JPH1079566A - 電子回路装置およびその製造方法 - Google Patents

電子回路装置およびその製造方法

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JPH1079566A
JPH1079566A JP8234589A JP23458996A JPH1079566A JP H1079566 A JPH1079566 A JP H1079566A JP 8234589 A JP8234589 A JP 8234589A JP 23458996 A JP23458996 A JP 23458996A JP H1079566 A JPH1079566 A JP H1079566A
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JP
Japan
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land
insulating resin
lands
circuit pattern
pattern
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Application number
JP8234589A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Kitayama
喜文 北山
Yoshinori Wada
義則 和田
Koichi Kumagai
浩一 熊谷
Yoshio Maruyama
義雄 丸山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して、放熱特性の良好な電子
回路装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 電子部品を搭載するランド2、配線パタ
ーン3、および外部端子5からなる金属薄板(回路パタ
ーン)1と、金属薄板1の側壁に絶縁樹脂を注入し、ラ
ンド2と外部端子5の表面を除く金属薄板1の表面を4
0μm以下の膜厚の絶縁樹脂で被覆して平面性を保持し
た絶縁体部6と、ランド2に実装された電子部品(受動
素子7、ホール素子8、IC9)を備える。この構成に
よれば、回路パターンの配線パターン3、ランド2が放
熱効果を有すため放熱特性を改善でき、かつ従来の放熱
板、コネクタなどを不要にできることから、部品点数を
削減できるとともに組立コストを低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDやCD−R
OMなどの回転に用いられるモータや一般家電製品に使
用される電子回路装置およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の電子回路装置の一例を図3に示
す。図示するように、鉄により形成された基板21の両面
を、絶縁層52により被覆し、一方の絶縁層22上に接着層
23により、配線パターン24、ランド25、および外部端子
26からなる厚さ35μmの回路パターン27を接着し、こ
の回路パターン27のランド25上に、受動素子28とホール
素子29とIC30を実装し、回路パターン27の外部端子26
上にコネクタ31を実装し、これら実装した受動素子28と
ホール素子29とIC30とコネクタ31間の回路パターン27
上をレジスト32により被覆している。またIC30上に高
熱伝導性接着剤33により放熱板34を接着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電子回路装
置では、IC30がフリップチップ方式で実装されている
ため、放熱は厚さ35μmのランド25および配線パター
ン32と、放熱板34を介してなされる。しかし、この電子
回路装置では、放熱板34がない場合には、熱抵抗が大き
くなり、たとえばモータの駆動装置として使用すると
き、モータの特性が大きく劣化するなどの問題が発生す
るため、放熱板34は必ず必要である。また、外部端子部
26にコネクタ31を実装する必要がある。したがって、従
来の電子回路装置においては、部品点数が多くなり材
料、組立コストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明は、放熱特性が改善され、なおかつ
部品点数を削減でき、組立コストを低減できる電子回路
装置およびこれらの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子回路装置に
おいては、電子部品を搭載するランド、配線パターン、
および外部端子からなる回路パターンを形成する金属薄
板と、前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂を注入
し、前記ランドおよび外部端子の表面を除く金属薄板の
表面を40μm以下の膜厚の絶縁樹脂で被覆して平面性
を保持するように形成された絶縁体部と、前記ランドに
実装された電子部品とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】この本発明によれば、放熱特性が改善さ
れ、なおかつ部品点数を削減でき、組立コストを低減で
きる電子回路装置が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の電子回
路装置は、電子部品を搭載するランド、配線パターン、
および外部端子からなる回路パターンを形成する金属薄
板と、前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂を注入
し、前記ランドおよび外部端子の表面を除く金属薄板の
表面を40μm以下の膜厚の絶縁樹脂で被覆して平面性
を保持するように形成された絶縁体部と、前記ランドに
実装された電子部品とを備えたことを特徴とするもので
ある。この構成により、金属薄板の厚みを厚くすること
ができるために放熱特性を改善でき、すなわち金属薄板
の配線パターン、およびランドの放熱効果が向上し、よ
って従来のような放熱板が不要となる。またコネクタも
不要となり、さらに従来のレジスト部に相当する部分に
ついては同時に同じ絶縁樹脂で被覆するために不要とな
り、従来例と比較して部品点数が削減される。また電子
部品と回路パターンの発熱量、電流容量に合わせて、配
線の幅を大きくせずに配線の厚みを制御することによっ
て配線幅を小さくして実装密度の大きな電子回路装置を
得ることが可能となる。
【0008】請求項2記載の電子回路装置の製造方法に
よれば、金属薄板によりランド、配線パターン、および
外部端子からなる回路パターンを形成する回路パターン
形成工程と、前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂
を注入し、前記ランドおよび外部端子の表面を除く金属
薄板の表面を、絶縁樹脂で被覆して絶縁体部を形成する
工程と、前記ランドに電子部品を実装する部品実装工程
を有することを特徴とするものであり、請求項1記載の
効果のある電子回路装置を提供できる。
【0009】請求項3記載の電子回路装置の製造方法に
よれば、金属薄板により第1ランド、配線パターン、お
よび外部端子からなる回路パターンを形成し、この回路
パターンの一部を折り曲げて前記第1ランドとは異なる
面に第2ランドを形成する工程と、前記金属薄板の配線
パターン間に絶縁樹脂を注入し、前記第1ランド、外部
端子、および第2ランドの表面を除く金属薄板の表面
を、絶縁樹脂で被覆して絶縁体部を形成する工程と、前
記回路パターンの第1ランドと第2ランドにそれぞれ電
子部品を実装する部品実装工程を有することを特徴とす
るものであり、回路パターンの一部を折り曲げて第2ラ
ンドを形成することにより、簡単に両面基板が得られ
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
電子回路装置の概略断面図である。
【0011】図1において、1は、電子部品を搭載する
ランド2、配線パターン3、および外部端子5からなる
回路パターンを形成する金属薄板であり、6は、この金
属薄板1の側壁に絶縁樹脂を注入し、ランド2と外部端
子5の表面を除く金属薄板1の表面を40μm以下の膜
厚の絶縁樹脂で被覆して平面性を保持するように形成し
た絶縁体部である。また金属薄板1のランド2上に、受
動素子7、ホール素子8、およびIC9が実装されてい
る。また図4において、4は捨てパターンである。
【0012】上記金属薄板1は、放熱特性から厚みと幅
が決定され、少なくともその厚さを従来の回路パターン
27の厚さより厚くしている。上記電子回路装置の製造方
法を説明する。
【0013】1.回路パターン形成工程 まず、ランド2、配線パターン3、捨てパターン4、お
よび外部端子5からなる回路パターンを、金属薄板1か
ら、電鋳法、またはプレス加工、またはエッチング加工
により形成する。
【0014】2.絶縁体部形成工程 次に、金属薄板1の回路パターンの側壁に絶縁樹脂を注
入し、ランド2と外部端子5の表面を除く回路パターン
の表面を、射出成形により絶縁樹脂で被覆して平面性を
保持するように絶縁体部6を形成する。このとき、絶縁
樹脂の膜厚が40μmを超えると後工程でクリーム半田
の印刷が不可能となるため、40μm以下の膜厚で被覆
している。
【0015】3.配線パターン除去工程 その後、捨てパターン4をパンチングにより除去し、所
定の回路パターンを形成する。
【0016】4.部品実装工程 そして、各ランド2に受動素子7、ホール素子8、およ
びIC9を実装する。この実施の形態1によれば、配線
パターン幅を広げることなく、厚みを厚くすることによ
り高放熱の回路基板(金属薄板1)を得ることができ、
金属薄板1の配線パターン3、およびランド2が放熱効
果を果すため、従来のようなIC9の放熱板を不要とす
ることができる。また厚みのある外部端子5により従来
のようなコネクタを不要にでき、さらに従来のレジスト
に相当する部分については同時に同じ絶縁樹脂で被覆す
るために不要となり、従来例と比較して部品点数を削減
でき、組立コストを低減でき、よってコストダウンを図
ることができる。また電子部品と回路パターンの発熱
量、電流容量に合わせて、配線の幅を大きくせずに配線
の厚み(金属薄板1の厚み)を制御することによって配
線幅を小さくして実装密度の大きな電子回路装置を得る
ことが可能となる。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における電子回路装置の概略断面図である。図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0018】図2に示すように、金属薄板1の一部をス
ルーホール部11として、ランド2とは異なる面に第2ラ
ンド12を形成し、両面実装を可能としており、ホール素
子8をこの第2ランド12に実装している。また外部端子
5の一部を折り曲げてコネクタ部13を形成している。
【0019】上記電子回路装置の製造方法を説明する。 1.回路パターン形成工程 まず、ランド2、配線パターン3、捨てパターン4、お
よび外部端子5からなる回路パターンを、金属薄板1か
ら、電鋳法、またはプレス加工、またはエッチング加工
により形成し、続いて回路パターンの一部をプレス加工
により折り曲げて、第2ランド12およびコネクタ部13を
形成する。
【0020】2.絶縁体部形成工程 次に、金属薄板1の回路パターンの側壁に絶縁樹脂を注
入し、ランド2と外部端子5と第2ランド12の表面を除
く回路パターンの表面を、射出成形により絶縁樹脂で被
覆して平面性を保持するように絶縁体部6を形成する。
このとき、絶縁樹脂の膜厚が40μmを超えると後工程
でクリーム半田の印刷が不可能となるため、40μm以
下の膜厚で被覆している。
【0021】3.配線パターン除去工程 その後、捨てパターン4をパンチングにより除去し、所
定の回路パターンを形成する。
【0022】4.部品実装工程 そして、一方の面の各ランド2に受動素子7、およびI
C9を実装し、他方の面の第2ランド12にホール素子8
を実装する。
【0023】この実施の形態2によれば、実施の形態1
と同様の効果を得ることができるとともに、回路パター
ンの一部を折り曲げて第2ランド12を形成することによ
り、簡単に両面実装基板を得ることができ、また外部端
子5の一部を折り曲げることにより、自由に方向を決め
ることができるため、設計の自由度を得ることができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放熱特性
が改善され、なおかつ部品点数を削減でき、組立コスト
を低減できる電子回路装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子回路装置の
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2における電子回路装置の
断面図である。
【図3】従来の電子回路装置の断面図である。
【符号の説明】
1 金属薄板 2 ランド 3 配線パターン 4 捨てパターン 5 外部端子 6 絶縁体部 7 受動素子 8 ホール素子 9 IC 11 スルーホール部 12 第2ランド 13 コネクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 義雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搭載するランド、配線パター
    ン、および外部端子からなる回路パターンを形成する金
    属薄板と、 前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂を注入し、前
    記ランドおよび外部端子の表面を除く金属薄板の表面を
    40μm以下の膜厚の絶縁樹脂で被覆して平面性を保持
    するように形成された絶縁体部と、 前記ランドに実装された電子部品とを備えたことを特徴
    とする電子回路装置。
  2. 【請求項2】 金属薄板によりランド、配線パターン、
    および外部端子からなる回路パターンを形成する回路パ
    ターン形成工程と、 前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂を注入し、前
    記ランドおよび外部端子の表面を除く金属薄板の表面
    を、絶縁樹脂で被覆して絶縁体部を形成する工程と、 前記ランドに電子部品を実装する部品実装工程を有する
    ことを特徴とする電子回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属薄板により第1ランド、配線パター
    ン、および外部端子からなる回路パターンを形成し、こ
    の回路パターンの一部を折り曲げて前記第1ランドとは
    異なる面に第2ランドを形成する工程と、 前記金属薄板の配線パターン間に絶縁樹脂を注入し、前
    記第1ランド、外部端子、および第2ランドの表面を除
    く金属薄板の表面を、絶縁樹脂で被覆して絶縁体部を形
    成する工程と、 前記回路パターンの第1ランドと第2ランドにそれぞれ
    電子部品を実装する部品実装工程を有することを特徴と
    する電子回路装置の製造方法。
JP8234589A 1996-09-05 1996-09-05 電子回路装置およびその製造方法 Pending JPH1079566A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166691A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Autonetworks Technologies Ltd 回路ユニット、回路構成体、電気接続箱および回路ユニットの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010166691A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Autonetworks Technologies Ltd 回路ユニット、回路構成体、電気接続箱および回路ユニットの製造方法

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