JPH1079378A - 成膜方法及びその装置 - Google Patents

成膜方法及びその装置

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JPH1079378A
JPH1079378A JP9130260A JP13026097A JPH1079378A JP H1079378 A JPH1079378 A JP H1079378A JP 9130260 A JP9130260 A JP 9130260A JP 13026097 A JP13026097 A JP 13026097A JP H1079378 A JPH1079378 A JP H1079378A
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博 神力
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属酸化膜の成膜レートを向上させることが
できる成膜方法を提供する。 【解決手段】 被処理体Wに金属酸化膜を形成する成膜
装置において、真空引き可能になされた処理容器46
と、この処理容器内に収容される被処理体を載置する載
置台58と、前記処理容器内に気化状態の金属酸化膜原
料を供給する原料供給手段6と、前記処理容器内に気化
状態のアルコールを供給するアルコール供給手段8と、
前記処理容器内を真空引きする真空排気系54とを備え
るように構成する。このようにアルコールを添加するこ
とにより、成膜レートを大幅に向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば酸化タンタ
ル等の絶縁膜に適する金属酸化膜の成膜方法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスを製造するに
は、半導体ウエハに成膜処理やパターンエッチング処理
を繰り返し行なって所望のデバイスを製造するが、中で
も成膜技術は半導体デバイスが高密度化及び高集積化す
るに伴ってその仕様が年々厳しくなっており、例えばデ
バイス中のキャパシタの絶縁膜やゲート絶縁膜のように
非常に薄い酸化膜などに対しても更なる薄膜化が要求さ
れ、これと同時に更に高い絶縁性が要求されている。
【0003】これらの絶縁膜としては、シリコン酸化膜
やシリコンナイトライド膜等を用いることができるが、
最近にあっては、より絶縁特性の良好な材料として、金
属酸化膜、例えば酸化タンタル(Ta25)等が用いら
れる傾向にある。この金属酸化膜は、薄くても信頼性の
高い絶縁性を発揮するが、この金属酸化膜の成膜後に、
この表面の改質処理を施すことにより、更に絶縁性を向
上させることができることが発見され、特開平2−28
3022号公報にその技術が開示されている。
【0004】この金属酸化膜を形成するには、例えば酸
化タンタルを形成する場合を例にとって説明すると、上
記公報に開示されているように成膜用の原料として、タ
ンタルの金属アルコキシド(Ta(OC255)を用
い、これを窒素ガス等でバブリングしながら供給して半
導体ウエハを例えば400℃程度のプロセス温度に維持
し、真空雰囲気下でCVD(Chemical Vap
or Deposition)により酸化タンタル膜
(Ta25)を積層させている。そして、必要に応じて
更なる絶縁特性の向上を図る場合には、この半導体ウエ
ハを、オゾンを含む雰囲気中に搬入し、大気圧下でこれ
に水銀ランプから紫外線を照射することにより活性酸素
原子を発生させ、この活性酸素原子を用いて上記酸化タ
ンタル膜を改質することにより、一層、特性の良好な絶
縁膜を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に絶縁膜の特性を向上させることも重要であるが、これ
と同時に、品質の良好なデバイスを多量に製造する上か
ら生産性、すなわちスループットが大きいことが必要と
される。しかしながら、上述したような成膜工程や改質
工程は実施するのにかなりの時間を要し、それ程スルー
プットが良好であるとは言い難い。例えば、酸化タンタ
ル膜の成膜速度は、僅かに1〜2nm/分程度の成膜レ
ートであり、十分な生産性を上げるために、この成膜レ
ートを大幅に向上させることが大きな課題となってい
る。本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有
効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的
は、金属酸化膜の成膜レートを向上させることができる
成膜方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、成膜条件に
ついて鋭意研究した結果、成膜時にアルコールを微量添
加することにより、成膜レートを大幅に改善することが
できる、という知見を得ることにより本発明に至ったも
のである。本発明は、上記問題点を解決するために、被
処理体に金属酸化膜を形成する成膜装置において、真空
引き可能になされた処理容器と、この処理容器内に収容
される被処理体を載置する載置台と、前記処理容器内に
気化状態の金属酸化膜原料を供給する原料供給手段と、
前記処理容器内に気化状態のアルコールを供給するアル
コール供給手段と、前記処理容器内を真空引きする真空
排気系とを備えるように構成したものである。
【0007】成膜プロセス時には、原料供給手段からは
金属酸化膜原料が気化状態で供給され、アルコール供給
手段からはアルコールが気化状態で供給され、共に処理
容器内に導入される。処理容器内は真空排気系により所
定の圧力の真空雰囲気になされており、載置台上の被処
理体の表面に金属酸化膜が堆積されて行く。この時、ア
ルコールの直接の作用により、成膜反応が促進され、ま
た、アルコールの分解により水分が生じ、この水分によ
っても成膜反応が促進され、結果的に、成膜反応を大幅
に向上させて成膜レートを大きくすることが可能とな
る。このようにアルコールが成膜レートを促進する理由
は、アルコールの分解により生じた水分が、金属酸化膜
原料の分解を促進し、酸化膜形成を高速化するからであ
ると考えられる。
【0008】このアルコールは、金属酸化膜原料と別系
統の供給手段で供給してもよいし、或いはアルコールと
金属酸化膜原料とを混合させて混合液を形成し、これを
原料供給手段から混合状態で気化させて処理容器内に導
入するようにしてもよい。尚、別系統の供給手段の場合
には、アルコールの添加量を、プロセス中においても自
由に制御できるのは言うまでもない。また、この時の処
理温度は、250〜450℃の範囲内、アルコールの添
加量は0.1〜20%の範囲内に設定するのが好まし
い。金属酸化膜原料は、金属アルコキシドを用いること
ができ、また、堆積される金属酸化膜は、酸化タンタ
ル、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸
化ストロンチウムの内、いずれか1つを含む。また、本
発明者は、アルコールの成膜促進機能について、更に検
討したところ、成膜された膜自体がアルコールを分解す
るアルコール分解触媒としての機能を発揮して水分の形
成を促進していることを見い出した。従って、処理容器
内、例えば載置台の上方にアルコール分解触媒を配置す
ることにより、アルコールの分解が促進されて、成膜を
一層促進させることが可能となる。このようなアルコー
ル分解触媒としては、主として金属酸化物を用いること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る成膜方法及
びその装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る成膜装置を示す概略全体構成図、図
2は成膜装置の本体を示す構成図である。ここでは、金
属酸化膜として酸化タンタル(Ta25)をCVDによ
り成膜する場合について説明する。この成膜装置2は、
装置本体4と、これに原料ガスとして金属酸化膜原料を
気化状態で供給する原料供給手段6と、成膜レートを向
上させるために成膜プロセス時に添加物としてアルコー
ルを気化状態で添加する本発明の特徴とするアルコール
供給手段8とにより主に構成される。
【0010】この原料供給手段6は、原料として液状の
金属酸化膜原料10、例えばTa(OC255よりな
る金属アルコキシドを貯留する密閉状態の原料タンク1
2を有しており、このタンク12には加熱ヒータ14を
設けてこの原料10を流れ易い温度、例えば20〜50
℃程度に加熱している。この原料タンク12の気相部に
は、加圧管16の先端が上部より導入されており、この
加圧管16にはマスフローコントローラのような流量制
御器18が介設されて、加圧気体として例えばHeガス
を原料タンク12内の気相部へ導入し得るようになって
いる。
【0011】また、この原料タンク12と上記装置本体
4の天井部を連絡するようにして例えばステンレス管よ
りなる原料供給通路20が設けられており、この通路2
0の原料導入口22はタンク12内の液体原料中に浸漬
させて底部近傍に位置されて、液状の原料を通路20内
に加圧搬送し得るようになっている。この原料供給通路
20は、装置本体4に向けてその途中に液体流量制御器
24および気化器26を介設して、気化状態になされた
原料ガスを装置本体4へ導入するようになっている。
【0012】原料タンク12から気化器26までの原料
供給通路20は、液流量が、通常、例えば5mg/mi
n程度と非常に少ないために内径が1〜2mm程度の配
管を用い、これに対して気化器26より下流側の通路2
0は、ガス状態の原料を流すので内径が大きな、例えば
10〜20mm程度になされた配管を用いる。そして、
この気化器26よりも下流側の原料供給通路20には、
例えばテープヒータよりなる保温用ヒータ28が巻回さ
れており、原料ガスの液化温度よりも高く分解温度より
も低い温度、例えば150℃〜180℃の範囲内で保温
するようになっている。また、上記気化器26には、気
化用ガスとして例えばHeガスを流量制御器30により
流量制御しつつ供給するようになっている。
【0013】一方、アルコール供給手段8は、液状の添
加物32としてアルコールを貯留する密閉状態のアルコ
ールタンク34を有しており、このタンク34には加熱
ヒータ36を設けてアルコール32を加熱することによ
り、この気化を促進させるようになっている。このアル
コールタンク34内には、バブリング管38が導入され
てその先端を、アルコール32内に浸漬させて底部近傍
に位置させている。そして、このバブリング管38には
流量制御器40が介設されており、バブリング気体とし
て例えばO2ガス或いはN2ガスを流量制御しつつ供給す
ることにより、液状の添加物アルコール32をバブリン
グして気化させるようになっている。
【0014】そして、このアルコールタンク34と上記
装置本体4の天井部を連絡するようにして例えばステン
レス管よりなるアルコール供給通路42が設けられてお
り、この通路42の導入口44はアルコールタンク34
内の気相部に導入され、バブリングによって発生した気
化アルコールを装置本体へ搬送し得るようになってい
る。添加物として用いるアルコールの種類は、特に限定
されず、例えばメチルアルコール、エチルアルコールな
どの低級アルコールの他、炭素数6以上の高級アルコー
ルも用いることができる。アルコールタンク34へ供給
する加圧気体はO2ガスやN2ガスに限らず、例えばHe
ガスやArガス等の不活性ガスを用いてもよいし、アル
コールタンク34の加熱温度は、アルコールの種類にも
よるが、例えばメチルアルコールの場合には、20〜3
0℃の範囲内に設定するのが好ましい。
【0015】一方、上記装置本体4は、図2に示すよう
に例えばアルミニウムにより筒体状に成形された処理容
器46を有している。この処理容器46の底部46Aの
中心部には、給電線挿通孔48が形成されると共に周辺
部には、真空引きポンプ、例えばターボ分子ポンプ50
及びドライポンプ52を介設した真空排気系54に接続
された排気口56が設けられており、容器内部を真空引
き可能としている。この排気口56は、容器底部46A
に複数個、例えば等間隔で同一円周上に4個程度設けら
れ、各排気口56は、真空排気系54により共通に連通
されている。
【0016】この処理容器46内には、非導電性材料、
例えばアルミナ製の円板状の載置台58が設けられ、こ
の載置台58の下面中央部には下方に延びる中空円筒状
の脚部60が一体的に形成され、この脚部60の下端は
上記容器底部46Aの給電線挿通孔48の周辺部にOリ
ング等のシール部材62を介在させてボルト64等を用
いて気密に取り付け固定される。従って、この中空脚部
60内は、外側に開放され、処理容器46内に対して気
密状態となっている。
【0017】上記載置台58には、例えば、SiCによ
りコーティングされたカーボン製の抵抗発熱体66が埋
め込まれており、この上面側に載置される被処理体とし
ての半導体ウエハWを所望の温度に加熱し得るようにな
っている。この載置台58の上部は、内部に銅などの導
電板よりなるチャック用電極68を埋め込んだ薄いセラ
ミックス製の静電チャック70として構成されており、
この静電チャック70が発生するクーロン力により、こ
の上面にウエハWを吸着保持するようになっている。
尚、この静電チャック70の表面にHeガスなどのバッ
クサイドガスを流してウエハへの熱伝導性を向上させた
り、ウエハ裏面への成膜を防止するようにしてもよい。
また、この静電チャック70に代えてメカニカルクラン
プを用いるようにしてもよい。
【0018】上記抵抗発熱体66には、絶縁された給電
用のリード線72が接続され、このリード線72は、処
理容器46内に晒すことなく円筒状の脚部60内及び給
電線挿通孔48を通って外へ引き出され、開閉スイッチ
74を介して給電部76に接続される。また、静電チャ
ック70のチャック用電極68には、絶縁された給電用
のリード線78が接続され、このリード線78も処理容
器46内に晒すことなく円筒状の脚部60内及び給電線
挿通孔48を通って外へ引き出され、開閉スイッチ80
を介して高圧直流電源82に接続される。尚、ウエハを
加熱する手段として上記抵抗発熱体66に代え、ハロゲ
ンランプ等の加熱ランプを用いて加熱するようにしても
よい。
【0019】載置台58の周辺部の所定の位置には、複
数のリフタ孔84が上下方向に貫通させて設けられてお
り、このリフタ孔84内に上下方向に昇降可能にウエハ
リフタピン86が収容されており、ウエハWの搬入・搬
出時に図示しない昇降機構によりリフタピン86を昇降
させることにより、ウエハWを持ち上げたり、持ち下げ
たりするようになっている。このようなウエハリフタピ
ン86は、一般的にはウエハ周縁部に対応させて3本設
けられる。
【0020】また、処理容器46の天井部には、シャワ
ーヘッド88が一体的に設けられた天井板90がOリン
グ等のシール部材92を介して気密に取り付けられてお
り、上記シャワーヘッド88は載置台58の上面の略全
面を覆うように対向させて設けられ、載置台58との間
に処理空間Sを形成している。このシャワーヘッド88
は処理容器46内に成膜用の原料ガス等をシャワー状に
導入するものであり、シャワーヘッド88の下面の噴射
面94にはガスを噴出するための多数の噴射孔96が形
成される。
【0021】このシャワーヘッド88内は、原料ガス用
ヘッド空間88Aとアルコール用ヘッド空間88Bとに
2つに区画されており、原料ガス用ヘッド空間88Aに
連通されるガス導入ポート98には前記気化器26から
延びる原料供給通路20を接続して気化状態の金属酸化
膜原料を導入するようになっている。また、アルコール
用ヘッド空間88Bに連通されるガス導入ポート100
には前記アルコール供給通路42を接続して気化状態の
アルコールを導入するようになっている。そして、上記
噴射孔96は、原料ガス用ヘッド空間88Aに連通され
る原料ガス用噴射孔96Aとアルコール用ヘッド空間8
8Bに連通されるアルコール用噴射孔96Bの2つの群
に分けられており、両噴射孔96A、96Bから噴出さ
れた原料ガスとアルコールとを処理空間Sにて混合し
て、いわゆるポストミックス状態で供給するようになっ
ている。尚、ガス供給方式は、このポストミックスに限
らず、シャワーヘッド内で両ガスを予め混合させるよう
にしてもよい。
【0022】また、シャワーヘッドの側壁にはこの部分
の温度を原料ガスの分解を防止するために、例えば14
0〜170℃程度に冷却するための冷却ジャケット10
2が設けられており、これに50〜70℃程度の冷媒、
例えば温水を流すようになっている。尚、このシャワー
ヘッド88と載置台58との間の距離は略10〜30m
m程度に設定されている。
【0023】また、処理容器46の側壁には、壁面を冷
却するために例えば冷媒を流す冷却ジャケット104が
設けられており、これに例えば50〜70℃程度の温水
を冷媒として流し、側面を原料ガスが液化しないで、且
つ熱分解しない温度、例えば140〜170℃の範囲内
に維持するようになっている。また、この容器46の側
壁の一部には、ウエハ搬出入口106が設けられ、ここ
に真空引き可能になされた例えばロードロック室108
との間を連通・遮断する前記ゲートバルブGを設けてい
る。尚、図示されていないがパージ用のN2 ガスの供給
手段を設けているのは勿論である。
【0024】次に、以上のように構成された装置例に基
づいて本発明方法について説明する。まず、真空状態に
維持された処理容器46内に、ロードロック室108側
からウエハ搬出入口106を介して未処理の半導体ウエ
ハWを搬入し、これを載置台58上に載置して静電チャ
ック70のクーロン力により吸着保持する。そして、抵
抗発熱体66によりウエハWを所定のプロセス温度に維
持すると共に、処理容器46内を真空引きして所定のプ
ロセス圧力に維持しつつ、原料ガスとアルコールを供給
して成膜を開始する。
【0025】原料供給手段6においては、原料タンク1
2内に、流量制御されたHeガス等の加圧気体を導入す
ることにより、この圧力で液状のTa(OC255
りなる金属酸化膜原料10が液体流量制御器24により
流量制御されつつ原料供給通路20内を圧送される。こ
の時の加圧気体の供給量は、例えば数100SCCMで
あり、また、液体原料の供給量は、成膜レートにもよる
が、例えば数mg/min程度と非常に少量である。ま
た、原料タンク12内の原料10は加熱ヒータ14によ
り暖められてその粘性が低下しているので、比較的スム
ーズに供給通路20内を圧送することができる。圧送さ
れた液状の原料は、気化器26にて、例えば200〜5
00SCCM程度に流量制御された、Heガス等の気化
用ガスにより気化され、ガス状になって、更に原料供給
通路20を下流側に流れて行き、処理容器46のシャワ
ーヘッド88に導入される。この時、下流側の原料供給
通路20は保温用ヒータ28に所定の温度、例えば13
0℃程度に加熱されているので、原料ガスが再液化する
ことも、或いは熱分解することもなく安定的にシャワー
ヘッド88まで流すことができる。シャワーヘッド88
に到達した原料ガスは、原料ガス用ヘッド空間88Aに
一旦流れ込み、これより噴射面94に設けた原料ガス用
噴射孔96Aから処理空間Sに供給されることになる。
【0026】一方、アルコール供給手段8においては、
添加物としてアルコール32を貯留したアルコールタン
ク34内に、流量制御されたN2ガス或いはO2ガス等の
バブリング気体が導入され、この気体のバブリングによ
りアルコールが気化されてアルコール供給通路42内を
流れて行く。この時、アルコールタンク34内のアルコ
ール32は、加熱ヒータ36により暖められているの
で、容易に気化することができる。また、バブリング気
体の流量は、成膜レートにもよるが、例えば1〜2リッ
トル/minであり、アルコールの添加量は、原料であ
る金属アルコキシドに対して0.1〜20%程度の範囲
内に設定する。アルコール供給通路42内を流れたガス
状のアルコールはシャワーヘッド88のアルコール用ヘ
ッド空間88Bに到達し、これより噴射面94に設けた
アルコール用の噴射孔96Bから処理空間Sに供給され
ることになる。この場合、アルコールの添加量は、バブ
リング気体の流量制御を行なう流量制御器40により、
制度良くコントロールすることができる。
【0027】このように処理空間Sに噴出された原料ガ
スとガス状のアルコールは、この処理空間Sで混合され
て反応し、ウエハ表面に、例えば酸化タンタル膜(Ta
25 )を堆積し、成膜することになる。この時、添加
されたアルコールの直接の作用により成膜反応が促進さ
れ、また、アルコールの分解により水分が生じ、この水
分によっても成膜反応が促進され、結果的に、成膜反応
を大幅に向上させて成膜レートを大きくすることが可能
となる。この場合、添加物として供給するアルコールの
種類は問わず、メチルアルコール、エチルアルコール等
の低級アルコールのみならず、高級アルコールを用いて
もよい。
【0028】図3はプロセス温度と成膜レートの関係を
示すグラフであり、実線はアルコールを添加した本発明
方法の曲線、波線はアルコールを添加しない従来方法の
曲線である。処理条件は、金属アルコキシドに対するア
ルコールの添加量は2%であり、アルコールとしてはエ
タノールを用いた。また、プロセス圧力は、0.2〜
0.3Torrに設定した。グラフから明かなように波
線で示す従来方法の場合には、1nm/min前後の成
膜レートであるのに対して、本発明のようにアルコール
を添加するとプロセス温度にあまり関係なく、10nm
/min前後の高い成膜レートを示しており、略10倍
の成膜レートを達成することができた。また、基板のプ
ロセス温度は、250〜450℃の範囲内に設定する。
プロセス温度が250℃よりも低いと、成膜レートが、
極めて遅くなり、十分な生産性が望めなくなるという不
都合が生じ、逆に、450℃よりも高いと成膜レートが
高くなりすぎ、膜厚の均一性が著しく低下する。或い
は、基板と酸化膜の界面での熱拡散によって膜質が劣化
する。更に、アルコール添加しなくても同等の成膜速度
が得られるので、アルコール添加のメリットがなくな
る。
【0029】また、図4は金属アルコキシドに対するア
ルコールの添加量と成膜レートの関係を示すグラフであ
る。この時の処理条件は、基板のプロセス温度が400
℃、原料ガスであるTa(OC255の供給量が5m
g/min、原料ガスとアルコールの全流量が2000
cc、プロセス圧力が0.12Torr、成膜時間が6
0sec、アルコールの種類がエタノールである。グラ
フから明らかなように、アルコールの添加量を増加する
程、成膜レートが大きくなっており、成膜レートを一般
に要求される3nm/min以上にするためには0.1
%以上のアルコールを添加する必要があり、また、添加
量が4.0%よりも大きくなると成膜レートが高くなる
が、その成膜レートは、図5に示すように次第に飽和す
る。図5はアルコールの添加量を20%以上まで多量に
添加した時の成膜レートを示すグラフである。このグラ
フによれば、アルコールの添加量が略10%の時に成膜
レートは略飽和している。そして、膜質を調べた結果、
アルコールの添加量を20%よりも大きくした時に、膜
厚の均一性や膜質が急に劣化していた。従って、アルコ
ールの添加量は、0.1〜20%の範囲内に設定する。
【0030】バブリング気体として、N2ガスやHeガ
ス等の不活性ガスを用いてもよいが、O2ガスを用いる
ことにより、成膜プロセスを高いO2 分圧下で行うこと
ができ、それによって成膜レートの向上、及び膜厚の均
一性の向上を一層図ることができる。また、アルコール
供給手段8と原料供給手段6を別個に設けることによ
り、図示しないアルコールタンク34等でアルコールが
蒸発しても、アルコール自体の濃度は変動することはな
いので、アルコールと原料との混合比は常に精度良く一
定に制御することができ、成膜レートが変動することも
ない。
【0031】アルコールを添加するために、ここでは原
料ガスの供給系とは別に、アルコールの供給系を設けて
両者を処理容器内で、いわゆるポストミックスさせてい
るが、これに限らず、例えば原料タンク12内に液状の
金属酸化膜原料とアルコールとの混合液を貯留してお
き、この混合液を気化器26にて気化させることにより
原料ガスと気化アルコールとを混合状態で装置本体4へ
供給するようにしてもよい。これによれば、アルコール
供給手段8を別途設ける必要がなくなり、また、シャワ
ーヘッド88の構造も簡単化することが可能となるが、
混合液中のアルコールが僅かずつ蒸発して逃げて行くこ
とによって、混合比が変動し、このため僅かではある
が、成膜レートが変動する恐れがある。
【0032】このように、アルコールの添加により、成
膜レートを大きくできる理由は、成膜したTa25
体がアルコールに対して触媒として作用し、アルコール
の分解を促進して水分の生成を助けているからである。
また、ここでは、金属酸化膜として酸化タンタルを成膜
する場合を例にとって説明したが、これに限定されず、
他の金属酸化膜、例えば酸化チタン、酸化ジルコニウ
ム、酸化バリウム、酸化ストロンチウムを形成する場合
にも適用でき、原料はそれらの金属の金属アルコキシド
を用いる。更に、上記した金属酸化膜以外には、酸化ニ
オブ、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化鉛等を
形成する場合にも本発明を適用することができる。すな
わち、これらの金属酸化物は、それ自体がアルコール分
解触媒として機能することから、成膜レートを向上させ
ることができる。
【0033】このように成膜した膜自体がアルコールの
分解を促進して成膜レートを向上できることから、金属
アルコキシドを原料として成膜する場合には、処理容器
内に別途、アルコール分解触媒を設置すれば成膜レート
を一層向上させることができる。図6はそのような成膜
装置の一例を示す構成図、図7はこの成膜装置に用いる
アルコール分解触媒の形状を示す平面図である。
【0034】ここでは図1に示す装置構成と同一部分に
ついては同一符号を付してある。図示するように、この
成膜装置では、シャワーヘッド88の下面と載置台58
との間に、アルコール分解触媒110を配置してアルコ
ールの分解を積極的に促進し、水分の生成を助けるよう
に構成している。具体的には、このアルコール分解触媒
110は、図7にも示すようにウエハWの直径よりも少
し大きいリング状の支持リング112内に格子状、或い
は網目状に線材114を縦横に張設して構成される。そ
して、この支持リング112を、支持ロッド116を介
して、例えばシャワーヘッド88の下面に固定してお
り、原料ガスやアルコールの噴射を妨げないようになっ
ている。このように構成することにより、アルコールが
アルコール分解触媒110よりなる線材110間を通る
時に、触媒と接触してアルコールの分解が促進され、よ
り多くの水分が生成されるので、その分、成膜レートを
向上させることができる。
【0035】このようなアルコール分解触媒110とし
ては、金属酸化物、例えばタンタル酸化物の他に、酸化
チタン、酸化ジルコニウム、酸化ストロンチウム、酸化
ニオブ、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化鉛等
を使用できる。また、その他の金属酸化物としては、W
25 、Mo25 、Fe23 、ThO3 、Al23
、V25 、CdO、VO2 、Cr23 、MnO、
BeO、SiO2 、MgO等も触媒として用いることが
できる。更には、SiO−Al23 等の複合酸化物、
白金、或いはTiN、AlN、TaN等の窒化物も触媒
として用いることができる。
【0036】尚、ここではアルコール分解触媒を、載置
台58とシャワーヘッド88との間に設置するようにし
たが、これに限定されず、例えばシャワーヘッド88の
内面のアルコールと接触する部分にアルコール分解触媒
をコーティングするように設けてもよいし、或いは載置
台58の外周側に例えばリング状に成形したアルコール
分解触媒を設置するなどしてもよい。尚、上記実施例で
は、被処理体として半導体ウエハに成膜する場合を例に
とって説明したが、これに限定されず、例えばガラス基
板やLCD基板等にも成膜する場合にも適用し得る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の成膜方法
及びその装置によれば、次のように優れた作用効果を発
揮することができる。金属酸化膜を形成するに際して、
アルコール供給手段を設けて、金属酸化膜原料にアルコ
ールを添加して反応させるようにしたので、金属酸化膜
の成膜レートを大幅に向上させることができ、従って、
スループットも向上させることができる。また、金属酸
化膜原料とアルコールを予め混合させて混合液とし、こ
れを気化させて供給するようにした場合には、アルコー
ル供給手段を設ける必要がないので、装置を複雑化する
ことなく上記した効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成膜装置を示す概略全体構成図で
ある。
【図2】成膜装置の本体を示す構成図である。
【図3】プロセス温度と成膜レートとの関係を示す図で
ある。
【図4】金属アルコキシドに対するアルコールの添加量
と成膜レートとの関係を示す図である。
【図5】アルコール添加量と成膜レートとの関係を示す
図である。
【図6】本発明の他の成膜装置の本体を示す構成図であ
る。
【図7】図6に示す装置に用いるアルコール分解触媒の
形状を示す平面図である。
【符号の説明】
2 成膜装置 4 装置本体 6 原料供給手段 8 アルコール供給手段 10 金属アルコキシド(金属酸化膜原料) 12 原料タンク 20 原料供給通路 24 液体流量制御器 26 気化器 32 添加物(アルコール) 34 アルコールタンク 42 アルコール供給通路 46 処理容器 54 真空排気系 58 載置台 66 抵抗発熱体 70 静電チャック 88 シャワーヘッド 88A 原料ガス用ヘッド空間 88B アルコール用ヘッド空間 96 噴射孔 96A 原料ガス用噴射孔 96B アルコール用噴射孔 110 アルコール分解触媒 W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に金属酸化膜を形成する成膜装
    置において、真空引き可能になされた処理容器と、この
    処理容器内に収容される被処理体を載置する載置台と、
    前記処理容器内に気化状態の金属酸化膜原料を供給する
    原料供給手段と、前記処理容器内に気化状態のアルコー
    ルを供給するアルコール供給手段と、前記処理容器内を
    真空引きする真空排気系とを備えるように構成したこと
    を特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 被処理体に金属酸化膜を形成する成膜装
    置において、真空引き可能になされた処理容器と、この
    処理容器内に収容される被処理体を載置する載置台と、
    前記処理容器内に気化状態の金属酸化膜原料とアルコー
    ルを混合状態で供給する原料供給手段と、前記処理容器
    内を真空引きする真空排気系とを備えたことを特徴とす
    る成膜装置。
  3. 【請求項3】 前記金属酸化膜原料は、金属アルコキシ
    ドであることを特徴とする請求項1または2記載の成膜
    装置。
  4. 【請求項4】 前記金属酸化膜は、酸化タンタル、酸化
    チタン、酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化ストロ
    ンチウムの内、いずれか1つを含むことを特徴とする請
    求項1乃至3記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記アルコールの分解を促進するための
    アルコール分解触媒を設けるように構成したことを特徴
    とする請求項1乃至4記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】 前記アルコール分解触媒は、前記載置台
    の上方に配置されていることを特徴とする請求項5記載
    の成膜装置。
  7. 【請求項7】 前記アルコール分解触媒は、金属酸化物
    よりなることを特徴とする請求項5または6記載の成膜
    装置。
  8. 【請求項8】 真空状態になされた処理容器内にて被処
    理体の表面に金属酸化膜を成膜する方法において、金属
    酸化膜原料とアルコールを含む真空雰囲気中において前
    記金属酸化膜を形成するように構成したことを特徴とす
    る成膜方法。
  9. 【請求項9】 前記金属酸化膜原料と前記アルコールと
    は異なる供給手段を介して前記処理容器内へ導入するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項8記載の成膜方
    法。
  10. 【請求項10】 前記金属酸化膜原料と前記アルコール
    とは、液体状態で混合され、この混合液を気化させた後
    に前記処理容器内へ供給するように構成したことを特徴
    とする請求項8記載の成膜方法。
  11. 【請求項11】 前記被処理体の処理温度は、250〜
    450℃の範囲内に設定され、前記アルコールの添加量
    は0.1〜20%の範囲内に設定されていることを特徴
    とする請求項8乃至10記載の成膜方法。
  12. 【請求項12】 前記金属酸化膜原料は、金属アルコキ
    シドであることを特徴とする請求項8乃至11記載の成
    膜方法。
  13. 【請求項13】 前記金属酸化膜は、酸化タンタル、酸
    化チタン、酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化スト
    ロンチウムの内、いずれか1つを含むことを特徴とする
    請求項8乃至12記載の成膜方法。
  14. 【請求項14】 前記アルコールは、アルコール分解触
    媒により分解が促進されることを特徴とする請求項8乃
    至13記載の成膜方法。
  15. 【請求項15】 前記金属酸化膜は、それ自体がアルコ
    ールの分解を促進するアルコール分解触媒機能を有する
    ことを特徴とする請求項8乃至14記載の成膜方法。
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