JPH10813A - レーザビーム走査装置 - Google Patents

レーザビーム走査装置

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JPH10813A
JPH10813A JP17436696A JP17436696A JPH10813A JP H10813 A JPH10813 A JP H10813A JP 17436696 A JP17436696 A JP 17436696A JP 17436696 A JP17436696 A JP 17436696A JP H10813 A JPH10813 A JP H10813A
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JP
Japan
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laser beam
polygon
polygon mirror
image
bar
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JP17436696A
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English (en)
Inventor
Takehisa Maeda
雄久 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のポリゴンミラーのうち1つを基準と
し,該基準ミラーと他のミラーとの偏向走査による同期
検知出力から求めた時間差と許容値とにより,回転ムラ
や温度上昇・経時変化に起因する位相ずれを制御し,良
好な書込画像を得ること。 【解決手段】 複数のポリゴンミラー102Bk〜10
2Cのうち,基準となるポリゴンミラー102Bkで偏
向走査されたレーザ光の位置に対応する出力信号と他の
ポリゴンミラー102M〜102Cで偏向走査されたレ
ーザ光の位置に対応する出力信号との時間差が,あらか
じめ設定してある許容値以上に達し,かつ,画像書込時
以外である場合に,時間差に基づいて複数のポリゴンミ
ラー102Bk〜102C間の面位相を制御するコント
ローラ312を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は多色画像を形成する
デジタル複写機やレーザプリンタなどの光書込系に利用
されるレーザビーム走査装置に関し,より詳細には,複
数のレーザビームをそれぞれポリゴンミラーで走査し,
複数の感光体それぞれにレーザビームを照射する際に,
複数のポリゴンミラー間の面位相を制御するレーザビー
ム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より多色画像を形成するために,た
とえば,イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色
に対応する4つの感光体ドラムを並設し,これら各感光
体ドラムに画像情報を書き込むための光学走査系をそれ
ぞれ設け,その光書込に応じた各画像を形成し,記録紙
に転写・重ね合わせる,いわゆる4ドラム方式のカラー
画像形成装置が知られている。
【0003】ところで,上記のようにカラー画像を形成
する際には,イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの
各色ごとに独立に形成した画像を記録紙上に正確な位置
で重ね合わせる必要がある。各色の画像を記録紙上に正
確な位置で重ね合わせるためには,感光体ドラム上の各
色画像の主走査方向および副走査方向の書込開始位置が
正確に調整されていなければならない。
【0004】主走査方向の調整については,レーザ走査
開始位置を常に同期センサにより検出し,記録データの
書込タイミングを各色で調整することにより,装置内の
レーザ光書込部と感光体ドラムとの位置が,各色で完全
に一致していなくても,各色の画像を重ね合わせた場合
に色ずれを生じさせない。
【0005】また,副走査方向(搬送方向)の調整につ
いては,感光体ドラム間のピッチを走査ピッチの整数倍
に保ち,レーザ走査開始位置を常に同期センサにより検
知し,記録データの書込タイミングを制御することによ
り,同一の走査周波数で記録を行い,各色の画像を重ね
合わせた場合に色ずれを生じさせないようにしている。
【0006】しかし,上記制御では同一位相の走査周波
数で記録しているので,1走査ピッチ以下の色ずれの補
正が不可能であった(300dpiであれば84.67
μm)。このため,1走査ピッチ以下の色ずれを補正す
る方法として,ポリゴンミラーを回転させるモータの回
転位相を制御する技術が提案されている。
【0007】たとえば,従来では,特開昭64−733
69号や公報特開平2−170110号公報に開示され
ているような装置が提案されている。
【0008】すなわち,特開昭64−73369号公報
では,基準周波数信号発生手段から発生された基準周波
数信号に基づいて,1つのPLL制御手段がポリゴンミ
ラーの回転速度制御を開始する。一定速度で回転するポ
リゴンミラーにより偏向されるレーザビームを受光し,
同期センサが水平同期信号を発生すると,タイミング計
測手段が1つの同期センサから出力される水平同期信号
の出力に同期して残る各同期センサから出力される水平
同期信号出力タイミング差を基準周波数信号に基づいて
計測する。そして,計測された各水平同期信号出力タイ
ミング差に基づいて位相調整手段がPLL制御手段に供
給する基準周波数信号の位相を調整する。これにより,
位相ずれを画素単位距離内で微細に調整することが可能
となり,レーザビームの各感光体ドラム上のトップ走査
ラインずれを最小に設定することができる。
【0009】また,特開平2−170110号公報で
は,第1と第2とのレーザビーム検知器より,第1のビ
ームディテクトパルス信号と第2のレーザビーム検知器
よりの第2のビームディテクトパルス信号とが位相差を
もて送出されてくると,回転位相同期制御装置の位相差
を内部カウンタ回路などの計時手段により測定する。そ
して,得られた位相差に近い位相を発生させる基準信号
として,各基準信号のうち1つを選択スイッチにより選
択された1つの基準信号を第2位相同期制御部に送出す
る。これにより,第1および第2モータは,位相差を発
生させる信号により,第1および第2の位相同期制御部
で位相同期制御が行われ,以後の第1および第2の信号
の位相はほぼ同位相となり,第1および第2のポリゴン
ミラーのビーム反射面が同位相となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,以下に述べるよ
うな問題点があった。
【0011】第1に,ポリゴンモータには微小な回転ム
ラが存在し,さらにモータやそのドライバの温度上昇や
経時変化に起因する回転ムラも大きくなる。第2に,特
開昭64−73369号公報にあるように同期センサか
ら出力される水平同期信号の周期がばらつき,温度上昇
や経時変化によりさらにそのばらつきが増大するため,
それぞれの同期センサから出力される水平同期信号のタ
イミング差もばらつくことになる。
【0012】すなわち,特開昭64−73369号公報
のように位相制御を行っても上記のようにばらつきが大
きくなるため,徐々に走査ラインずれが大きくなった
り,急にずれが生じ,良好な書込画像が得られないとい
う問題点があった。同様に,特開平2−170110号
公報のように第1および第2のポリゴンミラーのビーム
反射面を同位相にしても,上記のようにばらつきが大き
くなるため,徐々に面位相がずれたり,突然,ずれが生
じたりし,良好な書込画像が得られないという問題点が
あった。
【0013】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,複数のポリゴンミラーのうち1つを基準とし,該
基準ミラーと他のミラーとの偏向走査による同期検知出
力から求めた時間差と許容値とにより,回転ムラや温度
上昇・経時変化に起因する位相ずれを制御し,良好な書
込画像を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るレーザビーム走査装置にあって
は,複数のレーザ光発生手段と,前記複数のレーザ光を
それぞれ独立して偏向走査する複数のポリゴンミラー
と,前記ポリゴンミラーを等速回転させる複数の駆動手
段と,前記駆動手段に回転基準周波数を与える周波数発
生手段と,前記複数のレーザ光の走査位置を検知する同
期検知手段と,前記ポリゴンミラーの回転位置を検知す
る回転位置検知手段と,を備えたレーザビーム走査装置
において,前記複数のポリゴンミラーのうち,基準とな
るポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の位置に対
応する出力信号と他のポリゴンミラーで偏向走査された
レーザ光の位置に対応する出力信号との時間差が,あら
かじめ設定してある許容値以上に達し,かつ,画像書込
時以外である場合に,前記時間差に基づいて前記複数の
ポリゴンミラー間の面位相を制御する制御手段を備えた
ものである。
【0015】すなわち,基準とするポリゴンミラーで偏
向走査されたレーザ光の位置を検知するセンサの出力信
号と他のポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の位
置を検知するセンサの出力信号との時間差を常に監視
し,その時間差があらかじめ設定しておいた許容値以上
に達し,画像書込時以外である場合に,その時間差から
複数のポリゴンモータ間の面位相を制御することによ
り,回転ムラや温度上昇・経時変化,さらにポリゴンミ
ラー面のばらつきによる時間差を排除する。
【0016】また,請求項2に係るレーザビーム走査装
置にあっては,前記制御手段は,前記複数のポリゴンミ
ラー間の面位相制御を実行中には,画像書込を不可にさ
せて書込待機状態とし,前記面位相制御が終了し,か
つ,前記ポリゴンミラーの回転が等速回転になった時点
で画像書込を開始するものである。
【0017】すなわち,複数のポリゴンミラー間の面位
相を制御している最中は,画像書込を不可とし,書込待
機状態となり面位相の制御が終了し,ポリゴンモータが
等速回転をはじめてから画像の書き込みを開始すること
により,ポリゴンミラーの面位相制御中に画像書き込み
を行うことによる画像の乱れを回避する。
【0018】また,請求項3に係るレーザビーム走査装
置にあっては,前記制御手段は,基準とするポリゴンミ
ラーで偏向走査されたレーザ光の位置を検知する同期検
知手段の出力信号と他のポリゴンミラーで偏向走査され
たレーザ光の位置を検知する同期検知手段の出力信号と
の時間差をそれぞれ算出する際,複数回測定し,その平
均値に基づいて前記複数のポリゴンミラー間の面位相を
制御するものである。
【0019】すなわち,基準とするポリゴンミラーで偏
向走査されたレーザ光の位置を検知するセンサの出力信
号と他のポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の位
置を検知するセンサの出力信号との時間差をそれぞれ算
出する際,複数回測定し,その平均値を用いて複数のポ
リゴンモータ間の面位相を制御することにより,回転ム
ラや温度上昇・経時変化,さらにポリゴンミラー面のば
らつきによる時間差を排除する。
【0020】また,請求項4に係るレーザビーム走査装
置にあっては,前記制御手段は,画像書込待機時に前記
時間差を複数回測定し,その平均値を算出し,該平均値
が規定値以上に達した場合,その平均値に基づいて前記
複数のポリゴンミラー間の面位相を制御するものであ
る。
【0021】すなわち,画像書込待機時に時間差を複数
回測定し,その平均値を算出し,該平均値が規定値以上
になった場合,その平均値を用いて複数のポリゴンミラ
ー間の面位相を制御することにより,平均値を算出する
ためのn数を必要以上に多くしなくても,温度上昇や経
時変化にも対応することができる。
【0022】また,請求項5に係るレーザビーム走査装
置にあっては,前記制御手段は,前記複数のポリゴンミ
ラー間の面位相制御を実行中には,画像書込を不可状態
にさせて書込待機状態とし,前記面位相制御が終了し,
かつ,前記ポリゴンミラーの回転が等速回転になった時
点で画像書込を開始するものである。
【0023】すなわち,複数のポリゴンミラー間の面位
相制御を実行している間は,画像書込を不可とし,書込
待機状態となり面位相の制御が終了し,ポリゴンモータ
が等速回転をはじめてから画像の書き込みを開始するこ
とにより,ポリゴンミラーの面位相制御中に画像書き込
みを行うことによる画像の乱れを回避する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下,本発明のレーザビーム走査
装置を添付図面を参照し,〔実施の形態1〕,〔実施の
形態2〕,〔実施の形態3〕,〔実施の形態4〕,〔実
施の形態5〕の順に詳細に説明する。
【0025】〔実施の形態1〕 (レーザビーム走査装置の構成)図1は,実施の形態に
係るレーザビーム走査装置の構成を示す説明図である。
図において,101はレーザ光を出射するレーザ光発生
手段としての半導体レーザ(以下,LDという),10
2は正多角形の側面に反射ミラーを有し,高速回転によ
りレーザ光を偏向・走査するポリゴンミラー,103は
ポリゴンミラー102を所定の回転数で駆動する駆動手
段としてのポリゴンモータ,104はポリゴンモータ1
03内に設けられ,回転位置検知用の回転位置検知手段
としてのホール素子である。
【0026】また,105はポリゴンミラー102によ
るLD走査範囲の端に設けられ,走査光検知のためレー
ザ光を後述するレーザビーム検知器に導くビームディテ
クタミラー,106はビームディテクタミラー105に
より導かれたレーザ光を検知するレーザビーム検知器
(ビームディテクタセンサ)である。
【0027】(レーザビーム走査装置の動作)次に,以
上のように構成されたレーザビーム走査装置の動作につ
いて説明する。ポリゴンミラー102がポリゴンモータ
103によって回転され,LD101から出射されるレ
ーザ光(厳密には所定のビーム整形が施されたレーザ
光)がポリゴンミラー面により偏向され,LD走査範囲
を走査する。
【0028】このとき,LD走査範囲の端に設けられて
いるビームディテクタミラー105で反射されたレーザ
光は,レーザビーム検知器106で検知される。この検
知によりディテクタパルス信号が出力される。
【0029】また,ポリゴンモータ103内に設けたホ
ール素子104は,ポリゴンモータ103が回転するこ
とにより周波数が出力される。
【0030】(カラー画像形成装置の構成)次に,上記
レーザビーム走査装置を4ドラム方式に搭載したカラー
画像形成装置の主要部分について説明する。図2は,本
発明によるレーザビーム走査装置が搭載されるに好適な
カラー画像形成装置の主要構成を示す説明図である。
【0031】図において,101BkはBk(ブラッ
ク)画像書込用のLD,101MはM(マゼンタ)画像
書込用のLD,101YはY(イエロー)画像書込用の
LD,101CはC(シアン)画像書込用のLD,10
2BkはBk画像書込用のポリゴンミラー,102Yは
Y画像書込用のポリゴンミラー,102MはM画像書込
用のポリゴンミラー,102CはC画像書込用のポリゴ
ンミラー,201BkはBk画像書込用のfθレンズ,
201YはY画像書込用のfθレンズ,201MはM画
像書込用のfθレンズ,201CはC画像書込用のfθ
レンズである。
【0032】また,202Bk,202M,202Y,
202Cは各色の静電潜像が形成される感光体ドラム,
203Bk,203M,203Y,203Cは上記各感
光体ドラム面を均一に帯電する帯電チャージャ,204
Bk,204M,204Y,204Cは上記静電潜像に
トナーを付着させる現像ユニット,205は上記各感光
体ドラムに対向して設けら,記録紙を搬送する転写ベル
ト,206Bk,206M,206Y,206Cは転写
ベルト205を介して転写処理を行うための転写チャー
ジャ,207は搬送用モータである。
【0033】(カラー画像形成装置の動作)次に,以上
のように構成されたカラー画像形成装置の基本的な動作
について説明する。各LD101Bk,101M,10
1Y,101Cは,それぞれ色分解された画像情報に基
づいて作動するレーザドライバ(図示せず)により,光
のON/OFF信号に変換された信号に基づいてレーザ
光を出射する。
【0034】すなわち,各LD101Bk,101M,
101Y,101Cから出射されたレーザ光は,色分解
された画像情報に基づいてそれぞれON/OFFが繰り
返されながらポリゴンミラー102Bk,102M,1
02Y,102Cにより偏向・走査され,fθレンズ2
01Bk,201M,201Y,201Cを通って感光
体ドラム202Bk,202M,202Y,202Cに
照射される。
【0035】これにより,あらかじめ帯電されている感
光体ドラム202Bk,202M,202Y,202C
には画像情報に応じた静電潜像が形成される。さらに,
この静電潜像は現像ユニット204Bk,204M,2
04Y,204Cによりトナー像となる。そして,これ
らの各トナー像は,転写ベルト205により搬送される
記録紙に順次転写され,重ね合わされることで,記録紙
上にカラー画像が形成される。
【0036】なお,上記において説明したカラー画像形
成装置は4ドラム式の構成を例にとって説明するが,こ
の他にも複数のポリゴンミラー(偏向走査手段)を用い
た光学装置であってもよい。
【0037】(ポリゴンミラー位相制御回路の構成)図
3は,この実施の形態に係るポリゴンミラー位相制御回
路の構成を示すブロック図である。この回路は,基準と
するポリゴンモータ103Bkの回転速度とポリゴンミ
ラー102Bkの面位相を決める周波数を発生し,位相
制御を行う際に他のポリゴンモータ103M〜103C
の回転速度とポリゴンミラー102M〜102Cの面位
相を決める周波数を発生する周波数発生手段としての回
転基準周波数発生部301と,後述するコントローラか
らの位相制御データによりポリゴンミラー102M〜1
02Cの面位相を制御する回転基準周波数発生部302
〜304と,回転基準周波数発生部301の出力と回転
基準周波数発生部302〜304の出力とを後述するコ
ントローラからの信号に基づいて切り換えるセレクタ3
05〜307と,ポリゴンモータ103Bk〜103C
を等速回転させるためのモータドライバおよびPLL制
御部308〜311と,ポリゴンモータ103Bk〜1
03Cとポリゴンミラー102Bk〜102Cの回転位
置を検知するホール素子104Bk〜104C(図1参
照)と,レーザ光の走査位置を検知し,ディテクタパル
ス信号を出力するレーザビーム検知器106Bk〜10
6Cと,ポリゴンモータのON/OFF制御や,ポリゴ
ンモータの等速回転のチェック,周波数の切替信号の出
力,各レーザ光のディテクタパルス信号の時間差の測定
などを実行する制御手段としてのコントローラ312と
から構成されている。
【0038】(ポリゴンミラー位相制御回路の動作)次
に,以上のように構成されたポリゴンミラー位相制御回
路の動作について,図4および図5に示すフローチャー
トおよび図6〜図9に示すタイミングチャートを用いて
説明する。
【0039】電源(図示せず)がONされると,図6に
示すように,回転基準周波数発生部301から(バー)
PCLKが出力され(S401),これをモータドライ
バおよびPLL制御部308〜311に供給する。この
場合,セレクタ305〜307は回転基準周波数発生部
301からの出力を選択するようにコントローラ312
によって制御される。すなわち,コントローラ312か
らモータON信号が出力され(S402),ポリゴンモ
ータ103Bk〜103Cが回転する(S403)。
【0040】ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等
速回転すると,モータロック信号が検出される(S40
4)。そして,レーザ光が点灯される(S405)。な
お,この場合は,図1で説明したビームディテクタミラ
ー105の部分だけ点灯すればよい。上記レーザ光の点
灯により,レーザビーム検知器106Bk〜106Cか
らのディテクタパルス信号DP1〜DP4が出力される
(S406)。
【0041】たとえば,図7に示すように,レーザビー
ム検知器106BkからDP1,レーザビーム検知器1
06MからDP2,レーザビーム検知器106YからD
P3,レーザビーム検知器106CからDP4が出力さ
れるとする。コントローラ312は,上記ディテクタパ
ルス信号DP1〜DP4のパルスの立ち上がりを検出す
る。そして,この実施の形態では,ポリゴンモータ10
3Bkを基準にして位相制御を行うので,DP1に対す
るDP2,DP3,DP4の時間差,この場合,図7に
示すようにT1,T2,T3を算出する(S407)。
【0042】そして,上記算出値を回転基準周波数発生
部302〜304に送るデータに変換し(S408),
T1に相当するデータを回転基準周波数発生部302
に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部30
3に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生部3
04に送る(S409)。
【0043】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S41
0)。次いで,コントローラ312からの切替信号によ
り,セレクタ305では(バー)PCLK1から(バ
ー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)PCL
K1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307では
(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替えら
れ(S411),モータドライバおよびPLL制御部3
09〜311へ送られる(S412)。
【0044】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S413)。
【0045】図9に位相制御後のディテクタパルス信号
を示している。この図9からも明らかなように,図7の
時点では位相がずれていたものが,DP1を基準に揃っ
ていることが分かる。これは,それぞれのポリゴンミラ
ー102Bk〜102Cの面位相が一致していることを
意味する。
【0046】ここで,画像書込可能状態となるが,その
後も上述したようにDP1〜DP4の検出(S41
4),時間差T1〜T3の算出(S415)をし続け
る。そして,その結果があらかじめ決めておいた許容値
以上であるか否かを判断する(S416)。ここで許容
値以上と判断した場合,さらに,画像書込中であるか否
かを判断する(S417)。
【0047】上記ステップS416において,許容値以
上ではないと判断した場合,およびステップS417に
おいて,画像書込中であると判断した場合には上記ステ
ップS414に戻る。また,ステップS417におい
て,画像書込中ではないと判断した場合,前述したよう
にデータの変換以後の処理を実行する。
【0048】すなわち,データ変換を実行し(S41
8),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S419)。
【0049】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S42
0)。
【0050】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S421),モータドライバおよびPLL制御部
309〜311へ送られる(S422)。
【0051】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータが再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S423)。その後,再度,上記ステップ
S414に戻り,同様の動作を繰り返し実行する。
【0052】このように,許容値より小さかったり,画
像書込中であれば,DP1〜DP4の検出,時間差T1
〜T3の算出を繰り返し実行する。なお,時間差T1〜
T3で1つだけ許容値以上となった場合には,その他は
そのままの状態で,関係するところのみについて位相制
御を実行することになる。また,2つの場合も同様であ
る。
【0053】また,上記許容値の決め方は,位相制御を
実行する際に生じる制御誤差,あるいは画像上問題とな
らないレベルを考慮すればよい。また,許容値は変更可
能であってもよく,この場合に外部から変更可能にして
もよい。
【0054】〔実施の形態2〕 (実施の形態2の構成)この実施の形態2におけるレー
ザビーム走査装置およびポリゴンミラー位相制御回路の
構成は前述した実施の形態1と同様の構成を用いる。
【0055】(実施の形態2の動作)次に,実施の形態
2の動作,すなわち,ポリゴンミラーの位相制御動作に
ついて図10および図11に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0056】なお,この実施の形態2では,モータロッ
ク信号が出力される画像書込開始を制御するコントロー
ラ312に対し,画像書込可能状態であることを知らせ
ることと,許容値以上に達し,画像書込中ではない場合
に,画像書込不可状態にしてから位相制御を実行する2
つの点が異なる。
【0057】したがって,位相制御中に画像書込命令が
きた場合は待機していて,位相制御が終了し,モータロ
ック信号を検出して,画像書込可能上になったときに,
画像書込を開始することになる。以下,詳細に説明す
る。
【0058】図10および図11において,電源(図示
せず)がONされると,図6に示すように,回転基準周
波数発生部301から(バー)PCLKが出力され(S
1001),これをモータドライバおよびPLL制御部
308〜311に供給する。この場合,セレクタ305
〜307は回転基準周波数発生部301からの出力を選
択するようにコントローラ312によって制御される。
すなわち,コントローラ312からモータON信号が出
力され(S1002),ポリゴンモータ103Bk〜1
03Cが回転する(S1003)。
【0059】ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等
速回転すると,モータロック信号が検出される(S10
04)。そして,レーザ光が点灯される(S100
5)。なお,この場合は,図1で説明したビームディテ
クタミラー105の部分だけ点灯すればよい。上記レー
ザ光の点灯により,レーザビーム検知器106Bk〜1
06Cからのディテクタパルス信号DP1〜DP4が出
力される(S1006)。
【0060】たとえば,図7に示すように,レーザビー
ム検知器106BkからDP1,レーザビーム検知器1
06MからDP2,レーザビーム検知器106YからD
P3,レーザビーム検知器106CからDP4が出力さ
れるとする。コントローラ312は,上記ディテクタパ
ルス信号DP1〜DP4のパルスの立ち上がりを検出す
る。
【0061】そして,この実施の形態では,ポリゴンモ
ータ103Bkを基準にして位相制御を行うので,DP
1に対するDP2,DP3,DP4の時間差,この場
合,図7に示すようにT1,T2,T3を算出する(S
1007)。
【0062】そして,上記算出値を回転基準周波数発生
部302〜304に送るデータに変換し(S100
8),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1009)。
【0063】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S101
0)。
【0064】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S1011),モータドライバおよびPLL制御
部309〜311へ送られる(S1012)。
【0065】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1013)。ここで,画像書込可能状態
となるので,画像書込可能状態であることを知らせる
(S1014)。
【0066】図9に位相制御後のディテクタパルス信号
を示している。この図9からも明らかなように,図7の
時点では位相がずれていたものが,DP1を基準に揃っ
ていることが分かる。これは,それぞれのポリゴンミラ
ー102Bk〜102Cの面位相が一致していることを
意味する。
【0067】その後も上述したようにDP1〜DP4の
検出(S1015),時間差T1〜T3の算出(S10
16)をし続ける。そして,その結果があらかじめ決め
ておいた許容値以上であるか否かを判断する(S101
7)。ここで許容値以上と判断した場合,さらに,画像
書込中であるか否かを判断する(S1018)。
【0068】上記ステップS1017において,許容値
以上ではないと判断した場合,およびステップS101
8において,画像書込中であると判断した場合には上記
ステップS1015に戻る。また,ステップS1018
において,画像書込中ではないと判断した場合,画像書
込不可(画像書込待機)状態であることを知らせ(S1
019),さらに前述したようにデータの変換以後の処
理を実行する。
【0069】すなわち,データ変換を実行し(S102
0),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1021)。
【0070】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S102
2)。
【0071】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S1023),モータドライバおよびPLL制御
部309〜311へ送られる(S1024)。
【0072】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。
【0073】ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1025)。そして,画像書込可能状態
であることを知らせ(S1026),再度,上記ステッ
プS1015に戻り,同様の動作を繰り返し実行する。
【0074】〔実施の形態3〕 (実施の形態3の構成)この実施の形態3におけるレー
ザビーム走査装置およびポリゴンミラー位相制御回路の
構成は前述した実施の形態1と同様の構成を用い,さら
に,コントローラ312内にデータを記憶しておくため
のRAM312aを設ける。
【0075】(実施の形態3の動作)次に,実施の形態
3の動作,すなわち,ポリゴンミラーの位相制御動作に
ついて図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0076】ここでは,時間差T1〜T3を算出すると
ころまでは,前述の実施の形態1と同様である。そし
て,T1〜T3を算出したところでそれぞれをコントロ
ーラ312内のRAM312aに記憶し,ある回数だけ
取り込んだところで,T1,T2,T3それぞれの平均
値を算出する。その後は実施の形態1と同様に位相制御
を実行し,ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等速
回転し,モータロック信号が検出され,位相制御を終了
する。以下,詳細に説明する。
【0077】図12において,電源(図示せず)がON
されると,図6に示すように,回転基準周波数発生部3
01から(バー)PCLKが出力され(S1201),
これをモータドライバおよびPLL制御部308〜31
1に供給する。この場合,セレクタ305〜307は回
転基準周波数発生部301からの出力を選択するように
コントローラ312によって制御される。すなわち,コ
ントローラ312からモータON信号が出力され(S1
202),ポリゴンモータ103Bk〜103Cが回転
する(S1203)。
【0078】ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等
速回転すると,モータロック信号が検出される(S12
04)。そして,レーザ光が点灯される(S120
5)。なお,この場合は,図1で説明したビームディテ
クタミラー105の部分だけ点灯すればよい。上記レー
ザ光の点灯により,レーザビーム検知器106Bk〜1
06Cからのディテクタパルス信号DP1〜DP4が出
力される(S1206)。
【0079】たとえば,図7に示すように,レーザビー
ム検知器106BkからDP1,レーザビーム検知器1
06MからDP2,レーザビーム検知器106YからD
P3,レーザビーム検知器106CからDP4が出力さ
れるとする。コントローラ312は,上記ディテクタパ
ルス信号DP1〜DP4のパルスの立ち上がりを検出す
る。
【0080】そして,この実施の形態では,ポリゴンモ
ータ103Bkを基準にして位相制御を行うので,DP
1に対するDP2,DP3,DP4の時間差,この場
合,図7に示すようにT1,T2,T3を算出する(S
1207)。
【0081】続いて,上記算出データをコントローラ3
12内のRAM312aに記憶し(S1208),その
データをn回以上取り込んだか否かを判断する(S12
09)。ここでn回以上取り込んだと判断した場合,そ
の平均値を算出する(S1210)。
【0082】そして,上記平均値を回転基準周波数発生
部302〜304に送るデータに変換し(S121
1),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1212)。
【0083】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S121
3)。次いで,コントローラ312からの切替信号によ
り,セレクタ305では(バー)PCLK1から(バ
ー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)PCL
K1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307では
(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替えら
れ(S1214),モータドライバおよびPLL制御部
309〜311へ送られる(S1215)。
【0084】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1216)。
【0085】ここで,図13〜図15を参照し,上記実
施の形態による位相制御を従来例と比較して説明する。
仮に,図13に示すように,DP2が(1)と(2)の
ように時間差が最大T4だけばらつきがあるとする。そ
うすると,従来では算出される時間差は,最小T1ある
いは最大T1+T4となる。
【0086】また,上記において,仮にT1と算出され
た場合,位相制御は図14に示すようになる。また,仮
にDP2の(2)のようなディテクタパルス信号が入力
された場合は,時間差T4分だけポリゴンミラーの面位
相がずれることになる。
【0087】一方,この実施の形態3では,時間差T1
と時間差の平均値T1+T4/2で位相制御されるの
で,図15に示すようにDP2(1)でもDP2(2)
でもDP1に対し,T4/2のずれとなる。
【0088】〔実施の形態4〕 (実施の形態4の構成)この実施の形態4におけるレー
ザビーム走査装置およびポリゴンミラー位相制御回路の
構成は前述した実施の形態1と同様の構成を用いる。
【0089】(実施の形態4の動作)次に,実施の形態
4の動作,すなわち,ポリゴンミラーの位相制御動作に
ついて図16および図17に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0090】ここでの動作は,前述の実施の形態1と実
施の形態3とを合わせたものである。なお,後述する規
定値は位相制御を行う際に生じる制御誤差,あるいは画
像上問題とならないレベルを考慮して決定する。また,
これを外部から可変可能にしてもよい。以下,実施の形
態4の動作を詳細に説明する。
【0091】図16および図17において,電源(図示
せず)がONされると,図6に示すように,回転基準周
波数発生部301から(バー)PCLKが出力され(S
1601),これをモータドライバおよびPLL制御部
308〜311に供給する。この場合,セレクタ305
〜307は回転基準周波数発生部301からの出力を選
択するようにコントローラ312によって制御される。
すなわち,コントローラ312からモータON信号が出
力され(S1602),ポリゴンモータ103Bk〜1
03Cが回転する(S1603)。
【0092】ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等
速回転すると,モータロック信号が検出される(S16
04)。そして,レーザ光が点灯される(S160
5)。なお,この場合は,図1で説明したビームディテ
クタミラー105の部分だけ点灯すればよい。上記レー
ザ光の点灯により,レーザビーム検知器106Bk〜1
06Cからのディテクタパルス信号DP1〜DP4が出
力される(S1606)。
【0093】たとえば,図7に示すように,レーザビー
ム検知器106BkからDP1,レーザビーム検知器1
06MからDP2,レーザビーム検知器106YからD
P3,レーザビーム検知器106CからDP4が出力さ
れるとする。コントローラ312は,上記ディテクタパ
ルス信号DP1〜DP4のパルスの立ち上がりを検出す
る。
【0094】そして,この実施の形態では,ポリゴンモ
ータ103Bkを基準にして位相制御を行うので,DP
1に対するDP2,DP3,DP4の時間差,この場
合,図7に示すようにT1,T2,T3を算出する(S
1607)。
【0095】続いて,上記算出データをコントローラ3
12内のRAM312aに記憶し(S1608),その
データをn回以上取り込んだか否かを判断する(S16
09)。ここでn回以上取り込んだと判断した場合,そ
の平均値を算出する(S1610)。
【0096】そして,上記平均値を回転基準周波数発生
部302〜304に送るデータに変換し(S161
1),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1612)。
【0097】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S161
3)。
【0098】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S1614),モータドライバおよびPLL制御
部309〜311へ送られる(S1615)。
【0099】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1616)。
【0100】そして,再び,レーザビーム検知器106
Bk〜106Cからのディテクタパルス信号DP1〜D
P4を検出し(S1617),DP1に対するDP2,
DP3,DP4の時間差,この場合,図7に示すように
T1,T2,T3を算出する(S1618)。
【0101】続いて,上記算出データをコントローラ3
12内のRAM312aに記憶し(S1619),その
データをn回以上取り込んだか否かを判断する(S16
20)。ここでn回以上取り込んだと判断した場合,そ
の平均値を算出する(S1621)。
【0102】次に,上記平均値をコントローラ312内
のRAM312aに記憶し(S1622),あらかじめ
決めておいた規定値以上であるか否かを判断する(S1
623)。ここで規定値以上であると判断した場合,さ
らに画像書込中であるか否かを判断する(S162
4)。画像書込中ではないと判断した場合,前述したよ
うにデータの変換以後の処理を実行する。
【0103】すなわち,データ変換を実行し(S162
5),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1626)。
【0104】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S162
7)。
【0105】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S1628),モータドライバおよびPLL制御
部309〜311へ送られる(S1629)。
【0106】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1630)。その後,再度,上記ステッ
プS1617に戻り,同様の動作を繰り返し実行する。
【0107】〔実施の形態5〕 (実施の形態5の構成)この実施の形態5におけるレー
ザビーム走査装置およびポリゴンミラー位相制御回路の
構成は前述した実施の形態1と同様の構成を用いる。
【0108】(実施の形態5の動作)次に,実施の形態
5の動作,すなわち,ポリゴンミラーの位相制御動作に
ついて図18および図19に示すフローチャートを用い
て説明する。ここでの動作は,前述の実施の形態2と実
施の形態3とを合わせたものである。
【0109】図18および図19において,電源(図示
せず)がONされると,図6に示すように,回転基準周
波数発生部301から(バー)PCLKが出力され(S
1801),これをモータドライバおよびPLL制御部
308〜311に供給する。この場合,セレクタ305
〜307は回転基準周波数発生部301からの出力を選
択するようにコントローラ312によって制御される。
すなわち,コントローラ312からモータON信号が出
力され(S1802),ポリゴンモータ103Bk〜1
03Cが回転する(S1803)。
【0110】ポリゴンモータ103Bk〜103Cが等
速回転すると,モータロック信号が検出される(S18
04)。そして,レーザ光が点灯される(S180
5)。なお,この場合は,図1で説明したビームディテ
クタミラー105の部分だけ点灯すればよい。上記レー
ザ光の点灯により,レーザビーム検知器106Bk〜1
06Cからのディテクタパルス信号DP1〜DP4が出
力される(S1806)。
【0111】たとえば,図7に示すように,レーザビー
ム検知器106BkからDP1,レーザビーム検知器1
06MからDP2,レーザビーム検知器106YからD
P3,レーザビーム検知器106CからDP4が出力さ
れるとする。コントローラ312は,上記ディテクタパ
ルス信号DP1〜DP4のパルスの立ち上がりを検出す
る。そして,この実施の形態では,ポリゴンモータ10
3Bkを基準にして位相制御を行うので,DP1に対す
るDP2,DP3,DP4の時間差,この場合,図7に
示すようにT1,T2,T3を算出する(S180
7)。
【0112】続いて,上記算出データをコントローラ3
12内のRAM312aに記憶し(S1808),その
データをn回以上取り込んだか否かを判断する(S18
09)。ここでn回以上取り込んだと判断した場合,そ
の平均値を算出する(S1810)。
【0113】そして,上記平均値を回転基準周波数発生
部302〜304に送るデータに変換し(S181
1),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1812)。
【0114】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S181
3)。次いで,コントローラ312からの切替信号によ
り,セレクタ305では(バー)PCLK1から(バ
ー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)PCL
K1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307では
(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替えら
れ(S1814),モータドライバおよびPLL制御部
309〜311へ送られる(S1815)。
【0115】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1816)。ここで,画像書込可能状態
となるので,画像書込可能状態であることを知らせる
(S1817)。
【0116】そして,再び,レーザビーム検知器106
Bk〜106Cからのディテクタパルス信号DP1〜D
P4を検出し(S1818),DP1に対するDP2,
DP3,DP4の時間差,この場合,図7に示すように
T1,T2,T3を算出する(S1819)。
【0117】続いて,上記算出データをコントローラ3
12内のRAM312aに記憶し(S1820),その
データをn回以上取り込んだか否かを判断する(S18
21)。ここでn回以上取り込んだと判断した場合,そ
の平均値を算出する(S1822)。
【0118】次に,上記平均値をコントローラ312内
のRAM312aに記憶し(S1823),あらかじめ
決めておいた規定値以上であるか否かを判断する(S1
824)。ここで規定値以上であると判断した場合,さ
らに画像書込中であるか否かを判断する(S182
5)。画像書込中ではないと判断した場合,画像書込不
可(画像書込待機)状態であることを知らせ(S182
6),さらに前述したようにデータの変換以後の処理を
実行する。
【0119】すなわち,データ変換を実行し(S182
7),T1に相当するデータを回転基準周波数発生部3
02に,T2に相当するデータを回転基準周波数発生部
303に,T3に相当するデータを回転基準周波数発生
部304に送る(S1828)。
【0120】回転基準周波数発生部302〜304で
は,コントローラ312から送られてきたデータから,
図8に示すように,回転基準周波数発生部302からは
(バー)PCLK2が,回転基準周波数発生部303か
らは(バー)PCLK3が,回転基準周波数発生部30
4からは(バー)PCLK4が出力される(S182
9)。
【0121】次いで,コントローラ312からの切替信
号により,セレクタ305では(バー)PCLK1から
(バー)PCLK2へ,セレクタ306では(バー)P
CLK1から(バー)PCLK3へ,セレクタ307で
は(バー)PCLK1から(バー)PCLK4へ切替え
られ(S1830),モータドライバおよびPLL制御
部309〜311へ送られる(S1831)。
【0122】モータドライバおよびPLL制御部309
〜311では,回転位置検出用のホール素子104M〜
104Cから出力された周波数と回転基準周波数発生部
302〜304からの周波数とに基づいてPLL制御を
実行し,位相制御が行われ,ポリゴンモータを再度等速
回転させる。ここで等速回転するとモータロック信号が
検出される(S1832)。そして,画像書込可能状態
であることを知らせ(S1833),再度,上記ステッ
プS1818に戻り,同様の動作を繰り返し実行する。
【0123】なお,上記実施の形態1〜5では,コント
ローラ312により時間差を算出する例について説明し
たが,他の手段として,たとえばハード回路を用いても
よい。また,コントローラ312内のRAM312aの
代わりに,外部に同様な機能を有するRAMを設けた構
成であってもよい。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るレー
ザビーム走査装置(請求項1)によれば,基準とするポ
リゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の位置を検知す
るセンサの出力信号と他のポリゴンミラーで偏向走査さ
れたレーザ光の位置を検知するセンサの出力信号との時
間差を常に監視し,その時間差があらかじめ設定してお
いた許容値以上に達し,画像書込時以外である場合に,
その時間差から複数のポリゴンモータ間の面位相を制御
することにより,回転ムラや温度上昇・経時変化,さら
にポリゴンミラー面のばらつきによる時間差を排除する
ため,良好が画像書込が実現する。
【0125】また,本発明に係るレーザビーム走査装置
(請求項2)によれば,複数のポリゴンミラー間の面位
相を制御している最中は,画像書込を不可とし,書込待
機状態となり面位相の制御が終了し,ポリゴンモータが
等速回転をはじめてから画像の書き込みを開始するた
め,ポリゴンミラーの面位相制御中に画像書き込みを行
うことによる画像の乱れを回避することができる。
【0126】また,本発明に係るレーザビーム走査装置
(請求項3)によれば,基準とするポリゴンミラーで偏
向走査されたレーザ光の位置を検知するセンサの出力信
号と他のポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の位
置を検知するセンサの出力信号との時間差をそれぞれ算
出する際,複数回測定し,その平均値を用いて複数のポ
リゴンモータ間の面位相を制御するため,回転ムラや温
度上昇・経時変化,さらにポリゴンミラー面のばらつき
による時間差を排除することができる。
【0127】また,本発明に係るレーザビーム走査装置
(請求項4)によれば,画像書込待機時に時間差を複数
回測定し,その平均値を算出し,該平均値が規定値以上
になった場合,その平均値を用いて複数のポリゴンミラ
ー間の面位相を制御するため,平均値を算出するための
n数を必要以上に多くしなくても,温度上昇や経時変化
にも対応することができる。
【0128】また,本発明に係るレーザビーム走査装置
(請求項5)によれば,複数のポリゴンミラー間の面位
相制御を実行している間は,画像書込を不可とし,書込
待機状態となり面位相の制御が終了し,ポリゴンモータ
が等速回転をはじめてから画像の書き込みを開始するた
め,ポリゴンミラーの面位相制御中に画像書き込みを行
うことによる画像の乱れを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るレーザビーム走査装置の構成
を示す説明図である。
【図2】本発明によるレーザビーム走査装置が搭載され
るに好適なカラー画像形成装置の主要構成を示す説明図
である。
【図3】実施の形態に係るポリゴンミラー位相制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1に係るポリゴンミラー位相制御動
作(1)を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1に係るポリゴンミラー位相制御動
作(2)を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1に係る位相差測定時におけるポリ
ゴンミラー回転基準周波数を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】実施の形態1に係る位相制御前におけるレーザ
ビーム検知器出力信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】実施の形態1に係る位相制御後におけるポリゴ
ンミラー回転基準周波数を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】実施の形態1に係る位相制御後におけるレーザ
ビーム検知器出力信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】実施の形態2に係るポリゴンミラー位相制御
動作(1)を示すフローチャートである。
【図11】実施の形態2に係るポリゴンミラー位相制御
動作(2)を示すフローチャートである。
【図12】実施の形態3に係るポリゴンミラー位相制御
動作を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態3に係る位相制御前におけるレー
ザビーム検知器出力信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図14】実施の形態3に係る位相制御後におけるレー
ザビーム検知器出力信号(その1)を示すタイミングチ
ャートである。
【図15】実施の形態3に係る位相制御後におけるレー
ザビーム検知器出力信号(その2)を示すタイミングチ
ャートである。
【図16】実施の形態4に係るポリゴンミラー位相制御
動作(1)を示すフローチャートである。
【図17】実施の形態4に係るポリゴンミラー位相制御
動作(2)を示すフローチャートである。
【図18】実施の形態5に係るポリゴンミラー位相制御
動作(1)を示すフローチャートである。
【図19】実施の形態5に係るポリゴンミラー位相制御
動作(2)を示すフローチャートである。
【符号の説明】 101 LD 102Bk〜102C ポリゴンミラー 103Bk〜103C ポリゴンモータ 104 ホール素子 106Bk〜106C レーザビーム検知器 301〜304 回転基準周波数発生部 308〜311 モータドライバ・PLL制御部 312 コントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレーザ光発生手段と,前記複数の
    レーザ光をそれぞれ独立して偏向走査する複数のポリゴ
    ンミラーと,前記ポリゴンミラーを等速回転させる複数
    の駆動手段と,前記駆動手段に回転基準周波数を与える
    周波数発生手段と,前記複数のレーザ光の走査位置を検
    知する同期検知手段と,前記ポリゴンミラーの回転位置
    を検知する回転位置検知手段と,を備えたレーザビーム
    走査装置において,前記複数のポリゴンミラーのうち,
    基準となるポリゴンミラーで偏向走査されたレーザ光の
    位置に対応する出力信号と他のポリゴンミラーで偏向走
    査されたレーザ光の位置に対応する出力信号との時間差
    が,あらかじめ設定してある許容値以上に達し,かつ,
    画像書込時以外である場合に,前記時間差に基づいて前
    記複数のポリゴンミラー間の面位相を制御する制御手段
    を備えたことを特徴とするレーザビーム走査装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,前記複数のポリゴンミ
    ラー間の面位相制御を実行中には,画像書込を不可にさ
    せて書込待機状態とし,前記面位相制御が終了し,か
    つ,前記ポリゴンミラーの回転が等速回転になった時点
    で画像書込を開始することを特徴とする請求項1に記載
    のレーザビーム走査装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は,基準とするポリゴンミ
    ラーで偏向走査されたレーザ光の位置を検知する同期検
    知手段の出力信号と他のポリゴンミラーで偏向走査され
    たレーザ光の位置を検知する同期検知手段の出力信号と
    の時間差をそれぞれ算出する際,複数回測定し,その平
    均値に基づいて前記複数のポリゴンミラー間の面位相を
    制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザビー
    ム走査装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,画像書込待機時に前記
    時間差を複数回測定し,その平均値を算出し,該平均値
    が規定値以上に達した場合,その平均値に基づいて前記
    複数のポリゴンミラー間の面位相を制御することを特徴
    とする請求項3に記載のレーザビーム走査装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は,前記複数のポリゴンミ
    ラー間の面位相制御を実行中には,画像書込を不可状態
    にさせて書込待機状態とし,前記面位相制御が終了し,
    かつ,前記ポリゴンミラーの回転が等速回転になった時
    点で画像書込を開始することを特徴とする請求項4に記
    載のレーザビーム走査装置。
JP17436696A 1996-06-14 1996-06-14 レーザビーム走査装置 Pending JPH10813A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7339713B2 (en) 2005-08-25 2008-03-04 Ricoh Printing Systems, Ltd. Optical beam scanner, image forming device, and optical beam scanning method
JP2008111940A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008188790A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009037161A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP2008188790A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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