JPH1073496A - 電気抵抗温度センサー - Google Patents

電気抵抗温度センサー

Info

Publication number
JPH1073496A
JPH1073496A JP9154316A JP15431697A JPH1073496A JP H1073496 A JPH1073496 A JP H1073496A JP 9154316 A JP9154316 A JP 9154316A JP 15431697 A JP15431697 A JP 15431697A JP H1073496 A JPH1073496 A JP H1073496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
jacket
temperature
sensor according
resistance wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9154316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3819537B2 (ja
Inventor
Bachmann Volker
バッハマン フォルカー
Ose Dr Lutz
オセ ルッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EGO Elektro Geratebau GmbH
Original Assignee
EGO Elektro Gerate Blanc und Fischer GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EGO Elektro Gerate Blanc und Fischer GmbH filed Critical EGO Elektro Gerate Blanc und Fischer GmbH
Publication of JPH1073496A publication Critical patent/JPH1073496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3819537B2 publication Critical patent/JP3819537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/16Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements
    • G01K7/18Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements the element being a linear resistance, e.g. platinum resistance thermometer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度に対する抵抗の均一な依存関係にある高
温安定性について温度センサーを改良する。 【解決手段】 電気抵抗温度センサー(11)が、約1
mmの非常に細い直径を有するステンレススチールの管
状ジャケット(12)と、2本の結合ボルト(14、1
9)間を通っているプラチナ抵抗コイル(18)とを含
んでいる。抵抗の正温度特性を有する抵抗コイルが、酸
化マグネシウムまたは酸化アルミニウムおよび二酸化セ
リウムの混合物からなる埋込媒体(17)中に配備され
る。触媒コンバーター用の一体型温度センサーとして使
用するために、前記適当な可撓性温度センサーは平坦な
金属シートと波状金属シートをロール状に巻き取り、真
空中でハンダ付けによって固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は適当な測定または制
御装置に関して表示、記録、調整または制御のために測
定物体の温度を測定するのに使用されるような電気抵抗
温度センサーに関する。この温度センサーは、特に15
00Kまでの高温での使用が意図されている。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第498386号にはス
テンレススチール・ケーシングまたはジャケットを備え
た温度センサーが開示されており、このケーシング内に
は粉状のコンパクト化された電気的絶縁埋込媒体が充填
ないしカプセル化され、螺旋状の抵抗線が配備されてい
る。後者は鉄をベースとする合金で形成され、電気抵抗
の正温度係数を有しており、このようにして温度測定が
許容される。酸化マグネシウム(MgO)のような無機
絶縁物質が埋込媒体として使用される。
【0003】温度センサーはコイルと埋込媒体で充填さ
れた管から形成され、続いてこの中に埋込媒体を圧縮な
いしモールドするために、ジャケットの断面が細くなっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、温度
に対する抵抗の均一な依存関係にある高温安定性につい
て上述したタイプの温度センサーを改良することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1の温
度センサーによって解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】貴金属、特にプラチナまたは同様
の合金を使用することにより、温度センサーは温度と非
常に広い温度範囲にわたる抵抗間の、および、高温にお
ける実質上の直線特性を維持することができる。温度係
数は0.03[l/K]より大きい。
【0007】しかし、高温(>550℃)の作用下で
は、それが製造中または使用中のいずれにおいても、一
般的に螺旋状のプラチナ抵抗線が溶解または分解(腐
敗)し結果的にその抵抗特性が非可逆的な変化をするこ
とが指摘されている。これは酸化マグネシウム、酸化ア
ルミニウム等から構成される埋込媒体を備えたプラチナ
が、例えばしばしば真空中で実行されるハンダ付け工程
中等の製造中に特に発生し、および(または)ジャケッ
トの内壁に所望の酸化物質コーティングを形成するため
に発生する低酸素雰囲気の場合に反応するという事実に
よることが判明している。
【0008】さらに、これは埋込媒体として二酸化セリ
ウム(CeO2 )を使用することによって除去すること
ができることも分かっている。しかし、測定中、これは
センサーの抵抗/温度曲線から望ましくない変化である
ことが分かった。しかし、本発明によれば温度曲線に関
するこれらの変化は、ほんの少しの二酸化セリウム、す
なわち、二酸化セリムと他の絶縁物質の混合物を使用す
ることによって埋込媒体に酸化マグネシウムまたは酸化
アルミニウムのような従来の嵩高い絶縁物質高温−抵抗
体を添加すれば、もはや発生しないことが確立された。
【0009】試験で分かったことは、特に小さい管状ヒ
ーター寸法の場合に、抵抗コイルとジャケット間のこれ
に対応する細い絶縁層が高温において導通してしまうこ
とである。従って、測定結果が、測定電流に重畳された
漏洩電流によって不正確になる。しかし、他の絶縁材料
を混合すれば、そのプラチナの保護作用が生きたまま
で、二酸化セリウムのこの欠点が生じないことが分かっ
た。二酸化セリウムの作用は、高温におけるプラチナに
よって要求される、温度が低下して二酸化セリウムによ
って再吸収されたときに、酸素が再度遊離されるという
事実によって多分説明できる。従って、二酸化セリウム
の作用はプラチナの絶縁物質のベース構成要素との非可
逆的反応の発生を阻止するために、高温において必要と
される酸素雰囲気だからであると説明できる。温度が低
下したときに、センサーの内部の雰囲気に主として存在
する酸素が再び二酸化セリウムによって吸収される。
【0010】約1%の比較的少ない混合物であっても二
酸化セリウムのプラチナ保護作用には充分であり、すな
わち、高温における可逆的に酸素を適当に放出すること
が分かっている。しかし、好ましくは5ないし35%
で、特に有利な結果は絶縁物質中に16%の二酸化セリ
ウムを混合することで得られた。これは温度センサーの
寸法と温度条件の作用だけでなく、例えば、温度センサ
ー内のエア・シール等のさらなる必要条件も加わってい
る。従って、例えば比較的厚い絶縁層では、混合物は例
えば70%の比較的高いパーセントの二酸化セリウムを
含ませる。
【0011】温度センサーを使用する特に重要な分野は
触媒コンバーターの制御である。後者の場合、触媒の初
期処理工程の制御のために、あるいは制御は排気混合物
の測定になされているために、これまで温度測定は点状
でのみ実行されていた。本発明による比較的長く、小さ
い断面寸法となる温度センサーの場合において、触媒コ
ンバーターまたは同様の測定物体で一体的に測定を実行
することができる。従って、例えば可撓性温度センサー
も同様に触媒物質に「巻き込む」ことができ、普通波状
と平坦な金属シートの交互になった層から構成され、こ
れがロール状に一緒に巻き取られ、ここに流れが軸方向
に発生する。
【0012】これを許容するために、ジャケット・チュ
ーブは例えば直径約1mmの小さい断面寸法を有し、得
られる強度は600N/mm2 と900N/mm2 の間
で、好ましくは700N/mm2 であり、ジャケット材
料の硬度は350ヴィッカ(HV)を超えないないこ
と、また好ましくは180HVである。これは対応する
材料の選択を前もって推定でき、チューブが充填された
後の変形処理のために特に材料が普通非常に硬くなるた
めである。ジャケット・チューブは同様にFeCrAl管から
なり、好ましくは長手方向にシーム溶接された引き抜き
管である。鉄をベースとして、10から25%のクロ
ム、4から6%のアルミニウムおよびイットリウム、マ
グネシウム、ニッケル、チタニウムおよび亜鉛のような
他の低いパーセントの合金成分を含めることができる。
【0013】典型的な構成において、ジャケットは管で
あり、独立した温度センサーが得られ、これに測定物体
が連結される。しかし、他のジャケットの形態または形
状、例えば、測定物体の独立したシート状金属ポケット
を備えることもでき、その二重ウエブが固定の目的に適
しているといえる。さらに、(ジャケットの部材として
測定物体の要素を使用することもでき、例えば、オメガ
(Ω)状シート接続部分上に長手方向に溶接した触媒コ
ンバーターを生成するのに使用された金属シートの1枚
が抵抗線を受承する凹所を形成している。さらに、管状
の構成により、断面が理想の円形から広げることがで
き、また、例えば楕円、D字状または三角形とすること
もできる。
【0014】好ましくは、その接続部ないし端子は測定
物体上に載置されるときに、少なくとも接続部が異なる
金属間で接点を含む範囲まで、接続部がほぼ同じ温度レ
ベルになることが保証されなければならず、従って、熱
応力による測定値の変造が排除されるか、少なくとも最
少になる。
【0015】測定物体の製造中、例えば触媒コンバータ
ーのハンダ付け工程中、温度センサーもハンダ付けされ
る場合に、温度センサーが気密または真空密にシールさ
れることが保証されれば、埋込媒体内の必要とする二酸
化セリウムの比率を減じる助けをすることができる。こ
れでこの工程の高温下での実行中、前述の問題を大きく
する温度センサー内部の残留酸素が吸収されないことが
保証される。
【0016】これは密封された温度センサーを溶接する
ことによって行われ、本質的に短絡される。製造の終わ
りに、例えばシーリング・スリーブから切断することに
よりこのハーメチック・シールが再び破壊され、これと
同時に温度センサーが再度電気的に機能する。連結ボル
トが温度センサーのジャケットに通されると、例えば絶
縁ビードのために確実にシールが施され、また、湿気密
シールが例えば埋込媒体の対応するシリコン注入によっ
てこの個所で保証されるが、ある一定時間を越えると望
ましくない酸素の侵入がここから生じる。
【0017】温度センサーはロッド状の構造が好まし
い。この場合において、ジャケット・チューブから突出
し、これと絶縁された結合ボルトから抵抗線コイルをセ
ンサーの自由端の接続部に導出して、結合ボルトによっ
てこれと接触させ、ジャケットで帰還導体を形成させ
る。しかし、抵抗線をジャケットの両端に通した結合ボ
ルトと接触させ、ジャケット以外で絶縁して、温度セン
サーを例えばU字状またはヘアーピン状に曲げることも
できる。
【0018】これらのおよび他の特徴は請求の範囲、詳
細な説明および図面から集めることができ、個々の特徴
は、単独でまたはある組み合わせが本発明の実施例およ
び他の分野において利用可能であり、有利な独立して保
護可能な構造を表すことができ、この保護をここで主張
する。出願の各セクションへと中間ヘッディングへの細
分は請求の範囲の下でなされた記述の一般的有効性に決
して限定されるのもではない。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を添付図面により次に詳細に
説明する。
【0020】図1は鉄−クロム−アルミニウム合金のス
テンレススチール管状外部ジャケット12を備えた温度
センサー11を示す。合金は20から25%のクロム、
4から6%のアルミニウムおよび鉄と1%より少ない濃
度のイットリウム、シリコン、マンガン、ニッケル、チ
タンおよび(または)ジルコニウムの添加物によって構
成される残部を含んでいるのが好ましい。
【0021】この管において、円形管の場合の一番細い
断面寸法は1.5mmより細く、好ましくは1mmの直
径を有し、非常に長く、普通200mmよりも長い。ジ
ャケット12は、接続側13で開口しており、ここから
結合ピンないしボルト14が突出し、ジャケット12と
同じ材料で作られているのが好ましい。センサーは絶縁
ビード15、すなわち、ジャケット12の内部に嵌め込
み式に配備された結合ボルトを取り巻くスリーブによっ
て接続端で案内され終わっている。
【0022】ジャケット12の内部16は、少なくとも
二つの異なる材料の混合物からなる埋込媒体17で充填
されている。この混合物の一つの材料は、酸化マグネシ
ウム、酸化アルミニウム(MgO、Al2 3 )等のよ
うな高温−抵抗、不活性、電気絶縁材料であり、高温で
物理的、化学的に大きく変化せず、かつ、その電気絶縁
特性を維持するものである。この材料は、平均粒子サイ
ズが2から100μm(好ましくは24μm)を有する
酸化物−セラミック粉体または粉粒体の形態で使用する
のが好ましい。
【0023】混合物の第2の要素は、高温で可逆的に酸
素を放出する材料、平均粒子サイズが2から5μmを有
する粉体の形態にある二酸化セリウムが好ましい。Mg
O/CeO2 の混合比は、本実施例では6:1の重量部
である。
【0024】以後説明するようにしてコンパクト化され
るこの埋込媒体において、プラチナ抵抗線コイル18が
中心に配置され、埋込媒体17によってジャケット12
の内壁から電気的に絶縁される。センサーはジャケット
16へ突入している結合ボルト14の先端で例えば溶接
によって電気的に導通状態に接続される。その対向端は
対応する結合ボルト19に接続される。このボルトは比
較的長く、ジャケットの流れ口(スパウト)状に細くな
った先端20に緊密に溶接されている。両結合ボルト1
4、19は抵抗線と同じ材料で作ることもできるが、そ
うするとプラチナであるためにより高価になる。絶縁ビ
ード15は、例えばアルミナのような酸化セラミックで
ある。必要ならば、接続端部における電気の通過をシー
ルするには、ソルダー・グラスまたはソルダー化金属−
セラミック混合物によって実行できるが、シリコーンを
用いることもできる。
【0025】図1による温度センサーはヨーロッパ特許
第498386号に開示されている方法で製造され、こ
こではこれを参照するものとする。抵抗線コイル18
は、管状ヒータ製造で既知の方法を使用して長尺のシー
ム溶接、引き抜き加工、真空密、高品質スチール管中の
埋込媒体内に挿入される。シェークによって確かに予め
詰め込まれているがなおも比較的ルーズな埋込媒体17
は、管の断面がローリングまたは他の処理によって細く
なるように詰め込まれ、これと同時に長さが増す。この
場合において、このような形状変化は特に注意を引く、
なぜなら得られた断面が非常に細いからである。対応す
る中間熱処理により、ジャケット材料の硬さを350H
Vより小さく維持することを保証する。160HVが実
際上の低限とみなされる。好ましくは、ジャケットの硬
さは約180HVである。
【0026】細い直径により、温度センサーの極めて優
れた可撓性がその機能を損なわずに得られる。結合ピン
の内端によって制限される実際の温度センサーの長さ
は、できるだけ長く、少なくとも100mmにしなけれ
ばならない。これは例えば触媒コンバータ21(図3)
のような測定物体に対する積算測定を実行することが可
能で、すなわち、測定物体の最大表面部分に、代表的な
平均温度値を供給して測定する。
【0027】管状ケーシング(図示省略)内に配備され
た実際の触媒コア22は、2枚の異なる形状のシート状
金属部材23、24のロールからなり、図示していない
がプラチナを含有する触媒層でコーティングされてい
る。各場合において、実質上平坦なシート23と、波状
シート24が一緒にロールされてシリンダー状コアを形
成して、通路を形成する波状シートによって形成された
チャネル25が、内燃機関の打ち抜き平面に対して鉛直
に流れる排気のためのチャネルになる。従って、触媒の
後期燃焼のために非常に大きい作用面が形成される。
【0028】温度センサー11は前記コアが一体的に形
成される。センサーは本来平坦なシート23に型押しさ
れた凹所28に配備され、さらに波状シート24の近接
する波型頭部26にも僅かに押圧される。温度センサー
11はハンダ付け27によって両シート23、24に優
れた熱伝導状態に連結され、触媒製造中全体にわたって
真空中で実行される。温度センサーがその周辺と直径方
向両方で完全にカバーする場合に長くなり過ぎないこと
を保証するために、ロールはストレートなシートと波形
シート23、24の数対のシートからなるマルチ形状で
形成される。他の固定方法、例えばロールに対して直角
に直径方向に配置することができる。
【0029】温度センサーは、図示を省略した測定装置
によって測定電流が供給される。温度の変化と実質上直
線的に変化する抵抗線18の電気抵抗が、対応する測定
回路、例えば、測定ブリッジによって測定され、表示ま
たは記録用として使用することもできるが、特に処理の
調整または制御に使用できる。内燃機関の触媒コンバー
ターの場合において、排気値を指示された最少値に減ら
し、かつ、触媒コンパーター中の最適処理温度を発生す
るために、測定結果は電子エンジン制御に使用される。
これはその出力信号が、測定物体が全体の状態に関して
誤解をまねくことになる点状だけでなく、結合ボルト1
4、19の内端間のその実効域の全ての温度を一体的に
カバーないし検出するので、本発明による温度センサー
の場合に特によく発生する。
【0030】図2は接続部13を除き、全ての詳細部分
およびその利用可能性に関して図1に基づくセンサーと
同じ温度センサー11を示す。ジャケット12の接続側
端部はスリーブ30に押し込まれている。このスリーブ
はジャケット12の同じ材料でから作られているが、よ
り太い直径と壁厚を有し、かつ、ハンダ付け、溶接また
はプレスによって前記ジャケット12に堅固に結合され
ている。スリーブに係合する前に、ジャケット12の接
続側端部に結合ボルト35が設けられる。この目的のた
めに、諸部材が2個のセラミック本体の片方に配置さ
れ、溶接によって結合ピン14、14’に導電的に接続
されている。別の方法として、ケーシング混合物質をセ
ラミック本体の代わりに使用することもできる。スリー
ブを酸化セラミック粉体、例えば埋込媒体17と同じ材
料で部分的に充填することも考えられ、これは次のプレ
ス操作によって完了される。
【0031】図5は、温度センサーが金属シート23内
に一体化される構造を示している。この金属シートは測
定物体の一部となり、特に触媒コンバーター21の非波
状シートの一部となる。前記シートが、長手方向の二つ
の溶接シームによってオメガ(Ω)状ジャケット部12
aの横方向フランジ40に固定される。後者中に、これ
までに説明した方法か、または横方向からのオメガ状ジ
ャケット部12aに充填ないし導入されるかして抵抗コ
イル18と埋込媒体17が配備される。金属シート23
が設けられる前に埋込媒体の対応する詰め込みがなさ
れ、その後任意に完成することもできる。本実施例にお
いて、平たい楕円構造が特に適しており、コイルの断面
がジャケットの断面に応じてプレスされて形成される。
シート23への熱結合が最適な特性をなし、ジャケット
・チューブ12を分離する必要がない。
【0032】図6から図8は、温度センサーの別のジャ
ケット構造を示し、シートの金属ポケットまたは部材の
形状をなしている。図6において、ジャケット12bは
金属シート41のエッジでD字状に折り曲げられ、フラ
ンジ40で溶接されて形成されている。図7は対応する
構造を示し、ジャケット12cが金属シートから折り曲
げられ完全な円形が形成され、平行に、横方向に突出す
るフランジ42で互いに溶接されている。最後に、図8
はジャケット12dが半円形状をなす二つの同形のオメ
ガ状シート金属部材で形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】温度センサーの長手方向断面図である。
【図2】接続部に関する修正した温度センサーの変形例
を示す長手方向断面図である。
【図3】温度センサーを備えた触媒コンバーターを示す
詳細断面図である。
【図4】図3の線IVから見た断面図である。
【図5】測定物体と一体化された温度センサーを示す断
面図である。
【図6】温度センサーのジャケット構造の変形例を示す
断面図である。
【図7】温度センサーのジャケット構造の変形例を示す
断面図である。
【図8】温度センサーのジャケット構造の変形例を示す
断面図である。
【符号の説明】
11 温度センサー 12 ジャケット 13 接続側 14 ボルト 15 絶縁ビード 16 内部 17 埋込媒体 18 プラチナ抵抗線コイル 19 結合ボルト 21 触媒コンバータ 22 触媒コア 23、24 シート状金属部材 25 チャネル 26 波型頭部 27 ハンダ付け 28 凹所 30 スリーブ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料のジャケット(12)と、電
    気的に絶縁された埋込媒体(17)に埋め込まれた抵抗
    線(18)を含み、埋込媒体(17)がコンパクト化さ
    れた粉粒体でつくられ;抵抗線(18)が正の温度計数
    (PCT特性)を有する貴金属またはその合金を含んで
    おり;埋込媒体が高温において可逆的に酸素を放出する
    物質と、他の高温−抵抗性電気絶縁物質を含んでいる混
    合物である電気抵抗温度センサー。
  2. 【請求項2】 貴金属がプラチナ金属のグループからな
    る金属、好ましくはプラチナである請求項1に記載の温
    度センサー。
  3. 【請求項3】 可逆性酸素放出材料が酸化セリウム(C
    eO2 )であって、好ましくは混合物が5%から35
    %、特に約16%の二酸化セリウムを含んでいる請求項
    1または2に記載の温度センサー。
  4. 【請求項4】 他の電気絶縁物質が二酸化マグネシウム
    または酸化アルミニウムである先行の請求項の何れか1
    項に記載の温度センサー。
  5. 【請求項5】 酸素放出物質が粒子サイズの2から5μ
    mの粉体および(または)他の絶縁物質が粒子サイズの
    2から100μmの粉体からなる先行の請求項の何れか
    1項に記載の温度センサー。
  6. 【請求項6】 ジャケット(12)が鉄−クロム−アル
    ミニウム合金の管からなり、好ましくはこのジャケット
    (12)が長手方向にシーム溶接され、20ないし25
    %のクロムと、4ないし6%のアルミニウムと、残部と
    して鉄を含み、それぞれ1%より少ない濃度のイットリ
    ウム、シリコン、マグネシウム、ニッケル、チタンおよ
    びジルコニウムの添加物を任意に含む先行の請求項の何
    れか1項に記載の温度センサー。
  7. 【請求項7】 抵抗線(18)が、螺旋構造を有する先
    行の請求項の何れか1項に記載の温度センサー。
  8. 【請求項8】 抵抗線(18)が、少なくとも1本の結
    合ボルト(14、19)に固定され、ジャケットと同じ
    材料で作られている先行の請求項の何れか1項に記載の
    温度センサー。
  9. 【請求項9】 抵抗線(18)が、その片側が内部でジ
    ャケット(12)と電気的に接続されている先行の請求
    項の何れか1項に記載の温度センサー。
  10. 【請求項10】 抵抗線が、少なくとも1本の結合ボル
    ト(14、19)に固定され、この結合ボルトが酸化セ
    ラミックのセラミック・ビードの形態をなすインレット
    絶縁手段(15)によって包囲されており、結合ボルト
    がソルダ・ガラスまたはソルダ化金属セラミック化合物
    からなるインレット絶縁手段またはジャケット(12)
    よりも直径の大きいスリーブ(30)からなるインレッ
    ト絶縁手段によってジャケットに締め付けられており、
    スリーブがジャケット(12)に強固に連結され、少な
    くとも一部が埋込媒体で充填され、ジャケット中の埋込
    媒体(17)よりも密ではなく、好ましくはスリーブ中
    の埋込媒体は製造中、スリーブ(30)が外部に完全に
    シールドされ、次いで接続ラグ(35)を露出させるた
    めに一部が再び除去される先行の請求項の何れか1項の
    温度センサー。
  11. 【請求項11】 ジャケット(12)が、その直径が
    1.5mm以下、その長さが200mmを超え、その有
    効長さが少なくとも100mmである管および(また
    は)ジャケットが160と350HVの間の強度を有し
    ており、降伏強度が600と900N/mm2 の間であ
    る先行の請求項の何れか1項の温度センサー。
  12. 【請求項12】 該温度センサーが物体と熱接触し、そ
    の温度が測定され;該温度センサーの抵抗線(18)
    が、電気接続部を有しており、接続部が異なる金属間の
    接触点を少なくとも含む範囲がほぼ同じ温度レベルを有
    する位置で物体上に配置される先行の請求項の何れか1
    項の温度センサー。
JP15431697A 1996-05-30 1997-05-29 電気抵抗温度センサー Expired - Lifetime JP3819537B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19621689A DE19621689A1 (de) 1996-05-30 1996-05-30 Elektrischer Widerstands-Temperaturfühler
DE19621689.3 1996-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1073496A true JPH1073496A (ja) 1998-03-17
JP3819537B2 JP3819537B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=7795674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15431697A Expired - Lifetime JP3819537B2 (ja) 1996-05-30 1997-05-29 電気抵抗温度センサー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5889460A (ja)
EP (1) EP0810425B1 (ja)
JP (1) JP3819537B2 (ja)
KR (1) KR100458351B1 (ja)
DE (2) DE19621689A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003254799A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Yokogawa Electric Corp 渦流量計
JP2009531717A (ja) * 2006-03-28 2009-09-03 ストーンリッジ・インコーポレッド 温度センサ

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2360591B (en) * 2000-03-23 2004-04-28 Ceramaspeed Ltd Temperature sensor
DE20122527U1 (de) * 2001-01-24 2006-01-26 Leister Process Technologies Heißlufteinrichtung
KR100395246B1 (ko) * 2001-04-06 2003-08-21 정귀상 마이크로 열센서용 측온저항체형 온도센서 및 그 제조방법
US6844805B2 (en) * 2002-01-02 2005-01-18 Minco Products, Inc. Temperature detection and switching assembly
KR100444633B1 (ko) * 2002-07-03 2004-08-16 한국과학기술원 박막형 미소온도센서와 박막형 미소온도센서의 제작방법
US7084466B1 (en) 2002-12-09 2006-08-01 Novellus Systems, Inc. Liquid detection end effector sensor and method of using the same
US6977575B2 (en) * 2003-05-22 2005-12-20 Rtd Company Flexible averaging resistance temperature detector
US7026908B2 (en) * 2003-11-13 2006-04-11 Harco Laboratories, Inc. Extended temperature range thermal variable-resistance device
US7915994B2 (en) * 2003-11-13 2011-03-29 Harco Laboratories, Inc. Thermal variable resistance device with protective sheath
US7782171B2 (en) * 2003-11-13 2010-08-24 Harco Laboratories, Inc. Extended temperature range heater
FR2864234B1 (fr) * 2003-12-22 2006-08-11 Sc2N Sa Capteur haute temperature
AT501879B1 (de) * 2005-05-24 2007-05-15 Pustelnik Philipp Dipl Ing Adapteraufsatz für eine einrichtung zum anschliessen von rohrleitungen
US7719400B1 (en) 2005-08-02 2010-05-18 Rtd Company Method and apparatus for flexible temperature sensor having coiled element
DE102006034248B3 (de) * 2006-07-21 2007-10-18 Beru Ag Temperaturfühler für ein Widerstandsthermometer, insbesondere zur Verwendung im Abgasstrang von Verbrennungsmotoren
US8251579B2 (en) 2007-07-16 2012-08-28 Rtd Company Robust stator winding temperature sensor
US20110026562A1 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Rtd Company Temperature sensor using thin film resistance temperature detector
US8244447B2 (en) * 2010-01-27 2012-08-14 Robert Bosch Gmbh Spark plug having a thermosensor
CN103180703B (zh) 2010-09-07 2016-10-19 斯通瑞智公司 温度传感器和相应的发动机系统
CN105074405B (zh) 2012-10-16 2018-03-20 精量电子(美国)有限公司 加强型柔性温度传感器
CN104458191A (zh) * 2014-12-10 2015-03-25 中国航天空气动力技术研究院 微型薄膜铂电阻热流传感器及其制造方法
IT201900003507A1 (it) 2019-03-11 2020-09-11 Polidoro S P A Sensore di temperatura perfezionato per bruciatore a gas e assieme di un tale sensore e bruciatore
KR102511323B1 (ko) 2021-06-09 2023-03-17 주식회사 코멧센서 레이저 용접 방법 및 이를 이용한 온도센서 제조방법

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3195093A (en) * 1961-11-01 1965-07-13 Gen Electric Sheathed electric heating units
US3723935A (en) * 1972-02-17 1973-03-27 Corning Glass Works Temperature sensor
JPS5714405U (ja) * 1980-06-27 1982-01-25
JPS5817327A (ja) * 1981-07-22 1983-02-01 Meiyou Denki Kk 耐熱耐振用測温抵抗体
US4977385A (en) * 1986-04-23 1990-12-11 Mcqueen Malcolm M Distributed RTD
JPS63503558A (ja) * 1986-06-20 1988-12-22 フセソユーズヌイ、ゴスダルストベンヌイ、インスチツート、ナウチノ‐イスレドワーチェルスキフ、イ、プロエクトヌイフ、ラボト、オグネウポルノイ、プロムイシュレンノスチ 冶金ユニットにグナイト吹付けをするための方法および多ノズル羽口
DE3733193C1 (de) * 1987-10-01 1988-11-24 Bosch Gmbh Robert NTC-Temperaturfuehler sowie Verfahren zur Herstellung von NTC-Temperaturfuehlerelementen
DE3825012A1 (de) * 1988-07-22 1990-01-25 Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A Werkstoff fuer ein elektrisches widerstandselement mit positivem temperaturkoeffizienten
DD275311A1 (de) * 1988-09-06 1990-01-17 Geraberg Thermometer Passivierungs- und isolationsschicht fuer flachmesswiderstaende
US5071258A (en) * 1991-02-01 1991-12-10 Vesuvius Crucible Company Thermocouple assembly
DE4103642A1 (de) * 1991-02-07 1992-08-13 Ego Elektro Blanc & Fischer Temperaturfuehler
JPH06160332A (ja) * 1992-11-18 1994-06-07 Unisia Jecs Corp 酸素センサ
JPH075050A (ja) * 1993-06-17 1995-01-10 Casio Comput Co Ltd 温度センサ
DE4330447C2 (de) * 1993-09-09 1996-09-19 Heraeus Sensor Gmbh Temperatur-Sensor mit einem Meßwiderstand in einem Metallmantel

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003254799A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Yokogawa Electric Corp 渦流量計
JP2009531717A (ja) * 2006-03-28 2009-09-03 ストーンリッジ・インコーポレッド 温度センサ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0810425A1 (de) 1997-12-03
US5889460A (en) 1999-03-30
KR100458351B1 (ko) 2005-01-17
EP0810425B1 (de) 2003-04-02
JP3819537B2 (ja) 2006-09-13
DE19621689A1 (de) 1997-12-04
DE59709663D1 (de) 2003-05-08
KR970075936A (ko) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1073496A (ja) 電気抵抗温度センサー
KR100217144B1 (ko) 촉매변환기 지지체용 온도측정 및 또는 가열장치
US5696348A (en) Thermocouple structure
US6164819A (en) Temperature sensor and a method of manufacturing the same
EP1696704B1 (en) Ceramic heater and method for manufacture thereof
US4540479A (en) Oxygen sensor element with a ceramic heater and a method for manufacturing it
US4512871A (en) Oxygen sensor with heater
JPS6147376B2 (ja)
US4528086A (en) Oxygen sensor with heater
US7078659B2 (en) Corrosion resistance structure of ceramic heater and gas sensor equipped with same
US4782709A (en) Electromagnetic flowmeter
US20210033556A1 (en) Sensor for determining gas parameters
EP0014088A1 (en) Exhaust gas sensor
EP1653229A1 (en) Oxygen sensor
JP4203346B2 (ja) 温度センサの製造方法
US4657660A (en) Apparatus for sensing oxygen concentration
US4193289A (en) Ceramic insulator for an exhaust gas oxygen sensor
US4128469A (en) Electrochemical sensor
JPH0687021B2 (ja) 検出素子の製造法
US4292157A (en) Solid pole oxygen sensor and its manufacturing process
JPS5848853B2 (ja) 排ガス組成検出器
JPH0774790B2 (ja) 通電加熱法に用いられるセンサ−
JP3000910B2 (ja) 温度検出装置
KR102449907B1 (ko) 자동차 배기가스 측정용 온도센서의 제조방법
JPS6242014A (ja) 電磁流量計用測定管の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050901

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4