JP3076521U - 遠隔操作による読経装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔課題〕本考案は携帯音響機器による読経装置で、機能
は受信回路と１個の数ｍｍ角のＩＣチップ上に構成した
ので、非常に小さく遠隔操作による読経装置を構成する
ことが可能である。 〔解決手段〕本考案は遠隔操作による読経装置で、読経
は音声記録部にデジタルデータの形態で保存され、その
データは制御部で制御され、変換部で読経信号に変換さ
れ、増幅回路でイヤホンを駆動できる電気信号に増幅さ
れる。これらの機能は受信回路と１個の数ｍｍ角のＩＣ
チップ上に構成されるので、非常に小さく遠隔操作によ
る読経装置を構成することが可能である。よって、読経
を再生することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、遠隔操作で制御かつ、イヤホンを使用して外部に音声を出力できる 装置に関するものである。

【０００２】 〔従来の技術〕 従来、読経を再生することができる装置については種々の技術が知られている 。例えばカセットテープやＣＤ等を携帯音響機器を利用して再生することにより 、読経装置としての機能を果たす種々の商品が従来より販売されている。

【０００３】 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の読経装置は、携帯音響機器を使用して読経を聞くことが可能となってい るものである。任意の時に読経を聞くことができる有用なものである。しかし、 これら従来から存在している読経装置について種々の改良がなされているが、い づれも高価な携帯音響機器を必要とし、安価に任意の場所や状況で再生できるも のは知られていない。また、操作をするために携帯音響機器本体を取り出して操 作する必要が有り、簡便な操作とは言い難いものがある。本考案は、携帯音響機 器による読経装置本来の機能および特徴を生かしつつ、安価かつ有用に利用でき る装置を提供することを目的とする。

【０００４】 〔課題を解決するための手段〕 本考案は上記課題を解決するために以下の構成を有するものである。 すなわち、遠隔操作読経装置であって、 （イ）電磁波発信部、電磁波受信部、音声記憶部、ＤＡ変換部、制御部、イヤホ ンとから構成されていること。 （ロ）電磁波発信部および電磁波受信部により遠隔操作が可能なこと。 （ハ）音声記録部はプログラムの変更により、任意の音声が録音できること。 （ニ）ＤＡ変換機はデジタルデータを自然音に近い音声に変換できること。 （ホ）制御部は音声記憶部のデータをイヤホンから所定の音声として出力できる こと。 以上の構成のものである。

【０００５】 〔考案の実施の態様〕 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図１、図２共電気的な仕様を説 明するための説明図である。

【０００６】 図１により動作の説明をすると、ＲＦ ＴＲＡＢＳＭＩＴＴＲＥと呼称される 電磁波発信部で送信された電波をＲＦ ＲＥＣＥＩＶＥＲと呼称される電磁波受 信部で受信し、発信部に設置されたスイッチを押す動作を読経の再生および停止 機能に変換するものである。

【０００７】 次に図２により動作の説明をすると、読経はボイスロムと呼称される音声記憶 部にデジタルデータの形態で保存されている。そのデータはコントロールロジッ クと呼称される制御部で制御され、ポムデコーダと呼称されるＤＡ変換部で読経 信号に変換され、アンプリファイアと呼称される電力増幅回路でイヤホンを駆動 できる電気信号に増幅される。

【０００８】 そして、これら機能は受信回路と１個の数ｍｍ角のＩＣチップ上に構成される ので、非常に小さく遠隔操作による読経装置を構成することが可能である。

【０００９】 従来のように携帯音響機器を必要とすることなく、かつ、手許に携帯音響機器 を持つことなく読経を再生することができる。

【００１０】 〔考案の効果〕 以上説明したように本考案の読経装置は、次に述べる効果を有している。 すなわち、従来の読経装置は音響機器を使用しないと読経を再生することがで きなかったが、ＩＣチップ上に構成することにより、任意の場所で非常に簡便に 読経を再生できると言う効果を有している。また、非常に小型の電磁波発信部を 手許に持つことにより、読経の再生停止等の操作を簡単にできると言う効果も有 している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の電気的な使用を説明するた
めの説明図である。

【図２】次の作動の一実施例の電気的な使用を説明する
ための説明図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 次の要件を備えたことを特徴とする遠隔
   操作による読経装置であり、（イ）電磁波発信部、電磁
   波受信部、音声記憶部、ＤＡ変換部、制御部、イヤホン
   とから構成されていること、（ロ）電磁波発信部および
   電磁波受信部により遠隔操作が可能なこと、（ハ）音声
   記録部はプログラムの変更により、任意の音声が録音で
   きること、（ニ）ＤＡ変換機はデジタルデータを自然音
   に近い音声に変換できること、（ホ）制御部は音声記憶
   部のデータをイヤホンから所定の音声として出力できる
   こと、を特徴とする構成のもの。