JPH1078784A - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
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- JPH1078784A JPH1078784A JP8233395A JP23339596A JPH1078784A JP H1078784 A JPH1078784 A JP H1078784A JP 8233395 A JP8233395 A JP 8233395A JP 23339596 A JP23339596 A JP 23339596A JP H1078784 A JPH1078784 A JP H1078784A
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- JP
- Japan
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- music
- karaoke
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- Prior art date
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 演奏中以外でも、季節感あふれ、またその時
間帯にふさわしい背景画像を楽しむことができ、娯楽性
を高めたカラオケ装置を提供する。 【解決手段】中央処理装置４は、利用者からの入力を受
けて指定した楽曲の予約リストを作成し、これを予約リ
スト画面としてディスプレイ１６に表示する。電子カレ
ンダ時計４ａの月日時刻データに基づいて時節判定部４
ｂで識別番号を出力する。この識別番号に基づきハード
ディスク６またはＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８から背景画
像を選択して予約リスト画面の背景として表示する。演
奏する際の楽曲に付されている曲調ジャンル番号または
識別番号に基づいてＣＤ−ＲＯＭプレイヤ１８またはハ
ードディスク装置６から背景画像を選択して表示する。
間帯にふさわしい背景画像を楽しむことができ、娯楽性
を高めたカラオケ装置を提供する。 【解決手段】中央処理装置４は、利用者からの入力を受
けて指定した楽曲の予約リストを作成し、これを予約リ
スト画面としてディスプレイ１６に表示する。電子カレ
ンダ時計４ａの月日時刻データに基づいて時節判定部４
ｂで識別番号を出力する。この識別番号に基づきハード
ディスク６またはＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８から背景画
像を選択して予約リスト画面の背景として表示する。演
奏する際の楽曲に付されている曲調ジャンル番号または
識別番号に基づいてＣＤ−ＲＯＭプレイヤ１８またはハ
ードディスク装置６から背景画像を選択して表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が指定した
楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカーとディスプレイ
にそれぞれ同期して出力することによりカラオケ演奏を
行うカラオケ装置に関し、特に季節や時間帯にふさわし
い背景画像を表示するカラオケ装置に関する。
楽曲の伴奏音楽と歌詞画像をスピーカーとディスプレイ
にそれぞれ同期して出力することによりカラオケ演奏を
行うカラオケ装置に関し、特に季節や時間帯にふさわし
い背景画像を表示するカラオケ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近もっとも普及している通信カラオケ
システムは、よく知られているように楽曲／背景画像分
離式である。つまり、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞の情
報および両者の同期情報を含んだカラオケデータを蓄積
しておいて再生する系統と、歌詞表示の背景となる背景
画像データを蓄積しておいて再生する系統とが別になっ
ている。リクエストされたある楽曲を再生するとき、そ
の楽曲の曲調や雰囲気に合った背景画像が選ばれてディ
スプレイに表示される。
システムは、よく知られているように楽曲／背景画像分
離式である。つまり、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞の情
報および両者の同期情報を含んだカラオケデータを蓄積
しておいて再生する系統と、歌詞表示の背景となる背景
画像データを蓄積しておいて再生する系統とが別になっ
ている。リクエストされたある楽曲を再生するとき、そ
の楽曲の曲調や雰囲気に合った背景画像が選ばれてディ
スプレイに表示される。
【０００３】ある背景画像はある特定の楽曲に対応して
いるのではなく、演歌、ポップス、ロックといった曲調
ジャンルに合せて多数の背景画像が分類されている。例
えば「演歌」ジャンルに分類されている楽曲を再生する
とき、「演歌」ジャンルに属する複数の画像の中から適
当に選ばれた１つの背景画像データを再生する。あるい
は、「演歌」ジャンルに属する多数の短時間分の背景画
像データをランダムに選んで繋ぎあわせて再生する。こ
のようにして曲調ジャンル別の背景画像を表示すること
でカラオケ演奏中に利用者が映像を楽しむことができ
る。
いるのではなく、演歌、ポップス、ロックといった曲調
ジャンルに合せて多数の背景画像が分類されている。例
えば「演歌」ジャンルに分類されている楽曲を再生する
とき、「演歌」ジャンルに属する複数の画像の中から適
当に選ばれた１つの背景画像データを再生する。あるい
は、「演歌」ジャンルに属する多数の短時間分の背景画
像データをランダムに選んで繋ぎあわせて再生する。こ
のようにして曲調ジャンル別の背景画像を表示すること
でカラオケ演奏中に利用者が映像を楽しむことができ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラオ
ケ演奏中に限ってはその背景画像を楽しむことができる
ものの、演奏中以外ではその楽しみがなかった。
ケ演奏中に限ってはその背景画像を楽しむことができる
ものの、演奏中以外ではその楽しみがなかった。
【０００５】つまり、ある楽曲を演奏していてその曲調
に合わせた背景画像を見ながら歌唱者の歌声に調子を合
わせ、盛大に盛り上がっていたのに、歌が終わって歌声
が消え、その伴奏の再生が終了すると、それまで楽しん
でいた背景画像がぷつんと途切れてしまうのである。
に合わせた背景画像を見ながら歌唱者の歌声に調子を合
わせ、盛大に盛り上がっていたのに、歌が終わって歌声
が消え、その伴奏の再生が終了すると、それまで楽しん
でいた背景画像がぷつんと途切れてしまうのである。
【０００６】その後、ディスプレイにはこれから演奏予
定の楽曲のタイトル等が羅列されて、その背景として赤
や青などの単色の味気ない画面が表示され、演奏中の変
化に富んだ背景画像に対し、何とも不細工な画面が表示
されるのである。その結果、せっかくの盛大なムードが
一気に落ち、白けてしまうことがあった。
定の楽曲のタイトル等が羅列されて、その背景として赤
や青などの単色の味気ない画面が表示され、演奏中の変
化に富んだ背景画像に対し、何とも不細工な画面が表示
されるのである。その結果、せっかくの盛大なムードが
一気に落ち、白けてしまうことがあった。
【０００７】また、演奏中にあっても、季節は冬なのに
常夏のビーチの画像が選ばれてしまったりして、歌唱者
や聴衆に違和感を与えることもあった。
常夏のビーチの画像が選ばれてしまったりして、歌唱者
や聴衆に違和感を与えることもあった。
【０００８】本発明は、このような課題を鑑みてなされ
たものであり、その目的は、演奏中以外でも、季節感あ
ふれ、またその時間帯にふさわしい背景画像を楽しむこ
とができ、娯楽性を高めたカラオケ装置を提供すること
にある。
たものであり、その目的は、演奏中以外でも、季節感あ
ふれ、またその時間帯にふさわしい背景画像を楽しむこ
とができ、娯楽性を高めたカラオケ装置を提供すること
にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るカラオケ装置は基本的につぎの各要件
（１）〜（３）を備えたことを特徴とするものである
（請求項１）。
に、本発明に係るカラオケ装置は基本的につぎの各要件
（１）〜（３）を備えたことを特徴とするものである
（請求項１）。
【００１０】（１）カラオケ装置を統括する主制御部
が、利用者からの入力を受けて指定した楽曲の予約リス
トを作成し、これを予約リスト画面としてディスプレイ
に表示する。その際の背景として表示するための多数の
背景画像情報が記憶部に蓄積されており、これら各背景
画像情報は時節適合性により分類されている。
が、利用者からの入力を受けて指定した楽曲の予約リス
トを作成し、これを予約リスト画面としてディスプレイ
に表示する。その際の背景として表示するための多数の
背景画像情報が記憶部に蓄積されており、これら各背景
画像情報は時節適合性により分類されている。
【００１１】（２）前記主制御部は時計部を有し、この
時計部からの出力を現時点の時節情報として判定する。
時計部からの出力を現時点の時節情報として判定する。
【００１２】（３）主制御部は、前記ディスプレイに予
約リスト画面を表示する際に前記時節情報に基づいて前
記記憶部から適宜な背景画像情報を選択して表示する。
約リスト画面を表示する際に前記時節情報に基づいて前
記記憶部から適宜な背景画像情報を選択して表示する。
【００１３】また以上の各要件を備えたカラオケ装置に
おいて、カラオケ演奏中でなく、かつ前記予約リスト画
面の表示中以外にて、前記ディスプレイに表示する前記
背景画像を前記時節情報に従って選択して表示すること
とする（請求項２）。
おいて、カラオケ演奏中でなく、かつ前記予約リスト画
面の表示中以外にて、前記ディスプレイに表示する前記
背景画像を前記時節情報に従って選択して表示すること
とする（請求項２）。
【００１４】さらに、本発明に係るカラオケ装置は、別
構成として、基本的につぎの各要件（１）〜（４）を備
えたことを特徴とするものである（請求項３） （１）カラオケ演奏中の歌詞画像の背景として表示する
ための多数の背景画像情報が記憶部に蓄積されており、
これら各背景画像情報は曲調適合性および時節適合性に
より分類されている。
構成として、基本的につぎの各要件（１）〜（４）を備
えたことを特徴とするものである（請求項３） （１）カラオケ演奏中の歌詞画像の背景として表示する
ための多数の背景画像情報が記憶部に蓄積されており、
これら各背景画像情報は曲調適合性および時節適合性に
より分類されている。
【００１５】（２）各楽曲の前記伴奏音楽や前記歌詞画
像のデータにはその曲調を示す曲調ジャンル情報が付さ
れている。
像のデータにはその曲調を示す曲調ジャンル情報が付さ
れている。
【００１６】（３）このカラオケ装置を統括する主制御
部は時計部を有し、この時計部からの出力を現時点の時
節情報として判定する。
部は時計部を有し、この時計部からの出力を現時点の時
節情報として判定する。
【００１７】（４）ある楽曲を演奏するとき、その楽曲
に付されている前記曲調ジャンル情報と前記時節情報と
に基づいて前記記憶部から適宜な背景画像情報を選択し
て表示する。
に付されている前記曲調ジャンル情報と前記時節情報と
に基づいて前記記憶部から適宜な背景画像情報を選択し
て表示する。
【００１８】さらにまた、以上説明した各カラオケ装置
において、前記時節情報は季節を区別する情報であるこ
ととし（請求項４）、また、前記時節情報は１日の中の
時間帯を区別する情報であることとする（請求項５）。
において、前記時節情報は季節を区別する情報であるこ
ととし（請求項４）、また、前記時節情報は１日の中の
時間帯を区別する情報であることとする（請求項５）。
【００１９】
＝＝＝＝基本的な構成と機能＝＝＝＝ 図１に示す実施例のカラオケ装置１は、通信カラオケシ
ステムの端末であり、ホスト装置２と通信回線網３で結
合されている。カラオケ装置１における中央処理装置４
はカラオケ装置を統括する主制御部の中心的要素であ
り、ＣＰＵ・ＲＡＭ・ＲＯＭを含んだコンピュータ本体
である。中央処理装置４はモデム５を介して通信回線網
３に接続される。ホスト装置２からカラオケ装置１に配
信されるカラオケデータは、楽曲番号に対応した楽曲の
タイトル、ＭＩＤＩ規格に従ったカラオケ伴奏音楽デー
タ、及び伴奏との同期情報を含んだ歌詞データなどから
なる。ホスト装置２から配信されてきた多数の楽曲のカ
ラオケデータが記憶部としてのハードディスク装置６に
蓄積される。ＡＤＰＣＭ方式のディジタルデータからな
る多数の種類の効果音データがそれぞれ区別されてハー
ドディスク装置６に格納されている。
ステムの端末であり、ホスト装置２と通信回線網３で結
合されている。カラオケ装置１における中央処理装置４
はカラオケ装置を統括する主制御部の中心的要素であ
り、ＣＰＵ・ＲＡＭ・ＲＯＭを含んだコンピュータ本体
である。中央処理装置４はモデム５を介して通信回線網
３に接続される。ホスト装置２からカラオケ装置１に配
信されるカラオケデータは、楽曲番号に対応した楽曲の
タイトル、ＭＩＤＩ規格に従ったカラオケ伴奏音楽デー
タ、及び伴奏との同期情報を含んだ歌詞データなどから
なる。ホスト装置２から配信されてきた多数の楽曲のカ
ラオケデータが記憶部としてのハードディスク装置６に
蓄積される。ＡＤＰＣＭ方式のディジタルデータからな
る多数の種類の効果音データがそれぞれ区別されてハー
ドディスク装置６に格納されている。
【００２０】カラオケ装置１の本体には表示器とキーボ
ードを含むユーザインタフェース用の操作パネル７があ
り、また図３に示すようなリモコン送信器８に対応した
リモコン受信部９も備えている。操作パネル７やリモコ
ン受信部９は操作制御部１０を介して中央処理装置４に
結合されている。カラオケ利用者は本体の操作パネル７
またはリモコン送信器８により選曲などの各種操作入力
を行い、その操作内容や操作入力に対する装置の応答情
報が操作パネル７に表示される。
ードを含むユーザインタフェース用の操作パネル７があ
り、また図３に示すようなリモコン送信器８に対応した
リモコン受信部９も備えている。操作パネル７やリモコ
ン受信部９は操作制御部１０を介して中央処理装置４に
結合されている。カラオケ利用者は本体の操作パネル７
またはリモコン送信器８により選曲などの各種操作入力
を行い、その操作内容や操作入力に対する装置の応答情
報が操作パネル７に表示される。
【００２１】楽曲の再生は中央処理装置４の制御のもと
でつぎの経路で行われる。指定された楽曲番号の伴奏音
楽データと歌詞データをハードディスク装置６から読み
出す。ＭＩＤＩ信号からなる伴奏音楽データが順次シン
セサイザ１１に入力されて、オーディオ信号に変換さ
れ、オーディオアンプ１２を経てスピーカー１３から出
力される。このオーディオ出力と同期して、中央処理装
置４は歌詞データを順次文字列に変換してビデオＲＡＭ
１４に書き込むとともに、歌詞文字列に曲の進行を示す
着色を付ける処理を行う。ビデオＲＡＭ１４の内容は表
示制御部１５によりディスプレイ１６に表示される。も
ちろんオーディオアンプ１２はマイク１７の出力とのミ
キシング機能を有する。
でつぎの経路で行われる。指定された楽曲番号の伴奏音
楽データと歌詞データをハードディスク装置６から読み
出す。ＭＩＤＩ信号からなる伴奏音楽データが順次シン
セサイザ１１に入力されて、オーディオ信号に変換さ
れ、オーディオアンプ１２を経てスピーカー１３から出
力される。このオーディオ出力と同期して、中央処理装
置４は歌詞データを順次文字列に変換してビデオＲＡＭ
１４に書き込むとともに、歌詞文字列に曲の進行を示す
着色を付ける処理を行う。ビデオＲＡＭ１４の内容は表
示制御部１５によりディスプレイ１６に表示される。も
ちろんオーディオアンプ１２はマイク１７の出力とのミ
キシング機能を有する。
【００２２】背景画像情報として例えば動画のデータは
ＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８にて再生される。映像制御部
１９は中央処理装置４の指令を受けて動作するマイコン
からなり、再生すべき背景画像データの選択処理を行う
とともに、選択決定した背景画像データをＣＤ−ＲＯＭ
プレーヤ１８で再生し、圧縮されている背景画像データ
の復元処理を行って表示制御部１５に転送する。表示制
御部１５は、映像制御部１９からの背景画像信号とビデ
オＲＡＭ１４の歌詞文字列の画像を合成してディスプレ
イ１６に表示する。
ＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８にて再生される。映像制御部
１９は中央処理装置４の指令を受けて動作するマイコン
からなり、再生すべき背景画像データの選択処理を行う
とともに、選択決定した背景画像データをＣＤ−ＲＯＭ
プレーヤ１８で再生し、圧縮されている背景画像データ
の復元処理を行って表示制御部１５に転送する。表示制
御部１５は、映像制御部１９からの背景画像信号とビデ
オＲＡＭ１４の歌詞文字列の画像を合成してディスプレ
イ１６に表示する。
【００２３】＝＝＝＝予約リストの作成と表示＝＝＝＝ 本体の操作パネル７またはリモコン送信器８によりカラ
オケ利用者が選曲を行うと、中央処理装置４は指定され
た楽曲番号についてその入力に応じて所定のＲＡＭエリ
アに予約リストを作成していき、演奏の進行およびリク
エストの追加に応じて予約リストを更新する。また同時
に、最新の予約リストに対応した予約リスト画像をビデ
オＲＡＭ１４に作成する。
オケ利用者が選曲を行うと、中央処理装置４は指定され
た楽曲番号についてその入力に応じて所定のＲＡＭエリ
アに予約リストを作成していき、演奏の進行およびリク
エストの追加に応じて予約リストを更新する。また同時
に、最新の予約リストに対応した予約リスト画像をビデ
オＲＡＭ１４に作成する。
【００２４】そして、ある楽曲の再生が終了すると、次
に再生すべき楽曲の準備が完了してこれを再生するまで
の間、ビデオＲＡＭ１４に書き込まれた予約リスト画像
のデータを表示制御部１５によりディスプレイ１６に表
示する。予約リスト画面３０は、図２の画面上部に示す
ように、楽曲番号とタイトルの対を予約順に上から並べ
て配置した画像である。
に再生すべき楽曲の準備が完了してこれを再生するまで
の間、ビデオＲＡＭ１４に書き込まれた予約リスト画像
のデータを表示制御部１５によりディスプレイ１６に表
示する。予約リスト画面３０は、図２の画面上部に示す
ように、楽曲番号とタイトルの対を予約順に上から並べ
て配置した画像である。
【００２５】＝＝＝＝予約リスト画面における背景画像
の選択表示＝＝＝＝ 前記の予約リスト画面３０には適当な背景画像が組み合
わされる。図２の例では画面下部に表示された飛び魚が
海面上に飛び出すアニメーションが背景画像となってい
る。このような背景画像の情報は、静止画としてハード
ディスク装置６に多数蓄積されており、それぞれ季節や
一日の中の時間帯に対応した時節情報に相当する識別番
号が付され、季節感を出したり、１日の中の時間帯を印
象づける観点で分類されている。例えば、夏の昼間を示
す識別番号が付された背景画像データは、図２の画面下
部のようなものであったり、あるいは冬の深夜であれ
ば、雪の降る夜に腕を組んだカップルがクリスマスツリ
ーの前を通り過ぎていくものだったりする。
の選択表示＝＝＝＝ 前記の予約リスト画面３０には適当な背景画像が組み合
わされる。図２の例では画面下部に表示された飛び魚が
海面上に飛び出すアニメーションが背景画像となってい
る。このような背景画像の情報は、静止画としてハード
ディスク装置６に多数蓄積されており、それぞれ季節や
一日の中の時間帯に対応した時節情報に相当する識別番
号が付され、季節感を出したり、１日の中の時間帯を印
象づける観点で分類されている。例えば、夏の昼間を示
す識別番号が付された背景画像データは、図２の画面下
部のようなものであったり、あるいは冬の深夜であれ
ば、雪の降る夜に腕を組んだカップルがクリスマスツリ
ーの前を通り過ぎていくものだったりする。
【００２６】一方、中央処理装置４は、電子カレンダ時
計４ａと時節判定部４ｂとを備えており、予約リスト画
面３０を表示する際に、電子カレンダ時計４ａから出力
される月日時刻データに基づいて時節判定部４ｂで季節
や時間帯を判定して時節情報に相当する識別番号を出力
する。そして、この番号と一致する番号が付された背景
画像データをハードディスク装置６から読み出し、圧縮
されている背景画像データの復元処理を行ってビデオＲ
ＡＭ１９に展開する。表示制御部１５はこの展開された
背景画像と前記予約リスト画像を合成してディスプレイ
１６に表示する。
計４ａと時節判定部４ｂとを備えており、予約リスト画
面３０を表示する際に、電子カレンダ時計４ａから出力
される月日時刻データに基づいて時節判定部４ｂで季節
や時間帯を判定して時節情報に相当する識別番号を出力
する。そして、この番号と一致する番号が付された背景
画像データをハードディスク装置６から読み出し、圧縮
されている背景画像データの復元処理を行ってビデオＲ
ＡＭ１９に展開する。表示制御部１５はこの展開された
背景画像と前記予約リスト画像を合成してディスプレイ
１６に表示する。
【００２７】このとき、各識別番号にはそれぞれ複数の
背景画像が対応しており、予約リスト画面３０を表示す
る度に、これら背景画像の中から一つの背景画像を乱数
的に選択するようにして、同じ背景画像が連続的に表示
されないようにしている。
背景画像が対応しており、予約リスト画面３０を表示す
る度に、これら背景画像の中から一つの背景画像を乱数
的に選択するようにして、同じ背景画像が連続的に表示
されないようにしている。
【００２８】この予約リスト画面３０における背景画像
の選択再生は、例えばカラオケ演奏を始める前の選曲等
の各種操作入力を促すようなメニュー画面においても同
様にして時節にふさわしい背景画像が表示されるように
し、カラオケ演奏中以外全てこのような背景画像を表示
させることもできる。
の選択再生は、例えばカラオケ演奏を始める前の選曲等
の各種操作入力を促すようなメニュー画面においても同
様にして時節にふさわしい背景画像が表示されるように
し、カラオケ演奏中以外全てこのような背景画像を表示
させることもできる。
【００２９】以上説明した背景画像の表示については適
宜変形が可能であり、例えば次の，のように構成す
ることもできる。
宜変形が可能であり、例えば次の，のように構成す
ることもできる。
【００３０】時節判定部４ｂで出力される識別番号を
季節に応じた識別番号及び時間帯に応じた識別番号の２
種類に分け、各背景画像データにはそれぞれ季節用識別
番号及び時間帯用識別番号を付しておく。そして、予約
リスト画面３０を表示する際に、季節用及び時間帯用双
方の識別番号に一致する背景画像データ群の中から乱数
的に一つ選び、これを表示するようにする。
季節に応じた識別番号及び時間帯に応じた識別番号の２
種類に分け、各背景画像データにはそれぞれ季節用識別
番号及び時間帯用識別番号を付しておく。そして、予約
リスト画面３０を表示する際に、季節用及び時間帯用双
方の識別番号に一致する背景画像データ群の中から乱数
的に一つ選び、これを表示するようにする。
【００３１】背景画像データを動画として記憶部とし
てのＣＤ−ＲＯＭに多数蓄積させておき、映像制御部１
９で選択された識別番号に一致する番号が付された複数
の背景画像データの中から乱数的に一つを選ぶ。選択決
定した背景画像データをＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８で再
生し、圧縮されている背景画像データの復元処理を行っ
て表示制御部１５に転送する。表示制御部１５は、映像
制御部１９からの背景画像信号とビデオＲＡＭ１４に書
き込まれた予約リスト画像を合成してディスプレイ１６
に表示する。
てのＣＤ−ＲＯＭに多数蓄積させておき、映像制御部１
９で選択された識別番号に一致する番号が付された複数
の背景画像データの中から乱数的に一つを選ぶ。選択決
定した背景画像データをＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８で再
生し、圧縮されている背景画像データの復元処理を行っ
て表示制御部１５に転送する。表示制御部１５は、映像
制御部１９からの背景画像信号とビデオＲＡＭ１４に書
き込まれた予約リスト画像を合成してディスプレイ１６
に表示する。
【００３２】＝＝＝＝カラオケ演奏中における背景画像
の表示＝＝＝＝ カラオケ演奏中における背景画像の基本的な表示動作に
ついては、前述した通りであるが、この装置で取り扱う
各楽曲はその曲調によって複数種類に分類されており、
ハードディスク装置２に蓄積されている各楽曲データに
はその曲調ジャンル情報に相当する曲調ジャンル番号が
付加されている。
の表示＝＝＝＝ カラオケ演奏中における背景画像の基本的な表示動作に
ついては、前述した通りであるが、この装置で取り扱う
各楽曲はその曲調によって複数種類に分類されており、
ハードディスク装置２に蓄積されている各楽曲データに
はその曲調ジャンル情報に相当する曲調ジャンル番号が
付加されている。
【００３３】一方、取り扱う背景画像は、その雰囲気が
どのような曲調の背景表示として適しているのかという
観点に加え、季節感を出したり、１日の中の時間帯を印
象づける観点で分類されていて、ＣＤ−ＲＯＭに記録さ
れている各背景画像データには曲調ジャンル番号と時節
情報に相当する識別番号とが共に付加されている。
どのような曲調の背景表示として適しているのかという
観点に加え、季節感を出したり、１日の中の時間帯を印
象づける観点で分類されていて、ＣＤ−ＲＯＭに記録さ
れている各背景画像データには曲調ジャンル番号と時節
情報に相当する識別番号とが共に付加されている。
【００３４】そして、楽曲を再生する際には、その楽曲
番号に対応する楽曲データをハードディスク装置６から
再生して、そのデータに付加されている曲調ジャンル番
号を読み出すとともに、時節判定部４ｂから時節情報に
相当する識別番号を得る。これら曲調ジャンル番号及び
識別番号共に一致する背景画像データ群の中から一つを
乱数的に選び、これをＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８から読
み出す。そして、圧縮されている背景画像データの復元
処理を行って表示制御部１５に転送する。表示制御部１
５は、映像制御部１９からの背景画像信号とビデオＲＡ
Ｍ１４の歌詞文字列の画像を合成してディスプレイ１６
に表示する。
番号に対応する楽曲データをハードディスク装置６から
再生して、そのデータに付加されている曲調ジャンル番
号を読み出すとともに、時節判定部４ｂから時節情報に
相当する識別番号を得る。これら曲調ジャンル番号及び
識別番号共に一致する背景画像データ群の中から一つを
乱数的に選び、これをＣＤ−ＲＯＭプレーヤ１８から読
み出す。そして、圧縮されている背景画像データの復元
処理を行って表示制御部１５に転送する。表示制御部１
５は、映像制御部１９からの背景画像信号とビデオＲＡ
Ｍ１４の歌詞文字列の画像を合成してディスプレイ１６
に表示する。
【００３５】なお、背景画像データは通信回線を介して
追加や入れ替え等の変更を可能とすることができ、特に
ハードディスク装置６に蓄積された静止画像データや、
ＣＤ−ＲＡＭ装置を設けてこれに蓄積される動画像デー
タについてその通信回線を用いた変更が適用可能であ
る。
追加や入れ替え等の変更を可能とすることができ、特に
ハードディスク装置６に蓄積された静止画像データや、
ＣＤ−ＲＡＭ装置を設けてこれに蓄積される動画像デー
タについてその通信回線を用いた変更が適用可能であ
る。
【００３６】
【発明の効果】以上、説明した本発明のカラオケ装置に
あっては、カラオケ演奏中以外の予約リスト画面や各種
操作を受け付けるメニュー画面でも、季節感あふれ、ま
た時間帯にふさわしい背景画像を表示させことができ
る。よって、楽曲演奏中以外でも新鮮で飽きのこない画
面を楽しむ事ができ、娯楽性を高めることができる。
あっては、カラオケ演奏中以外の予約リスト画面や各種
操作を受け付けるメニュー画面でも、季節感あふれ、ま
た時間帯にふさわしい背景画像を表示させことができ
る。よって、楽曲演奏中以外でも新鮮で飽きのこない画
面を楽しむ事ができ、娯楽性を高めることができる。
【００３７】また、カラオケ演奏中にあっても、曲調に
応じた背景画像の他に、季節感あふれ、また時間帯にふ
さわしい背景画像を表示させことができ、演奏中の画面
がより変化に富んだものとなり、画面を見る楽しみを一
段と向上できる。
応じた背景画像の他に、季節感あふれ、また時間帯にふ
さわしい背景画像を表示させことができ、演奏中の画面
がより変化に富んだものとなり、画面を見る楽しみを一
段と向上できる。
【図１】この発明の一実施例によるカラオケ装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図２】同上装置における予約リスト画面の一例を示す
概略図である。
概略図である。
【図３】この発明の一実施例によるリモコン送信器を示
す図である。
す図である。
１ カラオケ装置 ４ 中央処理装置（主制御部） ４ａ 電子カレンダ時計 ４ｂ 時節判定部 ６ ハードディスク装置（記憶部） ７ 本体側操作パネル ８ リモコン送信器 １１ シンセサイザー １３ スピーカー １６ ディスプレイ １８ ＣＤ−ＲＯＭプレイヤ ３０ 予約リスト画面
Claims (5)
- 【請求項１】 利用者が指定した楽曲の伴奏音楽と歌詞
画像をスピーカーとディスプレイにそれぞれ同期して出
力することによりカラオケ演奏を行うカラオケ装置であ
って、つぎの各要件（１）〜（３）を備えたことを特徴
とするカラオケ装置。 （１）カラオケ装置を統括する主制御部が、利用者から
の入力を受けて指定した楽曲の予約リストを作成し、こ
れを予約リスト画面としてディスプレイに表示する。そ
の際の背景として表示するための多数の背景画像情報が
記憶部に蓄積されており、これら各背景画像情報は時節
適合性により分類されている。 （２）前記主制御部は時計部を有し、この時計部からの
出力を現時点の時節情報として判定する。 （３）前記主制御部は、前記ディスプレイに予約リスト
画面を表示する際に前記時節情報に基づいて前記記憶部
から適宜な背景画像情報を選択して表示する。 - 【請求項２】 請求項１において、カラオケ演奏中でな
く、かつ前記予約リスト画面の表示中以外にて、前記デ
ィスプレイに表示する前記背景画像を前記時節情報に従
って選択して表示するカラオケ装置。 - 【請求項３】 利用者が指定した楽曲の伴奏音楽と歌詞
画像をスピーカーとディスプレイにそれぞれ同期して出
力することによりカラオケ演奏を行うカラオケ装置であ
って、つぎの各要件（１）〜（４）を備えたことを特徴
とするカラオケ装置。 （１）カラオケ演奏中の歌詞画像の背景として表示する
ための多数の背景画像情報が記憶部に蓄積されており、
これら各背景画像情報は曲調適合性および時節適合性に
より分類されている。 （２）各楽曲の前記伴奏音楽や前記歌詞画像のデータに
はその曲調を示す曲調ジャンル情報が付されている。 （３）このカラオケ装置を統括する主制御部は時計部を
有し、この時計部からの出力を現時点の時節情報として
判定する。 （４）ある楽曲を演奏するとき、その楽曲に付されてい
る前記曲調ジャンル情報と前記時節情報とに基づいて前
記記憶部から適宜な背景画像情報を選択して表示する。 - 【請求項４】 請求項１〜請求項３のいずれか一つにお
いて、前記時節情報は季節を区別する情報であることを
特徴とするカラオケ装置。 - 【請求項５】 請求項１〜請求項４のいずれか一つにお
いて、前記時節情報は１日の中の時間帯を区別する情報
であることを特徴とするカラオケ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23339596A JP3357545B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23339596A JP3357545B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | カラオケ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078784A true JPH1078784A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3357545B2 JP3357545B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=16954421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23339596A Expired - Fee Related JP3357545B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357545B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7738765B2 (en) | 2002-12-18 | 2010-06-15 | Sony Corporation | Information recording apparatus and information recording method |
| WO2014162569A1 (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-09 | パイオニア株式会社 | 再生装置、再生システム、再生方法、再生プログラムおよびコンピュータが読み取り可能な記録媒体 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23339596A patent/JP3357545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7738765B2 (en) | 2002-12-18 | 2010-06-15 | Sony Corporation | Information recording apparatus and information recording method |
| US8280224B2 (en) | 2002-12-18 | 2012-10-02 | Sony Corporation | Information recording apparatus and information recording method |
| WO2014162569A1 (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-09 | パイオニア株式会社 | 再生装置、再生システム、再生方法、再生プログラムおよびコンピュータが読み取り可能な記録媒体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3357545B2 (ja) | 2002-12-16 |
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