JPH1073590A - 尿測定装置 - Google Patents
尿測定装置Info
- Publication number
- JPH1073590A JPH1073590A JP23191696A JP23191696A JPH1073590A JP H1073590 A JPH1073590 A JP H1073590A JP 23191696 A JP23191696 A JP 23191696A JP 23191696 A JP23191696 A JP 23191696A JP H1073590 A JPH1073590 A JP H1073590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- weight
- measuring
- specific gravity
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 尿重量センサを有効に活用する。
【解決手段】 採尿カップ11の尿重量をロードセル2
1で測定し、サンプルノズル51より比重センサ47、
ピンチバルブ46を経て、サンプルボトル45に尿を吸
引、保持し、尿比重を測定し、その後、逆ルートで尿を
排出する尿測定装置において、尿重量の測定タイミング
中は、装置内の通気用の送風ファン90を停止する。
1で測定し、サンプルノズル51より比重センサ47、
ピンチバルブ46を経て、サンプルボトル45に尿を吸
引、保持し、尿比重を測定し、その後、逆ルートで尿を
排出する尿測定装置において、尿重量の測定タイミング
中は、装置内の通気用の送風ファン90を停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、病院等において
被測定者毎に個別に採尿した尿の尿量と尿比重を測定
し、被測定者毎に少なくとも一部の尿を蓄える尿測定装
置に関する。
被測定者毎に個別に採尿した尿の尿量と尿比重を測定
し、被測定者毎に少なくとも一部の尿を蓄える尿測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入院患者は排泄毎に汚物処理室に
備え付けた指定の蓄尿容器に尿を貯めていた。看護婦
は、24時間貯めた患者患者毎の尿の尿量や尿比重など
を測定し、尿の廃棄と容器の清浄を行っていた。この作
業の自動化を目的とする、患者が個別に採尿した尿の尿
量、尿比重を測定し、その一部を蓄尿する尿検査装置が
開発されるに至り、病院等における蓄尿業務の省力化が
計られている。
備え付けた指定の蓄尿容器に尿を貯めていた。看護婦
は、24時間貯めた患者患者毎の尿の尿量や尿比重など
を測定し、尿の廃棄と容器の清浄を行っていた。この作
業の自動化を目的とする、患者が個別に採尿した尿の尿
量、尿比重を測定し、その一部を蓄尿する尿検査装置が
開発されるに至り、病院等における蓄尿業務の省力化が
計られている。
【0003】さらに、病院の個室化、トイレを各病室に
配置したトイレの分散化に伴い、トイレ内に設置できる
尿測定装置が開発されるに至った。患者は共同トイレや
汚物処理室に行かなくても、自室のトイレで蓄尿ができ
る。
配置したトイレの分散化に伴い、トイレ内に設置できる
尿測定装置が開発されるに至った。患者は共同トイレや
汚物処理室に行かなくても、自室のトイレで蓄尿ができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者等は、ト
イレ内という限られたスペースに設置する必要性から、
採尿カップ中の尿量と尿比重を測定する尿測定装置を開
発中である。この種の重量センサと比重センサとを組合
せた尿測定装置では、両センサの多目的利用、特にここ
では重量センサの尿重量測定以外の活用ができれば、よ
り測定精度の向上が期待できる。
イレ内という限られたスペースに設置する必要性から、
採尿カップ中の尿量と尿比重を測定する尿測定装置を開
発中である。この種の重量センサと比重センサとを組合
せた尿測定装置では、両センサの多目的利用、特にここ
では重量センサの尿重量測定以外の活用ができれば、よ
り測定精度の向上が期待できる。
【0005】上記の事情に鑑み、この発明は、重量セン
サを有効に活用した尿測定装置を提供することを目的と
している。
サを有効に活用した尿測定装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の特許請求の範
囲の請求項1に係る尿測定装置は、採尿容器に入れた尿
の重量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿容器内の
尿を吸引排出する手段を有する尿流路部と、この尿流路
部に設けられ、装置内に通気するために設けられる送風
ファンと、を備えるものにおいて、前記尿重量測定手段
で、尿重量の測定のタイミングにあわせて前記送風ファ
ンの動作を停止する手段を備えている。
囲の請求項1に係る尿測定装置は、採尿容器に入れた尿
の重量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿容器内の
尿を吸引排出する手段を有する尿流路部と、この尿流路
部に設けられ、装置内に通気するために設けられる送風
ファンと、を備えるものにおいて、前記尿重量測定手段
で、尿重量の測定のタイミングにあわせて前記送風ファ
ンの動作を停止する手段を備えている。
【0007】この尿測定装置では、重量センサを用い
て、採尿カップ中の尿重量を正確に測定することが基本
であるが、前もって採尿カップ毎の風袋重量を測定して
おくことは当然のことである。患者にとって採尿時間が
決まっているものではない。すなわち、1日24時間が
測定対象時間である。当然、尿検査装置は、1日24時
間測定可能でなければならない。尿検査装置は、常に電
源ONの状態である。
て、採尿カップ中の尿重量を正確に測定することが基本
であるが、前もって採尿カップ毎の風袋重量を測定して
おくことは当然のことである。患者にとって採尿時間が
決まっているものではない。すなわち、1日24時間が
測定対象時間である。当然、尿検査装置は、1日24時
間測定可能でなければならない。尿検査装置は、常に電
源ONの状態である。
【0008】電源部の発熱から装置を守る上で、1個以
上の送風ファンを欠くことはできない。送風ファンその
ものの出す振動はわずかであるが、壁掛けあるいは壁埋
め込みの設置条件や経時変化により、振動が大きくなる
可能性もある。そこで、この尿測定装置では測定開始か
ら測定終了まで、重量測定のタイミングにあわせて送風
ファンを止めることにより、振動をなくして重量の測定
を高精度に行う。
上の送風ファンを欠くことはできない。送風ファンその
ものの出す振動はわずかであるが、壁掛けあるいは壁埋
め込みの設置条件や経時変化により、振動が大きくなる
可能性もある。そこで、この尿測定装置では測定開始か
ら測定終了まで、重量測定のタイミングにあわせて送風
ファンを止めることにより、振動をなくして重量の測定
を高精度に行う。
【0009】また、請求項2に係る尿測定装置は、採尿
容器に入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前
記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段
を有する尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比
重を測定する尿比重測定手段と、を備えるものにおい
て、尿重量測定中及び尿の吸引排出中に採尿容器の重量
を監視する重量監視手段と、重量監視中に重量変化が生
じると測定を停止する手段とを備えている。
容器に入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前
記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段
を有する尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比
重を測定する尿比重測定手段と、を備えるものにおい
て、尿重量測定中及び尿の吸引排出中に採尿容器の重量
を監視する重量監視手段と、重量監視中に重量変化が生
じると測定を停止する手段とを備えている。
【0010】この尿測定装置では、採尿カップに入れた
尿の比重を測定するために、比重センサと尿を接触させ
る必要がある。その方法のひとつとして、尿を吸引して
比重センサのフローセルに導き、尿と接触させる方法が
考えられる。そのためには、尿を吸引するためのサンプ
ルノズルを採尿カップ中に降下させる必要がある。サン
プルノズル降下時、サンプルノズルが患者の手に触れた
りすることがあってはならない。そのために、この間、
採尿カップの重量を監視し、少しでも重量変化が起こっ
た場合、採尿カップに患者の手が触れた可能性があると
判断し、直ちに測定を中止してサンプルノズルを原点ま
で上昇させる。
尿の比重を測定するために、比重センサと尿を接触させ
る必要がある。その方法のひとつとして、尿を吸引して
比重センサのフローセルに導き、尿と接触させる方法が
考えられる。そのためには、尿を吸引するためのサンプ
ルノズルを採尿カップ中に降下させる必要がある。サン
プルノズル降下時、サンプルノズルが患者の手に触れた
りすることがあってはならない。そのために、この間、
採尿カップの重量を監視し、少しでも重量変化が起こっ
た場合、採尿カップに患者の手が触れた可能性があると
判断し、直ちに測定を中止してサンプルノズルを原点ま
で上昇させる。
【0011】重量センサとして尿重量の測定はすでに終
了しているが、採尿カップを含めた重量を監視すること
で、サンプルノズルの降下中の安全を確保する。また、
請求項3に係る尿測定装置は、採尿容器に入れた尿の重
量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿容器内の少な
くとも一部の尿を吸引排出するノズルを有する尿流路部
と、この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比
重測定手段と、を備えるものにおいて、測定した尿重量
から尿の液位を算出する尿液位算出手段と、算出した液
位と採尿カップの底部との間の所定の位置に前記ノズル
の先端が達するようにノズル降下を制御する手段とを、
備えている。
了しているが、採尿カップを含めた重量を監視すること
で、サンプルノズルの降下中の安全を確保する。また、
請求項3に係る尿測定装置は、採尿容器に入れた尿の重
量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿容器内の少な
くとも一部の尿を吸引排出するノズルを有する尿流路部
と、この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比
重測定手段と、を備えるものにおいて、測定した尿重量
から尿の液位を算出する尿液位算出手段と、算出した液
位と採尿カップの底部との間の所定の位置に前記ノズル
の先端が達するようにノズル降下を制御する手段とを、
備えている。
【0012】採尿カップに採尿すると、尿以外のものも
採尿カップに入ることがある。例えば、陰毛やトイレッ
トペーパーなどが浮いていたり、患者によっては、座薬
や尿石が沈んでいることもある。すなわち、採尿カップ
中の尿の上面付近と底面付近には異物が存在する可能性
が高い。尿を吸引する際に、これらの異物を一緒に吸引
してしまうと、尿流路につまり、装置の故障につなが
る。
採尿カップに入ることがある。例えば、陰毛やトイレッ
トペーパーなどが浮いていたり、患者によっては、座薬
や尿石が沈んでいることもある。すなわち、採尿カップ
中の尿の上面付近と底面付近には異物が存在する可能性
が高い。尿を吸引する際に、これらの異物を一緒に吸引
してしまうと、尿流路につまり、装置の故障につなが
る。
【0013】そこで、この尿測定装置では、サンプルノ
ズルを降下させる際、底面まで降ろすのではなく、尿重
量からおよその尿量を算出し、尿液位の中間の所定の位
置にサンプルノズルが降りるようにする。このようにす
ることで、上面や底面付近の異物の吸引を防ぐことがで
きる。また、請求項4に係る尿測定装置は、採尿容器に
入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿
容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段を有す
る尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比重を測
定する尿比重測定手段と、を備えるものにおいて、前記
尿の吸引中に尿重量を監視する尿重量監視手段と、この
尿重量監視手段による尿重量に応じ尿吸引を制御する手
段とを備えている。
ズルを降下させる際、底面まで降ろすのではなく、尿重
量からおよその尿量を算出し、尿液位の中間の所定の位
置にサンプルノズルが降りるようにする。このようにす
ることで、上面や底面付近の異物の吸引を防ぐことがで
きる。また、請求項4に係る尿測定装置は、採尿容器に
入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前記採尿
容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段を有す
る尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比重を測
定する尿比重測定手段と、を備えるものにおいて、前記
尿の吸引中に尿重量を監視する尿重量監視手段と、この
尿重量監視手段による尿重量に応じ尿吸引を制御する手
段とを備えている。
【0014】尿を測定対象とする装置の場合、汚れの付
着を防止する上で尿をきれいに洗い清浄することが基本
である。したがって、尿を吸引する装置では、尿の流路
を洗浄することが必要となる。測定毎に、尿の流路を水
道水で洗い流して測定を終了する。サンプルノズルの内
面や比重センサのフローセル部に、わずかではあるが水
道水が残液する。尿を吸引する際、尿がこの残液と混じ
り希釈されると、真の尿比重が測定できない。そこで、
吸引した尿が比重センサのセンサ面に到達する量(約1
ml)よりも大量の尿(約15ml)を吸引し、共洗い
と同等の効果を得ることで、真の尿比重を測定できる。
着を防止する上で尿をきれいに洗い清浄することが基本
である。したがって、尿を吸引する装置では、尿の流路
を洗浄することが必要となる。測定毎に、尿の流路を水
道水で洗い流して測定を終了する。サンプルノズルの内
面や比重センサのフローセル部に、わずかではあるが水
道水が残液する。尿を吸引する際、尿がこの残液と混じ
り希釈されると、真の尿比重が測定できない。そこで、
吸引した尿が比重センサのセンサ面に到達する量(約1
ml)よりも大量の尿(約15ml)を吸引し、共洗い
と同等の効果を得ることで、真の尿比重を測定できる。
【0015】しかし、採尿量が極端に少ない場合、例え
ば20ml以下の場合、大量の尿を吸引することができ
ない。吸引しすぎると、空気を吸引してしまい、尿比重
の測定ができなくなる。この尿測定装置では、尿重量を
監視しながら限界まで吸引することで、残液による希釈
をなくし、空気吸引による尿比重の測定ミスをなくすこ
とができる。
ば20ml以下の場合、大量の尿を吸引することができ
ない。吸引しすぎると、空気を吸引してしまい、尿比重
の測定ができなくなる。この尿測定装置では、尿重量を
監視しながら限界まで吸引することで、残液による希釈
をなくし、空気吸引による尿比重の測定ミスをなくすこ
とができる。
【0016】また、請求項5に係る尿測定装置は、採尿
容器に入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前
記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段
を有する尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比
重を測定する尿比重測定手段と、被測定者毎に採取した
尿の一部を個別に尿カセットに分注する尿分注部と、を
備えるものにおいて、前記尿流路部と、分注量以上の尿
を吸引するように制御する第1の制御手段と、その後、
前記尿重量測定装置による重量を監視しながら余分な尿
を排出するように制御する第2の制御手段と、を備えて
いる。
容器に入れた尿の重量を測定する尿重量測定手段と、前
記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手段
を有する尿流路部と、この尿流路部に設けられ、尿の比
重を測定する尿比重測定手段と、被測定者毎に採取した
尿の一部を個別に尿カセットに分注する尿分注部と、を
備えるものにおいて、前記尿流路部と、分注量以上の尿
を吸引するように制御する第1の制御手段と、その後、
前記尿重量測定装置による重量を監視しながら余分な尿
を排出するように制御する第2の制御手段と、を備えて
いる。
【0017】採尿した尿の一部を個別に尿カセットに分
注する場合、採尿毎に同一比率で分注する必要がある。
例えば4%を分注する場合、採尿量が100mlのとき
は4mlを、150mlのときは6mlを分注する。尿
比重測定のために大量の尿を吸引しているので、必要量
を残して余分な尿を排出する。排出する方法として、ピ
ンチバルブを閉じたまま排出ポンプを動作させ、サンプ
ルボトル内を加圧し、重量を監視しながらピンチバルブ
を開閉して、余分な尿を採尿カップに排出する。この方
法により、排出ポンプの脈動や劣化に関係なく、正確に
尿を分取できる。
注する場合、採尿毎に同一比率で分注する必要がある。
例えば4%を分注する場合、採尿量が100mlのとき
は4mlを、150mlのときは6mlを分注する。尿
比重測定のために大量の尿を吸引しているので、必要量
を残して余分な尿を排出する。排出する方法として、ピ
ンチバルブを閉じたまま排出ポンプを動作させ、サンプ
ルボトル内を加圧し、重量を監視しながらピンチバルブ
を開閉して、余分な尿を採尿カップに排出する。この方
法により、排出ポンプの脈動や劣化に関係なく、正確に
尿を分取できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1、図2はこの発明の一
実施形態尿測定装置の構成を示す図である。この実施形
態尿測定装置の本体1は、収納部10と、重量測定部2
0と、給排水部30と、送液部40と、分注部50とか
ら構成されている。
明をさらに詳細に説明する。図1、図2はこの発明の一
実施形態尿測定装置の構成を示す図である。この実施形
態尿測定装置の本体1は、収納部10と、重量測定部2
0と、給排水部30と、送液部40と、分注部50とか
ら構成されている。
【0019】収納部10には、右側より順に、採尿カッ
プ11を載置する採尿カップ置き台12、ノズル洗浄槽
13、洗浄液ボトル14、洗浄液ボトルを入れた洗浄液
ラック15、5個の尿カセット16、尿カセットを入れ
た尿カセットラック17が収納されている。また、洗浄
液ラック15にラックスイッチ18a、ストッパ19
a、ロックソレノイド19bを付設している。また、尿
カセットラック17にもラックスイッチ18b、ストッ
パ19c、ロックソレノイド19dを付設している。
プ11を載置する採尿カップ置き台12、ノズル洗浄槽
13、洗浄液ボトル14、洗浄液ボトルを入れた洗浄液
ラック15、5個の尿カセット16、尿カセットを入れ
た尿カセットラック17が収納されている。また、洗浄
液ラック15にラックスイッチ18a、ストッパ19
a、ロックソレノイド19bを付設している。また、尿
カセットラック17にもラックスイッチ18b、ストッ
パ19c、ロックソレノイド19dを付設している。
【0020】重量設定部20は、重量センサとしてのロ
ードセル21が設けられている。給排水部30は給水用
の給水管31及び水道水バルブ32を有し、排水用の排
水管33を備えている。送液部40は排出ポンプ41
と、吸入ポンプ42と、排出バルブ43と、吸入バルブ
44と、サンプルボトル45と、ピンチバルブ46と、
比重センサ47を備えている。水道水バルブ32からサ
ンプルボトル45にはチューブ34が接続され、排出ポ
ンプ41と排出バルブ43はチューブ48aで、吸引ポ
ンプ43と吸引バルブ44はチューブ48bで、また排
出バルブ43、吸引バルブ44、サンプルボトル45は
チューブ48cで、それぞれ接続されている。また、サ
ンプルボトル45、ピンチバルブ46、尿比重センサ4
7間はチューブ48dで接続されている。さらに、尿比
重センサ47とサンプルノズル51はチューブ48eで
接続されている。
ードセル21が設けられている。給排水部30は給水用
の給水管31及び水道水バルブ32を有し、排水用の排
水管33を備えている。送液部40は排出ポンプ41
と、吸入ポンプ42と、排出バルブ43と、吸入バルブ
44と、サンプルボトル45と、ピンチバルブ46と、
比重センサ47を備えている。水道水バルブ32からサ
ンプルボトル45にはチューブ34が接続され、排出ポ
ンプ41と排出バルブ43はチューブ48aで、吸引ポ
ンプ43と吸引バルブ44はチューブ48bで、また排
出バルブ43、吸引バルブ44、サンプルボトル45は
チューブ48cで、それぞれ接続されている。また、サ
ンプルボトル45、ピンチバルブ46、尿比重センサ4
7間はチューブ48dで接続されている。さらに、尿比
重センサ47とサンプルノズル51はチューブ48eで
接続されている。
【0021】分注部50は、サンプルノズル51と、ノ
ズルスイッチ52bと、復帰用スプリング52aと、Y
軸パルスモータ53と、タイミングベルト54aと、タ
イミングベルトプーリ54bと、Y軸原点センサ56
と、Y軸限界センサ55と、ラック57と、ピニヨン5
8と、X軸パルスモータ59と、X軸原点センサ60
と、X軸限界センサ61とを備えている。分注部50の
サンプルノズル51は、Y軸パルスモータ53及びタイ
ミングベルト54aで上下に移動可能に、またX軸パル
スモータ59、ラック57、ピニヨン58により左右に
移動可能になっている。
ズルスイッチ52bと、復帰用スプリング52aと、Y
軸パルスモータ53と、タイミングベルト54aと、タ
イミングベルトプーリ54bと、Y軸原点センサ56
と、Y軸限界センサ55と、ラック57と、ピニヨン5
8と、X軸パルスモータ59と、X軸原点センサ60
と、X軸限界センサ61とを備えている。分注部50の
サンプルノズル51は、Y軸パルスモータ53及びタイ
ミングベルト54aで上下に移動可能に、またX軸パル
スモータ59、ラック57、ピニヨン58により左右に
移動可能になっている。
【0022】図3は、同実施形態尿測定装置の回路系を
示すブロック図である。収納部10、重量測定部20、
給排水部30、送液部40及び分注部50の各部のポン
プ、バルブ、モータ、センサ類の制御及び信号取込み
は、制御部70によって実行される。制御部70は、具
体的にはコンピュータが使用される。図3では、制御部
70に、操作部80よりデータが入力され、また送風フ
ァン90をオン/オフし、警報器100をオン/オフ制
御するようになっている。
示すブロック図である。収納部10、重量測定部20、
給排水部30、送液部40及び分注部50の各部のポン
プ、バルブ、モータ、センサ類の制御及び信号取込み
は、制御部70によって実行される。制御部70は、具
体的にはコンピュータが使用される。図3では、制御部
70に、操作部80よりデータが入力され、また送風フ
ァン90をオン/オフし、警報器100をオン/オフ制
御するようになっている。
【0023】次に、この実施形態尿測定装置の測定動作
をフロー図を参照して説明する。図4は基本フロー図で
ある。採尿した採尿カップ11を採尿カップ置き台12
に載せると、動作がスタートし、先ず送風ファン90を
OFFする(ステップST〔以下STと略す〕1)。こ
れにより、送風ファン90の振動が重量測定に悪影響を
与えないようにしている。
をフロー図を参照して説明する。図4は基本フロー図で
ある。採尿した採尿カップ11を採尿カップ置き台12
に載せると、動作がスタートし、先ず送風ファン90を
OFFする(ステップST〔以下STと略す〕1)。こ
れにより、送風ファン90の振動が重量測定に悪影響を
与えないようにしている。
【0024】ロードセル21により、尿重量を測定し
(ST2)、尿液位を算出する(ST3)。この場合、
尿液位hは、具体的には図8に示すように、重量測定値
より採尿カップ11の重量を減算して、尿の体積vを算
出し、この体積vを採尿カップ11の断面積sで除算し
て、その除算値を液位hとして求める。そして、サンプ
ルノズル51を採尿カップ11まで降下させ(ST
4)、尿を吸引する(ST5)。ここで、サンプルノズ
ル51を採尿カップ11のどこまで降下させるかは、次
のようにして算出する。図9において、サンプルノズル
51の原点をB、尿吸引位置をAとすると、サンプルノ
ズル51の降下量はバーBA=l+aとなる。aはゴミ
吸引防止のためa=h/4とする。lは原点Bから液位
(液面)までの距離である。したがって、バーBA=l
+h/4で求められる。もっとも、lは液位によって変
化するものであるが、L=l+hは一定既知なので、バ
ーBA=(L−h)+h/4で算出できる。すなわち、
サンプルノズル51は、原点BからバーBAだけ降下さ
せればよい。この尿吸引の過程で、比重センサ47で尿
比重を測定する(ST6)。次に尿を一部排出して(S
T7)、送風ファン90をONする(ST8)。サンプ
ルノズル51を上昇させて(ST9)、今度は左方向の
尿カセット16までサンプルノズル51を移動し(ST
10)、尿カセット16に尿を排出(分注)する(ST
11)。さらにサンプルノズル51を洗浄槽13に移動
し(ST12)、水道水による水洗浄を行い(ST1
3)、動作を終了する。
(ST2)、尿液位を算出する(ST3)。この場合、
尿液位hは、具体的には図8に示すように、重量測定値
より採尿カップ11の重量を減算して、尿の体積vを算
出し、この体積vを採尿カップ11の断面積sで除算し
て、その除算値を液位hとして求める。そして、サンプ
ルノズル51を採尿カップ11まで降下させ(ST
4)、尿を吸引する(ST5)。ここで、サンプルノズ
ル51を採尿カップ11のどこまで降下させるかは、次
のようにして算出する。図9において、サンプルノズル
51の原点をB、尿吸引位置をAとすると、サンプルノ
ズル51の降下量はバーBA=l+aとなる。aはゴミ
吸引防止のためa=h/4とする。lは原点Bから液位
(液面)までの距離である。したがって、バーBA=l
+h/4で求められる。もっとも、lは液位によって変
化するものであるが、L=l+hは一定既知なので、バ
ーBA=(L−h)+h/4で算出できる。すなわち、
サンプルノズル51は、原点BからバーBAだけ降下さ
せればよい。この尿吸引の過程で、比重センサ47で尿
比重を測定する(ST6)。次に尿を一部排出して(S
T7)、送風ファン90をONする(ST8)。サンプ
ルノズル51を上昇させて(ST9)、今度は左方向の
尿カセット16までサンプルノズル51を移動し(ST
10)、尿カセット16に尿を排出(分注)する(ST
11)。さらにサンプルノズル51を洗浄槽13に移動
し(ST12)、水道水による水洗浄を行い(ST1
3)、動作を終了する。
【0025】図5、図6、図7に示すフロー図により、
さらに詳細な動作を説明する。常時電源ONなので、一
定周期で重量が風袋重量(採尿カップとカップ置き台の
重量)より大きいかを判定し(ST21)、ロードセル
21による測定重量が風袋重量よりも大きければ尿入り
の採尿カップ11が採尿カップ置き台12に載せられた
ものとし、送風ファン90を停止する(ST22)。
さらに詳細な動作を説明する。常時電源ONなので、一
定周期で重量が風袋重量(採尿カップとカップ置き台の
重量)より大きいかを判定し(ST21)、ロードセル
21による測定重量が風袋重量よりも大きければ尿入り
の採尿カップ11が採尿カップ置き台12に載せられた
ものとし、送風ファン90を停止する(ST22)。
【0026】続いて、ロードセル21による測定重量が
0.1g以下での変化であるか判定し(ST23)、
0.1gを越える重量変化があれば0.1g以下の重量
変動となるまで待機する。0.1g以下の重量変動であ
れば尿重量を測定し、測定値を記憶する(ST24)。
測定後、再度、重量変化が0.1g以下であるか判定し
(ST25)、判定YESであればサンプルノズル51
を採尿カップ11に向けて降下を開始する(ST2
6)。降下を続けながら再度重量変化が0.1g以下か
を判定し(ST27)、0.1gを越える重量変化があ
る場合は、手で採尿カップを触った等、異常事態である
として、サンプルノズル51を緊急停止する(ST2
8)。
0.1g以下での変化であるか判定し(ST23)、
0.1gを越える重量変化があれば0.1g以下の重量
変動となるまで待機する。0.1g以下の重量変動であ
れば尿重量を測定し、測定値を記憶する(ST24)。
測定後、再度、重量変化が0.1g以下であるか判定し
(ST25)、判定YESであればサンプルノズル51
を採尿カップ11に向けて降下を開始する(ST2
6)。降下を続けながら再度重量変化が0.1g以下か
を判定し(ST27)、0.1gを越える重量変化があ
る場合は、手で採尿カップを触った等、異常事態である
として、サンプルノズル51を緊急停止する(ST2
8)。
【0027】ST27での重量変化が0.1g以下の場
合は、サンプルノズル51が所定位置まで降下した時点
で、サンプルノズル51を停止し(ST29)、吸引ポ
ンプ42と吸引バルブ44をONし(ST30)、吸引
を開始し、重量変化が15gより大きいか、または重量
変化が(尿重量−5g)より大きいかを判定し(ST3
1)、判定NOの間は吸引を継続するが、判定YESに
なると、サンプルボトル45に分注に必要な十分な尿が
吸引されたと判断し、吸引ポンプ42と吸引バルブ44
をOFFするとともに(ST32)、ピンチバルブ46
を閉じ(ST33)、比重センサ47で尿比重を測定す
る(ST34)。
合は、サンプルノズル51が所定位置まで降下した時点
で、サンプルノズル51を停止し(ST29)、吸引ポ
ンプ42と吸引バルブ44をONし(ST30)、吸引
を開始し、重量変化が15gより大きいか、または重量
変化が(尿重量−5g)より大きいかを判定し(ST3
1)、判定NOの間は吸引を継続するが、判定YESに
なると、サンプルボトル45に分注に必要な十分な尿が
吸引されたと判断し、吸引ポンプ42と吸引バルブ44
をOFFするとともに(ST32)、ピンチバルブ46
を閉じ(ST33)、比重センサ47で尿比重を測定す
る(ST34)。
【0028】比重測定が終了すると、排出ポンプ41と
排出バルブ43をONして(ST35)、サンプルボト
ル45内を加圧した後、排出ポンプ41と排出バルブ4
3をOFFし(ST36)、ピンチバルブ46を開き
(ST37)、ロードセル21で重量変化を監視しなが
ら(ST38)、分注に不要な尿をサンプルボトル45
よりピンチバルブ46、比重センサ47を経て、サンプ
ルノズル51より採尿カップ11に排出する。
排出バルブ43をONして(ST35)、サンプルボト
ル45内を加圧した後、排出ポンプ41と排出バルブ4
3をOFFし(ST36)、ピンチバルブ46を開き
(ST37)、ロードセル21で重量変化を監視しなが
ら(ST38)、分注に不要な尿をサンプルボトル45
よりピンチバルブ46、比重センサ47を経て、サンプ
ルノズル51より採尿カップ11に排出する。
【0029】ST38で、残重量が分注量に等しくなる
と、ピンチバルブ46を閉じて、サンプルボトル45に
尿を保持する(ST39)。ここで、送風ファン90を
ONする(ST40)とともに、サンプルノズル51を
上昇し(ST41)、サンプルノズル51を目的とする
尿カセット16上方まで移動し(ST42)、サンプル
ノズル51を尿カセット16まで降下させて(ST4
3)、ピンチバルブ46を開き(ST44)、排出ポン
プ41と排出バルブ43をONする(ST45a)。こ
の排出ポンプ41のONにより、サンプルボトル45内
が加圧され、尿がピンチバルブ46、比重センサ47、
サンプルノズル51を経て尿カセット16内に排出(分
注)される。
と、ピンチバルブ46を閉じて、サンプルボトル45に
尿を保持する(ST39)。ここで、送風ファン90を
ONする(ST40)とともに、サンプルノズル51を
上昇し(ST41)、サンプルノズル51を目的とする
尿カセット16上方まで移動し(ST42)、サンプル
ノズル51を尿カセット16まで降下させて(ST4
3)、ピンチバルブ46を開き(ST44)、排出ポン
プ41と排出バルブ43をONする(ST45a)。こ
の排出ポンプ41のONにより、サンプルボトル45内
が加圧され、尿がピンチバルブ46、比重センサ47、
サンプルノズル51を経て尿カセット16内に排出(分
注)される。
【0030】分注が終わると、排出ポンプ41、排出バ
ルブ43をOFFし(ST45b)、サンプルノズル5
1を上昇させ(ST46)、サンプルノズル51を洗浄
槽13の上方まで移動し(ST47)、サンプルノズル
51を洗浄槽13まで降下させる(ST48)。水道水
バルブ32よりサンプルボトル45、ピンチバルブ4
6、比重センサ47、サンプルノズル51を経て、洗浄
槽13に水道水を満たし、尿の吸引経路及びサンプルノ
ズル51の外面を洗浄する(ST49)。洗浄が終わる
と、サンプルノズル51を上昇させて(ST50)、サ
ンプルノズル51を原点に移動する(ST51)。
ルブ43をOFFし(ST45b)、サンプルノズル5
1を上昇させ(ST46)、サンプルノズル51を洗浄
槽13の上方まで移動し(ST47)、サンプルノズル
51を洗浄槽13まで降下させる(ST48)。水道水
バルブ32よりサンプルボトル45、ピンチバルブ4
6、比重センサ47、サンプルノズル51を経て、洗浄
槽13に水道水を満たし、尿の吸引経路及びサンプルノ
ズル51の外面を洗浄する(ST49)。洗浄が終わる
と、サンプルノズル51を上昇させて(ST50)、サ
ンプルノズル51を原点に移動する(ST51)。
【0031】なお、ST28でサンプルノズル51を緊
急停止させた場合は、ST46へ移り、サンプルノズル
51を上昇させて洗浄槽13に移動して、水道水による
洗浄を行うことになる(ST46〜ST51)。
急停止させた場合は、ST46へ移り、サンプルノズル
51を上昇させて洗浄槽13に移動して、水道水による
洗浄を行うことになる(ST46〜ST51)。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、尿重量測
定のタイミングに送風ファンを停止するので、装置自ら
発する振動を止め、重量測定の精度を上げることができ
る。請求項2記載の発明によれば、尿重量測定中及び尿
の吸引排出中に、採尿カップの重量を監視し続け、重量
変化がおこると測定を緊急停止するので、危険を回避で
きる。
定のタイミングに送風ファンを停止するので、装置自ら
発する振動を止め、重量測定の精度を上げることができ
る。請求項2記載の発明によれば、尿重量測定中及び尿
の吸引排出中に、採尿カップの重量を監視し続け、重量
変化がおこると測定を緊急停止するので、危険を回避で
きる。
【0033】また、請求項3に係る発明によれば、尿重
量から尿の液位を算出し、液位の中間にサンプルノズル
を降ろすので、汚物、異物の混入を防止できる。また、
請求項4に係る発明によれば、重量を監視しながら尿を
吸引するので、尿量が少ない場合でも、空吸引などを行
うことなく、限界まで吸引できる。また、請求項5に係
る発明によれば、分注を行う場合、多い目の尿を吸引
し、分注に不要な尿を排出し、一定量の尿を保持するの
で精度の良い分注を行うことができる。
量から尿の液位を算出し、液位の中間にサンプルノズル
を降ろすので、汚物、異物の混入を防止できる。また、
請求項4に係る発明によれば、重量を監視しながら尿を
吸引するので、尿量が少ない場合でも、空吸引などを行
うことなく、限界まで吸引できる。また、請求項5に係
る発明によれば、分注を行う場合、多い目の尿を吸引
し、分注に不要な尿を排出し、一定量の尿を保持するの
で精度の良い分注を行うことができる。
【図1】この発明の一実施形態尿測定装置の機構的な構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】図1とともに、この発明の一実施形態尿測定装
置の機構的な構成を示す図である。
置の機構的な構成を示す図である。
【図3】同実施形態尿測定装置の回路系を示すブロック
図である。
図である。
【図4】同実施形態尿測定装置の動作を説明するための
基本フロー図である。
基本フロー図である。
【図5】同実施形態尿測定装置の動作を説明するための
詳細フロー図である。
詳細フロー図である。
【図6】図5とともに、同実施形態尿測定装置の動作を
説明するための詳細フロー図である。
説明するための詳細フロー図である。
【図7】図5、図6とともに、同実施形態尿測定装置の
動作を説明するための詳細フロー図である。
動作を説明するための詳細フロー図である。
【図8】同実施形態尿測定装置において、採尿カップの
尿液位算出を説明するための図である。
尿液位算出を説明するための図である。
【図9】同実施形態尿測定装置において、サンプルノズ
ルの降下位置の算出を説明するための図である。
ルの降下位置の算出を説明するための図である。
11 採尿カップ 21 ロードセル 45 サンプルボトル 46 ピンチバルブ 47 比重センサ 51 サンプルノズル 90 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 暁紀 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】採尿容器に入れた尿の重量を測定する尿重
量測定手段と、 前記採尿容器内の尿を吸引排出する手段を有する尿流路
部と、 装置内に通気するために設けられる送風ファンと、を備
える尿測定装置において、 前記尿重量測定手段で、尿重量の測定のタイミングにあ
わせて前記送風ファンの動作を停止する手段を備えたこ
とを特徴とする尿測定装置。 - 【請求項2】採尿容器に入れた尿の重量を測定する尿重
量測定手段と、 前記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手
段を有する尿流路部と、 この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比重測
定手段と、を備える尿測定装置において、 尿重量測定中及び尿の吸引排出中に採尿容器の重量を監
視する重量監視手段と、重量監視中に重量変化が生じる
と測定を停止する手段と、を備えたことを特徴とする尿
測定装置。 - 【請求項3】採尿容器に入れた尿の重量を測定する尿重
量測定手段と、 前記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出するノ
ズルを有する尿流路部と、 この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比重測
定手段と、を備える尿測定装置において、 測定した尿重量から尿の液位を算出する尿液位算出手段
と、算出した液位と採尿カップの底部との間の所定の位
置に前記ノズルの先端が達するようにノズル降下を制御
する手段とを、備えたことを特徴とする尿測定装置。 - 【請求項4】採尿容器に入れた尿の重量を測定する尿重
量測定手段と、 前記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手
段を有する尿流路部と、 この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比重測
定手段と、を備える尿測定装置において、 前記尿の吸引中に尿重量を監視する尿重量監視手段と、
この尿重量監視手段による尿重量に応じ尿吸引を制御す
る手段とを備えたことを特徴とする尿測定装置。 - 【請求項5】採尿容器に入れた尿の重量を測定する尿重
量測定手段と、 前記採尿容器内の少なくとも一部の尿を吸引排出する手
段を有する尿流路部と、 この尿流路部に設けられ、尿の比重を測定する尿比重測
定手段と、 被測定者毎に採取した尿の一部を個別に尿カセットに分
注する尿分注部と、 を備える尿測定装置において、 前記尿流路部と、分注量以上の尿を吸引するように制御
する第1の制御手段と、その後、前記尿重量測定装置に
よる重量を監視しながら余分な尿を排出するように制御
する第2の制御手段と、を備えたことを特徴とする尿測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23191696A JPH1073590A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 尿測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23191696A JPH1073590A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 尿測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1073590A true JPH1073590A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16931076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23191696A Pending JPH1073590A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 尿測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1073590A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015520349A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-16 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングRed Bull Gmbh | 貯蔵装置の取出し、充填、および/または充填状態を検出するための充填状態検出装置を有する品物用貯蔵装置 |
JP2015521270A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-27 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングRed Bull Gmbh | 充填状態装置およびユーザ検出装置を有する品物用貯蔵設備 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23191696A patent/JPH1073590A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015520349A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-16 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングRed Bull Gmbh | 貯蔵装置の取出し、充填、および/または充填状態を検出するための充填状態検出装置を有する品物用貯蔵装置 |
JP2015521270A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-07-27 | レッド・ブル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングRed Bull Gmbh | 充填状態装置およびユーザ検出装置を有する品物用貯蔵設備 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109044409B (zh) | 一种尿液检验取样装置 | |
WO2019127562A1 (zh) | 样本分析仪及其试剂供应方法 | |
JP3700402B2 (ja) | 吸引流路の詰まりまたは吸引量不足の検出方法、試料液吸引装置、及び分注装置 | |
US9521974B2 (en) | Urine flow meter incorporating a weight sensor with arrangement of siphoning and solenoid valve to start and stop rinsing of urine container automatically | |
JPH085630A (ja) | 液分取装置 | |
JP3742580B2 (ja) | 自動蓄尿検査装置 | |
KR101031687B1 (ko) | 당뇨측정수단이 구비되는 소변기와 당뇨측정방법 | |
TWI728382B (zh) | 槽體取樣監控系統 | |
JP2000121649A (ja) | 自動分注装置 | |
JPH1073590A (ja) | 尿測定装置 | |
JP2007077755A (ja) | 排尿情報測定便器 | |
JP3288067B2 (ja) | 自動化学分析装置 | |
JP4585078B2 (ja) | 自動分析装置及び反応管の洗浄方法 | |
CN108236472B (zh) | 一种利用小便器进行尿流率检测的装置及方法 | |
TW202339674A (zh) | 智慧尿流檢測系統及方法 | |
JP2008008133A (ja) | 排尿情報測定装置 | |
JP3678246B2 (ja) | 採尿装置を有する便器 | |
JP2011095058A (ja) | 生化学分析装置及び分注処理方法 | |
JPH1078424A (ja) | 尿測定装置 | |
JPS6224151A (ja) | 自動化学分析装置における吸引吐出装置 | |
JP2003004731A (ja) | 自動蓄尿検査装置 | |
JP2000314736A (ja) | 蓄尿装置による尿量の一定比率を検体として採取する尿量、尿比重の自動測定方法及びその装置。 | |
JP3023466U (ja) | 尿の比重測定装置 | |
JP3896156B2 (ja) | 尿の自動検査装置 | |
JP4524799B2 (ja) | 尿量測定大便器 |