JPH1078767A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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Publication number
JPH1078767A
JPH1078767A JP8233156A JP23315696A JPH1078767A JP H1078767 A JPH1078767 A JP H1078767A JP 8233156 A JP8233156 A JP 8233156A JP 23315696 A JP23315696 A JP 23315696A JP H1078767 A JPH1078767 A JP H1078767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
plasma display
drive
sustain
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP8233156A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Onozawa
誠 小野澤
Yuji Sano
勇司 佐野
Akihiko Konoue
明彦 鴻上
Masahisa Tsukahara
正久 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8233156A priority Critical patent/JPH1078767A/ja
Publication of JPH1078767A publication Critical patent/JPH1078767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細線消去によるプラズマディスプレイパネル
からの放電電流を低減する。 【解決手段】 Xドライブ回路8は、まず、全書込回路
12からの全書込パルスにより、プラズマディスプレイ
パネル1での全セルの書込みを行ない、次に、細線消去
回路15により、かかる全セルの放電を行なわせるが、
このとき、大きな放電電流が細線消去回路15に流れ
て、その回路素子を損傷させることになる。そこで、細
線消去回路15の入力側に電流低減回路16を設け、こ
れでもって上記放電電流を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイ装置は、放電を利
用して蛍光体を発光させることによって映像を再生する
ディスプレイ装置であり、大画面を省スペースで提供で
き、次世代のディスプレイ装置として注目を浴びてい
る。
【0003】このプラズマディスプレイ装置は、プラズ
マディスプレイパネルと、このプラズマディスプレイパ
ネルのX電極を駆動するXドライブ回路と、Y電極を駆
動するYドライブ回路と、アドレス電極を駆動するアド
レスドライブ回路と、各ドライブ回路に供給するドライ
ブ信号を形成するドライブ信号形成回路を用いて構成さ
れている。
【0004】かかるプラズマディスプレイ装置の一例が
特公平7ー109542号公報に示めされており、これ
は、プラズマディスプレイパネルを駆動するXドライブ
回路やYドライブ回路,アドレスドライブ回路のほか
に、電力を回収するためのコイルとスイッチからなる電
力回収回路が設けられ、この電力回収回路により、プラ
ズマディスプレイ装置の消費電力を低減することができ
るようにしている。
【0005】このXドライブ回路は、画素となるセルに
ガス放電を発生させるための繰返しパルス状のXサステ
イン電圧を生成するXサステイン回路と、ガス放電を発
生した全てのセルで螢光体を発光させるという全書き込
み動作を行なうための全書込回路と、セルを放電させる
細線消去を行なうための細線消去回路と、電力回収を行
なうための上記電力回収回路とで構成されている。
【0006】アドレスドライブ回路によって螢光体を発
光させるセルを選定し、この選定されたセルにXサステ
イン電圧を供給することにより、このセルを交流的に駆
動してガス放電を発生維持させ、ガス放電が維持された
状態で全書込パルスを印加することにより、このセルで
螢光体が発光するものであるが、このXサステイン電圧
を印加してガス放電を発生させるとき、非常に大きな電
力を必要とする。このため、電力回収回路は、Xサステ
イン電圧の立上り時、上記のスイッチをオンさせてセル
に電力を供給し、Xサステイン電圧の立下り時、このス
イッチをオンさせてこのセルから電力を回収するように
し、これにより、セルのガス放電を発生させるときの消
費電力を低減するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のプラズマディスプレイ装置におけるXドライブ回
路では、セルを放電させるための細線消去を行なうと
き、細線消去回路に大電流が流れる。この電流は、全書
込みを行なうことによってプラズマディスプレイパネル
のセルに充電された電荷が、その直後に行なわれる細線
消去の際、急速に放電するために生じるものであるが、
これが大電流であるため、回路素子などに支障を来すこ
とになる。そしてねこのような細線消去回路に流れる電
流は、プラズマディスプレイパネルの画面サイズが大き
くなるほど大きくなり、また、プラズマディスプレイパ
ネルの精細度が高いほど、大きい。
【0008】従って、大画面でかつ高精細なプラズマデ
ィスプレイ装置を実現するためには、この細線消去回路
に流れる電流を小さくし、細線消去回路に用いる素子の
負担を低減することが重要な課題となる。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、細線消去時に細線消去回路に流
れる電流を大幅に低減することができるようにしたプラ
ズマディスプレイ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、Xドライブ回路内に細線消去電流を低減
する電流低減手段を設ける。
【0011】これにより、細線消去回路に流れる電流が
小さくなり、この結果、細線消去回路に用いられる素子
の負担を低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明によるプラズマディスプ
レイ装置の第1の実施形態を示すブロック図であって、
1はプラズマディスプレイパネル(以下、単にパネルと
いう)、2はX電極、3はY電極、4,5はアドレス電
極、6はビデオ信号の入力端子、7はドライブ信号形成
回路、8はXドライブ回路、9,10はアドレスドライ
ブ回路、11はYドライブ回路、12は全書込回路、1
3はXサステイン回路、14は電力回収回路、15は細
線消去回路、16は電流低減回路、17はXドライブ出
力端子、18は加算回路である。
【0013】同図において、パネル1は、2枚のガラス
基板が互いに平行に配置され、それらの間がセル(画
素)毎に区分されて夫々のセルに放電ガスが封入され、
また、螢光体が設けられてなり、一方のガラス基板の内
部表面に、水平方向のセル列毎に、X電極2とY電極3
とが互いに平行に設けられ、また、他方のガラス基板の
内部表面に、これらX電極2,Y電極3と直交する方向
(即ち、垂直方向)のセル列毎に、アドレス電極4が設
けられている。
【0014】X電極2には、全て共通して、Xドライブ
回路8からXドライブ出力電圧VXが供給される。即
ち、X電極2は全てのセルに共通なXドライブ出力電圧
Xを供給する共通電極となっている。また、Y電極3
には、Yドライブ回路11から別々にYドライブ信号が
供給される。さらに、1つおきのアドレス電極4は、一
方のアドレスドライブ回路9からアドレスドライブパル
スが別々に供給され、他の1つおきのアドレス電極4
は、他方のアドレスドライブ回路10からアドレスドラ
イブパルスが別々に供給される。
【0015】Xドライブ回路8は、全書込回路12,X
サステイン回路13,電力回収回路14,細線消去回路
15及び電流低減回路16によって構成されており、1
フィールドの1/n(nは正整数であって、通常、n=
6〜8)の期間であるサブフィールド期間毎に、図3
(a)で示すようなXドライブ信号を発生してX電極2
に供給する。
【0016】1サブフィールド期間のXドライブ出力電
圧VXは、図3(a)に示すように、全セル書込期間
と、細線消去期間と、スキャン期間と、Xサステイン期
間とからなっている。
【0017】いま、E1(V),E2(V)の電圧との
間に、E1>E2>0の関係があるとすると、全セル書
込期間では、Xドライブ回路8の全書込回路12からE
1(V)の全書込パルスが発生し、Xドライブ回路8の
Xドライブ出力端子17からX電極2に供給される。こ
れとともに、Yドライブ回路11から全てのY電極3に
所定レベルのYドライブ信号が供給される。このとき、
アドレス電極4は0(V)である。これにより、パネル
1上の各セルでは、X電極2とY電極3との間所定の電
位差が生じ、これら電極間でガス放電が生ずる。このよ
うにガス放電が生ずる状態を書込状態といい、全セル書
込期間では、全セルをかかる書込状態にするものであ
る。
【0018】この全書込状態により、直前のサブフィー
ルド期間で螢光体が発光したセルと発光しないセルとの
全てのセルを一旦ガス放電状態として、同じ条件の状態
とするものである。なお、ガス放電は、X,Y電極に印
加されるパルスのエッジで発生する。
【0019】次に、細線消去期間となり、Xドライブ回
路8の細線消去回路15が0(V)の細線消去パルスを
発生する。このとき、アドレス電極4は0(V)とさ
れ、Y電極3は全て“H”(ハイレベル)に保持され
る。これにより、全書込みによって各セルに蓄積された
電荷が、X電極2,Xドライブ出力端子17を介して、
Xドライブ回路8での電流低減回路16、さらには、細
線消去回路15を介して放電し、次のスキャン期間で画
像表示のために螢光体を発光させる必要があるセルのみ
を書込状態にすることができるように、X電極2,Y電
極3及びアドレス電極4間の電位差を所定に設定され
る。
【0020】かかる細線消去によると、放電が全てのセ
ルから同時に行なわれるので、細線消去回路15に非常
に大きな放電電流が流れ、細線消去回路15を構成する
回路素子が破壊されるおそれがある。このため、この第
1の実施形態では、電流低減回路16を設けて、細線消
去回路15に流れる放電電流を小さくするようにしてい
るのである。
【0021】次に、スキャン期間では、X電極2をE2
(V)に設定するとともに、Yドライブ回路11が夫々
のY電極3に順番にYドライブ信号を供給しながら、ア
ドレスドライブ回路9,10が夫々のアドレス電極4に
順番にアドレスドライブパルスを供給したり、しなかっ
たりすることにより、螢光体を発光させるセルでの書込
みを行なう。即ち、あるY電極3にYドライブ信号が供
給されている期間において、このY電極3に沿って配列
されるセルのうち、螢光体を発光させる必要があるセル
を通るアドレス電極4には、アドレスドライブパルスを
供給して、このセルをガス放電する書込み状態とし、螢
光体を発光させる必要がないセルを通るアドレス電極4
には、アドレスドライブパルスを供給せず、ガス放電を
生じさせない。
【0022】このようにして、Y電極3とアドレス電極
4の順番の駆動によってX,Y方向のスキャンを行な
い、これにともなって螢光体を発光させるセルの書込み
が行なわれることになる。
【0023】かかるスキャン期間が過ぎてXサステイン
期間になると、Xドライブ回路8のXサステイン回路1
3から一定繰返しパルスからなるXサステインパルスが
発生し、Xドライブ出力端子17を介してX電極2に供
給される。このXサステインパルスは0(V)とE2
(V)との間を繰り返す。また、これとともに、Yドラ
イブ回路11から全てのY電極3に、Xサステインパル
スと逆極性のパルスが印加され、これにより、これらパ
ルスのエッジ毎に書込みがなされたセルの螢光体が発光
する。
【0024】ここで、セルの発光強度は、Xサステイン
パルスのパルス数に応じて異なり、パルス数が多いほど
発光強度が強い。そして、各サブフィールド毎にXサス
テインパルスのパルス数を異ならせており、例えば、1
フィールドが6サブフィールドからなるものとすると、
最初のサブフィールドから順にXサステインパルスのパ
ルス数を8,16,32,64,128,256個と4
×(2のm乗)とし、これをフィールド毎に繰り返すよ
うにしている。そして、各セルについて、1フィールド
期間に書込みを行なわないサブフィールドと書込みを行
なうサブフィールドとがあるようにすることにより、階
調が得られることになる。
【0025】以上で1サブフィールドでの動作が終わ
り、次のサブフィールドに移って全書込期間から動作が
繰り返される。
【0026】また、以上のXドライブ回路8,Yドライ
ブ回路11,アドレスドライブ回路9,10の動作は、
ドライブ信号形成回路7により、入力端子6から入力さ
れる映像信号や同期信号に基づいて形成されるドライブ
信号によって制御される。
【0027】図2は図1におけるXドライブ回路8の一
具体例を示す回路図であって、21は全書込信号の入力
端子、22,23はXサステイン信号の入力端子、2
4,25は電力回収信号の入力端子、26は細線消去信
号の入力端子、27,28,29,30,31,32は
増幅回路、33,34,35,36,37,38はパワ
ーMOSFET、39は全書込回路12の電源端子、4
0はXサステイン回路13の電源端子、41,42,4
3はダイオード、44はコンデンサ、45は電力回収コ
イルであり、図1に対応する部分には同一符号をつけて
いる。
【0028】また、図3は図2における各部の信号を示
す波形図であって、図2に対応する信号には同一符号を
つけている。
【0029】図2及び図3において、全書込回路12は
増幅回路27とN型のパワーMOSFET33とから構
成されている。電源端子39からはE1(V)の電源電
圧が印加されている。入力端子21からは、全書込期
間、図3(b)に示すように、パネル1の全セルの書込
みを行なうための全書込パルスを発生させる“L”(ロ
ーレベル)の全書込ドライブ信号V21が、ドライブ信号
形成回路7(図1)から供給される。
【0030】この全書込ドライブ信号V21は、増幅回路
27で増幅された後、パワーMOSFET33に供給さ
れる。このパワーMOSFET33は、全書込ドライブ
信号V21の“L”期間オンし、このオン期間、E1
(V)のレベルの全書込パルスを全書込回路12の出力
信号として出力する。
【0031】Xサステイン回路13は、増幅回路28,
29と、P型のパワーMOSFET34,35と、ダイ
オード41,42とから構成されている。パワーMOS
FET34のドレインには、電源端子40からE2
(V)の電源電圧が印加され、そのソースは順方向のダ
イオード41を介してXドライブ出力端子17に接続さ
れている。また、パワーMOSFET35のドレインは
直接にXドライブ出力端子17に接続され、そのソース
は接地されている。
【0032】入力端子22からは、図3(c)に示すよ
うに、全セル書込期間やスキャン期間、“H”となり、
細線消去期間では、“L”となり、Xサステイン期間で
は、Xサステインパルスと同期したパルスからなるXサ
ステインドライブ信号V22がドライブ信号形成回路7
(図1)から供給され、また、入力端子23からは、図
3(d)に示すように、このXサステインドライブ信号
22とは逆極性のXサステインドライブ信号V23がドラ
イブ信号形成回路7から供給される。但し、このXサス
テインドライブ信号V23は、細線消去期間も“L”に保
持される。
【0033】Xサステインドライブ信号V22は、増幅回
路28で増幅された後、パワーMOSFET34に供給
され、このXサステインドライブ信号V22の“H”期間
(即ち、全書込期間やスキャン期間など)、パワーMO
SFET34をオンにする。これにより、パワーMOS
FET34のソースからは、そのオン期間に電源端子4
0からE2(V)の電源電圧が出力され、さらに、ダイ
オード41を通してXサステイン回路13から出力され
る。Xサステインドライブ信号V22の“L”期間(即
ち、細線消去期間)では、パワーMOSFET34はオ
フとなる。
【0034】但し、全書込期間では、全書込回路12か
らE1(V)の全書込パルスが出力され、Xサステイン
出力端子は17はE1(V)に保持される。このときの
パワーMOSFET34の高電圧の逆バイアスによる破
壊を防止するために、ダイオード41が設けられてい
る。
【0035】また、入力端子23からのXサステインド
ライブ信号V23は、増幅回路29で増幅された後、パワ
ーMOSFET35に供給され、このXサステインドラ
イブ信号V23の“L”期間(即ち、全書込期間,細線消
去期間,スキャン期間など)オフし、Xサステインドラ
イブ信号V23のパルスの継続期間、パワーMOSFET
34とは逆位相でオン,オフ動作する。パワーMOSF
ET34のドレインは、それがオンすると、接地レベル
に設定される。
【0036】これにより、パワーMOSFET34がオ
ンしてダイオード41から“H”の信号が出力されると
きには、パワーMOSFET35はオフしているので、
ダイオード41から出力される“H”の信号はダイオー
ド42を介してパワーMOSFET35に流れることが
なく、また、ダイオード41から出力される“H”の信
号の間でパワーMOSFET35がオンしてダイオード
42の出力側が接地レベルとなるので、結局、Xサステ
イン期間、Xサイテイン回路13からXドライブ出力端
子17にXサステインドライブ信号V22に波形が同期
し、かつ、“H”が電源電圧であるE2(V)のレベル
であって、“L”が接地レベルにほぼ等しい繰返しのX
サステインパルスが出力される。
【0037】電力回収回路14は、増幅回路30,31
と、パワーMOSFET36と、パワーMOSFET3
7と、ダイオード42,43と、コンデンサ45と、電
力回収用コイル46とから構成されており、パワーMO
SFET36,37のソースにコンデンサ45が接続さ
れ、パワーMOSFET36のドレインが逆方向のダイ
オード42,電力回収用コイル46を介して、また、パ
ワーMOSFET37のドレインが順方向のダイオード
43,電力回収用コイル46を介して夫々Xドライブ出
力端子17に接続されている。
【0038】入力端子24からは、図3(e)に示すよ
うに、Xサステイン期間、入力端子22から入力される
Xサステインドライブ信号V22の立下りエッジ、従っ
て、Xドライブ出力電圧VXでのXサステインパルスの
立下りエッジに同期した“H”レベルの電力回収ドライ
ブ信号V24がドライブ信号形成回路7(図1)から供給
され、増幅回路30で増幅された後、パワーMOSFE
T36に供給される。また、入力端子25からは、図3
(f)に示すように、Xサステイン期間、入力端子23
から入力されるXサステインドライブ信号V23の立下り
エッジ、従って、Xドライブ出力電圧VXでの立上りエ
ッジに同期した“L”レベルの電力回収ドライブ信号V
25がドライブ信号形成回路7から供給され、増幅回路3
1で増幅された後、パワーMOSFET37に供給され
る。
【0039】さらに、具体的には、これら電力回収ドラ
イブ信号V24は、Xサステインパルスの立下りエッジの
の直前で立ち上り、このXサステインパルスのこの立下
りエッジの直後で立ち下がるパルスであり、また、電力
回収ドライブ信号V25は、Xサステインパルスの立上り
エッジの直前で立ち下がり、このXサステインパルスの
この立上りエッジの直後で立ち上がるパルスである。
【0040】パワーMOSFET36は、“H”の電力
回収ドライブ信号V24が供給される毎に、従って、Xド
ライブ出力電圧VXのXサステインパルスの立下りエッ
ジ毎にその直前から直後までの期間オンし、プラズマデ
ィスプレイパルス1の螢光体が発光しているセルからX
電極2,Xドライブ出力端子17,電力回収用コイル4
5,ダイオード42を介して放電電流を流し、コンデン
サ45への電力回収を行なう。
【0041】この場合、パワーMOSFET36がオン
すると、電力回収用コイル46がパネル1のセルがもつ
容量と共振を起こし、パワーMOSFET36を介して
コンデンサ44に回収される電流波形は正弦波状に変化
して増加していく。これにより、電流が急激に流れない
ようにしている。
【0042】また、パワーMOSFET37は、“L”
の電力回収ドライブ信号V25が供給される毎に、従っ
て、Xドライブ出力電圧VXのXサステインパルスの立
上りエッジ毎にその直前から直後までの期間オンし、コ
ンデンサ45からダイオード43,電力回収用コイル4
5,Xドライブ出力端子17を介して電流を出力し、プ
ラズマディスプレイパルス1でのX電極2を介して書込
み状態にあるセルに螢光体発光のための電力を供給す
る。
【0043】即ち、Xサステイン回路13から出力され
るXサステインパルスの立上りで、書込み状態にあるセ
ルに電力を供給してガス放電を生じさせ、螢光体を発光
させるものであるが、かかる電力の一部を電力回収回路
14で補うようにするものであり、また、Xサステイン
バルスの立下りでは、書込み状態にあるセルを放電さ
せ、このときにガス放電を生じさせて螢光体を発光させ
るものであるが、この放電によって放出される電力を電
力回収回路14で回収し、次の書込み状態にあるセルへ
の次の電力の供給に際し、この電力の一部を回収した電
力で補うものである。
【0044】このために、上記のように、電力回収ドラ
イブ信号V24,V25は、Xサステインパルスのエッジの
直前で立ち上り、そのエッジの直後で立ち下がるパルス
とすることにより、Xサステイン回路13から電力供給
に先だって電力回収回路14からの電力の補充が行なわ
れ、また、Xサステイン回路13による電力の放出に先
だって、電力回収回路14による電力の回収が行なわれ
る。
【0045】Xサステイン回路13により、書込み状態
にあるセルをXサステインパルスによって駆動する場
合、パワーMOSFET34,35で電力の損失がある
が、このように、Xサステインパルスによるセルからの
電力の放出に先だって電力回収回路14による電力の回
収が行なわれることにより、この無駄に放出される電力
を次のセルへの電力供給に用いることができ、従って、
パワーMOSFET34,35で失われる電力を補って
電力損失を大幅に低減することができる。
【0046】この場合でも、パワーMOSFET37が
オンすると、電力回収用コイル46がパネル1のセルが
もつ容量と共振を起こし、コンデンサ44からパワーM
OSFET36を介して放出される電流波形が正弦波状
に変化して増加していく。これにより、電流が急激に流
れないようにしている。
【0047】細線消去回路15は、増幅回路32とパワ
ーMOSFET38とから構成されている。全書込期間
が経過し、細線消去期間となると、入力端子26から図
3(g)に示す“L”の細線消去ドライブ信号V26がド
ライブ信号形成回路7(図1)から供給され、増幅回路
32で増幅された後、パワーMOSFET38に供給さ
れる。このパワーMOSFET38は、この細線消去ド
ライブ信号V26の期間オンし、パネル1のX電極2をX
ドライブ出力端子17を介して接地する。これにより、
書込み状態にある全セルは全て、このパワーMOSFE
T38を介して急速に放電し、書込み状態が解消する。
【0048】以上の全書込回路12,Xサステイン回路
13,電力回収回路14及び細線消去回路15の動作に
より、Xドライブ出力端子17からパネル1のX電極2
に図3(a)に示すXドライブ出力電圧VX が供給さ
れ、サブフィールド毎に全書込み,細線消去,スキャ
ン,Xサステインの一連の動作が行なわれる。
【0049】ところで、細線消去パルスのパルス期間、
上記のように、パネル1のアドレス選択されたセルに充
電された電荷を急速に放電させると、細線消去回路15
に大きな放電電流ISが流れる、そして、検討の結果,
かかる放電電流ISは、パネル1の画面サイズが大き
く、精細度が高いほど大きくなることがわかった。
【0050】そこで、この第1の実施形態では、細線消
去回路15の入力側に電流低減回路16を設け、細線消
去回路15に流れる放電電流ISを低減するようにした
ものである。この電流低減回路16としては、図4
(a)に示すように、抵抗素子を用いてもよいし、ま
た、図4(b)に示すように、コイル素子を用いてもよ
い。
【0051】図3(h)に示すように、このような電流
低減回路16を設けない従来のXドライブ回路8では、
細線消去回路15に流れ込む放電電流Isは、破線で示
すように、非常に大きな電流であったが、この第1の実
施形態では、かかる電流低減回路16を設けたことによ
り、放電電流Isが実線で示すように非常に小さなもの
となった。これにより、細線消去回路15のパワーMO
SFET38などが熱損傷を受けるようなことがなくな
った。
【0052】なお、細線消去ドライブ信号V26によって
パワーMOSFET38がオンする期間、Xサステイン
回路13では、パワーMOSFET34から細線消去回
路15のパワーMOSFET38に還流電流が流れ込ま
ないようにするため、この期間パワーMOSFET34
がオフするようにする。このために、入力端子22から
供給されるXサステインドライブ信号V22は、この細線
消去ドライブ信号V26の“H”期間、“L”となるよう
にしている。
【0053】図5は本発明によるプラズマディスプレイ
装置の第2の実施形態を示すブロック図であって、1
2’は全書込回路、46はXサステイン回路兼細線消去
回路、47は電力回収回路兼電流低減回路であり、図1
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0054】同図において、この第2の実施形態では、
図1におけるXサステイン回路13と細線消去回路15
とをXサステイン回路兼細線消去回路46で兼用し、図
1における電力回収回路14と電流低減回路16とを電
力回収回路兼電流低減回路47で兼用するとともに、全
書込回路12’を図1での全書込回路12と若干構成を
異ならせたものである。
【0055】即ち、Xドライブ出力端子17に得られる
Xドライブ出力電圧VXは、図7(a)に示すように、
図3(a)に示した第1の実施形態でのXドライブ出力
電圧VXと同様であるが、全書込パルスは全書込回路1
2’とXサステイン回路兼細線消去回路46とで生成さ
れ、細線消去パルスとXサステインパルスとはXサステ
イン回路兼細線消去回路46で生成され、パネル1から
の電力回収と細線消去期間での放電電流の低減とが電力
回収回路兼電流低減回路47で行なわれる。
【0056】図6は図5におけるXドライブ回路8の一
具体例を示すブロック図であって、48,49は全書込
ドライブ信号V48,V49の入力端子、50,51はXサ
ステイン回路兼細線消去ドライブ信号V50,V51の入力
端子、52,53は電力回収兼電流低減ドライブ信号V
52,V53の入力端子、54〜59は増幅回路、60〜6
5はパワーMOSFET、66は電源端子、67はコン
デンサ、68〜70はダイオード、71は電力回収コイ
ル、72はコンデンサであり、図2に対応する部分には
同一符号を付けている。
【0057】また、図7は図6における各部の信号を示
す波形図であって、図6に対応する信号には同一符号を
付けている。
【0058】図6及び図7において、全書込回路12’
は、増幅回路54,55、パワーMOSFET60,6
1及びコンデンサ67によって構成されている。
【0059】入力端子48には、ドライブ信号形成回路
7(図5)から、図7(b)に示すように、全書込期間
のみ“H”となる全書込ドライブ信号V48が供給され、
増幅器54で増幅された後、パワーMOSFET60に
供給される。このパワーMOSFET60は、全書込ド
ライブ信号V48の“H”の期間(即ち、全書込期間)の
みオンする。また、入力端子49には、ドライブ信号形
成回路7から、図7(c)に示すように、全書込期間の
み“L”となる全書込ドライブ信号V49が供給され、増
幅器55で増幅された後、パワーMOSFET61に供
給される。このパワーMOSFET61は、全書込ドラ
イブ信号V49の“L”の期間(即ち、全書込期間)のみ
オフする。
【0060】パワーMOSFET60がオンし、パワー
MOSFET61がオフする全書込期間では、電源端子
66に印加された電源電圧のE1’(V)が、パワーM
OSFET60とコンデンサ67を介し、点Aで電源端
子40からの電源電圧E2(V)と加算されて(E1’
+E2)(V)の電圧が得られる。また、パワーMOS
FET60がオフし、パワーMOSFET61がオンす
る全書込期間以外の期間では、コンデンサ67が設置さ
れることにより、点Aでの電圧は電源端子40からの電
源電圧E2(V)に等しくなる。
【0061】従って、E1’=E1−E2とすることに
より、全書込期間、点AにE1(V)の電圧が得られ
る。
【0062】Xサステイン回路兼細線消去回路46は、
増幅回路56,57、パワーMOSFET62,63に
よって構成されている。
【0063】入力端子50には、ドライブ信号形成回路
7(図5)から、図7(d)に示すように、図3(c)
に示したXサステインドライブ信号V22と同様のXサス
テイン兼細線消去ドライブ信号V50が供給され、増幅器
56で増幅された後、パワーMOSFET62に供給さ
れる。このパワーMOSFET62は、細線消去期間オ
フとなるとともに、Xサステイン期間オン,オフ動作す
る。また、入力端子51には、ドライブ信号形成回路7
から、図7(e)に示すように、Xサステイン兼細線消
去ドライブ信号V50とは逆極性のXサステイン兼細線消
去ドライブ信号V51が供給され、増幅器57で増幅され
た後、パワーMOSFET63に供給される。なお、X
サステイン兼細線消去ドライブ信号V51は、細線消去期
間“H”となり、これが図3(d)に示したXサステイ
ンドライブ信号V23と異なる。このパワーMOSFET
63は、Xサステイン期間、パワーMOSFET62と
は逆位相でオン,オフ動作するとともに、細線消去期間
には、オンする。
【0064】このXサステイン兼細線消去ドライブ信号
51の細線消去期間での“H”のパルスが図1〜図3で
示した第1の実施形態でのXサステインドライブ信号V
23に相当するものであり、これによってパワーMOSF
ET63がオンすることにより、パネル1(図5)での
全書込期間で書込みがなされた全セルからの放電電流
が、ドレイン電流IMSとして、パワーMOSFET63
を流れる。
【0065】勿論、Xサステイン期間では、Xサステイ
ン兼細線消去ドライブ信号V51によってパワーMOSF
ET62,63が互いに逆位相でオン,オフ動作し、X
ドライブ出力端子17からX電極2(図5)にXサステ
インパルスが供給される。
【0066】また、全書込期間では、上記のように、全
書込回路12’において、パワーMOSFET60がオ
ンし、パワーMOSFET61がオフすることにより、
点Aに(E1’+E2)(V)の電圧が得られるが、こ
のとき、Xサステイン兼細線消去回路46では、パワー
MOSFET62がオンし、パワーMOSFET63が
オフしており、このため、この(E1’+E2)(V)
の電圧がパワーMOSFET62を通り、全書込パルス
としてXドライブ出力端子17からX電極2に供給され
る。
【0067】なお、ダイオード68は、全書込パルス発
生時にオフし、電源端子40に電流が逆流するのを防止
する働きをしている。
【0068】電力回収回路兼電流低減回路47は、増幅
回路58,59、パワーMOSFET64,65、ダイ
オード69,70、電力回収コイル71及びコンデンサ
72によって構成されている。
【0069】入力端子52からは、ドライブ信号形成回
路7(図5)から、図7(f)に示すように、図3
(e)に示したのと同様の電力回収ドライブ信号V24
これと同極性の電流低減ドライブ信号V26が付加された
電力回収兼電流低減ドライブ信号V52が供給され、増幅
器58で増幅された後、パワーMOSFET64に供給
される。そのうちの電流低減ドライブ信号V26は、Xサ
ステイン兼細線消去ドライブ信号V50での細線消去期間
の“L”パルスの立下りエッジの直前で立ち上り、その
直後で立ち下がるパルスである。
【0070】このように、パワーMOSFET64が電
力回収兼電流低減ドライブ信号V52の“H”期間オンす
ることにより、Xドライブ出力端子17から電力回収コ
イル71,ダイオード69を介してコンデンサ72に電
流を流し込む。従って、上記第1の実施形態と同様に、
この電力回収兼電流低減ドライブ信号V52での電力回収
ドライブ信号V24により、Xサステイン期間での電力の
回収が行なわれる。
【0071】また、細線消去期間、パワーMOSFET
64が電力回収兼電流低減ドライブ信号V52での電流低
減ドライブ信号V26によってオンすると、同様にして、
Xドライブ出力端子17から電力回収コイル71,ダイ
オード69を介してコンデンサ72に電流を流し込む。
この動作は、細線消去期間にXサステイン兼細線消去回
路46でのパワーMOSFET63がオンして放電電流
が流れる直前に開始する。
【0072】従って、細線消去期間の開始直前に、この
パワーMOSFET64がオンして全書込期間に書込み
がなされた全セルからの放電が行なわれることになり、
これによってある程度の放電が行なわれてから、Xサス
テイン兼細線消去回路46でのパワーMOSFET63
がオンすることにより、細線消去期間での本格的な放電
が行なわれることになる。
【0073】図7(h)はXサステイン兼細線消去回路
46のパワーMOSFET63に流れる電流IMSを示す
ものであって、細線消去期間において、点線は、かかる
電力回収回路兼電流低減回路47を動作させない従来の
プラズマディスプレイ装置の場合のドレイン電流IMS
示し、実線は、同じく電力回収回路兼電流低減回路47
を動作させるこの第2の実施形態でのパワーMOSFE
T63に流れるドレイン電流IMSを示している。
【0074】このように、パワーMOSFET63に流
れる放電電流(ドレイン電流IMS)は小さなものとな
り、パワーMOSFET63を細線消去回路に兼用して
も、このパワーMOSFET63に障害が起こることは
ない。
【0075】また、電力回収回路兼電流低減回路47で
は、この細線消去動作の一部をパワーMOSFET64
が兼用していることになるが、この場合には、上記の第
1の実施形態での電力回収コイル45のように、パネル
1でのセルがもつ容量と共振動作する電力回収コイル7
1が電流低減回路としても作用し、この細線消去での放
電電流を低減する。これにより、ダイオード69やパワ
ーMOSFET64に障害が生ずることがない。
【0076】以上のように、第2の実施形態において
も、細線消去時、細線消去回路(この場合には、Xサス
テイン回路兼細線消去回路46)に流れる放電電流を低
減することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
細線消去時にプラズマディスプレイパネルの各セルから
の放電電流を低減することができ、例えプラズマディス
プレイパネルが大型化したり、高精細となっても、細線
消去回路やXサステイン回路兼細線消去回路を構成する
回路素子の負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマディスプレイ装置の第1
の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1におけるXドライブ回路の一具体例を示す
回路図である。
【図3】図2における各部の信号を示す波形図である。
【図4】図1,図2における電流低減回路の具体例を示
す図である。
【図5】本発明によるプラズマディスプレイ装置の第2
の実施形態を示すブロック図である。
【図6】図5におけるXドライブ回路の一具体例を示す
回路図である。
【図7】図6における各部の信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 X電極 3 Y電極 4,5 アドレス電極 7 ドライブ信号形成回路 8 Xドライブ回路 9,10 アドレスドライブ回路 11 Yドライブ回路 12,12’ 全書込回路 13 Xサステイン回路 14 電力回収回路 15 細線消去回路 16 電流低減回路 46 Xサステイン回路兼細線消去回路 47 電力回収回路兼電流低減回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 勇司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 鴻上 明彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 塚原 正久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネルと、該プラ
    ズマディスプレイパネルのX電極を駆動するXドライブ
    回路と、該プラズマディスプレイパネルのY電極を駆動
    するYドライブ回路と、該プラズマディスプレイパネル
    のアドレス電極を駆動するアドレスドライブ回路と、該
    Xドライブ回路と該Yドライブ回路と該アドレスドライ
    ブ回路とを制御するためのドライブ信号を形成するドラ
    イブ信号形成回路を備えたプラズマディスプレイ装置に
    おいて、 該Xドライブ回路は、全書き込み回路,Xサステイン回
    路,電力回収回路及び細線消去回路からなり、かつ、該
    細線消去回路に流れる細線消去電流を低減する電流低減
    手段を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    装置において、 前記電流低減手段は、抵抗またはコイルを用いて構成さ
    れたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    装置において、 前記電流低減手段は、前記電力回収回路によって構成さ
    れ、 前記電力回収回路を前記細線消去電流が流れる期間でも
    動作させることを特徴としたプラズマディスプレイ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載のプラズマ
    ディスプレイ装置において、 前記細線消去回路は、前記Xサステイン回路を用いて構
    成したことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 プラズマディスプレイパネルと、該プラ
    ズマディスプレイパネルのX電極を駆動するXドライブ
    回路と、該プラズマディスプレイパネルのY電極を駆動
    するYドライブ回路と、該プラズマディスプレイパネル
    のアドレス電極を駆動するアドレスドライブ回路と、該
    Xドライブ回路と該Yドライブ回路と該アドレスドライ
    ブ回路とを制御するためのドライブ信号を形成するドラ
    イブ信号形成回路とを備えたプラズマディスプレイ装置
    において、 該Xドライブ回路は、全書き込み回路,細線消去機能を
    有するXサステイン回路兼細線消去回路,及び細線消去
    パルス発生時に、該Xサステイン回路兼細線消去回路に
    流れる電流を低減する機能を有する電力回収回路兼電流
    低減手段を用いて構成したことを特徴としたプラズマデ
    ィスプレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278509A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
EP1193673A3 (en) * 2000-09-29 2004-12-08 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited Capacitive-load driving circuit capable of properly handling temperature rise and plasma display apparatus using the same

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