JPH1074325A - 光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置 - Google Patents

光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置

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JPH1074325A
JPH1074325A JP24298997A JP24298997A JPH1074325A JP H1074325 A JPH1074325 A JP H1074325A JP 24298997 A JP24298997 A JP 24298997A JP 24298997 A JP24298997 A JP 24298997A JP H1074325 A JPH1074325 A JP H1074325A
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稔 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップにて光ディスク上のトラック
に対する情報信号の読み取りを行う光ディスク装置にお
いてトラッキングサーボループを簡単に高精度で働かせ
ることができるようにする。 【解決手段】 光ピックアップの光検出部10によるト
ラッキングエラー検出用の2本の副光ビームの一方の検
出出力信号S3 として副光ビーム検出器3にて得られる
検出出力電流を電圧に変換する電流電圧変換回路12を
構成している演算増幅器5の帰還路に設けた帰還抵抗回
路20をマイクロコンピュータ34により制御し、トラ
ッキングサーボオフ時に、上記光検出部10から得られ
る再生RF信号の変動の周期を検出する周期検出回路3
3の検出出力とトラバース信号の信号レベルを検出する
コンパレータ32の比較出力信号に基づいて、上記トラ
バース信号の信号レベルが所定の値となるように、上記
副光ビーム検出器3の検出出力信号の直流成分を選択的
に切り換えることにより、トラッキングエラー信号の直
流オフセット成分を除去する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップに
て光ディスクに光ビームを照射して上記光ディスク上の
トラックに対する情報信号の読み取りを行う光ディスク
装置のトラッキングエラー検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップにて光ディスクに光ビー
ムを照射して上記光ディスク上のトラックに対する情報
信号の読み取りを行う光ディスク装置では、上記光ピッ
クアップが光ディスクに照射する光ビームを上記光ディ
スクの信号記録面にフォーカッシングさせるとともに目
的トラックにトラッキングさせる必要があり、上記光ピ
ックアップによる検出出力に基づいてフォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号を形成して、上記光ビ
ームを光ディスクの信号記録面に照射する対物レンズを
フォーカス方向とトラッキング方向に変位させる所謂2
軸アクチュエータを駆動することにより、フォーカスサ
ーボ制御を行うとともにトラッキングサーボ制御を行う
ようにしている。
【0003】従来より、光ディスク装置におけるトラッ
キングエラーの検出方法としては、3ビーム法やプッシ
ュプル法,ウォブリング法等の各種検出方法が知られて
いる。
【0004】図6は、3ビーム法を採用したトラッキン
グエラー検出装置の基本的な構成を示している。
【0005】このトラッキングエラー検出装置は、光デ
ィスクからの戻り光ビームを検出する光ピックアップの
光検出部10として、情報読み取り用の主光ビームによ
る主スポットBS1 位置に設けた主光ビーム検出器1
と、トラッキングエラー検出用の2本の副光ビームによ
る各副スポットBS2,BS3位置に設けた2個の副光ビ
ーム検出器2,3を備えている。
【0006】上記光ピックアップの光検出部10による
上記2本の副光ビームの検出出力信号S2,S3として上
記2個の副光ビーム検出器2,3に得られる各検出出力
電流は、それぞれ演算増幅器4,5にて構成した各電流
電圧変換回路11,12を介して電圧信号に変換され
て、演算増幅器6による信号減算回路13に供給されて
いる。上記信号減算回路13は、上記2本の副光ビーム
の検出出力信号S2,S3の差S2−S3をトラッキングエ
ラー信号STEとして信号出力端子7から出力する。
【0007】上記信号出力端子7に得られるトラッキン
グエラー信号STEは、光ディスク上のトラックを横切る
ようにスポットを移動させた場合に図7の(A)に示す
ようなトラバース信号となっており、光ディスク装置の
トラッキングサーボループを閉成すると、ゼロレベル点
Z に引き込まれるように上記トラッキングサーボルー
プが形成されている。
【0008】しかし、実際には、光ピックアップにおけ
る光学系の回折格子の+1次と−1次の分割光量比のず
れや上記副光ビーム検出器2,3の各光電変換感度の差
等によって、上記信号出力端子7に得られるトラッキン
グエラー信号STEとして得られるトラバース信号には、
図7の(B)に示すようにオフセットDCOFF が発生す
る。上記トラバース信号に発生するオフセットDCOFF
は、トラッキングサーボループのオフセットとなり、光
ディスク上のトラックに対してずれた位置が主光ビーム
でトレースしてしまう。
【0009】そこで、従来のトラッキングエラー検出装
置では、上記2本の副光ビームの検出出力信号S2,S3
として上記2個の副光ビーム検出器2,3に得られる検
出出力電流を電圧に変換する上記各電流電圧変換回路1
1,12を構成している上記各演算増幅器4,5の帰還
抵抗8,9の一方に可変抵抗器を用いるようにして、例
えば上記帰還抵抗9を可変抵抗器とすることにより、上
記電流電圧変換回路12の変換定数を調整できるように
して、上記オフセットDCOFF がなくなるようにバラン
ス調整を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電流電
圧変換回路11,12を構成している上記演算増幅器
4,5の帰還抵抗8,9の一方に可変抵抗器を用いるよ
うにして、上記オフセットDCOFF がなくなるようにバ
ランス調整を行うようにした従来のトラッキングエラー
検出装置では、上記バランス調整の作業に多大な手間と
時間を必要とするという問題点があった。
【0011】なお、ウォブリングによりRFレベルのエ
ンベロープを検出する方式によって、上記バランス調整
を省略するようにした装置も提案されているが、システ
ムの構成が複雑過ぎて実用化には適さないものであっ
た。
【0012】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑み、光ピックアップにて光ディスクに光ビームを照
射して上記光ディスク上のトラックに対する情報信号の
読み取りを行う光ディスク装置においてトラッキングサ
ーボループを簡単に高精度で働かせることができるよう
にすることを目的とし、例えば光ディスク装置に搭載さ
れるマイクロコンピュータによってバランス調整を自動
的に高精度で効率良く行うことができるトラッキングエ
ラー検出装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
装置のトラッキングエラー検出装置は、光ディスク装置
の光ピックアップから得られる光ビームと光ディスクの
トラックとの相対的な移動によって生じる再生RF信号
の変動の周期が所定値以下であることを検出する周期検
出手段と、光ディスク装置の光ピックアップから得られ
る光ビームと光ディスクのトラックとの相対的な移動を
示すトラバース信号の信号レベルを検出するレベル検出
手段と、トラッキングエラー信号を形成する一方の光ビ
ーム検出器の検出出力信号の直流成分を選択的に切り換
える直流成分切換手段と、トラッキングサーボオフ時
に、上記周期検出手段の出力及び上記レベル検出手段の
出力に基づいて上記直流成分切換手段を制御する制御手
段とを備え、トラッキングサーボオフ時に、上記トラバ
ース信号の信号レベルが所定の値となるように、トラッ
キングエラー信号を形成する一方の光ビーム検出器の検
出出力信号の直流成分を上記制御手段によって選択的に
切り換えて、トラッキングエラー信号の直流オフセット
成分を除去するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明に係る光ディスク装置のトラッキン
グエラー検出装置は、例えば図1に示すように構成され
る。このトラッキングエラー検出装置は、上述の図6に
基本的な構成を示したトラッキングエラー検出装置に本
発明を適用したもので、図1には共通構成要素が共通符
号にて示されている。
【0016】このトラッキングエラー検出装置では、光
ピックアップの光検出部10によるトラッキングエラー
検出用の2本の副光ビームの一方の検出出力信号S3
して副光ビーム検出器3にて得られる検出出力電流を電
圧に変換する電流電圧変換回路12を構成している演算
増幅器5の帰還路に、帰還量を階段状に切り換え可能な
帰還抵抗回路20が設けられている。
【0017】上記帰還抵抗回路20は、上記演算増幅器
5の反転入力端と出力端との間に直列接続された抵抗2
1,22と、上記抵抗21,22の接続中点と接地間に
接続された抵抗23と、上記抵抗23に対してそれぞれ
スイッチングトランジスタ27,28,29を介して並
列接続された各抵抗24,25,26にて構成されてい
る。
【0018】すなわち、上記電流電圧変換回路12は、
上記帰還抵抗回路20の各スイッチングトランジスタ2
7,28,29のオン・オフにより分圧比を階段状に切
り換えて、上記演算増幅器5の帰還量を切り換えること
によって、変換利得を可変することができるようになっ
ている。
【0019】また、このトラッキングエラー検出装置で
は、上記帰還抵抗回路20の各スイッチングトランジス
タ27,28,29のオン・オフ切り換え制御を行う制
御部30が次のように構成されている。
【0020】すなわち、上記制御部30は、上記光ピッ
クアップの光検出部10による2本の副光ビームの検出
出力信号S2 ,S3 として副光ビーム検出器2,3に得
られる各検出出力電流がそれぞれ各電流電圧変換回路1
1,12を介して電圧信号に変換されて供給される信号
減算回路13から信号出力端子7にて得られるトラッキ
ングエラー信号STEがローパスフィルタ31を介して供
給される第1のコンパレータ32と、信号加算回路43
から再生RF信号が供給される周期検出回路33と、上
記コンパレータ32の比較出力信号C1 と上記周期検出
回路33の検出パルスC2 に基づいて上記帰還抵抗回路
20の各スイッチングトランジスタ27,28,29の
オン・オフ制御を行うマイクロコンピュータ34にて構
成されている。上記マイクロコンピュータ34には、こ
のトラッキングエラー検出装置が設けられる光ディスク
装置に例えばシステムコントローラとして搭載されてい
るマイクロコンピュータが用いられている。
【0021】なお、このトラッキングエラー検出装置で
は、光ピックアップの光検出部10による主光ビームを
検出する主光ビーム検出器1として所謂4分割フォトデ
ィテクタが用いられており、上記4分割フォトディテク
タにて得られる検出出力電流を電圧に変換する電流電圧
変換回路41,42を介して、上記主光ビーム検出器1
による上記主光ビームの検出出力信号SA ,SB
C ,SD が信号加算回路43に供給されており、この
信号加算回路43による加算出力信号RFがRF=SA
+SB +SC +SD再生RF信号として信号出力端子4
5より出力されるようになっている。
【0022】上記周期検出回路33には、この信号加算
回路43による加算出力信号RFとして得られる再生R
F信号が供給される。
【0023】そして、上記マイクロコンピュータ34
は、トラッキングエラー検出装置のオフセット調整モー
ドが指定されると、トラッキングサーボループをオフに
して上記信号減算回路13からトラッキングエラー信号
TEとしてトラバース信号が得られるようにして、図2
のフローチャートに示すオフセット調整モードの制御動
作を開始する。
【0024】ここで、上記コンパレータ32は、上記ロ
ーパスフィルタ31を介して供給される上記トラバース
信号の平均値レベルをゼロレベル0VDCと比較して、上
記トラバース信号の平均値レベルがゼロレベル0VDC
りも高い場合に論理「H」の比較出力信号C1 を上記マ
イクロコンピュータ34に与えるようになっている。
【0025】また、上記周期検出回路33は、上記信号
加算回路43から供給される再生RF信号に基づいて、
光ディスク装置の光ピックアップから得られる光ビーム
と光ディスクのトラックとの相対的な移動によって生じ
る再生RF信号の変動の周期を検出するものであって、
所謂ミラー信号から上記トラバース信号の周期TC2に応
じたパルス幅の検出パルスC2 を形成する。そして、こ
の周期検出回路33は、上記トラバース信号の周期TC2
に対応したパルス幅の検出パルスC2 を上記マイクロコ
ンピュータ34に与えるようになっている。
【0026】上記マイクロコンピュータ34は、オフセ
ット調整モードの制御動作を開始すると、先ず、第1ス
テップS1 にて制御変数NをN=7に初期設定して3ビ
ットの制御データD2 =L,D1 =L,D0 =Lを上記
帰還抵抗回路20の各スイッチングトランジスタ27,
28,29に与えて、上記スイッチングトランジスタ2
7,28,29を全てオフさせ、上記電流電圧変換回路
12の変換利得を最小の状態に制御してから、次の第2
ステップS2 の判定動作に移る。
【0027】上記第2ステップS2 では、上記周期検出
回路33からの検出パルスC2 に基づいて、上記トラバ
ース信号の周期TC2が所定値TB よりも小さいか否かの
判定動作を行う。そして、上記マイクロコンピュータ3
4は、この第2ステップS2における判定結果がNOす
なわち上記トラバース信号の周期TC2が所定値TB より
も大きい場合には上記第2ステップS2 の判定動作を繰
り返し行い、上記第2ステップS2 における判定結果が
YESすなわち上記トラバース信号の周期TC2が所定値
B よりも小さくなると、次の第3ステップS3 の判定
動作に移る。
【0028】上記第2ステップS3 では、上記コンパレ
ータ32からの比較出力信号C1 が論理「L」であるか
否かの判定動作を行う。そして、上記マイクロコンピュ
ータ34は、この第3ステップS3 における判定結果が
NOすなわち上記コンパレータ32からの比較出力信号
1 が論理「H」である場合には、第4ステップS4
移って上記制御変数Nをデクリメント(N=N−1)し
て、その制御変数Nに応じた3ビットの制御データD2
=L,D1 =L,D0 =Hを上記帰還抵抗回路20の各
スイッチングトランジスタ27,28,29に与え、上
記スイッチングトランジスタ29をオンさせて、上記電
流電圧変換回路12の変換利得を最小値よりも1ステッ
プだけ高めて状態に制御してから、上記第2ステップS
2 の判定動作に戻る。
【0029】上記第2ステップS2 から第4ステップS
4 の制御動作を上記マイクロコンピュータ34が繰り返
すことによって、上記電流電圧変換回路12の変換利得
が1ステップずつ高められ、上記ローパスフィルタ31
を介して上記コンパレータ32に供給される上記トラバ
ース信号の平均値レベルも階段状に上昇することにな
る。
【0030】ここで、上記制御変数Nと3ビットの制御
データD2 ,D1 ,D0 との関係を次の第1表に示して
ある。
【0031】
【表1】
【0032】そして、上記マイクロコンピュータ34
は、上記第3ステップS3 における判定結果がYESす
なわち上記コンパレータ32からの比較出力信号C1
論理「L」になると、その時点での制御変数Nに応じた
3ビットの制御データD2 ,D1 ,D0 を図示しない制
御メモリに取り込んで、上記オフセット調整モードの制
御動作を終了する。
【0033】上記トラバース信号の平均値レベルをゼロ
レベル0VDCと比較する上記コンパレータ32による比
較出力信号C1 が論理「H」から論理「L」に変わった
時点では、上記トラバース信号の平均値レベルがゼロレ
ベル0VDCにほぼ近い状態となっており、その時点での
制御変数Nに応じた3ビットの制御データD2 ,D1
0 を上記帰還抵抗回路20の各スイッチングトランジ
スタ27,28,29に与えて、各スイッチングトラン
ジスタ27,28,29のオン・オフ制御を行い、上記
電流電圧変換回路12の変換利得を制御することによっ
て、上記信号減算回路13から直流オフセットを除去し
たトラッキングエラー信号STEが上記信号出力端子7に
出力されるようになる。
【0034】ここで、光ディスク装置には光ディスクの
回転に偏心があるので、上記オフセット調整モードにお
いて、上記信号減算回路13からのトラッキングエラー
信号STEとして得られるトラバース信号は、上記偏心に
よって例えば図3の(a)に示すような波形となってい
る。この波形は、光ディスクの回転角度をほぼ一定とし
て例えば図4に示すようにビームスポットBSがトラッ
クTRを横切るときに、上記光ディスクの偏心による移
動によって図中矢印X方向又は矢印X’方向に回転周期
に同期して往復移動し、その折り返し点で0になり、途
中で最大となっている。そして、このような波形のトラ
バース信号は、上記ローパスフィルタ31を通過させる
と、図3の(b)に示すように、周波数の低い区間dで
リップルが増加する。上記リップルを小さく抑えるに
は、上記ローパスフィルタ31の遮断周波数を上記トラ
バース信号の周波数よりも十分に低くすれば良いのであ
るが、上記ローパスフィルタ31の遮断周波数を低くす
ると応答特性が遅くなって、上記オフセット調整に時間
がかかってしまう。
【0035】このトラッキングエラー検出装置では、上
述のように上記マイクロコンピュータ34により、上記
周期検出回路33からの検出パルスC2 に基づいて、上
記トラバース信号の周期TC2が所定値TB よりも大きな
上記周波数の低い区間dを検出して、リップルの大きな
上記区間dにおける上記コンパレータ32による比較出
力信号C1 の判定処理動作を禁止することによって、調
整精度を向上させることができ、上記トラバース信号の
周期TC2が所定値TB よりも小さな周波数の高い区間c
について上記コンパレータ32による比較出力信号C1
の判定処理動作を行うことによって、高い精度で効率良
く自動オフセット調整を行うことができる。
【0036】ここで、上述の図1に示したトラッキング
エラー検出装置におけるローパスフィルタ31に代え
て、図5に示すトラッキングエラー検出装置のように、
上記信号減算回路13からのトラッキングエラー信号S
TEとして得られるトラバース信号について、その最高信
号レベル及び最低信号レベルを検出するピークホールド
回路51及びボトムホールド回路52と、上記各ホール
ド回路51,52の各ホールド出力すなわち上記トラバ
ース信号の最高信号レベル及び最低信号レベルを比較す
るコンパレータ53を用いようにした制御部50にて、
帰還抵抗回路20の各スイッチングトランジスタ27,
28,29のオン・オフ制御を行い、電流電圧変換回路
12の変換利得を制御することによっても、上述の図1
に示したトラッキングエラー検出装置と同様に高い精度
で効率良く自動オフセット調整を行うことができる。
【0037】なお、この図5に示すトラッキングエラー
検出装置については、上述の図1に示したトラッキング
エラー検出装置と同一構成要素を同一符号にて示し、詳
細な説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る光ディスク装置のトラッキ
ングエラー検出装置では、トラッキングサーボオフ時
に、光ディスク装置の光ピックアップから得られる光ビ
ームと光ディスクのトラックとの相対的な移動によって
生じる再生RF信号の変動の周期が所定値以下であるこ
とを検出する周期検出手段の出力にて、上記再生RF信
号の変動の周期が所定値以下であるときのみ直流成分切
換手段を制御して、トラバース信号の信号レベルが所定
の値となるように、トラッキングエラー信号を形成する
一方の光ビーム検出器の検出出力信号の直流成分を制御
手段にて選択的に切り換えることによって、トラッキン
グエラー信号の直流オフセット成分を除去するので、高
い精度で効率良く自動オフセット調整を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置のトラッキングエ
ラー検出装置の実施の形態を示す回路構成図である。
【図2】上記トラッキングエラー検出装置における制御
部によるオフセット調整モードの制御動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】上記オフセット調整モードの制御動作を説明す
るためのトラバース信号及びローパスフィルタの出力の
波形図である。
【図4】上記トラバース信号に対応するトラック上のビ
ームスポットの状態を示す模式図である。
【図5】本発明に係る光ディスク装置のトラッキングエ
ラー検出装置の他の実施形態を示す回路構成図である。
【図6】光ディスク装置のトラッキングエラー検出装置
の従来例を示す回路構成図である。
【図7】従来のトラッキングエラー検出装置の動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
1 主光ビーム検出器、2,3 副光ビーム検出器、7
信号出力端子、10光検出部、11,12 電流電圧
変換回路、13 信号加算回路、20 可変抵抗回路、
20,28,29 スイッチングトランジスタ、30,
50 制御部、31 ローパスフィルタ、32,53
コンパレータ、33 周期検出回路、34 マイクロコ
ンピュータ、51 ピークホールド回路、52 ボトム
ホールド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク装置の光ピックアップから得
    られる光ビームと光ディスクのトラックとの相対的な移
    動によって生じる再生RF信号の変動の周期が所定値以
    下であることを検出する周期検出手段と、 光ディスク装置の光ピックアップから得られる光ビーム
    と光ディスクのトラックとの相対的な移動を示すトラバ
    ース信号の信号レベルを検出するレベル検出手段と、 トラッキングエラー信号を形成する一方の光ビーム検出
    器の検出出力信号の直流成分を選択的に切り換える直流
    成分切換手段と、 トラッキングサーボオフ時に、上記周期検出手段の出力
    及び上記レベル検出手段の出力に基づいて上記直流成分
    切換手段を制御する制御手段とを備え、 トラッキングサーボオフ時に、上記トラバース信号の信
    号レベルが所定の値となるように、トラッキングエラー
    信号を形成する一方の光ビーム検出器の検出出力信号の
    直流成分を上記制御手段によって選択的に切り換えて、
    トラッキングエラー信号の直流オフセット成分を除去す
    るようにしたことを特徴とする光ディスク装置のトラッ
    キングエラー検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380786B1 (ko) * 1999-03-12 2003-04-18 가부시끼가이샤 도시바 광디스크 재생장치에 이용되는 트래킹 에러 밸런스조정회로 및 전류제어회로 및 이를 탑재한 광디스크재생장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380786B1 (ko) * 1999-03-12 2003-04-18 가부시끼가이샤 도시바 광디스크 재생장치에 이용되는 트래킹 에러 밸런스조정회로 및 전류제어회로 및 이를 탑재한 광디스크재생장치

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