にするために、半導体
デバイスの代表例であるICを例に取って説明する。
【0003】まず、図4及び図5を参照して水平搬送方
式と呼ばれているハンドラを接続した従来のIC試験装
置の概略の構成を説明する。図示のIC試験装置は、テ
ストトレイTSTに搭載されて搬送されて来た、例えば
半導体メモリのようなICを試験するチャンバ部100
と、これから試験を行なうIC(被試験IC)や、試験
済みのICを分類して格納するIC格納部200と、ユ
ーザが予め汎用トレイ(カストマトレイ)KSTに載置
した被試験ICを、高/低温に耐えるテストトレイTS
Tに転送、載置し直すローダ部300と、チャンバ部1
00での試験が終了し、テストトレイTSTに載置され
て搬送されて来た試験済みのICをテストトレイTST
から汎用トレイKSTに転送、載置し直すアンローダ部
400とを備えている。このアンローダ部400は、一
般には、試験結果のデータに基づいて試験済みICを分
類して対応する汎用トレイに搭載するように構成されて
いる。
【0004】チャンバ部100は、テストトレイTST
に積み込まれた被試験ICに目的とする高温又は低温の
温度ストレスを与える恒温槽101と、この恒温槽10
1で温度ストレスが与えられた状態にあるICの電気的
試験を実行するテストチャンバ102と、テストチャン
バ102での試験が終了したICから、恒温槽101で
与えられた温度ストレスを除去する除熱槽103とによ
って構成されている。テストチャンバ102はその内部
にIC試験装置のテスタ部のテストヘッド104を含
み、このテストヘッド104に取り付けられたソケット
に電気的に接触させられた被試験ICに対してこのテス
トヘッド104を通じて試験用の各種の電気信号を供給
するとともに被試験ICからの応答信号を受信して試験
装置のテスタ部へ送る。
【0005】テストトレイTSTはローダ部300→チ
ャンバ部100の恒温槽101→チャンバ部100のテ
ストチャンバ102→チャンバ部100の除熱槽103
→アンローダ部400→ローダ部300と循環移動され
る。恒温槽101及び除熱槽103はテストチャンバ1
02よりも背が高く、従って、上方に突出した部分を有
する。これら恒温槽101と除熱槽103の上方に突出
した上部間に、図5に示すように基板105が差し渡さ
れ、この基板105上にテストトレイ搬送手段108が
装着され、このテストトレイ搬送手段108によってテ
ストトレイTSTが、除熱槽103側から恒温槽101
に向って移送される。
【0006】除熱槽103は、恒温槽101で被試験I
Cに高温を印加した場合には、送風により冷却して室温
に戻してからアンローダ部400に搬出する。また、恒
温槽101で被試験ICに、例えば−30℃程度の低温
を印加した場合には、温風或いはヒータ等で加熱し、結
露が生じない程度の温度に戻してからアンローダ部40
0へ搬出する。
【0007】ローダ部300で被試験ICが積み込まれ
たテストトレイTSTは、ローダ部300からチャンバ
部100の恒温槽101に搬送される。恒温槽101に
は垂直搬送手段が装着されており、この垂直搬送手段は
複数枚(例えば9枚)のテストトレイTSTを積層状態
で支持できるように構成されている。図示の例ではロー
ダ部300からのテストトレイが一番上に支持され、一
番下のテストトレイがテストチャンバ102へ搬出され
る。垂直搬送手段の垂直方向下方への移動によって一番
上のテストトレイが一番下まで順次移動される間に、ま
た、テストチャンバ102が空くまで待機する間に、被
試験ICは高温又は低温の所定の温度ストレスを与えら
れる。
【0008】テストチャンバ102にはその中央にテス
トヘッド104が配置されており、恒温槽101から一
枚づつ搬出されたテストトレイTSTがテストヘッド1
04の上に運ばれ、後述するように、そのテストトレイ
に搭載された被試験ICの内の所定数の被試験ICがテ
ストヘッド104に取り付けられたICソケット(図示
せず)と電気的に接続される。テストヘッド104を通
じて一枚のテストトレイ上の全ての被試験ICの試験が
終了すると、テストトレイTSTは除熱槽103へ搬送
されて試験済みICの温度ストレスが除去され、これら
ICの温度を室温に戻し、アンローダ部400へ排出す
る。
【0009】除熱槽103も上記恒温槽101と同様に
垂直搬送手段を備えており、この垂直搬送手段により複
数枚(例えば9枚)のテストトレイTSTを積層状態で
支持できるように構成されている。図示の例ではテスト
チャンバ102からのテストトレイが一番下に支持さ
れ、一番上のテストトレイがアンローダ部400へ排出
される。垂直搬送手段の垂直方向上方への移動によって
一番下のテストトレイが一番上まで順次移動される間
に、試験済みICはその温度ストレスが除去されて外部
温度(室温)に戻される。
【0010】アンローダ部400へ排出されたテストト
レイTST上の試験済みICはテストトレイから試験結
果のカテゴリ毎に分類されて、対応する汎用トレイKS
Tに転送、格納される。アンローダ部400で空になっ
たテストトレイTSTはローダ部300に搬送され、こ
こで汎用トレイKSTから再び被試験ICが転送、載置
される。以下、同様の動作を繰り返すことになる。
【0011】ローダ部300において汎用トレイKST
からテストトレイTSTにICを転送するIC搬送手段
としては、図5に示すように、基板105のローダ部3
00の上部に、試験装置の前後方向(この方向をY方向
とする)に延在するように架設された対向する平行な2
本のレール301と、これら2本のレール301間に架
設され、Y方向に移動可能にその両端部がこれら2本の
レール301に支持された可動アーム302と、この可
動アーム302の延在する方向に、従って、試験装置の
左右方向(この方向をX方向とする)に移動可能に可動
アーム302に支持された可動ヘッド303とによって
構成されるX−Y搬送手段304を用いることができ
る。上記構成によれば、可動ヘッド303は、テストト
レイTSTと汎用トレイKSTとの間をY方向に往復移
動することができ、かつ可動アーム302に沿ってX方
向に移動することができる。
【0012】可動ヘッド303の下面には図7を参照し
て後述するIC吸着パッドが上下方向に移動可能に装着
されており、可動ヘッド303のX−Y方向移動とこの
吸着パッドの下方への移動により汎用トレイKSTに載
置されたICに吸着パッドが当接し、真空吸引作用によ
りICを吸着、保持して汎用トレイKSTからテストト
レイTSTにICを搬送する。吸着パッドは可動ヘッド
303に対して、例えば8本程度装着され、一度に8個
のICを汎用トレイKSTからテストトレイTSTに搬
送できるように構成されている。
【0013】なお、汎用トレイKSTの停止位置とテス
トトレイTSTの停止位置との間にはプリサイサと呼ば
れるICの位置修正手段305が設けられる。この位置
修正手段305は比較的深い凹部を有し、この凹部に吸
着パッドに吸着されてテストトレイTSTへ搬送される
ICをいったん落し込む。凹部の周縁は傾斜面で囲まれ
ており、この傾斜面でICの落下位置が規定される。位
置修正手段305によって8個のICの相互の位置を正
確に規定した後、これら位置が規定されたICを再び吸
着パッドにて吸着し、テストトレイTSTに搬送する。
このような位置修正手段305を設ける理由は、汎用ト
レイKSTではICを保持する凹部はICの形状よりも
比較的大きく形成されており、このため、汎用トレイK
STに格納されているICの位置には大きなバラツキが
あり、この状態で吸着パッドにて吸着したICを直接テ
ストトレイTSTに搬送すると、テストトレイTSTに
形成されたIC収納凹部に直接落し込むことができない
ICが存在することになる。このために位置修正手段3
05を設け、この位置修正手段305でテストトレイT
STに形成されたIC収納凹部の配列精度にICの配列
精度を合せるようにしているのである。
【0014】アンローダ部400にはローダ部300に
設けられたX−Y搬送手段304と同一構造の搬送手段
404が2組設けられ、これらX−Y搬送手段404に
よってアンローダ部400に搬出されたテストトレイT
STから試験済みのICを汎用トレイKSTに積み換え
る。各X−Y搬送手段404は、試験装置の前後方向
(Y方向)に延在するように架設された対向する平行な
2本のレール401と、これら2本のレール401間に
架設され、Y方向に移動可能にその両端部がこれら2本
のレール401に支持された可動アーム402と、この
可動アーム402の延在する方向に、従って、試験装置
の左右方向(X方向)に移動可能に可動アーム402に
支持された可動ヘッド403とによって構成されてい
る。
【0015】図6にテストトレイTSTの一例の構造を
示す。テストトレイTSTは方形フレーム12に複数の
さん13が平行かつ等間隔に形成されており、これらさ
ん13の両側、及びさん13と対向するフレーム12の
辺12a、12bにそれぞれ複数の取付け片14が等間
隔で突出形成されている。各さん13の両側の取り付け
片14は、一方の側の取り付け片14が反対側の取り付
け片14の中間に位置するように形成されており、同様
に、フレーム12の辺12a、12bの取り付け片14
は対向するさん13の取り付け片14の中間に位置する
ように形成されている。これら対向するさん13間の空
間、及びさん13と対向する辺12a、12bとの間の
空間に、それぞれ多数個のICキャリア16が並置状態
で収納される。各ICキャリア16は、これら空間にお
いて位置がずれている斜めに対向する2つの取付け片1
4を対角線方向の角部に含む1つの長方形の区画である
キャリア収納部15に収納される。従って、図示の例で
は各さん13の一方の側に16個の取り付け片14が形
成されているから、上記各空間に16個のキャリア収納
部15が形成され、16個のICキャリア16が取り付
けられる。図示の例では4つの空間があるからICキャ
リア16は1つのテストトレイTSTに16×4個、合
計で64個、取り付けることができる。各ICキャリア
16は2つの取付け片14にファスナ17により取り付
けられる。
【0016】ICキャリア16の外形は同一形状、同一
寸法をしており、その中央部にIC素子を収納するIC
収容部19が形成されている。この例ではIC収容部1
9は方形の凹部とされている。このIC収容部19の形
状及び寸法は収容するIC素子の形状及び寸法に応じて
決められる。このため、被試験ICの形状及び寸法が相
違する毎に、対応する形状及び寸法のIC収容部19を
有するICキャリア16が用意され、被試験ICの形状
及び寸法に従ってICキャリアを交換する。IC収容部
19の外形はキャリア収納部15の対向する取り付け片
間の空間に遊嵌する寸法に選択されており、IC収容部
19の両端部には取付け片14上に配置される突出部が
それぞれ設けられている。これら両突出部にはファスナ
17が挿通される取付け用の穴21と、位置決め用ピン
が挿入される穴22とがそれぞれ形成されている。
【0017】ICキャリア16に収納されたIC素子の
位置ずれや飛出しを防止するため、例えば図7に示すよ
うに一対のラッチ23がICキャリア16に取り付けら
れている。これらラッチ23はIC収容部19の底面か
ら上方に突出するように一体に形成されており、かつI
Cキャリア16を構成する樹脂材の弾性により、これら
ラッチ23はそれらの先端部の対向する爪が閉じる方向
に弾性バイアスされている。従って、IC素子をIC収
容部19に収容する際に、又はIC収容部19から取り
出す際に、IC素子を吸着するIC吸着パッド24の両
側に配置されたラッチ解放機構25により2つのラッチ
23の先端部間の間隔を広げた後、ICの収容又は取り
出しが行われる。ラッチ解放機構25をラッチ23から
離すと、これらラッチ23はその弾性力で元の状態に戻
り、収容されたICはラッチ23先端部の爪で抜け止め
された状態に保持される。
【0018】ICキャリア16は図8に示すようにIC
素子のピン18を下面側に露出させた状態でIC素子を
保持する。テストヘッド104にはICソケットが取り
付けられており、このICソケットのコンタクト104
Aがテストヘッド104の上面から上方へ突出してい
る。この露出したIC素子のピン18をICソケットの
コンタクト104Aに押し付け、IC素子をテストヘッ
ドのICソケットに電気的に接続する。このためにテス
トヘッド104の上部にはIC素子を下向きに押圧して
抑え付ける圧接子(プッシャー)20が設けられ、この
圧接子20が各ICキャリア16に収納されているIC
素子を上方から押圧して抑え付け、テストヘッド104
に接触させるように構成されている。
【0019】図4及び図5を再び参照すると、IC格納
部200には被試験ICを格納した汎用トレイKSTを
収容する被試験ICストッカ201と、試験の結果に応
じてカテゴリ毎に分類された試験済みICを格納した汎
用トレイKSTを収容する試験済みICストッカ202
とが設けられている。これら被試験ICストッカ201
及び試験済みICストッカ202は汎用トレイを積層状
態で収容できるように構成されている。被試験ICスト
ッカ201に積層状態で収容された被試験ICを格納し
た汎用トレイKSTは上部のトレイから順次ローダ部3
00に運ばれ、ローダ部300において汎用トレイKS
Tからローダ部300に停止しているテストトレイTS
Tに被試験ICを積み換える。なお、被試験ICストッ
カ201及び試験済みICストッカ202は同じ形状及
び構造を有するものでよい。
【0020】図4及び図5に示す例では、試験済みIC
ストッカ202として8個のストッカSTK−1、ST
K−2、・・・、STK−8を用意し、試験結果に応じ
て最大8つのカテゴリに分類して格納できるように構成
されている。これは、試験済みICを良品と不良品の別
の外に、良品の中でも動作速度が高速のもの、中速のも
の、低速のもの、或いは不良品の中でも再試験が必要な
もの等に仕分けすることがあるからである。仕分け可能
なカテゴリの最大が8種類としても、図示の例ではアン
ローダ部400には4枚の汎用トレイKSTしか配置す
ることができない。このため、アンローダ部400に配
置されている汎用トレイKSTに割り当てられたカテゴ
リ以外のカテゴリに分類される試験済みIC素子が発生
した場合には、アンローダ部400から1枚の汎用トレ
イKSTをIC格納部200に戻し、これに代えて新た
に発生したカテゴリのIC素子を格納すべき汎用トレイ
KSTをIC格納部200からアンローダ部400へ転
送し、そのIC素子を格納するという手順を取ってい
る。
【0021】図5に示すように、被試験ICストッカ2
01及び試験済みICストッカ202の上部には基板1
05との間において被試験ICストッカ201と試験済
みICストッカ202の配列方向(試験装置の左右方
向)の全範囲にわたって移動可能なトレイ搬送手段20
5が設けられている。このトレイ搬送手段205はその
下面に汎用トレイKSTを把持する把持具を備えてい
る。被試験ICストッカ201の上部にトレイ搬送手段
205を移動させ、その状態でエレベータ204を駆動
し、ストッカ201内に積み重ねられた汎用トレイKS
Tを上昇させる。上昇して来た汎用トレイKSTの最上
段のトレイをトレイ搬送手段205の把持具で把持す
る。トレイ搬送手段205に被試験ICを格納している
最上段の汎用トレイKSTを引き渡すと、エレベータ2
04は下降し、元の位置に戻る。トレイ搬送手段205
は水平方向に移動し、ローダ部300の位置で停止す
る。この位置でトレイ搬送手段205は把持具から汎用
トレイを外し、僅か下方に位置するトレイ受け(図示せ
ず)に汎用トレイKSTを降ろす。トレイ受けに汎用ト
レイKSTを降ろしたトレイ搬送手段205はローダ部
300以外の位置に移動する。この状態で汎用トレイK
STが載置されているトレイ受けの下側からエレベータ
204が上昇し、このトレイ受けを上方へ上昇させる。
従って、被試験ICを搭載している汎用トレイKSTも
上方に上昇させられ、基板105に形成された窓106
に汎用トレイKSTが露出した状態に保持される。
【0022】アンローダ部400の上部の基板105に
も同様の窓106が2つ形成されており、これら窓10
6から空の汎用トレイが露出した状態に保持されてい
る。各窓106は、この例では、2つの汎用トレイが露
出する寸法を有しており、従って、アンローダ部400
の2つの窓106からは4つの空の汎用トレイが露出し
ている。これら空の汎用トレイKSTに、各汎用トレイ
に割り当てたカテゴリに従って、試験済みICを分類し
て格納する。ローダ部300の場合と同様に、各汎用ト
レイはトレイ受け上に載置されており、各トレイ受けは
エレベータ204によって上下方向に昇降される。1つ
の汎用トレイが満杯になると、その汎用トレイKSTは
エレベータ204によって窓106の位置から降下さ
れ、トレイ搬送手段205によって自己に割り当てられ
たカテゴリのトレイ格納位置に収納される。なお、図4
及び図5に示す参照符号206は空の汎用トレイKST
を収容する空トレイストッカを示す。この空トレイスト
ッカ206から空の汎用トレイがトレイ搬送手段20
5、エレベータ204によってアンローダ部400の各
窓106の位置に搬送、保持され、試験済みICの格納
に供せられる。
【0023】テストヘッド104に一度に接続されるI
C素子の個数はテストヘッド104に取り付けられたI
Cソケットの個数に依存する。図6に示した構造のテス
トトレイTSTを使用した場合には、上述したように、
IC素子を収納するICキャリア16がテストトレイT
STに4行×16列のマトリックス状に配列されるか
ら、合計で64個のIC素子を搭載することができる。
【0024】一方、IC試験装置で一度にテストするこ
とができるIC素子の個数には限度があり、64個のよ
うな多数個のIC素子を一度にテストすることは困難で
ある。例えばIC試験装置が16個のIC素子を一度に
テストできるように構成されている場合には、各行の3
列置きのIC素子を一度に全部テストできるように4×
4の16個のICソケットがテストヘッド104に取り
付けられる。つまり、1回目のテストは各行の1、5、
9、13列にそれぞれ配置された16個のIC素子(斜
線で指示するICキャリア16に収納されたIC素子)
に対して実施され、2回目のテストはテストトレイTS
TをIC素子1列分移動させて各行の2、6、10、1
4列に配置された16個のIC素子に対して実施され、
以下同様にして4回のテストを実施することにより全て
のIC素子を試験する。
【0025】なお、各行の1列置きのIC素子を一度に
全部テストできるようにテストヘッド104に4×8の
32個のICソケットを取り付けることができる場合に
は、2回のテストを実施するだけで4行×16列に配列
された64個のすべてのIC素子を試験することができ
ることは言うまでもない。試験の結果は、テストトレイ
TSTに付された、例えば、識別番号と、テストトレイ
TSTの内部で割り当てたICキャリア16の番号とに
よってアドレスを決定し、メモリに記憶する。この試験
結果は、アンローダ部400において試験済みのICを
テストトレイTSTから汎用トレイKSTに積み換える
際に、良品と不良品とに仕分けするためのデータとして
使用される。このデータは仕分け作業が終了するとメモ
リから消去される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来はテストヘッド1
04の各ICソケット毎に対応するメモリを用意し、同
一ソケットで試験したICの不良発生数を集計して各メ
モリに記憶させ、記憶された不良発生数が所定値を越え
たら関連するICソケットに不具合が有るものと判定
し、そのICソケットを使用する位置のICキャリア1
6に被試験ICを搭載しないように規制する方法を採用
していた。
【0027】このような方法によってICソケットの不
具合を検出した場合に、不具合有りと判定されたICソ
ケットを調べて見ても、そのICソケットに異常が見ら
れない場合がしばしばあり、その原因究明に多くの時間
と人手が掛るという欠点があった。上記原因を究明した
結果、テストトレイTSTに取り付けられた特定のIC
キャリア16に不具合が発生している場合に、ICソケ
ットに異常がなくてもICソケットの不具合と判定され
てしまうということが分かった。ICキャリア16の不
具合としては、ICキャリア16のIC素子を収納する
IC収容部19の一部に欠けが発生したり、或いは樹脂
成形時のバリが僅かに残っていたために、収納されたI
Cの端子が変形し、ICソケットとの接触が不完全にな
ってしまうという事例が多かった。
【0028】上記欠点は、断面ほぼ長方形の筒体である
棒状のマガジンと呼ばれるIC収納容器に収納されてい
るICでも、汎用トレイに収納されているICでも、テ
ストトレイに積み換えてテスト部に搬送して試験し、試
験結果のデータに基づいて種々の処理を行うように構成
されているマガジン・トレイ兼用型のハンドラ(例え
ば、特願平6−171911号参照)を使用した場合に
も、同様に発生する。
【0029】この発明の目的は、テストヘッドに取り付
けられたICソケットの不良を検出すると共に、テスト
トレイに取り付けられたICキャリアの不良も独立に検
出することができるIC試験装置を提供することであ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、テスタ部とハンドラ部とを備え、ハンドラ部の
ローダ部において複数個のICキャリアに被試験ICを
搭載し、これらICキャリアを上記ローダ部からハンド
ラ部のテスト部に搬送してICを試験し、試験終了後、
試験済みICを搭載した上記ICキャリアを上記テスト
部からハンドラ部のアンローダ部に搬出し、このアンロ
ーダ部において上記ICキャリア上の試験済みICを別
のIC収納容器に積み換え、空になったICキャリアを
上記アンローダ部から上記ローダ部へ搬送して上記動作
を繰り返すように構成されているIC試験装置におい
て、上記ICキャリアのそれぞれ毎に試験結果を累積記
憶するICキャリア不良解析メモリと、このICキャリ
ア不良解析メモリに記憶される不良発生個数又は不良発
生率が所定の設定値を越えたか否かを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に従ってIC試験装置の状
態を予め設定した状態に制御する制御手段とを具備する
IC試験装置が提供される。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、テ
スタ部とハンドラ部とを備え、ハンドラ部のローダ部に
おいて、枠体に1又は複数個のICキャリアを装着した
構成のテストトレイに被試験ICを搭載し、このテスト
トレイを上記ローダ部からハンドラ部のテスト部に搬送
し、このテスト部において、上記テストトレイに搭載さ
れているICをテスタ部のテストヘッドに取り付けられ
た1又は複数個のソケットと電気的に接触させてICを
試験し、試験終了後、試験済みICを搭載したテストト
レイを上記テスト部からハンドラ部のアンローダ部に搬
出し、このアンローダ部において上記テストトレイ上の
試験済みICを他のIC収納容器に積み換え、空になっ
たテストトレイを上記アンローダ部から上記ローダ部へ
搬送して上記動作を繰り返すように構成されているIC
試験装置において、上記ICキャリアのそれぞれ毎に試
験結果を累積記憶するICキャリア不良解析メモリと、
このICキャリア不良解析メモリに記憶される不良発生
個数又は不良発生率が所定の設定値を越えたか否かを判
定する判定手段と、この判定手段の判定結果に従ってI
C試験装置の状態を予め設定した状態に制御する制御手
段とを具備するIC試験装置が提供される。
【0032】さらに、請求項9に記載の発明によれば、
テスタ部とハンドラ部とを備え、ハンドラ部のローダ部
において、枠体に複数個のICキャリアを装着した構成
のテストトレイに被試験ICを搭載し、このテストトレ
イを上記ローダ部からハンドラ部のテスト部に搬送し、
このテスト部において、上記テストトレイに搭載されて
いるICをテスタ部のテストヘッドに取り付けられた1
又は複数個のソケットと電気的に接触させてICを試験
し、試験終了後、試験済みICを搭載したテストトレイ
を上記テスト部からハンドラ部のアンローダ部に搬出
し、このアンローダ部において上記テストトレイ上の試
験済みICを他のIC収納容器に積み換え、空になった
テストトレイを上記アンローダ部から上記ローダ部へ搬
送して上記動作を繰り返すように構成されているIC試
験装置において、各テストトレイに装着された上記複数
個のICキャリアのそれぞれ毎に、搭載された被試験I
Cの試験結果のうちの不良結果を累積記憶するICキャ
リア不良解析メモリと、このICキャリア不良解析メモ
リに記憶される不良発生個数又は不良発生率が所定の設
定値を越えたか否かを判定する判定手段と、この判定手
段の判定結果に従ってIC試験装置の状態を予め設定し
た状態に制御する制御手段と、少なくとも上記不良発生
個数の設定値、上記不良発生率の設定値、及び上記IC
試験装置の制御状態を予め設定するためのディスプレイ
とを具備するIC試験装置が提供される。
【0033】請求項1、2及び9に記載の発明の好まし
い特定の一実施形態においては、上記判定手段は、同一
のテストトレイの同一のICキャリアに搭載された被試
験ICが連続して所定個数以上不良と判定されたときに
そのICキャリアを不良と判定する連続モードに設定さ
れる。請求項1、2及び9に記載の発明の好ましい他の
特定の実施形態においては、上記判定手段は、同一のテ
ストトレイの同一のICキャリアに搭載された被試験I
Cの、所定個数毎の不良数が所定の比率以上であると判
定されたときに、そのICキャリアを不良と判定する歩
留りモードに設定される。
【0034】請求項1、2及び9に記載の発明の好まし
いさらに他の特定の実施形態においては、上記連続モー
ドと、上記歩留りモードの何れか一方を選択して上記判
定手段に設定する判定モード設定手段がさらに設けられ
ている。請求項9に記載の発明の好ましい特定の実施形
態においては、上記ディスプレイは、不良と判定された
ICキャリアが検出された場合に、その不良と判定され
たICキャリアに上記ローダ部において被試験ICを搭
載しないように制御するスェイルストップ制御モード
と、不良と判定されたICキャリアが検出された場合に
上記IC試験装置からアラームを発生させるアラーム制
御モードと、不良と判定されたICキャリアが検出され
た場合に、その不良と判定されたICキャリアに上記ロ
ーダ部において被試験ICを搭載しないように制御する
と共に上記IC試験装置からアラームを発生させるフェ
イルストップ・アラーム制御モードとをさらに有してい
る。
【0035】請求項9に記載の発明の好ましい他の特定
の実施形態においては、上記ディスプレイは、ICキャ
リアの不良の種類を複数のカテゴリから選択して設定す
るフェイル・ストップ・カテゴリをさらに有し、上記デ
ィスプレイ上で設定されたカテゴリの不良が発生した場
合にのみ上記ICキャリア不良解析メモリに不良の発生
を累積記憶させる。上記請求項1に記載のIC試験装置
によれば、各ICキャリア毎にICの不良発生個数又は
ICの不良発生率をICキャリア不良解析メモリに累積
記憶し、不良判定モードを連続モードに設定した場合に
は、所定回数の連続する試験結果がすべて不良と判定さ
れた場合にそのICキャリアを不良と判定し、一方、不
良判定モードを歩留りモードに設定した場合には、所定
回数の試験を行った結果、ICキャリア毎の不良の発生
率が所定の比率以上になった場合に、そのICキャリア
を不良と判定する。従って、連続モード又は歩留りモー
ドの何れであっても、各ICキャリア別に不良の発生頻
度を監視することができる。その結果、ICキャリアの
不具合に起因する不良の発生をICソケットの不具合に
起因する不良と区別して検出することができる。
【0036】上記請求項2及び9に記載のIC試験装置
によれば、各テストトレイのICキャリア毎にICの不
良発生数を累積加算し、その加算値が設定値と一致する
か又はこれを越えた時点でそのICを搭載したICキャ
リアを不良と判定するようにしたので、不良の発生原因
は、すべてのテストトレイの同一位置に配置されたIC
キャリアのすべて又は多くが不良と判定される場合を除
けば、ICキャリアに起因する確率が高い。従って、す
べてのテストトレイの同一位置に配置されたICキャリ
アのすべて又は多くが不良と判定される場合はICソケ
ットの不具合による不良と判断することができる。これ
に対し、特定のテストトレイ中の何れか1つのICキャ
リアに搭載したICの不良発生頻度が高い場合には、I
Cソケットの不具合とは関係がないと判断することがで
きるから、そのICキャリアの不具合に起因する不良の
発生と判定することができる。
【0037】従って、この発明によれば、ICの不良発
生がICソケットに起因する不良なのか、ICキャリア
の不具合による不良なのかを多くの時間と人手をかける
必要なく判定することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】この発明によるIC試験装置の一
実施形態を図1に示す。このIC試験装置は図4乃至9
を参照して前述した水平搬送方式のハンドラHMを装着
したものであり、被試験ICに所定のパターンのテスト
信号を印加してその電気的特性を測定するIC試験装置
の電気的な部分であるテスタ部(図5の主として下側の
基台部分)と、ハンドラHM(図5の主として上側の機
構部分)とによって構成されている。
【0039】ハンドラHMは、図1には簡略化して示す
が、前述した従来のIC試験装置と同様に、テストトレ
イTSTに搭載されて搬送されて来たICを試験するチ
ャンバ部と、被試験ICや試験済みのICを分類して格
納するIC格納部と、ユーザが予め汎用トレイに載置し
た被試験ICを、高/低温に耐えるテストトレイに転
送、載置し直すローダ部と、チャンバ部での試験が終了
し、テストトレイに載置されて搬送されて来た試験済み
のICをテストトレイから汎用トレイに転送、載置し直
すアンローダ部とを備えている。また、チャンバ部は、
テストトレイに積み込まれた被試験ICに目的とする高
温又は低温の温度ストレスを与える恒温槽と、この恒温
槽で温度ストレスが与えられた状態にあるICを、テス
タ部のテストヘッドのソケットに電気的に接触させて試
験を実行するテストチャンバと、テストチャンバでの試
験が終了したICから、恒温槽で与えられた温度ストレ
スを除去する除熱槽とによって構成されている。
【0040】図1の実施形態はハンドラHM内にテスト
トレイTSTが11枚用いられている場合を示す。TS
0 はテストチャンバのテストヘッド104の位置に停
止しているテストトレイを示す。このテストトレイTS
0 から移動方向に順番にTST1 〜TST10と各テス
トトレイに番号を付すことにする。テストヘッド104
にはメインフレームと呼ばれる箱状体に形成されたテス
ト装置TESが接続されている。このテスト装置TES
内には、テストヘッド104を通じてテストトレイに搭
載された被試験ICに印加すべき所定のパターンのテス
ト信号、アドレス信号等を発生すると共に被試験ICか
らの応答信号を受信し、処理して被試験ICの電気的特
性を測定するテスタ部が収納されている。
【0041】この発明ではテスト装置TESで得られた
試験結果をテストトレイTST0 〜TST10のそれぞれ
に対応して記憶するICキャリア不良解析メモリ21を
設ける。このICキャリア不良解析メモリ21は、図2
に示すように、テストトレイTST0 〜TST10のそれ
ぞれに対応した記憶領域M0 〜M10を有すると共に、各
記憶領域M0 〜M10に各テストトレイTST0 〜TST
10に取り付けたICキャリア16に対応した記憶アドレ
スを設定する。この例では各テストトレイTSTにIC
キャリア16が64個取り付けられているので、各記憶
領域M0 〜M10にはICキャリアの個数(64個)に対
応した数の記憶アドレスAR1 〜AR64が設定されてい
る。各記憶アドレスAR1 〜AR64には対応するICキ
ャリア16の使用回数と不良発生回数を記憶させる。
【0042】さらに、この発明では、上記ICキャリア
不良解析メモリ21の他に、ICキャリア16が不良で
あると判定するためのモードを設定する判定モード設定
手段22と、この判定モード設定手段22で連続モード
が設定された場合に動作する連続モード判定手段23A
と、判定モード設定手段22で歩留りモードが設定され
た場合に動作する歩留りモード判定手段23Bと、これ
ら連続モード及び歩留りモード判定手段23A及び23
Bの判定結果に従って予め設定した状態にIC試験装置
を制御する制御手段24、25、26とを設ける。な
お、判定モードとしてこの例では連続モードと歩留りモ
ードを設けたが、これに限定されるものではない。
【0043】図3に判定モード設定手段22のディスプ
レイ上のモード設定用の表示画面の一例を示す。1行目
に表示されたフェイル・ストップ・カテゴリという項目
はICの不良の種類を表わす。つまり、テスト装置TE
SがICを不良と判定した場合、その不良の種類(主に
接触不良によって発生するものと考えられる不良)を0
〜9の10のカテゴリに分け、この行の右側の設定欄2
2Aに不良の種類に対応した番号0〜9の中の何れかを
入力する。これによって不良の種類を1つに特定し、そ
の特定した種類の不良が発生した場合にICキャリア不
良検出のための計数動作を行なわせる。
【0044】2行目の不良判定モードの項目は連続モー
ドと歩留りモードのいずれかを設定するためのもので、
連続モードを設定する場合にはこの行の右側の設定欄2
2B「連続」に、また、歩留りモードを設定する場合に
は設定欄22C「歩留り」にカーソル(特に図示しな
い)を合せ、リターンキーを押すことにより、連続モー
ドか歩留りモードに設定することができる。連続モード
を選択した場合には、カーソルは3行目のフェイル・ス
トップ・カウントの項目の設定欄22Eに移動する。
【0045】3行目のフェイル・ストップ・カウントの
項目は、1行目のフェイル・ストップ・カテゴリの項目
で特定した不良の種類が連続して何回発生したらICキ
ャリア16の不良と判定するかについての不良の連続発
生回数を設定するためのもので、右側の設定欄22Eに
設定する回数(0〜9)を入力する。なお、0を入力し
た場合には2行目の不良判定モードの項目で「連続」と
設定していても、連続モードに設定されていないと判断
されることになる。
【0046】2行目の不良判定モードの項目において
「歩留り」を設定した場合には、カーソルは5行目の個
数設定の項目の設定欄22Fに移動する。この設定欄2
2Fには歩留りの分母に相当する数値を例えば10〜9
0の範囲の数字で設定する。例えば設定欄22Fに10
と設定すると、同一のICキャリアにICが10回搭載
され、テストチャンバにおいてテストが10回行われる
毎に歩留りが算出され、ICキャリアの良否が判定され
る。不良発生の累積値は同一のICキャリアに搭載され
た10個のICの試験が終了する毎にリセットされる。
【0047】設定欄22Fの入力が終了すると、カーソ
ルは6行目の不良率の項目の設定欄22Gに移動する。
この設定欄22Gには不良率のパーセント(%)を例え
ば0〜90の範囲の数字で設定する。この例では判定モ
ード設定手段22の表示画面の下側に制御モードの設定
欄が設けられている。この制御モードの設定欄は(1)
フェイルストップ、(2)アラーム、(3)フェイルス
トップ・アラームの3つの項目があり、ICキャリア1
6が不良であると判定された場合に、IC試験装置をど
のような状態に制御するかを設定するために設けられて
いる。
【0048】項目(1)のフェイルストップとは、不良
と判定されたICキャリアが検出された場合に、その不
良と判定されたICキャリアにローダ部において被試験
ICを搭載しないように制御する設定状態を示す。項目
(2)のアラームとは、不良と判定されたICキャリア
が検出された場合に、アラームを発生させる設定状態を
示す。
【0049】項目(3)のフェイルストップ・アラーム
とは、不良と判定されたICキャリアが検出された場合
に、その不良と判定されたICキャリアに被試験ICを
搭載しないように制御すると共に、アラームも発生させ
る設定状態を示す。これら制御モードの設定は右側の設
定欄22Hに例えば(1)〜(3)の項目の番号を入力
することによって行われる。
【0050】判定モード設定手段22において2行目の
項目の不良判定モードと、その数値条件を設定すると、
その設定した判定モードに従って連続モード判定手段2
3A又は歩留りモード判定手段23Bが起動される。例
えば、連続モードを設定した場合には連続モード判定手
段23Aが起動される。連続モードにおいては、各IC
キャリア16に搭載されたICが不良と判定され、その
不良の種類が設定欄22Aに設定した種類と一致した場
合にのみ、ICキャリア不良解析メモリ21の各アドレ
スAR1〜AR64に、不良発生数1が記憶される。こ
の不良発生数は累積して記憶される。不良の発生が連続
し、設定欄22Eに設定した数値を越えて発生すると、
そのICキャリアは不良と判定される。不良と判定され
ると、制御モード設定欄22Hに設定した制御モードに
対応する制御手段24、25、26の何れかが起動さ
れ、設定した制御モードでIC試験装置を制御する。
【0051】これに対し、歩留りモードを設定した場合
には、歩留りモード判定手段23Bが起動され、各IC
キャリア毎に設定欄22Fに設定された所定の回数ず
つ、例えば10回ずつ試験結果を累積する。その結果、
不良の発生率が設定欄22Gに設定された所定のパーセ
ント、例えば50%を越えると、そのICキャリアを不
良と判定し、制御モード設定欄22Hに設定した制御モ
ードに対応する制御手段24、25、26の何れかを起
動させる。
【0052】上述したように歩留りモードにおいては、
設定欄22Fに例えば数値「10」を設定したとする
と、各ICキャリアにICが10回搭載されて10回の
テストが終了する毎に、ICキャリア不良解析メモリ2
1に記憶された不良発生数の累積値はリセットされる。
従って、この例では10回の試験毎に歩留りを判定し、
設定欄22Gに設定した歩留りと一致するか又はこれを
越えた時点で制御手段24、25、26の何れかが起動
されることになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各テストトレイTSTに取り付けられた各ICキャ
リア毎にICの不良発生数を累積加算し、その加算値が
設定値と一致するか又はこれを越えた時点でそのICを
搭載したICキャリアを不良と判定するようにしたの
で、不良の発生原因は、すべてのテストトレイTSTの
同一位置に配置されたICキャリア(テストヘッド10
4の同一のICソケットで試験される位置のICキャリ
ア)のすべて又は多くが不良と判定される場合を除け
ば、ICキャリアに起因する確率が高い。つまり、各テ
ストトレイTSTにおいて、同一のICソケットで試験
される位置のICキャリアのすべて又は多くが不良と判
定される場合には、ICソケットの不具合による不良と
判断することができる。
【0054】これに対し、特定のテストトレイ、例えば
テストトレイTST0 の中の何れか1つのICキャリア
16に搭載したICの不良発生頻度が高い場合には、I
Cソケットの不具合とは関係がないと判断することがで
きるから、そのICキャリア16の不具合に起因する不
良の発生と判定することができる。従って、この発明に
よれば、ICの不良発生がICソケットに起因する不良
なのか、ICキャリアの不具合による不良なのかを多く
の時間と人手をかける必要なく判定することができる。
よって、短時間に不良の発生原因を特定することができ
るようになり、精度が向上した、かつ使い勝手のよいI
C試験装置を提供することができるという利点が得られ
る。
【0055】なお、上記の実施形態では水平搬送方式の
ハンドラを試験装置に接続したIC試験装置にこの発明
を適用したが、この発明は、棒状のマガジンと呼ばれる
IC収納容器に収納されているICでも、汎用トレイに
収納されているICでも、テストトレイに積み換えてテ
スト部に搬送して試験し、試験結果のデータに基づいて
種々の処理を行うように構成されているマガジン・トレ
イ兼用型のハンドラを接続したIC試験装置にも適用で
き、同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
この方式のハンドラを使用する場合には、棒状のマガジ
ンを水平状態から傾斜させて内部のICを自重によって
自然滑走させ、その後テストトレイにICを積み換える
場所をローダ部と定義する。
【0056】また、上記説明では半導体デバイスとして
ICを例にとって説明したが、IC以外の他の半導体デ
バイスを試験する試験装置にもこの発明が適用でき、同
様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による半導体デバイス試験装置の一実
施例の主要部の構成を説明するための図である。
【図2】図1に示した半導体デバイス試験装置に使用さ
れたキャリア不良解析メモリの内部構造の一例を説明す
るための図である。
【図3】図1に示した半導体デバイス試験装置に使用さ
れた判定モード設定手段の一例を説明するための図であ
る。
【図4】従来のIC試験装置の一例を、チャンバ部を斜
視図的に示す概略平面図である。
【図5】図4に示したIC試験装置の概略斜視図であ
る。
【図6】IC試験装置に使用されるテストトレイの一例
の構造を説明するための分解斜視図である。
【図7】図6に示したテストトレイのIC収容部に格納
されたICを保持するラッチ機構を説明するための概略
斜視図である。
【図8】図6に示したテストトレイに搭載された被試験
ICとテストヘッドとの電気的接続状態を説明するため
の拡大断面図である。
【図9】テストトレイに搭載した被試験ICの試験の順
序を説明するための平面図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスタ部とハンドラ部とを備え、ハンド
    ラ部のローダ部において複数個の半導体デバイスキャリ
    アに被試験半導体デバイスを搭載し、これら半導体デバ
    イスキャリアを上記ローダ部からハンドラ部のテスト部
    に搬送して半導体デバイスを試験し、試験終了後、試験
    済み半導体デバイスを搭載した上記半導体デバイスキャ
    リアを上記テスト部からハンドラ部のアンローダ部に搬
    出し、このアンローダ部において上記半導体デバイスキ
    ャリア上の試験済み半導体デバイスを別の半導体デバイ
    ス収納容器に積み換え、空になった半導体デバイスキャ
    リアを上記アンローダ部から上記ローダ部へ搬送して上
    記動作を繰り返すように構成されている半導体デバイス
    試験装置において、 上記半導体デバイスキャリアのそれぞれ毎に試験結果を
    累積記憶する半導体デバイスキャリア不良解析メモリ
    と、 この半導体デバイスキャリア不良解析メモリに記憶され
    る不良発生個数又は不良発生率が所定の設定値を越えた
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に従って半導体デバイス試験装
    置の状態を予め設定した状態に制御する制御手段とを具
    備することを特徴とする半導体デバイス試験装置。
  2. 【請求項2】 テスタ部とハンドラ部とを備え、ハンド
    ラ部のローダ部において、枠体に1又は複数個の半導体
    デバイスキャリアを装着した構成のテストトレイに被試
    験半導体デバイスを搭載し、このテストトレイを上記ロ
    ーダ部からハンドラ部のテスト部に搬送し、このテスト
    部において、上記テストトレイに搭載されている半導体
    デバイスをテスタ部のテストヘッドに取り付けられた1
    又は複数個のソケットと電気的に接触させて半導体デバ
    イスを試験し、試験終了後、試験済み半導体デバイスを
    搭載したテストトレイを上記テスト部からハンドラ部の
    アンローダ部に搬出し、このアンローダ部において上記
    テストトレイ上の試験済み半導体デバイスを他の半導体
    デバイス収納容器に積み換え、空になったテストトレイ
    を上記アンローダ部から上記ローダ部へ搬送して上記動
    作を繰り返すように構成されている半導体デバイス試験
    装置において、 上記半導体デバイスキャリアのそれぞれ毎に試験結果を
    累積記憶する半導体デバイスキャリア不良解析メモリ
    と、 この半導体デバイスキャリア不良解析メモリに記憶され
    る不良発生個数又は不良発生率が所定の設定値を越えた
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に従って半導体デバイス試験装
    置の状態を予め設定した状態に制御する制御手段とを具
    備することを特徴とする半導体デバイス試験装置。
  3. 【請求項3】 上記判定手段は、同一のテストトレイの
    同一の半導体デバイスキャリアに搭載された被試験半導
    体デバイスが連続して所定個数以上不良と判定されたと
    きにその半導体デバイスキャリアを不良と判定する連続
    モードに設定されることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の半導体デバイス試験装置。
  4. 【請求項4】 上記判定手段は、同一のテストトレイの
    同一の半導体デバイスキャリアに搭載された被試験半導
    体デバイスの、所定個数毎の不良数が所定の比率以上で
    あると判定されたときに、その半導体デバイスキャリア
    を不良と判定する歩留りモードに設定されることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の半導体デバイス試
    験装置。
  5. 【請求項5】 上記連続モードと、上記歩留りモードの
    何れか一方を選択して上記判定手段に設定する判定モー
    ド設定手段をさらに含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の半導体デバイス試験装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記半導体デバイス試
    験装置の状態を、不良と判定された半導体デバイスキャ
    リアが検出された場合に、その不良と判定された半導体
    デバイスキャリアに上記ローダ部において被試験半導体
    デバイスを搭載しないように制御するスェイルストップ
    制御状態に設定することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の半導体デバイス試験装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記半導体デバイス試
    験装置の状態を、不良と判定された半導体デバイスキャ
    リアが検出された場合に上記半導体デバイス試験装置か
    らアラームを発生させるアラーム制御状態に設定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の半導体デバイス試験装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記半導体デバイス試
    験装置の状態を、不良と判定された半導体デバイスキャ
    リアが検出された場合に、その不良と判定された半導体
    デバイスキャリアに上記ローダ部において被試験半導体
    デバイスを搭載しないように制御すると共に上記半導体
    デバイス試験装置からアラームを発生させるフェイルス
    トップ・アラーム制御状態に設定することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の半導体デバイ
    ス試験装置。
  9. 【請求項9】 テスタ部とハンドラ部とを備え、ハンド
    ラ部のローダ部において、枠体に複数個の半導体デバイ
    スキャリアを装着した構成のテストトレイに被試験半導
    体デバイスを搭載し、このテストトレイを上記ローダ部
    からハンドラ部のテスト部に搬送し、このテスト部にお
    いて、上記テストトレイに搭載されている半導体デバイ
    スをテスタ部のテストヘッドに取り付けられた1又は複
    数個のソケットと電気的に接触させて半導体デバイスを
    試験し、試験終了後、試験済み半導体デバイスを搭載し
    たテストトレイを上記テスト部からハンドラ部のアンロ
    ーダ部に搬出し、このアンローダ部において上記テスト
    トレイ上の試験済み半導体デバイスを他の半導体デバイ
    ス収納容器に積み換え、空になったテストトレイを上記
    アンローダ部から上記ローダ部へ搬送して上記動作を繰
    り返すように構成されている半導体デバイス試験装置に
    おいて、 各テストトレイに装着された上記複数個の半導体デバイ
    スキャリアのそれぞれ毎に、搭載された被試験半導体デ
    バイスの試験結果のうちの不良結果を累積記憶する半導
    体デバイスキャリア不良解析メモリと、 この半導体デバイスキャリア不良解析メモリに記憶され
    る不良発生個数又は不良発生率が所定の設定値を越えた
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に従って半導体デバイス試験装
    置の状態を予め設定した状態に制御する制御手段と、 少なくとも上記不良発生個数の設定値、上記不良発生率
    の設定値、及び上記半導体デバイス試験装置の制御状態
    を予め設定するためのディスプレイとを具備することを
    特徴とする半導体デバイス試験装置。
  10. 【請求項10】 上記ディスプレイは、さらに、連続モ
    ードと歩留りモードの何れか一方を選択する不良判定モ
    ードを有していることを特徴とする特許請求の範囲第9
    項に記載の半導体デバイス試験装置。
  11. 【請求項11】 上記連続モードは、同一のテストトレ
    イの同一の半導体デバイスキャリアに搭載された被試験
    半導体デバイスが連続して上記ディスプレイで設定した
    不良発生個数以上不良と判定されたときにその半導体デ
    バイスキャリアを不良と判定する不良判定モードである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の半導
    体デバイス試験装置。
  12. 【請求項12】 上記歩留りモードは、同一のテストト
    レイの同一の半導体デバイスキャリアに搭載された被試
    験半導体デバイスの、所定個数毎の不良数が上記ディス
    プレイで設定した不良発生率以上であると判定されたと
    きに、その半導体デバイスキャリアを不良と判定する不
    良判定モードであることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項に記載の半導体デバイス試験装置。
  13. 【請求項13】 上記ディスプレイは、 不良と判定された半導体デバイスキャリアが検出された
    場合に、その不良と判定された半導体デバイスキャリア
    に上記ローダ部において被試験半導体デバイスを搭載し
    ないように制御するスェイルストップ制御モードと、 不良と判定された半導体デバイスキャリアが検出された
    場合に上記半導体デバイス試験装置からアラームを発生
    させるアラーム制御モードと、 不良と判定された半導体デバイスキャリアが検出された
    場合に、その不良と判定された半導体デバイスキャリア
    に上記ローダ部において被試験半導体デバイスを搭載し
    ないように制御すると共に上記半導体デバイス試験装置
    からアラームを発生させるフェイルストップ・アラーム
    制御モードとを有していることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項に記載の半導体デバイス試験装置。
  14. 【請求項14】 上記ディスプレイは、半導体デバイス
    キャリアの不良の種類を複数のカテゴリから選択して設
    定するフェイル・ストップ・カテゴリを有し、上記ディ
    スプレイ上で設定されたカテゴリの不良が発生した場合
    にのみ上記半導体デバイスキャリア不良解析メモリに不
    良の発生が累積記憶されることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項に記載の半導体デバイス試験装置。
  15. 【請求項15】 上記ハンドラ部は、棒状のマガジンと
    呼ばれる半導体デバイス収納容器に収納されている半導
    体デバイスでも、汎用トレイに収納されている半導体デ
    バイスでも、ローダ部においてテストトレイに積み換え
    てテスト部に搬送して試験し、アンローダ部において試
    験結果のデータに基づいて試験済み半導体デバイスに対
    して種々の処理を行うように構成されているマガジン・
    トレイ兼用型のハンドラであり、上記ローダ部は上記マ
    ガジンから排出された半導体デバイス或いは汎用トレイ
    に搭載された半導体デバイスをテストトレイに積み換え
    る場所であることを特徴とする特許請求の範囲第2項又
    は第9項のいずれかに記載の半導体デバイス試験装置。
  16. 【請求項16】 上記ハンドラ部は、上記ローダ部にお
    いて汎用トレイに収納されている半導体デバイスをテス
    トトレイに積み換えてテスト部に搬送して試験し、アン
    ローダ部において試験結果のデータに基づいて試験済み
    半導体デバイスに対して種々の処理を行うように構成さ
    れている水平搬送方式と呼ばれるハンドラであることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項又は第9項のいずれか
    に記載の半導体デバイス試験装置。
JP9144203A 1996-06-04 1997-06-02 半導体デバイス試験装置 Pending JPH1082828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144203A JPH1082828A (ja) 1996-06-04 1997-06-02 半導体デバイス試験装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14182096 1996-06-04
JP8-141820 1996-06-04
JP9144203A JPH1082828A (ja) 1996-06-04 1997-06-02 半導体デバイス試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082828A true JPH1082828A (ja) 1998-03-31

Family

ID=26473990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9144203A Pending JPH1082828A (ja) 1996-06-04 1997-06-02 半導体デバイス試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1082828A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264374A (ja) * 2000-03-21 2001-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品検査機
KR100711623B1 (ko) * 1998-06-24 2007-04-30 가부시키가이샤 어드밴티스트 부품시험장치 및 시험방법
JP5186370B2 (ja) * 2006-07-27 2013-04-17 株式会社アドバンテスト 電子部品移送方法および電子部品ハンドリング装置
KR20180001918A (ko) * 2016-06-28 2018-01-05 세메스 주식회사 반도체 소자를 검사하기 위한 인서트 조립체와 테스트 소켓의 불량 검사 방법
KR20180056954A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 세메스 주식회사 테스트 핸들러의 인서트 검사 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100711623B1 (ko) * 1998-06-24 2007-04-30 가부시키가이샤 어드밴티스트 부품시험장치 및 시험방법
JP2001264374A (ja) * 2000-03-21 2001-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品検査機
JP5186370B2 (ja) * 2006-07-27 2013-04-17 株式会社アドバンテスト 電子部品移送方法および電子部品ハンドリング装置
KR20180001918A (ko) * 2016-06-28 2018-01-05 세메스 주식회사 반도체 소자를 검사하기 위한 인서트 조립체와 테스트 소켓의 불량 검사 방법
KR20180056954A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 세메스 주식회사 테스트 핸들러의 인서트 검사 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100258426B1 (ko) 반도체 디바이스 시험장치
WO1997005495A1 (fr) Testeur de dispositif a semi-conducteurs
JP3951436B2 (ja) Ic試験装置
JP3009743B2 (ja) 半導体デバイス搬送処理装置
KR101042655B1 (ko) 전자부품 이송방법 및 전자부품 핸들링 장치
US6066822A (en) Semiconductor device testing apparatus and semiconductor device testing system having a plurality of semiconductor device testing apparatus
US6111246A (en) Semiconductor device testing apparatus having presence or absence detectors issuing an alarm when an error occurs
JP4299383B2 (ja) Ic試験装置
US6248967B1 (en) IC testing apparatus
US20070040570A1 (en) Method for testing semiconductor devices and an apparatus therefor
US6198273B1 (en) IC tester simultaneously testing plural ICS
US5906472A (en) Apparatus for removing and storing semiconductor device trays
JP4018254B2 (ja) 電子部品の試験方法
JP2003066104A (ja) インサートおよびこれを備えた電子部品ハンドリング装置
JP4222442B2 (ja) 電子部品試験装置用インサート
KR19990006956A (ko) 반도체 집적회로 시험장치
JP4570208B2 (ja) 試験済み電子部品の分類制御方法
JPH1082828A (ja) 半導体デバイス試験装置
JPH09152466A (ja) Ic試験方法及び装置
JPH09113580A (ja) Ic試験装置
JP2003028920A (ja) 電子部品コンタクト装置
WO2002056040A1 (en) Pusher and electronic part tester with the pusher
KR100295703B1 (ko) 반도체디바이스시험장치및복수의반도체디바이스시험장치를구비한반도체디바이스시험시스템
JP4409687B2 (ja) 電子部品試験装置および電子部品の試験方法
JP4553492B2 (ja) 電子部品試験装置におけるソケットの電気特性相関取得方法、ハンドラ、ハンドラの制御方法および電子部品試験装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021029