JPH1082039A - フロートバルブ型分水工 - Google Patents

フロートバルブ型分水工

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JPH1082039A
JPH1082039A JP23905396A JP23905396A JPH1082039A JP H1082039 A JPH1082039 A JP H1082039A JP 23905396 A JP23905396 A JP 23905396A JP 23905396 A JP23905396 A JP 23905396A JP H1082039 A JPH1082039 A JP H1082039A
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Tatsuyuki Tanaka
達之 田中
Hidehiko Ihara
英彦 井原
Hisashi Yokofujita
久 横藤田
Shoichi Yonemura
省一 米村
Tarou Shinasue
太郎 品末
Yoshifumi Yamamoto
宜史 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場への据付けが非常に簡単で工期の著しい
短縮および工費の削減を図れ、しかも、水槽の平面寸法
を大幅に縮小して全体のコンパクト化、省スペース化を
図れるようにする。 【解決手段】 少なくとも底壁部1Aと胴壁部1Bとに
分割され、それらを水密状態に組立施工可能とした組立
マンホールから構成される水槽1内に設けたバルブ7と
フロート9とを、バルブ本体7aの上部に取り付けた支
持部材16に枢支保持されてその上下端部をバルブ7お
よびフロート9に連結してなるパンタグラフ式リンク機
構10を介して連動させ、かつ、頂部周壁に越流堰14
を形成した金属製分水管12を水槽1内に挿入設置する
ことで該水槽1内に越流堰14を介して連通される分水
路13を形成させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプラインに流
れる用水を幹線水路から水田など一定のかんがい区域へ
分水供給する場合に設置される分水工で、詳しくは、下
流側の使用水量の増減による水槽内の水面変動に伴うフ
ロートの浮力及び重力を利用した上下動により流入管の
先端部に接続配置されたバルブを開閉させて水槽内の水
位を一定に保つように構成されているフロートバルブ型
分水工に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の分水工の一例として、図
7に示すような構成のものが知られている。この従来の
分水工は、現場打ちコンクリートにより構築される水槽
30と、この水槽30内の底部近くに開口接続される流
入管31の先端部に固定設置されるバルブ32と、上記
水槽30内の水面に浮上可能に設けられたフロート33
と、水面変動に伴うフロート33の上下動に連動して上
記バルブ32の弁体32aを開閉させる連動機構34
と、上記水槽30内に固定設置された越流堰35と、こ
の越流堰35を介して上記水槽30に連通され、かつ、
その底部には流出管36が接続された分水路37とから
なるものである。そして、上記連動機構34は、水槽3
0の側壁部から延設した支持部材38の先端に支軸39
を介して上下揺動可能に枢支したアーム40の一端部が
ピン41を介して上記バルブ32の弁体32aと一体の
弁棒32bに連結されているとともに、アーム40の他
端部がピン42を介して上記フロート33の中央部に固
着したフロート軸33aに連結されてなる構成のもので
ある。
【0003】上記構成の従来のフロートバルブ型分水工
においては、水槽30内から越流堰35を越えて分水路
37内に流入される水を流出管36を通して下流側へ分
水供給するのであるが、このとき、下流側の使用水量の
増減により水槽30内の水面が変動すると、その水面変
動に伴うフロート33の上下動によって上記連動機構3
4のアーム40が支軸39を中心にして上下に揺動し、
このアーム40の上下揺動によりバルブ32の弁体32
aが開閉動作されて水槽30内の水量をほぼ一定に保
ち、所定の分水供給を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
従来のフロートバルブ型分水工では、水槽30が現場打
ちコンクリートにより構築されるものであるから、その
施工現場でのコンクリートパネルの組立・撤去やコンク
リートの打設、養生等といった手間のかかる作業を必要
とし、施工コストの上昇を招くだけでなく、水槽30の
設置施工工期が長いものとなる。また、バルブ32とフ
ロート33との連動機構34を構成するアーム40を上
下揺動可能に枢支するための支持部材38を水槽30の
側壁部から延設するための取付け工事およびその支持部
材38の取付け後において水槽30内でアーム40を支
持部材38に枢支したり、そのアーム40の両端部をフ
ロート33及びバルブ32に連結したりするといった手
間のかかる、また、精度を要する組立工事も必要で、分
水工全体としての据付工期が非常に長くかかり、かつ、
全体工費も非常に高く付く。さらに、上記連動機構34
を構成するアーム40が水平方向に長いものであるため
に、その長いアーム40を収める上で水槽30自体の平
面寸法が必要以上に大きくなり、分水工全体が大型化す
るという問題があった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、現場への据付けが非常に簡単で工期の著しい
短縮および工費の削減を図ることができ、しかも、水槽
の平面寸法を大幅に縮小して全体をコンパクト化、省ス
ペース化することができるフロートバルブ型分水工を提
供することを主たる目的としている。
【0006】本発明の他の目的は、上記のように平面寸
法が縮小された水槽内でのフロートの上下動による水の
流れの乱れの影響を受けることなく、所定の分水供給を
安定よく行なわせることができるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明に係るフロートバルブ
型分水工は、下部に流入管および流出管が接続された水
槽と、上記流入管の先端部に接続されて上記水槽内に配
置されたバルブと、上記水槽内に越流堰を介して連通
し、かつ、その底部近くに上記流出管が接続される分水
路と、上記水槽内の水面に浮上可能に設けられたフロー
トと、このフロートの上下動に連動して上記バルブを開
閉させる連動機構とを備えてなるフロートバルブ型分水
工において、上記水槽が、少なくとも底壁部と胴壁部と
に分割して製作され、それらを水密状態に組立施工可能
とした組立式マンホールから構成されているとともに、
上記連動機構が、上記バルブ本体の上部に取り付けられ
た支持部材に回動可能に枢支保持され、その上下端部を
上記バルブおよびフロートに連結してなるパンタグラフ
式リンク機構から構成され、かつ、上記分水路が、その
頂部周壁を越流堰として上記水槽内に挿入設置可能な金
属製分水管から構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】上記のような構成の請求項1に記載の発明
によれば、水槽が組立式マンホールから構成されている
とともに、連動機構がバルブ本体に取り付けられている
支持部材を介してバルブおよびフロートと共に予めユニ
ット化されているパンタグラフ式リンク機構から構成さ
れているので、施工現場においては、水槽の組立工事
と、その組立水槽内の流入管の先端部へのバルブの接続
工事および金属製分水管の挿入設置工事といった簡単な
据付工事を行なうだけで、所定の分水工を形成すること
が可能である。また、連動機構としてのパンタグラフ式
リンク機構を水槽に支持させる必要がなく、水槽に対し
て独立しているため、従来のように連動機構を水槽に支
持させる形態のものに比べて、水槽の側壁部に対する加
工が全く不要であるとともに、水槽内で連動機構(パン
タグラフ式リンク機構)を組立てるといった手間および
精度の要る作業も不要となり、したがって、分水工全体
の施工工期の著しい短縮化および工費の低減化を図るこ
とができる。
【0009】そのうえ、上記パンタグラフ式リンク機構
の採用によって、水槽の平面寸法を大幅に縮小すること
が可能で、分水工全体のコンパクト化およびそれの設置
所要スペースの節減を図ることができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係るフロー
トバルブ型分水工は、上記請求項1に記載の発明に係る
フロートバルブ型分水工において、上記越流堰を、上記
分水路を構成する金属製分水管の頂部周壁で上記フロー
トおよびバルブの存在する側に対して直交する周壁部分
を下方へ向けて適当長さに切欠くことにより形成したも
のであり、このような構成を採用することにより、水槽
の平面寸法の縮小に伴って分水管がフロートの上下動領
域近くに配置されることになるにもかかわらず、そのフ
ロートの上下動による水槽内の水の流れの乱れが越流堰
に影響することを避けることが可能で、全体がコンパク
トな分水工でありながら、所定の分水供給を安定よく行
なわせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るフロートバ
ルブ型分水工の実施の形態を示す全体縦断正面図、図2
は同分水工の全体縦断側面図、図3は同分水工の一部切
欠き平面図である。これら各図において、1は水槽であ
り、該水槽1は、円盤状の鉄筋入りコンクリート製底壁
部1Aと円筒状の鉄筋入りコンクリート製胴壁部1Bと
に分割して製作され、これら分割された壁部1Aと1B
とは、例えば図4に示すように、底壁部1A側に形成さ
れている上向き開放の台形状の環状凹部1a内にシール
性接着剤2を流し込んだ状態で、環状凹部1a内に胴壁
部1Bの下端部に形成した環状凸部1bを嵌合させて両
者1A,1Bを水密状態に接合施工可能とした組立式マ
ンホールから構成されている。上記胴壁部1Bの下部で
径方向に対向する位置には、該胴壁部1Bの製作時にお
いて流入管3および流出管4がシール部材5および6を
介して水密状に接続されている。
【0012】7は上記流入管3の先端部に接続されて上
記水槽1内に架台8を介して設置されたバルブで、該バ
ルブ7は、上記水槽1内に下向きに開口する流路をもつ
バルブ本体7aとこのバルブ本体7a内に形成の弁座7
bに当接離間可能な弁体7cとこの弁体7cから上方へ
向けて一体に固着延出した弁棒7dとから構成されてい
る。9は上記水槽1内の水面WLに浮上可能に設けられ
たフロートであり、このフロート9は上記水槽1内の水
面WLの変動に伴って上記バルブ7のバルブ本体7aの
上面固定板7eから垂直姿勢で上方へ延出した複数本の
ロッド状ガイド11に沿って上下動自在に構成されてい
るとともに、このフロート9と上記バルブ7の弁体7a
との間には、該フロート9の上下動に連動して弁体7a
を開閉させる連動機構としてのパンタグラフ式リンク機
構10が設けられている。
【0013】12は金属製、例えば鋼製の分水管で、上
記水槽1内に挿入設置することにより、その底部近くに
上記流出管4が接続される分水路13を構成するもの
で、この鋼製分水管12の頂部周壁で上記フロート9お
よびバルブ7の存在する側に対して直交する対向周壁部
分をそれぞれ下方へ向けて適当長さに亘り四角形状に切
欠くことによって形成される2箇所の越流堰14を介し
て上記水槽1内のスタンド室15に連通接続されてい
る。
【0014】上記連動機構としてのパンタグラフ式リン
ク機構10は図5および図6に明示のように構成されて
いる。即ち、バルブ本体7aの上面固定板7eに取り付
けた門型支持部材16の天板部下面に略コ字状の支持枠
17が止着され、この支持枠17に、互いにX字状に交
差させて配置した一対の主アーム18a,18bの交差
点部分が枢支軸19を介して回動可能に枢支されている
と共に、上記一対の主アーム18a,18bの上部と平
行四辺形を形成する一対の上側従アーム18c,18d
の両端部が各主アーム18a,18bの上端部とフロー
ト軸9aの下端部とに連結ピン20,21を介してそれ
ぞれ回動可能に連結され、かつ、上記一対の主アーム1
8a,18bの下部と平行四辺形を形成する一対の下側
従アーム18e,18fの両端部が各主アーム18a,
18bの下端部と上記バルブ7の弁棒7dの上端部とに
連結ピン22,23を介してそれぞれ回動可能に連結さ
れている。
【0015】また、図1〜図3において、24は上記フ
ロート9の上部に設けたフロート高さ調整用ねじ機構
で、上記水槽1の上部開口全体を閉塞する蓋体25に形
成され常時は小蓋26により閉塞される小開口を通じて
ハンドル24aを回転操作することで上記フロート9の
設定高さを変更して、その上下動作範囲を調整すること
により水槽1のスタンド室15から分水管12内の分水
路13への分水量を調整可能としている。なお、図中の
27は余剰水の排出管である。
【0016】上記構成のフロートバルブ型分水工におい
ては、流出管4の下流側での水使用により分水路13内
の水面低下に伴い水槽1のスタンド室15の水が越流堰
14を越えて分水路13内に排出される。このスタンド
室15から分水路13への水の排出によりスタンド室1
5内の水面が低下すると、その水面低下に応じてフロー
ト9が下降してパンタグラフ式リンク機構10の各アー
ム18a〜18fが図5の仮想線に示すように上下方向
に縮小し、これに連動して弁棒7dを介してバルブ7の
弁体7cが引き上げられて弁座7dから離間し、流入管
3から水槽1のスタンド室15内へ水が供給される。
【0017】このようなスタンド室15内への水の供給
により水面が上昇すると、その水面上昇に応じてフロー
ト9も上昇して上記パンタグラフ式リンク機構10の各
アーム18a〜18fが図5の実線に示すように上下方
向に伸長し、これに連動して弁棒7dを介してバルブ7
の弁体7cが引き下げられて弁座7dに当接し、流入管
3からの水の供給が停止されてスタンド室15内に一定
量の水が溜められることになる。
【0018】上記のように、流出管4の下流側での使用
水量の増減により水槽1のスタンド室15内の水面変動
に伴うフロート9の上下動によって上記パンタグラフ式
リンク機構10の各アーム18a〜18fが上下方向に
伸縮し、この伸縮に連動してバルブ7の弁体7cが開閉
動作されてスタンド室15内の水量をほぼ一定に保ち、
所定の分水供給を行なう。
【0019】ところで、上記のような構成のフロートバ
ルブ型分水工においては、水槽1が組立式マンホールか
ら構成されているとともに、フロート9とバルブ7との
連動機構がバルブ本体7aに取り付けられている支持部
材16を介してバルブ7およびフロート9と共に予めユ
ニット化されているパンタグラフ式リンク機構10から
構成されているので、水槽1の組立と、その組立水槽1
内の流入管3先端部への上記ユニットの取付けおよび分
水管12の挿入といった簡単な工事を行なうだけで、所
定の分水工を施工現場で簡単に据付け設置することが可
能である。また、連動機構としてのパンタグラフ式リン
ク機構10は水槽1に支持させる必要がないために、従
来のように、水槽1の側壁部に連動機構を支持させるた
めの加工が不要となり、分水工全体の施工工期の著しい
短縮化および工費の低減化を図ることができる。
【0020】また、連動機構として上記のようなパンタ
グラフ式リンク機構10を採用することによって、水槽
1の平面寸法を大幅に縮小することが可能で、分水工全
体のコンパクト化およびそれの設置所要スペースの節減
も図ることができる。
【0021】なお、上記実施の形態では、水槽1が底壁
部1Aと胴壁部1Bとの二つに分割して製作されたもの
について説明したが、胴壁部1B自体も複数に分割して
それらを水密状態に組立施工可能にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、組立式マンホールからなる水槽と、連動機構と
してバルブ本体に取り付けられている支持部材を介して
バルブおよびフロートと共に予めユニット化されるパン
タグラフ式リンク機構を用いることによって、施工現場
で簡単かつ時間および精度を要しない工事を行なうだけ
で、所定の分水工を構成することができ、分水工全体の
施工工期の著しい短縮化および工費の低減化を図ること
ができる。しかも、バルブの直上部に配置可能なパンタ
グラフ式リンク機構の採用によって、水槽の平面寸法を
大幅に縮小することができ、分水工全体のコンパクト化
およびそれの設置所要スペースの節減を図ることができ
るという効果を奏する。
【0023】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明の効果に加えて、水槽の平面寸
法の縮小に伴って分水管がフロートの上下動領域近くに
配置されることになるにもかかわらず、そのフロートの
上下動による水槽内の水の流れの乱れが越流堰に影響す
ることを避けることが可能で、全体がコンパクトな分水
工でありながら、所定の分水供給を安定よく行なわせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロートバルブ型分水工の実施の
形態を示す全体縦断正面図である。
【図2】同上分水工の全体縦断側面図である。
【図3】同上分水工の一部切欠き平面図である。
【図4】同上分水工における水槽の要部の拡大縦断面図
である。
【図5】同上分水工における要部の拡大正面図である。
【図6】図5のX−X線に沿った縦断側面図である。
【図7】従来のフロートバルブ型分水工の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 水槽 1A 底壁部 1B 胴壁部 3 流入管 4 流出管 7 バルブ 7a バルブ本体 9 フロート 10 パンタグラフ式リンク機構(連動機構) 12 分水管 13 分水路 14 越流堰 16 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米村 省一 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 品末 太郎 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 山本 宜史 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に流入管および流出管が接続された
    水槽と、 上記流入管の先端部に接続されて上記水槽内に配置され
    たバルブと、 上記水槽内に越流堰を介して連通し、かつ、その底部近
    くに上記流出管が接続される分水路と、 上記水槽内の水面に浮上可能に設けられたフロートと、 このフロートの上下動に連動して上記バルブを開閉させ
    る連動機構とを備えてなるフロートバルブ型分水工にお
    いて、 上記水槽が、少なくとも底壁部と胴壁部とに分割して製
    作され、それらを水密状態に組立施工可能とした組立式
    マンホールから構成されているとともに、 上記連動機構が、上記バルブ本体の上部に取り付けられ
    た支持部材に回動可能に枢支保持され、その上下端部を
    上記バルブおよびフロートに連結してなるパンタグラフ
    式リンク機構から構成され、 かつ、上記分水路が、その頂部周壁を越流堰として上記
    水槽内に挿入設置可能な金属製分水管から構成されてい
    ることを特徴とするフロートバルブ型分水工。
  2. 【請求項2】 上記越流堰は、上記分水路を構成する金
    属製分水管の頂部周壁で上記フロートおよびバルブの存
    在する側に対して直交する周壁部分を下方へ向けて適当
    長さに切欠くことにより形成されている請求項1に記載
    のフロートバルブ型分水工。
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