JPH1077212A - シート状角栓除去パック剤およびその製造方法 - Google Patents

シート状角栓除去パック剤およびその製造方法

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JPH1077212A
JPH1077212A JP8252502A JP25250296A JPH1077212A JP H1077212 A JPH1077212 A JP H1077212A JP 8252502 A JP8252502 A JP 8252502A JP 25250296 A JP25250296 A JP 25250296A JP H1077212 A JPH1077212 A JP H1077212A
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pack
layer
sheet
plug
copolymer
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JP8252502A
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Masaru Hoshi
優 星
Eiji Suzuki
栄次 鈴木
Hideaki Okabe
秀晃 岡部
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Lintec Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0208Tissues; Wipes; Patches

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性および角栓除去性に優れたシート状角栓
除去パック剤を提供すること。 【解決手段】本発明のシート状角栓除去パック剤1は、
通気性および可撓性を有する基材層2と、酢酸ビニルと
N−ビニル−2−ピロリドンの共重合体を主成分とする
パック剤層3とを積層してなるものである。基材層2
は、例えば不織布のような多孔質材で構成され、その一
部に、パック剤層3を構成するパック剤が含浸または埋
入している。これにより、基材層2とパック剤層3とが
高い接着力を得ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、毛穴に形成された
角栓を取り除くシート状角栓除去パック剤およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人の皮膚の毛穴には、油分等の分泌物や
ゴミ、埃等により角栓が形成されるが、この角栓は、肌
の健康上および美容上好ましくない。この角栓を予防ま
たは除去する方法としては、従来、各種の洗顔剤を用い
た洗顔か、またはチューブに入った液状のパック剤が利
用されてきた。
【0003】洗顔は、短時間で行え、角栓形成の予防効
果はあるものの、毛穴中に形成された角栓を取り除くこ
とはほとんど不可能である。
【0004】一方、従来のパック剤は、液状の水溶性パ
ック剤を皮膚に塗布し、乾燥後、形成された皮膜を皮膚
から剥離し、皮膜の粘着力により角栓の除去を行うもの
であるが、角栓の除去性能は十分ではない。
【0005】さらに、このような塗布型のパック剤で
は、使用者が自己の皮膚に対し均一な厚さに塗布するこ
とが困難であるため、乾燥状態に部分的なバラツキを生
じ、パック剤皮膜を剥離した際、乾燥が不十分な部分の
パック剤が皮膚に残留する。また、皮膜の薄い部分は、
剥離時に破れ易く、破断片が皮膚に残留するので、皮膜
全体を除去するのに多大な手間がかかるという問題があ
った。
【0006】このような欠点を解消するためには、パッ
ク剤を厚く塗布し、より長時間乾燥することが必要とな
るが、これでは簡便さを欠き、実用性に乏しいととも
に、パック剤の消費量も多く、経済的にも不利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、操作
性に優れ、短時間で有効に角栓を除去することができる
シート状角栓除去パック剤およびその製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)に示す本発明により達成される。
【0009】(1) 通気性および可撓性を有する基材
層と、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重
合体を主成分とするパック剤層とを積層してなることを
特徴とするシート状角栓除去パック剤。
【0010】(2) 前記共重合体の平均分子量が、1
万〜50万である上記(1)に記載のシート状角栓除去
パック剤。
【0011】(3) 前記共重合体における酢酸ビニル
とN−ビニル−2−ピロリドンの共重合比が、5:95
〜95:5である上記(1)または(2)に記載のシー
ト状角栓除去パック剤。
【0012】(4) 前記パック剤層中における前記共
重合体の含有量が、20〜90wt%である上記(1)な
いし(3)のいずれかに記載のシート状角栓除去パック
剤。
【0013】(5) 前記パック剤層中に、酢酸ビニル
の単独重合体および/またはN−ビニル−2−ピロリド
ンの単独重合体が含まれている上記(1)ないし(4)
のいずれかに記載のシート状角栓除去パック剤。
【0014】(6) 前記基材層は、多孔質材で構成さ
れている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のシ
ート状角栓除去パック剤。
【0015】(7) 前記パック剤層の構成物質が前記
基材層の一部に含浸または埋入している上記(6)に記
載のシート状角栓除去パック剤。
【0016】(8) 前記パック剤層は、塗布法または
転写法により形成されたものである上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載のシート状角栓除去パック剤。
【0017】(9) 前記パック剤層中に、前記共重合
体の可塑化作用を有する可塑剤が含まれている上記
(1)ないし(8)のいずれかに記載のシート状角栓除
去パック剤。
【0018】(10) 前記パック剤層中に、充填材が含
まれている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の
シート状角栓除去パック剤。
【0019】(11) 前記パック剤層中に、低級アルコ
ールおよび/または水よりなる溶媒が含まれている上記
(1)ないし(10)のいずれかに記載のシート状角栓除
去パック剤。
【0020】(12) 通気性および可撓性を有する基材
層の片面に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドン
の共重合体を主成分とするパック剤を塗布して、パック
剤層を形成することを特徴とするシート状角栓除去パッ
ク剤の製造方法。
【0021】(13) 通気性および可撓性を有する基材
層の片面に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドン
の共重合体を主成分とするパック剤よりなるパック剤層
を転写法により接合することを特徴とするシート状角栓
除去パック剤の製造方法。
【0022】(14) 通気性および可撓性を有する基材
層に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重
合体を主成分とするパック剤よりなるパック剤層を接合
してなるシート状角栓除去パック剤の製造方法であっ
て、前記パック剤層を転写体上に形成し、前記パック剤
層および/または前記基材層を加水し、前記パック剤層
を前記基材層の片面に転写して接合し、これら両層を加
圧することを特徴とするシート状角栓除去パック剤の製
造方法。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシート状角栓除去
パック剤およびその製造方法について詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のシート状角栓除去パック
剤の構成例を示す斜視図である。同図に示すように、本
発明のシート状角栓除去パック剤1は、基材層2とパッ
ク剤層3とを積層してなるものである。以下、各層の構
成について説明する。
【0025】基材層2は、所定の通気性および可撓性
(柔軟性)を有するものである。このような基材層2と
しては、多孔質材で構成されたものが挙げられる。多孔
質材料としては、非繊維性または繊維性の多孔質材が挙
げられる。
【0026】非繊維性多孔質材としては、例えば、メン
ブランフィルター、発泡体(発泡ポリプロピレン、発泡
ポリエチレン、発泡ポリウレタン等)、各種多孔質フィ
ルム、メッシュ等が挙げられる。
【0027】繊維性多孔質材としては、例えば、織編
物、不織布、紙類、短繊維の集合体等が挙げられる。こ
こで、織編物とは、織布のような織物や編物またはこれ
に類するものを含む。織物組織としては、実用に供され
ている全ての種類のもの、例えば、平織、斜文織、朱子
織が使用可能である。また、編物組織についても特に限
定はなく、例えば、よこ編み(平編み)、たて編み(ト
リコット編み)、丸編み、平打ち、メリヤス編み等が挙
げられる。不織布を用いる場合、繊維の充填密度(嵩密
度)等は特に限定されない。紙類としては、通常の紙材
(洋紙、和紙)またはその積層体や、各種合成紙を用い
ることができる。
【0028】このような繊維性多孔質材を構成する繊維
としては、例えば、セルロース繊維、綿、リンター、カ
ボック、亜麻、大麻、ラミー、絹、羊毛等の天然繊維、
ナイロン(ポリアミド)、テトロン、レーヨン、キュプ
ラ、アセテート、ビニロン、アクリル、ポリエチレンテ
レフタレート(ポリエステル)、ポリプロピレン等の化
学繊維、またはこれら天然および化学繊維のうちの2以
上の組み合わせ(混紡等)を挙げることができる。ま
た、これらの繊維の太さは、その種類にもよるが、通
常、0.1〜5.0デニール程度のものが好ましい。
【0029】このような基材層2は、それ自体通気性を
有するものであるのが好ましい。その理由は、後述する
パック剤層3を皮膚に貼着した際に、パック剤層3中の
溶媒(水分、アルコール分等)が基材層2を透過して蒸
発し、パック剤層3の乾燥が均一かつ良好になされるよ
うにするためである。
【0030】基材層2は、可撓性を有するものであるの
が好ましい。その理由は、シート状角栓除去パック剤1
を例えば鼻やその周辺等の皮膚の湾曲面に対して貼着す
る場合に、その湾曲面に対する追従性を確保するためで
ある。
【0031】パック剤層3を構成するパック剤は、酢酸
ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重合体を主成
分とするものである。
【0032】酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドン
の共重合体(以下単に「共重合体」とも言う)は、酢酸
ビニルの単独重合体やN−ビニル−2−ピロリドンの単
独重合体に比べ、皮膚に貼着した際の接着強度が高く、
角栓除去性能に優れているとともに、膜の破損が生じに
くく、剥離した際に皮膚への残存が生じにくい。
【0033】酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドン
の共重合体における共重合比は、任意の範囲で選択でき
るが、5:95〜95:5の範囲が好ましく、15:8
5〜85:15の範囲がより好ましく、30:70〜7
0:30の範囲がさらに好ましい。このような範囲にお
いて、特に良好な角栓除去性能を発揮する。
【0034】また、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロ
リドンの共重合体は、ランダム共重合体、ブロック共重
合体、グラフト共重合体等のいずれの共重合体であって
もよい。
【0035】酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドン
の共重合体の平均分子量は、特に限定されないが、1万
〜50万程度であるのが好ましく、2万〜20万程度で
あるのがより好ましい。この平均分子量が小さ過ぎる
と、パック剤層3の膜強度が低下し、乾燥後皮膚へのパ
ック剤の残留を生じ易く、また、平均分子量が大き過ぎ
ると、水に対する溶解性が低くなり、皮膚への接着強度
が不足することがある。
【0036】パック剤層3中における酢酸ビニルとN−
ビニル−2−ピロリドンの共重合体の含有量は、20〜
90wt%程度であるのが好ましく、40〜80wt%程度
であるのがより好ましい。この含有量が少な過ぎると、
角栓除去性能の向上効果が少なく、また多過ぎると、パ
ック剤層3が硬化し、割れを生じ、取り扱い性が悪くな
る。
【0037】また、パック剤層3を構成するパック剤に
は、前記共重合体の他に、酢酸ビニルの単独重合体、N
−ビニル−2−ピロリドンの単独重合体のうちのいずれ
か一方または双方を含んでいてもよい。酢酸ビニル単独
重合体の添加は、パック剤層3の膜強度の向上に寄与
し、シート状角栓除去パック剤1を皮膚から剥離した際
に、パック剤層3の一部(特に縁部)が皮膚に残存する
ことが有効に防止される。N−ビニル−2−ピロリドン
の添加は、パック剤層3の水に対する溶解度の向上に寄
与し、シート状パック剤1の皮膚への密着性を高めるこ
とができる。
【0038】このような酢酸ビニルの単独重合体、N−
ビニル−2−ピロリドンの単独重合体の合計の含有量
は、0.01〜40wt%程度であるのが好ましく、0.
1〜30wt%程度であるのがより好ましい。
【0039】また、パック剤層3を構成するパック剤に
は、以下に述べるような種々の添加剤が必要に応じ添加
されていてもよい。
【0040】添加剤としては、前記共重合体の可塑化作
用を有する可塑剤が挙げられる。この可塑剤としては、
以下のような化合物や油剤(以下「油剤」で代表する)
が好適に使用される。
【0041】すなわち、可塑剤としては、例えば、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、それ以上のポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、それ以上のポリプロピレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール
等のブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、トリ
グリセリン、それ以上のポリグリセリン等の多価アルコ
ール類、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、固形
パラフィン等の炭化水素、ホホバ油、ヒマシ油、オリー
ブ油、卵黄油、ヤシ油等の天然油、ボリジメチルシロキ
サン等のシリコーン油、オレイン酸、イソステアリン酸
等の高級脂肪酸、ラウリルアルコール等の高級アルコー
ル類、ミリスチン酸イソプロピル等のエステル類、非イ
オン性界面活性剤であるグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル等、陰イオン界面活性剤であるN−アシル
アミノ酸塩等、陽イオン界面活性剤である脂肪族4級ア
ンモニウム塩等、両性界面活性剤であるベタイン類等を
用いることができる。
【0042】パック剤層3中におけるこれらの可塑剤の
含有量は、0.01〜30wt%程度が好ましく、1〜2
0wt%程度がより好ましい。可塑剤の含有量が少な過ぎ
ると、前記共重合体の平均分子量や含有量等によって
は、パック剤層3が硬化し、割れを生じ、取り扱い性が
悪くなり、また、可塑剤の含有量が多過ぎると、前記共
重合体の平均分子量や含有量等によっては、パック剤層
3が軟化し、皮膚への接着力が低下し、角栓除去性が不
十分となる。
【0043】また、パック剤に添加し得る他の添加剤と
しては、充填剤が挙げられる。充填剤の典型的なものと
しては、顔料が挙げられる。この顔料としては、例え
ば、タルク、セリサイト、炭酸カルシウム、カオリン、
無水ケイ酸、含水ケイ酸、酸化チタン、マイカチタン等
の無機顔料や、ポリアミド、ポリエチレン、セルロー
ス、ポリメタクリル酸メチル等の粉末(特に球状粉末)
等の有機顔料、これらを金属石けん、エステル、シリコ
ーン等で疎水処理したものが挙げられる。
【0044】このような充填剤(特に顔料)の含有量
は、60wt%以下が好ましく、1〜40wt%程度がより
好ましい。充填剤の含有量が多過ぎると、角栓除去性能
が劣る。
【0045】また、パック剤中には、ビニルアルコー
ル、ビニルアルキルエーテル、スチレン、アルキル置換
スチレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エ
ステル、ビニルブチラール、ビニルホルマール、アクリ
ルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−ビニルア
セトアミド、アリルアミン、エチレンイミン、アクリロ
ニトリル、α−アミノ酸、スチレンスルホン酸や、これ
らの塩等の一般の単量体の単独重合体または共重合体、
アルギン酸、アルギン酸塩、でんぷん、セルロース、セ
ルロース誘導体(HEC、CMC)等の高分子化合物が
添加されていてもよい。これらの物質の含有量は、0.
01〜20wt%程度であるのが好ましく、0.1〜10
wt%程度であるのがより好ましい。
【0046】また、この他の添加剤としては、例えば、
防腐剤、殺菌剤、抗酸化剤、消炎剤、保湿剤等が挙げら
れ、これらは、パック剤の角栓除去性能を低下させない
範囲の量で添加することができる。
【0047】また、パック剤層3中には、パック剤を調
製する過程で添加された溶媒(または分散媒)の不揮発
分が含まれていてもよい。このような溶媒(または分散
媒)としては、水(無機溶媒)や、エタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコール(有機溶媒)が挙げら
れ、これらのうちの1種または2種以上を用いることが
できる。
【0048】パック剤層3中の溶媒の含有量は、30wt
%以下であるのが好ましく、20wt%以下であるのがよ
り好ましい。特に、このような溶媒(特に低級アルコー
ル)の含有量は、極微量であってもよい。
【0049】以上のような基材層2とパック剤層3と
は、所定の接着力をもって接合(接着)されている。
【0050】基材層2とパック剤層3との接着力は、例
えば基材層2とパック剤層3とを接着剤により接着する
こと等により得ることもできるが、本発明では、図2に
模式的に示すように、パック剤層3の構成物質であるパ
ック剤が基材層3の一部(厚さ方向の一部)に含浸また
は埋入しているような構成とするのが好ましい。これに
より、簡易な層構成(簡易な製造工程)で、基材層2と
パック剤層3との高い接着力を得ることができ、前述し
たパック剤の皮膚への残存防止効果が発揮される。
【0051】このような構成では、基材層2とパック剤
層3との界面は、必ずしも明確ではなく、両層2、3の
境界付近では、両層2、3が重複している(図2参
照)。この場合、両層2、3の重複部分4の厚さ、すな
わち、パック剤層3が基材層2に埋入している部分の厚
さは、基材層2全体の厚さの1〜80%程度であるのが
好ましく、5〜50%程度であるのがより好ましい。
【0052】なお、図2では、基材層2を繊維性の多孔
質材として示しているが、非繊維性の多孔質材による基
材層2の場合には、パック剤が基材層2の表面の凹部や
空孔に侵入(埋入)して、前記と同様の接着力向上効果
を得ることができる。
【0053】このようなパック剤層3の形成方法は、特
に限定されないが、形成の容易性、安定性、生産性等の
理由から、塗布法または転写法により形成されたもので
あるのが好ましい。
【0054】塗布法、転写法は、パック剤層3の形成を
容易かつ適正に行うことができるとともに、図2に示す
ような層2、3の重複構造を得易く、また、その層構成
をコントロールし易いという利点を持つ。塗布法、転写
法による形成方法の詳細は、後に詳述する。
【0055】基材層2の厚さは、その材質等に応じて適
宜決定されるが、通常は、0.05〜1mm程度であるの
が好ましく、0.1〜0.5mm程度であるのがより好ま
しい。
【0056】また、パック剤層3の厚さも、特に限定さ
れないが、0.05〜1mm程度であるのが好ましく、
0.1〜0.3mm程度であるのがより好ましい。
【0057】次に、本発明のシート状角栓除去パック剤
の製造方法について説明する。本発明のシート状角栓除
去パック剤は、例えば以下のような方法により製造する
ことができる。
【0058】1.塗布法 まず、パック剤層3を形成するためのパック剤塗布液を
調製する。パック剤塗布液の調製は、前述した酢酸ビニ
ルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重合体、その他必
要に応じて添加される単独重合体や添加剤、無機および
/または有機溶媒(分散媒)を各々所定量混合し、撹拌
することによりなされる。パック剤塗布液の粘度は、例
えば100〜5000 cps程度とされる。
【0059】次に、このパック剤塗布液を基材層2の片
面に塗布し、乾燥する。これにより、基材層2とパック
剤層3との積層体が得られる。塗布の方法としては、例
えば、ロール、エアナイフ、ナイフ、コンマ、グラビ
ア、マイヤーバー、ファウンテンダイ等を用いたコー
ト、スプレーコート、はけ塗り、ディッピング等いかな
る方法でもよい。
【0060】基材層2が前述したような多孔質材で構成
されている場合には、パック剤塗布液を塗布する際にそ
の一部が多孔質材中に含浸し、図2に示すような、パッ
ク剤が基材層3の一部に含浸または埋入した構成とな
る。
【0061】なお、基材層2には、予め、親水化処理、
または疎水(撥水)化処理等を、その構成材料や面に応
じて行っておくことができる。例えば、基材層2のパッ
ク剤塗布液を塗布する面(パック剤塗布面)に対し親水
化処理を行う場合、基材層2のパック剤塗布面と反対側
の面に対し疎水(撥水)化処理を行う場合、またはそれ
らの両方を行う場合が挙げられる。このような処理を行
うことにより、パック剤塗布液の多孔質材(基材層3)
中への含浸深さ等の条件を適正にコントロールすること
ができる。また、基材層2として、親水化処理を施した
多孔質シート材と、疎水(撥水)化処理を施した多孔質
シート材、これらの処理を施していない多孔質シート材
のうちの任意の2以上のものを積層したものを用いるこ
ともでき、この場合にも前記と同様の効果が発揮され
る。
【0062】親水化処理の具体例としては、例えば、界
面活性剤の付与、プラズマ処理が挙げられ、疎水(撥
水)化処理の具体例としては、例えば、シリコーン化合
物、フッ素化合物の付与が挙げられる。
【0063】2.転写法A 前記と同様にしてパック剤塗布液を調製し、このパック
剤塗布液をフィルム等の転写体(仲介物)の表面に塗
布、乾燥し、パック剤層3を形成する。
【0064】次に、このパック剤層3を基材層2に重
ね、転写体を除去して、基材層2の表面に転写する。こ
れにより、基材層2とパック剤層3との積層体が得られ
る。なお、パック剤層3の基材層2上への転写に際して
は、基材層2とパック剤層3との間に、接着剤層等の中
間層を介在させてもよい。
【0065】また、基材層2に対する親水化処理、疎水
(撥水)化処理については、前記と同様である。
【0066】3.転写法B 前記転写法Aと同様にして、転写体上にパック剤層3を
形成する。
【0067】次に、パック剤層3および/または基材層
2に対し加水処理を施すなどして、パック剤層3および
/または基材層2の含水率を高める。
【0068】そして、パック剤層3と基材層2とを積層
し、例えばローラにより加圧する。これによりパック剤
が軟化し、軟化したパック剤が基材層2中に埋入し、図
2に示すような状態となる。すなわち、基材層2とパッ
ク剤層3との接着強度が増大する。
【0069】加水処理の方法としては、水蒸気ダンピン
グ、超音波加湿、スプレー、ローターダンプニング、デ
ィッピング、はけ塗り、ロールコートやグラビアコート
等のコーティング等、一般に用いられる方法が適用でき
る。
【0070】また、基材層2に対する親水化処理、疎水
(撥水)化処理については、前記と同様である。
【0071】以上のようなシート状角栓除去パック剤の
製造方法によれば、前述したような優れた効果を持つシ
ート状角栓除去パック剤を容易に製造することができ
る。特に、各層の厚さや層の重複の度合い等を容易にコ
ントロールすることができ、パック剤層も均一な厚さに
形成することができる。また、生産性も高く、量産にも
適する。
【0072】
【実施例】以下、具体的実施例を挙げて、本発明をさら
に詳細に説明する。
【0073】(実施例1〜7)下記表1に示す各組成の
パック剤塗布液を調製した。その方法は、まず、酢酸ビ
ニルとN−ビニル−2−ピロリドン共重合体のエタノー
ル溶液に、酢酸ビニルおよび/またはN−ビニル−2−
ピロリドンの単独重合体の溶液および充填剤を加え、こ
れらを撹拌した。
【0074】次に、可塑剤、油剤を水に溶解・分散し、
上記共重合体溶液に添加し、十分に撹拌したものをパッ
ク剤塗布液とした。なお、このパック剤塗布液の粘度
は、500〜1500 cpsであった。
【0075】一方、基材層として、ポリエステル繊維よ
りなる不織布(厚さ0.4mm)を用意した。
【0076】前記塗布液を転写用フィルムの表面に塗
布、乾燥し、乾燥膜厚0.15mmのパック剤層を形成し
た。 次に、水蒸気ダンピングによりパック剤層を加
水処理して軟化させ、その後、基材層とパック剤層を積
層し、これらをローラにて加圧し、軟化したパック剤の
一部を基材層中に含浸、埋入させた。基材層とパック剤
層との重複部分の厚さは、基材層の厚さの20%程度で
あった。以上のようにして、本発明のシート状角栓除去
パック剤を製造した。
【0077】(実施例8〜14)下記表2に示す各組成
のパック剤塗布液を前記と同様の方法にて調製した。な
お、塗布液の粘度は、500〜1500 cpsであった。
【0078】一方、基材層として、多孔質ポリプロピレ
ンフィルム(厚さ0.05mm)を用意した。この基材層
のパック剤層接合面側の面には、塗膜密着性向上のため
の親水化処理として、界面活性剤をスプレーし乾燥して
担持させておいた。
【0079】次に、前記塗布液を基材層の片面(親水化
処理面)に塗布、乾燥し、乾燥膜厚0.15mmのパック
剤層を形成した。以上のようにして、本発明のシート状
角栓除去パック剤を製造した。
【0080】(実施例15〜17)下記表3に示す各組
成のパック剤塗布液を前記と同様の方法にて調製すると
ともに、基材層として木綿製の織布(厚さ0.5mm)を
用いた以外は、実施例8〜14と同様にして、本発明の
シート状角栓除去パック剤を製造した。
【0081】なお、基材層とパック剤層との重複部分の
厚さは、基材層の厚さの20%程度であった。
【0082】(比較例1、2)下記表3に示す各組成の
パック剤塗布液を調製し、実施例1〜7と同様の基材層
に対し、同様の転写法によりパック剤層を形成して、シ
ート状角栓除去パック剤を製造した。
【0083】(比較例3、4)下記表3に示す各組成の
パック剤塗布液を調製し、該塗布液を多孔質ポリプロピ
レンフィルム(厚さ0.05mm)よりなる基材層の片面
に塗布、乾燥し、乾燥膜厚0.15mmのパック剤層を形
成して、シート状角栓除去パック剤を製造した。
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】
【表3】
【0087】<実験1>前記実施例1〜17および比較
例1〜4の各シート状角栓除去パック剤(n=3)を、
洗顔後の人の鼻およびその周辺の皮膚に貼着した後、常
温、常湿下で15分間(ただし、比較例3、4の場合
は、30分間)放置した。この間に、パック剤中の溶媒
の大部分が基材層を介して揮発し、パック剤層は十分に
乾燥した。その後、シート状角栓除去パック剤を皮膚よ
り剥離した。剥離後のパック剤層を観察し、角栓除去の
程度を観察した。その結果を下記表4に示す。
【0088】
【表4】
【0089】<実験2>各シート状角栓除去パック剤
(n=3)を、洗顔後の人の鼻およびその周辺の皮膚に
貼着した後、常温、常湿下で15分間(ただし、比較例
3、4の場合は、30分間)放置し、その後、シート状
角栓除去パック剤をその1つの角部より一定の速度で皮
膚より剥離し、パック剤の皮膚への残存の度合い(皮膚
への残存面積)を調べた。その結果を下記表5に示す。
【0090】
【表5】
【0091】<実験結果の考察>上記表4および表5に
示すように、実施例1〜17のシート状角栓除去パック
剤は、いずれも、短い貼着時間で優れた角栓除去性能を
発揮するとともに、皮膚からの剥離時におけるパック剤
の皮膚への残存もほとんどなく、操作性にも優れてい
る。
【0092】これに対し、比較例1〜4のシート状角栓
除去パック剤は、角栓除去性能が低く、特に、比較例3
および4では、剥離時におけるパック剤の皮膚への残存
率も大きいので、それを除去する作業に手間と時間がか
かり、操作性が劣る。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、優
れた角栓除去性能を有し、しかも、角栓の除去を短時間
で簡便に効率良く行うことができ、また、剥離の際にパ
ック剤の皮膚への残存が生じにくいシート状角栓除去パ
ック剤が提供される。これにより、簡単な操作で、毛穴
を清潔にし肌を良好な状態に保つことができる。
【0094】また、本発明のシート状角栓除去パック剤
の製造方法によれば、前記効果を有するシート状角栓除
去パック剤を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状角栓除去パック剤の構成例を
示す斜視図である。
【図2】本発明のシート状角栓除去パック剤の層構成を
模式的に示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シート状角栓除去パック剤 2 基材層 3 パック剤層 4 重複部分

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性および可撓性を有する基材層と、
    酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重合体を
    主成分とするパック剤層とを積層してなることを特徴と
    するシート状角栓除去パック剤。
  2. 【請求項2】 前記共重合体の平均分子量が、1万〜5
    0万である請求項1に記載のシート状角栓除去パック
    剤。
  3. 【請求項3】 前記共重合体における酢酸ビニルとN−
    ビニル−2−ピロリドンの共重合比が、5:95〜9
    5:5である請求項1または2に記載のシート状角栓除
    去パック剤。
  4. 【請求項4】 前記パック剤層中における前記共重合体
    の含有量が、20〜90wt%である請求項1ないし3の
    いずれかに記載のシート状角栓除去パック剤。
  5. 【請求項5】 前記パック剤層中に、酢酸ビニルの単独
    重合体および/またはN−ビニル−2−ピロリドンの単
    独重合体が含まれている請求項1ないし4のいずれかに
    記載のシート状角栓除去パック剤。
  6. 【請求項6】 前記基材層は、多孔質材で構成されてい
    る請求項1ないし5のいずれかに記載のシート状角栓除
    去パック剤。
  7. 【請求項7】 前記パック剤層の構成物質が前記基材層
    の一部に含浸または埋入している請求項6に記載のシー
    ト状角栓除去パック剤。
  8. 【請求項8】 前記パック剤層は、塗布法または転写法
    により形成されたものである請求項1ないし7のいずれ
    かに記載のシート状角栓除去パック剤。
  9. 【請求項9】 前記パック剤層中に、前記共重合体の可
    塑化作用を有する可塑剤が含まれている請求項1ないし
    8のいずれかに記載のシート状角栓除去パック剤。
  10. 【請求項10】 前記パック剤層中に、充填材が含まれ
    ている請求項1ないし9のいずれかに記載のシート状角
    栓除去パック剤。
  11. 【請求項11】 前記パック剤層中に、低級アルコール
    および/または水よりなる溶媒が含まれている請求項1
    ないし10のいずれかに記載のシート状角栓除去パック
    剤。
  12. 【請求項12】 通気性および可撓性を有する基材層の
    片面に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共
    重合体を主成分とするパック剤を塗布して、パック剤層
    を形成することを特徴とするシート状角栓除去パック剤
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 通気性および可撓性を有する基材層の
    片面に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共
    重合体を主成分とするパック剤よりなるパック剤層を転
    写法により接合することを特徴とするシート状角栓除去
    パック剤の製造方法。
  14. 【請求項14】 通気性および可撓性を有する基材層
    に、酢酸ビニルとN−ビニル−2−ピロリドンの共重合
    体を主成分とするパック剤よりなるパック剤層を接合し
    てなるシート状角栓除去パック剤の製造方法であって、 前記パック剤層を転写体上に形成し、前記パック剤層お
    よび/または前記基材層を加水し、前記パック剤層を前
    記基材層の片面に転写して接合し、これら両層を加圧す
    ることを特徴とするシート状角栓除去パック剤の製造方
    法。
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