JPH11349432A - 角栓除去剤および角栓除去用シート - Google Patents

角栓除去剤および角栓除去用シート

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JPH11349432A
JPH11349432A JP17814698A JP17814698A JPH11349432A JP H11349432 A JPH11349432 A JP H11349432A JP 17814698 A JP17814698 A JP 17814698A JP 17814698 A JP17814698 A JP 17814698A JP H11349432 A JPH11349432 A JP H11349432A
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plug
keratotic
water
sheet
soluble polymer
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JP17814698A
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Masaru Hoshi
優 星
Hideaki Okabe
秀晃 岡部
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Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】十分な角栓除去効果を有しながら剥離時の皮膚
への刺激が小さく、かつ乾燥時間が短い角栓除去剤およ
び角栓除去用シートを提供する。 【解決手段】水溶性高分子化合物と充填剤とを含む組成
物からなる角栓除去剤であって、水溶性高分子化合物1
00重量部に対する前記水溶性高分子化合物と相溶する
可塑剤の含有量は0.01重量部未満である。水溶性高
分子化合物はN−ビニル−2−ピロリドンと酢酸ビニル
の共重合体を主とするものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、皮膚の毛穴に詰ま
った角質や皮脂、汚れ等からなる角栓を除去する角栓除
去剤および角栓除去用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、毛穴の中の皮脂汚れ、角栓除去を
目的としたピールオフ型パック剤およびシートタイプの
角栓除去剤が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平10−77212号公報に
は、シートタイプの角栓除去パック剤が開示されてお
り、かかる角栓除去パック剤にはパック剤層の過剰な硬
化を抑制するために、グリセリンや1,3−ブタンジオ
ール等、主成分である水溶性高分子化合物に相溶し可塑
化作用を有する可塑剤が添加されている。
【0004】しかし、パック剤組成物中にこのような可
塑剤を添加した場合、パック剤層の過剰な硬化を防ぐこ
とは可能であるが、乾燥後の被膜強度がやや不足し、パ
ック剤の可塑化により角栓に対する高い接着力が得られ
ないために十分な角栓除去性が発揮されない場合があっ
た。
【0005】また、これらの可塑剤は、常温から体温付
近では一般に難揮発性または不揮発性であり親水性を有
しているため、角栓除去剤を皮膚に塗布または貼付して
使用する際にその乾燥時間が長くなる傾向があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、十分
な角栓除去効果を有し、かつ乾燥時間が短い角栓除去剤
および角栓除去用シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)の本発明により達成される。
【0008】(1) 水溶性高分子化合物と充填剤とを
含む組成物からなる角栓除去剤であって、前記水溶性高
分子化合物100重量部に対する前記水溶性高分子化合
物と相溶する可塑剤の含有量が0.01重量部未満であ
ることを特徴とする角栓除去剤。
【0009】(2) 前記可塑剤は常圧下での沸点が1
20℃以上である上記(1)に記載の角栓除去剤。
【0010】(3) 前記水溶性高分子化合物はN−ビ
ニル−2−ピロリドンと酢酸ビニルの共重合体を主成分
とするものである上記(1)または(2)に記載の角栓
除去剤。
【0011】(4) 前記共重合体はN−ビニル−2−
ピロリドンと酢酸ビニルの共重合比が5:95〜95:
5である上記(3)に記載の角栓除去剤。
【0012】(5) 前記水溶性高分子化合物の重量平
均分子量が1万〜300万である上記(1)ないし
(4)のいずれかに記載の角栓除去剤。
【0013】(6) 前記充填剤の含有量は前記水溶性
高分子化合物100重量部に対し120重量部以下であ
る上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の角栓除去
剤。
【0014】(7) 前記充填剤の平均粒径が5nm〜5
0μmである上記(1)ないし(6)のいずれかに記載
の角栓除去剤。
【0015】(8) 前記充填剤は無機系充填剤を主と
するものである上記(1)ないし(7)のいずれかに記
載の角栓除去剤。
【0016】(9) 前記組成物は溶媒として水および
/または炭素数1〜4のモノアルコールを用いる上記
(1)ないし(8)のいずれかに記載の角栓除去剤。
【0017】(10) 上記(1)ないし(9)のいずれ
かに記載の角栓除去剤からなる角栓除去層と、前記角栓
除去層を支持する基材層とを備えることを特徴とする角
栓除去用シート。
【0018】(11) 前記角栓除去層の厚さが0.05
〜1mmである上記(10)に記載の角栓除去用シート。
【0019】(12) 乾燥減量率が3〜30%である上
記(10)または(11)に記載の角栓除去用シート。
【0020】(13) 前記基材層は多孔質材で構成され
ている上記(10)ないし(12)のいずれかに記載の角栓
除去用シート。
【0021】(14) 前記角栓除去剤の一部は基材層に
含浸している上記(10)ないし(13)のいずれかに記載
の角栓除去用シート。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の角栓除去剤および
角栓除去用シートを添付図面に示す好適実施形態に基づ
いて詳細に説明する。
【0023】本発明の角栓除去剤は、水溶性高分子化合
物と充填剤とを含む組成物からなるものであって、水溶
性高分子化合物100重量部に対する前記水溶性高分子
化合物と相溶する可塑剤の含有量が0.01重量部未満
であることを特徴とする。このように角栓除去剤とし
て、可塑剤を実質的に添加しない組成物を用いることに
より角栓除去効果の向上がみられ、また、角栓除去剤の
使用時における乾燥時間の短縮を図ることができる。
【0024】本発明の角栓除去剤は、水溶性高分子化合
物を主成分とする組成物からなり、かかる水溶性高分子
化合物としては、水またはエチルアルコール等の親水性
媒体により湿潤状態または濡れ状態におかれたとき、接
着性を示すものが好適に用いられる。
【0025】このような水溶性高分子化合物としては特
に限定されず、各種のポリマーを用いることができる。
例えば親水性官能基を導入したポリアクリル酸、ポリア
クリル酸アルキルエステル共重合体、オルガノシロキサ
ン系ポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コール、セルロース誘導体、デンプン類、アルギン酸
塩、ポリ(ビニルエーテル−マレイン酸)共重合体、ポ
リ−N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−2−ピロリ
ドンと酢酸ビニルとの共重合体等が挙げられるが、N−
ビニル−2−ピロリドンと酢酸ビニルとの共重合体を主
とするものがより好ましい。
【0026】N−ビニル−2−ピロリドンと酢酸ビニル
との共重合体を用いた組成物は適度な凝集性をもち、皮
膚面に対する展延性、密着性(貼付性)および皮膚への
無刺激性等の点で優れている。N−ビニル−2−ピロリ
ドンと酢酸ビニルの共重合体における共重合比は、5:
95〜95:5であることが好ましく、15:85〜8
5:15がより好ましく、30:70〜70:30の範
囲がさらに好ましい。このような共重合比とすることに
より特に良好な皮膚密着性が得られ、角栓除去性能を向
上させることができる。
【0027】さらに、このような共重合体に、組成物の
凝集性、取扱性および角栓除去層あるいは乾燥皮膜強度
の向上等に寄与するポリ(N−ビニル−2−ピロリド
ン)、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル等のホモ
ポリマー成分を適宜混合して用いることもできる。
【0028】水溶性高分子化合物の重量平均分子量は、
1万〜300万程度が好ましく、2万〜150万程度が
より好ましい。重量平均分子量が1万未満であると乾燥
時の角栓除去剤(乾燥皮膜)の機械的強度が低下する場
合がある。一方、重量平均分子量が300万を超えると
親水性媒体存在下での接着性の発現が十分ではなく、皮
膚への密着性が低下し角栓除去剤の接着力が良好に得ら
れないおそれがある。
【0029】本発明の角栓除去剤は、前記水溶性高分子
化合物に相溶する可塑剤の含有量を水溶性高分子化合物
100重量部に対し0.01重量部未満とした。これに
より皮膚面に塗布または貼付された角栓除去剤の乾燥時
間の短縮を図ることができる。
【0030】また、水溶性高分子化合物を可塑化させる
作用を有する可塑剤を殆ど含まないため角栓除去剤の乾
燥時の機械的強度が向上し、これにより毛穴に詰った角
栓をより効果的に除去することができる。
【0031】角栓を除去するためには、まず角栓除去剤
を毛穴から露出する角栓の頭部に接着するよう塗布また
は貼着する。次に、この角栓除去剤を乾燥させた後剥離
するが、このときの剥離方向によって角栓除去効率が異
なることに着目した。
【0032】図1および図2は角栓除去用シートの剥離
時の状態を示す概念図である。図中、各実線矢印は角栓
除去用シートの剥離方向を示し、点線矢印は角栓の引き
抜き方向を示す。
【0033】角栓2は、毛穴の深さ方向と逆方向(皮膚
面3に対し垂直方向)に働く力により引き抜かれると
き、角栓の深部が毛穴に残留することなく最も効率的に
除去される。よって、図1に示すように、剥離境界部4
における剥離された角栓除去シート1の角栓除去層と皮
膚面3との角度θは90°付近または90°よりも小さ
くすることが好ましく、これにより角栓2を皮膚面3に
対しほぼ垂直方向に引き抜き可能な状態にすることがで
きる。そのために角栓除去用シート1は乾燥時にある程
度の硬さ(機械的強度)を備えていることが好ましい。
【0034】一方、角栓除去用シート1が柔軟過ぎる場
合、乾燥時の機械的強度が不十分で腰がなく、図2に示
すように剥離時に撓曲し、皮膚面3に対し角栓2をほぼ
垂直方向に引き抜くことは困難であるため、脆弱な角栓
2は破断され十分に除去することができない。
【0035】このことから、水溶性高分子化合物と相溶
する可塑剤を殆んど含まない角栓除去剤を用いることに
より、乾燥時の機械的強度が向上し、角栓を皮膚面に対
しほぼ垂直方向へ引き抜くことが可能となり良好な角栓
除去効果を得ることができる。
【0036】すなわち、本発明ではこれらの水溶性高分
子化合物と相溶する可塑剤を実質的に添加しない、すな
わち水溶性高分子化合物100重量部に対する前記可塑
剤の含有量を0.01重量部未満とすることにより、角
栓除去効果の向上、および乾燥性の向上を図ることがで
きる。
【0037】本発明で角栓除去剤中の含有量が0.01
重量部未満に制限される水溶性高分子化合物と相溶する
可塑剤としては、例えばエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、それ以上のポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、それ以
上のポリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール等のブタンジオール、グリ
セリン、ジグリセリン、トリグリセリン、それ以上のポ
リグリセリン等の多価アルコール類等が挙げられる。
【0038】さらに、常圧下での沸点が120℃以上の
前記可塑剤は、室温〜体温付近の温度では揮発し難いた
め、角栓除去剤を皮膚に塗布または貼付し、乾燥させる
場合に乾燥時間が長くなる傾向がある。また、グリコー
ル類等は保水効果を有するため、短時間内に角栓除去剤
を十分な乾燥状態とすることを妨げる傾向がある。した
がって、このような可塑剤の角栓除去剤中の含有量は小
さい方が好ましい。
【0039】また、本発明の角栓除去剤は充填剤を含
む。これにより角栓除去剤の乾燥時間の短縮および乾燥
皮膜の機械的強度をより向上させることができる。した
がって、皮膚に貼付した(塗布した)角栓除去剤を剥離
除去する際、皮膚面に剥離残渣を生じることなく、一度
に剥がすことができる。
【0040】これらの充填剤は、通常粉体状態であるこ
とが好ましく、その形状は特に限定されないが分散性の
点から球形状であることが好ましい。その平均粒径は、
5nm〜50μmであることが好ましく、7nm〜30μm
がより好ましい。充填剤の平均粒径をこの範囲とするこ
とにより、組成物中における分散性をより向上させるこ
とができる。
【0041】充填剤の含有量は、水溶性高分子化合物1
00重量部に対し120重量部以下が好ましく、1〜1
00重量部がより好ましい。充填剤の含有量が0重量
部、すなわち充填剤を全く含有しない場合、角栓除去剤
の乾燥皮膜の機械的強度の向上を図ることができず皮膚
面に剥離残渣を生じたり、角栓除去剤の乾燥時間の遅延
等の問題が生じる場合がある。一方、120重量部を超
えると角栓除去剤を皮膚面に塗布した時(貼付時)等に
違和感を与えたり、角栓除去性能が低下する場合があ
る。
【0042】本発明で使用される充填剤としては特に限
定されず、無機系充填剤、有機系充填剤のいずれも使用
することができ、これらを混合して使用してもよいが、
本発明の角栓除去剤では無機系充填剤を主として用いる
ことがより好ましい。無機系充填剤のもつ吸湿性によっ
て組成物中の水分が吸収され、角栓除去剤の乾燥時間の
短縮および乾燥皮膜の機械的強度向上を図ることができ
る。
【0043】無機系充填剤としては、例えば酸化亜鉛、
酸化チタン、シリカ、アルミナ、硫酸バリウム、酸化ジ
ルコニウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、セラ
ミック、ハイドロキシアパタイト、窒化ホウ素、セリサ
イト、マイカ、タルク、クレー、カオリン、モンモリロ
ナイト、ヘクトライト、サポナイト、鉄黒、黄色酸化
鉄、べんがら、紺青、群青、カーボンブラック、パール
顔料等が挙げられ、これらを単独または2種以上を混合
して用いることができるが、なかでも無水ケイ酸および
酸化チタンが好ましい。
【0044】無水ケイ酸は吸水作用を有し、角栓除去層
に含まれる水分を吸収することができるため乾燥性の向
上に寄与することができる。また、角栓除去剤の乾燥皮
膜の強度を向上させ、剥離性をより優れたものとするこ
とができる。
【0045】酸化チタンは白色隠蔽性を有するため、組
成物に添加することにより角栓除去剤を白色化すること
ができ、付着した角栓の視認性を向上させることができ
る。
【0046】有機系の充填剤としては、例えばシルクパ
ウダー、セルロースパウダー、ポリ(メタ)アクリル酸
エステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリエーテル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ユリア樹
脂、ポリホルムアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアク
リロニトリル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリウレア樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、
ポリテトラフルオロエチレン樹脂、レーキ顔料、アゾ染
料等が挙げられ、必要に応じて、これらの1種又は2種
以上を混合して使用することもできる。
【0047】さらに、充填剤として多孔質粒子を用いて
抗菌剤等の薬剤を担持させたものや、各種機能性ポリマ
ー等で被覆したものを使用することも可能である。
【0048】また、本発明の角栓除去剤は溶媒を含むも
のが好ましい。溶媒としては、上記水溶性高分子化合物
を安定に溶解するものであって、室温〜体温付近で揮発
性を有し、さらに皮膚に刺激を与えないものであれば特
に限定されず、水、エタノール、イソプロピルアルコー
ル等の水および/または炭素数1〜4のモノアルコール
が好ましい。
【0049】角栓除去剤における溶媒の含有量として
は、水溶性高分子化合物、充填剤の含有量、剤型等によ
り適宜設定することができるが、水溶性高分子化合物1
00重量部に対し、通常20〜500重量部程度とする
ことが好ましい。
【0050】敏感肌の人に用いられる場合、剥離時に肌
に刺激を与えるおそれがあるときには、角栓除去剤の剥
離力のコントロールのため、スクワラン、スクワレン、
ワセリン、流動パラフィン等の炭化水素、ホホバ油、ヒ
マシ油、オリーブ油、卵黄油、ヤシ油などの天然油、ポ
リジメチルシロキサン等のシリコーン油、オレイン酸、
イソステアリン酸等の高級脂肪酸、ラウリルアルコール
等の高級アルコール、ミリスチン酸イソプロピル等のエ
ステル類等の油状成分を含んでいてもよい。
【0051】また、これらの油状成分を角栓除去剤中に
安定に分散させるために、非イオン性界面活性剤である
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル等、N−アシルアミノ酸塩等の陰イオン
界面活性剤、脂肪族4級アンモニウム塩等の陽イオン界
面活性剤、ベタイン類等の両性界面活性剤、ポリメチル
シロキサン等で表面を疎水処理した無水ケイ酸等の充填
剤が含まれていてもよい。
【0052】さらに、本発明の角栓除去剤には、一般に
化粧料、医薬製剤等に使用される各種の添加剤が配合さ
れていてもよい。添加剤としては、例えば抗菌剤、粘度
調整剤、防腐剤、防黴剤、香料、保湿剤、生理活性成
分、塩類、酸化防止剤、中和剤、pH調整剤、消炎剤、
栄養剤等が挙げられる。
【0053】本発明の角栓除去剤は、小鼻周辺、額、あ
ご、ほほ部分等に直接塗布して乾燥後、剥離するピール
オフパック剤として使用することができる。
【0054】また、角栓除去剤からなる層を織布または
不織布等の布帛や、紙、フィルム等に積層し、角栓除去
用シートとして使用することも可能である。
【0055】シート状とする場合、角栓除去剤を皮膚面
に塗布する代わりに角栓除去層を貼着すれば足りるた
め、塗布時の手指への付着や、均一に塗布するための手
間等を省くことができる。
【0056】本発明の角栓除去用シートは、上記のよう
な角栓除去剤からなる角栓除去層と、該角栓除去層を支
持する基材層とを備える。
【0057】基材層は角栓除去層を支持し、皮膚面への
貼着および剥離時の取扱性を向上させる。かかる基材層
は、貼着後における角栓除去層の乾燥速度および曲面追
従性を阻害することなく十分な機械的強度を有するもの
であれば特に限定されないが、通気性および可撓性(柔
軟性)を有するものが好ましい。
【0058】通気性を有する基材層を用いることによ
り、角栓除去層中の溶媒等の揮発を促し、乾燥時間を短
縮することができる。また、基材層が可撓性を有するこ
とにより角栓除去用シートは皮膚面に対する追従性を有
し、さらに角栓除去に必要な密着性を確保することがで
きる。
【0059】このような基材層の構成材料としては、例
えば多孔質材が挙げられ、非繊維性または繊維性材料か
らなるものが挙げられる。
【0060】非繊維性多孔質材としては、例えば、メン
ブランフィルター、発泡体(発泡ポリプロピレン、発泡
ポリエチレン、発泡ポリウレタン等)、各種多孔質フィ
ルム、メッシュ等からなるシート状物が挙げられる。
【0061】繊維性多孔質材としては、例えば、織編
物、不織布、紙類、短繊維の集合体等が挙げられる。こ
こで、織編物とは、織布のような織物や編物またはこれ
に類するものを含む。
【0062】織物組織としては、実用に供されている全
ての種類のもの、例えば、平織、斜文織、朱子織が使用
可能である。編物組織についても特に限定はなく、例え
ば、よこ編み(平編み)、たて編み(トリコット編
み)、丸編み、平打ち、メリヤス編み等が挙げられる。
不織布を用いる場合には、坪量が20〜200g/m2程度
のものが好ましく、30〜100g/m2程度のものがより
好ましい。
【0063】紙類としては、通常の紙材(洋紙、和紙)
またはそれらの積層体や、各種合成紙を用いることがで
きる。
【0064】繊維性多孔質材を構成する繊維としては、
例えば、セルロース繊維、綿、リンター、カポック、亜
麻、大麻、ラミー、絹、羊毛等の天然繊維、ナイロン
(ポリアミド)、テトロン、レーヨン、キュプラ、アセ
テート、ビニロン、アクリル、ポリエチレンテレフタレ
ート(ポリエステル)、ポリプロピレン等の化学繊維等
が挙げられ、これらの繊維を単独または適宜組合わせて
使用することができる。また、これらの繊維の太さは、
その種類、特性に応じて任意に選択される。
【0065】基材層の厚さは、構成材料等に応じて適宜
決定されるが、0.05〜1mm程度とすることが好まし
く、0.1〜0.5mmがより好ましい。基材層をこの範
囲の厚さとすることにより、貼着時の皮膚面への追従性
を維持することができ、密着力を損なうことなく安定に
角栓除去層を支持することができる。
【0066】さらに、基材層はその表面に予め親水化処
理または疎水(撥水)化処理等が施されたものであって
もよく、あるいは基材層の構成材料に親水化処理または
疎水(撥水)化処理を施してもよい。基材層または基材
層の構成材料にこのような処理が施されることにより、
角栓除去層の乾燥速度を制御したり、基材層中への角栓
除去剤の含浸の程度を調節することができる。
【0067】処理の態様としては、基材層の角栓除去層
が積層される面に親水化処理を施す場合や、基材層の角
栓除去層が積層される面と反対面に疎水(撥水)化処理
を施す場合等が挙げられ、さらに基材層の両面に各々親
水化処理と疎水化処理の双方を施してもよい。
【0068】親水化処理の具体例としては、例えば、界
面活性剤の付与、プラズマ処理等が挙げられ、疎水(撥
水)化処理の具体例としては、シリコーン化合物、フッ
素化合物の塗布等が挙げられる。また、基材層として
は、異なる材料からなる層を複数積層した積層体として
もよい。
【0069】本発明の角栓除去用シートは、基材層の片
面に上述のような角栓除去剤から構成される角栓除去層
が積層されている。
【0070】角栓除去層は、0.05〜1mm程度の厚さ
に形成されていることが好ましく、0.08〜0.3mm
程度がより好ましい。
【0071】角栓除去層が薄すぎると、角栓除去用シー
トを貼付し、乾燥させて剥離する際、その強度が小さい
ために角栓除去層が破断し、皮膚面に残ってしまうおそ
れがある。一方、角栓除去層が厚すぎると、角栓除去用
シートを貼付した後、角栓除去層の乾燥に長時間を要す
る場合がある。
【0072】角栓除去層の形成方法は特に限定されない
が、形成の容易性、安定性、生産性等の理由から塗布法
または転写法が好ましい。塗布法、転写法によれば角栓
除去層の形成を容易かつ均一に行うことができる。さら
に、角栓除去剤の一部を基材層の積層面から内部に含浸
させるよう構成することができ、その含浸の程度を調節
することも可能である。
【0073】角栓除去剤の一部を基材層の積層面に含浸
させることにより、角栓除去層と基材層とをより強固に
一体化することができる。したがって皮膚に貼着した角
栓除去用シートを剥離する際に生じ得る界面剥離や角栓
除去剤の肌残り等を防止することができる。
【0074】角栓除去剤の含浸の程度は、基材層の厚さ
の約80%以下とすることが好ましい。角栓除去剤が基
材層の反対面付近(厚さの80%を超える場合)まで含
浸している場合、角栓除去層を水または親水性媒体によ
り湿潤状態または濡れ状態としたとき、角栓除去剤が基
材層の角栓除去層が積層する面と反対面に浸み出す等、
取扱いに不都合が生じたり、角栓除去能が低下する等の
問題が生じるおそれがある。
【0075】なお、本発明の角栓除去用シートは、基材
層と角栓除去層とを単に積層させた構造であってもよ
く、さらに中間層を介在させて両者を積層させた構造と
してもよい。
【0076】また、本発明の角栓除去用シートは、乾燥
減量率が3〜30%であることが好ましい。ここで、乾
燥減量率は角栓除去用シートに含まれる溶媒量に相当
し、下記式(1)により求めることができる。
【0077】 乾燥減量率(%)={(WA −WB )/WA }×100・・・(1)
【0078】 WA :乾燥前の角栓除去用シート重量 WB :乾燥後の角栓除去用シート重量
【0079】乾燥減量率が3%未満であると、角栓除去
層のひび割れや基材層との層間剥離等を生じるおそれが
あり、一方、30%を超える場合、保管時に基材層表面
やシート端部から角栓除去剤が浸み出し、貼付時に手指
に付着する等により取扱性に劣り、また貼付後、剥離す
る際にシート端部から浸み出した角栓除去剤が皮膚に残
るおそれがある。
【0080】また、基材層の前記角栓除去層が積層され
ている面と反対側の面に、角栓除去用シートの角栓除去
層成分の蒸散や、基材層表面の汚染の防止等のために保
護層が形成されていてもよい。
【0081】保護層としては、例えばポリエステル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等からなるフィルム、表面
をポリマー処理した紙類、あるいはその他のフィルム、
シート等が挙げられる。
【0082】さらに、角栓除去層の基材層が積層されて
いる面と反対側の面に離型フィルムが設けられているこ
とが好ましい。離型フィルムを設けることにより、使用
時まで角栓除去層を衛生的に保管し、また、角栓除去層
の成分の蒸散を抑制することができる。
【0083】離型フィルムとしては、一般的に使用され
るものが挙げられ、例えばポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等からなるフィルム、表面をポリマ
ー処理した紙類、あるいはその他のフィルム、シート等
が挙げられる。
【0084】本発明の角栓除去用シートは、例えば以下
の方法により製造される。まず、角栓除去剤を調製す
る。角栓除去剤の調製は、酢酸ビニルとN−ビニル−2
−ピロリドンの共重合体等の水溶性高分子化合物と、充
填剤およびその他必要に応じて防腐剤等の添加剤を各々
所定量混合することにより行われる。
【0085】次に、この角栓除去剤を基材層の片面に塗
布した後、乾燥させて角栓除去層を形成する。角栓除去
剤の塗布方法としては特に限定されず、例えば、ロー
ル、エアナイフ、ナイフ、コンマ、グラビア、マイヤー
バー、ファウンテンダイ等を用いたコート、スプレーコ
ート、はけ塗り、ディッピング等が挙げられる。
【0086】あるいは、角栓除去剤を剥離フィルム等の
表面に塗布し、乾燥させた後、角栓除去剤と基材層と積
層し転写する等により、角栓除去用シートを製造するこ
とができる。
【0087】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0088】1.角栓除去用シートの作製 (実施例1)以下に示す組成の角栓除去剤を常法により
調製した。
【0089】水溶性高分子;N−ビニル−2−ピロリド
ンと酢酸ビニルの共重合体:100重量部 充填剤;無水ケイ酸:20重量部 酸化チタン: 1重量部 溶媒;水:50重量部 エタノール:50重量部 添加剤;防腐剤:0.1重量部
【0090】この角栓除去剤を、シリコーン系離型剤に
より片面が剥離処理されたポリエチレンテレフタレート
フィルムの処理面上に、乾燥後の厚さが170μmとな
るように塗布、乾燥して角栓除去層を形成した。
【0091】次に、角栓除去層の上に基材層となるポリ
エステル不織布(坪量40g/m2 厚さ:0.45mm)を
積層し、離型フィルム、角栓除去層、基材層からなる3
層構造の角栓除去用シートを作製した。角栓除去剤の組
成、角栓除去層の組成および角栓除去層の乾燥後の厚さ
を表1に示す。
【0092】
【表1】
【0093】(実施例2)水溶性高分子の組成を変えた
以外は実施例1と同様にして角栓除去用シートを作製し
た。
【0094】(実施例3)水溶性高分子の組成を変えた
以外は実施例1と同様にして角栓除去用シートを作製し
た。
【0095】(実施例4)水溶性高分子の組成を変えた
以外は実施例1と同様にして角栓除去用シートを作製し
た。
【0096】(実施例5)充填剤の配合量を変えた(無
水ケイ酸を増量した)以外は実施例1と同様にして角栓
除去用シートを作製した。
【0097】(比較例1)可塑剤としてグリセリンを2
重量部を添加した組成物を用いた以外は実施例1と同様
にして角栓除去用シートを作製した。
【0098】(比較例2)充填剤として酸化チタンを1
重量部添加し、可塑剤の含有量を変えた以外は比較例1
と同様にして角栓除去用シートを作製した。
【0099】(比較例3)水溶性高分子としてポリビニ
ルアルコール100重量部を用い、可塑剤として1,3
−ブタンジオール1重量部を添加した以外は比較例1と
同様にして角栓除去用シートを作製した。
【0100】2.角栓除去能評価 実施例1〜5および比較例1〜3で作製された各角栓除
去用シートの角栓除去能を評価した。
【0101】まず、パネラー(10名)の鼻周辺部位を
適量の水(蒸留水)で濡らし、実施例1〜5および比較
例1〜3で作製された各角栓除去用シートを貼付した。
そのままの状態で10分間放置した後、角栓除去用シー
トを剥離した。
【0102】この試験により、角栓除去用シートの初期
貼付性(皮膚面への密着性)、乾燥性、角栓除去性、角
栓除去剤肌残り(剥離残渣の有無)、剥離時の刺激につ
いて、各々以下のように5段階で評価し、その平均値を
求めた。
【0103】5:非常によい 4:よい 3:ふつう 2:悪い 1:非常に悪い 評価結果を表2に示す。
【0104】
【表2】
【0105】これらの結果から、本発明の角栓除去用シ
ートは乾燥性に優れ、貼着後10分で角栓を吸着除去し
得る程度に乾燥した。したがって、貼付後短時間で優れ
た角栓除去能が発揮され、しかも皮膚面に角栓除去剤を
殆ど残すことなく剥離することができた。また、初期貼
付性に優れ皮膚への密着性が良好である一方、剥離時の
皮膚への刺激が小さいことがわかった。
【0106】これに対し、比較例の各角栓除去シート
は、10分間の乾燥時間では角栓除去層の乾燥が十分で
はなく、角栓除去性が悪かった。また、乾燥が不十分で
あるために被膜強度が不足し皮膚面に剥離残渣を生じ、
剥離性に劣ることがわかった。
【0107】3.乾燥減量率測定 実施例1〜5および比較例1〜3で作製された各角栓除
去用シートの乾燥減量率を求めた。
【0108】乾燥減量の測定は、各々所定の大きさに揃
えた角栓除去用シートの重量(WA)を測定し、これを
110℃、180分間で乾燥させた後、再び重量(W
B )を測定し、上述した式(1)により乾燥減量率を求
めた
【0109】 乾燥減量率(%)={(WA −WB )/WA }×100・・・(1)
【0110】 WA :乾燥前の角栓除去用シート重量[g] WB :乾燥後の角栓除去用シート重量[g] 各角栓除去用シートの乾燥減量率を表1に示す。
【0111】これによれば、本発明の角栓除去用シート
は適度に溶媒を含有しており、可塑剤が存在しなくても
シートの柔軟性・曲面追従性が保たれ、優れた角栓除去
性を有するとともに剥離時の肌への刺激が小さいもので
あることがわかった。
【0112】なお、本発明の角栓除去剤を直接皮膚に塗
布、剥離するピールオフパック剤として使用した場合に
も、上記実施例と同様に良好な乾燥性、角栓除去性を発
揮した。また、剥離時の角栓除去剤の肌残りがなく、皮
膚への刺激も殆どなかった。
【0113】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の角栓除去剤
および角栓除去用シートは、皮膚面に塗布または貼付し
た後、短時間で乾燥し、速やかに角栓除去を行うことが
できる。
【0114】また、塗布時または貼付時の展延性、皮膚
追従性、密着性および粘着性が良好であり、優れた角栓
除去効果が得られる。
【0115】さらに、角栓除去剤(角栓除去層)の剥離
・除去の際には、剥離残渣を生じたり、皮膚に過剰な刺
激を与え皮膚を傷めるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】角栓除去用シートの剥離状態を示す概念図であ
る。
【図2】角栓除去用シートの剥離状態を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 角栓除去用シート 2 角栓 3 皮膚面 4 剥離境界部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性高分子化合物と充填剤とを含む組
    成物からなる角栓除去剤であって、 前記水溶性高分子化合物100重量部に対する前記水溶
    性高分子化合物と相溶する可塑剤の含有量が0.01重
    量部未満であることを特徴とする角栓除去剤。
  2. 【請求項2】 前記可塑剤は常圧下での沸点が120℃
    以上である請求項1に記載の角栓除去剤。
  3. 【請求項3】 前記水溶性高分子化合物はN−ビニル−
    2−ピロリドンと酢酸ビニルの共重合体を主成分とする
    ものである請求項1または2に記載の角栓除去剤。
  4. 【請求項4】 前記共重合体はN−ビニル−2−ピロリ
    ドンと酢酸ビニルの共重合比が5:95〜95:5であ
    る請求項3に記載の角栓除去剤。
  5. 【請求項5】 前記水溶性高分子化合物の重量平均分子
    量が1万〜300万である請求項1ないし4のいずれか
    に記載の角栓除去剤。
  6. 【請求項6】 前記充填剤の含有量は前記水溶性高分子
    化合物100重量部に対し120重量部以下である請求
    項1ないし5のいずれかに記載の角栓除去剤。
  7. 【請求項7】 前記充填剤の平均粒径が5nm〜50μm
    である請求項1ないし6のいずれかに記載の角栓除去
    剤。
  8. 【請求項8】 前記充填剤は無機系充填剤を主とするも
    のである請求項1ないし7のいずれかに記載の角栓除去
    剤。
  9. 【請求項9】 前記組成物は溶媒として水および/また
    は炭素数1〜4のモノアルコールを用いる請求項1ない
    し8のいずれかに記載の角栓除去剤。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    角栓除去剤からなる角栓除去層と、 前記角栓除去層を支持する基材層とを備えることを特徴
    とする角栓除去用シート。
  11. 【請求項11】 前記角栓除去層の厚さが0.05〜1
    mmである請求項10に記載の角栓除去用シート。
  12. 【請求項12】 乾燥減量率が3〜30%である請求項
    10または11に記載の角栓除去用シート。
  13. 【請求項13】 前記基材層は多孔質材で構成されてい
    る請求項10ないし12のいずれかに記載の角栓除去用
    シート。
  14. 【請求項14】 前記角栓除去剤の一部は基材層に含浸
    している請求項10ないし13のいずれかに記載の角栓
    除去用シート。
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US09/327,031 US6562357B2 (en) 1998-06-10 1999-06-07 Blackhead removing sheet and method for producing blackhead removing sheet
EP99111168A EP0965332B1 (en) 1998-06-10 1999-06-08 Blackhead removing agent, blackhead removing sheet, and method for producing blackhead removing sheet
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002098687A (ja) * 2000-07-18 2002-04-05 Lintec Corp 皮膚寄生性病原体検査材
JP2006298769A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Nitto Denko Corp 化粧用シート
JP2007063211A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Pola Chem Ind Inc マッサージ用の化粧料

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