JPH05106945A - 空気調和機におけるヒートポンプ機の除霜制御方法 - Google Patents

空気調和機におけるヒートポンプ機の除霜制御方法

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JPH05106945A
JPH05106945A JP3298433A JP29843391A JPH05106945A JP H05106945 A JPH05106945 A JP H05106945A JP 3298433 A JP3298433 A JP 3298433A JP 29843391 A JP29843391 A JP 29843391A JP H05106945 A JPH05106945 A JP H05106945A
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heat exchanger
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利文 中西
Yoshihisa Hosoe
義久 細江
Zenji Kawaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除霜中でも室温を著しく低下させず、また冷
風が吹き出さないようにし、かつ除霜を確実に行い安定
した運転を行う。 【構成】 圧縮機41、四方切換弁42、室外側熱交換
器43、絞り装置23,44(膨張弁など)、室内側熱
交換器21等で構成され、室内温度調節器6などからの
指令により、四方切換弁42を動作させ、冷暖房の切り
換えを行う。そして除霜用温度調節器47から除霜指令
が出た場合、除霜間隔タイマー51の設定値と合致した
ときに除霜を開始する。除霜用温度調節器47の復帰ま
たは除霜タイマー52の復帰いずれかが作動した場合に
除霜を終了するように制御回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機におけるヒ
ートポンプ機の暖房時の除霜制御で、除霜中も著しく室
温を低下させることなく空調が行える空気調和機におけ
るヒートポンプ機の除霜制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来空気調和機は、暖房時における除霜
制御として室温と除霜開始の時期は配慮されていないた
め除霜指令が出た場合、室温の上限、下限に関係なく除
霜に入るようになっている。また除霜方式は逆サイクル
方式が多く、除霜を開始した場合、室内側熱交換器に低
温・低圧冷媒が流れる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は暖房時
において、室温と除霜開始の時期について配慮がされて
おらず、除霜中著しく室温が低下する問題があった。ま
た除霜中低温・低圧冷媒の室内側熱交換器への流入は、
空気清浄機能を持った空気調和機では室内側送風機が除
霜中も連続運転されるため、冷風吹き出しの問題があっ
た。
【0004】本発明は前述の問題点を解決し、除霜中で
も室温を著しく低下させず、また冷風が吹き出さないよ
うにし、かつ除霜を確実に行い安定した運転が行えるよ
うにした空気調和機におけるヒートポンプ機の除霜制御
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、圧縮機、四方切換弁、室外側
熱交換器、絞り装置(膨張弁など)、室内側熱交換器な
どを設けた空気調和機において、除霜用温度調節器、除
霜間隔用タイマー、除霜用タイマー及び室内温度調節器
からの信号を受けるリレーを設け、除霜開始用温度調節
器が動作し、かつ室内温度調節器の設定値が上限に達し
たとき除霜を開始させる制御回路を組み込み、除霜中室
温が著しく低下するのを防止する。また、除霜用温度調
節器と除霜間隔タイマーの両方が動作したときにも除霜
を行い、霜付きの増大を防ぎ、機械が安定運転できるよ
うにする。さらに圧縮機吐出管から室外側熱交換器出口
との間にバイパス回路及びバイパス回路を開閉させる電
磁弁を設け、除霜開始時前述の制御回路からの信号によ
りバイパス電磁弁を開にし、圧縮機からの吐出ガスによ
るホットガス除霜を行い、室内側熱交換器への低温・低
圧冷媒の流入を防ぎ、室内側熱交換器からの冷風を防止
するとともに除霜中室温が著しく低下するのを防止す
る。
【0006】
【作用】空気調和機において、暖房時に外気温度及び室
温の低下により室外側熱交換器の入口パイプ温度が低下
し、設定温度以下になると除霜用温度調節器の接点が閉
となり、除霜指令を出す。一方、室内温度が室内温度調
節器の設定値の上限に達したとき制御回路より除霜開始
指令が出される。除霜開始と同時に、バイパス回路の電
磁弁が開になり圧縮機からの吐出ガスが室外側熱交換器
の出口側にバイパスされホットガス除霜を行うので、除
霜中の著しい室温低下や室内側熱交換器からの冷風吹き
出しを防止することが可能となる。また、除霜指令が出
てから室内温度調節器の設定値の上限に到達するまでの
時間が除霜間隔タイマーの設定時間より超過する場合
は、除霜間隔タイマーが設定値になったとき、その接点
が閉となり制御回路より除霜開始指令が出される。除霜
開始と同時に前述のホットガス除霜を行い、除霜間隔の
超過による霜付きの増大を防ぐ。
【0007】
【実施例】以下本発明空気調和機におけるヒートポンプ
機の除霜制御方法を図示の実施例にもとづいて説明す
る。図において1は所要の大きさを有する空調室(冷暖
房室)で、この天井に室内ユニット2(室内側熱交換器
21,送風機22,絞り装置23を組み込んだもの)及
びフィルタユニット3(室内清浄用フィルタ31)が設
けられている。屋外には室外ユニット4(圧縮機41,
四方切換弁42,室外側熱交換器43,絞り装置44,
アキュームレータ45などが組み込まれている)が据え
付けられ、室内ユニット2と室外ユニット4とは冷媒配
管11、電気配線12で接続されている。
【0008】空調室の空調は、操作盤5のスイッチをO
Nにし室温温度調節器6を要求室温に設定する。空調室
内の空調は、室内ユニット2の送風機22により送風さ
れ吸込グリル7からダクト8で天井に導かれ、室内ユニ
ット2の室内側熱交換器21を通過し熱交換を行い、フ
ィルタユニット3のフィルタ31を通過し吹出口32よ
り室内に冷風または温風が吹き出され室内を冷暖房する
ようになっている。また空気清浄を行う場合は、OA取
入口9よりOAが取り入れられ、室内は陽圧ダンパ10
により陽圧に保たれる。
【0009】室内の温度調節は、室内温度調節器6によ
り自動的に室外ユニット4の圧縮機41を発停させると
ともに、四方切換弁42を動作させ冷暖房を行うように
なっている。この室内温度調節器6は三位置動作形で、
設定値に対し室内温度の上昇度、降下度により冷房また
は暖房回路に切り換わり、かつ各々温度調節を行う。
【0010】いま運転において、室内温度が室内温度調
節器6の設定値より大幅に低いときは暖房側にONとな
り、四方切換弁42はONするとともに圧縮機41が運
転し暖房運転を行う。外気温、室温が低い値で運転して
いると、室外側熱交換器入口パイプ48の表面温度が下
がり、除霜用温度調節器47が検知すると除霜指令を出
す。そのとき室温が室内温度調節器6の設定値の上限に
達していないときは、そのまま運転を続ける。
【0011】設定値の上限に達したとき、四方切換弁4
2はそのままで室内温度調節器6により制御回路中のリ
レー13が動作し、除霜開始に移る。このように室内温
度調節器6の上限値になってから除霜を行うようにして
いるので、除霜中の著しい室温低下を防止することがで
きる。除霜は、除霜開始と同時に除霜タイマー52が動
作する。除霜中は室外ユニット4のバイパス回路の電磁
弁49をON(開)にし、圧縮機41の吐出ガスを直接
室外ユニット4の熱交換器43の出口にバイパスさせ、
ホットガスにより熱交換器43に付着した霜を取り除
く。
【0012】除霜終了は除霜タイマー52が一定時間経
過後、または霜が取り除かれ熱交換器43の入口パイプ
表面温度が上がり、除霜用温度調節器47が復帰するか
のどちらか早い方で除霜が終了する。この間室内ユニッ
トの熱交換器21には、低温・低圧冷媒が流入しないた
め暖房中の冷風吹き出しは防止される。
【0013】
【発明の効果】本発明によるときは、室外ユニット内の
除霜用温度調節器が室外ユニットの熱交換器入口パイプ
の表面温度を検知し、設定値以下になると除霜指令を出
すようにし、この指令と室内温度調節器の上限値信号と
を直列回路で構成し、除霜指令が出てかつ室内温度調節
器の設定値が上限値になったとき除霜を開始するように
なっているので、除霜中の室温低下の防止に効果があ
る。また除霜用温度調節器と除霜間隔タイマーは、室内
温度調節器とは別に直列回路で構成されていて、運転中
室温上限値までの時間が除霜間隔タイマーの設定時間を
超過する場合には除霜間隔タイマーの設定時間になると
除霜を開始し、除霜間隔の超過による霜付きの増加を防
止する効果がある。また除霜は暖房サイクルそのまま
で、バイパス回路より圧縮機の吐出ガスを直接室外ユニ
ットの熱交換器に送りホットガスにより除霜を行うとと
もに、室内ユニットの熱交換器へは低温・低圧冷媒が流
れないため除霜中の冷風吹き出しがなく、室温低下の防
止に効果がある。さらに空調室が断熱パネルで囲まれた
室内の暖房運転を考えると、室内温度調節器が作動した
後の温度効果がゆるやかであることから、次に室内温度
調節器が入るまでの時間の間に除霜が終了できるため、
室温を目的の温度範囲に収めながら除霜でき、室温低下
の防止に効果がある。従って除霜時の補助ヒータ(電気
ヒータ)が不要であり、省エネに大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明空気調和機の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】ヒートポンプ式冷凍サイクルの冷媒回路図であ
る。
【符号の説明】
1 空調室 2 室内ユニット 3 フィルタユニット 4 室外ユニット 5 操作盤 6 室内温度調節器 7 吸込グリル 8 ダクト 9 OA取入口 10 陽圧ダンパ 11 冷媒配管 12 電気配線 13 補助リレー 21 室内側熱交換器 22 送風機 23 絞り装置 24 ストレーナ 31 フィルタ 32 吹出口 41 圧縮機 42 四方切換弁 43 室外側熱交換器 44 絞り装置 45 アキュームレータ 46 ストレーナ 47 除霜用温度調節器 48 室外側熱交換器入口パイプ 49 バイパス用電磁弁 51 除霜間隔タイマー 52 除霜用タイマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方切換弁、室外側熱交換器、
    絞り装置(膨張弁など)、室内側熱交換器等で構成さ
    れ、室内温度調節器などからの指令により、四方切換弁
    を動作させ、冷暖房の切り換えを行うヒートポンプ式冷
    凍サイクルにおける暖房時の除霜制御において、除霜用
    温度調節器などから除霜指令が出た場合、除霜間隔タイ
    マーの設定値と合致したときに除霜を開始し、除霜用温
    度調節器の復帰または除霜タイマーの復帰いずれかが作
    動した場合に除霜を終了するように制御回路を設けたこ
    とを特徴とする空気調和機におけるヒートポンプ機の除
    霜制御方法。
  2. 【請求項2】 空気調和機において、除霜用温度調節器
    などから除霜指令が出た場合、除霜間隔タイマーの設定
    値以外でも室温が上限値に到達したとき除霜を開始する
    ように制御回路を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の空気調和機におけるヒートポンプ機の除霜制御方法。
  3. 【請求項3】 空気調和機において、圧縮機吐出管から
    室外側熱交換器出口との間にバイパス回路を接続し、当
    該回路を開閉する電磁弁を設け、除霜開始に入った場合
    バイパス回路用電磁弁を開にし、圧縮機吐出側からの吐
    出ガスを室外側熱交換器へ直接バイパスさせ、ホットガ
    ス除霜を行う除霜制御を設け、前記制御回路を組み合わ
    せた請求項1または請求項2記載の空気調和機における
    ヒートポンプ機の除霜制御方法。
JP3298433A 1991-10-17 1991-10-17 空気調和機における暖房時の除霜制御方法 Expired - Lifetime JPH0820149B2 (ja)

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