JPH1071850A - 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents
車両用ヒートポンプ式空気調和装置Info
- Publication number
- JPH1071850A JPH1071850A JP8248818A JP24881896A JPH1071850A JP H1071850 A JPH1071850 A JP H1071850A JP 8248818 A JP8248818 A JP 8248818A JP 24881896 A JP24881896 A JP 24881896A JP H1071850 A JPH1071850 A JP H1071850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- defrost
- heat exchanger
- solenoid valve
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
- B60H2001/00961—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising means for defrosting outside heat exchangers
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デフロスト運転時、圧縮機１から吐出される
ホットガスをデフロスト用電磁弁７が介装されたホット
ガスバイパス回路８を経て室外熱交換器５に導入する車
両用ヒートポンプ式空気調和装置において、デフロスト
運転中室内へ吹き出される空気温度が低下してしまうの
を抑制する。 【解決手段】 室外熱交換器５の温度を検出する熱交セ
ンサ30を設ける。そして、デフロスト運転時、除霜コン
トローラ31によって熱交センサ30の検出温度が第１の設
定温度以下でデフロスト用電磁弁７を検出温度に応じた
デューティ比でオン・オフ制御し、第１の設定温度より
低い第２の設定温度以下でデフロスト用電磁弁７を開と
する。
ホットガスをデフロスト用電磁弁７が介装されたホット
ガスバイパス回路８を経て室外熱交換器５に導入する車
両用ヒートポンプ式空気調和装置において、デフロスト
運転中室内へ吹き出される空気温度が低下してしまうの
を抑制する。 【解決手段】 室外熱交換器５の温度を検出する熱交セ
ンサ30を設ける。そして、デフロスト運転時、除霜コン
トローラ31によって熱交センサ30の検出温度が第１の設
定温度以下でデフロスト用電磁弁７を検出温度に応じた
デューティ比でオン・オフ制御し、第１の設定温度より
低い第２の設定温度以下でデフロスト用電磁弁７を開と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ヒートポンプ
式空気調和装置に関する。
式空気調和装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用ヒートポンプ式空気調和装
置の略示的構成が図４に示されている。空気調和装置の
ケーシング12の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14
が形成され、下流側にはフェース吹出口20、フート吹出
口24、デフロスト吹出口23が形成されている。
置の略示的構成が図４に示されている。空気調和装置の
ケーシング12の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14
が形成され、下流側にはフェース吹出口20、フート吹出
口24、デフロスト吹出口23が形成されている。
【０００３】内気吸込口13と外気吸込口14は内外気切換
ダンパ15によって開閉される。フェース吹出口20はダン
パ25によって開閉され、フート吹出口24はダンパ26によ
って開閉され、デフロスト吹出口23はダンパ27によって
開閉される。ケーシング12内にはブロア16、室内熱交換
器３、PTC ヒータ28等が配設されている。
ダンパ15によって開閉される。フェース吹出口20はダン
パ25によって開閉され、フート吹出口24はダンパ26によ
って開閉され、デフロスト吹出口23はダンパ27によって
開閉される。ケーシング12内にはブロア16、室内熱交換
器３、PTC ヒータ28等が配設されている。
【０００４】室内熱交換器３は冷媒配管を介して圧縮機
１、四方弁２、室外熱交換器５、アキュムレータ６、膨
張弁４と連結されてヒートポンプサイクルを構成してい
る。上記膨張弁４と室外熱交換器５とを繋ぐ冷媒配管と
圧縮機１の吐出管とを連結するホットガスバイパス回路
８にはデフロスト用電磁弁７が介装されている。
１、四方弁２、室外熱交換器５、アキュムレータ６、膨
張弁４と連結されてヒートポンプサイクルを構成してい
る。上記膨張弁４と室外熱交換器５とを繋ぐ冷媒配管と
圧縮機１の吐出管とを連結するホットガスバイパス回路
８にはデフロスト用電磁弁７が介装されている。
【０００５】室外熱交換器５にはモータ10により駆動さ
れるフアン９によって送風される外気が流過する。圧縮
機１はこれに内蔵されたモータ29により駆動され、この
モータ29はバッテリー11からインバータ17を介して供給
される電気によって回転駆動される。
れるフアン９によって送風される外気が流過する。圧縮
機１はこれに内蔵されたモータ29により駆動され、この
モータ29はバッテリー11からインバータ17を介して供給
される電気によって回転駆動される。
【０００６】冷房運転時、四方弁２は図に破線で示すよ
うに切り換えられ、圧縮機１から吐出された冷媒は図に
破線で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、膨張弁
４、室内熱交換器３、四方弁２、アキュムレータ６をこ
の順に経て圧縮機１に戻る。
うに切り換えられ、圧縮機１から吐出された冷媒は図に
破線で示すように、四方弁２、室外熱交換器５、膨張弁
４、室内熱交換器３、四方弁２、アキュムレータ６をこ
の順に経て圧縮機１に戻る。
【０００７】暖房運転時、四方弁２は図に実線で示すよ
うに切り換えられ、圧縮機１から吐出された冷媒は図に
実線矢印で示すように、四方弁２、室内熱交換器３、膨
張弁４、室外熱交換器５、四方弁２、アキュムレータ６
をこの順に経て圧縮機１に戻る。
うに切り換えられ、圧縮機１から吐出された冷媒は図に
実線矢印で示すように、四方弁２、室内熱交換器３、膨
張弁４、室外熱交換器５、四方弁２、アキュムレータ６
をこの順に経て圧縮機１に戻る。
【０００８】暖房運転によって室外熱交換器５に着霜し
た場合にはデフロスト用電磁弁７を全開とすることによ
ってデフロスト運転が行われる。このデフロスト運転時
には、圧縮機１から吐出された高温、高圧のガス冷媒が
一点鎖線で示すように、ホットガスバイパス回路８、デ
フロスト用電磁弁７を通って室外熱交換器５に流入して
その表面に付着した霜を融解除去する。
た場合にはデフロスト用電磁弁７を全開とすることによ
ってデフロスト運転が行われる。このデフロスト運転時
には、圧縮機１から吐出された高温、高圧のガス冷媒が
一点鎖線で示すように、ホットガスバイパス回路８、デ
フロスト用電磁弁７を通って室外熱交換器５に流入して
その表面に付着した霜を融解除去する。
【０００９】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は及び
外気がケーシング12内に吸い込まれ、ブロア16によって
付勢された後、室内熱交換器３を流過することによって
冷却又は加熱され、しかる後、PTC ヒータ28によって加
熱されることにより所定温度の調和空気となる。
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は及び
外気がケーシング12内に吸い込まれ、ブロア16によって
付勢された後、室内熱交換器３を流過することによって
冷却又は加熱され、しかる後、PTC ヒータ28によって加
熱されることにより所定温度の調和空気となる。
【００１０】この調和空気はダンパ25、26、27を開閉す
ることによって選択されたフェース吹出口20、フート吹
出口24、デフロスト吹出口23から車室内に吹き出され
る。
ることによって選択されたフェース吹出口20、フート吹
出口24、デフロスト吹出口23から車室内に吹き出され
る。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和装
置においては、そのデフロスト運転中室内熱交換器３を
循環する冷媒量が極めて少なくなるので、暖房能力が著
しく低下してしまうという問題があった。
置においては、そのデフロスト運転中室内熱交換器３を
循環する冷媒量が極めて少なくなるので、暖房能力が著
しく低下してしまうという問題があった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、デフロスト運転時、圧縮機から吐出されるホッ
トガスをデフロスト用電磁弁が介装されたホットガスバ
イパス回路を経て室外熱交換器に導入する車両用ヒート
ポンプ式空気調和装置において、上記室外熱交換器にそ
の温度を検出する熱交センサを設けるとともにデフロス
ト運転時、上記熱交センサの検出温度が第１の設定温度
以下で上記デフロスト用電磁弁を上記検出温度に応じた
デューティ比でオン・オフ制御し、上記第１の設定温度
より低い第２の設定温度以下で上記デフロスト用電磁弁
を開とする除霜コントローラを設けたことを特徴とする
車両用ヒートポンプ式空気調和装置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、デフロスト運転時、圧縮機から吐出されるホッ
トガスをデフロスト用電磁弁が介装されたホットガスバ
イパス回路を経て室外熱交換器に導入する車両用ヒート
ポンプ式空気調和装置において、上記室外熱交換器にそ
の温度を検出する熱交センサを設けるとともにデフロス
ト運転時、上記熱交センサの検出温度が第１の設定温度
以下で上記デフロスト用電磁弁を上記検出温度に応じた
デューティ比でオン・オフ制御し、上記第１の設定温度
より低い第２の設定温度以下で上記デフロスト用電磁弁
を開とする除霜コントローラを設けたことを特徴とする
車両用ヒートポンプ式空気調和装置にある。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図１ないし図
３に示されている。図１に示すように、室外熱交換器５
にはその温度を検出する熱交センサ30が設けられ、この
熱交センサ30の検出温度は除霜コントローラ31に入力さ
れる。
３に示されている。図１に示すように、室外熱交換器５
にはその温度を検出する熱交センサ30が設けられ、この
熱交センサ30の検出温度は除霜コントローラ31に入力さ
れる。
【００１４】除霜コントローラ31は、図２に示すよう
に、熱交センサ30の検出温度が第１設定器32に設定され
た第１設定温度、例えば０℃以下になると、デフロスト
用電磁弁７に出力してこれを図３に示すように、一定時
間（例えば５分間）検出温度に応じたデュティ比でオン
・オフ制御する。
に、熱交センサ30の検出温度が第１設定器32に設定され
た第１設定温度、例えば０℃以下になると、デフロスト
用電磁弁７に出力してこれを図３に示すように、一定時
間（例えば５分間）検出温度に応じたデュティ比でオン
・オフ制御する。
【００１５】そして、検出温度が第２設定器33に設定さ
れた第２設定温度( 例えば−10℃）以下になると、除霜
コントローラ31はデフロスト用電磁弁７に出力してこれ
を開とするようになっている。他の構成は図３に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付
してその説明を省略する。
れた第２設定温度( 例えば−10℃）以下になると、除霜
コントローラ31はデフロスト用電磁弁７に出力してこれ
を開とするようになっている。他の構成は図３に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付
してその説明を省略する。
【００１６】しかして、暖房運転時、室外熱交換器５に
着霜することによってその温度が次第に低下して第１設
定温度、即ち、０℃になると、デフロスト用電磁弁７は
一定時間検出温度に応じたデュティ比でオン・オフ制御
されるので、ホットガスを間欠的に室内熱交換器３又は
室外熱交換器５に流入させることができる。
着霜することによってその温度が次第に低下して第１設
定温度、即ち、０℃になると、デフロスト用電磁弁７は
一定時間検出温度に応じたデュティ比でオン・オフ制御
されるので、ホットガスを間欠的に室内熱交換器３又は
室外熱交換器５に流入させることができる。
【００１７】従って、室外熱交換器５の温度が低下する
のを抑制することができるとともに室内熱交換器３を通
る空気を加熱することができるので、車室内温度の低下
を抑制することができる。
のを抑制することができるとともに室内熱交換器３を通
る空気を加熱することができるので、車室内温度の低下
を抑制することができる。
【００１８】室外熱交換器５の温度が第２設定温度、即
ち、−10℃以下に低下すれば、デフロスト用電磁弁７が
開とされるので、従来のものと同様ホットガスの殆ど全
てが室外熱交換器５に流入してその表面に付着した霜を
迅速に融解することができる。
ち、−10℃以下に低下すれば、デフロスト用電磁弁７が
開とされるので、従来のものと同様ホットガスの殆ど全
てが室外熱交換器５に流入してその表面に付着した霜を
迅速に融解することができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明においては、デフロスト運転時、
熱交センサの検出温度が第１の設定温度以下でデフロス
ト用電磁弁を検出温度に応じたデューティ比でオン・オ
フ制御するため、ホットガスを間欠的に室内熱交換器に
流入させることができるので、室内熱交換器を通って室
内に吹き出される空気温度の低下を最小限にすることが
できる。また、室外熱交換器の温度が低下するのを抑制
することができるので、デフロスト用電磁弁が開となる
第２の設定温度を従来のものより低下させることがで
き、従って、暖房運転の実用域を拡大できる。
熱交センサの検出温度が第１の設定温度以下でデフロス
ト用電磁弁を検出温度に応じたデューティ比でオン・オ
フ制御するため、ホットガスを間欠的に室内熱交換器に
流入させることができるので、室内熱交換器を通って室
内に吹き出される空気温度の低下を最小限にすることが
できる。また、室外熱交換器の温度が低下するのを抑制
することができるので、デフロスト用電磁弁が開となる
第２の設定温度を従来のものより低下させることがで
き、従って、暖房運転の実用域を拡大できる。
【図１】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図２】上記実施形態における室外熱交換器の温度とデ
フロスト用電磁弁の開閉との関係を示す線図である。
フロスト用電磁弁の開閉との関係を示す線図である。
【図３】上記実施形態におけるデフロスト用電磁弁のオ
ン・オフと時間の関係を示す線図である。
ン・オフと時間の関係を示す線図である。
【図４】従来の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の系
統図である。
統図である。
１ 圧縮機 ２ 四方弁 ８ ホットガスバイパス回路 ７ デフロスト用電磁弁 ３ 室内熱交換器 ５ 室外熱交換器 30 熱交センサ 31 除霜コントローラ 32 第１設定器 33 第２設定器
Claims (1)
- 【請求項１】 デフロスト運転時、圧縮機から吐出され
るホットガスをデフロスト用電磁弁が介装されたホット
ガスバイパス回路を経て室外熱交換器に導入する車両用
ヒートポンプ式空気調和装置において、 上記室外熱交換器にその温度を検出する熱交センサを設
けるとともにデフロスト運転時、上記熱交センサの検出
温度が第１の設定温度以下で上記デフロスト用電磁弁を
上記検出温度に応じたデューティ比でオン・オフ制御
し、上記第１の設定温度より低い第２の設定温度以下で
上記デフロスト用電磁弁を開とする除霜コントローラを
設けたことを特徴とする車両用ヒートポンプ式空気調和
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248818A JPH1071850A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248818A JPH1071850A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071850A true JPH1071850A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17183875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248818A Withdrawn JPH1071850A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1071850A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007119980A1 (en) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Kohvac Co., Ltd | High speed defrosting heat pump |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8248818A patent/JPH1071850A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007119980A1 (en) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Kohvac Co., Ltd | High speed defrosting heat pump |
| US8006506B2 (en) | 2006-04-13 | 2011-08-30 | Kohvac Co., Ltd | High speed defrosting heat pump |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |