JPH1079228A - 蛍光放電管の製造方法及び蛍光放電管 - Google Patents

蛍光放電管の製造方法及び蛍光放電管

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JPH1079228A
JPH1079228A JP23402696A JP23402696A JPH1079228A JP H1079228 A JPH1079228 A JP H1079228A JP 23402696 A JP23402696 A JP 23402696A JP 23402696 A JP23402696 A JP 23402696A JP H1079228 A JPH1079228 A JP H1079228A
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JP
Japan
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mount
glass tube
glass
metal body
tube
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Application number
JP23402696A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sasaki
一生 佐々木
Nobuhito Tsujikawa
信人 辻川
Tsunemi Yoshino
恒美 吉野
Michio Mori
理夫 森
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West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、十分な水銀量をガラス管内部に拡
散できる蛍光放電管の製造方法と蛍光放電管を提供す
る。 【解決手段】 水銀を含浸させた焼結金属体を取り付け
た第1のマウントをガラス管に封止し、ガラス管内部に
希ガス封入後に第2のマウントをガラス管に封止した
後、焼結金属体を加熱してガラス管内部に水銀を拡散す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン、ワープ
ロ等のOA機器、液晶テレビ等のバックライトとして使
用される蛍光放電管の製造方法に関し、特にガラス管の
全長が短い蛍光放電管に有効な製造方法及び同方法によ
り製造される蛍光放電管に関する。
【0002】
【従来の技術】OA機器、液晶テレビ等のバックライト
として使用される蛍光放電管は、用途に応じて全長が8
0mm程度の短いものから300mm以上の長いのもの
まで種々の寸法のものが実用化されている。図2は広く
実用化されている構造のものであり、蛍光体14を管内
面に塗布した硬質ガラス、ソーダガラス等のガラス管1
3の開口両端に第1のマウント15と第2のマウント1
9とが封止され、ガラス管内部にアルゴン単独、または
アルゴンとネオンの混合ガスが封入されている。この第
1のマウント15は、例えばジュメット、ニッケル等の
金属棒を切断した金属体16と、この金属体に溶着され
ガラス管とほぼ同じ熱膨張係数を有したビードガラス1
8と、タンタル、チタン等の金属粉末を成型し焼結した
後に水銀を含浸させてなる焼結金属体17とからなり、
いわばこの焼結金属体17は蛍光放電管の主電極を構成
している。一方、第2のマウント19は、第1のマウン
ト15の金属体16と同様の金属体20と、この金属体
に溶着されガラス管13とほぼ同じ熱膨張係数を有した
ビードガラス21とからなり、この金属体20は蛍光放
電管の他方の主電極を構成している。
【0003】その製造方法は、蛍光体14が管内面に塗
布されたガラス管13の一方の開口端に、別に製作され
た第1のマウント15のビードガラス18とガラス管の
開口端部とを加熱して第1のマウント15を封止する。
次いで、別に製作された第2のマウント19と、第1の
マウント15を封止したガラス管13とを密閉容器中に
治具を介して載置し、密閉容器中を排気、さらにアルゴ
ン、またはアルゴンととネオンの混合ガスを所定圧封入
し、最後に第2のマウント19のビードガラス21とガ
ラス管13の開口端部近辺を高周波コイルによって加熱
して、第2のマウント19をガラス管開口端に封止して
完成される。
【0004】なお、焼結金属体17に含浸された水銀の
ガラス管内部への拡散は、第1のマウント15をガラス
管13の開口端に封止する時の加熱によって水銀が焼結
金属体17より飛散し第1のマウント15付近から広が
ってガラス管13の管壁に粒状になって付着する。次い
で第2のマウント19を封止する際の加熱の温度によっ
て、ガラス管壁に付着した粒状の水銀がガス状となって
ガラス管内部に拡散される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法による蛍光放
電管は、第2のマウントの封止の際の加熱温度によって
ガラス管内壁に付着した粒状の水銀がガス状になって内
部へ拡散されるのであるが、全長が長いガラス管では問
題ないが、全長が短いガラス管では十分な量の水銀が拡
散されない問題を有する。即ち、ガラス管13の全長が
例えば100mm以下の短いものでは、第2のマウント
19のガラス管への封止の際の加熱温度によって第1の
マウント15の封止近辺のガラス管が加熱されガラス管
壁に付着した粒状の水銀を気化させるので、管内の圧力
が急激に上昇して第2のマウント19が封止されるまで
にガラス管外へ気化されたガス状の水銀が抜け出ること
になり十分な量の水銀を拡散することができず、結果的
に寿命の短い蛍光放電管になる。また、第2のマウント
の封止時の加熱温度で気化された水銀ガスによる管内部
の圧力の上昇は、第2のマウントの封着部分が「フク
レ」るという現象をも引き起こす。
【0006】したがって本発明は、かかる問題点を除去
し十分な水銀量をガラス管内に拡散できる、特に全長の
短い100mm以下のガラス管を用いた場合に有効で十
分な量の水銀を残留、拡散でき、またマウントの封止部
が膨れることのない製造方法及びその製造方法によって
製作される蛍光放電管を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、ガラス管の一方の開口端に、水銀を含浸させ
た焼結金属体を固着した第1のマウントを第1に封止
し、次いで第1のマウントを封止したガラス管と第2の
マウントとを治具を介して密閉容器内に載置し、ガラス
管内を排気し内部にネオンとアルゴンガスを封入した
後、第2のマウントをガラス管の他の開口端に封止し、
最後に水銀を含浸した焼結金属体の付近をガラス管の外
部より加熱することによって、焼結金属体の含浸水銀を
ガラス管内部に拡散するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、900℃〜1000℃の加工温度を有するガラス管
と、このガラス管内壁に塗布される蛍光体と、金属粉末
の焼結体に水銀を含浸させた焼結金属体とビードガラス
と第1の金属体で構成され前記焼結金属体と前記ビード
ガラスが前記金属体に固着されてなり前記ガラス管の第
1の開口端に封止される第1のマウントと、第2の金属
体とビードガラスとから構成され前記ビードガラスが前
記第2の金属体に固着されてなり前記ガラス管の第2の
開口端に封止される第2のマウントと、前記ガラス管の
内部に封入される希ガスとからなり前記焼結金属体の含
浸水銀が加熱によってガラス管内部に拡散されてなる蛍
光放電管の製造方法であって、前記第2の開口端より不
活性ガスを流入しつつ前記第1のマウントを加熱によっ
て前記ガラス管の第1の開口端に封止する第1の工程
と、前記第1のマウントが封止されたガラス管と前記第
2のマウントとを治具を介して密閉容器に載置した状態
で前記ガラス管内部を排気し前記希ガスを封入した後に
加熱によって前記第2のマウントを前記ガラス管の第2
の開口端に封止する第2の工程と、前記第2のマウント
が封止された後に前記焼結金属体を加熱し前記水銀をガ
ラス管内に拡散する第3の工程とからなる蛍光放電管の
製造方法である。第1のマウント及び第2のマウント封
止時のいずれの加熱によっても焼結金属体から水銀が飛
散されず、最終工程での焼結金属体への加熱によって水
銀を拡散するので、十分な量の水銀をガラス管内部に拡
散できる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、第1の
マウントの封止は、ガスバーナーによる加熱によって前
記第1のマウントのビードガラスと前記ガラス管の第1
開口端とが溶着されて行われるものであり、第1のマウ
ントの封止時の加熱はガスバーナーでも良い。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、第1の
マウントの封止は、高周波コイルによる加熱によって前
記第1のマウントのビードガラスと前記ガラス管の第1
開口端とが溶着されて行われるもので、第1のマウント
の封止時の加熱は高周波コイルでも良い。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、第3の
工程における焼結金属体の加熱は、高周波コイルで行わ
れるもので、焼結金属体の加熱を高周波コイルで行って
水銀を拡散するものである。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、第3の
工程における焼結金属体の加熱は、ガスバーナーで行わ
れるもので焼結金属体の加熱をガスバーナーで行って水
銀を拡散するものである。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、900
℃〜1000℃の加工温度を有するガラス管と、このガ
ラス管内壁に塗布される蛍光体と、金属粉末の焼結体に
水銀を含浸させた焼結金属体とビードガラスと第1の金
属体で構成され前記焼結金属体と前記ビードガラスが前
記金属体に固着されてなり前記ガラス管の第1の開口端
に封止される第1のマウントと、第2の金属体とビード
ガラスとから構成され前記ビードガラスが前記第2の金
属体に固着されてなり前記ガラス管の第2の開口端に封
止される第2のマウントと、前記ガラス管の内部に封入
される希ガスとからなり前記焼結金属体の含浸水銀が加
熱によってガラス管内部に拡散されてなる蛍光放電管に
おいて、前記第2の開口端より不活性ガスを流入しつつ
前記第1のマウントを加熱によって前記ガラス管の第1
の開口端に封止する第1の工程と、前記第1のマウント
が封止されたガラス管と前記第2のマウントとを治具を
介して密閉容器に載置した状態で前記ガラス管内部を排
気し前記希ガスを封入した後に加熱によって前記第2の
マウントを前記ガラス管の第2の開口端に封止する第2
の工程と、前記第2のマウントが封止された後に前記焼
結金属体を加熱し前記水銀をガラス管内に拡散する第3
の工程によって製作される蛍光放電管である。この製造
工程によって製作される蛍光放電管は、第1のマウント
及び第2のマウント封止時のいずれにおいても焼結金属
体から水銀が飛散されず、最終の工程での加熱によって
水銀を拡散し安定した量の水銀をガラス管内部に拡散し
た蛍光放電管を提供することができる。
【0014】以下本発明の実施の形態について説明す
る。図1は、本発明の蛍光放電管の製造方法を示した工
程図である。まず同図(a)に示すように、加工温度の
低い例えば900℃〜1000℃の加工温度を有する鉛
ガラスのガラス管5と第1のマウント3を図示しない治
具に固定し、ビードガラス2とガラス管5の第1の開口
端部をガスバーナー7により加熱することによりガラス
管5の開口端に第1のマウントを溶着して封止する。こ
のビードガラス2とガラス管5の開口端との溶着に要す
るガスバーナー7による加熱・加工時間はガラス管の肉
厚にもよるが、概ね5〜10秒の時間で十分であリ、ま
たこのガスバーナーの代わりに高周波コイルを用いても
よい。このマウント3の封止の際にはマウントの冷却と
酸化防止のためにガラス管5の内部に窒素、アルゴン等
の不活性ガスをガラス管5の他の開口である第2の開口
端部より流入することが必要であり、またガラス管5と
第1のマウント3とを回転しながら加熱溶着することが
好ましい。この第1のマウントは、ジュメット、または
鉄とニッケルの合金等の金属棒を切断した金属体1と、
ガラス管5と同程度の加工温度を有し加熱溶融されて金
属体1に固着されるビードガラス2と、例えばタンタ
ル、チタン等の金属粉末を成型後に高温で焼結した焼結
体に水銀を含浸させて金属体1に例えばカシメにより固
着されてなる焼結金属体4とから構成されている。な
お、ガラス管5の管内壁には予め蛍光体6が塗布されて
いる。
【0015】次いで、図1(b)に示すように、第1の
マウント3を封止したガラス管5と第2のマウント8と
を図示しない密閉容器内に治具11を介して載置し、密
閉容器内を排気後に、密閉容器内にネオンとアルゴンガ
スの希ガスを所定圧封入してガラス管の第2開口端部と
第2のマウント8の隙間を介してガラス管5内にも希ガ
スを封入する。希ガスを封入した状態で、密閉容器外に
設置された高周波コイル12によって、第2のマウント
8のビードガラス10とガラス管の第2の開口端付近を
加熱し、第1のマウント同様に第2のマウント8をガラ
ス管の第2の開口端部に封止する。なお、第2のマウン
ト8は、ジュメット、鉄とニッケルの合金等の金属棒を
切断した金属体9と、ビードガラス2と同材料のもので
金属体9に加熱溶融されて固着されるビードガラス10
とから構成されてなる。
【0016】最後に、図1(c)に示すように、第1と
第2のマウントが封止され内部に希ガスが封入されたガ
ラス管5を密閉容器より取り出し、高周波コイル12に
より焼結金属体4に位置するガラス管の外部より加熱し
て、焼結金属体4に含浸された水銀を飛散、気化させて
ガラス管内部に水銀をガス状に拡散して、蛍光放電管が
完成される。なお、焼結金属体4への加熱は高周波コイ
ルを用いたが、ガスバーナーによる加熱でも良い。
【0017】以上のようにして本発明の蛍光放電管は製
作されるが、水銀の拡散について述べると、第1のマウ
ント3の封止の際の加熱は、短時間で且つ900〜10
00℃であり、焼結金属体4から水銀が飛散されること
がない。また、この第1のマウントの封止作業時にガラ
ス管内への不活性ガスを流入することは、管内の冷却作
用にもなり、水銀の飛散を抑制することにとってはより
一層の効果がある。なお、いうまでもないが、第2のマ
ウント8の封止時にも当然のことながら水銀が飛散され
ることもない。したがって、最終段階の工程での焼結金
属体への加熱によって初めて焼結金属体4から水銀が飛
散し気化され、ガラス管内部に水銀が拡散される。
【0018】斯くのようにして製作される蛍光放電管
は、第1のマウント封止時および第2のマウント封止時
のいずれでも焼結金属体から水銀が飛散し気化すること
なく、最終工程の焼結金属体への加熱で水銀を気化して
拡散するので、確実に十分な量の水銀をガラス管内部に
拡散することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の蛍光放電管
の製造方法は、最終工程で焼結金属体の含浸水銀をガラ
ス管内に拡散するので、常に安定した十分な水銀量を封
入することができ、特に短い100mm以下の寸法のガ
ラス管への水銀拡散には非常に有効なものとなる。いう
までもないが、本発明の製造方法は、長い寸法のガラス
管の場合にも適用できる。この製造方法によって製作さ
れる蛍光放電管は、安定した量の水銀が封入されている
ので、長寿命のものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光放電管の製造方法の工程を示す断
面図 (a)第1のマウントを封止する第1の工程図 (b)排気と希ガス封入の後に第2のマウントを封止す
る第2の工程図 (c)水銀をガラス管内部に拡散する第3の工程図
【図2】従来の蛍光放電管の構造を示す断面図
【符号の説明】
1 金属体 2 ビードガラス 3 第1のマウント 4 焼結金属体 5 ガラス管 6 蛍光体 7 ガスバーナー 8 第2のマウント 9 金属体 10 ビードガラス 12 高周波コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 理夫 大阪府大阪市北区長柄東2丁目9番95号 ウエスト電気株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】900℃〜1000℃の加工温度を有する
    ガラス管と、このガラス管内壁に塗布される蛍光体と、
    金属粉末の焼結体に水銀を含浸させた焼結金属体とビー
    ドガラスと第1の金属体で構成され前記焼結金属体と前
    記ビードガラスが前記金属体に固着されてなり前記ガラ
    ス管の第1の開口端に封止される第1のマウントと、第
    2の金属体とビードガラスとから構成され前記ビードガ
    ラスが前記第2の金属体に固着されてなり前記ガラス管
    の第2の開口端に封止される第2のマウントと、前記ガ
    ラス管の内部に封入される希ガスとからなり前記焼結金
    属体の含浸水銀が加熱によってガラス管内部に拡散され
    てなる蛍光放電管の製造方法であって、前記第2の開口
    端より不活性ガスを流入しつつ前記第1のマウントを加
    熱によって前記ガラス管の第1の開口端に封止する第1
    の工程と、前記第1のマウントが封止されたガラス管と
    前記第2のマウントとを治具を介して密閉容器に載置し
    た状態で前記ガラス管内部を排気し前記希ガスを封入し
    た後に加熱によって前記第2のマウントを前記ガラス管
    の第2の開口端に封止する第2の工程と、前記第2のマ
    ウントが封止された後に前記焼結金属体を加熱し前記水
    銀をガラス管内に拡散する第3の工程とからなる蛍光放
    電管の製造方法。
  2. 【請求項2】第1のマウントの封止は、ガスバーナーに
    よる加熱によって前記第1のマウントのビードガラスと
    前記ガラス管の第1開口端とが溶着されて行われる請求
    項1に記載の蛍光放電管の製造方法。
  3. 【請求項3】第1のマウントの封止は、高周波コイルに
    よる加熱によって前記第1のマウントのビードガラスと
    前記ガラス管の第1開口端とが溶着されて行われる請求
    項1に記載の蛍光放電管の製造方法。
  4. 【請求項4】第3の工程における焼結金属体の加熱は、
    高周波コイルで行われる請求項1に記載の蛍光放電管の
    製造方法。
  5. 【請求項5】第3の工程における焼結金属体の加熱は、
    ガスバーナーで行われる請求項1に記載の蛍光放電管の
    製造方法。
  6. 【請求項6】900℃〜1000℃の加工温度を有する
    ガラス管と、このガラス管内壁に塗布される蛍光体と、
    金属粉末の焼結体に水銀を含浸させた焼結金属体とビー
    ドガラスと第1の金属体で構成され前記焼結金属体と前
    記ビードガラスが前記金属体に固着されてなり前記ガラ
    ス管の第1の開口端に封止される第1のマウントと、第
    2の金属体とビードガラスとから構成され前記ビードガ
    ラスが前記第2の金属体に固着されてなり前記ガラス管
    の第2の開口端に封止される第2のマウントと、前記ガ
    ラス管の内部に封入される希ガスとからなり前記焼結金
    属体の含浸水銀が加熱によってガラス管内部に拡散され
    てなる蛍光放電管において、前記第2の開口端より不活
    性ガスを流入しつつ前記第1のマウントを加熱によって
    前記ガラス管の第1の開口端に封止する第1の工程と、
    前記第1のマウントが封止されたガラス管と前記第2の
    マウントとを治具を介して密閉容器に載置した状態で前
    記ガラス管内部を排気し前記希ガスを封入した後に加熱
    によって前記第2のマウントを前記ガラス管の第2の開
    口端に封止する第2の工程と、前記第2のマウントが封
    止された後に前記焼結金属体を加熱し前記水銀をガラス
    管内に拡散する第3の工程によって製作される蛍光放電
    管。
JP23402696A 1996-09-04 1996-09-04 蛍光放電管の製造方法及び蛍光放電管 Pending JPH1079228A (ja)

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