JPH1077950A - エネルギー交換装置 - Google Patents

エネルギー交換装置

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JPH1077950A
JPH1077950A JP8252449A JP25244996A JPH1077950A JP H1077950 A JPH1077950 A JP H1077950A JP 8252449 A JP8252449 A JP 8252449A JP 25244996 A JP25244996 A JP 25244996A JP H1077950 A JPH1077950 A JP H1077950A
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JP
Japan
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energy
air resistance
blower
present
turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8252449A
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English (en)
Inventor
Shinji Matsuda
真次 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Matsuda R&D Co Ltd
Original Assignee
MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
Matsuda R&D Co Ltd
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Publication date
Application filed by MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK, Matsuda R&D Co Ltd filed Critical MATSUDA GIJUTSU KENKYUSHO KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

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  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行中の空気抵抗を有効に活用すること。 【解決手段】 風圧を受けることにより回転して、前記
風圧を回転エネルギーに変換する回転エネルギー発生手
段1と、該回転エネルギー発生手段により発生した回転
エネルギーを走行エネルギー源として走行エネルギー発
生手段に伝えるエネルギー伝送手段5により構成される
エネルギー交換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギー交換装
置に関し、より詳しくは、走行中の空気抵抗を走行エネ
ルギーに変換するためのエネルギー交換装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、ガソリン自動車や電気自動車
(いずれも2輪車、3輪車、4輪車等を含む。)におい
ては、その走行性能を向上するために、走行中の空気抵
抗をいかに少なくするかが重要視されてきた。そして、
走行中の空気抵抗を少なくするために、車体を流線形等
にする方法や、路面抵抗を減少する等の方法が試みられ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行中
の空気抵抗の大部分はタイヤ部分におけるそれであり、
例えば、F1自動車においては、時速300キロメート
ルの場合には約3トンの空気抵抗があるが、そのうちの
約75%がタイヤにおける空気抵抗であるといわれてい
る。従って、車体を流線形等にする方法を採用しても、
空気抵抗を大幅に減らすことは不可能であった。
【0004】一方、従来は走行中の空気抵抗を有効に活
用することは考えられておらず、またそのような試みも
なされていなかった。
【0005】また、近年電気自動車の開発・利用が活発
になされているが、従来の電気自動車では、走行中に充
電を行い走行エネルギーを補充するということは考えら
れておらず、またそのような試みもなされていなかっ
た。
【0006】そこで本発明は、走行中に受ける空気抵抗
を走行エネルギーに変換し、走行中の空気抵抗を有効に
活用することができるエネルギー交換装置を提供するこ
とを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、風圧を受ける
ことにより回転して、前記風圧を回転エネルギーに変換
する回転エネルギー発生手段と、該回転エネルギー発生
手段により発生した回転エネルギーを走行エネルギー源
として走行エネルギー発生手段に伝えるエネルギー伝送
手段により構成される。
【0008】本発明によると、走行中の空気抵抗を回転
エネルギーに変換して、その後その回転エネルギーを走
行エネルギー源としてエネルギー発生装置に伝えるた
め、従来のガソリン自動車、電気自動車等と比較して、
空気抵抗を有効に活用して走行エネルギーを補充するこ
とが可能となり、その結果、走行エネルギーを大幅に増
加することが可能となった。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のエネルギー交換装置は、
風圧を受けることにより回転運動をして、前記風圧を回
転エネルギーに変換する回転エネルギー発生手段と、該
回転エネルギー発生手段に接続された、前記回転エネル
ギー発生手段により発生した回転エネルギーを走行エネ
ルギー源として走行エネルギー発生手段に伝えるエネル
ギー伝送手段により構成される。
【0010】前記回転エネルギー発生手段は、長手方向
に沿って連続した複数の羽部を有する円筒状の形状にし
たものを用いるとよい。これにより、空気抵抗をより有
効に取り入れることが可能となり、少ない風圧でもより
大きな走行エネルギーを発生させることが可能となる。
【0011】また前記エネルギー伝送手段はベルトを用
いると良い。これにより、回転エネルギー発生手段によ
り発生した回転エネルギーをより有効に走行エネルギー
発生手段に伝えることが可能となる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照にして説明する。
【0013】図1は本発明のエネルギー交換装置の外観
図である。図において1はエネルギー交換装置であり、
該エネルギー交換装置は、空気抵抗である風圧を回転エ
ネルギーに変換するための回転エネルギー発生手段であ
るブロアー2と、該回転エネルギーを走行エネルギー源
として走行エネルギー発生手段に伝えるためのエネルギ
ー伝送手段たるベルト5とから構成される。
【0014】そして、本実施例におけるブロアー2は、
図からも明らかなように、全体として略円筒状の形状を
しているとともに、長手方向に沿って連続した複数の羽
部3を有している。
【0015】また、中央部分において円周方向に沿って
凹部4を有しており、該凹部4に、本実施例におけるエ
ネルギー伝送手段であるベルト5が回動可能に接続され
ている。
【0016】ここで前記羽部3は、図2からも明らかな
ように、空気抵抗を有効に取り入れることができるよう
に、その先端が一定方向に向かうように設置されてい
る。従って、これにより、羽部3の先端を走行方向に向
けることにより、走行中の空気抵抗を有効に取り入れて
容易にブロアー2を回転することが可能となる。
【0017】なお、本実施例では、上述したように円筒
状のブロアー2をエネルギー発生手段として使用した
が、本発明はこれに限られず、空気抵抗を回転エネルギ
ーに変換可能な手段であればいずれを使用してもよい。
【0018】また、エネルギー伝送手段としては、本実
施例で使用したベルトに限られず、回転エネルギーを伝
送可能な手段であればいずれを使用してもよい。例えば
チェーン等を使用しても良い。
【0019】また、本実施例では、ブロアー2の中央部
に凹部4を設け、該凹部4にエネルギー伝送手段5を接
続したが、本発明はこの方法に限られず、例えば、前記
凹部を設けずに、ブロアー2の端部にエネルギー伝送手
段5を接続しても良い。
【0020】[実施例1]次に、本発明をガソリン自動
車に使用した場合について説明する。
【0021】図3、図4は本発明を搭載する自動車の外
観図であり、図において、9はダクトである。そして、
本発明のエネルギー交換装置1はこのダクト9内に設置
される。ここで、図からも明らかなように、4輪自動車
7の場合は、エンジンフード10にダクト9が設けら
れ、ブロアー2が横になるように、本発明のエネルギー
交換装置1がダクト9内に設置される。
【0022】また、2輪自動車8の場合には、車体の横
側にダクト9が設けられ、ブロアー2が縦になるよう
に、本発明のエネルギー交換装置2がダクト内に設置さ
れる。
【0023】これにより、走行中の空気抵抗がダクト9
内に入り込み、それと同時にダクト9内に設置したブロ
アー2を回転し、ブロアー2によって回転エネルギーが
発生する。
【0024】また、ブロアー2は、その羽部3の先端が
走行方向に向くように設置され、これにより、走行中の
空気抵抗を有効に利用してブロアー2を回転可能とする
ことができるようになる。
【0025】なお、図からも明らかなように、本実施例
においては、四輪自動車の場合にはブロアー2の中央部
に凹部4を設けて該凹部にベルト5を接続してあるが、
2輪自動車の場合にはブロアー2には凹部を設けていな
い。
【0026】図5はガソリン4輪自動車に本発明を設置
した場合の構成を示す図であり、9はエンジンフード1
0に設けたダクトであり、2はブロアー、5はベルトで
ある。
【0027】そして、ベルト5はタービン11に接続さ
れ、走行中の空気抵抗によってブロアー2が回転する
と、ベルト5を介してタービン11が回転するようにな
っている。
【0028】また、前記タービン11はコンプレッサー
12に接続され、前記タービン11が回転すると、前記
コンプレッサー12が駆動するようになっている。
【0029】そしてコンプレッサー12には、一端が、
図示しない気化器に接続されている吸気菅13Aと、一
端がシリンダー15に接続される吸気菅13Bが接続さ
れている。
【0030】また、シリンダー15にはシリンダー15
内の排気ガスを排出するための排気菅17が接続されて
いる。
【0031】なお、図において14は、図示しない気化
器よりおくられてくる空気と混ざり合って混合気を作る
ための燃料を吸気菅13A内に噴射するための燃料噴射
弁であり、また、16は、シリンダー15内に送り込ま
れた混合気に点火するための点火装置である。
【0032】この構成において、走行中の空気抵抗によ
ってダクト9内のブロアー2が回転すると、回転するブ
ロアー2に接続してあるベルト5を介して、タービン1
1も回転する。そして、それによって、タービン11に
接続してあるコンプレッサー12が駆動する。
【0033】一方、図示しない気化器より供給された空
気は、吸気菅13A内において、燃料噴射弁14より噴
射された燃料と混ざり合って混合気となりコンプレッサ
ー12内に送り込まれ、前記駆動しているコンプレッサ
ー12内において、予圧される。
【0034】そして、コンプレッサー12内において予
圧された混合気は、吸気菅13B内を通ってシリンダー
15内に送り込まれる。
【0035】従って、本発明により、シリンダー15内
に吸入する混合気の圧力を大気圧力よりも高めることが
可能となり、シリンダー15内の空気の重量を増して、
1サイクル当たりの出力を増大することが可能となる。
【0036】なお、同じくシリンダー内の混合気の圧力
を高めることを目的としたものにターボ過給機がある
が、このターボ過給機は、本発明と異なり、エンジンか
らの排気をタービンで受け、それによりコンプレッサー
を駆動して混合気を予圧するものである。そのため、ま
ず吸気量の増加に伴って排気エネルギーが増加しなけれ
ば作動しないので、その結果、タービン回転の上昇が遅
れ、いわゆるターボラグという現象が生じてしまう。
【0037】その点本発明では、走行中の空気抵抗を利
用してタービンを回転させコンプレッサーを駆動する方
法を採用しているので、吸気量の増加とは関係無く混合
気の予圧が可能になるため、ターボ過給機と異なり、タ
ービン回転の上昇が遅れるということはなくなる。
【0038】[実施例2]次に電気自動車に本発明のエ
ネルギー交換装置を使用した場合を説明する。なお、電
気自動車に使用する場合も、ガソリン自動車に使用する
場合と同様に、図3、図4に示されるように、自動車本
体にダクトを設け、該ダクト内に本発明のエネルギー交
換装置を設置する方法を採用するため、本発明の設置方
法に関する図3及び図4の説明は省略する。また、実施
例1と同様の部品等に関しては実施例1の場合と同様の
符号を付して説明する。
【0039】図6は電気4輪自動車に本発明を設置した
場合の構成を示す図であり、9はエンジンフードに設け
たダクトであり、2はブロアー、5はベルトである。
【0040】そして、ベルト5はタービン11に接続さ
れ、走行中の空気抵抗によってブロアー2が回転する
と、ベルト5を介してタービン11が回転する。
【0041】また、前記タービン11は発電機18に接
続され、前記タービン11が回転すると、前記発電機1
8が駆動して電気が発生する。
【0042】そして発電機18には、バッテリー19が
接続されており、発電機18において発生した電気が送
られ、バッテリー19において充電が行われる。
【0043】この構成において、走行中の空気抵抗によ
ってダクト9内のブロアー2が回転すると、ブロアー2
に接続してあるベルト5を介して、タービン11も回転
する。そして、タービン11に接続してある発電機18
が駆動して電気が発生し、発電機18に接続してあるバ
ッテリー19が充電される。
【0044】従って、本発明により、走行中の空気抵抗
を利用して、走行中でもバッテリー19を充電して走行
エネルギーを補充することが可能となる。
【0045】[実施例3]実施例1及び実施例2におい
て、ガソリン自動車及び電気自動車に本発明を採用する
場合について説明したが、本発明は、これに限らず、例
えば、船舶、軽飛行機等の乗物全般に使用することが可
能であり、いずれの場合においても、空気抵抗により、
エネルギー発生手段を回転させて回転エネルギーを発生
させ、該発生した回転エネルギーを、エネルギー伝送手
段によって走行エネルギー発生手段に伝送する方法を採
用すれば良い。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上説明したようなものである
ため、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】本発明は、走行中の空気抵抗を走行エネル
ギーにエネルギー交換して利用するものであるため、従
来は考えられていなかった走行中の空気抵抗の有効利用
を可能とした。
【0048】また本発明を電気自動車に使用した場合に
は、従来行われていなかった走行中の充電が可能とな
る。
【0049】またその他の、例えば船舶、軽飛行機等に
使用した場合においても、走行中の空気抵抗を有効に走
行エネルギーに変換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエネルギー交換装置の外観図である。
【図2】図1におけるA−A‘断面図である。
【図3】本発明を搭載する4輪自動車の外観図である。
【図4】本発明を搭載する2輪自動車の外観図である。
【図5】本発明をガソリン4輪自動車に使用した場合の
構成図である。
【図6】本発明を電気4輪自動車に使用した場合の構成
図である。
【符号の説明】
1 エネルギー交換装置 2 ブロアー 3 羽部 4 凹部 5 ベルト 9 ダクト 10 エンジンフード 11 タービン 12 コンプレッサー 13 吸気菅 14 燃料噴射弁 15 シリンダー 16 点火装置 17 排気菅 18 発電機 19 バッテリー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風圧を受けることにより回転して、前記
    風圧を回転エネルギーに変換する回転エネルギー発生手
    段2と、該回転エネルギー発生手段により発生した回転
    エネルギーを走行エネルギー源として走行エネルギー発
    生手段に伝えるエネルギー伝送手段5により構成される
    エネルギー交換装置。
  2. 【請求項2】 前記回転エネルギー発生手段2は、円筒
    状であって、長手方向に沿って羽部3を有することを特
    徴とする請求項1に記載のエネルギー交換装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー伝送手段5は、ベルトで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエ
    ネルギー交換装置。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー伝送手段5は、チェーン
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    エネルギー交換装置。
JP8252449A 1996-09-03 1996-09-03 エネルギー交換装置 Pending JPH1077950A (ja)

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JP8252449A JPH1077950A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 エネルギー交換装置

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JP8252449A JPH1077950A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 エネルギー交換装置

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JPH1077950A true JPH1077950A (ja) 1998-03-24

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ID=17237541

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