JPH1076702A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1076702A
JPH1076702A JP23223396A JP23223396A JPH1076702A JP H1076702 A JPH1076702 A JP H1076702A JP 23223396 A JP23223396 A JP 23223396A JP 23223396 A JP23223396 A JP 23223396A JP H1076702 A JPH1076702 A JP H1076702A
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JP
Japan
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image forming
scanning
exposure scanning
image
laser beam
Prior art date
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Application number
JP23223396A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Noguchi
和宣 野口
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の画像形成動作において画像ムラのない
2つの画像を形成することができる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 露光走査系323A,323Bは、ポリ
ゴンミラー322の回転軸Xについて軸対称に配設され
る。各レーザダイオード320a,320bから射出さ
れたレーザ光La,Lbは、回転するポリゴンミラー3
22の反射面により逆方向に反射され、それぞれfθレ
ンズ3233a,3233b、折り返しミラー3234
a,3234bを介して、感光体ドラム31の表面をそ
の両端方向から露光走査する。SOSセンサ324A,
324Bは、所定の走査角θ1a、θ1bのレーザ光L
a、Lbの入射を受けてそれぞれSOS信号を出力し、
このSOS信号に基づいて上記各レーザ光による書込み
開始位置が決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、特にデジタル複写機の分野におい
ては、その普及に連れて、多くの枚数のコピーを短時間
で達成するため高速処理の要請がある。このような複写
機の高速処理化を実現するためには、特に内部の機械的
部分の動作、例えば、感光体ドラムの回転や記録シート
の搬送動作を高速化する必要があるが、印字精度やペー
パーハンドリングの観点からこのような機械的部分の高
速化にも限界がある。
【0003】そこで、例えば、特開平2−24673号
公報には、感光体ドラムに2つの画像を並列に形成し、
2枚の記録シートを並行して転写部に供給し、これによ
り2つの画像を2枚の記録シートに同時に形成する複写
機が開示されている。図8は、このような並列転写可能
な複写機の要部を示す斜視図である。露光走査系100
0のレーザダイオード(図示せず)から射出された1本
のレーザ光が定速回転されるポリゴンミラー1001の
反射面により偏向され、走査レンズ1002を介して感
光体ドラム2000を主走査方向に露光走査する。
【0004】SOS(「Start Of Scan」
の略)センサ3000は、フォトダイオードなどの光電
変換素子からなり、所定の走査角度のレーザ光の入射を
受けて、これを電気信号に変換して図示しないプリンタ
制御部に出力する(この電気信号を以下「SOS信号」
という。)。プリンタ制御部は、当該SOS信号を受け
て画像形成位置Sa,Sbに静電潜像を書き込むタイミ
ングを決定する。
【0005】図9は、当該書き込みのタイミングを示す
タイムチャートである。このタイムチャートにおいて、
プリンタ制御部は、SOS信号を受けると、クロックパ
ルスのカウントを開始し、カウントT1後に画像形成位
置Saに1走査ライン分の画像データの書込みを開始し
て、カウントT1’にその書込みを終え、さらにカウン
トT2後に画像形成位置Sbの同じ1走査ライン分の画
像データの書込みを開始して、カウントT2’にその書
込みを終了する。
【0006】同様にして以降の走査ラインの書込みを繰
り返し行い、各画像形成位置Sa,Sbにおいて原稿1
枚分の画像を書込む。図8に戻り、上述のようにして感
光体ドラム2000の表面に形成された静電潜像は、図
示しない現像器により顕像化され、トナー像が形成され
る。一方、給紙カセット4000に並行に積載された記
録シート4001a,4001bが、給紙ローラ500
1a,5001bおよびタイミングローラ5002によ
り上記トナー像の形成に同期して給紙され、さらに搬送
ベルト5003により感光体ドラム2000下方の転写
位置に搬送される。
【0007】当該転写位置において搬送ベルト5003
下方に設置された転写チャージャ5004の電荷によ
り、感光体ドラム2000表面に形成されたトナー像
が、当該記録シート4001a,4001b上に転写さ
れ、定着装置(図外)により定着される。これにより一
回の画像形成動作において、同時に2枚の記録シートに
画像を形成することができるので、無理なく処理速度を
倍加することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の並列転写可能な複写機においては、図9の
タイムチャートからも分かるように、1個のSOSセン
サから出力されるSOS信号を基準に2つの画像の書込
み開始位置をそれぞれ決定しており、画像形成位置Sb
における書込み開始は、SOS信号を受けてから数多く
のクロックパルスをカウントした後(カウントT2)に
なされるので、画像形成位置Sbの画像に画像ムラ(ジ
ッタ)の生ずる可能性があった。
【0009】すなわち、カウント数が多いほど、書き込
み開始のタイミングに誤差が生じるおそれが大きくな
り、外部の温度変化や電圧変化などによりクロックパル
ス発生素子に影響が生じ、ほんのわずかでもクロックパ
ルスの発生間隔に誤差が生じると、それがカウント数の
少ない画像形成位置Saの書き込み開始位置にはほとん
ど影響を与えないが、カウント数の多い画像形成位置S
bの開始位置では無視できない誤差となってしまう。
【0010】そのため、画像形成位置Sbにおいては走
査ラインごとにその書き込み開始位置が異なって、ジッ
タが生じることとなり、画質の劣化が否めなかった。ま
た、上記従来例ではレーザダイオード、走査レンズなど
からなる露光走査系が1系統しかないため、例えば、軸
方向に長い感光体ドラムを使用して、大きなサイズの記
録シートを並列搬送して画像形成するような場合には、
そのレーザ光の走査幅(振れ幅)が拡大してしまい走査
レンズの両端部を通過することになる。ところが走査レ
ンズの両端部では特性上どうしても屈折の歪が生じやす
いので、この場合にも画質の劣化を招くこととなる。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、2つの画像を形成する場合でも、ジッ
タなどの発生を押さえ、画質の劣化の少ない画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力された画像データに基づいてレーザ
光の出力を制御し、この制御されたレーザ光により感光
体を露光走査して、給紙手段より給紙された記録シート
上に画像を形成する画像形成装置において、レーザ光射
出手段と、このレーザ光射出手段からのレーザ光を偏向
させる偏向手段と、当該偏向手段によって偏向されたレ
ーザ光を前記感光体上に走査させる走査レンズとを備
え、感光体の所定位置を露光走査する第1、第2の露光
走査手段と、前記第1、第2の露光走査手段による露光
走査位置に対応して設けられ、各露光走査位置の範囲外
に射出されるレーザ光の入射を受けて同期信号を発する
第1、第2の同期検出手段と、前記第1、第2の同期検
出手段からの同期信号を受け、それぞれに同期させて前
記各レーザ光射出手段の出力を制御する第1、第2の制
御手段とを備えると共に、前記第1と第2の露光走査手
段における偏向手段は、1個の偏向手段を共用している
ことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記第1と第2の露光走
査手段が、前記感光体の主走査方向に重ならない領域を
それぞれ露光走査すると共に、前記給紙手段は、各露光
走査位置に対応して記録シートを並列搬送する搬送手段
を備え、1回の画像形成動作において2個の画像を形成
するようにしたことを特徴とする。さらに、本発明は、
前記偏向手段が、駆動手段によって回転されるポリゴン
ミラーであって、前記第1と第2の露光走査手段は、当
該ポリゴンミラーの回転軸を通り、かつ主走査方向と平
行な面を境界面として、それぞれ異なる側に配設される
と共に、前記偏向手段により偏向された、少なくとも第
1、第2の露光走査手段のどちらかのレーザ光を前記感
光体方向に反射させる折り返しミラーを設けて、各レー
ザ光が前記感光体の主走査方向の両端から露光走査可能
としたことを特徴とする。
【0014】また、さらに、本発明は、前記折り返しミ
ラーが、第1、第2の露光走査手段に対応してそれぞれ
設けられ、前記第1、第2の露光走査手段および各折り
返しミラーが、前記ポリゴンミラーの回転軸について、
ほぼ軸対称となる位置に配設されていることを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタル複写機を例にして説明する。 (1)デジタル複写機全体の構成 図1は、本発明に係るデジタル複写機(以下、単に「複
写機」という。)の全体の構成を示す図である。
【0016】当該複写機は、大きく分けて原稿画像を読
み取るイメージリーダ部20と、このイメージリーダ部
20で読み取った画像を再現するプリンタ部30とから
なる。イメージリーダ部20は、複写機の筐体内に設け
られたスキャナ21と、原稿ガラス板22と、原稿押さ
え23等からなる。
【0017】スキャナ21は、原稿を照射する露光ラン
プ211と、当該原稿からの反射光を集光するロッドレ
ンズアレー212と、集光された光を電気信号に変換す
る密着型のCCDカラーイメージセンサ(以下、単に
「CCDセンサ」という。)213とを備えている。原
稿押さえ23は、その奥側の一辺を軸にして上下方向に
開放可能であって、画像読取り時に原稿ガラス板22上
に載置された原稿が動かないように固定すると共に、露
光ランプ211の光が外部に逃げないようにする。
【0018】画像読取時において、スキャナ21は、ス
キャナモータM2により駆動されて図の矢印の方向に移
動し、原稿ガラス板22上に載置された原稿をスキャン
する。スキャナ21の露光ランプ211で照射された原
稿の画像は、CCDセンサ213において光電変換さ
れ、これにより得られた画像データは、制御部100内
の画像信号処理部120(図4参照)においてA/D変
換されてデジタル信号になり、必要な補正を加えられた
後、同じく制御部100内のプリンタ制御部130(同
図4参照)において、次に述べるプリンタヘッド32内
の各レーザダイオード320a、320bの駆動信号に
変換されて出力される。
【0019】プリンタ部30は、静電複写方式で画像形
成を行うものであって、感光体ドラム31、プリンタヘ
ッド32および感光体ドラム31の外周に沿って配され
たクリーナ331、イレーサランプ332、帯電チャー
ジャ333、現像器334、転写チャージャ335等か
らなる。プリンタヘッド32は、2つの露光走査系32
3A、323Bを備えており、これらにより感光体ドラ
ム31上に2つの画像を並列して形成できるようになっ
ている。
【0020】図2は、上記感光体ドラム31と、その周
辺の要部の構成を示す斜視図である。なお、同図におい
ては、説明の便宜上、図1におけるクリーナ331や、
イレーサランプ332などは省略されており、プリンタ
ヘッド32のポリゴンミラー322もその反射面のみが
示されている。露光走査系323A,323Bは、それ
ぞれレーザダイオード320a、320b、コリメータ
レンズ3232a,3232b、fθレンズ3233
a,3233bと、折り返しミラー3234a,323
4bとを備えると共に、偏向装置としての1個のポリゴ
ンミラー322を共通に使用しており、このポリゴンミ
ラー322の回転軸Xに関して軸対称の位置に配設され
ている。
【0021】ポリゴンミラー322は、周囲に偶数個の
反射面を有してポリゴンモータ321により定速で回転
され、その回転軸Xを下方に延長したときに感光体ドラ
ム31の回転軸の長手方向ほぼ中央と交差する位置に配
設される。各レーザダイオード320a,320bから
射出されたレーザ光La,Lbは、コリメータレンズ3
232a,3232bを通過して平行光線にされた後、
それぞれポリゴンミラー322の対向する反射面で逆方
向に反射されてfθレンズ3233a,3233bを通
過し、折り返しミラー3234a,3234bで反射さ
れ、感光体ドラム31をその主走査方向の両端から図の
矢印P、Q方向に露光走査できるようになっている。
【0022】SOSセンサ324A,324Bは、フォ
トダイオードからなり、レーザ光La,Lbによる感光
体ドラム31の露光走査を邪魔しないように、感光体ド
ラム31の主走査方向の各端部に入射する角度より少し
小さな走査角θ1a,θ1bのレーザ光La,Lbを検
出するように、fθレンズ3233a,3233b側方
のポリゴンミラー322の回転軸Xについて軸対称位置
に配されており、ポリゴンミラー322で偏向されたレ
ーザ光La,Lbが各SOSセンサ324A,324B
に入射されると、これを電気信号に変換し、それぞれS
OS信号1,2としてプリンタ制御部130(図4参
照)に送る。当該プリンタ制御部130は、後述するよ
うに各SOS信号1,2に基づいて画像形成位置Sa,
Sb,Scにおけるそれぞれの画像書き込み開始のタイ
ミングを決定する。ここで、画像形成位置Sa、Sbは
A4サイズの記録シートを2枚並列搬送する場合の画像
形成位置を示し、画像形成位置Scは、A3サイズの記
録シートを横に中央通紙する場合の画像形成位置を示
す。
【0023】なお、上述のようにレーザ光La,Lb
は、それぞれ感光体ドラム31の両端方向から露光走査
するようにしており、しかもSOS信号1、2を得るた
めにSOSセンサ324A,324Bに入射されるレー
ザ光La,Lbは、当該両端部の走査角より小さな走査
角度θ1a,θ1bの位置に照射されるため、感光体ド
ラム31上を露光することはない。この結果、感光体ド
ラム31の両端間の全ての領域を画像形成のための領域
とすることができ、露光領域を広くとることができる。
【0024】この感光体ドラム31は、上記レーザ光L
a、Lbによる露光を受ける前にクリーナ331(図
1)で感光体表面の残留トナーを除去され、さらにイレ
ーサランプ332(同図1)に照射されて除電された
後、帯電チャージャ333により一様に帯電されてお
り、このように一様に帯電した状態で露光を受けると、
感光体ドラム31表面の感光体に静電潜像が形成され
る。
【0025】この静電潜像は、現像器334により現像
され、当該感光体ドラム31表面上にトナー像が形成さ
れる。一方、カセット361には、A4サイズの記録シ
ートS1a,S1bが仕切板361aを挟んで並行して
縦長に積載され、カセット371(図1)には、A3サ
イズの記録シートS2が横長に積載されている。給紙ロ
ーラ362a,362b、372aは、カセット36
1,371が挿入される複写機筐体内に設けられるもの
であるが、その各々は図示しない駆動機構に連結され、
個別に駆動される構成となっている。
【0026】例えば、並列搬送の場合には、給紙ローラ
362a,362bが同時に駆動されてカセット361
より記録シートS1a,S1bが給紙され、タイミング
ローラ341、搬送ベルト342を介して感光体ドラム
31の回転とタイミングを合わせて感光体ドラム31の
下方の転写位置に搬送され、転写チャージャ335の静
電力により感光体ドラム31の画像形成位置Sa、Sb
に形成されたトナー像が各記録シートS1a、S1b上
に転写される。
【0027】トナー像が転写された記録シートS1a、
S1bは、定着装置35において定着され、その後、排
紙トレー38上に排出される。なお、記録シートS1
a,S1bが搬送される両搬送路の外側にはガイド(不
図示)が設けられており、このガイドで記録シートS1
a,S1bの外側の一辺が位置決めされた状態で搬送さ
れるため、当該記録シートS1a,S1bを画像形成位
置Sa,Sbに正確に一致させることができ、再生画像
の位置ズレを防止することができる。
【0028】また、イメージリーダ部20の前面の操作
しやすい位置には、図3に示すように操作パネル25が
設けられている。この操作パネル25は、各種のモード
を表示する液晶タッチパネル251、複写枚数や複写倍
率などを入力するためのテンキー252、コピー動作を
開始させるスタートキー253、設定された複写枚数を
標準値「1」に戻すクリアキー254、複写機内部に設
定された諸条件を標準値に戻すパネルリセットキー25
5、印字動作を中止させるストップキー256、印字動
作中に割り込みコピーを実行させるための割込みキー2
57などの他、給紙モード設定のための給紙モード設定
キー258が設けられている。
【0029】この給紙モードは、電源投入時には「Au
toモード」に初期設定され、操作者から入力されたコ
ピーモードに基づいて最適な給紙モードを設定するよう
になっている。例えば、A4サイズの記録シートに同一
原稿を複数枚コピーする場合(マルチコピー)には、並
列搬送でコピーを実行させ、A3サイズの大きな記録シ
ートにコピーする場合には、中央通紙とする。そして、
給紙モード設定キー258を1回押下すると奥側給紙モ
ードとなり、再度押下すると手前側給紙モードとなり、
それぞれ、A4サイズのマルチコピーであっても並列搬
送せずに奥側、もしくは手前側のみの片側搬送とするこ
とができるようになっている。なお、これらの給紙モー
ドの設定状態は、ランプ表示部259により操作者に表
示される。
【0030】次に、上記複写機における制御部100の
構成を図4のブロック図により説明する。当該制御部1
00は、大きく分けてイメージリーダ制御部110と、
画像信号処理部120と、プリンタ制御部130からな
る。イメージリーダ制御部110は、原稿読み取り時に
おけるイメージリーダ部20の各動作、すなわち、CC
Dセンサ213や露光ランプ211のON/OFFの切
替や、スキャナモータM2を駆動してスキャナ21のス
キャン動作を制御する。
【0031】画像信号処理部120は、スキャナ21の
CCDセンサ213から送られてきたアナログの画像信
号をデジタルの画像信号に変換し、シェーディング補正
や濃度変換の後、エッジ強調などの必要な処理を施し、
再現画像の画質が劣化しないようにする。プリンタ制御
部130は、プリンタ部30の各部の動作を制御するも
のであって、上記画像信号処理部120から出力された
画像データについて、レーザダイオード320a,32
0bの出力を制御して感光体ドラム31の所定位置を露
光走査し、また、カセット361,371からの給紙動
作、感光体ドラム31の回転動作、現像器334のトナ
ー供給動作および各チャージャへ電力の供給などの各動
作を同期をとりながら制御して記録シート上への画像形
成を達成する。 (2)プリンタ制御部の構成 次に、上記プリンタ制御部130の構成について図5の
ブロック図に基づき詳細に説明する。
【0032】同図に示すように当該プリンタ制御部13
0は、CPU131と、ポリゴンモータ制御回路132
と、レーザダイオード駆動回路133a,133bと、
クロック発生回路134と、ROM135と、RAM1
36とからなる。ポリゴンモータ制御回路132は、C
PU131からの指示によりポリゴンモータ321の起
動、停止の制御の他、露光走査時に一定の回転速度を維
持するように制御する。
【0033】レーザダイオード駆動回路133a,13
3bは、画像信号処理部120からCPU131を介し
て送られてきた画像データを一旦内部のラインバッファ
に格納し、これに基づきレーザダイオード320a,3
20bの出力を制御する。クロック発生回路134は、
露光走査のタイミングや、他の駆動部分の動作のタイミ
ングをとるためのクロックパルスを発生する。
【0034】ROM135には、プリンタ部30の各部
を制御するためのプログラムが格納されており、CPU
131は、このROM135から必要なプログラムを読
み出してプリンタ部30の各部を制御する。また、RA
M136には、操作パネル25からの設定内容などが記
憶されるとともに、画像信号処理部120から送られて
きた少なくとも1走査ライン分の画像データを一時記憶
するようになっている。そして、例えば、感光体ドラム
31に同一画像を2つ形成するような場合には、RAM
136から当該1走査ライン分の画像データが読み出さ
れ、これをレーザダイオード駆動回路133a,133
b内部の各ラインバッファに格納して、この画像データ
に基づきレーザダイオード320a、320bを駆動し
て露光走査を行う。
【0035】この際、上述したようにレーザ光Lbの走
査方向がレーザ光Laとは逆になっているので、レーザ
光Lbによる画像形成が正しい方向でなされるようにレ
ーザダイオード駆動回路133b内部のラインバッファ
から主走査方向について反対方向に画像データが読み出
されるようにメモリ制御される。また、SOSセンサ3
24A,324Bや、原稿サイズ検出センサSE1a、
SE1b、SE2などの各種センサの検出信号が、CP
U131に入力される一方、CPU131からは、給紙
ローラ362a、362b、372a、タイミングロー
ラ341およびこれらを回転駆動する駆動モータ(不図
示)などからなる給紙機構に対して制御信号を発して、
並列搬送や片側搬送などの給紙モードを実現すると共
に、現像器334、転写チャージャ335などの動作を
制御し、その他メインモータM1の動作や、各種動力伝
達用のクラッチのON/OFF動作などを制御するよう
になっており、これらにより、感光体ドラム31の画像
形成位置Sa,Sb(あるいは、Sc)に所定の画像を
形成して記録シートに転写するように各部が統一的に制
御される。 (3)プリンタ制御部の動作 次に、上述のように構成されたプリンタ制御部130に
よる露光走査制御の動作を図6のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0036】まず、操作者が、原稿ガラス板22上に原
稿をセットして、操作パネル25のテンキー252(図
3)からコピー枚数や倍率を入力したり、あるいは給紙
モード設定キー258を操作するなどして各種のコピー
モードを設定すると(ステップS1)、これらの設定さ
れたコピーモードから、具体的な給紙モードが判定され
る(ステップS2、S3)。
【0037】この判定は、原稿のサイズ、指定された拡
大倍率および給紙モード設定キー258からの設定状態
に基づき、ROM135に格納された制御プログラムに
従ってCPU131においてなされる。例えば、拡大倍
率が1.0(等倍)で、かつ「Autoモード」に設定
され、A4サイズの原稿をマルチコピーする場合には、
A4サイズの記録シートを並列搬送してコピーを実行さ
せる。一方、原稿がA3サイズで等倍コピー(もしくは
A4サイズ等で拡大コピー)が設定され、記録シートと
してA3サイズが選択される場合には、当該サイズの記
録シートを中央通紙する。そして、給紙モード設定キー
258が奥側給紙モードもしくは手前側給紙モードに設
定されている場合には、それぞれ、A4サイズのマルチ
コピーであっても並列搬送せずに奥側、もしくは手前側
のみの片側搬送とする(ステップS3)。
【0038】なお、上記原稿のサイズは、原稿ガラス板
22下方のスキャナ21によるスキャン動作の邪魔にな
らない場所に設置された原稿サイズ検出センサ(不図
示)からの検出信号に基づきCPU131において判断
されるようになっている。このようにして、ステップS
2において、並列搬送モードが選択されると、CPU1
31は、画像形成位置Sa,Sbをそれぞれ露光走査し
て画像を書き込む(以下、この書込み動作を単に「描画
する」ともいう。)ため両レーザダイオード駆動回路1
33a,133bをON状態にし、スタートキー253
が押下されると、イメージリーダ部20における原稿読
取り動作と並行して、ポリゴンモータ制御回路132を
介してポリゴンモータ24を回転させる(ステップS2
0,S21,S22)。
【0039】CPU131は、SOS信号を得るため、
レーザ光La,Lbが走査角度θ1a,θ1bだけ偏向
されるタイミングを見計らってレーザダイオード駆動回
路133a,133bに指示を出し、レーザダイオード
320a,S320bを所定時間強制的に発光させる
(ステップS23a,S23b)。図7は、SOS信号
1、2の発生のタイミングと、レーザダイオード320
a、320bの駆動のタイミングの関係を示すタイムチ
ャートである。並列搬送の場合には、図7(c)、
(d)のようにレーザダイオード320a、320bが
駆動され、レーザダイオード320aから射出されたパ
イロット用のレーザ光Laは、ポリゴンミラー322の
反射面で奥側から手前側に、レーザダイオード320b
から射出されたパイロット用のレーザ光Lbは、ポリゴ
ンミラー322の反射面で手前側から奥側に、それぞれ
偏向され、この偏向されたレーザ光La,LbがSOS
センサ324A,324Bで受光されて、それぞれSO
S信号1、2を出力する(図7(a)、(b))(ステ
ップS24a,S24b)。
【0040】CPU131は、SOS信号1、2に基づ
いてそれぞれクロックパルスをカウントしてカウントT
s1、Ts2後にレーザダイオード駆動回路133a、
133bを介してレーザダイオード320a、320b
を駆動して露光走査を開始し(図7(c)、(d)のα
1、α2)(ステップS25a,S25b)、各画像形
成位置Sa、Sbに1走査ライン分を描画する(ステッ
プS26a,26b)。
【0041】その間、次の1走査ライン分の画像データ
がRAM136に書き込まれて、この画像データに基づ
き上述の描画動作が繰り返され、この動作が各画像形成
位置Sa、Sbに原稿1枚分の画像データを書き込むま
で続けられて(ステップS27、S28)、上述の画像
形成プロセスにより記録シート上に画像が形成される。
そして、原稿が複数枚の場合には、それらの全ての頁に
ついて画像形成を行い。それが終了すると、ポリゴンモ
ータ321の回転を停止させ(ステップS29)、描画
処理を終了する。
【0042】このように、本複写機においては、各画像
形成位置Sa、Sbに対応して、その書き込み開始位置
に近い走査角度を検出する位置にSOSセンサを2つ設
けているので、並列搬送モードの場合において、それぞ
れのSOS信号発生時から短いカウントで各画像形成の
開始位置を決定できるので、双方の画像の書き込み開始
位置が安定して1走査ラインごとに書き込み開始位置が
乱されることはなく、両画像においてジッタが生じるこ
とはない。
【0043】加えて、2つの画像に個別対応してその画
像専用の露光走査系323A、323Bを設けているの
で、一つのレーザ光の走査角を特に広げる必要もなく、
レンズの両端部における歪などの影響を避けることがで
き、高画質の再生画像の形成が可能となる。また、ステ
ップS2において並列搬送モードが選択されなかった場
合には、ステップS3に移って、並列搬送モード以外の
給紙モードの選択を行う。ここで奥側搬送モード若しく
は中央搬送モードが選択された場合あるいは手前側搬送
モードが選択された場合には、それぞれ対応する露光走
査系323A、323Bが選択されて上記並列搬送モー
ドと同様な手順で描画動作が行われる。
【0044】すなわち、例えば、ステップS2での設定
内容がA4サイズの原稿の等倍コピーであり、さらに奥
側搬送モードが選択された場合には(ステップS3で
「Yes」)、CPU131は、画像形成位置Saへの
描画の準備のためレーザダイオード駆動回路133aだ
けをON状態にし(ステップS30)、スタートキー2
53の押下により、ポリゴンモータ24を回転させ(ス
テップS31、S32)、レーザダイオード320aを
所定時間強制発光させる(ステップS33)。これによ
り得られたSOS信号1に基づいて画像形成開始位置α
1を決定し、レーザ光Laにより1走査ライン分描画さ
せる(ステップS34、S35、S36)。その後、ス
テップS27〜S29により上記描画動作を繰り返し
て、奥側搬送路における全ての描画動作を終了する。
【0045】反対に、手前側搬送モードが選択された場
合には(ステップS3で「No」)、CPU131は、
画像形成位置Sbへの描画の準備のためレーザダイオー
ド駆動回路133bだけをON状態にし(ステップS4
0)、スタートキー253の操作により、ポリゴンモー
タ24を回転させ(ステップS41、S42)、レーザ
ダイオード320bを所定時間強制発光させる(ステッ
プS43)。これにより得られたSOS信号2に基づい
て画像形成開始位置α2を決定し、レーザ光Lbにより
1走査ライン分描画させる(ステップS44、S45、
S46)。その後、ステップS27〜S29により上記
描画動作を繰り返して、手前側搬送路にける全ての描画
動作を終了する。
【0046】また、ステップS3でA3サイズの記録シ
ートの中央搬送モードが選択された場合には、以下、奥
側搬送モードの場合と同様のレーザ光Laによる描画動
作(ステップS30〜S36)を実行するが、並列搬送
の場合の記録シート間の隙間がない分だけ記録シートS
2の搬送経路が中央によっているので(図2の画像形成
位置Sc)、ステップS35における画像形成開始位置
は、SOS信号1を受信してからカウントTs1’後の
α3からとなる(図7(e))。
【0047】なお、並列搬送モードでマルチコピーをす
る場合において、そのコピー枚数が奇数枚である場合に
は、最後の一枚は、例えば、手前側搬送モードでのコピ
ーとなる。 (4)変形例 以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、
本発明の内容が、上述の実施の形態に限定されないのは
勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
【0048】(4−1)上述の実施の形態では、ポリゴ
ンミラー322を中心にして、露光走査系323A、3
23Bを軸対称に配設したので、当該感光体ドラム31
の両端方向から、しかもほぼ同じタイミングで2つの画
像を描画することが可能となり、並列搬送される記録シ
ートの給紙のタイミングも同一とでき、給紙制御が容易
になるという効果がある。
【0049】しかし、独立して給紙のタイミングを決定
できる場合には、2つの画像を必ずしも同じタイミング
で描画する必要はない。この場合には、露光走査系32
3A、323Bが完全に軸対称とならなくてもよく、要
するに主走査方向に平行であってポリゴンミラー322
の回転軸Xを通る平面を境界として異なる側に配置して
おけば、その露光走査の方向を互いに逆にすることがで
き、これにより感光体ドラム31両端からの露光走査が
可能となる。
【0050】さらに、ポリゴンミラー322の回転軸X
を給紙方向の、例えば、上手方向(図2における左方
向)にずらすことにより、ポリゴンミラー322により
偏向されたレーザ光Laを直接感光体ドラム31に照射
させることも可能となり、この場合には折り返しミラー
3234aは、不要となる。 (4−2)また、露光走査系323A,323Bが上記
ポリゴンミラー322の回転軸Xを通る境界面について
同じ側に配置した場合であっても、レーザダイオード3
20a、320bからポリゴンミラー322の反射面へ
のレーザ光La、Lbの入射角を適当に変えたりするこ
とにより、それぞれ対応する画像形成位置Sa、Sb
(図2)に描画させることは可能である。この場合に
は、レーザ光La、Lbによる走査方向が同一になるた
め、例えば、両者が共に図2のP方向に走査する場合に
は、画像形成位置Sbに描画するタイミングを決定する
ためのSOSセンサが、画像形成位置SaとSbの間の
走査角で入射するレーザ光を受光する位置に配置され、
その分描画範囲が狭くならざるを得ないが、それぞれ専
用の露光走査系により、対応する近くにSOSセンサか
らのSOS信号に基づいて描画されるため、両画像にお
けるジッタの発生を防止して質の高い画像形成の達成は
可能である。
【0051】(4−3)上記実施の形態においては、2
つの画像を並列させて形成する複写機について説明した
が、色の異なる2つのトナー像を同一の画像形成位置に
形成してこれを転写して2色(例えば、赤と黒)の画像
を形成する2色カラー複写機についても適用可能であ
る。この場合には、例えば、2つの露光走査系323
A、323Bの配置を調整して、主走査方向の画像形成
位置は同じで、感光体ドラム31の周方向に違う位置を
露光走査するようにし、各露光走査位置より下流側に各
色の現像器を配設して、各色の画像データを出力するレ
ーザ光La、Lbによって書き込まれた静電潜像を、そ
れぞれ対応する色の現像器で現像するようにすればよ
い。
【0052】(4ー4) 上記実施の形態においては、
デジタル複写機について述べたが、本発明は、その他の
画像形成装置、例えばレーザプリンタなどについても適
用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成装置によれば、2つの画像を感光体上に形成する場
合において、専用の第1、第2の露光走査手段を設け、
各露光走査位置に対応して設けられた同期検出手段から
の同期信号を受けて画像データの書込みをするように制
御したので、両画像において走査ラインごとの書込み開
始位置を安定して決定でき、各再現画像においてジッタ
などが生じない。また2つの画像に個別対応してその画
像専用の露光走査手段、画像形成開始位置決定手段が設
けられているので、両画像を高画質に形成することが可
能となる。
【0054】さらに、第1、第2の露光走査手段は、そ
の偏向手段を共用しているので、偏向手段における偏向
角度の制御が1系統で済むと共に省スペース化を図るこ
とができる。また、本発明によれば、前記第1と第2の
露光走査手段は、前記感光体の主走査方向に重ならない
領域をそれぞれ露光走査すると共に、各露光走査位置に
対応して記録シートを並列搬送するようにしたので、1
回の画像形成動作において2枚の記録シートにそれぞれ
ジッタのない画像を形成することができる。
【0055】さらに、本発明によれば、前記偏向手段
は、駆動手段によって回転されるポリゴンミラーであっ
て、前記第1と第2の露光走査手段は、当該ポリゴンミ
ラーの回転軸を通り、かつ主走査方向と平行な面を境界
面として、それぞれ異なる側に配設したので、各露光走
査手段からのレーザ光がそれぞれ反対方向に走査され、
偏向された少なくとも第1、第2の露光走査手段のどち
らかのレーザ光を感光体方向に反射させる折り返しミラ
ーの設置により、各レーザ光を前記感光体の主走査方向
の両端から露光走査可能としたので、各同期検出手段は
各露光走査手段による露光走査位置に対応させて設けら
れ、しかも通常は、各レーザ光の走査角より小さな角度
で取り付けられるので、感光体の主走査方向の全域を画
像形成の領域とでき、効率的な構成とすることができ
る。
【0056】また、さらに前記折り返しミラーは、第
1、第2の露光走査手段に対応してそれぞれ設けられ、
前記第1、第2の露光走査手段および各折り返しミラー
が、前記ポリゴンミラーの回転軸について、ほぼ軸対称
となる位置に配設されているので、第1、第2の露光走
査手段による感光体への走査速度、および走査ラインの
位置を同一にすることが可能となって、露光走査の制御
が容易となると共に、並列搬送により2枚の記録シート
を供給してそれぞれに画像を形成する場合には、2枚の
給紙のタイミングを同一にすることができ搬送駆動系の
構成や制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の全体の構成を示す図であ
る。
【図2】上記複写機のプリンタ部における要部の斜視図
である。
【図3】上記複写機の操作パネルの構成例を示す図であ
る。
【図4】上記複写機の制御部のブロック図である。
【図5】上記制御部におけるプリンタ制御部のブロック
図である。
【図6】上記プリンタ制御部における描画処理の動作を
示すフローチャートである。
【図7】SOS信号に基づき、所定の画像形成位置に画
像を書き込むタイミングについて説明するための図であ
る。
【図8】従来の複写機における画像形成部の構成を示す
図である。
【図9】従来の複写機において、感光体ドラムの2つの
画像形成位置に画像を書き込むタイミングについて説明
するための図である。
【符号の説明】
20 イメージリーダ部 30 プリンタ部 31 感光体ドラム 32 プリンタヘッド 130 プリンタ制御部 131 CPU 132 ポリゴンモータ制御回路 133a,133b レーザダイオード駆動回路 134 クロック発生回路 135 ROM 136 RAM 320a,320b レーザダイオード 322 ポリゴンミラー 323A,323B 露光走査系 324A,324B SOSセンサ 3233a,3233b fθレンズ 3234a,3234b 折り返しミラー La,Lb レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づいてレーザ
    光の出力を制御し、この制御されたレーザ光により感光
    体を露光走査して、給紙手段より給紙された記録シート
    上に画像を形成する画像形成装置において、 レーザ光射出手段と、このレーザ光射出手段からのレー
    ザ光を偏向させる偏向手段と、当該偏向手段によって偏
    向されたレーザ光を前記感光体上に走査させる走査レン
    ズとを備え、感光体の所定位置を露光走査する第1、第
    2の露光走査手段と、 前記第1、第2の露光走査手段による露光走査位置に対
    応して設けられ、各露光走査位置の範囲外に射出される
    レーザ光の入射を受けて同期信号を発する第1、第2の
    同期検出手段と、 前記第1、第2の同期検出手段からの同期信号を受け、
    それぞれに同期させて前記各レーザ光射出手段の出力を
    制御する第1、第2の制御手段と、を備えると共に、 前記第1と第2の露光走査手段における偏向手段は、1
    個の偏向手段を共用していることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の露光走査手段は、前記
    感光体の主走査方向に重ならない領域をそれぞれ露光走
    査すると共に、前記給紙手段は、各露光走査位置に対応
    して記録シートを並列搬送する搬送手段を備え、1回の
    画像形成動作において2個の画像を形成するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記偏向手段は、駆動手段によって回転
    されるポリゴンミラーであって、前記第1と第2の露光
    走査手段は、当該ポリゴンミラーの回転軸を通り、かつ
    主走査方向と平行な面を境界面として、それぞれ異なる
    側に配設されると共に、前記偏向手段により偏向され
    た、少なくとも第1、第2の露光走査手段のどちらかの
    レーザ光を前記感光体方向に反射させる折り返しミラー
    を設けて、各レーザ光が前記感光体の主走査方向の両端
    から露光走査可能としたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記折り返しミラーは、第1、第2の露
    光走査手段に対応してそれぞれ設けられ、 前記第1、第2の露光走査手段および各折り返しミラー
    が、前記ポリゴンミラーの回転軸について、ほぼ軸対称
    となる位置に配設されていることを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142506A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Noritsu Koki Co Ltd カラープリント装置のレーザ光走査調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142506A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Noritsu Koki Co Ltd カラープリント装置のレーザ光走査調整方法
JP4639767B2 (ja) * 2004-11-16 2011-02-23 ノーリツ鋼機株式会社 カラープリント装置のレーザ光走査調整方法

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