JPH1082546A - 空気調和機の運転制御装置およびその方法 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置およびその方法

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JPH1082546A
JPH1082546A JP9210997A JP21099797A JPH1082546A JP H1082546 A JPH1082546 A JP H1082546A JP 9210997 A JP9210997 A JP 9210997A JP 21099797 A JP21099797 A JP 21099797A JP H1082546 A JPH1082546 A JP H1082546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁なオン、オフに伴う負荷の繰返し駆動を
防止して騒音の発生を減少させることが可能な空気調和
機の運転制御装置を提供する。 【解決手段】 吸入口3を通して異物の流入を防止する
ように該吸入口3を開閉する吸入グリル34と、前記吸
入口と吐出口7を開閉するように運転および停止信号を
入力する運転操作手段と、該運転操作手段により運転お
よび停止信号が入力された時間をカウントして前記吸入
口3と吐出口7の開閉動作を制御する制御手段と、前記
運転操作手段による運転および停止信号の入力の際吐出
口扉13の開閉動作が円滑になるように上下風向羽根9
を上方向へ移動させる風向羽根駆動手段と、前記吐出口
扉13と吸入グリル34を開閉させる開閉駆動手段とか
らなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内からのゴミや
異物の流入を防止するように吸入口と吐出口を開閉する
空気調和機に係り、とりわけ、頻繁なオン、オフに伴う
負荷の繰返し駆動を防止して前記空気調和機を保護する
空気調和機の運転制御装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機は、図1,2
に示すように、室内空気が吸入される複数の吸入口3が
形成された吸入グリル部材5が本体1(室内機本体)の
前面下部に設けられ、該本体1の前面上部には前記吸入
口3を通して吸入されて冷温風に熱交換された空気を室
内に吐出する吐出口7が形成されている。
【0003】さらに、前記吐出口7には、吐出口7を通
して室内に吐出される空気の方向を上下に調整する上下
風向羽根9と左右に調整する左右風向羽根11が設けら
れ、前記吐出口7内には空気調和機を運転する際に図示
のない熱交換器で熱交換された空気が円滑に室内に供給
されるように前記吐出口7を開放させ、空気調和機の運
転待期中には吐出口7を通して本体1内にゴミや異物な
どが流入されないようにするとともに、外観をきれいに
するために、前記吐出口7を閉鎖させる吐出口扉13が
設けられている。
【0004】前記本体1の前面には室内機の外観をきれ
いにするとともに、内装物を保護するカバー部材15が
固着され、該カバー部材15の下側部には空気調和機の
運転モード(自動、冷房、除湿、送風、暖房等)と運転
の開始および停止、前記吐出口7を通して吐出される空
気の風量および風向等を調整する操作部17が備えられ
ている。
【0005】図3に示すように、前記吐出口扉13を上
下方向に移動させる駆動手段は前記本体1の前面上部に
固着された支持部材19と、該支持部材19により固着
されて前記吐出口扉13を上下方向に移動させるための
動力を発生する吐出口モータ21と、該吐出口モータ2
1から発生された動力により回転可能に前記吐出口モー
タ21の軸22に結合されているピニオン23と、該ピ
ニオン23の回転時これに連動されて前記吐出口扉13
を上下方向に移動させるように前記ピニオン23の回転
動を直線動に変換させるラック25とから構成されてい
る。
【0006】また、前記上下風向羽根9を移動させる駆
動手段は、前記本体1の内側に設けられた風向モータ2
7(たとえば、ステップインモータ)と、前記風向モー
タ27の駆動にしたがって連動されて前記複数の上下風
向羽根9を同時に回転させる複数のリンク部材29とか
ら構成されている。
【0007】上記のように構成された空気調和機におい
て、ユーザーがリモコンや操作部17を操作して所望の
運転モードを選択してから、運転キー(運転、停止キ
ー)をオンさせると、吐出口モータ21が正方向へ駆動
されつつ吐出口モータ21の軸22に結合されているピ
ニオン23がこれに連動されてラック25をつたって下
方へ回転されてラック25に結合された吐出口扉13を
下方へ移動させて吐出口7を開放させる。
【0008】この際、前記吐出口7の上下部の所定位置
に付着された扉開閉センサに吐出口7が完全に開放され
たと感知されると、吐出口モータ21が停止されつつ図
示のない室内ファンが回転されて吸入口3を通して室内
空気が本体1内に吸入され、前記吸入口3を通して吸入
された室内空気は図示のない熱交換器を通りつつ熱交換
器内を流れる冷媒の蒸発潜熱により熱交換される。
【0009】前記熱交換器で熱交換された空気は、上部
にガイドされて吐出口7を通して室内に吐出されるが、
前記吐出口7を通して吐出される空気は上下風向羽根9
および右左風向羽根11の風向角度により上下または左
右に風向が調整されつつ室内の空気調和を行う。
【0010】この際、前記上下風向羽根9により吐出さ
れる空気の風向を上下に調整する方法は、まず、操作部
17に備えられた前記上下風向羽根9の動作用キーをオ
ンすると、風向モータ27が駆動されつつ複数のリンク
部材29が連動されて上下風向羽根9が上下にスイング
し、キーを再度オンすると風向モータ27がオフされつ
つ上下風向羽根9が停止する動作にしたがって吐出空気
の風向を上下に調整した。
【0011】上記のごとき、空気調和機の正常運転の際
に運転キーをオフさせると、吐出口モータ21が逆方向
へ駆動されつつピニオン23がこれに連動されてラック
25をつたって上方へ回転されて吐出口扉13を上方へ
移動させて吐出口7を閉鎖させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の空気調和機は、運転キーのオン、オ
フに伴って吐出口モータ、圧縮機、室内ファンなどの負
荷が常時駆動するため、ユーザーの手落ちとか子供らの
いたずらなどによってオン、オフ動作が頻繁に繰返され
る場合には、負荷の繰返し駆動により騒音の発生と負荷
の寿命が縮小され、ひいては機器そのものの寿命が縮小
されるとの問題点があった。また、空気調和機の不稼働
の際にも吸入口3が常時開放されているため、ゴミや異
物が吸入口3を通して本体1内に流入されて熱交換器の
表面に付着されることにより熱交換器の性能が低下され
るなどの問題点があった。また、空気調和機の運転オフ
の際には、風向モータが停止されて上下風向羽根が任意
の位置に固定されるため、吐出口扉が開閉される際には
上下風向羽根との干渉により吐出口扉の開閉動作が円滑
でないばかりか、機器の破損や異状動作をもたらすなど
の問題点があった。
【0013】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、頻繁なオン、オフに伴う負荷の繰返し駆動を防止し
て騒音の発生を減少させるとともに、負荷と機器の寿命
を延長できる空気調和機の運転制御装置およびその方法
を提供することにある。本発明の他の目的は、吐出口の
開閉時に上下風向羽根を先に上向へ移動させて吐出口扉
との干渉を除去するため、吐出口扉の開閉動作が円滑に
なるようにされた空気調和機の運転制御装置およびその
方法を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、吐出口が開放されると風向羽根を中央に位置させて
吐出空気の風向を有効に調整できる空気調和機の運転制
御装置およびその方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明による空気調和機の運転制御装置
は、室内空気を吸入する吸入口と、該吸入口を通して吸
入された室内空気を熱交換させる熱交換器と、該熱交換
器により熱交換された空気を吐出する吐出口と、該吐出
口を通して吐出される空気の風向を調整する風向羽根
と、前記吐出口を通してゴミや異物の流入を防止するよ
うに前記吐出口を開閉する吐出口扉と、を備えた空気調
和機において、前記吸入口を通して異物の流入を防止す
るように前記吸入口を開閉する吸入グリルと、前記吸入
口と吐出口を開閉するように運転および停止信号を入力
する運転操作手段と、該運転操作手段により運転および
停止信号が入力された時間をカウントして前記吸入口と
吐出口の開閉動作を制御する制御手段と、前記運転操作
手段による運転および停止信号の入力の際前記吐出口扉
の開閉動作が円滑になるように前記風向羽根を上向け移
動させる風向羽根駆動手段と、前記吐出口扉と吸入グリ
ルを開閉させる開閉駆動手段とからなることを特徴とす
る。
【0015】また、本発明による空気調和機の運転制御
方法は、運転操作手段から運転および停止信号が入力さ
れたかを判別する信号判別ステップと、該信号判別ステ
ップから運転および停止信号が入力されると、信号入力
時間をカウントして所定時間を経過したかを判別する時
間判別ステップと、該時間判別ステップで信号入力時間
が所定時間を経過すると風向羽根を上方向へ移動させる
風向羽根移動ステップと、前記風向羽根が上方向へ移動
されると駆動手段を制御して吸入口と吐出口を開閉する
開閉ステップと、前記吸入口と吐出口が開放されると風
向羽根を中央に位置させて吐出空気の風向を制御する風
向制御ステップと、前記風向羽根が中央に位置される
と、設定風向に伴って熱交換された空気を室内に吐出し
て室内の空気調和を行う空気調和運転ステップと、から
なることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて添付図面に沿って詳述する。図1〜3に示す従来
の構成と同一の部分にたいしては同一名称および符号を
付して重なる説明は省くことにする。
【0017】図4に示すように、本体1の下側に形成さ
れて室内空気を吸入する吸入口3には空気調和機を運転
する際に吸入口3を通して室内空気が円滑に吸入される
ように前記吸入口3を開放させ、空気調和機の運転待期
中(不稼働時)には前記吸入口3を通して本体1内にゴ
ミや異物などが流入されないようにするとともに、外観
をきれいにするために前記吸入口3を閉鎖させる吸入口
開閉手段30が設けられている。
【0018】図5に示すように、前記吸入口開閉手段3
0は、前記吸入口3を開閉させるための動力を発生させ
る吸入口モータ31と、該吸入口モータ31の動力が伝
達されて正逆回転されるピニオン32と、該ピニオン3
2の一側に歯合されて前記ピニオン32の正逆回転にし
たがって上下に直線動されるスライド部材33と、該ス
ライド部材33の直線動にしたがって連動されて回転動
して前記吸入口3を開閉させる複数の吸入グリル34
と、該吸入グリル34の両側に設けられて前記吸入グリ
ル34を回転可能に支持するとともに、前記吸入グリル
34が開閉されるようにガイドするガイド部材35とか
らなる。
【0019】前記吸入口開閉手段30の内側には、前記
吸入口3を通して吸入される室内空気を冷媒の蒸発潜熱
により冷温風に熱交換させるように一字状の熱交換器3
7が設けられ、該熱交換器37の上部には前記吸入口3
を通して室内空気を吸入させるとともに、前記熱交換器
37で熱交換された空気を前記吐出口7を通して室内に
吐出するように室内ファンモータ39の駆動にしたがっ
て回転する室内ファン41(ブロワーファン)が設けら
れている。また、前記室内ファン41の外側には前記室
内ファン41をカバーするとともに前記吸入口3を通し
て吸入されて前記吐出口7に吐出される空気の流れをガ
イドするダクト部材43が設けられている。
【0020】図6に示すように、前記吸入グリル34の
両側には前記吸入グリル34を回転可能に支持するヒン
ジ軸34aが設けられ、該ヒンジ軸34aの一側には前
記スライド部材33の一側に形成されたスロット溝33
aにより回転される突起部34bが形成されている。さ
らに、前記ガイド部材35の一側には前記吸入グリル3
4のヒンジ軸34aが回転可能に固定される固定溝35
aが形成され、該固定溝35aの一側には前記スライド
部材33の直線動によって前記突起部34bが回転動さ
れるように円弧をなすガイドホール35bが形成され、
前記スライド部材33の一側には前記ピニオン32に歯
合されるよう歯車部33bが削成されている。
【0021】次に、上記のごとく構成された空気調和機
において吐出口扉13の開閉動作と上下風向羽根9の上
下移動を制御する回路ブロック図について図7,8に沿
って述べる。図7,8に示すように、電源手段100は
交流電源端101から供給される商用交流電圧を前記空
気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換して出力
し、運転操作手段102は空気調和機の運転モード(自
動、冷房、除湿、送風、暖房など)と前記吐出口7を通
して吐出される空気の風量(強風、弱風、微風など)お
よび設定温度Ts(所望の温度)を選択する複数の機能
キーを備えることはもとより、前記空気調和機の運転開
始信号および運転停止信号を入力するよう運転キーを備
えている。
【0022】さらに、制御手段104は、前記電源手段
100から出力される直流電圧を印加されて前記空気調
和機を初期化させることはもとより、前記運転操作手段
102により入力された運転選択信号に伴って前記空気
調和機の全体動作を制御するマイクロコンピュータであ
って、前記制御手段104は前記運転操作手段102に
より入力された運転開始、運転停止信号により吐出口扉
13を開閉する吐出口モータ21および吸入グリル34
を開閉する吸入口モータ31に印加される電源を制御す
るとともに、前記吸入口モータ31の閉鎖駆動時間をカ
ウントして前記吸入グリル34の閉鎖動作を制御する。
【0023】室内温度感知手段106は、前記運転操作
手段102によりユーザーの設定温度Tsに室内温度を
制御して前記空気調和機の空気調和運転を行うよう前記
吸入口3を通して吸入される室内空気の温度Trを感知
し、吐出口開閉駆動手段108は前記運転操作手段10
2による運転開始信号および運転停止信号の入力時に前
記制御手段104から出力される制御信号を入力されて
前記吐出口7を開閉する吐出口扉13を上下に移動させ
るように吐出口モータ21を駆動制御する。また、吐出
口開閉感知手段110は、該吐出口開閉駆動手段108
により上下に移動される吐出口扉13の開閉位置に伴っ
て前記吐出口7が開閉されたかを感知して前記制御手段
104に出力する。
【0024】吸入口開閉駆動手段112は、前記運転操
作手段102による運転開始信号および運転停止信号の
入力時に前記制御手段104から出力される制御信号が
入力されて前記吸入口3を開閉する吸入グリル34を移
動させるように吸入口モータ31を駆動制御するもので
あって、該吸入口開閉駆動手段112は前記制御手段1
04の出力端子P1,P2から出力されるハイレベルの
開放および閉鎖制御信号を反転させるインバータIC1
13と、該インバータIC113により反転されたロー
レベルの開放制御信号の出力時に前記吸入口モータ31
が正方向に駆動するように前記電源手段100から出力
される直流電圧12Vを印加されて駆動するリレーRY
1と、前記インバータIC113により反転されたロー
レベルの閉鎖制御信号の出力時に前記吸入口モータ31
が逆方向へ駆動するように前記電源手段100から出力
される直流電圧12Vを印加されて駆動するリレーRY
2とから構成されている。
【0025】吸入口開放感知手段114は、前記吸入口
モータ31の駆動にしたがって上方へ移動するスライド
部材33の上昇位置に伴って前記吸入グリル34が吸入
口3を開放したかを感知して前記制御手段104に出力
する。また、風向調整手段116は、前記吐出口7を通
して吐出される空気が全室内に一様に拡散されるように
吐出空気の方向を上下、左右に調整するものであって、
前記風向調整手段116は前記制御手段104から出力
される制御信号が入力されて上下風向羽根9が上下に移
動するように上下風向モータ119を駆動させる上下風
向調整部118と、前記制御手段104から出力される
制御信号が入力されて左右風向羽根11が左右に移動す
るように左右風向モータ121を駆動させる左右風向調
整部120とから構成される。
【0026】圧縮機駆動手段122は、前記運転操作手
段102によりユーザーの設定温度Tsおよび前記室内
温度感知手段106により感知された室内温度Tsとの
差により前記制御手段104から出力される制御信号を
受信して圧縮機123を駆動制御し、ファンモータ駆動
手段124は前記熱交換器で熱交換された空気を室内に
送風するよう前記制御手段104から出力される制御信
号を入力されて室内ファンモータ39の回転数を制御し
て室内ファン41を駆動させる。また図において、表示
手段126は、前記制御手段104の制御にしたがって
前記運転操作手段102により入力された運転選択モー
ド(自動、冷房、除湿、送風、暖房等)と設定温度Ts
および室内温度Trを表示するのはもとより、前記空気
調和機の運転状態を表示する。
【0027】以下、上記のごとき構成の空気調和機の運
転制御装置およびその方法の作用、効果について述べ
る。図9〜13は、本発明による空気調和機の運転制御
動作順を示すフロチャートであって、図9〜13でSは
ステップを表す。本発明の動作を説明するための初期条
件として吸入口3と吐出口7は閉塞されているものと想
定する。
【0028】まず、空気調和機に電源が印加されると、
電源手段100では交流電源端101から供給される商
用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定の直流
電圧に変換してそれぞれの駆動回路および制御手段10
4に出力する。したがって、ステップS1では電源手段
100から出力される直流電圧を制御手段に入力させて
空気調和機を初期化させる。この際、ユーザーが運転操
作手段102を操作して所望の空気調和機の運転モード
(自動、冷房、除湿、送風、暖房など)と設定温度Ts
を入力してから運転キーを押圧すると、前記運転操作手
段102から運転選択信号および運転信号(運転開始信
号)が制御手段104に入力される。これにより、ステ
ップS2で制御手段104は前記運転操作手段102か
ら運転信号が入力されたかを判別し、運転信号が入力さ
れていない場合(NOのとき)には、空気調和機を運転
控え状態に保持しつつステップS2以下の動作を繰返し
行う。
【0029】前記ステップS2での判別結果、運転信号
が入力された場合(YESのとき)には、ステップS3
に進んで制御手段104は内装されているタイマーによ
り運転信号が入力された時間をカウントする。この際、
ステップS4では前記制御手段104でカウントされた
時間が所定時間(負荷の頻繁なオン、オフ駆動を防止す
るための最少時間、略3秒)が経過されたかを判別し、
所定時間が経過していない場合(NOのとき)には、前
記ステップS3に戻り所定時間が経過する時までステッ
プS3以下の動作を繰返し行う。
【0030】前記ステップS4での判別結果、所定時間
が経過した場合(YESのとき)には、運転信号が正常
に入力された状態と判断してステップS5に進んで制御
手段104は吐出口扉13の開放動作が円滑に行われる
ように上下風向羽根9を先に上向へ移動させるための駆
動パルスを上下風向調整部118に出力する。したがっ
て、前記上下風向調整部118では、制御手段104か
ら出力される駆動パルスが入力されて上下風向モータ1
19を駆動させることにより、複数のリンク部材29が
連動された複数の上下風向羽根9が同時に上向へ移動す
る。この際、ステップS6で制御手段104は前記上下
風向モータ119の駆動時に出力されるパルス個数をカ
ウントして上下風向羽根9が水平方向から上向き10゜
の位置に移動したかを判別する。これは、上下風向羽根
9が上向き10゜の位置に移動した時のパルス個数が制
御手段104に既設定されているため、制御手段104
では出力される駆動パルスの個数をカウントして上下風
向羽根9が上向き10゜の位置に移動したかが判別でき
る。
【0031】前記ステップS6での判別結果、上下風向
羽根9が上向き10゜の位置に移動していない場合(N
Oのとき)には、前記ステップS5に戻り制御手段10
4は上下風向羽根9が上向き10゜の位置に移動時まで
上下風向調整部118に駆動パルスを出力しつつステッ
プS5以下の動作を繰返し行う。
【0032】一方、前記ステップS6での判別結果、上
下風向羽根9が上向き10゜の位置に移動した場合(Y
ESのとき)には、ステップS7に進んで上下風向調整
部118は制御手段104から出力される駆動パルスが
入力されて上下風向モータ119の駆動を停止させて上
下風向羽根9の上向き移動動作を終了する。ついで、ス
テップS8で制御手段104は、閉鎖されている吸入口
3を開放するように出力端子P1を介してハイレベル制
御信号を吸入口開閉駆動手段112に出力する。したが
って、前記制御手段104の出力端子P1から出力され
たハイレベルの開放制御信号がインバータIC113を
通してローレベルに反転され、電源手段100から出力
された直流電圧12VによりリレーRY1が駆動されて
リレーRY1の接点RY1cが閉鎖される。前記リレー
RY1の接点RY1cが閉鎖されると、ステップS9
(図10参照)では交流電源端101から交流電圧が吸
入口モータ31の巻線31aに印加されて前記吸入口モ
ータ31が正方向へ駆動されつつ吸入口モータ31の軸
に結合されているピニオン32が回転され、該ピニオン
32の一側に歯合されたスライド部材33が上昇され、
スライド部材33の上昇に伴ってスライド部材33の一
側に所定の角度で斜状に形成されたスロット溝33aが
上昇し、該スロット溝33aの上昇に伴って吸入グリル
34の突起部34bが円弧状をなすガイドホール35b
にガイドされて回転動され、前記突起部34bの一側に
形成されたヒンジ軸34aは固定溝35aに固定されて
軸をなすことにより前記吸入グリル34が所定の角度で
回転されて吸入口3を開放させる。さらに、ステップS
10で制御手段104は閉鎖されている吐出口7を開放
するための制御信号を吐出口開閉駆動手段108に出力
する。
【0033】したがって、吐出口開閉駆動手段108で
は制御手段104の制御に伴って吐出口モータ21を駆
動させることにより、吐出口モータ21が正方向へ駆動
されつつ吐出口モータ21の軸22に結合されているピ
ニオン23がこれに連動されてラック25をつたって下
部へ回転されてラック25に結合された吐出口扉13を
下方へ移動させて吐出口7を開放させる。この際、ステ
ップS11では前記吐出口モータ21の駆動により下方
向へ移動された吐出口扉13の位置を吐出口開閉感知手
段110で感知し、前記吸入口モータ31の駆動にした
がって上方向へ移動されるスライド部材33の上昇位置
を吸入口開放感知手段114で感知する。したがって、
制御手段104では前記吐出口開閉感知手段110およ
び吸入口開放感知手段114により感知された信号を入
力されて吐出口扉13と吸入グリル34が開放されたか
を判別し、吐出口扉132と吸入グリル34が開放され
ていない場合(NOのとき)には、前記ステップS9に
戻り吐出口扉13と吸入グリル34が開放される時まで
吐出口モータ21と吸入口モータ31を駆動し続ける。
【0034】前記ステップS11での判別結果、吐出口
扉13と吸入グリル34が開放された場合(YESのと
き)には、ステップS12に進んで吐出開閉駆動手段1
08は制御手段104の制御に伴って吐出口モータ21
の駆動を停止させて吐出口扉13の開放動作を終了す
る。さらに、吸入口開閉駆動手段112は、制御手段1
04の出力端子P1から出力されるローレベルの開放制
御信号に伴って吸入口モータ31の駆動を停止させて吸
入グリル34の開放動作を終了する。
【0035】前記吐出口扉13と吸入グリル34が完全
に開放されると、ステップS13で制御手段104は上
下風向羽根9の適確な位置制御のため、動作原点を把握
するように上下風向羽根9をハイレベルに移動させるた
めの駆動パルスを上下風向調整部114に出力する。し
たがって、前記上下風向調整部114では制御手段10
4から出力される駆動パルスが入力されて上下風向モー
タ115を駆動させることにより、複数のリンク部材2
9が連動されて複数の上下風向羽根9が同時に下向に移
動する。この際、ステップS14で制御手段104は、
前記上下風向モータ115の駆動時に出力されるパルス
個数をカウントして上下風向羽根9が元の位置に到達さ
れたかを判別して、上下風向羽根9が元の位置に到達し
ていない場合(NOのとき)には、ステップS13に戻
り上下風向羽根9が元の位置に到達する時までステップ
S13以下の動作を繰返し行う。
【0036】前記ステップS14での判別結果、上下風
向羽根9が元の位置に到達した場合(YESのとき)に
は、ステップS15に進んで制御手段104は上下風向
羽根9が正面に向けて中央に位置されるように上下風向
羽根9を上方向へ移動させるための駆動パルスを上下風
向調整部114に出力する。したがって、前記上下風向
調整部114では制御手段104から出力される駆動パ
ルスが入力されて上下風向モータ115を駆動させるこ
とにより、複数のリンク部材29が連動されて複数の上
下風向羽根9が同時に上方向へ移動する。この際、ステ
ップS16で制御手段104は、前記上下風向モータ1
15の駆動時に出力されるパルス開閉数をカウントして
上下風向羽根9が中央に位置されたかを判別して、上下
風向羽根9が中央に位置されていない場合(NOのと
き)には、ステップS15に戻り上下風向羽根9が中央
に位置される時までステップS15以下の動作を繰返し
行う。
【0037】前記ステップS16での判別結果、上下風
向羽根9が中央に位置した場合(YESのとき)には、
ステップS17に進んで上下風向調整部114は前記制
御手段104から出力される駆動パルスが入力されて上
下風向モータ115の駆動を停止させて上下風向羽根9
の位置制御動作を終了する。ついで、ステップS18
(図11参照)で制御手段104は、左右風向羽根11
が正面に向けて中央に移動するための駆動パルスを左右
風向調整部120に出力する。したがって、前記上下風
向調整部120では制御手段104から出力される駆動
パルスが入力されて上下風向モータ121を駆動させる
ことにより、複数の駆動パルスが入力されて左右風向モ
ータ121を駆動させることにより、複数の左右風向羽
根11が同時に中央に移動する。この際、ステップS1
9で制御手段104は、前記左右風向モータ121の駆
動時に出力されるパルス開閉数をカウントして左右風向
羽根11が中央に位置されたかを判別して、左右風向羽
根11が中央に位置されていない場合(NOのとき)に
は、ステップS18に戻り左右風向羽根11が中央に位
置される時までステップS18以下の動作を繰返し行
う。
【0038】前記ステップS19での判別結果、左右風
向羽根11が中央に位置した場合(YESのとき)に
は、ステップS20に進んで左右風向調整部120は前
記制御手段104から出力される駆動パルスが入力され
て左右風向モータ121の駆動を停止させて左右風向羽
根11の位置制御動作を終了する。ついで、ステップS
21でファンモータ駆動手段124は、制御手段104
の制御に伴って室内ファンモータ39の回転数を制御し
て室内ファン41を駆動させる。
【0039】前記室内ファン41が駆動されると、吸入
口3を通して室内空気が本体1内に吸入を開始するが、
この際、前記吸入口3を通して吸入される室内空気の温
度Trを室内温度感知手段106で感知する。これによ
り、ステップS22では前記室内温度感知手段106に
より感知された室内温度Trと運転操作手段102にユ
ーザーの設定温度Tsとを比較して圧縮機123の駆動
条件であるかを判別する。前記圧縮機123の駆動条件
とは、冷房運転時には室内温度感知手段106により感
知された室内温度Trがユーザーの設定温度Tsより大
の場合であり、暖房運転時には前記室内温度感知手段1
06により感知された室内温度Trがユーザーの設定温
度Tsより小の場合をいう。
【0040】前記ステップS22での判別結果、圧縮機
123の駆動条件でない場合(NOのとき)には、ステ
ップS21に戻り継続して室内温度Trを感知しつつス
テップS10以下の動作を繰返し行い、圧縮機123の
駆動条件の場合(YESのとき)には、ステップS23
に進んで制御手段104は室内温度Trと設定温度Ts
との差により圧縮機123の運転周波数を決定して圧縮
機123を駆動させるための制御信号を圧縮機駆動手段
122に出力する。したがって、前記圧縮機駆動手段1
22では制御手段104で決定された運転周波数に伴っ
て圧縮機123を駆動させる。
【0041】前記圧縮機123が駆動されると、ステッ
プS24では室内ファン41が駆動されつつ吸入口3を
通して室内空気が本体1内に吸入され、前記吸入口3を
通して吸入された室内空気は熱交換器37を通りつつ熱
交換器37内を流れる冷媒の蒸発潜熱により冷温風に熱
交換される。
【0042】前記熱交換器37で冷温風に熱交換された
空気は、上部へ移動されて吐出口7に回転可能に設けら
れた上下風向羽根9および左右風向羽根11の風向角度
により上下または左右に風向が調整されつつ室内空気調
和を行う。かような、空気調和機の正常運転時に、ステ
ップS25では運転操作手段102の運転キーがオフさ
れて運転停止信号の入力の有無を判別して、運転停止信
号が入力されていない場合(NOのとき)には、ステッ
プS24に戻り正常運転を継続して行いつつステップS
24以下の動作を繰返し行う。
【0043】前記ステップS25での判別結果、正常運
転中に運転停止信号が入力された場合(YESのとき)
には、ステップS26に進んで制御手段104は運転停
止信号が入力された時間をカウントする。この際、ステ
ップS27では、前記制御手段104でカウントされた
時間が所定時間(略3秒)を経過したかを判別して所定
時間が経過しない場合(NOのとき)には、ステップS
26に戻り所定時間が経過される時までステップS26
以下の動作を繰返し行う。前記ステップS27での判別
結果、所定時間が経過した場合(YESのとき)には、
運転停止信号が正常に入力された状態と判断してステッ
プS28(図12参照)に進んで制御手段104は圧縮
機123と室内ファンモータ39を停止させるための制
御信号を圧縮機駆動手段122とファンモータ駆動手段
124に出力する。したがって、前記圧縮機駆動手段1
22では制御手段104の制御に伴って圧縮機123を
停止させ、ファンモータ駆動手段124では制御手段1
04の制御に伴って室内ファンモータ39を停止させて
室内ファン41の駆動を停止させる。
【0044】ついで、ステップS29で制御手段104
は開放された吸入口13の閉鎖動作が円滑に行われるよ
うに上下風向羽根9を先に上方向へ移動するための駆動
パルスを上下風向調整部118に出力する。したがっ
て、前記上下風向調整部118では制御手段104から
出力される駆動パルスが入力されて上下風向モータ11
9を駆動させることにより、複数のリンク部材29が連
動されて複数の上下風向羽根9が同時に上方向へ移動す
る。この際、ステップS30で制御手段104は、前記
上下風向モータ119の駆動時に出力されるパルス個数
をカウントして上下風向羽根9が水平方向から上向き8
0゜の位置に移動されたかを判別して、上下風向羽根9
が上向き80゜の位置に移動していない場合(NOのと
き)には、前記ステップS29に戻り上下風向羽根9が
上向き80゜の位置に移動される時までステップS29
以下の動作を繰返し行う。
【0045】前記ステップS30での判別結果、上下風
向羽根9が上向き80゜の位置に移動した場合(YES
のとき)には、ステップS31に進んで上下風向調整部
118は前記制御手段104から出力される駆動パルス
が入力されて上下風向モータ119の駆動を停止させて
上下風向羽根9の上向き移動動作を終了する。ついで、
ステップS32で制御手段104は開放されている吸入
口3を閉鎖するように出力端子P2を介してハイレベル
の制御信号を吸入口開閉駆動手段112に出力する。し
たがって、前記制御手段104の出力端子P2から出力
されるハイレベルの制御信号がインバータIC113を
通してローレベルに反転され、電源手段100から出力
される直流電圧12VによりリレーRY2が駆動されて
リレーRY2の接点RY2cが閉鎖される。
【0046】前記リレーRY2の接点RY2cが閉鎖さ
れると、ステップS33では交流電源端101から交流
電圧が吸入口モータ31の巻線31bに印加されて前記
吸入口モータ31が逆方向へ駆動されつつ吸入口モータ
31軸に結合されたピニオン32が逆回転し、該ピニオ
ン32の一側に歯合されたスライド部材33が下降さ
れ、スライド部材33の下降に伴って前記スライド部材
33の一側に所定の角度の斜状で形成されるスロット溝
33aが下降され、前記スロット溝33aの下降にした
がって吸入グリル34の突起部34bが円弧状をなした
ガイドホール35bにガイドされて回転動され、前記突
起部34bの一側に形成されたヒンジ軸34aは固定溝
35aに固定されて軸をなすことにより前記吸入グリル
34が所定角度で回転されて吸入口3を閉鎖させる。こ
の際、ステップS34では前記吸入口モータ31の閉鎖
駆動時間を制御手段104でカウントして所定時間(吸
入グリルの閉鎖に要する時間を実験を通じて割出したデ
ータ、略11.5秒)が経過されたかを判別して所定時
間が経過していない場合(NOのとき)には、前記ステ
ップS33に戻り吸入グリル34が閉鎖される時まで吸
入口モータ31を駆動しつづける。
【0047】前記ステップS34での判別結果、所定時
間が経過した場合(YESのとき)には、吸入グリル3
4の完全閉鎖状態と判断してステップS35に進んで吸
入口開閉駆動手段112は前記制御手段104の出力端
子P2から出力されるローレベルの閉鎖制御信号に伴っ
て吸入口モータ31の駆動を停止させて吸入グリル34
の閉鎖動作を終了する。ついで、ステップS36(図1
3参照)で制御手段104は開放された吐出口7を閉鎖
するための制御信号を吐出口開閉駆動手段108に出力
する。したがって、吐出口開閉駆動手段108では、制
御手段104の制御により吐出口モータ21を駆動させ
ることにより、吐出口モータ21が逆方向へ駆動されつ
つ吐出口モータ21の軸22に結合されたピニオン23
がこれに連動されてラック25をつたって上方へ回転さ
れてラック25に結合された吐出口扉13を上方へ移動
させて吐出口7を閉鎖させる。この際、ステップS37
では前記吐出口モータ21の駆動にしたがって上方向へ
移動された吐出口扉13の位置を吐出口開閉感知手段1
10で感知して制御手段104では吐出口開閉感知手段
110により感知された信号を入力されて吐出口扉13
が閉鎖されたかを判別する。
【0048】前記ステップS37での判別結果、吐出口
扉13が閉鎖されていない場合(NOのとき)には、前
記ステップS36に戻り吐出口扉13の完全閉鎖時まで
吐出口モータ21を駆動しつづけ、吐出口扉13が閉鎖
された場合(YESのとき)には、ステップS38に進
んで吐出口開閉駆動手段108は制御手段104の制御
に伴って吐出口モータ21の駆動を停止させて吐出口扉
13の閉鎖動作を終了する。
【0049】一方、前記ステップS33〜35での吸入
口モータ31の駆動と、前記ステップS36〜38での
吐出口モータ21の駆動は同時に行われるのであるが、
説明しやすいように利便上任意の順序をつけたのであ
る。ついで、ステップS39で制御手段104は前記運
転操作手段102により運転信号が再度入力される時ま
で空気調和機を運転待期状態に保持しつつ前記ステップ
S2に戻りステップS2以下の動作を繰返し行う。
【0050】
【発明の効果】上述のように、本発明による空気調和機
の運転制御装置およびその方法によれば、頻繁なオン、
オフに伴う負荷の繰返し駆動を防止して騒音の発生を減
少させるとともに、負荷と機器の寿命が延長でき、吐出
口の開閉時に上下風向羽根を先に上方向へ移動させて吐
出口扉との干渉を除去するため、吐出口扉の開閉動作が
円滑になるようにして、吐出口が開放されると風向羽根
を中央に位置させて吐出空気の風向を有効に調整できる
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による吐出口の開放状態での空気調
和機を示す斜視図である。
【図2】 従来技術による吐出口の閉鎖状態での空気調
和機を示す斜視図である。
【図3】 従来技術による空気調和機の概略構成図であ
る。
【図4】 本発明の一実施形態による空気調和機を示す
斜視図である。
【図5】 本発明の一実施形態による吸入口と吐出口を
閉鎖された状態での空気調和機を示す縦断面図である。
【図6】 本発明による主要構成部分の分離斜視図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態による空気調和機の運転
制御装置の制御ブロック図である。
【図8】 本発明に適用される吸入口開閉駆動手段の詳
細回路図である。
【図9】 本発明による空気調和機の運転制御動作順を
示すフローチャートである。
【図10】 本発明による空気調和機の運転制御動作順
を示すフローチャートである。
【図11】 本発明による空気調和機の運転制御動作順
を示すフローチャートである。
【図12】 本発明による空気調和機の運転制御動作順
を示すフローチャートである。
【図13】 本発明による空気調和機の運転制御動作順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 吸入口 7 吐出口 9 上下風向羽根 11 右左風向羽根 13 吐出口扉 21 吐出口モータ 31 吸入口モータ 34 吸入グリル 100 電源手段 102 運転操作手段 104 制御手段 106 室内温度感知手段 108 吐出口開閉駆動手段 110 吐出口開閉感知手段 112 吸入口開閉駆動手段 114 吸入口開放感知手段 116 風向調整手段 118 上下風向調整部 119 上下風向モータ 120 左右風向調整部 121 左右風向モータ 122 圧縮機駆動手段 124 ファンモータ駆動手段 126 表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を吸入する吸入口と、該吸入口
    を通して吸入された室内空気を熱交換させる熱交換器
    と、該熱交換器により熱交換された空気を吐出する吐出
    口と、該吐出口を通して吐出される空気の風向を調整す
    る風向羽根と、前記吐出口を通してゴミや異物の流入を
    防止するように前記吐出口を開閉する吐出口扉と、を備
    えた空気調和機において、 前記吸入口を通して異物の流入を防止するように前記吸
    入口を開閉する吸入グリルと、前記吸入口と吐出口を開
    閉するように運転および停止信号を入力する運転操作手
    段と、該運転操作手段により運転および停止信号が入力
    された時間をカウントして前記吸入口と吐出口の開閉動
    作を制御する制御手段と、前記運転操作手段による運転
    および停止信号の入力の際前記吐出口扉の開閉動作が円
    滑になるように前記風向羽根を上方向へ移動させる風向
    羽根駆動手段と、前記吐出口扉と吸入グリルを開閉させ
    る開閉駆動手段とからなることを特徴とする空気調和機
    の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記運転操作手段から
    運転および停止信号が入力された時間をカウントして前
    記開閉駆動手段の駆動を制御することを特徴とする請求
    項1に記載の空気調和機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、運転操作手段から運転
    および停止信号が入力された時間が所定の時間を経過す
    ると前記開閉駆動手段を駆動させることを特徴とする請
    求項1に記載の空気調和機の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、運転操作手段から運転
    および停止信号が入力された時間が所定時間を経過して
    いないと、前記開閉駆動手段をオフさせることを特徴と
    する請求項1に記載の空気調和機の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記吐出口の開閉前に
    風向羽根を上方向へに移動させて前記吐出口扉の開閉動
    作が円滑になるように前記風向羽根駆動手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の運転制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は、略1〜10秒であるこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機の
    運転制御装置。
  7. 【請求項7】 運転操作手段から運転および停止信号が
    入力されたかを判別する信号判別ステップと、該信号判
    別ステップから運転および停止信号が入力されると、信
    号入力時間をカウントして所定時間を経過したかを判別
    する時間判別ステップと、該時間判別ステップで信号入
    力時間が所定時間を経過すると風向羽根を上方向へ移動
    させる風向羽根移動ステップと、前記風向羽根が上方向
    へ移動されると駆動手段を制御して吸入口と吐出口を開
    閉する開閉ステップと、前記吸入口と吐出口が開放され
    ると風向羽根を中央に位置させて吐出空気の風向を制御
    する風向制御ステップと、前記風向羽根が中央に位置さ
    れると、設定風向に伴って熱交換された空気を室内に吐
    出して室内の空気調和を行う空気調和運転ステップと、
    からなることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
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