JPH1080279A - 核酸合成法 - Google Patents

核酸合成法

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JPH1080279A
JPH1080279A JP8238112A JP23811296A JPH1080279A JP H1080279 A JPH1080279 A JP H1080279A JP 8238112 A JP8238112 A JP 8238112A JP 23811296 A JP23811296 A JP 23811296A JP H1080279 A JPH1080279 A JP H1080279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、生体由来試料中の目的とする遺伝
子を前処理なしで直接増幅出来る核酸合成法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明は、生体由来試料中の遺伝子包含
体もしくは生体由来試料そのものと遺伝子増幅反応液を
混合し反応させる核酸合成法において、界面活性剤を添
加したことを特徴とする。例えばヒト血液を試料として
用い、PCRを行った結果、図3の電気泳動図に示す如
く,5% Tween 20 を含有したPCR反応液を使用する
ことにより、10%濃度となるように添加した血液から
も特異的なPCR産物を得ることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は核酸合成法、特に、
ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction :
以下PCRと略す)法による核酸合成法に関する。
【0002】
【従来の技術】PCR法は、DNA鎖の中の特定の領域
をはさんで、プライマーを結合させ、DNAポリメラー
ゼを作用させて、DNA合成反応を繰り返すことによっ
て、目的のDNA断片を数十万倍にも増幅できる方法で
ある。PCR法は、マリス氏らの発明である特開昭61
−274697号に述べられている。
【0003】PCR法は、種々の試料中の核酸の高感度
分析法として使用可能で、特に動物体液由来の試料中の
核酸の分析法に使用できる。従って、PCR法は、感染
症や遺伝病やガンの診断等に利用される。さらに、PC
Rは移植や親子鑑定の際のDNAタイピングの検査にも
適した方法である。これらの場合末梢血液が検査対象に
選ばれる場合が多い。
【0004】PCR法の1つの欠点は色素、たんぱく、
糖類あるいは未知の夾雑物が反応を阻害することであ
る。すなわち、代表的な耐熱性DNAポリメラーゼであ
るThermus aquaticus 由来のTaqDNAポリメラーゼ
をはじめ、多くのDNAポリメラーゼは、微量の体液由
来の夾雑物がPCR反応液中に混在しても、PCRが強
く阻害されることが良く知られている。通常、TaqD
NAポリメラーゼ用の反応液を作製するためには、あら
かじめ25℃においてpH8.3の1MTris-HCl等を用
いて、10倍濃度のPCR用緩衝液(100mM Tris-HCl,5
00mM KCl,10-40mMMgCl2 )を作製しておく。そして、使
用時に、この緩衝液を1倍濃度に希釈したものに、dAT
P,dCTP,dGTP,dTTP をそれぞれ 200μM、必要なプライ
マーを0.2-1.0 μM、TaqDNAポリメラーゼを2.5u
nits/100μl となるように添加し、さらに必要によって
は、ゼラチンやBSAや界面活性剤等の添加物を加え、
鋳型DNAを加えてPCRを行う。しかし、このような
反応液を用いた場合、微量の体液由来の夾雑物がPCR
反応液中に混在しても、PCRが強く阻害されることに
なる。
【0005】そこで、PCR法によるDNA増幅に先立
つて被験物から細胞、細菌、ウィルス等(以下、遺伝子
包含体と称する)を分離し、そして、その遺伝子包含体
からのDNAの抽出が必要である。阻害を除去するため
に、酵素、界面活性剤、カオトロピック剤等により遺伝
子包含体を分解し、その後、フェノールあるいはフェノ
ール・クロロホルム等を用いて、遺伝子包含体の分解物
からDNAを抽出する方法が従来より使用されている。
最近ではDNA精製法として、イオン交換樹脂、ガラス
フィルターあるいはタンパク凝集作用を有する試薬が使
用されている。
【0006】かような精製試薬キットの1つは「COL
LECTAGENE」(AMRAD社)の名で市販され
ている。この試薬キットを用いて試料は以下の手順で前
処理される。 1.抗凝固剤処理をした哺乳動物由来の全血を試験管中
で「マグネティクパーティクル」とよく混合し、これに
より白血球と「マグネティクパーティクル」を結合させ
る。 2.「マグネティクパーティクル」に結合した白血球を
リン酸緩衝液で洗浄する。 3.「マグネティクパーティクル」に結合した白血球
は、結合状態のままでプロテアーゼで分解し、これによ
りたんぱくは分解され、白血球中のDNAが遊離され
る。 4.試験管内容物は、プロテアーゼ残査を不活性化する
ため加熱し、冷却後白血球由来の遊離DNAを含む溶液
を得て、この溶液はそのまま次のPCRに使用される。
【0007】一方、RNA−PCRは、目的RNAを検
出したり、その塩基配列の研究に使用され、従って、診
断の他にも医学用途、産業用途、環境用途等に利用され
る。例えば、RNA−PCRは、肝炎の原因となるC型
肝炎ウィルス(HCV)や後天性免疫不全症候群の原因
となるHIVウィルスの検出に使われる。
【0008】RNA−PCR法では、まず逆転写酵素の
存在下で目的RNAを鋳型にして相補的なDNA(cD
NA)が合成される。そして、このcDNAがPCRで
増幅される。従来の技術では、試料中のRNAをRNA
−PCR法で取り扱う場合には、RNAの精製処理は必
須である。基本的にRNAは、DNA精製法と同様な方
法により精製される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
を用いて試料中のDNAやRNAの精製を行っても、不
純物の完全な除去は困難であり、かつ、試料中の核酸の
回収量が一定しない場合も多く、このため引き続く核酸
合成が、とりわけ試料中の目的とする核酸の含量が少な
い場合には、うまくできない場合もある。また、これら
精製法は操作が煩雑で時間を要し、また操作中のコンタ
ミネーションの機会が高い。従って、これらの問題点を
解決するためには、より簡便で、かつ効果的な試料前処
理法が望まれる。
【0010】そこで、本発明は、生体由来試料中の目的
とする遺伝子を直接増幅出来る核酸合成法を提供するこ
とを目的とする。言い換えれば、生体由来試料、特に動
物体液由来試料もしくは試料中に含まれる遺伝子包含体
の反応系への直接添加によっても遺伝子増幅が可能な反
応法および反応試薬を提供することにある。
【0011】さらに本発明の他の目的は、上記の目的に
適した試薬キットを提供することにある。要約すれば本
発明の目的は、動植物組織、体液および排泄物中に存在
する遺伝子、とりわけDNAの増幅に適したPCR改良
法およびPCR反応試薬を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本件発明者は、PCR反
応液のpHを通常用いる場合より高くすることで、生体
由来の夾雑物が多量に存在しても、さらには血液や唾液
のような体液をPCR反応液に直接添加しても、PCR
が可能になることを見いだしているが、更に本反応液中
に界面活性剤を添加することにより、PCRが容易にな
る事を見出し、本発明をなすに至ったのである。すなわ
ち、本発明は、生体由来試料中の遺伝子包含体もしくは
生体由来試料そのものと遺伝子増幅反応液を混合し反応
させる核酸合成法において、前記反応液中に界面活性剤
を含有させたことを特徴とする。
【0013】本発明において、生体由来試料とは、動植
物組織、体液、排泄物等をいい、遺伝子包含体とは細
胞、細菌、ウイルス等をいう。体液には血液や唾液が含
まれ、細胞には血液から分離した白血球が含まれるが、
これらに限定されるものではない。
【0014】遺伝子増幅反応液は、通常、pH緩衝液並
びにMgCl2 、KCl等の塩類、プライマー、デオキ
シリボヌクレオチド類及び合成酵素を含むものである。
また、上記の塩類は適宜他の塩類に変更して使用されて
いる。また、ゼラチン、アルブミン等の蛋白、ジメチル
スルホキシド等種々の物質が添加される場合がある。本
発明に使用することが望ましいpH緩衝液は、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタンと塩酸、硝酸、硫酸
等の鉱酸の組合せであり、鉱酸の中で望ましいものは塩
酸である。また、トリシン、CAPSO(3-N-Cyclohexy
lamino-2-hydroxypropanesulfonic acid) あるいはCH
ES(2-(Cyclohexylamino)ethanesulfonic acid)と苛性
ソーダ、苛性カリとの組み合せによるpH緩衝液等種々
のpH緩衝液が使用され得る。pH調整された緩衝液
は、PCR反応液の中で10mMから100mMの間の
濃度で使用される。
【0015】本明細書中でプライマーは、核酸と重合用
試薬等の存在下に合成の開始点として働くオリゴヌクレ
オチドをいう。プライマーは一本鎖であることが望まし
いが、二本鎖も使用できる。もし、プライマーが二本鎖
の場合には、増幅反応に先立って一本鎖状にすることが
望ましい。プライマーは、公知の方法により合成するこ
とができるし、また、生物界から単離することもでき
る。本明細書中で核酸は、DNA、RNAの一本鎖、二
本鎖およびDNAとRNAよりなる二本鎖を意味する。
核酸は種々の遺伝子包含体より入手できる。プライマー
が準備できれば、核酸は本発明により増幅することがで
きる。
【0016】また、“合成酵素”は、プライマー付加に
よる核酸を合成する酵素あるいは、かような化学合成系
を意味する。適切な合成酵素としては、E.coliのDN
AポリメラーゼI、E.coliのDNAポリメラーゼのク
レノーフラグメント、T4DNAポリメラーゼ、Taq
DNAポリメラーゼ、T.litoralis DNAポリメラー
ゼ、TthDNAポリメラーゼ、PfuDNAポリメラ
ーゼそして逆転写酵素などがあるが、これらにのみ限定
されるものではない。さらに、本明細書中で使用してい
る“熱安定性”は、高温下好ましくは、65〜95℃で
もその活性を保持する化合物の性質を意味する。
【0017】界面活性剤としては、Tween,NP40, Triton
×100 等種々のものが用いられる。反応液中の界面活性
剤の濃度としては、0.05% 以上、好ましくは 0.5% 以
上、さらに好ましくは5%以上である。特に5%のTwee
n 20を含有したPCR反応液を用いることにより、10
%の血液を含有したPCR反応液からも十分な量のPC
R産物を得ることができる。
【0018】なお、本発明は遺伝子増幅反応実施者が自
身で反応液を調整して実施することもできるし、またこ
れらの反応液を構成する全部あるいは一部を試薬キット
にして提供すれば、本発明の実施がより確実、容易にな
る。
【0019】試薬キットは、pH緩衝液並びにプライマ
ー、デオキシリボヌクレオチド類及びポリメラーゼを含
み試料中の目的とする遺伝子を増幅する核酸合成法に用
いる試薬キットにおいて、界面活性剤を含有したことを
特徴とする。
【0020】本発明によれば、生体由来試料、特に動物
体液由来の試料の反応系への直接添加によっても遺伝子
増幅が可能となる。つまり、動物体液由来の試料、例え
ば、全血、血漿、血清又はダ液はそのまま増幅反応用の
試薬類と混合され遺伝子増幅反応が行われる。
【0021】本発明をPCRに用いた場合、上述のいず
れの試料を用いた場合も、PCRの一工程としてPCR
反応液がDNAの変性の目的で高温条件にさらされたと
きに、遺伝子包含体は破壊されDNAが遊離される結
果、プライマー等のPCRに必要な試薬がDNAに接触
可能となる。この際、PCR反応液中に血液成分やダ液
成分等が存在するが、それにもかかわらず、この改良さ
れたPCR法によればDNA増幅が生ずる。
【0022】
【実施例】本例は、血液を直接PCR反応液に添加する
系において、界面活性剤添加の効果について検討したも
のである。試料はヒト血液を用いた。種々の濃度の界面
活性剤を添加したPCR反応液にヒト血液を 1.25 〜5
μl添加し(全50μl)、PCRを行った。PCR反応
液は、10mM Tris-HCl,50mM KCl, 1.5mM MgCl2 ,200μM
のdATP,dCTP,dGTP及びdTTP,1.0μM のprimer,2.5units/
100 μl のTaq DNA ポリメラーゼ(TaKaRa Taq: Takara
shuzo,Kyoto,Japan) を用い、界面活性剤添加後にpH
8.8に調整した。なお、PCRのプライマーはヒトbe
ta-globin coding region 内に位置するplus鎖の塩基配
列を持つオリゴヌクレオチド(P1)及び minus鎖の塩
基配列を持つオリゴヌクレオチド(P2)であり、PC
Rにより 408bpの増幅産物を得ることができる(Saiki,
R.K.,Gelfand,D.H.,Stoffel,S.,Scharf,S.J.,Higuchi,
R.,Horn,G.T.,Mullis,K.B. and Erlich,H.A.(1988) Sci
ence 239,487-491.) 。
【0023】 P1:5′GAAGAGCCAAGGACAGGTAC3′ P2:5′GGAAAATAGACCAATAGGCAG3′ PCRは、94℃、2分のプレヒーティングの後、94
℃ 1分間、55℃1分間、72℃ 1分間の条件で4
0サイクル、最後に72℃ 7分間のポリメライゼーシ
ョンを行った。PCR終了後、反応液5μlを用いて、
3%アガロースを含む、0.5μg/ml臭化エチジウ
ム添加TAE(40mM Tris-acetate,1mM EDTA,pH8.0) 液
中で電気泳動を行い検出した。
【0024】抗血液凝固剤としてクエン酸ナトリウムま
たはEDTA−2Kを用いて採血した血液を Tween 20
または NP40 を0.05%含有したPCR反応液に添加
し、PCRを行った時の増幅産物の電気泳動図を図1に
示す。図中Mは分子量マーカー(制限酵素HincIIで切断
した 250ngのφX174RFDNA)、1はヒト血液1.25μ
l添加、2は2.5μl添加、3は5μl添加時のPC
R産物の泳動レーンを示す。また、Aは界面活性剤無添
加、Bは Tween 20 添加、Cは NP40 添加時の反応液を
用いてPCRを行った時の結果を示している。
【0025】クエン酸ナトリウム含有血液を用いた場合
においては、反応液中の界面活性剤の有無にかかわら
ず、PCR反応液中に2.5μlの血液を添加するとP
CR産物が検出されなかった。一方、EDTA−2K含
有血液を用いた場合においては、界面活性剤を含有しな
い反応液を用いた時には、5μlの血液添加でPCR産
物が検出できなかったのに対し、界面活性剤を含有した
反応液を用いた時には、5μlの血液添加でもPCR産
物が検出できた。
【0026】次に、クエン酸ナトリウムを用いて採血し
た血液を0.5% Tween 20 または5% Tween 20 を含
有したPCR反応液に添加し、PCRを行った時の増幅
産物の電気泳動図を図2および図3に示す。なお、図中
の表示は、図1と同一である。図2において、界面活性
剤を含有しない反応液を用いた時には、2.5μlの血
液添加でPCR産物が検出できなかったのに対し、0.
5% Tween 20 を含有した反応液を用いた時には、2.
5μlの血液添加でもPCR産物が検出できたことを示
している。
【0027】また、図3において、界面活性剤を含有し
ない反応液を用いた時には、5μlの血液添加でPCR
産物が検出できなかったのに対し、5% Tween 20 を含
有した反応液を用いた時には、5μlの血液添加でもP
CR産物が検出できたことを示している。
【0028】なお、図2、図3において、界面活性剤を
含有しない反応液を用いた時にPCR産物が検出できた
血液の量が異なるのは、異なったヒトの血液を用いたた
めに、PCRに対する阻害作用に差異が生じたためと考
えられる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、生体由来の試料から粗分
離した遺伝子包含体を核酸合成用反応液系に直接添加し
ても、効率良く、目的の遺伝子を合成することが可能と
なる。従って、核酸合成の際の核酸を含む試料の前処理
が簡便、迅速におこなえるようになる。特に血液試料の
前処理が簡便、迅速におこなえるようになる。また、本
発明により、遺伝子包含体を含有する生体由来試料を直
接核酸合成用反応液系に添加して、目的の遺伝子を効率
良く合成することが可能となる。
【0030】更に、上述の試薬キットを使用すれば、本
発明にかかる改良遺伝子増幅法が容易に実施される結
果、本発明の効果である前処理の簡略化とあいまって、
遺伝子増幅法が簡便に行なえるようになる。
【0031】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列: GAAGAGCCAAGGACAGGTAC
【0032】配列番号:2 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列: GGAAAATAGACCAATAGGCAG
【図面の簡単な説明】
【図1】0.05%の Tween 20 または NP-40を含有し
た反応液を用いて、PCRを行った後の増幅産物のゲル
電気泳動の泳動図である。
【図2】0.5%の Tween 20 を含有した反応液を用い
て、PCRを行った後の増幅産物のゲル電気泳動の泳動
図である。
【図3】5%の Tween 20 を含有した反応液を用いて、
PCRを行った後の増幅産物のゲル電気泳動の泳動図で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体由来試料中の遺伝子包含体もしくは
    生体由来試料そのものと遺伝子増幅反応液を混合し反応
    させる核酸合成法において、前記反応液中に界面活性剤
    を含有させたことを特徴とする核酸合成法。
  2. 【請求項2】 pH緩衝液並びにプライマー、デオキシ
    リボヌクレオチド類及びポリメラーゼを含み試料中の目
    的とする遺伝子を増幅する核酸合成法に用いる試薬キッ
    トにおいて、界面活性剤を含ませたことを特徴とする核
    酸合成法に用いる試薬キット。
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