JPH1082604A - テ−パ状隙間尺 - Google Patents

テ−パ状隙間尺

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Publication number
JPH1082604A
JPH1082604A JP25737596A JP25737596A JPH1082604A JP H1082604 A JPH1082604 A JP H1082604A JP 25737596 A JP25737596 A JP 25737596A JP 25737596 A JP25737596 A JP 25737596A JP H1082604 A JPH1082604 A JP H1082604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
symmetry
main body
scale
bodies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25737596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Takarabe
貴裕 財部
Akitoki Usui
昭祝 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP25737596A priority Critical patent/JPH1082604A/ja
Publication of JPH1082604A publication Critical patent/JPH1082604A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隙間寸法が大きくなる場合に隙間への侵入量
を少なくするように切換操作できるテーパ状隙間尺を提
供する。 【解決手段】 互いに同一形状の二等辺三角形状を有す
る一対のプレート状隙間尺本体10、20が、それぞれ
の頂点を通る対称軸Xを一致させてずらした状態て重ね
られ、隙間尺本体10、20が対称軸Xを互に平行にす
る位置に相対的に回動可能に、対称軸上に2本の同一長
さのリンクアーム9を配列すると共にそれぞれのリンク
アーム9の一方の端部を一方の隙間尺本体10に枢着
し、他方の端部を他方の隙間尺本体20に枢着する。対
称軸Xが一致した状態で先方へずれる隙間尺本体20に
その横幅に相当する通常の隙間目盛を付し、他方の隙間
尺本体10に各リンクアーム9の枢着位置間の間隔寸法
を通常の隙間目盛に加算した目盛を付す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隙間に周縁が当接
するまで挿入して当接位置での目盛から隙間寸法を読み
取るようになったテーパ状隙間尺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のテーパ状隙間尺では、隙間寸法
が大きくなる程侵入量が大きくなり、先方に干渉物があ
ると測定不能になる問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、隙間寸法が大きくなる場合に隙間への侵入
量を少なくするように切換操作できるテーパ状隙間尺を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、互いに同一形状の二等
辺三角形状を有する一対のプレート状隙間尺本体が、そ
れぞれの頂点を通る対称軸を一致させてずらした状態て
重ねられ、隙間尺本体が対称軸を互に平行にする位置に
相対的に回動可能に、対称軸上に2本の同一長さのリン
クアームを配列すると共にそれぞれのリンクアームの一
方の端部を一方の隙間尺本体に枢着し、他方の端部を他
方の隙間尺本体に枢着し、対称軸が一致した状態で先方
へずれる隙間尺本体にその横幅に相当する通常の隙間目
盛を付し、他方の隙間尺本体に各リンクアームの枢着位
置間の間隔寸法を通常の隙間目盛に加算した目盛を付し
たことを特徴とする。
【0005】隙間尺本体をそれぞれの頂点が対称軸の直
交線上に揃う位置に回動させた状態でリンクアームの枢
着位置間隔分だけ広い隙間を隙間への侵入量を大きくす
ることなく測定できる。請求項2により、各リンクアー
ムの枢着位置間の間隔を双方隙間尺本体の対称軸上での
ずれ量に設定し、双方の隙間尺本体の内面にリンクアー
ムを回動可能に収納する凹部を形成し、その壁面形状が
対称軸の直交位置に回動してきたリンクアームを拘束す
るストッパ面として形成することにより、隙間尺本体を
ストッパ面で拘束されるまで回動させると、双方の頂点
が揃ってずれ量を通常目盛に加算した隙間寸法が測定さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態によるテーパ状隙間尺を説明する。この隙間尺
は、図1に示すように、互いに同一形状の二等辺三角形
状の一対のプレート状隙間尺本体10、20で構成され
る。これらの隙間尺本体は、それぞれの頂角位置の頂点
を通る対称軸Xが一致して例えば4mmだけずらして重
ねた状態で対称軸X上に配列された同一形状の2本のリ
ンクアーム9を介して連結されている。
【0007】これらのリンクアームは、隙間尺本体1
0、20の内面に形成された凹部11、21;12、2
2に収納され、それぞれの対称軸Xが平行になる位置に
相対的に回動可能に上側の隙間尺本体20の軸受凹部2
5に回転自在に挿入されたピン8が各リンクアーム9の
先方側端部に嵌入・固定され、下側の隙間尺本体10の
軸受凹部15に回転自在に挿入されたピン8がリンクア
ーム9の後方側端部に嵌入・固定されている。各リンク
アーム9の枢着位置、即ちピン8の中心位置間の間隔
は、双方の隙間尺本体10、20のずれ寸法S=4mm
に設定されている。
【0008】隙間尺本体10の凹部11、12は、図で
見てその相対的に右方ヘの回動を許容するように左側周
面が開放され、一方下側の隙間尺本体20の凹部21、
22は右側周面が開放している。凹部21、22の上壁
21a、22a及び凹部11、12の下壁11a、12
aは、対称軸Xに対して直交位置を占めることにより、
リンクアーム9を丁度90°回動させた位置で拘束する
ストッパ面として形成されている。一方、凹部11、1
2の対称軸Xに平行な右側周壁11b、12b、即ち反
回動側の周面及び凹部21、22の左側周壁21b、2
2bは、対称軸X上の通常位置に在るリンクアーム9の
周面に対応して形成されることにより、双方の隙間尺本
体10、20を互に通常位置で揃えるストッパ面として
形成されている。
【0009】先方へずれた隙間尺本体20の側部には、
その横幅に対応して1mmから1mm間隔で隙間目盛を
付され(その間の細かい目盛は図示せず)、上方の隙間
尺本体10の側部には、リンクアーム9の枢着位置間の
間隔4mmを通常の目盛に加算した寸法の目盛、即ち5
mmから1mm間隔で付されている。
【0010】このように構成されたテーパ状隙間尺の動
作及び使用方法は、次の通りである。図1に示す通常状
態では、隙間尺本体10が対称軸Xを揃えて4mm下方
へずれていることにより、先方の隙間尺本体20で通常
通り計測が行われる。隙間寸法が4mmを越えて先方に
干渉物がある場合には、双方の隙間尺本体10、20を
図2に示す状態にリンクアーム9が上壁21a、22a
及び下壁11a、12aに当接するまで平行リンク式に
回動させる。これにより、双方の隙間尺本体10、20
の頂点が揃い、先端を通常よりも4mm短くして4mm
以上の隙間寸法が測定可能となる。
【0011】尚、前述の実施例において、リンクを対称
軸Xに対して90°回動させるために、前述のようにそ
の凹部の上下にストッパ面を形成することなく、90°
の回動位置で互の位置が一致する孔を双方の隙間尺本体
に形成しておき、位置決めピンを挿入させるようにして
おくことも考えられる。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リンクアーム
の長さに対応して隙間尺の横幅を広げることができ、侵
入量を制限して幅の広い隙間寸法が測定可能となる。請
求項2の発明によれば双方の隙間尺本体の回動位置をス
トッパで規定されることにより、拡大目盛の精度を容易
に確保することができる。リンクの長さをずれ量に対応
させたことにより、設定位置で双方の頂点が揃う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるテーパ状隙間尺の通
常状態を示すもので、同図Aは平面図、同図Bはその対
称軸に沿った断面図である。
【図2】同テーパ状隙間尺の回動状態を示すもので、同
図Aは平面図、同図BはそのA−A線断面図である。
【符号の説明】
8 ピン 9 リンクアーム 10、20 隙間尺本体 11、12、21、22 凹部 11a、12a 上壁 21a、22a 上壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同一形状の二等辺三角形状を有す
    る一対のプレート状隙間尺本体が、それぞれの頂点を通
    る対称軸を一致させてずらした状態で重ねられ、 前記隙間尺本体が前記対称軸を互に平行にする位置に相
    対的に回動可能に、前記対称軸上に2本の同一長さのリ
    ンクアームを配列すると共にそれぞれのリンクアームの
    一方の端部を一方の前記隙間尺本体に枢着し、他方の端
    部を他方の前記隙間尺本体に枢着し、 前記対称軸が一致した状態で先方へずれる前記隙間尺本
    体にその横幅に相当する通常の隙間目盛を付し、他方の
    前記隙間尺本体に各前記リンクアームの枢着位置間の間
    隔寸法を前記通常の隙間目盛に加算した目盛を付したこ
    とを特徴とするテーパ状隙間尺。
  2. 【請求項2】 各リンクアームの枢着位置間の間隔を双
    方の隙間尺本体の対称軸上でのずれ量に設定し、 双方の前記隙間尺本体の内面に前記リンクアームを回動
    可能に収納する凹部を形成し、その壁面形状が前記対称
    軸の直交位置に回動してきた前記リンクアームを拘束す
    るストッパ面として形成されていることを特徴とする請
    求項1のテーパ状隙間尺。
JP25737596A 1996-09-09 1996-09-09 テ−パ状隙間尺 Pending JPH1082604A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25737596A JPH1082604A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 テ−パ状隙間尺

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JP25737596A JPH1082604A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 テ−パ状隙間尺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082604A true JPH1082604A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17305522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25737596A Pending JPH1082604A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 テ−パ状隙間尺

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JP (1) JPH1082604A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101295693B1 (ko) * 2012-03-13 2013-08-14 주식회사 디피코 갭 게이지
CN110307771A (zh) * 2019-07-30 2019-10-08 大连嘉翔科技有限公司 金属冲压件用折叠间隙尺
CN113251901A (zh) * 2021-04-29 2021-08-13 栗金营 一种桥梁墩柱钢筋笼箍筋间距检测装置
CN115876056A (zh) * 2023-02-28 2023-03-31 深圳桥通物联科技有限公司 一种基于物联网用电梯间隙检测装置

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