JPH1079150A - 記録信号発生回路 - Google Patents

記録信号発生回路

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JPH1079150A
JPH1079150A JP23306596A JP23306596A JPH1079150A JP H1079150 A JPH1079150 A JP H1079150A JP 23306596 A JP23306596 A JP 23306596A JP 23306596 A JP23306596 A JP 23306596A JP H1079150 A JPH1079150 A JP H1079150A
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signal
pulse
output
recording
delay
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JP23306596A
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Tsutomu Morita
剣 森田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気記録媒体の特性や、記録速度、光源の
出力レベルに適した種々の書き込みパルス列信号の発生
が可能な簡単な構成で低価格な記録信号発生回路の実現
を課題とする。 【解決手段】 書き込みパルス信号として入力データ信
号のビツト数に応じた断続パルスで構成される第1のパ
ルス列信号を選ぶか、最初の2ビツトだけは連続信号で
あり、その後は入力データ信号のビツト数に応じた断続
パルスで構成される第2のパルス列信号を選ぶかの選択
を行うパルス形式選択スイッチ手段16、17と、クロ
ック信号に同期した前縁側を削って連続パルスを構成す
るか、後縁側を削って連続パルスを構成するかを決定す
るパルス削除位置選択スイッチ手段14と、連続パルス
のパルス幅をクロック信号の1/2よりも広くするか、
1/2よりも狭くするかを決定するパルス幅選択スイッ
チ手段15とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録信号発生回路
に関し、特に光磁気ディスク等に記録を行う光磁気記録
装置に用いられる記録信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク(Magneto-optical Dis
c)は磁気薄膜の熱磁気効果を使ってデータを書き込
み、光磁気効果を使って読みだす消去・再書き込みが可
能な光ディスクメモリである。構造は通常の光ディスク
と同様で、ガラスやプラスチックの透明基板の表面に記
録用の薄膜を蒸着またはスパッタリングで付着させる。
記録用薄膜にはTbFeCoやTbGdFe等のアモル
ファス希土類−遷移金属合金を使った垂直方向に磁気異
方性のある垂直磁化膜を用いる。
【0003】ところで、光磁気ディスク等の光ディスク
においては、レーザを用いて記録媒体の温度を上昇させ
てその部分の磁区を外部磁界によって反転させて記録を
行っている。このような光変調光磁気記録では記録マー
クの始めの部分では熱の蓄積が少なく、記録マークの終
りの部分では熱の蓄積が多いため、マークの太さや長さ
がマークの初めと終りで変化し、本来1対1であるべき
記録信号の長さとディスクのマーク長とが一致しなくな
るという不具合が発生する。このような不具合の発生は
信号の誤りの原因になり、かつ、記録密度の向上を阻害
する原因になってくる。
【0004】これを防ぐための方法としては、パルスト
レイン記録という方法がある。この方法はマークを連続
した記録ではなく、一定の規則にしたがった断続したパ
ルス列に置き換えて記録する方法で、この方法では1つ
1つの記録長さが比較的短いために、熱の蓄積がさほど
大きくはならず、マークの太さや長さへの影響が少な
い。
【0005】しかしながら、この方法ではマークの記録
方法にいろいろの形式が考えられる。実際の記録に際し
て、その内のどのような方式を選択すれば良いかは、記
録媒体の種類、記録媒体の記録再生時の線速度、記録媒
体の記録感度等によって決まってくる。
【0006】従来の光磁気記録装置においては、記録媒
体種別、記録速度、記録感度別に最適な記録方式を発生
する記録信号発生回路をそれぞれ用意し、記録条件に応
じてこの記録信号発生回路の内から一つを選択するよう
にしていた。このように、複数の条件に応じて記録信号
発生回路を複数用意するような構成をとっていたため、
回路規模が大きくなってその分高価になるという不都合
があった。
【0007】本発明は、この点を解決して、記録媒体種
別、記録速度、記録感度等が変っても対応できる比較的
小さな回路規模の記録信号発生回路の実現を課題とす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来は
記録媒体に応じて選択されるそれぞれの記憶形式別に記
録信号発生回路を用意していたため回路規模が大きく高
価になっていた。本発明はこの点を解決して、複数の記
録形式に対応できる記録信号発生回路を実現して、回路
の簡略化と低価格を実現することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光磁気記録媒体に熱磁気効果を使ってデ
ータを書き込み、該光磁気記録媒体から光磁気効果によ
ってデータを読みだす光磁気記録装置に用いられ入力デ
ータ信号とクロック信号から書き込みパルス信号を発生
する記録信号発生回路において、書き込みパルス信号と
して入力データ信号のビツト数に応じた断続パルスで構
成される第1のパルス列信号を選ぶか、最初の2ビツト
だけは連続信号でありその後は入力データ信号のビツト
数に応じた断続パルスで構成される第2のパルス列信号
を選ぶかの選択を行うパルス形式選択スイッチ手段と、
前記断続パルスを前記クロック信号に同期した前縁側を
削って構成するか後縁側を削って構成するかを決定する
パルス削除位置選択スイッチ手段と、前記断続パルスの
パルス幅を前記クロック信号の1/2よりも広くする
か、1/2よりも狭くするかを決定するパルス幅選択ス
イッチ手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、光磁気記録媒体に熱磁気効果を使っ
てデータを書き込み、該光磁気記録媒体から光磁気効果
によってデータを読みだす光磁気記録装置に用いられ入
力データ信号とクロック信号から書き込みパルス信号を
発生する記録信号発生回路において、前記入力データ信
号を1クロック時間遅延させる第1の入力データ遅延手
段と、前記入力データ信号を2クロック時間遅延させる
第2の入力データ遅延手段と、前記入力データ信号と前
記クロック信号との論理積を演算する第1の論理積手段
と、前記クロック信号の否定信号と入力データ信号との
論理積を演算する第2の論理積手段と、前記第1の論理
積手段の出力と前記第2の論理積手段の出力のいずれか
を選択して出力する第1のスイッチ手段と、前記第1の
論理積手段の出力を第1の遅延時間だけ遅延させる第1
の遅延手段と、前記第1のスイッチ手段の出力と前記第
1の遅延回路の出力との論理和を演算する第1の論理和
手段と、前記第1のスイッチ手段の出力と前記第1の遅
延回路の出力の否定信号との論理積を演算する第3の論
理積手段と、前記第1の論理和手段の出力と前記第3の
論理積手段の出力のいずれかを選択して出力する第2の
スイッチ手段と、前記第2の入力データ遅延手段の出力
と前記第2のスイッチ手段の出力との論理積を演算する
第4の論理積手段と、前記第2の入力データ遅延手段の
出力の否定信号と前記入力データ信号との論理積を演算
する第5の論理積手段と、前記第1の入力データ遅延手
段の出力の否定信号と前記第5の論理積手段の出力のい
ずれかを選択して出力する第3のスイッチ手段と、前記
第3のスイッチ手段の出力を第2の遅延時間だけ遅延さ
せる第2の遅延手段と、前記第5の論理積手段の出力と
前記第2の遅延手段の出力との論理積を演算する第6の
論理積手段と、前記第4の論理積手段の出力と前記第6
の論理積手段の出力との論理和を演算する第2の論理和
手段と、前記第2のスイッチ手段の出力と前記第2の論
理和手段の出力のいずれかを選択して出力する第4のス
イッチ手段とを具備し、前記第4のスイッチ手段の出力
を最終出力とすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる記録信号発
生回路を添付図面を参照にして詳細に説明する。図2
は、本発明が使用される光磁気記録装置のシステムブロ
ック図である。図2において、1−1は信号処理回路、
1−2は記録信号発生回路、1−3は光ヘッド、1−4
は制御回路、1−5はスピンドルモータ、1−6はディ
スク、1−7は外部磁界である。光ヘッド1−3は制御
回路1−4によって制御される。またディスク1−6を
回転させるスピンドルモータ1−5も制御回路1−4に
よって制御される。
【0012】記録時には信号処理回路1−1より記録信
号発生回路1−2に記録信号が送られ、記録信号発生回
路1−2から転送されるこの記録信号に応じて光ヘッド
1−3はレーザを発光させ、ディスク1−6に信号を記
録させる。また制御回路1−4は記録時および記録消去
時には外部磁界1−7を制御して消去・記録を制御す
る。
【0013】再生時には、光ヘッド1−3はレーザを連
続発光させてディスク1−6からの反射光を読取り、信
号処理回路1−1に再生信号を送る。消去時には光ヘッ
ド1−3はレーザを連続発光させ、このレーザと制御回
路1−4によって制御された外部磁界1−7によって、
ディスク1−6は消去される。
【0014】図3は、図2の記録信号発生回路1−2と
光ヘッド1−3の部分を詳細に示したものである。記録
信号発生回路1−2は信号処理回路1−1からデータ信
号(図中Data)とデューティ50%のクロック(図
中CK)とその反転クロック(図中/CK)と制御信号
を受信し、光ヘッド1−3のレーザ駆動回路1−3−2
に対して記録信号を出力する。
【0015】光ヘッド1−3はレーザ駆動回路1−3−
2と光学系1−3−3から構成される。信号処理回路1
−1から記録信号を受けたレーザ駆動回路1−3−2は
記録信号に対応して光学系1−3−3のレーザを発光さ
せる。レーザ光はディスク1−6に記録を行う働きをす
るほか、一部が分割されてAPC用光検出器で検出さ
れ、自動出力制御回路(APC)1−3−1に帰還され
る。自動出力制御回路(APC)1−3−1はパワー設
定信号とAPC用光検出器からの帰還量を受けてレーザ
の出力パワー制御信号をレーザ駆動回路1−3−2に送
りレーザ出力パワーを制御する。本発明は、このシステ
ム中の記録信号発生回路1−2に関するものである。
【0016】ところで、ここでディスク1−6に記録す
べき信号と、ディスク1−6上のマーク形状との関係に
ついて触れておく。光磁気ディスク等の光ディスクにお
いて、記録信号の長さとディスクのマーク長とは本来1
対1であることが望ましい。例として、RLL(1、
7)信号の場合を例にとる。このRLL(1、7)信号
は記録データのオン期間の連続する長さと記録データの
オフ期間の連続する長さとが一定の長さの範囲に制限さ
れた信号である。図4はRLL(1、7)信号の記録デ
ータとマークの例である。ここでTは1ビツトに相当す
る時間である。RLL(1、7)信号においては、最短
のマーク長は2T、最長のマーク長は8Tである。
【0017】図4において図4(a)には1Tの長さを
示す。図4(b)、図4(c)はそれぞれ最短マーク長
2Tの記録信号とそのマーク形状を示したものである。
また図4(d)、図4(e)はそれぞれマーク長3Tの
記録信号とそのマーク形状を示したものである。更に、
図4(f)、図4(g)はそれぞれ最長マーク長8Tの
記録信号とそのマーク形状を示したものである。
【0018】ところで、光変調光磁気記録は、レーザを
用いて記録媒体の温度を上昇させてその部分の磁区を外
部磁界によって反転させて記録を行っている。このよう
な光変調光磁気記録ではマークの始めの部分ではそれ以
前のマークから少なくとも2T以上の間隔があるため、
熱の蓄積が少ない。そのため記録時に記録媒体が充分な
温度まで上昇するようにレーザパワーを設定している。
【0019】ところがレーザをデータと同じ時間発光さ
せて記録すると、記録媒体に熱が蓄積されていくためマ
ークの状態は変化していく。図5にこのような記録マー
クの変形した例を示した。図5(a)は記録データ(こ
こではオンを1、オフを0で表している)、図5(b)
はレーザ発光パターン、図5(c)は記録パワーが大き
い時の記録マーク、図5(d)に記録パワーが小さい時
の記録マークを示す。図5(c)に示されているよう
に、記録パワーが大きい時は熱の蓄積により記録マーク
は長さ方向と幅方向と共に広がっている。これを避けよ
うと図5(d)のように記録パワーを小さくすると、立
上がりの遅れが発生する。このような現象は記録の誤り
の原因になる。これを防ぐための方法として、レーザを
パルス的に発光させて記録させる以下に示すパルストレ
イン記録という方法が取られる。パルストレイン記録に
おいては記録時のレーザの発光パターンによって大きく
わけて次の2つに分類される。
【0020】図6に3Tを記録する場合の記録データと
その発光パターンを示す。図6(a)は3Tの記録デー
タである。このデータを記録するのに用いる発光パター
ンの1つはデータ1ビツト毎にレーザをそれぞれ間欠発
光させる第1の方法(単純パルストレイン方式)で、例
えば図6(a)に対して図6(b)のように発光させ
る。このときは、1ビツトに相当するマークの長さは記
録の始めの部分も終りの部分も同じ発光時間となる。こ
の方式では、マークがなかった部分(最長8ビツト)か
らマークを記録するために充分な記録パワーが必要にな
る。常に1回ごとに媒体の温度が充分上昇するようにレ
ーザのパワーを設定する。
【0021】2つ目の方法は、マークの先頭の2T部分
の記録だけ連続光で行い、熱が蓄積したら間欠光で記録
する第2の方法(パルストレイン方式)である。例えば
図6(a)に対して図6(f)のように発光させる。図
の3T(3ビツト)の場合は始めの2ビツトに相当する
連続パルス1つと、その後1ビツトに相当するパルス1
つのレーザ発光を行う。4T(4ビツト)の場合は始め
の2ビツトに相当する連続パルス1つと、その後1ビツ
トに相当する断続パルス2つ分を間欠でレーザ発光す
る。以下同様に8T(8ビツト)の場合は始めの2ビツ
トに相当する連続パルス1つと、その後6ビツトに相当
する断続パルス6つ分を間欠で発光させる。この場合、
先頭の連続光から間欠光に切り替えるまでの時間と間欠
光の幅の設定で記録されるマーク形状が決まる。決めら
れた記録マーク形状によって記録条件の良否が決まって
くる。この第2の方法(パルストレイン方式)は、マー
クの始めの熱の蓄積の少ない部分では2ビツトまとめて
記録することによってレーザパワーが少なくてすみ、後
に続く部分は少なくとも2ビツト分の熱の蓄積があるた
め、1ビツト毎に制御できる。したがって第1の方法
(単純パルストレイン方式)に比べてレーザのパワーは
小さくて済む。しかし、レーザ発光の制御はより複雑に
なる。
【0022】これら2つの方法のいずれに対してもパル
スの立ち下がりを早めて記録信号の後側を狭くする方法
と、パルスの立上がりを遅らせて前側を狭くする方法が
ある。間欠発光させる第1の方法(単純パルストレイン
方式)では図6(b)、図6(c)が前者に当たり、図
6(d)、図6(e)が後者に当たる。また第2の方法
(パルストレイン方式)では図6(f)、図6(g)が
前者に当り、図6(h)、図6(i)が後者に当たる。
また、図6(b)、図6(d)、図6(f)、図6
(h)は間欠発光部分の長さが1/2・Tよりも長い場
合であり、図6(c)、図6(e)、図6(g)、図6
(i)が間欠発光部分の長さが1/2・Tよりも短い場
合である。
【0023】従来では、これらの記録方式を記録媒体の
記録特性、線速度等によって使い分けてきていた。上述
のように第1および第2の方法とも図6に示したように
それぞれ4種類の記録パターンがあり、これらの内から
現在の記録データと記録媒体にとって最適なものを選ん
でいたわけである。
【0024】しかし、最適記録パターンを見付けるため
には記録信号発生回路をそれぞれ製作して実験しなけれ
ばならないという問題があった。また、1台の記録装置
で異なった種類の記録媒体に記録するためには、記録装
置内にそれぞれの記録媒体に最適な記録信号発生回路を
用意する必要があった。すなわち、記録感度の異なる記
録媒体毎にその記録感度に最適な記録信号発生回路を用
意しなければならないし、記録する線速度が異なるごと
に、最適な記録信号発生回路を用意しなければならない
し、さらに、記録特性のことなる記録媒体毎に最適な記
録信号発生回路を用意しなければならない。ここでいう
記録特性とは、記録媒体によって記録時に形成されるマ
ークの形状が異なることを示す。
【0025】本発明の実施形態は、このように従来記録
媒体の記録感度、線速度、記録特性毎に別々に用意され
ていた記録信号発生回路(図2の1−2)を1つの回路
にまとめたものである。本発明の実施形態の回路図を図
1に示す。ここでは説明に便利なように遅延時間の補正
回路については詳細を省略した。図1において、入力さ
れる信号はデータ(図中Data)と、デューティ50
%のクロック(図中CK)と、その反転クロック(図中
/CK)である。図1中、1、2は1クロック遅延素子
であり通常フリップフロップで構成される。3は可変遅
延素子で遅延時間D1を実現している。4は可変遅延素
子で遅延時間D2を実現している。この遅延時間D1、
遅延時間D2を変えることによって信号のパルス幅やパ
ルス間隔を変化させることができる。5、6、8、1
0、11、12はANDゲートである。7、13はOR
ゲートである。9はインバータである。また14、1
5、16、17はスイッチ素子である。本実施形態で
は、各スイッチ素子14、15、16、17のそれぞれ
の切り替えを変えることによって、図6に示したような
各記録信号の発生を可能にしている。
【0026】説明を図6に戻すと、図6(b)〜図6
(i)は図6(a)に示す3Tの記録データを記録する
場合の記録データとその発光パターンを示している。図
6(b)は第1の方法(単純パルストレイン方式)で、
後方側を削り、かつ1/2・Tよりも長い間欠発光をさ
せた例である。
【0027】この例を実現するため図1の回路を切り替
えて形成した回路図を図7に、この回路の各部の波形と
そのタイミングを図8に示した。図8で示すように、ク
ロックCK(8a)とデータD0(8c)の論理積CK
*D0(図7、図8の8d)とそのD1時間遅延波形D
´(CK*D0)(図7、図8の8e)を論理和素子7
で論理加算することで目的の波形(8f)が実現でき
る。
【0028】図6(c)は第1の方法(単純パルストレ
イン方式)で、後方側を削り、かつ1/2・Tよりも短
い間欠発光をさせた例である。この例を実現するため図
1の回路を切り替えて形成した回路図を図9に、この回
路の各部の波形とそのタイミングを図10に示した。
【0029】図10で示すように、クロックCK(10
a)とデータD0(10c)の論理積CK*D0(図
9、図10の10d)と、そのD1時間遅延波形D´
(CK*D0)(図9、図10の10e)の否定(図
9、図10の10f)を論理積素子8で論理積をとるこ
とで目的の波形(10g)が実現できる。
【0030】図6(d)は第1の方法(単純パルストレ
イン方式)で、前方側を削り、かつ1/2・Tよりも長
い間欠発光をさせた例である。この例を実現するため図
1の回路を切り替えて形成した回路図を図11に、この
回路の各部の波形とそのタイミングを図12に示した。
図12で示すように、反転クロック/CK(12b)と
データD0(12c)の論理積/CK*D0(図11、
図12の12f)と、クロックCK(12a)とデータ
D0(12c)の論理積のD1時間遅延波形D´(CK
*D0)(図11、図12の12e)を論理和素子7で
加算することで目的の波形(12g)が実現できる。
【0031】図6(e)は第1の方法(単純パルストレ
イン方式)で、前方側を削り、かつ1/2・Tよりも短
い間欠発光をさせた例である。この例を実現するため図
1の回路を切り替えて形成した回路図を図13に、この
回路の各部の波形とそのタイミングを図14に示した。
図14で示すように、反転クロック/CK(14b)と
データD0(14c)の論理積/CK*D0(図13、
図14の14g)と、クロックCK(14a)とデータ
D0(14c)の論理積のD1時間遅延波形D´(CK
*D0)(図13、図14の14e)の否定(図13、
図14の14f)を論理積素子8で論理積をとることで
目的の波形(14h)が実現できる。
【0032】図6(f)は第2の方法(パルストレイン
方式)で、後方側を削り、かつ1/2・Tよりも長い間
欠発光をさせた例である。この例を実現するため図1の
回路を切り替えて形成した回路図を図15に、この回路
の各部の波形とそのタイミングを図16に示した。この
波形の先頭の2Tの連続発光部分は、図16で示すよう
に、データD0(16c)とデータD0の2クロック遅
延信号D2(16e)の否定/D2の論理積D0*/D
2(図15、図16の16m)を論理積素子10で作成
し、データD0(16c)の1クロック遅延信号D1
(16d)の否定/D1(16f)のD2時間遅延波形
D´/D1(16n)を作成し、論理積素子12でこの
両者の論理積を作って(16o)として得られる。
【0033】一方、後部の間欠発光部分は、クロックC
KとデータD0の論理積CK*D0(図15、図16の
16g)とそのD1時間遅延波形D´(CK*D0)
(図15の15、図16の16h)を論理和素子7で論
理加算して得た信号(図15の15、図16の16i)
と、データD0の2クロック遅延信号D2(16e)と
の論理積素子11による論理積(16j)で得られる。
この連続発光部分と間欠発光部分は論理和素子13で論
理加算されて求める波形(16p)が得られる。
【0034】図6(g)は第2の方法(パルストレイン
方式)で、後方側を削り、かつ1/2・Tよりも短い間
欠発光をさせた例である。この例を実現するため図1の
回路を切り替えて形成した回路図を図17に、この回路
の各部の波形とそのタイミングを図18に示した。この
波形の先頭の2Tの連続発光部分は、図18で示すよう
に図16の場合と同様に、データD0(18c)とデー
タD0の2クロック遅延信号D2(18e)の否定/D
2の論理積D0*/D2(図17、図18の18l)を
論理積素子10で作成し、データD0の1クロック遅延
信号D1(18d)の否定/D1(18f)のD2時間
遅延波形D´/D1(18m)を作成し、論理積素子1
2でこの両者の論理積(18n)を作って得られる。
【0035】一方、後部の間欠発光部分は、クロックC
K(18a)とデータD0(18c)の論理積CK*D
0(図17,図18の18g)と、そのD1時間遅延波
形D´(CK*D0)(図17,図18の18h)の否
定(図17,図18の18i)を論理積素子8で論理積
(18j)をとり、さらにこの信号とデータD0の2ク
ロック遅延信号D2(18e)との論理積素子11によ
る論理積(18k)によって得られる。この連続発光部
分と間欠発光部分は論理和素子13で論理加算されて求
める波形(18p)が得られる。
【0036】図6(h)は第2の方法(パルストレイン
方式)で、前方側を削り、かつ1/2・Tよりも長い間
欠発光をさせた例である。この例を実現するため図1の
回路を切り替えて形成した回路図を図19に、この回路
の各部の波形とそのタイミングを図20に示した。この
波形の先頭の2Tの連続発光部分は、図20で示すよう
に、データD0(20c)とデータD0の2クロック遅
延信号D2(20e)の否定/D2(20f)の論理積
D0*/D2(図19、図20の20k)を論理積素子
10で作成し、さらにこの信号のD2時間遅延波形(図
19、図20の20m)との論理積(20n)を論理積
素子12で作って得られる。
【0037】一方、後部の間欠発光部分は、反転クロッ
ク/CK(20b)とデータD0(20c)の論理積/
CK*D0(図19、図20の20i)と、クロックC
KとデータD0の論理積のD1時間遅延波形D´(CK
*D0)(図19、図20の20h)の論理和を論理和
素子7で作成した波形(図19、図20の20j)と、
データD0の2クロック遅延信号D2(20e)との論
理積素子11による論理積(図19、図20の20l)
で実現できる。この連続発光部分と間欠発光部分は論理
和素子13で論理加算されて求める波形(20o)が得
られる。
【0038】図6(i)は第2の方法(パルストレイン
方式)で、前方側を削り、かつ1/2・Tよりも短い間
欠発光をさせた例である。この例を実現するため図1の
回路を切り替えて形成した回路図を図21に、この回路
の各部の波形とそのタイミングを図22に示した。この
波形の先頭の2Tの連続発光部分は、図22で示すよう
に図20の場合と同様に、データD0(22c)とデー
タD0の2クロック遅延信号D2(22e)の否定/D
2(22f)の論理積D0*/D2(図21、図22の
22m)を論理積素子10で作成し、さらにこの信号の
D2時間遅延波形(図21、図22の22n)との論理
積(22o)を論理積素子12で作って得られる。
【0039】一方、後部の間欠発光部分は、クロックC
KとデータD0の論理積CK*D0(図21、図22の
22g)とそのD1時間遅延波形D´(CK*D0)
(図21、図22の22h)の否定信号(22i)と反
転クロック/CKとデータD0の論理積/CK*D0
(図21、図22の22j)とを論理積素子8で論理積
した信号(図21、図22の22k)と、データD0の
2クロック遅延信号D2(22e)との論理積素子11
による論理積(22l)で得られる。この連続発光部分
と間欠発光部分は論理和素子13で論理加算されて求め
る波形(22p)が得られる。
【0040】このように本実施例によれば、同一の回路
を切り替えることによって8種類の異なった記録信号を
作成することができ、記録媒体に合わせて記録信号を選
択することが1つの回路で容易に実現できる。
【0041】ところで、本実施形態で実現できる記録信
号、パルストレインは先にものべたように大きく分けて
2種類である。1つは、図6(b)、図6(c)、図6
(d)、図6(e)に示したような単純パルストレイン
方式であり、もう1つは図6(f)、図6(g)、図6
(h)、図6(i)に示したパルストレイン方式であ
る。レーザの光定格出力よりも少ないパワーで記録が可
能な場合は単純パルストレイン方式を用い、レーザの光
定格出力よりも少ないパワーでは記録できない場合はパ
ルストレイン方式を選択する。
【0042】仮にレーザの光出力定格を30mWとす
る。単純パルストレイン方式のパルスパターンを用いて
記録パワーを25mW、27mW、29mWと順に上げ
てゆき、記録マークに改善が見られるようならば、さら
に高いパワーで記録を行ったほうが良好なマークが記録
できることが予測される。しかし、これ以上パワーをあ
げると光出力定格を30mWを超えてしまうので、この
場合はパルストレイン方式を選択するようにする。パル
ストレイン方式では一番記録パワーが必要な部分でであ
るマークの始まりが2Tの連続発光になっているため、
記録パワーが比較的少なくて済む。
【0043】また、記録パワーがレーザの光出力定格よ
りも小さくて良い場合でも、このようなパルストレイン
方式を用いことによって低めの記録パワーで記録を行う
ことができ、レーザを光出力定格に近い記録パワーで使
用する場合に比べるとレーザの寿命の短縮を避けること
ができる。
【0044】図1に示した上述の各スイッチ素子14、
15、16、17の切り替え状態とパルストレインの形
式の関係を図23に示す。この図表中の“1”は図1の
各スイッチ素子で接点が上側に切り替わっている場合で
あり、“0”は接点が下側に切り替わっている場合であ
る。この図から分かるようにスイッチ素子14は間欠発
光の前方側を削るか、後方側を削るかを選択するスイッ
チで、“1”の場合にパルスの後方側を削り、“0”の
場合に前方側を削る。
【0045】スイッチ素子15は間欠発光のパルス幅
が、1/2・Tよりも長いか短いかを選択するスイッチ
で、“1”の場合には1/2・Tよりも長く、“0”の
場合には1/2・Tよりも短くなる。
【0046】スイッチ素子17は単純パルストレインか
パルストレインかを選択するスイッチで、“1”の場合
には単純パルストレインを、“0”の場合にパルストレ
インを選択する。
【0047】またスイッチ素子16は単純パルストレイ
ンの場合は“1”“0”いずれでも良く、パルストレイ
ンの場合で間欠発光の前方側を削る場合には“0”を、
後方を削る場合には“1”を選択する。
【0048】これらのスイッチ素子14、15、16、
17として、切り替え状態の選択が外部からコントロー
ル可能なものを用いれば、システム制御回路によって書
き込みパルス信号の形を外部から選択することができ
る。また、遅延素子3、4として、遅延量を外部からコ
ントロール可能なものを用いれば、システム制御回路に
よって書き込みパルス信号の幅や間隔を外部から可変す
ることができる。
【0049】以上の説明では本発明の記録信号発生回路
を光磁気記録装置について使用する場合について説明し
たが、同様の記録信号発生回路を熱による効果を用いて
書き込みを行う相変化記録装置や合金モード記録装置等
にも用いることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、光磁気記録媒体に熱磁気効果を使ってデータを
書き込み、該光磁気記録媒体から光磁気効果によってデ
ータを読みだす光磁気記録装置に用いられ入力データ信
号とクロック信号から書き込みパルス信号を発生する記
録信号発生回路において、書き込みパルス信号として入
力データ信号のビツト数に応じた断続パルスで構成され
る第1のパルス列信号を選ぶか、最初の2ビツトだけは
連続信号であり、その後は入力データ信号のビツト数に
応じた断続パルスで構成される第2のパルス列信号を選
ぶかの選択を行うパルス形式選択スイッチ手段を具備す
ることを特徴とする。これにより、光磁気記録媒体の特
性や、光源の出力レベルに適した書き込みパルス列信号
すなわち発光パターンをスイッチの切り替えで選択する
ことが可能になり、複数の発光パターンの選択が可能な
記録信号発生回路を簡単な構成と低価格で実現すること
が可能になる。
【0051】また、本発明の請求項2の発明は、連続パ
ルスをクロック信号に同期した前縁側を削って構成する
か、後縁側を削って構成するかを決定するパルス削除位
置選択スイッチ手段を具備することを特徴とする。これ
により、光磁気記録媒体の特性や光源の出力レベルに応
じて、書き込みパルス列信号のパルスとポーズのクロッ
ク信号に対する相対位置をスイッチの切り替えで選択す
ることが可能になり、複数の発光パターンの選択が可能
な記録信号発生回路を簡単な構成と低価格で実現するこ
とが可能になる。
【0052】また、本発明の請求項3の発明は、前記連
続パルスのパルス幅を前記クロック信号の1/2よりも
広くするか、1/2よりも狭くするかを決定するパルス
幅選択スイッチ手段を具備することを特徴とする。これ
により、光磁気記録媒体の特性や光源の出力レベルに応
じて、書き込みパルス列信号のパルスの幅をイッチの切
り替えで選択することが可能になり、複数の発光パター
ンの選択が可能な記録信号発生回路を簡単な構成と低価
格で実現することが可能になる。
【0053】また、本発明の請求項4の発明は、前記連
続パルスのパルス幅とパルス間隔を調整するパルス幅選
択遅延手段を具備することを特徴とする。これにより、
光磁気記録媒体の特性や光源の出力レベルに応じて、書
き込みパルス列信号のパルスの幅やクロックに対する立
上がり、立下がりの相対位置を微妙に選択することが可
能になり、発光パターンの調整が可能な記録信号発生回
路を簡単な構成と低価格で実現することが可能になる。
【0054】また、本発明の請求項5の発明は、光磁気
記録媒体に熱磁気効果を使ってデータを書き込み、該光
磁気記録媒体から光磁気効果によってデータを読みだす
光磁気記録装置に用いられ入力データ信号とクロック信
号から書き込みパルス信号を発生する記録信号発生回路
において、前記入力データ信号を1クロック時間遅延さ
せる第1の入力データ遅延手段と、前記入力データ信号
を2クロック時間遅延させる第2の入力データ遅延手段
と、前記入力データ信号と前記クロック信号との論理積
を演算する第1の論理積手段と、前記クロック信号の否
定信号と入力データ信号との論理積を演算する第2の論
理積手段と、前記第1の論理積手段の出力と前記第2の
論理積手段の出力のいずれかを選択して出力する第1の
スイッチ手段と、前記第1の論理積手段の出力を第1の
遅延時間だけ遅延させる第1の遅延手段と、前記第1の
スイッチ手段の出力と前記第1の遅延回路の出力との論
理和を演算する第1の論理和手段と、前記第1のスイッ
チ手段の出力と前記第1の遅延回路の出力の否定信号と
の論理積を演算する第3の論理積手段と、前記第1の論
理和手段の出力と前記第3の論理積手段の出力のいずれ
かを選択して出力する第2のスイッチ手段と、前記第2
の入力データ遅延手段の出力と前記第2のスイッチ手段
の出力との論理積を演算する第4の論理積手段と、前記
第2の入力データ遅延手段の出力の否定信号と前記入力
データ信号との論理積を演算する第5の論理積手段と、
前記第1の入力データ遅延手段の出力の否定信号と前記
第5の論理積手段の出力のいずれかを選択して出力する
第3のスイッチ手段と、前記第3のスイッチ手段の出力
を第2の遅延時間だけ遅延させる第2の遅延手段と、前
記第5の論理積手段の出力と前記第2の遅延手段の出力
との論理積を演算する第6の論理積手段と、前記第4の
論理積手段の出力と前記第6の論理積手段の出力との論
理和を演算する第2の論理和手段と、前記第2のスイッ
チ手段の出力と前記第2の論理和手段の出力のいずれか
を選択して出力する第4のスイッチ手段とを具備し、前
記第4のスイッチ手段の出力を最終出力とすることを特
徴とする。これにより、光磁気記録媒体の特性や、光源
の出力レベルに適した書き込みパルス列信号すなわち発
光パターンをスイッチの切り替えや遅延時間の設定で適
格に選択することが可能になり、種々の発光パターンの
選択が可能な記録信号発生回路を簡単な構成と低価格で
実現することが可能になる。
【0055】また、本発明の請求項6の発明は、前記第
1のスイッチ手段が前記パルス削除位置選択スイッチ手
段に、前記第2のスイッチ手段が前記パルス幅選択スイ
ッチ手段に、前記第3および前記第4のスイッチ手段が
前記パルス形式選択スイッチ手段に対応することを特徴
とする。これにより、請求項1ないし請求項3の回路を
具体的に実現できる。
【0056】また、本発明の請求項7の発明は、本発明
の請求項1ないし請求項6の手法を相変化記録装置の書
き込みパルス発生に用いることを特徴とする。これによ
り、本発明を相変化記録装置に適用することができる。
【0057】また、本発明の請求項8の発明は、本発明
の請求項1ないし請求項6の手法を合金モード記録装置
の書き込みパルス発生に用いることを特徴とする。これ
により、本発明を合金モード記録装置に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の記録信号発生回路の回路
図。
【図2】本発明が使用される光磁気記録装置のブロック
図。
【図3】図2の光磁気記録装置の記録信号発生回路と光
ヘッドの接続を示す詳細図。
【図4】記録データと光磁気記録媒体上の記録マークの
形状を示す説明図。
【図5】光磁気記録媒体上の記録マークの形状の熱蓄積
の影響を示す説明図。
【図6】本発明の実施形態での3Tの記録データとそれ
に対する各種の発光パターンを示す説明図。
【図7】図1に示す実施形態の回路切り替えの一例を示
す回路図。
【図8】図7に示す回路の各部の波形図。
【図9】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例を
示す回路図。
【図10】図9に示す回路の各部の波形図。
【図11】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図12】図11に示す回路の各部の波形図。
【図13】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図14】図13に示す回路の各部の波形図。
【図15】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図16】図15に示す回路の各部の波形図。
【図17】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図18】図17に示す回路の各部の波形図。
【図19】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図20】図19に示す回路の各部の波形図。
【図21】図1に示す実施形態の回路切り替えの他の例
を示す回路図。
【図22】図21に示す回路の各部の波形図。
【図23】スイッチの状態とパルストレイン発光パター
ンとの関係を表した図表。
【符号の説明】
1、2……1クロック遅延素子、3、4……可変遅延素
子、5、6、8、10、11、12……ANDゲート、
7、13……ORゲート、9……インバータ、14、1
5、16、17……スイッチ素子、1−1……信号処理
回路、1−2……記録信号発生回路、1−3……光ヘッ
ド、1−4……制御回路、1−5……スピンドルモー
タ、1−6……ディスク、1−7……外部磁界。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に熱磁気効果を使ってデ
    ータを書き込み、該光磁気記録媒体から光磁気効果によ
    ってデータを読みだす光磁気記録装置に用いられ、入力
    データ信号とクロック信号から書き込みパルス信号を発
    生する記録信号発生回路において、 書き込みパルス信号として入力データ信号のビツト数に
    応じた断続パルスで構成される第1のパルス列信号を選
    ぶか、最初の2ビツトだけは連続信号でありその後は入
    力データ信号のビツト数に応じた断続パルスで構成され
    る第2のパルス列信号を選ぶかの選択を行うパルス形式
    選択スイッチ手段を具備することを特徴とする記録信号
    発生回路。
  2. 【請求項2】 前記断続パルスを前記クロック信号に同
    期した前縁側を削って構成するか、後縁側を削って構成
    するかを決定するパルス削除位置選択スイッチ手段を具
    備することを特徴とする請求項1記載の記録信号発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記断続パルスのパルス幅を前記クロッ
    ク信号の1/2よりも広くするか、1/2よりも狭くす
    るかを決定するパルス幅選択スイッチ手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の記録信号
    発生回路。
  4. 【請求項4】 前記断続パルスのパルス幅とパルス間隔
    を調整するパルス幅選択遅延手段を具備することを特徴
    とする請求項1または請求項2または請求項3記載の記
    録信号発生回路。
  5. 【請求項5】 光磁気記録媒体に熱磁気効果を使ってデ
    ータを書き込み、該光磁気記録媒体から光磁気効果によ
    ってデータを読みだす光磁気記録装置に用いられ入力デ
    ータ信号とクロック信号から書き込みパルス信号を発生
    する記録信号発生回路において、 前記入力データ信号を1クロック時間遅延させる第1の
    入力データ遅延手段と、 前記入力データ信号を2クロック時間遅延させる第2の
    入力データ遅延手段と、 前記入力データ信号と前記クロック信号との論理積を演
    算する第1の論理積手段と、 前記クロック信号の否定信号と入力データ信号との論理
    積を演算する第2の論理積手段と、 前記第1の論理積手段の出力と前記第2の論理積手段の
    出力のいずれかを選択して出力する第1のスイッチ手段
    と、 前記第1の論理積手段の出力を第1の遅延時間だけ遅延
    させる第1の遅延手段と、 前記第1のスイッチ手段の出力と前記第1の遅延回路の
    出力との論理和を演算する第1の論理和手段と、 前記第1のスイッチ手段の出力と前記第1の遅延回路の
    出力の否定信号との論理積を演算する第3の論理積手段
    と、 前記第1の論理和手段の出力と前記第3の論理積手段の
    出力のいずれかを選択して出力する第2のスイッチ手段
    と、 前記第2の入力データ遅延手段の出力と前記第2のスイ
    ッチ手段の出力との論理積を演算する第4の論理積手段
    と、 前記第2の入力データ遅延手段の出力の否定信号と前記
    入力データ信号との論理積を演算する第5の論理積手段
    と、 前記第1の入力データ遅延手段の出力の否定信号と前記
    第5の論理積手段の出力のいずれかを選択して出力する
    第3のスイッチ手段と、 前記第3のスイッチ手段の出力を第2の遅延時間だけ遅
    延させる第2の遅延手段と、 前記第5の論理積手段の出力と前記第2の遅延手段の出
    力との論理積を演算する第6の論理積手段と、 前記第4の論理積手段の出力と前記第6の論理積手段の
    出力との論理和を演算する第2の論理和手段と、 前記第2のスイッチ手段の出力と前記第2の論理和手段
    の出力のいずれかを選択して出力する第4のスイッチ手
    段とを具備し、 前記第4のスイッチ手段の出力を最終出力とすることを
    特徴とする記録信号発生回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のスイッチ手段が前記パルス削
    除位置選択スイッチ手段に、前記第2のスイッチ手段が
    前記パルス幅選択スイッチ手段に、前記第3および前記
    第4のスイッチ手段が前記パルス形式選択スイッチ手段
    に対応することを特徴とする請求項5記載の記録信号発
    生回路。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の手法を相
    変化記録装置の書き込みパルス信号の発生に用いること
    を特徴とする記録信号発生回路。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6記載の手法を合
    金モード記録装置の書き込みパルス信号の発生に用いる
    ことを特徴とする記録信号発生回路。
JP23306596A 1996-09-03 1996-09-03 記録信号発生回路 Pending JPH1079150A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104835509A (zh) * 2014-02-06 2015-08-12 株式会社东芝 磁盘装置以及控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104835509A (zh) * 2014-02-06 2015-08-12 株式会社东芝 磁盘装置以及控制方法
JP2015149110A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社東芝 磁気ディスク装置、及び制御方法

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