JP4187057B2 - 核酸合成法 - Google Patents

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本発明は核酸合成法、特に、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction:以下PCRと略す)法による核酸合成法に関する。
PCR法は、DNA鎖の1本鎖への解離、DNA鎖の中の特定の領域をはさんだプライマーの結合、DNAポリメラーゼによるDNA合成反応を繰り返すことによって、目的のDNA断片を数十万倍にも増幅できる方法である。PCR法は、マリス氏らの発明である特開昭61−274697号公報に述べられている。
PCR法は種々の試料中の核酸の高感度分析法として使用可能で、特に動物体液由来の試料中の核酸の分析法に使用できる。従って、PCR法は感染症や遺伝病やガンの診断等に利用される。さらに、PCR法は移植や親子鑑定の際のDNAタイピングの検査にも適した方法である。これらの場合末梢血液が検査対象に選ばれる場合が多い。
PCR法の1つの欠点は、色素、たんぱく、糖類あるいは未知の夾雑物によって反応が阻害されることである。すなわち、代表的な耐熱性DNAポリメラーゼであるThermus aquaticus 由来のTaqDNAポリメラーゼをはじめ、多くのDNAポリメラーゼは、微量の体液由来の夾雑物がPCR反応液中に混在しても、PCRが強く阻害されることが広く知られている。
そこで、PCR法によるDNA増幅に先立って、被験物から細胞、細菌、ウィルス等(以下、遺伝子包含体と称する)を分離し、次に、その遺伝子包含体から核酸を抽出する過程が必要となる。その方法としては、酵素、界面活性剤、カオトロピック剤等により遺伝子包含体を分解し、その後、フェノールあるいはフェノール・クロロホルム等を用いて、遺伝子包含体の分解物から核酸を抽出する方法が従来より使用されている。最近では核酸抽出の過程において、イオン交換樹脂、ガラスフィルター、ガラスビーズあるいはタンパク凝集作用を有する試薬等が使用されている。
しかし、これらの方法を用いて試料中の核酸の精製を行っても、不純物の完全な除去は困難であり、かつ試料中の核酸の回収量が一定しない場合も多く、このため引き続く核酸合成が、とりわけ試料中の目的とする核酸の含量が少ない場合には、うまくできない場合もある。また、これら精製法は操作が煩雑で時間を要し、また操作中のコンタミネーションの機会が高い。従って、これらの問題点を解決するためには、より簡便で、かつ効果的な試料前処理法が望まれる。
そこで、本発明は、PCR阻害物質の作用を抑制して、試料中のDNAを効率よく増幅させる新規な方法を提供することを目的とする。
通常、血液抗凝固剤として用いられるヘパリンはPCR阻害物質として知られ、試料に添加するのに好ましくない物質とされる。しかし我々はこれらの現象を鋭意検討した結果、ヘパリンが生体試料中のPCR阻害物質の作用を抑制することを見いだした。また、ヘパリンのみでなくデキストランサルフェイト等硫酸化多糖が同様の作用を示すことをも見いだし本発明をなすに至ったのである。本発明は、上記課題を解決するため、血液、血漿、血清由来の試料中の目的とする遺伝子をPCR法によって増幅する核酸合成法において、遺伝子増幅反応液に血液、血漿、血清由来の試料及び0.049μg/ml〜7.8μg/mlのデキストランサルフェイト及びその塩を添加することを特徴とする。
ここで、デキストランサルフェイト及びその塩は、試料に加えてから、遺伝子増幅反応液に添加しても、遺伝子増幅反応液に直接添加してもよい。また、デキストランサルフェイト及びその塩は、遺伝子増幅反応液に均一に入っていない状態(たとえば試料に硫酸化多糖を加えて、この試料を反応液に攪拌せずに添加した場合など)でも同様の効果がある
本発明により、核酸の分離・精製の過程を経ずに、血清・血漿・血液等のPCR阻害物質を多く含んだ試料から、直接、目的のDNAを効率よく増幅することが可能となった。また、本発明により、簡便、迅速に核酸合成の操作を行えるようになり、コンタミネーションの機会の軽減が可能となった。
本発明において、試料は生体由来試料中の遺伝子包含体もしくは生体由来試料そのものをいい、生体由来試料とは、動植物組織、体液、排泄物等をいい、遺伝子包含体とは、細胞、細菌、ウィルス等をいう。体液には血液、唾液、髄液、尿、乳が含まれ、細胞には血液から分離した白血球が含まれるが、これらに限定されるものではない。生体由来試料中の遺伝子包含体もしくは生体由来試料は、特別な前処理なしに直接遺伝子増幅反応液に添加される。
遺伝子増幅反応液は、通常、pH緩衝液並びにMgCl、KCl等の塩類、プライマー、デオキシリボヌクレオチド類及び耐熱酵素を含むものである。また、上記の塩類は適宜他の塩類に変更して使用されている。また、ゼラチン、アルブミン等のタンパク、ジメチルスルホキシド、界面活性剤等種々の物質が添加される場合がある。
pH緩衝液は、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンと塩酸、硝酸、硫酸等の鉱酸の組合せであり、鉱酸の中で望ましいものは塩酸である。また、トリシン、CAPSO(3ーNーCyclohexylamino −2 −hydroxypropanesulfonic acid)あるいはCHES(2ー(Cyclohexylamino )ethanesulfonic acid )と苛性ソーダ、苛性カリとの組み合わせによるpH緩衝液等種々のpH緩衝液が使用され得る。pH調整された緩衝液は、遺伝子増幅反応液の中で10mMから100mMの間の濃度で使用される。
プライマーは、核酸と増幅用試薬等の存在下に合成の開始点として働くオリゴヌクレオチドをいう。プライマーは一本鎖であることが望ましいが、二本鎖も使用できる。もし、プライマーが二本鎖の場合には、増幅反応に先立って一本鎖にすることが望ましい。プライマーは、公知の方法により合成することができるし、また、生物界から単離することもできる。
耐熱酵素は、プライマー付加による核酸を合成する酵素、あるいはかような化学合成系を意味する。適切な耐熱酵素としては、E.coliのDNAポリメラーゼI、E.coliのDNAポリメラーゼのクレノーフラグメント、T4DNAポリメラーゼ、TaqDNAポリメラーゼ、T.litoralisDNAポリメラーゼ、TthDNAポリメラーゼ、PfuDNAポリメラーゼそして逆転写酵素などがあるが、これらにのみ限定されるものではない。
また、本発明では遺伝子増幅反応液のpHを調節することにより、相乗効果が得られる。例えば、pHは、25℃の温度条件下で8.1以上、好ましくは8.5〜9.5である。また、本発明では、遺伝子増幅反応液にポリアミンを添加してもよい。
なお、本発明の核酸合成法の手順は、デキストランサルフェイト及びその塩を添加する以外、通常の方法と何ら変わらない。すなわち、先ず、増幅しようとする目的の2本鎖DNA断片を熱変性により、1本鎖のDNAにする(ディナチュレーション工程)。次に増幅させたい領域を挟むプライマーをハイブリダイズさせる(アニーリング工程)。次に4種類のデオキシリボヌクレオチド類(dATP、dGTP、dCTP、dTTP)の共存下にDNAポリメラーゼを作用させ、プライマーの伸長反応を行う(ポリメライゼーション工程)。
(実験例1)
PCR反応液(50μl)にヒトクエン酸処理したヒト血漿を1μl添加し、PCRを行った。また、PUC18プラスミドDNA3fgをPCR反応液(50μl)に添加し鋳型DNAとした。PCRのプライマーはPUC18プラスミドDNAのplus鎖の塩基配列をもつオリゴヌクレオチド(RV−M;配列番号1)及びminus 鎖の塩基配列をもつオリゴヌクレオチド(M13−47;配列番号2)であり、配列は次の通りである。この2種類のプライマーを用いたPCRの結果、150bp の増幅産物を得ることができる。
RV−M: 5'GAGCGGATAACAATTTCACACAGG3'
M13−47:5'CGCCAGGGTTTTCCCAGTCACGAC3'
PCR反応液には、10mM Tris-HCl, 50mM KCl,1.5mM MgCl2 , 200 μM のdATP,dCTP,dGTP及びdTTP, 各0.4 μM のprimer, 1.25units/50μl のTaq DNA ポリメラーゼ(TaKaRa Taq: Takara shuzo, Kyoto, Japan)反応液を用いた。PCRは、94℃、3分のプレヒーティングの後、94℃ 30秒間、55℃1分間、72℃ 1分間の条件で40サイクル、最後に72℃ 7分間のポリメライゼーションを行った。PCR終了後、反応液5μlを用いて、2.5%アガロースを含む、0.5μg/ ml臭化エチジウム添加TAE(40mM Tris-acetate, 1mM EDTA) 液中で電気泳動を行い検出した。
ヘパリンナトリウム(和光純薬製)をPCR反応液に直接添加して、PCRを行ったときの増幅産物の電気泳動図を図1に示す。図中Mはサイズマーカー(HincIIで切断した250ng のφ X174-RF DNA)、1はヘパリン無添加、2は0.025μg/ml添加、3は0.05μg/ml添加、4は0.1μg/ml添加、5は0.2μg/ml添加、6は0.4μg/ml添加、7は0.8μg/ml添加、8は1.6μg/ml添加、9は3.2μg/ml添加、10は6.4μg/ml添加、11は12.8μg/ml添加、12は25.6μg/ml添加、13は51.2μg/ml添加、14は102.4μg/ml添加したものを示している。結果、ヘパリンを添加することによって、PCR増幅産物が得られることがわかった。ヘパリンを0.1μg/ml以上、特に0.4μg〜25.6μg/ml添加するのが良好である。
(実験例2)
本例は、実験例1で増幅効率の良かったヘパリン0.8μg/mlを反応液に加えた場合と加えない場合において、血液を段階希釈してPCRを行った実験である。反応に用いたPCR反応液の組成およびPCRの条件、PCR後の電気泳動の条件は実験例1と同様である。
PCRのプライマーはヒトのβ−グロビン遺伝子領域内に位置するplus鎖の塩基配列をもつオリゴヌクレオチド(GH20;配列番号3)及びminus 鎖の塩基配列をもつオリゴヌクレオチド(GH21;配列番号4)であり、配列は次の通りである。この2種類のプライマーを用いたPCRの結果、408bp の増幅産物を得ることができる。
GH20:5'GAAGAGCCAAGGACAGGTAC3'
GH21:5'GGAAAATAGACCAATAGGCAG3'
実験結果(電気泳動図)を図2に示す。図2中Mは分子量マーカー、1、5は血液0.5%添加、2、6は血液0.25%添加、3、7は血液0.125%添加、4、8は血液無添加のものを示す。なお1〜4はヘパリン無添加、5〜8はヘパリン添加したものである。図より、本発明では、ヘパリンを添加することによって、血液を直接に鋳型として用いてもPCR阻害物質の作用を抑制し、高感度に検出できることがわかる。
(実験例3)
本例は、PCR反応液(50μl)にヒト血清を1μl添加し、PCRを行った。また、PUC18プラスミドDNA3fgをPCR反応液(50μl)に添加し鋳型DNAとした。PCRのプライマーは実験例1と同様にRV−M、M13−47を用いた。0.0023ng から 100μg までの様々な量のデキストランサルフェイト(平均分子量5、500)を添加して、ヒト血清によるPCR反応の阻害をデキストランサルフェイトが抑制し、反応を回復させる効果を検討した。反応に用いたPCR反応液の組成およびPCR後の電気泳動の条件は実験例1と同様である。PCRは94℃、4分30秒間のプレヒーティングの後、94℃を30秒間、58℃を1分間、72℃を1分間の条件で40サイクル、最後に72℃のポリメライゼーションを7分間行った。実験結果(電気泳動図)を図3に示す。
その結果、ヒト血清、デキストランサルフェイトの両方とも添加しない14の場合には、pUC18 plasmid DNAが鋳型となって、150塩基対の反応産物が得られる。この50μlの反応液に1μlのヒト血清を添加した13場合には反応が阻害されて産物は検出されていない。更にデキストランサルフェイトを12の場合の0.023ng、11の場合の0.095ng、10の場合の0.38ng、9の場合の1.52ngを添加しても、産物は検出されていないが、8の場合の6.1ng、7の場合の24ng、6の場合の97ng、5の場合の390ngを添加した場合には、デキストランサルフェイトの効果により、反応産物が検出されている。更に4の場合の1.6μg、3の場合の6.3μg、2の場合の25μg、1の場合の100μgを添加した場合には、産物は検出されていない。以上の結果から、デキストランサルフェイトが血清の反応阻害の作用を抑制し、反応を回復させる効果のあることが明らかとなった。
この実施例で効果の認められた濃度は、0.12μg/ml から7.8μg/mlの範囲であったが、他の実験から、使用するデキストランサルフェイトの分子量や血清の添加量で、有効な濃度範囲が変動することを確認しているので、効果のある濃度範囲を前記の範囲に限定するのもではない。
(実験例4)50μlのPCR反応液に、0.05μlのヒト血液と様々な濃度のデキストランサルフェイトを添加して、血液に含まれるヒトのDNAを増幅するPCR反応において、デキストランサルフェイトがその反応効率を高める効果を検討した。PCRのプライマーは実験例2と同様にGH20、GH21を用いた。反応に用いたPCR反応液の組成およびPCR後の電気泳動の条件は実験例1と同様である。
この反応液に0.05μlのヒト血液と0.61ng から 10μg までの様々な量のデキストランサルフェイト(平均分子量10、000)を添加した。PCRは94℃、4分30秒間のプレヒーティングの後、94℃を30秒間、55℃を1分間、72℃を1分間の条件で40サイクル、最後に72℃のポリメライゼーションを7分間行った。実験結果を図4(電気泳動図)に示す。
その結果、血液を0.05μlとデキストランサルフェイトを加えない2の場合、10の0.61ngを添加した場合には反応産物は得られていないが、9の場合の2.44ng、8の場合の9.76ng、7の場合の39ng、6の場合の156ngを添加した場合には、血液中に含まれるヒトDNAを鋳型にして、408塩基対の反応産物が得られている。更に5の場合の0.625μg、4の場合の2.5μg、3の場合の10μgを添加した場合には、産物は検出されていない。1の場合は血液も添加していないので反応産物は得られるはずはない。
以上の結果から、血液を試料とするPCRにおいて、デキストランサルフェイトが反応の効率を高める効果のあることが明らかとなった。この実施例で効果の認められた濃度は、0.049μg/ml から3.1μg/mlの範囲であったが、他の実験から、使用するデキストランサルフェイトの分子量や血液の添加量で、有効な濃度範囲が変動することを確認しているので、効果のある濃度範囲を前記の範囲に限定するものではない。
PCR反応液(50μl)にヒトクエン酸処理したヒト血漿を1μl、および濃度の異なるヘパリンを添加し、PCRを行った電気泳動図 実験例1で増幅効率の良かったヘパリン0.8μg/mlを反応液に加えた場合と加えない場合において、血液を段階希釈してPCRを行った電気泳動図 PCR反応液(50μl)にヒト血清を1μl、および濃度の異なるデキストランサルフェイトを添加し、PCRを行った電気泳動図 PCR反応液(50μl)にヒト血液を0.05μl、および濃度の異なるデキストランサルフェイトを添加し、PCRを行った電気泳動図

Claims (1)

  1. 血液、血漿、血清由来の試料中の目的とする遺伝子をPCR法によって増幅する核酸合成法において、遺伝子増幅反応液に血液、血漿、血清由来の試料及び0.049μg/ml〜7.8μg/mlのデキストランサルフェイト及びその塩を添加することを特徴とする核酸合成法。
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