JPH1078800A - デジタル記録再生用カセット - Google Patents
デジタル記録再生用カセットInfo
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- JPH1078800A JPH1078800A JP8216394A JP21639496A JPH1078800A JP H1078800 A JPH1078800 A JP H1078800A JP 8216394 A JP8216394 A JP 8216394A JP 21639496 A JP21639496 A JP 21639496A JP H1078800 A JPH1078800 A JP H1078800A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 数百ないし数千曲の音楽を格納でき、任意に
サウンドカードを交替できるデジタル記録再生用カセッ
トを提供する。 【解決手段】 中央処理装置（ＣＰＵ）１０と、メモリ
ユニット２と、音声合成ユニット３と、アナログユニッ
ト４と、再生磁気誘導出力ユニット５と、パワーユニッ
ト６と、無線発信リモコン７と、前記各ユニット及び装
置を内設するカセット本体とからなり、前記中央処理装
置（ＣＰＵ）１０は、前記メモリユニット２に格納され
た音楽データを読み取り、従来のカセットテープレコー
ダの磁気ヘッドの対称位置に配置した再生磁気誘導出力
ユニット５から出力する。
サウンドカードを交替できるデジタル記録再生用カセッ
トを提供する。 【解決手段】 中央処理装置（ＣＰＵ）１０と、メモリ
ユニット２と、音声合成ユニット３と、アナログユニッ
ト４と、再生磁気誘導出力ユニット５と、パワーユニッ
ト６と、無線発信リモコン７と、前記各ユニット及び装
置を内設するカセット本体とからなり、前記中央処理装
置（ＣＰＵ）１０は、前記メモリユニット２に格納され
た音楽データを読み取り、従来のカセットテープレコー
ダの磁気ヘッドの対称位置に配置した再生磁気誘導出力
ユニット５から出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル記録再生用
カセットに関し、さらに詳しくは従来のカセットテープ
レコーダに使用でき、リモコンで曲を選択することがで
き、かつイヤホーンを介して音楽データを出力し、携帯
用記録再生装置（例えばウォークマン（登録商標名））
として使うこともできるデジタル記録再生用カセットに
関する。
カセットに関し、さらに詳しくは従来のカセットテープ
レコーダに使用でき、リモコンで曲を選択することがで
き、かつイヤホーンを介して音楽データを出力し、携帯
用記録再生装置（例えばウォークマン（登録商標名））
として使うこともできるデジタル記録再生用カセットに
関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、カセットテープレコーダ
の記録再生媒体としては、従来より磁気テープ等が使用
されている。ところで、このような磁気テープを記録媒
体として使用する機械にあっては、湿気によるかびが生
えやすく、繰り返して使用することによって、磁気テー
プが周囲の塵埃を吸着したり、磁性体の屑が発生してテ
ープに付着したりすると、磁気ヘッドと磁気テープとが
十分に接触されなくなるため、ドロップアウトなどが生
じ、良好な記録再生を行なうことができなくなるという
問題が生じる。そして、たまに機械に巻き込まれる虞も
ある。
の記録再生媒体としては、従来より磁気テープ等が使用
されている。ところで、このような磁気テープを記録媒
体として使用する機械にあっては、湿気によるかびが生
えやすく、繰り返して使用することによって、磁気テー
プが周囲の塵埃を吸着したり、磁性体の屑が発生してテ
ープに付着したりすると、磁気ヘッドと磁気テープとが
十分に接触されなくなるため、ドロップアウトなどが生
じ、良好な記録再生を行なうことができなくなるという
問題が生じる。そして、たまに機械に巻き込まれる虞も
ある。
【０００３】なお、従来の磁気テープには、通常数十曲
の音楽しか格納していないので、頻繁に磁気テープを取
り替えなければならないため、長期間に連続的に異なる
曲を再生することができるものを求めている需用者に対
しては、満足させることができない。
の音楽しか格納していないので、頻繁に磁気テープを取
り替えなければならないため、長期間に連続的に異なる
曲を再生することができるものを求めている需用者に対
しては、満足させることができない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第１の目的
は、数百ないし数千曲の音楽を格納でき、任意にサウン
ドカードを交替できるカセットを提供することにある。
また、長期間のデータ保管によっても信頼性が低下する
ことなく、原音を再現することができるカセットを提供
することにある。
は、数百ないし数千曲の音楽を格納でき、任意にサウン
ドカードを交替できるカセットを提供することにある。
また、長期間のデータ保管によっても信頼性が低下する
ことなく、原音を再現することができるカセットを提供
することにある。
【０００５】本発明の第２の目的は、リモコンで聞きた
い曲を任意に選択することができるカセットを提供する
ことにある。本発明の第３の目的は、イヤホーンを介し
て音楽データを出力し、携帯用記録再生装置として使え
るカセットを提供することにある。本発明の第４の目的
は、臨場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を効
果的に促進させ得るカセットを提供することにある。
い曲を任意に選択することができるカセットを提供する
ことにある。本発明の第３の目的は、イヤホーンを介し
て音楽データを出力し、携帯用記録再生装置として使え
るカセットを提供することにある。本発明の第４の目的
は、臨場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を効
果的に促進させ得るカセットを提供することにある。
【０００６】本発明の第５の目的は、嵌合式パワーユニ
ットを収納できる凹部を設けたカセットを提供すること
にある。また、リチャージブル電池にチャージするチャ
ージ端子を設けるカセットを提供することにある。本発
明の第６の目的は、音楽データ固定記憶装置による交替
可能なサウンドカードと嵌合する嵌合スロットを設けた
カセットを提供することにある。
ットを収納できる凹部を設けたカセットを提供すること
にある。また、リチャージブル電池にチャージするチャ
ージ端子を設けるカセットを提供することにある。本発
明の第６の目的は、音楽データ固定記憶装置による交替
可能なサウンドカードと嵌合する嵌合スロットを設けた
カセットを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル記録再
生用カセットは、図１，２を参照して、中央処理装置
（ＣＰＵ）１０と、メモリユニット２と、音声合成ユニ
ット３と、アナログユニット４と、再生磁気誘導出力ユ
ニット５と、パワーユニット６と、無線発信リモコン７
と、前記各ユニット及び装置を内設するカセット本体１
とからなり、前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０は、前記
各ユニットと接続し、それぞれのユニットを制御し、シ
ステムプログラムにより前記メモリユニット２のコンプ
レッションされた音楽データを読み取り、ディコンプレ
ッションし、ディコンプレッションされた音楽データが
さらに前記音声合成ユニット３に送信し、処理され、そ
してアナログユニット４で特殊な効果のある音楽データ
信号に変換されて、従来のカセットテープレコーダ８の
磁気ヘッド８０の対称位置に配置した再生磁気誘導出力
ユニット５から出力され、磁場誘導の原理で磁気ヘッド
８０に誘導され、従来のカセットテープレコーダ８のス
ピーカーにより出力されることを特徴とするものであ
る。
生用カセットは、図１，２を参照して、中央処理装置
（ＣＰＵ）１０と、メモリユニット２と、音声合成ユニ
ット３と、アナログユニット４と、再生磁気誘導出力ユ
ニット５と、パワーユニット６と、無線発信リモコン７
と、前記各ユニット及び装置を内設するカセット本体１
とからなり、前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０は、前記
各ユニットと接続し、それぞれのユニットを制御し、シ
ステムプログラムにより前記メモリユニット２のコンプ
レッションされた音楽データを読み取り、ディコンプレ
ッションし、ディコンプレッションされた音楽データが
さらに前記音声合成ユニット３に送信し、処理され、そ
してアナログユニット４で特殊な効果のある音楽データ
信号に変換されて、従来のカセットテープレコーダ８の
磁気ヘッド８０の対称位置に配置した再生磁気誘導出力
ユニット５から出力され、磁場誘導の原理で磁気ヘッド
８０に誘導され、従来のカセットテープレコーダ８のス
ピーカーにより出力されることを特徴とするものであ
る。
【０００８】また、請求項２記載の本発明のデジタル記
録再生用カセットは、前記無線発信リモコン７により発
信された信号を受信し処理するよう、アンテナ１１１を
備えた無線受信ユニット１１をさらに設けることを特徴
とするものである。なお、本発明のデジタル記録再生用
カセットは携帯用記録再生装置として使えるよう、さら
にオーディオパワーアンプ５２と、イヤホーンソケート
５３とを設け、前記イヤホーンソケート５３はオーディ
オパワーアンプ５２に接続し、前記オーディオパワーア
ンプ５２が前記アナログユニット４に接続することを特
徴とするものである。
録再生用カセットは、前記無線発信リモコン７により発
信された信号を受信し処理するよう、アンテナ１１１を
備えた無線受信ユニット１１をさらに設けることを特徴
とするものである。なお、本発明のデジタル記録再生用
カセットは携帯用記録再生装置として使えるよう、さら
にオーディオパワーアンプ５２と、イヤホーンソケート
５３とを設け、前記イヤホーンソケート５３はオーディ
オパワーアンプ５２に接続し、前記オーディオパワーア
ンプ５２が前記アナログユニット４に接続することを特
徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面によっ
て説明する。図１は本発明のデジタル記録再生用カセッ
トの一実施例の詳細回路を示すブロック図であり、図２
は同実施例の外観図である。図１と図２に示すように、
本発明のデジタル記録再生用カセットは、中央処理装置
（ＣＰＵ）１０と、メモリユニット２と、音声合成ユニ
ット３と、アナログユニット４と、再生磁気誘導出力ユ
ニット５と、パワーユニット６と、無線発信リモコン７
と、前記各ユニット及び装置を内設するカセット本体１
とからなり、在来のカセットテープレコーダにも使用で
きるデジタル記録再生用カセットである。
て説明する。図１は本発明のデジタル記録再生用カセッ
トの一実施例の詳細回路を示すブロック図であり、図２
は同実施例の外観図である。図１と図２に示すように、
本発明のデジタル記録再生用カセットは、中央処理装置
（ＣＰＵ）１０と、メモリユニット２と、音声合成ユニ
ット３と、アナログユニット４と、再生磁気誘導出力ユ
ニット５と、パワーユニット６と、無線発信リモコン７
と、前記各ユニット及び装置を内設するカセット本体１
とからなり、在来のカセットテープレコーダにも使用で
きるデジタル記録再生用カセットである。
【００１０】前記メモリユニット２は、音楽データ固定
記憶装置（ＲＯＭ）２０と、等速呼び出し記憶装置（Ｒ
ＡＭ）２１と、システムプログラム固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２２とからなり、コンプレッションされた音楽デー
タ、またはディコンプレッションされた音楽データを出
力する。前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯＭ）２０
は、交替可能で、コンプレッションされた音楽データを
格納する。そして前記等速呼び出し記憶装置（ＲＡＭ）
２１は、ディコンプレッションされた音楽データを格納
する。前記システムプログラム固定記憶装置（ＲＯＭ）
２２はシステムコントロールプログラムを格納する。
記憶装置（ＲＯＭ）２０と、等速呼び出し記憶装置（Ｒ
ＡＭ）２１と、システムプログラム固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２２とからなり、コンプレッションされた音楽デー
タ、またはディコンプレッションされた音楽データを出
力する。前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯＭ）２０
は、交替可能で、コンプレッションされた音楽データを
格納する。そして前記等速呼び出し記憶装置（ＲＡＭ）
２１は、ディコンプレッションされた音楽データを格納
する。前記システムプログラム固定記憶装置（ＲＯＭ）
２２はシステムコントロールプログラムを格納する。
【００１１】従来、デジタルデータのコンプレッション
技術としては、統計及び数学演算法に基づき、デジタル
データである“０”と“１”を配列し組合せる特性を用
い、デジタルデータをＭＰＥＧ−１のＧＭ（Ｇ−ＭＩＤ
Ｉ）ファイルの型にコンプレッションし、そして固定記
憶装置（ＲＯＭ）に格納する。しかしながら、このよう
なコンプレッション技術によれば、固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）には少量のデジタル音楽データしか格納できない。
技術としては、統計及び数学演算法に基づき、デジタル
データである“０”と“１”を配列し組合せる特性を用
い、デジタルデータをＭＰＥＧ−１のＧＭ（Ｇ−ＭＩＤ
Ｉ）ファイルの型にコンプレッションし、そして固定記
憶装置（ＲＯＭ）に格納する。しかしながら、このよう
なコンプレッション技術によれば、固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）には少量のデジタル音楽データしか格納できない。
【００１２】上記の欠点に鑑み、本発明のコンプレッシ
ョン手段としては、デジタル音楽データが音楽理論の基
本特性によってコンプレッションされてから、従来のコ
ンプレッション技術を用い、もう一度コンプレッション
される。従って、前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２０に格納する音楽データの量は２倍ないし４倍に
増加することがきる。
ョン手段としては、デジタル音楽データが音楽理論の基
本特性によってコンプレッションされてから、従来のコ
ンプレッション技術を用い、もう一度コンプレッション
される。従って、前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２０に格納する音楽データの量は２倍ないし４倍に
増加することがきる。
【００１３】前記音声合成ユニット３は、音声合成処理
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０と、音声デジタル信号処理装
置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１と、デジタル音声効果記憶装
置（ＤＳＥＳ ＲＡＭ ＩＣ）３２とからなり、前記メ
モリユニットからの音楽データの情報を受取り、特殊な
音楽効果を生成する。前記音声合成処理装置（ＳＳＰＩ
Ｃ）３０はさらに１２８種類の楽器音声を記憶した波形
テーブルＲＯＭ３３と連結することができ、また、前記
メモリユニット２から読み出した音楽データが前記中央
処理装置（ＣＰＵ）１０によって前記音声合成処理装置
３に送信し処理され、そして前記デジタル音声効果記憶
装置により暫時記憶し遅延されるので、原音を再現する
ような臨場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を
効果的に促進させ得る。
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０と、音声デジタル信号処理装
置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１と、デジタル音声効果記憶装
置（ＤＳＥＳ ＲＡＭ ＩＣ）３２とからなり、前記メ
モリユニットからの音楽データの情報を受取り、特殊な
音楽効果を生成する。前記音声合成処理装置（ＳＳＰＩ
Ｃ）３０はさらに１２８種類の楽器音声を記憶した波形
テーブルＲＯＭ３３と連結することができ、また、前記
メモリユニット２から読み出した音楽データが前記中央
処理装置（ＣＰＵ）１０によって前記音声合成処理装置
３に送信し処理され、そして前記デジタル音声効果記憶
装置により暫時記憶し遅延されるので、原音を再現する
ような臨場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を
効果的に促進させ得る。
【００１４】本発明の実施例においては、音声合成処理
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０の型NOはＥＳ５５０６であ
り、音声デジタル信号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１
の型NOはＥＳ５５１０で、その最大容量が１２８Ｍビッ
トまでに拡張できる。そして波形テーブルＲＯＭ３３
は、１２８種類の楽器音声を格納し、同時に３２種類の
楽器音声を生成することができる。
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０の型NOはＥＳ５５０６であ
り、音声デジタル信号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１
の型NOはＥＳ５５１０で、その最大容量が１２８Ｍビッ
トまでに拡張できる。そして波形テーブルＲＯＭ３３
は、１２８種類の楽器音声を格納し、同時に３２種類の
楽器音声を生成することができる。
【００１５】使用者が無線発信リモコン７で曲目のナン
バーを入力すると、該曲目のナンバーは中央処理装置
（ＣＰＵ）１０によりシステムプログラムで前記音楽デ
ータ固定記憶装置（ＲＯＭ）２０のアドレスに変換さ
れ、それによって前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２０から音楽データを読み出して前記音声合成処理
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０に送信し、波形テーブルのア
ドレスに変換される。続いて前記音声合成処理装置（Ｓ
ＳＰ ＩＣ）３０は、前記波形テーブルのアドレスによ
り波形テーブルＲＯＭ３３から楽器波形を読み出して、
それをシリーズ方式で前記音声デジタル信号処理装置
（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１に出力する。さらに前記音声合
成処理装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０からのデジタル楽器音
声は使用者の指定した音楽効果（例えば、ビブラート、
余韻、エコーなど）に基づいて前記音声デジタル信号処
理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１で処理され、最後に前記
デジタル音声効果記憶装置（ＤＳＥＳ ＲＡＭ ＩＣ）
３２に格納し、そして出力される。
バーを入力すると、該曲目のナンバーは中央処理装置
（ＣＰＵ）１０によりシステムプログラムで前記音楽デ
ータ固定記憶装置（ＲＯＭ）２０のアドレスに変換さ
れ、それによって前記音楽データ固定記憶装置（ＲＯ
Ｍ）２０から音楽データを読み出して前記音声合成処理
装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０に送信し、波形テーブルのア
ドレスに変換される。続いて前記音声合成処理装置（Ｓ
ＳＰ ＩＣ）３０は、前記波形テーブルのアドレスによ
り波形テーブルＲＯＭ３３から楽器波形を読み出して、
それをシリーズ方式で前記音声デジタル信号処理装置
（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１に出力する。さらに前記音声合
成処理装置（ＳＳＰ ＩＣ）３０からのデジタル楽器音
声は使用者の指定した音楽効果（例えば、ビブラート、
余韻、エコーなど）に基づいて前記音声デジタル信号処
理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１で処理され、最後に前記
デジタル音声効果記憶装置（ＤＳＥＳ ＲＡＭ ＩＣ）
３２に格納し、そして出力される。
【００１６】本発明の実施例においては、合成音楽の音
質を向上し、ビブラート、余韻、エコーなどの音楽効果
を処理できるため、時間遅延、スペクトル分析、デジタ
ルフィルタ、離散フーリエ変換、及び各種数学演算を処
理できる音声デジタル信号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）
３１を採用するものであり、また、前記音声デジタル信
号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１はさらに浮点演算器
を内設するので、快速に複雑な音波をシュミレーション
することができる。
質を向上し、ビブラート、余韻、エコーなどの音楽効果
を処理できるため、時間遅延、スペクトル分析、デジタ
ルフィルタ、離散フーリエ変換、及び各種数学演算を処
理できる音声デジタル信号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）
３１を採用するものであり、また、前記音声デジタル信
号処理装置（ＳＤＳＰ ＩＣ）３１はさらに浮点演算器
を内設するので、快速に複雑な音波をシュミレーション
することができる。
【００１７】前記アナログユニット４はデジタル／アナ
ログ変換器４０と、無線周波増幅器４１とからなり、前
記音楽データがデジタル／アナログ変換器４０でアナロ
グ信号に変換され、そして無線周波増幅器４１で増幅さ
れて、出力される。なお、図２と図３に示すように、前
記再生磁気誘導出力ユニット５は従来のカセットテープ
レコーダ８の磁気ヘッド８０に類似した構成で形成さ
れ、前記カセットテープレコーダ８の磁気ヘッド８０の
対称位置に配置し、前記カセット本体１に内設する。か
つ前記無線周波増幅器４１によりイネーブルされ、音楽
の信号を出力する。
ログ変換器４０と、無線周波増幅器４１とからなり、前
記音楽データがデジタル／アナログ変換器４０でアナロ
グ信号に変換され、そして無線周波増幅器４１で増幅さ
れて、出力される。なお、図２と図３に示すように、前
記再生磁気誘導出力ユニット５は従来のカセットテープ
レコーダ８の磁気ヘッド８０に類似した構成で形成さ
れ、前記カセットテープレコーダ８の磁気ヘッド８０の
対称位置に配置し、前記カセット本体１に内設する。か
つ前記無線周波増幅器４１によりイネーブルされ、音楽
の信号を出力する。
【００１８】前記再生磁気誘導出力ユニット５のまわり
にはさらに前記パワーユニット６を制御するインチング
スイッチ５１を固設し、前記カセットテープレコーダ８
の磁気ヘッド８０を下にシフトする場合、インチングス
イッチ５１のタッチブロック５１０が押さえられ、パワ
ーユニット６をオンにする。これにより、図３に示すよ
うに、再生ボタン８１を押すと、磁気ヘッド８０が下に
シフトされ、タッチブロック５１０と接触することによ
りパワーユニット６をオンにする。一方、ストップボタ
ン８２を押すと、磁気ヘッド８０とタッチブロック５１
０それぞれが現状に回復し、パワーユニット６が直ちに
オフの状態となる。前記磁気ヘッド８０は主に磁場を生
成する鉄芯コイルから構成され、前記メモリユニット２
に記録されている音楽データは前記再生磁気誘導出力ユ
ニット５により磁場誘導の原理で誘導され、前記カセッ
トテープレコーダ８に入力する。そして誘導された音楽
データは前記カセットテープレコーダ８のスピーカー
（図示せず）から出力する。
にはさらに前記パワーユニット６を制御するインチング
スイッチ５１を固設し、前記カセットテープレコーダ８
の磁気ヘッド８０を下にシフトする場合、インチングス
イッチ５１のタッチブロック５１０が押さえられ、パワ
ーユニット６をオンにする。これにより、図３に示すよ
うに、再生ボタン８１を押すと、磁気ヘッド８０が下に
シフトされ、タッチブロック５１０と接触することによ
りパワーユニット６をオンにする。一方、ストップボタ
ン８２を押すと、磁気ヘッド８０とタッチブロック５１
０それぞれが現状に回復し、パワーユニット６が直ちに
オフの状態となる。前記磁気ヘッド８０は主に磁場を生
成する鉄芯コイルから構成され、前記メモリユニット２
に記録されている音楽データは前記再生磁気誘導出力ユ
ニット５により磁場誘導の原理で誘導され、前記カセッ
トテープレコーダ８に入力する。そして誘導された音楽
データは前記カセットテープレコーダ８のスピーカー
（図示せず）から出力する。
【００１９】また、パワーユニット６をオンしたり、オ
フしたりするのに、前記カセット本体１に内設するスイ
ッチ５４を使ってもよい。次に、前記無線発信リモコン
７は一時停止、消音及び指定再生位置の機能を有し、勿
論、他の機能（例えば曲目の予約、選択などの機能）を
拡張しようとする場合、前記無線発信リモコン７にはさ
らに選択するボタン７１を増加することもできる。
フしたりするのに、前記カセット本体１に内設するスイ
ッチ５４を使ってもよい。次に、前記無線発信リモコン
７は一時停止、消音及び指定再生位置の機能を有し、勿
論、他の機能（例えば曲目の予約、選択などの機能）を
拡張しようとする場合、前記無線発信リモコン７にはさ
らに選択するボタン７１を増加することもできる。
【００２０】前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０は、前記
各ユニットと接続し、それぞれのユニットを制御する。
また前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０は、前記メモリユ
ニット２のデータを読み取って前記音声合成ユニット３
に送信し、前記無線発信リモコン７により発信された信
号を受信し処理するよう、さらにアンテナ１１１を備え
た無線受信ユニット１１と連結する。
各ユニットと接続し、それぞれのユニットを制御する。
また前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０は、前記メモリユ
ニット２のデータを読み取って前記音声合成ユニット３
に送信し、前記無線発信リモコン７により発信された信
号を受信し処理するよう、さらにアンテナ１１１を備え
た無線受信ユニット１１と連結する。
【００２１】なお、図１に示すように、本発明のデジタ
ル記録再生用カセットは携帯用記録再生装置として使え
るため、さらにオーディオパワーアンプ５２と、イヤホ
ーンソケート５３とを設け、前記イヤホーンソケート５
３はオーディオパワーアンプ５２に接続し、前記オーデ
ィオパワーアンプ５２が前記アナログユニット４に接続
する。（この時、スイッチ５４でパワーユニット６をオ
ンしたり、オフしたりする）。
ル記録再生用カセットは携帯用記録再生装置として使え
るため、さらにオーディオパワーアンプ５２と、イヤホ
ーンソケート５３とを設け、前記イヤホーンソケート５
３はオーディオパワーアンプ５２に接続し、前記オーデ
ィオパワーアンプ５２が前記アナログユニット４に接続
する。（この時、スイッチ５４でパワーユニット６をオ
ンしたり、オフしたりする）。
【００２２】また、図４及び図５に示すように、前記デ
ジタル記録再生用カセット本体１の両側には嵌合リブ６
００を備えたパワーユニット６と嵌合する嵌合スロット
１００をさらに設ける。また、図６に示すように、前記
メモリユニットの音楽データ固定記憶装置２０（サウン
ドカード）は一体にカセット本体１の中に配置し、前記
デジタル記録再生用カセット本体１にはパワーユニット
６の電池６０を収納する凹部をさらに設け、または該凹
部に嵌合するためのふた６１を有する。図７に示すよう
に、前記メモリユニットの音楽データ固定記憶装置２０
（サウンドカード）は前記嵌合スロット１００に嵌合さ
れることもできる。
ジタル記録再生用カセット本体１の両側には嵌合リブ６
００を備えたパワーユニット６と嵌合する嵌合スロット
１００をさらに設ける。また、図６に示すように、前記
メモリユニットの音楽データ固定記憶装置２０（サウン
ドカード）は一体にカセット本体１の中に配置し、前記
デジタル記録再生用カセット本体１にはパワーユニット
６の電池６０を収納する凹部をさらに設け、または該凹
部に嵌合するためのふた６１を有する。図７に示すよう
に、前記メモリユニットの音楽データ固定記憶装置２０
（サウンドカード）は前記嵌合スロット１００に嵌合さ
れることもできる。
【００２３】なお、図８に示すように、前記カセット本
体１の回り側には、前記パワーユニット６の電池６０と
するリチャージブル電池を収納し、かつその側面にチャ
ージ端子６２をさらに設ける。
体１の回り側には、前記パワーユニット６の電池６０と
するリチャージブル電池を収納し、かつその側面にチャ
ージ端子６２をさらに設ける。
【００２４】
【発明の効果】第一に、本発明は、マルチチップウェル
ドパック技術によって、中央処理装置（ＣＰＵ）と、メ
モリユニット２と、音声合成ユニット３と、アナログユ
ニット４と、パワーユニット６とをモデュレーション
し、カセット本体１に縮小して内設することができるの
で、現在使用されているカセットテープレコーダに適用
でき、携帯用記録再生装置として使うことができる。
ドパック技術によって、中央処理装置（ＣＰＵ）と、メ
モリユニット２と、音声合成ユニット３と、アナログユ
ニット４と、パワーユニット６とをモデュレーション
し、カセット本体１に縮小して内設することができるの
で、現在使用されているカセットテープレコーダに適用
でき、携帯用記録再生装置として使うことができる。
【００２５】第二に、数百ないし数千曲の音楽を格納
し、任意にサウンドカードを交替できるカセットを提供
することができるので、長期間のデータ保管によっても
信頼性が低下することなく、原音を再現することができ
るカセットを提供することができる。また、リモコンで
聞きたい曲を任意に選択することもできる。第三に、臨
場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を効果的に
促進させ得るカセットを提供することができる。
し、任意にサウンドカードを交替できるカセットを提供
することができるので、長期間のデータ保管によっても
信頼性が低下することなく、原音を再現することができ
るカセットを提供することができる。また、リモコンで
聞きたい曲を任意に選択することもできる。第三に、臨
場感及び立体感が得られ、高忠実度記録再生を効果的に
促進させ得るカセットを提供することができる。
【００２６】第四に、大量な音楽データを格納している
ので、頻繁に磁気テープを取り替える必要がなく、長期
間に連続的に異なる曲を再生することができ、機械は長
期間に亘って丈夫に使用できる。
ので、頻繁に磁気テープを取り替える必要がなく、長期
間に連続的に異なる曲を再生することができ、機械は長
期間に亘って丈夫に使用できる。
【図１】本発明の一実施例の詳細回路を示すブロック図
である。
である。
【図２】同実施例に係る再生ボタン、再生磁気誘導出力
ユニット及びインチングスイッチを示す常態平面図であ
る。
ユニット及びインチングスイッチを示す常態平面図であ
る。
【図３】再生ボタンを押した場合、同実施例に係る再生
ボタン、再生磁気誘導出力ユニット及びインチングスイ
ッチを示す操作状態平面図である。
ボタン、再生磁気誘導出力ユニット及びインチングスイ
ッチを示す操作状態平面図である。
【図４】同実施例に係るカセット本体、メモリユニット
及びパワーユニットを示す立体分解図である。
及びパワーユニットを示す立体分解図である。
【図５】同実施例に係るカセットを組合せた状態を示す
立体図である。
立体図である。
【図６】本発明の他の実施例に係るカセット本体、メモ
リユニット及びパワーユニットを示す立体図である。
リユニット及びパワーユニットを示す立体図である。
【図７】本発明のさらに他の実施例に係るカセット本
体、メモリユニット及びパワーユニットを示す立体図で
ある。
体、メモリユニット及びパワーユニットを示す立体図で
ある。
【図８】本発明のさらに他の実施例に係るカセット本
体、メモリユニット及びパワーユニットを示す立体図で
ある。
体、メモリユニット及びパワーユニットを示す立体図で
ある。
１…再生カセット本体 ２…メモリユニット ３…音声合成ユニット ４…アナログユニット ５…再生磁気誘導出力ユニット ６…パワーユニット ７…無線発信リモコン ８…レコーダー １０…中央処理装置（ＣＰＵ） １１…無線受信ユニット ２０…音楽データ固定記憶装置（ＲＯＭ） ２１…等速呼び出し記憶装置（ＲＡＭ） ２２…システムプログラム固定記憶装置（ＲＯＭ） ３０…音声合成処理装置 ３１…音声デジタル信号処理装置 ３２…デジタル音声効果記憶装置 ３３…波形テーブルＲＯＭ ４０…Ｄ／Ａ変換器 ４１…無線周波増幅器 ５１…インチングスイッチ ５２…オーディオパワーアンプ ５３…イヤホーンソケート ５４…スイッチ ６０…電池 ６１…ふた ６２…チャージ端子 ７１…選択ボタン ８０…記録再生磁気ヘッド ８１…再生ボタン ８２…ストップボタン １００…嵌合スロット １１１…アンテナ ２００…嵌合フランジ ５１０…タッチブロック ６００…嵌合リブ
Claims (13)
- 【請求項１】 在来のカセットテープレコーダ８に使用
できるデジタル記録再生用カセットであって、該デジタ
ル記録再生用カセットは、 音楽データを与えるメモリユニット２と、 前記メモリユニット２からの音楽データの情報を受取
り、特殊な音楽効果を生成する音声合成ユニット３と、 前記音楽データをアナログ信号に変換するデジタル／ア
ナログ変換器４０と、変換された信号を増幅する無線周
波増幅器４１とを設けるアナログユニット４と、 前記カセットテープレコーダ８の磁気ヘッド８０の対称
位置に配置され、前記無線周波増幅器４１によりイネー
ブルされ、音楽の信号を出力する再生磁気誘導出力ユニ
ット５と、 前記各ユニットにそれぞれ接続し、前記メモリユニット
２のデータを読み出して前記音声合成ユニット３に送信
する中央処理装置（ＣＰＵ）１０と、 前記各ユニット及び装置を内設するカセット本体１とを
備えてなることを特徴とするデジタル記録再生用カセッ
ト。 - 【請求項２】 無線で前記中央処理装置（ＣＰＵ）１０
を制御するため、前記中央処理装置に連結する無線受信
ユニット１１と、前記無線受信ユニットに発信する無線
発信リモコン７とをさらに有する、請求項１記載のデジ
タル記録再生用カセット。 - 【請求項３】 前記メモリユニット２は、システムコン
トロールプログラムを格納するシステムプログラム固定
記憶装置２２と、コンプレッションされた音楽データを
格納する交替可能な音楽データ固定記憶装置２０と、デ
ィコンプレッションされた音楽データを格納する等速呼
び出し記憶装置２１とからなる、請求項１記載のデジタ
ル記録再生用カセット。 - 【請求項４】 前記メモリユニット２により与えられた
音楽データは、ＭＩＤＩファイルのデータである、請求
項１又は請求項３記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項５】 前記音声合成ユニット３は、音声合成処
理装置３０と、音声デジタル信号処理装置３１と、デジ
タル音声効果記憶装置３２とからなり、臨場感が得ら
れ、高忠実度記録再生を効果的に促進させるよう、前記
メモリユニット２から読み出した音楽データが前記中央
処理装置（ＣＰＵ）１０によって前記音声合成処理装置
３０に送信し処理され、さらに前記デジタル音声効果記
憶装置３２により暫時記憶し遅延される、請求項１記載
のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項６】 前記カセットテープレコーダ８の磁気ヘ
ッド８０をシフトする操作によって電源をオンしたり、
オフしたりするパワーユニット６をさらに設ける、請求
項１記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項７】 前記カセットテープレコーダ８の磁気ヘ
ッド８０をシフトする操作により前記パワーユニット６
を制御するインチングスイッチ５１を、前記再生磁気誘
導出力ユニット５のまわりにさらに固設する、請求項６
記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項８】 前記デジタル記録再生用カセット本体１
にはパワーユニット６の電池６０を収納する凹部をさら
に設け、または該凹部を嵌合するためのふた６１を有す
る、請求項１、請求項６及び請求項７のいずれか１項に
記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項９】 前記デジタル記録再生用カセット本体１
の回り側には嵌合リブ６００を備えたパワーユニット６
と嵌合する嵌合スロット１００をさらに設ける、請求項
１、請求項６及び請求項７のいずれか１項に記載のデジ
タル記録再生用カセット。 - 【請求項１０】 前記カセット本体１の回り側には、前
記パワーユニット６の電池６０とするリチャージブル電
池を収納し、かつその側面にチャージ端子６２をさらに
設ける、請求項１、請求項６及び請求項７のいずれか１
項に記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項１１】 前記メモリユニット２の音楽データ固
定記憶装置２０は一体にカセット本体１の中に配置す
る、請求項１又は請求項３記載のデジタル記録再生用カ
セット。 - 【請求項１２】 前記カセット本体１の回りの他側に
は、嵌合フランジ２００を備えた前記メモリユニット２
の音楽データ固定記憶装置２０によるサウンドカードと
嵌合する嵌合スロット１００をさらに設ける、請求項１
又は請求項３記載のデジタル記録再生用カセット。 - 【請求項１３】 前記カセット本体１には前記アナログ
ユニット４に接続するオーディオパワーアンプ５２と、
該オーディオパワーアンプ５２に接続するイヤホーンソ
ケート５３とをさらに設け、携帯用記録再生装置として
使う、請求項１記載のデジタル記録再生用カセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216394A JPH1078800A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | デジタル記録再生用カセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216394A JPH1078800A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | デジタル記録再生用カセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078800A true JPH1078800A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16687883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8216394A Pending JPH1078800A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | デジタル記録再生用カセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078800A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020074545A (ko) * | 2001-03-20 | 2002-10-04 | 이두열 | 카세트 테이프형 오디오 신호 기록 및 재생장치와 그에적합한 오디오 시스템 |
| DE10328762A1 (de) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Johannes Von Weyssenhoff | Vorrichtung zur Übertragung von drahtlosen digitalen Signalen, insbesondere Bluetoothsignalen |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP8216394A patent/JPH1078800A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020074545A (ko) * | 2001-03-20 | 2002-10-04 | 이두열 | 카세트 테이프형 오디오 신호 기록 및 재생장치와 그에적합한 오디오 시스템 |
| DE10328762A1 (de) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Johannes Von Weyssenhoff | Vorrichtung zur Übertragung von drahtlosen digitalen Signalen, insbesondere Bluetoothsignalen |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |