JPH1071821A - 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents

車両用ヒートポンプ式空気調和装置

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JPH1071821A
JPH1071821A JP24719296A JP24719296A JPH1071821A JP H1071821 A JPH1071821 A JP H1071821A JP 24719296 A JP24719296 A JP 24719296A JP 24719296 A JP24719296 A JP 24719296A JP H1071821 A JPH1071821 A JP H1071821A
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JP
Japan
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passage
heat exchanger
indoor heat
air
bypass passage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24719296A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fujita
孝二 藤田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内空気又は外気をブロア16により吸い込
み、エバポレータ又はコンデンサとして機能する室内熱
交換器3を通して温度調整した後、フェース吹出口20及
びフート吹出口24を含む複数の吹出口から選択的に吹き
出して車室内を空調する車両用ヒートポンプ式空気調和
装置において、暖房運転時日射が強い時等に車室内に頭
寒足熱の温度分布を形成して乗員の空調フィーリングを
向上する。 【解決手段】 室内熱交換器3をバイパスしてフェース
吹出口20に至るバイパス通路30を形成するとともにこの
バイパス通路30と室内熱交換器3の後流側風路31との間
を連通する連通路32を設けた。そして、この連通路31及
びバイパス通路30の開度を調整するダンパ33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ヒートポンプ
式空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ヒートポンプ式空気調和装
置の略示的構成が図2に示されている。空気調和装置の
ケーシング12の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14
が形成され、下流側にはフェース吹出口20、フート吹出
口24、デフロスト吹出口23が形成されている。
【0003】内気吸込口13と外気吸込口14は内外気切換
ダンパ15によって開閉される。フェース吹出口20はダン
パ25によって開閉され、フート吹出口24はダンパ26によ
って開閉され、デフロスト吹出口23はダンパ27によって
開閉される。ケーシング12内にはブロア16、室内熱交換
器3、PTC ヒータ28等が配設されている。
【0004】室内熱交換器3は冷媒配管を介して圧縮機
1、四方弁2、室外熱交換器5、アキュムレータ6、膨
張弁4と連結されてヒートポンプサイクルを構成してい
る。上記膨張弁4と室外熱交換器5とを繋ぐ冷媒配管と
圧縮機1の吐出管とを連結するホットガスバイパス管8
にはデフロスト用電磁弁7が介装されている。
【0005】室外熱交換器5にはモータ10により駆動さ
れるフアン9によって送風される外気が流過する。圧縮
機1はこれに内蔵されたモータ29により駆動され、この
モータ29はバッテリー11からインバータ17を介して供給
される電気によって回転駆動される。
【0006】冷房運転時、四方弁2は図に破線で示すよ
うに切り換えられるので、冷媒は図に破線で示すよう
に、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器5、膨張弁4、
室内熱交換器3、四方弁2、アキュムレータ6をこの順
に経て圧縮機1に戻る。
【0007】暖房運転時、四方弁2は図に実線で示すよ
うに切り換えられるので、圧縮機1から吐出された冷媒
は図に実線矢印で示すように、四方弁2、室内熱交換器
3、膨張弁4、室外熱交換器5、四方弁2、アキュムレ
ータ6をこの順に経て圧縮機1に戻る。
【0008】暖房運転によって室外熱交換器5に着霜し
た場合にはデフロスト用電磁弁7を開とすることによっ
てデフロスト運転が行われる。このデフロスト運転時、
圧縮機1から吐出された高温、高圧のガス冷媒が一点鎖
線で示すように、ホットガスバイパス管8、デフロスト
用電磁弁7を通って室外熱交換器5に流入してその表面
に付着した霜を融解除去する。
【0009】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択された
内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外気
がケーシング12内に吸い込まれ、ブロア16によって付勢
された後、室内熱交換器3を流過することによって冷却
又は加熱され、しかる後、PTC ヒータ28によって加熱さ
れることにより所定温度の調和空気となる。
【0010】この調和空気は吹出モード切換ダンパ25、
26、27を開閉することによって選択されたフェース吹出
口20、フート吹出口24、デフロスト吹出口23から車室内
に吹き出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和装
置においては、その暖房運転時、特に、日射が強い場合
には車室内の温度が頭熱足寒の温度分布となるので、乗
員の空調フィーリングを著しく阻害するという不具合が
あった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、車室内空気又は外気をブロアにより吸い込み、
エバポレータ又はコンデンサとして機能する室内熱交換
器を通して温度調整した後、フェース吹出口及びフート
吹出口を含む複数の吹出口から選択的に吹き出して車室
内を空調する車両用ヒートポンプ式空気調和装置におい
て、上記室内熱交換器をバイパスして上記フェース吹出
口に至るバイパス通路を形成するとともにこのバイパス
通路と上記室内熱交換器の後流側風路とを連通する連通
路を設け、かつ、この連通路及び上記バイパス通路の開
度を調整するダンパを設けたことを特徴とする車両用ヒ
ートポンプ式空気調和装置にある。
【0013】他の特徴とするところは、上記ダンパの断
面形状をへの字形となし、上記連通路を全閉とした状態
で上記バイパス通路の開度を調整可能とするとともに上
記バイパス通路を全開とした状態で上記連通路の開度を
調整可能としたことにある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示され
ている。室内熱交換器3をバイパスしてフェース吹出口
20に至るバイパス通路30が形成され、このバイパス通路
30と室内熱交換器3の後流側風路31は連通路32を介して
連通せしめられている。この連通路32及びバイパス通路
30の開度は断面形状がへの字形のダンパ33によって調整
されるようになっている。
【0015】そして、PTC ヒータ28を流過する風量及び
バイパスする風量を調整するためのエアミックスダンパ
34が設けられている。他の構成は図2に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0016】しかして、ダンパ33を図示の実線位置、即
ち、連通路31を全閉とすれば、内気吸込口13又は外気吸
込口14からケーシング12内に吸い込まれた車室内空気又
は外気の大部分は室内熱交換器3を流過し、PTC ヒータ
28を流過した空気と合流して温度調整された後、ダンパ
25、26、27を開閉することによって選択された吹出口2
0、23、24のいずれか1又は2から吹き出される。
【0017】ケーシング12内に吸い込まれた空気の一部
はバイパス通路30を流過してフェース吹出口20を通って
乗員の上半身に向かって吹き出され、車室内の温度分布
を頭寒足熱状態として乗員の空調フィーリングを向上す
る。なお、連通路31を全閉とした状態でバイパス通路30
の開度を調整することによりフェース吹出口20から吹出
される空気温度を調整できる。
【0018】また、ダンパ33を図示の破線で示すように
バイパス通路30を全開とした状態で連通路32の開度を調
整すれば、調和空気が後流側風路31から連通路32を通っ
てバイパス通路30に流入してバイパス通路30を流過する
空気と合流するので、フェース吹出口20から吹き出され
る空気温度を調整できる。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、室内熱交換器をバイ
パスしてフェース吹出口に至るバイパス通路を形成する
とともにこのバイパス通路と室内熱交換器の後流側風路
とを連通する連通路を設け、かつ、この連通路及びバイ
パス通路の開度を調整するダンパを設けたため、暖房運
転時日射が強い場合等にダンパによりバイパス通路を開
とすることによって室内熱交換器をバイパスした冷い空
気をバイパス通路を経てフェース吹出口から車室内に吹
き出すことができるので、車室内に頭寒足熱の温度分布
を形成して乗員の空調フィーリングを向上しうる。
【0020】上記ダンパの断面形状をへの字形となし、
連通路を全閉とした状態でバイパス通路の開度を調整可
能とするとともにバイパス通路を全開とした状態で連通
路の開度を調整可能とすれば、バイパス通路を通ってフ
ェース吹出口から車室内に吹出される空気量及びその温
度を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す略示的断面図である。
【図2】従来の車両用ヒートポンプ式空気調和装置の系
統図である。
【符号の説明】
12 ケーシング 13 内気吸込口 14 外気吸込口 15 内外気切換ダンパ 16 ブロア 3 室内熱交換器 28 ヒータ 20 フェース吹出口 24 フート吹出口 23 デフロスト吹出口 25、26、27 ダンパ 30 バイパス通路 31 後流側風路 32 連通路 33 ダンパ 34 エアミックスダンパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内空気又は外気をブロアにより吸い
    込み、エバポレータ又はコンデンサとして機能する室内
    熱交換器を通して温度調整した後、フェース吹出口及び
    フート吹出口を含む複数の吹出口から選択的に吹き出し
    て車室内を空調する車両用ヒートポンプ式空気調和装置
    において、 上記室内熱交換器をバイパスして上記フェース吹出口に
    至るバイパス通路を形成するとともにこのバイパス通路
    と上記室内熱交換器の後流側風路とを連通する連通路を
    設け、かつ、この連通路及び上記バイパス通路の開度を
    調整するダンパを設けたことを特徴とする車両用ヒート
    ポンプ式空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記ダンパの断面形状をへの字形とな
    し、上記連通路を全閉とした状態で上記バイパス通路の
    開度を調整可能とするとともに上記バイパス通路を全開
    とした状態で上記連通路の開度を調整可能としたことを
    特徴とする請求項1記載の車両用ヒートポンプ式空気調
    和装置。
JP24719296A 1996-08-29 1996-08-29 車両用ヒートポンプ式空気調和装置 Withdrawn JPH1071821A (ja)

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Cited By (3)

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