JPH1075964A - Ｃａｄ／ｃａｍを使用する歯科用修復物の形成方法 - Google Patents
Ｃａｄ／ｃａｍを使用する歯科用修復物の形成方法Info
- Publication number
- JPH1075964A JPH1075964A JP22033897A JP22033897A JPH1075964A JP H1075964 A JPH1075964 A JP H1075964A JP 22033897 A JP22033897 A JP 22033897A JP 22033897 A JP22033897 A JP 22033897A JP H1075964 A JPH1075964 A JP H1075964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dental
- pellets
- soft
- pellet
- porcelain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C13/00—Dental prostheses; Making same
- A61C13/0003—Making bridge-work, inlays, implants or the like
- A61C13/0004—Computer-assisted sizing or machining of dental prostheses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C13/00—Dental prostheses; Making same
- A61C13/08—Artificial teeth; Making same
- A61C13/083—Porcelain or ceramic teeth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＣＡＤ／ＣＡＭにより制御されるフライス盤
の切削ジグの摩耗を減らし、歯科用修復物と患者自身の
歯との間の嵌まり具合を改善する歯科用修復物を形成す
る方法を提供する。 【解決手段】 歯科用修復物を製造する方法は、ソフト
焼結した歯科用ポーセレンペレットを供給すること、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭシステムの制御の下、ソフト焼結した歯科
用ポーセレンペレットを切削して歯構造物を形成するこ
と、耐火性インベストメント材料により歯構造物を包囲
すること、包囲した歯構造物を融着すること、および融
着した歯構造物から耐火性インベストメント材料を除去
して、歯科用修復物を得ることを含んで成る。
の切削ジグの摩耗を減らし、歯科用修復物と患者自身の
歯との間の嵌まり具合を改善する歯科用修復物を形成す
る方法を提供する。 【解決手段】 歯科用修復物を製造する方法は、ソフト
焼結した歯科用ポーセレンペレットを供給すること、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭシステムの制御の下、ソフト焼結した歯科
用ポーセレンペレットを切削して歯構造物を形成するこ
と、耐火性インベストメント材料により歯構造物を包囲
すること、包囲した歯構造物を融着すること、および融
着した歯構造物から耐火性インベストメント材料を除去
して、歯科用修復物を得ることを含んで成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用修復物（充
填物および整復物を含む、dental restoration）を形成
する方法、より詳しくはＣＡＤ（キャド）／ＣＡＭ（キ
ャム、製造自動化システム）を使用して形成する方法に
関する。
填物および整復物を含む、dental restoration）を形成
する方法、より詳しくはＣＡＤ（キャド）／ＣＡＭ（キ
ャム、製造自動化システム）を使用して形成する方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】歯科用ポーセレン（陶材、porcelain）
は、典型的には、「ガラス様」粒状物の微細粉末、例え
ばJeneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、Wa
llingford）から販売されているOptec（商標）ポーセレ
ンパウダーを含んで成る。歯科用修復物を形成するに
は、水または何らかの適当な液体をそのようなパウダー
に加える。湿った砂様の配合物が調製され、これを所望
の形状に形成でき、その後、熱により融着（fuse）させ
てガラスに似た中実基体が形成される。この方法におい
て、ポーセレンを金属にエナメル加工しても、あるいは
純粋なポーセレンの中実の塊に単に焼成するだけであっ
てもよい。修復物は、通常、処置された歯のレプリカま
たは歯型に基づいて形成される。色および強度を改善す
る物質をポーセレンパウダーに加えてもよい。
は、典型的には、「ガラス様」粒状物の微細粉末、例え
ばJeneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、Wa
llingford）から販売されているOptec（商標）ポーセレ
ンパウダーを含んで成る。歯科用修復物を形成するに
は、水または何らかの適当な液体をそのようなパウダー
に加える。湿った砂様の配合物が調製され、これを所望
の形状に形成でき、その後、熱により融着（fuse）させ
てガラスに似た中実基体が形成される。この方法におい
て、ポーセレンを金属にエナメル加工しても、あるいは
純粋なポーセレンの中実の塊に単に焼成するだけであっ
てもよい。修復物は、通常、処置された歯のレプリカま
たは歯型に基づいて形成される。色および強度を改善す
る物質をポーセレンパウダーに加えてもよい。
【０００３】歯科用修復物を形成するもう１つの方法
は、ホット−プレス法（高温の射出成形）である。この
方法は、ワックスで修復物を形作ることから始まる。ワ
ックスの原型を型から取り出して、硬化できる「石膏
様」材料の配合物に埋没させるかまたはそれにより囲
む。チャンネルまたは開口部が埋没材料（またはインベ
ストメント、investment）の外側表面からワックスの原
型までつながっている。バーンアウト（または焼却）工
程の間にワックスをインベストメントから除去する。パ
ウダーまたはペレット形態で供給される歯科用ポーセレ
ンを特別のホットプレスに供給して、溶融（melt）させ
て、インベストメントに加えた圧力にて押しつける。ポ
ーセレンペレットの例には、Jeneric/Pentron Incorpor
ated（コネチカット州、Wallingford）から販売されて
いるソフト焼結した（soft-sintered）ＯＰＣ（登録商
標）ペレットおよびIvoclar AG（リヒテンシュタイン、
Schaan）から販売されている十分に融着したEmpress
（登録商標）ポーセレンペレットが含まれる。溶融した
材料は、ワックスの原型により形成された空隙部分を充
填する。冷却後、硬化したセラミックをインベストメン
トを壊して取り出す。要すれば、修復物の表面に歯の色
を模擬する色を焼き付けてよい。
は、ホット−プレス法（高温の射出成形）である。この
方法は、ワックスで修復物を形作ることから始まる。ワ
ックスの原型を型から取り出して、硬化できる「石膏
様」材料の配合物に埋没させるかまたはそれにより囲
む。チャンネルまたは開口部が埋没材料（またはインベ
ストメント、investment）の外側表面からワックスの原
型までつながっている。バーンアウト（または焼却）工
程の間にワックスをインベストメントから除去する。パ
ウダーまたはペレット形態で供給される歯科用ポーセレ
ンを特別のホットプレスに供給して、溶融（melt）させ
て、インベストメントに加えた圧力にて押しつける。ポ
ーセレンペレットの例には、Jeneric/Pentron Incorpor
ated（コネチカット州、Wallingford）から販売されて
いるソフト焼結した（soft-sintered）ＯＰＣ（登録商
標）ペレットおよびIvoclar AG（リヒテンシュタイン、
Schaan）から販売されている十分に融着したEmpress
（登録商標）ポーセレンペレットが含まれる。溶融した
材料は、ワックスの原型により形成された空隙部分を充
填する。冷却後、硬化したセラミックをインベストメン
トを壊して取り出す。要すれば、修復物の表面に歯の色
を模擬する色を焼き付けてよい。
【０００４】歯科用修復物を形成する更にもう１つの方
法は、コンピューター援用設計または製造法、即ち、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭ法を使用する。そのような方法において、
歯科用修復物を上に配置すべき歯の端部（例えば残根、
stump）およびその周囲の歯の３次元写真を撮る。この
写真をデジタル化してＣＡＤ／ＣＡＭシステムに送り、
ディスプレイスクリーンに３次元画像を表示する。歯科
医または歯科技工士のような歯科専門家が、ＣＡＤ／Ｃ
ＡＭシステムに格納（または記録）されている複数の歯
の形態から最も適当な歯を選択し、選択した歯の形態を
端部の上に映し出して、歯科用修復物の最適の配置およ
び適合性（例えば嵌まり具合）を見つけだす。このよう
に形成した歯科用修復物に関するデジタルデータを、３
次元的に操作される数値制御フライス盤に送る。このフ
ライス盤は、デジタルデータに基づいてブランク（素材
片）、即ち、中実の金属または十分に融着した歯科用ポ
ーセレンを精密に切削して、歯科用修復物が得られる。
法は、コンピューター援用設計または製造法、即ち、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭ法を使用する。そのような方法において、
歯科用修復物を上に配置すべき歯の端部（例えば残根、
stump）およびその周囲の歯の３次元写真を撮る。この
写真をデジタル化してＣＡＤ／ＣＡＭシステムに送り、
ディスプレイスクリーンに３次元画像を表示する。歯科
医または歯科技工士のような歯科専門家が、ＣＡＤ／Ｃ
ＡＭシステムに格納（または記録）されている複数の歯
の形態から最も適当な歯を選択し、選択した歯の形態を
端部の上に映し出して、歯科用修復物の最適の配置およ
び適合性（例えば嵌まり具合）を見つけだす。このよう
に形成した歯科用修復物に関するデジタルデータを、３
次元的に操作される数値制御フライス盤に送る。このフ
ライス盤は、デジタルデータに基づいてブランク（素材
片）、即ち、中実の金属または十分に融着した歯科用ポ
ーセレンを精密に切削して、歯科用修復物が得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】十分に融着した歯科用
ポーセレンペレットを使用すると、切削ジグが摩耗し、
歯科用修復物の形成プロセスの速度が相当低下すること
が判った。十分に融着した歯科用ポーセレンを切削する
ことにより、断片やフレークが過度に生成し、これが、
切削操作の精度、そして、最終的には修復物と患者自身
の（生来の）歯との間の適合性（例えば嵌まり具合）に
影響を与えることになる。本発明が解決しようとする課
題は、ＣＡＤ／ＣＡＭにより制御されるフライス盤のよ
うな切削機の切削ジグの摩耗を相当減らし、歯科用修復
物と患者自身の歯との間の適合性を改善する、歯科用修
復物を形成するＣＡＤ／ＣＡＭ方法を提供することであ
る。
ポーセレンペレットを使用すると、切削ジグが摩耗し、
歯科用修復物の形成プロセスの速度が相当低下すること
が判った。十分に融着した歯科用ポーセレンを切削する
ことにより、断片やフレークが過度に生成し、これが、
切削操作の精度、そして、最終的には修復物と患者自身
の（生来の）歯との間の適合性（例えば嵌まり具合）に
影響を与えることになる。本発明が解決しようとする課
題は、ＣＡＤ／ＣＡＭにより制御されるフライス盤のよ
うな切削機の切削ジグの摩耗を相当減らし、歯科用修復
物と患者自身の歯との間の適合性を改善する、歯科用修
復物を形成するＣＡＤ／ＣＡＭ方法を提供することであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの課題お
よび他の目的に基づいて、歯科用修復物を形成（または
製造）する方法が提供され、その方法は、ソフト焼結
（soft-sintered）または部分焼結（partially sintere
d）した歯科用ポーセレンペレットを供給すること、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭシステムの制御の下、ソフト焼結した歯科
用ポーセレンペレットを切削して歯構造物を形成するこ
と、耐火性インベストメント材料（耐火性埋没材料、in
vestment refractory material）により歯構造物を包囲
すること、包囲した歯構造物を融着すること、および融
着した歯構造物から耐火性インベストメント材料を除去
して、歯科用修復物を得ることを含んで成る。
よび他の目的に基づいて、歯科用修復物を形成（または
製造）する方法が提供され、その方法は、ソフト焼結
（soft-sintered）または部分焼結（partially sintere
d）した歯科用ポーセレンペレットを供給すること、Ｃ
ＡＤ／ＣＡＭシステムの制御の下、ソフト焼結した歯科
用ポーセレンペレットを切削して歯構造物を形成するこ
と、耐火性インベストメント材料（耐火性埋没材料、in
vestment refractory material）により歯構造物を包囲
すること、包囲した歯構造物を融着すること、および融
着した歯構造物から耐火性インベストメント材料を除去
して、歯科用修復物を得ることを含んで成る。
【０００７】本明細書において使用する用語「ソフト焼
結した歯科用ポーセレンペレット」は、周辺温度（例え
ば室温）において歯科用ポーセレンパウダーを詰めてま
たは圧密もしくは圧縮して（compress）ペレット（いず
れの所望の形状および構造を有してよい）にし、引き続
いて、歯科用ポーセレンの融着温度（fusion temperatu
re）より十分に低い温度までペレットを加熱して、得ら
れるソフト焼結したペレットの密度（またはみかけ密
度）がペレットの理論密度（または真密度）または真比
重（例えばＡＳＴＭ Ｃ １３５−４７に基づいて求める
ことができる。）の約８５％以下、典型的には７５％以
下となるようにすることにより、また、好ましくは少な
くとも約５％、より好ましくは少なくとも約２０％、例
えば少なくとも約４０％となるようにすることにより形
成されるものを呼ぶものと理解されたい。例えばソフト
焼結したペレットの密度は理論密度の約４５〜７０％で
あってもよい。そのようなソフト焼結したペレットは、
白色のチョーク状の外観を有し、幾分多孔質である。こ
の状態は、ペレットを歯科用ポーセレンの融着温度また
はそれに近い温度まで加熱して、得られる焼結ペレット
の密度がペレットの理論密度の約９０％を越えるように
する場合とは対照的である。そのように十分に融着した
（fully fused）ペレットは半透明で光沢のある外観を
有し、有るとしても非常に僅かの多孔性を示すに過ぎな
い。
結した歯科用ポーセレンペレット」は、周辺温度（例え
ば室温）において歯科用ポーセレンパウダーを詰めてま
たは圧密もしくは圧縮して（compress）ペレット（いず
れの所望の形状および構造を有してよい）にし、引き続
いて、歯科用ポーセレンの融着温度（fusion temperatu
re）より十分に低い温度までペレットを加熱して、得ら
れるソフト焼結したペレットの密度（またはみかけ密
度）がペレットの理論密度（または真密度）または真比
重（例えばＡＳＴＭ Ｃ １３５−４７に基づいて求める
ことができる。）の約８５％以下、典型的には７５％以
下となるようにすることにより、また、好ましくは少な
くとも約５％、より好ましくは少なくとも約２０％、例
えば少なくとも約４０％となるようにすることにより形
成されるものを呼ぶものと理解されたい。例えばソフト
焼結したペレットの密度は理論密度の約４５〜７０％で
あってもよい。そのようなソフト焼結したペレットは、
白色のチョーク状の外観を有し、幾分多孔質である。こ
の状態は、ペレットを歯科用ポーセレンの融着温度また
はそれに近い温度まで加熱して、得られる焼結ペレット
の密度がペレットの理論密度の約９０％を越えるように
する場合とは対照的である。そのように十分に融着した
（fully fused）ペレットは半透明で光沢のある外観を
有し、有るとしても非常に僅かの多孔性を示すに過ぎな
い。
【０００８】本明細書において使用する用語「歯構造
物」は、生来の歯を複製する形状、あるいは生来の歯と
組み合わせるように意図された形状を有する切削された
ソフト焼結したペレットを含む。本発明の驚くべき利点
の１つは、本発明の方法により形成される歯科用修復物
は、ソフト焼結したペレットの代わりに、十分に融着し
たペレット（fully fused pellet）から形成した歯科用
修復物と比較した場合、相当大きい強度特性を示すこと
である。
物」は、生来の歯を複製する形状、あるいは生来の歯と
組み合わせるように意図された形状を有する切削された
ソフト焼結したペレットを含む。本発明の驚くべき利点
の１つは、本発明の方法により形成される歯科用修復物
は、ソフト焼結したペレットの代わりに、十分に融着し
たペレット（fully fused pellet）から形成した歯科用
修復物と比較した場合、相当大きい強度特性を示すこと
である。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明を実施する場合に使用でき
るＣＡＤ／ＣＡＭ法および／またはシステムは、例え
ば、米国特許第４,５７５,８０５号および第４,６６３,
７２０号に記載されているものが含まれるが、これらに
限定されるものではない。これらの特許に記載された事
項は、この引用により本明細書に組み込まれる。本発明
を実施する場合に有利に使用できる市販のＣＡＤ／ＣＡ
Ｍシステムの例は、IntraTech Dental Products（テキ
サス州、ダラス）から市販されているPRO-CAM（商標）
システムである。
るＣＡＤ／ＣＡＭ法および／またはシステムは、例え
ば、米国特許第４,５７５,８０５号および第４,６６３,
７２０号に記載されているものが含まれるが、これらに
限定されるものではない。これらの特許に記載された事
項は、この引用により本明細書に組み込まれる。本発明
を実施する場合に有利に使用できる市販のＣＡＤ／ＣＡ
Ｍシステムの例は、IntraTech Dental Products（テキ
サス州、ダラス）から市販されているPRO-CAM（商標）
システムである。
【００１０】本発明において使用するソフト焼結したペ
レットを形成するために使用される歯科用ポーセレン
は、同様に特に限定されるものではない。好ましくは、
この歯科用ポーセレンは、Jeneric/Pentron Incorporat
ed（コネチカット州、Wallingford）から販売されてい
る高強度Optec（商標）ポーセレンパウダーである。Opt
ec（商標）ポーセレンパウダーは約１０２７℃の融着温
度を有する。Optec（商標）ポーセレンパウダーをソフ
ト焼結したペレットに加工するには、適当量のパウダー
を適当なプレス装置（例えばCarver実験室用プレス）に
供給して、周囲温度（例えば室温）にてある圧力、例え
ば５０００psiの圧力で圧縮してペレットにする。その
後、例えば通常の歯科用ポーセレン加熱器で、ペレット
を約６５０℃から９２５℃までの温度で加熱してペレッ
トをソフト焼結する。得られたソフト焼結したペレット
は、（アルキメデス法（Archimedes method）により測
定される）ペレットの理論密度（即ち、十分に融着させ
た場合の密度）の約８５％以下、典型的には７５％以下
であって、好ましくは５％以上の密度を有する。
レットを形成するために使用される歯科用ポーセレン
は、同様に特に限定されるものではない。好ましくは、
この歯科用ポーセレンは、Jeneric/Pentron Incorporat
ed（コネチカット州、Wallingford）から販売されてい
る高強度Optec（商標）ポーセレンパウダーである。Opt
ec（商標）ポーセレンパウダーは約１０２７℃の融着温
度を有する。Optec（商標）ポーセレンパウダーをソフ
ト焼結したペレットに加工するには、適当量のパウダー
を適当なプレス装置（例えばCarver実験室用プレス）に
供給して、周囲温度（例えば室温）にてある圧力、例え
ば５０００psiの圧力で圧縮してペレットにする。その
後、例えば通常の歯科用ポーセレン加熱器で、ペレット
を約６５０℃から９２５℃までの温度で加熱してペレッ
トをソフト焼結する。得られたソフト焼結したペレット
は、（アルキメデス法（Archimedes method）により測
定される）ペレットの理論密度（即ち、十分に融着させ
た場合の密度）の約８５％以下、典型的には７５％以下
であって、好ましくは５％以上の密度を有する。
【００１１】別法では、より好ましいが、ソフト焼結ペ
レットは、Jeneric/Pentron Incorporated（コネチカッ
ト州、Wallingford）から販売されている高強度OPC（登
録商標）ポーセレンペレットである。OPC（登録商標）
ポーセレンペレットは、ソフト焼結した形態で販売さ
れ、従って、本発明の実施に際して直ぐに使用できる。
OPC（登録商標）ポーセレンペレットは約１１５０℃の
融着温度を有する。
レットは、Jeneric/Pentron Incorporated（コネチカッ
ト州、Wallingford）から販売されている高強度OPC（登
録商標）ポーセレンペレットである。OPC（登録商標）
ポーセレンペレットは、ソフト焼結した形態で販売さ
れ、従って、本発明の実施に際して直ぐに使用できる。
OPC（登録商標）ポーセレンペレットは約１１５０℃の
融着温度を有する。
【００１２】ソフト焼結したペレットをＣＡＤ／ＣＡＭ
システムのコントロールの下、切削した後、得られた歯
構造物を耐火性インベストメント材料によって埋没させ
る。この耐火性インベストメント材料は、ソフト焼結し
たペレットの組成に応じて選択する。耐火性インベスト
メント材料は高温に加熱される場合、ディメンジョンが
実質的に変わってはならないことで当該分野においては
周知である。好ましくは、耐火性インベストメント材料
は、ソフト焼結した歯科用ポーセレンペレットより約
０.５×１０-6／℃小さい熱膨張係数を有する。本発明
の方法においてOptec（商標）ポーセレンを使用する場
合、耐火性インベストメント材料としてJeneric/Pentro
n Incorporated（コネチカット州、Wallingford）から
販売されているOptec（商標）Instant Refractory Mate
rialを方法の実施に使用するのが好ましい。OPC（登録
商標）ソフト焼結したポーセレンペレットを使用する場
合、Jeneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、
Wallingford）から販売されているOPC（登録商標）Inst
ant Refractory Materialを耐火性インベストメント材
料として使用するのが好ましい。
システムのコントロールの下、切削した後、得られた歯
構造物を耐火性インベストメント材料によって埋没させ
る。この耐火性インベストメント材料は、ソフト焼結し
たペレットの組成に応じて選択する。耐火性インベスト
メント材料は高温に加熱される場合、ディメンジョンが
実質的に変わってはならないことで当該分野においては
周知である。好ましくは、耐火性インベストメント材料
は、ソフト焼結した歯科用ポーセレンペレットより約
０.５×１０-6／℃小さい熱膨張係数を有する。本発明
の方法においてOptec（商標）ポーセレンを使用する場
合、耐火性インベストメント材料としてJeneric/Pentro
n Incorporated（コネチカット州、Wallingford）から
販売されているOptec（商標）Instant Refractory Mate
rialを方法の実施に使用するのが好ましい。OPC（登録
商標）ソフト焼結したポーセレンペレットを使用する場
合、Jeneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、
Wallingford）から販売されているOPC（登録商標）Inst
ant Refractory Materialを耐火性インベストメント材
料として使用するのが好ましい。
【００１３】次に、当該技術分野において周知であるよ
うに、真空炉においてソフト焼結ペレットの融着温度ま
でペレットを加熱することによりインベストメント材料
で囲まれた歯構造物を融着する。融着歯構造物を冷却し
た後、融着した歯構造物からインベストメント材料を除
いて歯科用修復物を得る。これは、修復される歯および
その周囲の歯に正確にフィットする。当該技術分野にお
いて周知である技術を使用して、得られた歯科用修復物
の外側表面の上に前装（または被覆）用のポーセレン
（veneering porcelain）および／または染料（stain）
を供給してよいのは勿論である。
うに、真空炉においてソフト焼結ペレットの融着温度ま
でペレットを加熱することによりインベストメント材料
で囲まれた歯構造物を融着する。融着歯構造物を冷却し
た後、融着した歯構造物からインベストメント材料を除
いて歯科用修復物を得る。これは、修復される歯および
その周囲の歯に正確にフィットする。当該技術分野にお
いて周知である技術を使用して、得られた歯科用修復物
の外側表面の上に前装（または被覆）用のポーセレン
（veneering porcelain）および／または染料（stain）
を供給してよいのは勿論である。
【００１４】尚、OptecおよびＯＰＣは、例えば次のよ
うな組成および物性を有する： 成分（重量％） Optec ＯＰＣ ＳｉＯ2 ６２.００ ６５.０１ Ａｌ2Ｏ3 １７.００ １８.０２ Ｋ2Ｏ １５.２０ １３.８８ Ｎａ2Ｏ ３.２４ １.８１ ＣａＯ ０.７２ ０.７７ Ｌｉ2Ｏ １.８４ ０.５１ Ｃｅ2Ｏ3 ０.２０ −− 融着温度（℃） ９５０−１０００ １１５０−１２００ 熱膨張係数(ｘ１０-6／℃) １７−１９ １６−１８
うな組成および物性を有する： 成分（重量％） Optec ＯＰＣ ＳｉＯ2 ６２.００ ６５.０１ Ａｌ2Ｏ3 １７.００ １８.０２ Ｋ2Ｏ １５.２０ １３.８８ Ｎａ2Ｏ ３.２４ １.８１ ＣａＯ ０.７２ ０.７７ Ｌｉ2Ｏ １.８４ ０.５１ Ｃｅ2Ｏ3 ０.２０ −− 融着温度（℃） ９５０−１０００ １１５０−１２００ 熱膨張係数(ｘ１０-6／℃) １７−１９ １６−１８
【００１５】
【実施例】以下の実施例は、本発明の実施を例示するも
のである。PRO-CAM（商標）（IntraTech Dental Produc
ts Inc.（テキサス州、ダラス）の商標）コンピュータ
ー援用フライス盤（Jeneric/Pentron Incorporated（コ
ネチカット州、Wallingford）から販売）を使用して、J
eneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、Walli
ngford）から販売されているOPC（登録商標）ソフト焼
結歯科用ポーセレンペレットを加工して中間的形状また
は最終形状を有する歯構造物を形成する。次に、高温に
さらしてもディメンジョンが変化しない耐火性インベス
トメント材料（Jeneric/Pentron Incorporated（コネチ
カット州、Wallingford）により商品名Optec（商標）In
stant Refractory Materialで販売されているもの）に
よりこの歯構造物を囲んで埋没させる。この埋没させた
歯構造物を、初期温度６５０℃から１１５０℃まで５５
℃／分の昇温速度で、常套の歯科用ポーセレン加熱炉に
配置することにより、融着する。この歯構造物を１１５
０℃にて３０秒間保持する。十分に融着した歯構造物か
らインベストメントを除いて、適当な前装用ポーセレン
を受容する用に調製された歯科用修復物が得られる。十
分に融着した歯科用修復物は、前装用ポーセレンの熟成
温度まで再加熱した場合、前装用ポーセレンの焼成サイ
クルの間、その形状を失わないような十分の粘度を有す
る。熟成すると、前装用ポーセレンは、口腔環境におい
て必要である緻密な不透過性の表面を形成する。Optima
l（商標）ポーセレン（Jeneric/Pentron Inc.（コネチ
カット州、Wallingford）をパウダーとして供給し、水
または他の適当な液体と混合してスラリーを調製する。
周知の方法でこのスラリーを歯科用修復物に適用（例え
ば塗布）して、常套の歯科用ポーセレン加熱炉にて被覆
した歯科用修復物を約６５０℃から約９７０℃まで約５
５℃／分の昇温速度で加熱して約９７０℃で３０秒間保
持することにより融着する。得られた被覆した歯科用ポ
ーセレン修復物は、元のモデルに嵌まり込む。本発明の
更なる変形および修正は、上述の説明から当業者には明
らかとなり、それらは本発明の特許請求の範囲に含まれ
るものである。
のである。PRO-CAM（商標）（IntraTech Dental Produc
ts Inc.（テキサス州、ダラス）の商標）コンピュータ
ー援用フライス盤（Jeneric/Pentron Incorporated（コ
ネチカット州、Wallingford）から販売）を使用して、J
eneric/Pentron Incorporated（コネチカット州、Walli
ngford）から販売されているOPC（登録商標）ソフト焼
結歯科用ポーセレンペレットを加工して中間的形状また
は最終形状を有する歯構造物を形成する。次に、高温に
さらしてもディメンジョンが変化しない耐火性インベス
トメント材料（Jeneric/Pentron Incorporated（コネチ
カット州、Wallingford）により商品名Optec（商標）In
stant Refractory Materialで販売されているもの）に
よりこの歯構造物を囲んで埋没させる。この埋没させた
歯構造物を、初期温度６５０℃から１１５０℃まで５５
℃／分の昇温速度で、常套の歯科用ポーセレン加熱炉に
配置することにより、融着する。この歯構造物を１１５
０℃にて３０秒間保持する。十分に融着した歯構造物か
らインベストメントを除いて、適当な前装用ポーセレン
を受容する用に調製された歯科用修復物が得られる。十
分に融着した歯科用修復物は、前装用ポーセレンの熟成
温度まで再加熱した場合、前装用ポーセレンの焼成サイ
クルの間、その形状を失わないような十分の粘度を有す
る。熟成すると、前装用ポーセレンは、口腔環境におい
て必要である緻密な不透過性の表面を形成する。Optima
l（商標）ポーセレン（Jeneric/Pentron Inc.（コネチ
カット州、Wallingford）をパウダーとして供給し、水
または他の適当な液体と混合してスラリーを調製する。
周知の方法でこのスラリーを歯科用修復物に適用（例え
ば塗布）して、常套の歯科用ポーセレン加熱炉にて被覆
した歯科用修復物を約６５０℃から約９７０℃まで約５
５℃／分の昇温速度で加熱して約９７０℃で３０秒間保
持することにより融着する。得られた被覆した歯科用ポ
ーセレン修復物は、元のモデルに嵌まり込む。本発明の
更なる変形および修正は、上述の説明から当業者には明
らかとなり、それらは本発明の特許請求の範囲に含まれ
るものである。
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・エイ・ブライトリー アメリカ合衆国07675ニュージャージー州 ウエストウッド、グッドウィン・テラス71 番 (72)発明者 リサ・エム・ディメリオ アメリカ合衆国08852ニュージャージー州 モンマス・ジャンクション、ホリー・コー ト1201番 (72)発明者 ジャナ・エヌ・プルデン アメリカ合衆国08502ニュージャージー州 ベル・ミード、デハート・ドライブ70番
Claims (10)
- 【請求項１】 歯科用修復物を製造する方法であって、 ソフト焼結した歯科用ポーセレンペレットを供給するこ
と、 ＣＡＤ／ＣＡＭシステムの制御の下、ソフト焼結した歯
科用ポーセレンペレットを切削して歯構造物を形成する
こと、 耐火性インベストメント材料により歯構造物を包囲して
埋没した歯構造物を得ること、 埋没した歯構造物を融着すること、および融着した歯構
造物から耐火性インベストメント材料を除去して、歯科
用修復物を得ることを含んで成る方法。 - 【請求項２】 ソフト焼結した歯科用ポーセレンペレッ
トは、ペレットの理論密度の約８５％より小さい密度を
有する請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 ソフト焼結したペレットは、周囲温度に
て歯科用ポーセレンパウダーを圧縮してペレットにし、
引き続いて、このペレットを歯科用ポーセレンの融着温
度より低い温度まで加熱して、理論密度の約８５％より
小さい密度を有するペレットとすることにより形成され
る請求項１記載の方法。 - 【請求項４】 歯科用ポーセレンパウダーは、Optec
（商標）ポーセレンパウダーである請求項３記載の方
法。 - 【請求項５】 温度が約６５０℃から約９２５℃まで変
化する請求項４記載の方法。 - 【請求項６】 ソフト焼結したペレットはOPC（登録商
標）ペレットである請求項１記載の方法。 - 【請求項７】 ソフト焼結した歯科用ポーセレンペレッ
トは、ペレットの理論密度の約７５％より小さい密度を
有する請求項１記載の方法。 - 【請求項８】 ソフト焼結したペレットは、周囲温度に
て歯科用ポーセレンパウダーを圧縮してペレットにし、
引き続いて、このペレットを歯科用ポーセレンの融着温
度より低い温度まで加熱して、理論密度の約７５％より
小さい密度を有するペレットとすることにより形成され
る請求項１記載の方法。 - 【請求項９】 歯科用ポーセレンパウダーは、Optec
（商標）ポーセレンパウダーである請求項７記載の方
法。 - 【請求項１０】 温度が約６５０℃から約９２５℃まで
変化する請求項９記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/699149 | 1996-08-16 | ||
| US08/699,149 US5775912A (en) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | Method of producing a dental restoration using CAD/CAM |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075964A true JPH1075964A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3254174B2 JP3254174B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=24808148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22033897A Expired - Fee Related JP3254174B2 (ja) | 1996-08-16 | 1997-08-15 | Ｃａｄ／ｃａｍを使用する歯科用修復物の形成方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5775912A (ja) |
| EP (1) | EP0824897B1 (ja) |
| JP (1) | JP3254174B2 (ja) |
| AT (1) | ATE203386T1 (ja) |
| CA (1) | CA2200397A1 (ja) |
| DE (1) | DE69705780T2 (ja) |
| ES (1) | ES2162223T3 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004527280A (ja) * | 2001-02-14 | 2004-09-09 | スリーエム エスペ アーゲー | 歯科補綴物作成方法 |
| JP2009516554A (ja) * | 2005-11-22 | 2009-04-23 | ベゴ・ブレーマー・ゴルトシュレーゲライ・ヴィルヘルム・ヘルプスト・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | 義歯の製造方法及びシステム |
| JP2009207901A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ivoclar Vivadent Ag | 歯科用窯 |
| JP2014502603A (ja) * | 2010-12-17 | 2014-02-03 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト | 歯科用成形部品の製造 |
| US10260811B2 (en) | 2008-03-05 | 2019-04-16 | Ivoclar Vivadent Ag | Dental furnace |
| WO2019093336A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2019-05-16 | クラレノリタケデンタル株式会社 | シリケートガラス及び歯科用製品 |
| JP2020514233A (ja) * | 2017-03-23 | 2020-05-21 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフトＩｖｏｃｌａｒ Ｖｉｖａｄｅｎｔ ＡＧ | グレーズ加工セラミック体を生成する方法 |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6133174A (en) * | 1997-10-15 | 2000-10-17 | Jeneric/Pentron Incorporated | Machinable leucite-containing porcelain compositions and methods of manufacture |
| US20050023710A1 (en) * | 1998-07-10 | 2005-02-03 | Dmitri Brodkin | Solid free-form fabrication methods for the production of dental restorations |
| US6354836B1 (en) | 1998-08-20 | 2002-03-12 | Jeneric/Pentron, Inc. | Methods of producing dental restorations using CAD/CAM and manufactures thereof |
| SE512809C2 (sv) * | 1998-09-11 | 2000-05-15 | Nobel Biocare Ab | Metod, anordning och användning vid dental eller annan människokroppsrelaterad produkt |
| DE19922870A1 (de) * | 1999-05-19 | 2000-12-07 | Paul Weigl | Verfahren zur automatischen, individuell angepaßten Farb-, Transluzenz-, Helligkeits- und Fluoreszenzgebung von zahntechnischen Restaurationen |
| US20040232576A1 (en) * | 1999-07-02 | 2004-11-25 | Dmtri Brodkin | Method of making dental restorations |
| DE19938144C2 (de) * | 1999-08-16 | 2003-08-28 | 3M Espe Ag | Verfahren zur Herstellung von Zahnersatz |
| WO2001032093A1 (en) | 1999-11-02 | 2001-05-10 | Jeneric/Pentron Incorporated | Cad/cam blocks in the manufacture of dental materials |
| PT1235532E (pt) * | 1999-12-07 | 2005-09-30 | Ralph Gunnar Luthardt | Processo para o fabrico de uma protese dentaria ceramica |
| US6689202B2 (en) * | 2000-07-21 | 2004-02-10 | Jeneric/Pentron Incorporated | Molds for the manufacture of a dental restoration and methods of making dental restorations |
| DE10061630B4 (de) * | 2000-12-11 | 2004-02-12 | Vita Zahnfabrik H. Rauter Gmbh & Co. Kg | Vollkeramischer Zahnersatz mit einem Gerüst aus einem Cerstabillisierten Zirkonoxid |
| CA2342709A1 (en) | 2001-03-23 | 2002-09-23 | Dentalmatic Technologies Inc. | Methods for dental restoration |
| DE10216590B4 (de) * | 2002-04-14 | 2007-06-14 | Paul Dr. Weigl | Verfahren zur maschinellen Fertigung von zahnärztlichen Restaurationen aus Keramik |
| EP1396237A1 (en) * | 2002-09-05 | 2004-03-10 | Elephant Dental B.V. | Strengthened ceramic restoration |
| EP1613237B1 (de) * | 2003-04-04 | 2011-02-23 | Xawex Ag | Rohling zur Herstellung zahnmedizinischer rekonstruktionen und Herstellungsverfahren desselben |
| DE10342231B4 (de) * | 2003-09-11 | 2008-04-30 | Sirona Dental Systems Gmbh | Rohling zur Herstellung eines Zahnersatzteils und Verfahren zur Herstellung desselben |
| US20050132928A1 (en) * | 2003-12-22 | 2005-06-23 | Culp Terry L. | Dental composites placement techniques for direct restorations |
| US20050261795A1 (en) * | 2004-05-21 | 2005-11-24 | Eastman Kodak Company | Method of making ceramic dental restorations |
| US20060008777A1 (en) * | 2004-07-08 | 2006-01-12 | Peterson David S | System and mehtod for making sequentially layered dental restoration |
| US8814567B2 (en) | 2005-05-26 | 2014-08-26 | Zimmer Dental, Inc. | Dental implant prosthetic device with improved osseointegration and esthetic features |
| US20070037127A1 (en) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Den-Mat Corporation | Method of forming pressable procelain restoration |
| US8075312B2 (en) | 2005-08-30 | 2011-12-13 | Zimmer Dental, Inc. | Dental implant with improved osseointegration features |
| US8562346B2 (en) | 2005-08-30 | 2013-10-22 | Zimmer Dental, Inc. | Dental implant for a jaw with reduced bone volume and improved osseointegration features |
| ES2702779T3 (es) * | 2007-06-07 | 2019-03-05 | Nobel Biocare Services Ag | Procedimiento y producto sinterizado para formar un puente dental |
| ES2366233T3 (es) | 2007-06-07 | 2011-10-18 | Nobel Biocare Services Ag | Método de fabricación de un producto dental. |
| EP2025659A1 (en) | 2007-07-23 | 2009-02-18 | 3M Innovative Properties Company | Colouring solution for dental ceramic articles and related methods |
| US20090061389A1 (en) | 2007-08-30 | 2009-03-05 | Matthew Lomicka | Dental implant prosthetic device with improved osseointegration and shape for resisting rotation |
| EP2072020A1 (en) * | 2007-12-17 | 2009-06-24 | Nobel Biocare Services AG | A method of producing a dental ceramic product |
| US8562348B2 (en) | 2008-07-02 | 2013-10-22 | Zimmer Dental, Inc. | Modular implant with secured porous portion |
| US8899982B2 (en) | 2008-07-02 | 2014-12-02 | Zimmer Dental, Inc. | Implant with structure for securing a porous portion |
| US8231387B2 (en) | 2008-07-02 | 2012-07-31 | Zimmer, Inc. | Porous implant with non-porous threads |
| US9095396B2 (en) | 2008-07-02 | 2015-08-04 | Zimmer Dental, Inc. | Porous implant with non-porous threads |
| WO2010010082A1 (de) | 2008-07-21 | 2010-01-28 | Vita Zahnfabrik H. Rauter Gmbh & Co. Kg | Formkörper aus formstabilisiertem material und verfahren zu seiner herstellung |
| WO2010010087A1 (de) | 2008-07-21 | 2010-01-28 | Vita Zahnfabrik H. Rauter Gmbh & Co. Kg | Poröser silikat-keramischer körper, dentalrestauration sowie verfahren zur herstellung davon |
| US20100114314A1 (en) | 2008-11-06 | 2010-05-06 | Matthew Lomicka | Expandable bone implant |
| CA2755555C (en) | 2009-03-20 | 2018-09-11 | 3Shape A/S | System and method for effective planning, visualization, and optimization of dental restorations |
| US9707058B2 (en) | 2009-07-10 | 2017-07-18 | Zimmer Dental, Inc. | Patient-specific implants with improved osseointegration |
| US8323429B2 (en) * | 2009-07-31 | 2012-12-04 | United States Gypsum Company | Method for preparing three-dimensional plaster objects |
| KR101135038B1 (ko) | 2009-11-19 | 2012-04-13 | 서울대학교산학협력단 | 삼차원 치아 시편 |
| US8602782B2 (en) | 2009-11-24 | 2013-12-10 | Zimmer Dental, Inc. | Porous implant device with improved core |
| WO2013167722A1 (de) | 2012-05-11 | 2013-11-14 | Ivoclar Vivadent Ag | Vorgesinterter rohling für dentale zwecke |
| KR20170007536A (ko) | 2012-05-11 | 2017-01-18 | 이보클라 비바덴트 아게 | 치과용 예비-소결된 블랭크 |
| WO2016023470A1 (zh) | 2014-08-12 | 2016-02-18 | 杭州而然科技有限公司 | 牙科全瓷修复体及其制作方法 |
| US10136972B2 (en) | 2016-06-30 | 2018-11-27 | Align Technology, Inc. | Historical scan reference for intraoral scans |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4575805A (en) * | 1980-12-24 | 1986-03-11 | Moermann Werner H | Method and apparatus for the fabrication of custom-shaped implants |
| US4663720A (en) * | 1984-02-21 | 1987-05-05 | Francois Duret | Method of and apparatus for making a prosthesis, especially a dental prosthesis |
| US4671770A (en) * | 1984-04-03 | 1987-06-09 | Denpac Corp. | High strength porcelain dental prosthetic device |
| US4798536A (en) * | 1987-05-15 | 1989-01-17 | American Thermocraft Corp. | High strength feldspathic dental porcelains containing crystalline leucite |
| NL8702391A (nl) * | 1987-10-07 | 1989-05-01 | Elephant Edelmetaal Bv | Werkwijze voor het met behulp van een cad-cam systeem vervaardigen van een dentaalkroon voor een gebitspreparatie. |
| SE464908B (sv) * | 1989-03-23 | 1991-07-01 | Nobelpharma Ab | Metod foer framstaellning av artificiella tandkronor av onlaytyp eller inlaegg |
| US5180427A (en) * | 1992-01-28 | 1993-01-19 | Jeneric/Pentron, Inc. | Fillers for investment and refractory die materials |
| DE69322807T2 (de) * | 1992-04-06 | 1999-07-08 | Elephant Dental Bv | Zahnprothese und Herstellungsverfahren |
-
1996
- 1996-08-16 US US08/699,149 patent/US5775912A/en not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-03-11 DE DE69705780T patent/DE69705780T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-11 EP EP97420039A patent/EP0824897B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-11 ES ES97420039T patent/ES2162223T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-11 AT AT97420039T patent/ATE203386T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-03-19 CA CA002200397A patent/CA2200397A1/en not_active Abandoned
- 1997-08-15 JP JP22033897A patent/JP3254174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004527280A (ja) * | 2001-02-14 | 2004-09-09 | スリーエム エスペ アーゲー | 歯科補綴物作成方法 |
| JP2009516554A (ja) * | 2005-11-22 | 2009-04-23 | ベゴ・ブレーマー・ゴルトシュレーゲライ・ヴィルヘルム・ヘルプスト・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | 義歯の製造方法及びシステム |
| JP2009207901A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ivoclar Vivadent Ag | 歯科用窯 |
| US9033703B2 (en) | 2008-03-05 | 2015-05-19 | Ivoclar Vivadent Ag | Dental furnace |
| US9557114B2 (en) | 2008-03-05 | 2017-01-31 | Ivoclar Vivadent Ag | Dental furnace |
| US10260811B2 (en) | 2008-03-05 | 2019-04-16 | Ivoclar Vivadent Ag | Dental furnace |
| JP2014502603A (ja) * | 2010-12-17 | 2014-02-03 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト | 歯科用成形部品の製造 |
| JP2020514233A (ja) * | 2017-03-23 | 2020-05-21 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフトＩｖｏｃｌａｒ Ｖｉｖａｄｅｎｔ ＡＧ | グレーズ加工セラミック体を生成する方法 |
| JP2022133478A (ja) * | 2017-03-23 | 2022-09-13 | イフォクレール ヴィヴァデント アクチェンゲゼルシャフト | グレーズ加工セラミック体を生成する方法 |
| WO2019093336A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2019-05-16 | クラレノリタケデンタル株式会社 | シリケートガラス及び歯科用製品 |
| JPWO2019093336A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2020-11-19 | クラレノリタケデンタル株式会社 | シリケートガラス及び歯科用製品 |
| US11472729B2 (en) | 2017-11-07 | 2022-10-18 | Kuraray Noritake Dental Inc. | Silicate glass and dental product |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ATE203386T1 (de) | 2001-08-15 |
| EP0824897A2 (en) | 1998-02-25 |
| EP0824897A3 (en) | 1999-03-10 |
| JP3254174B2 (ja) | 2002-02-04 |
| DE69705780D1 (de) | 2001-08-30 |
| DE69705780T2 (de) | 2002-05-23 |
| ES2162223T3 (es) | 2001-12-16 |
| EP0824897B1 (en) | 2001-07-25 |
| US5775912A (en) | 1998-07-07 |
| CA2200397A1 (en) | 1998-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3254174B2 (ja) | Ｃａｄ／ｃａｍを使用する歯科用修復物の形成方法 | |
| US4585417A (en) | Dental appliance and method of manufacture | |
| US6106747A (en) | Process for manufacturing prostetic dental reconstructions | |
| US7943068B2 (en) | Method of making a dental restoration | |
| US4671770A (en) | High strength porcelain dental prosthetic device | |
| EP1486181B1 (en) | Method of making a dental restoration and apparatus therefor | |
| US6648645B1 (en) | Method for manufacturing dental restorations | |
| US7011522B2 (en) | Methods of producing dental restorations using CAD/CAM and manufactures thereof | |
| JP3849076B2 (ja) | 歯科修復物の成形方法およびそのための装置 | |
| US6818573B2 (en) | Method for molding dental restorations and related apparatus | |
| EP1127564A2 (en) | Method for molding dental restorations and related apparatus | |
| US20050261795A1 (en) | Method of making ceramic dental restorations | |
| US4661071A (en) | Vacuum sintered powder alloy dental prosthetic device and oven to form same | |
| JPH07232930A (ja) | ガラス材、生体組織代替材、その製造方法および生体組織代替材成形装置 | |
| EP0030850B1 (en) | Dental appliance and method of manufacture | |
| EP1253116A1 (en) | Pressable glass ceramic, method for the fabrication thereof, and method for the fabrication of a dental restoration using such glass ceramic | |
| US3464837A (en) | Dental materials | |
| JP2000313674A (ja) | セラミック材料、歯科用修復物の基礎部、および歯科用修復物 | |
| US20050115460A1 (en) | Method for molding dental restorations and related apparatus | |
| US6361721B1 (en) | Method of forming tooth restoration | |
| EP0991369B1 (en) | Dental restorations | |
| JP2005187436A (ja) | 歯科用補綴物の製造方法および歯科用陶材セット | |
| Pathrabe et al. | Metal free ceramics in dentistry: A review | |
| EP1265549B1 (en) | Dental bridge assembly and binding agents therefor | |
| WO2013109491A1 (en) | Investment composition material having a reducing agent |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |