JPH1079792A - 電話回線の極性判定回路 - Google Patents

電話回線の極性判定回路

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JPH1079792A
JPH1079792A JP23213796A JP23213796A JPH1079792A JP H1079792 A JPH1079792 A JP H1079792A JP 23213796 A JP23213796 A JP 23213796A JP 23213796 A JP23213796 A JP 23213796A JP H1079792 A JPH1079792 A JP H1079792A
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JP
Japan
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resistor
telephone line
circuit
telephone
terminal
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Application number
JP23213796A
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English (en)
Inventor
Sadayuki Hosono
細野貞幸
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Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線に接続された端末機器がフックオン
の状態において、該電話回線の極性を判定することと、
端末機器に対して電圧降下を与えないことと、更に、電
話回線の線路の接続・非接続を判定することとを課題と
する。 【解決手段】本発明は電話回線の2本の線路の夫々に、
ダイオードと、3個の抵抗を直列に接続し、3個めの抵
抗の他方を電話回線に接続された全波整流器の直流出力
端子の一方に接続し、上記抵抗のうちの1個により電話
回線に対する並列挿入損を軽減し,上記抵抗の他の1個
は高抵抗として電話局の装置の動作に影響を与えないよ
うにし、且つ、該電話回線が通話中は該抵抗を短絡し、
上記抵抗の更に他の1個の抵抗の電圧降下により並列に
接続されたトランジスタをオン/オフして、該トランジ
スタのオン又はオフの状態により、上記電話回線の極性
及び接続状態を判定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線に接続さ
れる電話機・構内交換機等の種々の端末機器に使用され
る電話回線の極性、及びその接続状態を判定する回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の技術による電話回線の極性
検出回路を示す。
【0003】従来の電話回線の極性検出回路は、例え
ば、図3に示すように電話回線と直列に、互いに逆の極
性のフォトカプラを並列に接続した回路を接続して、該
フォトカプラで通話回線の極性を検出し、その出力をC
PUで読み取ることにより、該電話回線の極性を判定し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、極性検出回路が電話回線と直列に接続されるため、
該電話回線に接続された端末機器がフックオフした状態
の時のみ極性検出の出力が得られるので、端末機器が通
話若しくは通信していない状態(以後、「フックオンの
状態」という。)では電話回線の極性を検出できない欠
点がある。
【0005】又、上記極性検出回路は電話回線と直列に
接続されるため、端末機器が通話若しくは通信している
状態(以後、「フックオフ」という。)時、極性検出回
路による電圧降下を生じ、端末機器の動作範囲を狭める
欠点がある。
【0006】本発明は、この問題を解決するために提案
するもので、電話回線に接続された端末機器がフックオ
ンの状態において、該電話回線の極性を検出すること、
端末機器に対して電圧降下を与えないこと、更には、電
話回線の線路の接続・非接続を検出することを課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は電話回線の2本の線路の夫々に、整流手段
と、第1の抵抗と、第2の抵抗と、第3の抵抗とを直列
に接続してなるそれぞれの直列回路の整流手段側端を接
続し、第3の抵抗側端を電話回線に接続された全波整流
手段の直流出力の一方の端子に接続し、上記第2の抵抗
は他の第1及び第3の抵抗より高抵抗とし、且つ、該電
話回線が通話中は該第2の抵抗を短絡する手段を設け、
上記第3の抵抗と並列にトランジスタのベース及びコレ
クタを接続し、該2個のトランジスタの導通又は非導通
の状態を検出して、該2個のトランジスタの導通又は非
導通の組合せをマイクロコンピュータのソフトウエアに
より、上記電話回線の極性及び接続状態を判定すること
を特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
回路図、図2は図1に示す回路図の論理表である。
【0009】図1において、1は電話機、2は電話機1
に内蔵されたCPU、3は電話機1に内蔵された整流器
(電話回線に接続された全波整流手段)、R0乃至R1
0は抵抗、D0乃至D3はダオード、TR0乃至TR2
はトランジスタ、PC0及びPC1はフォトカプラ、L
1及びL2は電話回線接続端子、P0乃至P2はCPU
のポートで、−間は接続されている。
【0010】図2において、この論理は正論理を示し、
ポートP0及びP1がH(HIGH:即ち正電圧)の時
は1、ポートP0及びP1がL(LOW:即ち零電圧)
の時は0として示す。
【0011】図1及び図2によりその動作を説明する。
【0012】端子L1に接続されたダイオードD0(整
流手段)、抵抗R0(第1の抵抗)、抵抗R1(第2の
抵抗)、抵抗R2(第3の抵抗)、フォトカプラPC0
(電話回線が通話中は第2の抵抗を短絡する手段)、ト
ランジスタTR0を一組みとする回路(以下、「第1の
回路」という。)と、端子L2に接続されたダイオード
D1、抵抗R3、抵抗R4、抵抗R5、フォトカプラP
C1、トランジスタTR1を一組とする回路(以下、
「第2の回路」という。)とは、フォトカプラPC0及
びフォトカプラPC1が直列に同時にオン(導通)/オ
フ(非導通)する点を除いて、電話回線の線路の極性に
対して互いに逆方向の接続となっており、上記第1の回
路と第2の回路とは同時に電流が流れないが、電話回線
の両線間に加えられた電圧に対しては同一の動作を行う
ので、端子L1に接続された第1の回路について主とし
て説明を行う。
【0013】第1の回路において、D0は逆流防止用の
ダイオードで、且つ、抵抗R0、抵抗R1、抵抗R2、
フォトカプラPC0、トランジスタTR0の回路が電話
回線に影響を与えるのを防止するためのもので、抵抗R
0は常時回路に挿入され、この極性検出回路が端末機器
と並列に接続されるため並列挿入損を与えないようにす
るためのもので、抵抗R1はフックオンの状態において
極性検出回路に流れる電流によって電話局の設備に影響
を与えないようにするためのもので、抵抗R2はこの抵
抗R2の両端に生ずる電圧降下によりトランジスタTR
0を制御するためのもので、−間は上記のように接
続されており、整流器3は電話回線から電話機内で必要
とする直流電源を得るためのもので、の点の電位を電
話機内の基準電位(零電位)と考えることができる。
【0014】端子L1が電話回線に正常に接続されてお
り、且つ、フックオンの状態では、端子L1と端子L2
の間には電話回線から送出される電圧が電圧降下なくそ
のまま端子L1には+,端子L2には−が加えられてい
るので、上記ダイオードD0は該正方向の電圧を受けて
導通状態となり、上記正電圧による電流は端子L1から
ダイオードD0、抵抗R0、抵抗R1、抵抗R2の直列
回路、−間を流れ、整流器3を経て端子L2へと流
れ、該電流による抵抗R2の両端に生ずる電圧降下でト
ランジスタTR0はオンし、その結果CPU2のポート
P0はトランジスタTR0とダイオードD2を経てに
接続され近似的に零電圧となり、CPU2に対し0を表
示する。
【0015】この時、端子L1から第1の回路、−
間を流れ、整流器3を経て端子L2へ流れる電流は電話
局の装置には影響を与えないように充分小さい値としな
ければならないので、抵抗R1により該電流を制限する
ため該抵抗R1は充分大きい抵抗値で、且つ、トランジ
スタTR0の動作には十分な電流が流れるようにその抵
抗値を選択する。
【0016】端子L1及び端子L2が電話回線に正常に
接続されており、且つ、電話機1がフックオフの状態で
は、端子L1及び端子L2は電話機1により直流回路が
閉結され、端子L1と端子L2との間の電圧は上記フッ
クオンの状態より大幅に低下した電圧となるので、CP
U2は電話機1の通話中を検出すると、ポートP2に正
電圧を送出し、該正電圧により抵抗R10を経てトラン
ジスタTR2をオンさせ、該トランジスタTR2のオン
により+5V、抵抗R6、フォトカプラPC0、フォト
カプラPC1、トランジスタTR2、の回路を電流が
流れ、該電流によりフォトカプラPC0及びフォトカプ
ラPC1はオンとなり、フォトカプラPC0により抵抗
R1を短絡し、上記端子L1の電圧の減少を補償してト
ランジスタTR0の動作を安定させ、又、該フォトカプ
ラPC1により抵抗R4を短絡し、トランジスタTR1
に対しても、該トランジスタTR1の動作時には同様な
動作を安定させる効果を与える。
【0017】この時第1の回路は電話機の通話回路と並
列に接続されているので、該第1の回路に流れる電流は
通話回路に影響を与えないように十分小さい電流に制限
する必要があり、そのため抵抗R0は該電流を制限する
ため十分大きい抵抗値で、且つ、トランジスタTR0が
オンの状態を維持できる抵抗値を選択する。
【0018】端子L1及び端子L2の接続の誤り、或い
は通話の接続過程での極性の反転等により、端子L1に
−、端子L2に+の電圧が加えられた場合は、ダイオー
ドD0は逆極性となり不導通状態となるので、第1の回
路には電流が流れず抵抗R2の両端には電圧降下が生じ
ないのでトランジスタTR0はオフとなっており、従っ
てCPU2のポートP0は抵抗R7を経た+5Vがその
まま現れて1が表示される。
【0019】上記端子L1に−、端子L2に+の電圧が
加えられた状態において、電話機1が通話状態になって
上記のようにフォトカプラPC0がオンし、抵抗R1が
短絡されてもダイオードD0の不導通の状態は変化せ
ず、トランジスタTR0はオフのままで、CPU2のポ
ートP0は+5Vを維持し、CPU2には1が表示され
ている。
【0020】又、端子L1に電話回線が接続されていな
い場合も、ダイオードD0には電圧が加わらないのでダ
イオードD0は不導通状態のままで、第1の回路には電
流が流れない。
【0021】従って、トランジスタTR0は、オフの状
態のままで、CPU2のポートP0は+5Vとなり、C
PU2には1が表示される。
【0022】以上の第1の回路の動作に対して第2の回
路の動作は、端子L1が−、端子L2が+の電圧の時に
トランジスタTR1がオンとなり、電話回線が接続され
ている状態では,フックオンの状態若しくはフックオフ
の状態に拘らず第1の回路と反対の動作となり、電話回
線が接続されていない状態では第1の回路と同じ動作と
なるので、第1の回路と第2の回路の二組の回路の動作
を論理表としてまとめると図2に示すようになる。
【0023】CPU2は、図2に示す論理表により、フ
ックオンの状態においてP0:0、P1:1であれば正
常、又フックオンの状態においてP0:1、P1:0で
あれば反転状態又は誤接続、P0:1、P1:1であれ
ば断線若しくは未接続と判定することができる。
【0024】着信若しくは通話中においては、電話回線
の極性は夫々の状態において変化するが、CPU2はそ
の都度その状態を識別できるので、夫々の状態に対応し
てその極性の状態を判定する。
【0025】以上の説明はL1端子:+、L2端子:−
を正常として説明したが、L1端子:−、L2端子:+
とした場合も、図2に示す論理表を変更し、CPU2の
対応するソフトウエアを変更することにより上記機能を
果たすことが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は電話回
線の2本の線路の夫々に、整流手段と、抵抗と、トラン
ジスタとを直列に接続し、該トランジスタのオン/オフ
により極性を検出することにより、電話局に対しては影
響を与えず、電話回線に対する並列挿入損を軽減し、通
話中におけるトランジスタの動作を安定させ、上記電話
回線の極性及び接続状態を判定するようにしたものであ
り、本発明によれば、電話回線に接続された端末機器が
フックオンの状態において、該電話回線の極性を判定す
ること、端末機器に対して極性検出回路が電圧降下を与
えないこと、更に、電話回線の線路の接続・非接続を判
定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路図
【図2】本発明に係る論理図
【図3】従来の技術を示す回路図
【符号の説明】
1…電話機 2…CPU 3…整流器 R0〜R1
0…抵抗 D0〜D2…ダイオード TR0〜T
R2…トランジスタ PC0,PC1…フォトカプラ P0〜P2
…CPUのポート L1,L2…端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の2本の線路の夫々に、整流手
    段と、第1の抵抗と、第2の抵抗と、第3の抵抗とを直
    列に接続してなるそれぞれの直列回路の整流手段側端を
    接続し、第3の抵抗側端を電話回線に接続された全波整
    流手段の直流出力の一方の端子に接続し、上記第2の抵
    抗は他の第1及び第3の抵抗より高抵抗とし、且つ、該
    電話回線が通話中は該第2の抵抗を短絡する手段を設
    け、上記第3の抵抗と並列にトランジスタのベース及び
    コレクタを接続し、該2個のトランジスタの導通又は非
    導通の状態を検出して、該2個のトランジスタの導通又
    は非導通の組合せをマイクロコンピュータのソフトウエ
    アにより、上記電話回線の極性及び接続状態を判定する
    ことを特徴とする電話回線の極性判定回路。
JP23213796A 1996-09-02 1996-09-02 電話回線の極性判定回路 Pending JPH1079792A (ja)

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JP23213796A Pending JPH1079792A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 電話回線の極性判定回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013215005A (ja) * 2013-07-17 2013-10-17 Yazaki Corp リレー駆動装置のリレーの同時オン防止回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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