JPH1073478A - 無線式計量装置 - Google Patents

無線式計量装置

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JPH1073478A
JPH1073478A JP15225397A JP15225397A JPH1073478A JP H1073478 A JPH1073478 A JP H1073478A JP 15225397 A JP15225397 A JP 15225397A JP 15225397 A JP15225397 A JP 15225397A JP H1073478 A JPH1073478 A JP H1073478A
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JP
Japan
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unit
weighing
power supply
measuring
power
Prior art date
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JP15225397A
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English (en)
Inventor
Akira Nakamoto
昭 中本
Yasuhisa Uotani
安久 魚谷
Koichi Segawa
浩一 瀬川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長大な電力配線を不要にすると共に、一旦設
置した計量装置の設置場所を移転したい場合にも、簡単
確実に計量部側と表示部側との各機器に直流電力を供給
できるようにする。 【解決手段】 被測定物を計量する計量部1と、該計量
部1で計量した被測定物の重量を表示する表示部2との
間を無線伝送手段3により接続した無線式計量装置にお
いて、計量部1側と表示部2側とに、夫々別個に交流電
源が接続されると共に、該各交流電源を直流電源に変換
する電源回路67が夫々設けられ、計量部1側及び表示
部2側の各機器に対し前記別個の交流電源から電源回路
67を介して直流電力を供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックスケー
ル、大形台ばかり、ホッパースケール等に用いられる無
線式計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の重量を測定する「秤」として
の計量装置は、被測定物を計量する計量部と、該計量部
で計量した被測定物の重量を表示する表示部とが不離一
体に設けられて、「秤」として機能するものである。ト
ラックスケール等の大形秤になると、計量部と表示部と
が離れた場所に設置されるため、両者をケーブル等の有
線回路で接続してその不離一体性が確保されていた。
【0003】しかし、計量部と表示部とを有線で接続し
てデータ通信を行うためには、通信線におけるノイズの
侵入を防止する必要があり、そのために、大がかりなケ
ーブルと該ケーブル設置用の暗渠溝を設ける必要があっ
た。従って、一旦設置した計量装置の設置場所を移転し
たい場合等は、長大なケーブルと大がかりなケーブル用
暗渠溝を再度設置し直す必要があり、大変不便なもので
あった。
【0004】そこで、このような不便を解消するため
に、計量部と表示部とを無線伝送手段で接続したものが
既に提案されている。この種の無線式計量装置として、
例えば、実公昭63ー15789号公報、特公昭63ー
48291号公報、特開昭56ー51628号公報、特
開平1ー203926号公報、特開平2ー298823
号公報等に記載のものが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、計量部
側と表示部側との各機器、例えば計量部側無線機及び表
示部側無線機にはそれぞれ直流電源が必要であり、この
ため一個所の直流電源から各機器への配線が必要とな
り、無線化しても電力配線を行うのでは、長大な電力配
線が必要になるし、また一旦設置した計量装置の設置場
所を移転したい場合には、長大な電力配線を再度設置し
直す必要があり、大変不便なものであった。
【0006】そこで、本発明は、長大な電力配線を不要
にすると共に、一旦設置した計量装置の設置場所を移転
したい場合にも、簡単確実に計量部側と表示部側との各
機器に直流電力を供給できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の第1の
特徴とするところは、被測定物を計量する計量部1と、
該計量部1で計量した被測定物の重量を表示する表示部
2との間を無線伝送手段3により接続した無線式計量装
置において、計量部1側と表示部2側とに、夫々別個に
交流電源が接続されると共に、該各交流電源を直流電源
に変換する電源回路67が夫々設けられ、計量部1側及
び表示部2側の各機器に対し前記別個の交流電源から電
源回路67を介して直流電力を供給するようにした点に
ある。
【0008】本発明の第2の特徴とするところは、被測
定物を計量する計量部1と、該計量部1で計量した被測
定物の重量を表示する表示部2との間を無線伝送手段3
により接続した無線式計量装置において、前記表示部2
側の電源とは別個に、前記計量部1に電力を供給するた
めのバッテリ71を設けると共にソーラーバッテリ72
を設け、バッテリ71により計量部1に直流電力を供給
すると共に、ソーラーバッテリ22により前記バッテリ
71を充電するようにした点にある。
【0009】即ち、計量部1側と表示部2側とを長大な
電力配線線で接続する必要がなくなる。また、一旦設置
した計量部1の設置場所を移転する場合でも、長大な電
力配線を再度設置し直す必要もなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図4において、被測定物を計量する
計量部1と、該計量部1で計量した被測定物の重量を表
示する表示部2との間を無線伝送手段3により接続した
無線式計量装置が示されている。
【0011】前記無線伝送手段3は、計量部1からの計
測データをデジタル信号として所定の電磁波に乗せて連
続的に発信する計量部側無線機4と、該計量部側無線機
4から所定距離離れて設置された表示部側無線機5とか
ら構成されている。そして、前記計量部側無線機4と表
示部側無線機5には、それぞれ通信制御回路6や送受信
のための無線ユニット7等が設けられ、該通信制御回路
6により送信側において、伝送データに所定の合番号
(ID番号)が自動的に付与され、受信側においてこの
合番号を識別することにより当該合番号が付与されたデ
ータのみを正常データとして取り込むよう構成されてい
る。
【0012】即ち、前記計量部1と表示部2とは、前記
無線伝送手段3の通信制御回路6による合番号付与手段
や合番号識別手段によってその接続関係が特定されてい
る。この無線式計量装置をトラックスケール等として使
用する場合は、トラックの荷役作業中の時々刻々に変化
する積載物の累積荷重を、表示部2において連続して監
視して、荷役作業の制御を行う必要があるため、無線伝
送手段3においては計量部1での計測データをリアルタ
イムに連続して表示部2に伝送する必要がある。そのた
め、無線伝送手段3は大量のデータを高速で高精度に伝
送できるものでなければならない。
【0013】この様な要求を満足させるために、本発明
では、無線伝送手段3における無線機4、5は、デジタ
ルデータを周波数帯が300MHz〜3GHzで、送信
出力が10mW以下で且つ送信アンテナから3mの距離
における電界強度が501μV/m以上の微弱電波に乗
せて連続的に発信するものとされ、また、両無線機4、
5は500m以内に配置されるものとされている。
【0014】前記構成の実施の形態によれば、計量部1
で検出した被測定物の荷重信号をデジタル信号に連続的
(1〜100回/秒程度)に変換し、このデジタル信号
を周波数帯300MHz〜3GHzの中から選択された
所定の周波数で、送信出力(空中線電力)が10mW以
下で且つ送信アンテナから3mの距離における電界強度
が501μV/m以上の微弱電波に乗せた無線信号に変
換して計量部側無線機4の無線ユニット7から連続的に
発信する。このとき、送信データには、通信制御回路6
により、所定の合番号が自動的に付与されて、当該合番
号と共に送信される。
【0015】表示部側無線機5においてはその無線ユニ
ット7により、前記計量部側無線機4からの無線信号を
リアルタイムで受信し、通信制御回路6により所定の合
番号を識別して、当該合番号の付与されたデータのみを
正常データとして取り込み、該取り込んだデジタル荷重
信号を前記表示部2に有線回路を通じて送り込む。表示
部2においては、前記荷重信号を荷重値としてデジタル
表示すると共に、この荷重信号を印字データや各種の荷
役制御データとして処理する。
【0016】前記構成の実施の形態によれば、無線伝送
手段3による合番号により、分離された計量部1と表示
部2との不離一体性が確保されるので、秤としての検定
の対象になるものである。また、計量部1と表示部2と
を有線回路で接続したものに比べ、ケーブル配線工事が
不要となり、また、ケーブル用配管及び配管工事が不要
となり、ケーブル用暗渠溝を設置する必要がなくなり、
計量部1と表示部2との設置場所の移動が簡単にできる
と共に、ケーブル配線がないので、雷サージ等による誘
導ノイズの影響を受けることがなくなる。
【0017】更に、特定の電磁波を用いてデータ通信を
行うようにしているので、100m以上の長距離通信が
可能になり、また、図示省略の無線中継装置を設けるこ
とによって、1000m程度まで長距離通信が可能にな
り、また、デジタル荷重信号をリアルタイムに伝送でき
る。図5に示すものは、無線式計量装置の具体例として
のトラックスケールであり、計量部1と表示部2とこれ
ら両者を接続する無線伝送手段3とから構成されてい
る。
【0018】前記計量部1には、被測定物であるトラッ
クの積載荷重を測定するロードセル等の計測手段8と、
該計測手段8の零調やスパン調を行う調整手段9とを備
えている。この計測手段8がアナログ信号を出力するロ
ードセルの場合は、A/D変換器を介して、また、デジ
タルロードセルの場合は直接、当該検出値はデジタルデ
ータとして出力されている。そしてこの検出値は調整手
段9を通ることにより、質量値(荷重値)のデジタルデ
ータとして出力される。
【0019】前記無線伝送手段3は、計量部1からのデ
ータをデジタル信号として周波数帯が2.0〜3.0G
Hzで、送信出力が10mW以下で且つ送信アンテナか
ら3mの距離における電界強度が501μV/m以上の
微弱電波に乗せて連続的に発信する計量部側無線機4
と、該計量部側無線機4から500m以内に設置され、
且つ、リアルタイムに前記送信信号を受信して表示部2
に有線回路を通じて送信する表示部側無線機5とから構
成されている。
【0020】そして、前記計量部側無線機4と表示部側
無線機5には、それぞれ通信制御回路6や送受信のため
の無線ユニット7等が設けられ、該通信制御回路6によ
り送信側において、伝送データに合番号が自動的に付与
され、受信側においてこの合番号を識別することにより
当該合番号が付与されたデータのみを正常データとして
取り込むよう構成されている。即ち、前記計量部1と表
示部2とは、前記無線伝送手段3による合番号をもって
その接続関係が特定されている。
【0021】前記表示部2には、CPU基板を備えた表
示処理装置10が設けられ、該処理装置10により入力
されたデジタル荷重データを表示器にデジタル表示する
よう構成されている。この表示処理装置10のCPU基
板には、前記計量部1側に設けられた調整手段9を調整
するためのプログラムが組み込まれている。従って、表
示部側無線機5は、受信機能のみならず、零点調整やス
パン調整を指令するための送信機能を有し、また、計量
部側無線機4も、計測データを送信する機能のみなら
ず、前記調整指令を受信する受信機能も有している。
【0022】尚、前記各構成機器にはそれぞれDC電源
が必要であり、一個所のDC電源から各機器への配線が
必要となり、無線化しても電力配線を行うのでは、その
無線化のメリットが半減される。しかし、前記実施の形
態では、計量部1、無線伝送手段3、及び、表示部2の
各機器にAC100Vの電源が接続され、該AC電源か
らDC電源を得るように構成されている。従って、既設
のAC100Vのコンセントがあればよく、一個所のD
C電源から各機器へDC電力供給のための配線が不要と
なる。
【0023】図6に示すものは、本発明の他の実施の形
態であり、零調やスパン調を行う調整手段9が表示部2
側に設けられている点が前記図2に示すものと異なって
いる。そして、この実施の形態では、無線伝送手段3
は、計量部1からのデータをデジタル信号として周波数
帯が300〜500MHzで、送信出力が10mW以下
で且つ送信アンテナから3mの距離における電界強度が
501μV/m以上の微弱電波に乗せて連続的に発信す
る計量部側無線機4と、該計量部側無線機4から500
m以内に設置され、且つ、リアルタイムに前記送信信号
を受信して表示部2に有線回路を通じて送信する表示部
側無線機5とから構成されている。
【0024】その他の構成は前記図5に示すものと基本
的には同じである。図7に示すものは本発明の他の実施
の形態であり、図4の装置の計量部1側に操作パネル1
1が設けられたものである。この操作パネル11は、前
記計量部側無線機4の通信制御回路6に有線により接続
されている。
【0025】前記操作パネル11は、トラックの車番、
業者コード、商品コード等の印字データを読み込む入力
手段12と、計量部1で計測した重量データを表示する
表示手段13とを備えている。この実施の形態では、無
線伝送手段3は重量データの他に印字データも送受信す
るよう構成されている。
【0026】尚、本発明は、前記実施の形態のものに限
定されるものではない。図5に示す無線伝送手段に用い
た所定の電波を、図6に示す装置やその他の装置に用い
てもよく、また、図6に示す無線伝送手段に用いた所定
の電波を、図5に示す装置やその他の装置に用いてもよ
い。また、表示部や操作パネルに印字装置やその他の外
部機器を接続することは自由である。更に、本発明の無
線伝送手段に用いられる電波は直進性を有するものであ
るから、無線機は見通しの良い場所に設置されるが、見
通しが悪い場合または長距離の場合は、両無線機の間に
一つ又は複数の中継装置を設置してもよい。中継装置を
設ける場合は、受信機においてその電波が親局からのも
のか中継局からのものかを区別できるよう、中継装置に
おいて伝送データに親局とは異なる合番号を自動的に付
与するよう構成される。
【0027】
【実施例】図1に示すものは、図4の実施の形態におけ
る無線式計量装置の具体例としてのトラックスケールで
あり、計量部1と表示部2とこれら両者を接続する無線
伝送手段3とから構成されている。前記計量部1には、
トラックを載せる載台と被測定物であるトラックの積載
荷重を測定する複数のデジタルロードセル55とが設け
られている。デジタルロードセル55で検出したデジタ
ル荷重信号は、ジャンクションボックス56に集められ
てここから重量データとして後述する計量部側無線機4
の通信制御回路6に送られる。
【0028】前記計量部1側に操作パネル57が設けら
れている。この操作パネル57は、後述する計量部側無
線機4の通信制御回路6に有線により接続されている。
前記操作パネル57は、トラックの車番、業者コード、
商品コード等の設定データを読み込む入力手段と、計量
部1で計測した重量データを表示する表示手段とを備え
ている。
【0029】前記表示部2はCPU基板58を有し、計
量部1からの荷重信号を荷重値としてデジタル表示する
と共に、この荷重信号を印字データや各種の荷役制御デ
ータとして処理する。前記無線伝送手段3は、計量部1
からの重量データ及び操作パネル57からの設定データ
をデジタル信号として所定の電磁波に乗せて連続的に発
信する計量部側無線機4と、該計量部側無線機4から所
定距離離れて設置された表示部側無線機5とから構成さ
れている。
【0030】そして、前記計量部側無線機4と表示部側
無線機5には、それぞれ通信制御回路6や送受信のため
の無線ユニット7等が設けられ、計量部側無線機4の通
信制御回路6により伝送データに所定の合番号(ID番
号)が自動的に付与され、表示部側無線機5においてこ
の合番号を識別することにより当該合番号が付与された
データのみを正常データとして取り込むよう構成されて
いる。
【0031】即ち、前記計量部1と表示部2とは、前記
無線伝送手段3の通信制御回路6による合番号付与手段
や合番号識別手段によってその接続関係が特定されてい
る。トラックスケールの場合は、トラックの荷役作業中
の時々刻々に変化する積載物の累積荷重を、表示部2に
おいて連続して監視して、荷役作業の制御を行う必要が
あるため、無線伝送手段3においては計量部1での計測
データをリアルタイムに連続して表示部2に伝送する必
要がある。そのため、無線伝送手段3は大量のデータを
高速で高精度に伝送できるものでなければならない。
【0032】この様な要求を満足させるために、本発明
では、無線伝送手段3における計量部側無線機4と表示
部側無線機5とは、デジタルデータを周波数帯が300
MHz〜3GHzで、送信出力が10mW以下で且つ送
信アンテナから3mの距離における電界強度が501μ
V/m以上の微弱電波に乗せて連続的に発信するものと
され、また、各計量部側無線機4と表示部側無線機5と
は、500m以内に配置されるものとされている。
【0033】前記構成の実施例によれば、計量部1で検
出した被測定物のデジタル荷重信号を連続的(1〜10
0回/秒程度)にジャンクションボックス56を介して
計量部側無線機4の通信制御回路6に入力し、この重量
データを示すデジタル信号を操作パネル57からの印字
データを示すデジタル信号と共に周波数帯300MHz
〜3GHzの中から選択された所定の周波数で、送信出
力(空中線電力)が10mW以下で且つ送信アンテナか
ら3mの距離における電界強度が501μV/m以上の
微弱電波に乗せた無線信号に変換して計量部側無線機4
の無線ユニット7から連続的に発信する。このとき、送
信データには、通信制御回路6により、所定の合番号が
自動的に付与されて、当該合番号と共に送信される。
【0034】表示部側無線機5においてはその無線ユニ
ット7により、前記計量部側無線機4からの無線信号を
リアルタイムで受信し、通信制御回路6により所定の合
番号を識別して、当該合番号の付与されたデータのみを
正常データとして取り込み、該取り込んだデジタル荷重
信号を前記表示部2に有線回路を通じて送り込む。表示
部2においては、計量部1の荷重信号を操作パネル57
からの設定データと対応させて荷重値としてデジタル表
示すると共に、この荷重信号を印字データや各種の荷役
制御データとして処理する。
【0035】各計量部1、表示部2、操作パネル57、
計量部側無線機4及び表示部側無線機5にはそれぞれ直
流電源が必要であり、一個所の直流電源から各機器への
配線が必要となり、無線化しても電力配線を行うので
は、その無線化のメリットが半減される。そこで、前記
実施例では、表示部2、ジャンクションボックス56、
操作パネル57、計量部側無線機4及び表示部側無線機
5の各機器に交流100Vの電源が接続されると共に、
表示部2、ジャンクションボックス56、計量部側無線
機4及び表示部側無線機5の各機器に電源回路67を設
け、該交流電源から電源回路67を介して計量部1のデ
ジタルロードセル55、表示部2、ジャンクションボッ
クス56、計量部側無線機4及び表示部側無線機5の各
機器に必要な直流電源を得るように構成している。従っ
て、既設の交流100Vのコンセントがあればよく、一
個所の直流電源から各機器へ直流電力供給のための配線
が不要となる。但し、計量部1のデジタルロードセル5
5への電力の供給はジャンクションボックス56に設け
た交流電源から電源回路67を介して直流電力を供給す
るようになっている。
【0036】なお、前記実施例では、デジタルロードセ
ル55の検出値を零調やスパン調を行う調整手段を省略
しているが、零調やスパン調を行う調整手段は、計量部
1側又は表示部2側に設けられ、操作パネル57の表示
装置又は表示部2の表示で確認しながら零調やスパン調
が行われる。前記構成の実施例によれば、無線伝送手段
3による合番号により、分離された計量部1と表示部2
との不離一体性が確保される。また、計量部1の荷重信
号を操作パネル57からの設定データと対応させて表示
することが可能になるため、計量部1と表示部2との距
離が無線伝送手段3を介して相当離れていても、計量部
1で計量した重量データと被測定物であるトラック車
番、業者コード、商品コード等の設定データとの対応関
係が明確となる。
【0037】また、計量部1と表示部2とを有線回路で
接続したものに比べ、ケーブル配線工事が不要となり、
また、ケーブル用配管及び配管工事が不要となり、ケー
ブル用暗渠溝を設置する必要がなくなり、計量部1と表
示部2との設置場所の移動が簡単にできると共に、ケー
ブル配線がないので、雷サージ等による誘導ノイズの影
響を受けることがなくなる。
【0038】更に、特定の電磁波を用いてデータ通信を
行うようにしているので、100m以上の長距離通信が
可能になる。図2及び図3は他の実施例を示し、図2に
示すように、デジタルロードセル55への電源線をなく
すため、ジャンクションボックス56内にバッテリ71
を設け、該バッテリ71によりデジタルロードセル5
5、ジャンクションボックス56、操作パネル57及び
計量部側無線機4に直流電力を供給するようにしてい
る。また、ソーラーバッテリ72を設け、このソーラー
バッテリ72によりバッテリ71を充電するようにし、
これによりバッテリ交換等のメンテナンスをなくすよう
にしたものである。また、図3に示すように、デジタル
ロードセル55をトラックを載せる載台73側に直接装
着し、基礎74上に載台73をデジタルロードセル55
を介して設置している。これにより、ジャンクションボ
ックス56、計量部側無線機4の無線ユニット7、バッ
テリ71等は工場にて配線を済ませて出荷し、現地での
工事を極力少なくするようにしたものである。その他の
点は前記実施例と同様の構成である。
【0039】なお、本発明は、前記実施例のものに限定
されるものではない。また、前記実施例では、無線伝送
手段3を、計量部側無線機4と表示部側無線機5とで構
成しているが、これに代え、無線伝送手段3の計量部側
無線機4と表示部側無線機5と間に、無線中継装置を介
在するようにしてもよく、この場合には、無線中継装置
側に、計量部1側及び表示部2側とは別個に交流電源を
接続し、この交流電源を直流電源に変換する電源回路6
7を無線中継装置側にも設け、無線中継装置側の各機器
に対し前記別個の交流電源から電源回路67を介して直
流電力を供給するようにしするか、又は、表示部2側及
び計量部1側の電源とは別個に、無線中継装置側に電力
を供給するためのバッテリを設けると共にソーラーバッ
テリを設け、このバッテリにより無線中継装置側の各機
器に直流電力を供給すると共に、ソーラーバッテリによ
り前記バッテリを充電するようにすればよい。
【0040】また、表示部2や操作パネル57に印字装
置やその他の外部機器を接続することは自由である。ま
た、前記実施例では、計測手段としてデジタルロードセ
ル55を使用しているが、これに代えて、アナログ式の
ロードセルを使用してもよく、この場合、A/D変換器
を設け、ロードセルの出力するアナログ信号をA/D変
換器よりデジタル信号に変換してデジタル信号を計量部
側無線機4に入力するようにすればよい。
【0041】また、前記実施例では、本発明をトラック
スケールについて実施しているが、本発明の無線式計量
装置はトラックスケールに限らず、大形台ばかり、ホッ
パースケールその他の無線式計量装置にも適用実施する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、計量部1側と表示部2
側とに、夫々別個に交流電源が接続されると共に、該各
交流電源を直流電源に変換する電源回路67が夫々設け
られ、計量部1側及び表示部2側の各機器に対し前記別
個の交流電源から電源回路67を介して直流電力を供給
するようにしたので、計量部1側と表示部2側とを長大
な電力配線で接続する必要がなくなり、また一旦設置し
た計量部1の設置場所を移転する場合でも、簡単確実に
計量部1側と表示部2側との各機器に直流電力を供給す
ることができる。
【0043】また、表示部2側の電源とは別個に、前記
計量部1に電力を供給するためのバッテリ71を設け、
バッテリ71により計量部1に直流電力を供給するの
で、例えば計量部1に表示部2側から長大な電力配線し
て表示部2側の直流電源を計量部1に供給する必要がな
くなり、また一旦設置した計量部1の設置場所を移転す
る場合でも、長大な電力配線を再度設置し直す必要がな
くなり、バッテリ71によって計量部1に簡単確実に直
流電力を供給することができる。しかも、ソーラーバッ
テリ72を設け、ソーラーバッテリ72により前記バッ
テリ71を充電するようにしたので、バッテリ交換等の
メンテナンスをなくすことができ、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の具体的構成である本発明の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】同側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 計量部 2 表示部 3 無線伝送手段 67 電源回路 71 バッテリ 72 ソーラーバッテリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を計量する計量部(1)と、該
    計量部(1)で計量した被測定物の重量を表示する表示
    部(2)との間を無線伝送手段(3)により接続した無
    線式計量装置において、 計量部(1)側と表示部(2)側とに、夫々別個に交流
    電源が接続されると共に、該各交流電源を直流電源に変
    換する電源回路(67)が夫々設けられ、計量部(1)
    側及び表示部(2)側の各機器に対し前記別個の交流電
    源から電源回路(67)を介して直流電力を供給するよ
    うにしたことを特徴とする無線式計量装置。
  2. 【請求項2】 被測定物を計量する計量部(1)と、該
    計量部(1)で計量した被測定物の重量を表示する表示
    部(2)との間を無線伝送手段(3)により接続した無
    線式計量装置において、 前記表示部(2)側の電源とは別個に、前記計量部
    (1)に電力を供給するためのバッテリ(71)を設け
    ると共にソーラーバッテリ(72)を設け、バッテリ
    (71)により計量部(1)に直流電力を供給すると共
    に、ソーラーバッテリ(72)により前記バッテリ(7
    1)を充電するようにしたことを特徴とする無線式計量
    装置。
JP15225397A 1996-06-10 1997-06-10 無線式計量装置 Pending JPH1073478A (ja)

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JP15225397A JPH1073478A (ja) 1996-06-10 1997-06-10 無線式計量装置

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JP8-147549 1996-07-03
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JP8-173834 1996-07-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243341A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Yamato Scale Co Ltd 車両重量測定システム

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JP2010243341A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Yamato Scale Co Ltd 車両重量測定システム

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