JPH1070751A - 広域無線呼出システムの位置登録方式 - Google Patents

広域無線呼出システムの位置登録方式

Info

Publication number
JPH1070751A
JPH1070751A JP22509696A JP22509696A JPH1070751A JP H1070751 A JPH1070751 A JP H1070751A JP 22509696 A JP22509696 A JP 22509696A JP 22509696 A JP22509696 A JP 22509696A JP H1070751 A JPH1070751 A JP H1070751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pager
station
service area
location registration
paging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22509696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2834095B2 (ja
Inventor
Sadayuki Suzuki
貞之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP22509696A priority Critical patent/JP2834095B2/ja
Publication of JPH1070751A publication Critical patent/JPH1070751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834095B2 publication Critical patent/JP2834095B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ページャーが無線呼出事業者が異なるサービス
エリアに移動したとき、位置登録エリアの意識を要せず
に位置登録更新を可能とする。 【解決手段】ページャー42の使用者は、ビジタ局20
のサービスエリア40内の公衆電話端末43から全エリ
ア共通の特番(#ダイヤル)をダイヤルし、その裏番号
により公衆網50、90を介してビジタ局の位置登録用
装置29へ着信する。ビジタ局の中央制御装置25は、
自エリアからの位置登録要求だと認識し、続けて入力さ
れたページャーの個別番号を翻訳してホーム局10の契
約者であることを認識し、位置登録更新情報をホーム局
のデータ送受信装置14へ送信する。ホーム局の中央制
御装置15は、この位置登録更新情報から、記憶装置1
6に格納されている位置登録管理テーブルの在圏サービ
スエリアをホーム局のサービスエリア30からビジタ局
のサービスエリアに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広域無線呼出システ
ムの位置登録方式に関し、特に呼出要求端末からページ
ャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換
機が、登録されている位置登録情報を参照してページャ
ーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービ
スエリアが自局の管轄外の場合にそのサービスエリアを
管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転
送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線
で呼出す広域無線呼出システムの位置登録方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の広域無線呼出システム
は、ページャーを携帯する使用者が無線呼出事業者の異
なるサービスエリア間を移動したとき、そのペーシャー
が登録されているホーム局の無線呼出事業者へ現在の在
圏位置を通知し、ページャーの在圏位置を管理するホー
ム局の無線呼出交換機の位置登録管理データを更新する
必要がある(例えば、特開平2−67024号公報参
照)。
【0003】そのため無線呼出事業者の異なる地域へ移
動したページャーは、在圏位置を登録変更するために、
一般電話機を使用して公衆電話網を介してホーム局の無
線呼出事業者へプッシュボタン(PB信号(DTMF信
号))で在圏位置登録を入力し、無線呼出事業者はPB
信号の情報によりホーム局の管理データを更新し、その
後呼出要求端末からページャーの呼出要求信号を受信し
たホーム局の無線呼出交換機が、登録されている在圏位
置を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定
し、特定した在圏サービスエリアを管轄するビジタ局の
無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無
線呼出交換機からページャーを無線で呼び出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の広域無線呼出シ
ステムの位置登録方式では、特に移動先のサービスエリ
アが隣接県の場合、ページャの使用者は電波有効範囲が
どちらに属しているのか分かり難いので、移動先のサー
ビスエリアから一般電話機を使用して電話公衆網を介し
てホーム局の無線呼出交換機へ在圏位置情報をプッシュ
ボタンで登録しなければならない。また、そのときの位
置登録操作にあたり、移動先の位置情報である転送先の
識別コードを入力しなければならないので、この転送先
の識別コードを予め知っておく必要があり、知らない場
合は登録できない。
【0005】本発明の目的は、ページャーを携帯する使
用者(契約者)が、無線呼出事業者が異なるサービスエ
リアに移動したとき、位置登録エリアを意識せずに位置
登録ができる広域無線呼出システムの位置登録方式を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼出要求端末
からページャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無
線呼出交換機が、登録されている位置登録情報を参照し
てページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した
在圏サービスエリアが自局の管轄外の場合にそのサービ
スエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要
求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページ
ャーを無線で呼出す広域無線呼出システムの位置登録方
式において、前記ホーム局及びビジタ局の各の無線呼出
交換機が管轄するすべてのサービスエリアに散在する有
線端末を加入者線接続する有線公衆網上に、前記ホーム
局及びビジタ局のすべての無線呼出交換機に共通な特番
をあらかじめ設定し、任意の前記有線端末から前記特番
に対する発信を行うと、その有線端末が在圏するサービ
スエリアを管轄する無線呼出交換機に接続する手段を設
け、前記ぺージャーを携帯する使用者が移動に伴い位置
登録を更新するとき、自己周辺の前記有線端末から前記
特番に発信し、前記公衆網を介して対応するサービスエ
リアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機に位置登録更
新要求操作を行うことにより、当該ビジタ局の無線呼出
交換機から前記ホーム局の無線呼出交換機に位置登録更
新情報を転送し、前記使用者の位置登録対象のサービス
エリアの認識を要せずに前記ホーム局の無線呼出交換機
に登録されている前記位置登録情報を更新する構成を有
する。
【0007】また、上記構成において、前記ビジタ局の
無線呼出交換機が、前記有線公衆網と接続され前記特番
による前記ページャーの位置登録更新要求を受付ける位
置登録受付手段と、前記ホーム局の無線呼出交換機と接
続され位置登録更新情報の送信及び呼出要求信号の受信
を行うデータ送受信手段と、前記位置登録受付手段を通
して前記位置登録更新要求を受付けると当該ページャー
のホーム局を判定し自局のサービスエリア内に在圏する
ことを示す前記位置登録更新情報を生成して前記データ
送受信手段を通して前記ホーム局の無線呼出交換機へ送
信し、前記ホーム局の無線呼出交換機からの前記呼出要
求信号を受信すると無線基地局を通して当該ページャー
を無線で呼出させる制御手段とを有し、前記ホーム局の
無線呼出交換機が、前記ビジタ局の無線呼出交換機と接
続され前記位置登録更新情報の受信及び前記呼出要求信
号の送信を行うデータ送受信手段と、前記ページャーの
位置登録情報を格納する位置登録情報管理手段と、前記
データ送受信手段を通して前記ビジタ局の無線呼出交換
機から前記位置登録更新情報を受信すると前記位置登録
情報管理手段内の位置登録情報を更新し、前記ページャ
への呼出要求を受付けると前記位置登録情報管理手段を
参照して当該ページャの在圏サービスエリアを判定し対
応する前記ビジタ局の無線呼出交換機に前記呼出信号を
前記データ送受信手段を通して送信する制御手段とを有
する構成とすることができる。
【0008】本発明によれば、すべてのサービスエリア
に散在する有線端末を加入者線接続する有線公衆網にお
いて、ホーム局及びビジタ局のすべての無線呼出交換機
に共通な特番をあらかじめ設定し、任意の前記有線端末
から前記特番に対する発信を行うと、その有線端末が在
圏するサービスエリアを管轄する無線呼出交換機に接続
する手段を設けているが、これは例えば、NTT(株)
の公衆網で提供される「#ダイヤル」サービスに相当す
る。この#ダイヤルは「#」と数字4桁とから成る。ペ
ージャを携帯する使用者(契約者)が#ダイヤルを行う
ことで、ビジタ局の無線呼出交換機が位置登録エリアを
特定して、ホーム局の無線呼出交換機に登録されている
前記位置登録情報が更新され、特定したサービスエリア
を管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を
転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無
線で呼出している。このため、使用者が位置登録エリア
を意識せずに#ダイヤルするだけでよく、移動してもわ
ずらわしい位置登録エリアの入力操作を行う必要が無
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態例を示すブロッ
ク構成図である。図1において本発明が適用されるペー
ジャーの広域無線呼出システムは、ホーム局の無線呼出
交換機10と、ビジタ局の無線呼出交換機20と、ホー
ム局の無線呼出交換機10が管轄するホーム局のサービ
スエリア30と、ビジタ局の無線呼出交換機20が管轄
するビジタ局のサービスエリア40と、ホーム局の無線
呼出交換機10とビジタ局の無線呼出交換機20とを接
続する公衆網70と、ホーム局の無線呼出交換機10と
ホーム局のサービスエリア30に散在する公衆電話端末
33とを接続する公衆網60,50,80と、ビジタ局
の無線呼出交換機20とビジタ局のサービスエリア40
に散在する公衆電話端末43とを接続する公衆網(5
0),90と、ホーム局の無線呼出交換機10と呼出要
求端末100とを接続する公衆網(80)と、ホーム局
のサービスエリア30に在圏するページャー32と、ペ
ージャー32がホーム局10のサービスエリア30から
ビジタ局20のサービスエリア40へ移動したときのペ
ージャー42とから構成されている。
【0011】ホーム局の無線呼出交換機10は、呼出要
求端末100を公衆網80を介して収容する入トランク
11と、入トランク11が公衆網80を介して受信した
呼出要求端末100からのダイヤル情報を翻訳するMF
/PB受信器12と、呼出要求端末100が送出したダ
イヤル情報を基にページャー32の呼出情報をホーム局
のサービスエリア30の無線基地局31へ送出する地域
制御装置13と、公衆網70を通してビジタ局の無線呼
出交換機20のデータ送受信装置24と接続されページ
ャー32がホーム局のサービスエリア30からビジタ局
のサービスエリア40へ移動したときのページャーの呼
出要求信号などの各種データを送受信するデータ送受信
装置14と、ホーム局の無線呼出交換機10の各種制御
を司る中央制御装置15と、ビジタ局のサービスエリア
40に在圏するページャー42の位置登録情報を格納す
る位置登録管理テーブル(図示せず)を有する記憶装置
16と、交換接続を行うスイッチ17と、加入者データ
を事前に登録する入力端末18と、あらかじめ設定され
たビジタ局と共通の特番(例えばNTT(株)提供サー
ビスの#ダイヤル:“#”と数字4桁)による位置登録
要求を公衆網80を介して受け付ける位置登録用装置1
9とから構成されている。
【0012】ビジタ局の無線呼出交換機20も、ホーム
局の無線呼出交換機10と同様機能の、入トランク21
と、MF/PB受信器22と、地域制御装置23と、デ
ータ送受信装置24と、中央制御装置25と、記憶装置
26と、スイッチ27と、入力端末28と、位置登録用
装置29とから構成されている。
【0013】ホーム局のサービスエリア30は、無線基
地局31と、ホーム局の無線呼出交換機10へ登録され
ているページャー32とを含み、ビジタ局のサービスエ
リア40も無線基地局41と、ホーム局のサービスエリ
ア30から移動してきたページャー42とを含んでい
る。
【0014】次に動作を説明する。最初にページャー3
2の位置登録をホーム局の無線呼出交換機10へ登録す
る初期設定について説明する。
【0015】ホーム局の無線呼出交換機(以下、ホーム
局と略記する)10の入力端末18から、ページャー3
2をホーム局10に登録するために、ページャー32に
予め設定された個別番号、例えば「1000」と、ホー
ム局10が管轄するサービスエリア30の位置情報、例
えば「300」とを入力すると共に、ページャー32が
移動する予定のある他の無線呼出事業者が管轄するビジ
タ局の無線呼出交換機(以下、ビジタ局と略記する)2
0のサービスエリア40の位置情報、例えば「400」
を入力し、記憶装置16の位置登録管理テーブルに登録
する。
【0016】図2に位置登録管理テーブルの構成の一例
を示す。この位置登録管理テーブルは、各ページャーの
個別番号に対して、そのページャーの在圏するサービス
エリアの位置情報とページャーが移動する予定のビジタ
局のサービスエリアの位置情報が登録されている。すな
わち、ページャー32の個別番号1000に対して、ペ
ージャー32がホーム局10のサービスエリア30に在
圏することを示す在圏位置登録情報300と、接続可能
サービスエリアを示すホーム局及び移動予定のビジタ局
の位置情報300,400,500が登録されている。
したがって、個別番号1000が設定されたページャー
32は、在圏位置登録情報300から現在ホーム局10
のサービスエリア30に在圏し、このページャー32
は、サービスエリア30に常駐するとき及びサービスエ
リア40あるいは他のサービスエリアからサービスエリ
ア30へ戻ったときのみ接続可能であることがわかる。
【0017】次に呼出要求端末100からホーム局10
のサービスエリア30に在圏するページャー32を呼出
す場合について説明する。
【0018】呼出要求端末100がページャー32を呼
出すべくページャー32固有の個別番号1000を含む
呼出番号をダイヤルする。このダイヤル情報は、公衆網
80を介してホーム局10の入トランク11に着信す
る。入トランク11に着信したダイヤル情報はスイッチ
17を通してMF/PB受信器22に入力され、MF/
PB受信器22で受信したページャー32の個別番号1
000が翻訳される。中央制御装置15は、翻訳された
ページャー32の個別番号1000を基に、記憶装置1
6に格納されている位置登録管理テーブルを検索して、
ページャー32がホーム局10のサービスエリア30に
在圏することを在圏位置情報300から認識し、ページ
ャー32の個別番号1000と、ページャー32が在圏
するサービスエリア30の位置情報300とを地域制御
装置13へ送出する。地域制御装置13は、受信したペ
ージャーの個別番号1000とサービスエリア30の位
置情報を所定の信号形式によるページャー呼出情報とし
て生成したホーム局10のサービスエリア30の無線基
地局31へ送信する。無線基地局31は受信したページ
ャー呼出情報を無線で送出してページャー32を呼出
す。
【0019】続いて、ホーム局10のサービスエリア3
0内に在圏するページャー32が他の無線呼出通信事業
者であるビジタ局20が管轄するサービスエリア40へ
移動したときのページャー42の位置登録更新の方法に
ついて説明する。
【0020】ホーム局10のサービスエリア30からビ
ジタ局20のサービスエリア40へ移動したページャー
42の使用者は、ビジタ局20のサービスエリア40に
散在する公衆電話端末43からあらかじめ設定された位
置登録用の特番である#ダイヤルをダイヤル(発信)す
る。#ダイヤルを受信した公衆網50は、#ダイヤルの
裏番号(発信受付交換機識別用番号)により公衆電話端
末43がビジタ局20のサービスエリア40に設置され
ていることを特定し、公衆網90を介してビジタ局20
の位置登録用装置29へ着信する。なお、この特番(#
ダイヤル)の発信がどのエリアからあったらどのホーム
局あるいはビジタ局に接続したらよいかの情報は、ホー
ム局の管理者(事業者)及びビジタ局の管理者(事業
者)が公衆網の管理者(事業者)に特番(#ダイヤル)
の設定を依頼するときに通知しておく。
【0021】ビジタ局20の中央制御装置25は、位置
登録用装置29を介して受信したことによって、ビジタ
局20のサービスエリア40からの位置登録要求だと認
識し、ガイダンスによって位置登録要求を行っているペ
ージャー42の個別番号の入力催促を行う。ページャー
42の使用者は、入力催促ガイダンスに従って個別番号
1000をダイヤルする。このダイヤル情報は、公衆網
50〜公衆網90を介してビジタ局20の位置登録用装
置29に着信する。位置登録用装置29に着信したダイ
ヤル情報は、スイッチ27を通してMF/PB受信器2
2で受信し、ページャー42の個別番号1000が翻訳
される。中央制御装置25は、翻訳されたページャー4
2の個別番号1000を基に、ホーム局10の契約者で
あることを認識し、サービスエリア40の位置情報40
0とページャー42の個別番号1000とを含む位置登
録更新情報をデータ送受信装置24を介して公衆網70
へ送信し、公衆網70はホーム局10のデータ送受信装
置14へ着信する。
【0022】ホーム局10の中央制御装置15は、デー
タ送受信装置14を介して位置登録更新情報を受信し、
この位置登録更新情報からページャー42の個別番号1
000とビジタ局20のサービスエリア40の位置情報
400を抽出し、抽出したページャー42の個別番号1
000を基に記憶装置16に格納されている位置登録管
理テーブルを検索し、接続可能な位置情報としてビジタ
局20のサービスエリア40の位置情報400が登録さ
れているか否かを認識する。中央制御装置15は、ペー
ジャー42の個別番号1000に対応してサービスエリ
ア40の位置情報400が登録されていることを認識す
ると、記憶装置16に格納されている位置登録管理テー
ブルの在圏サービスエリアに登録されているホーム局1
0のサービスエリア30の位置情報300をビジタ局2
0のサービスエリア40の位置情報400に書き換え
る。
【0023】その後、呼出要求端末100からページャ
ー42(32)の呼出要求があったときは、ホーム局の
無線呼出交換機10の中央制御装置15は、記憶装置1
6に格納されている更新済の位置登録管理テーブルを参
照して、ページャー42がビジタ局20のサービスエリ
ア40に位置登録していることを認識し、呼出要求信号
をデータ送受信装置14を介して公衆網70へ送信し、
公衆網70はビジタ局20のデータ送受信装置24へ送
信する。
【0024】ビジタ局20の中央制御装置25は、デー
タ送受信装置24を介して受信した呼出要求信号を地域
制御装置23へ送出し、地域制御装置23は、受信した
呼出要求信号を所定の信号形式によりページャー呼出信
号として生成し、サービスエリア40の無線基地局41
へ送信してページャー42を呼出す。
【0025】ページャー42がビジタ局20のサービス
エリア40から再びホーム局10のサービスエリア30
へ移動しページャー32となる場合は、ホーム局10の
サービスエリア30に散在する公衆電話端末33から#
ダイヤルをダイヤルして、公衆網60〜公衆網50〜公
衆網80を介してホーム局10と接続し、ホーム局10
の記憶装置16に格納されている位置登録管理テーブル
を更新する。
【0026】その後呼出要求端末100からページャー
32の呼出要求があったときは、記憶装置16に格納さ
れている更新済の位置登録管理テーブルを参照してホー
ム局10のサービスエリア30へ戻ったページャー32
を呼出すことができる。
【0027】以上説明したように、ある地域(例えば、
東京)のページャー32が東京のホーム局10へ無線呼
出通信事業者の異なる地域(例えば、大阪)のビジタ局
20が管轄するサービスエリア40の位置情報400を
登録しておき、ページャー32が東京のホーム局10
(在圏位置情報300)から大阪のビジタ局20が管轄
するサービスエリア40(接続可能位置情報400)へ
出張等で移動したとき、移動先のサービスエリア内に設
置されている公衆電話端末43から#ダイヤルをダイヤ
ルし、#ダイヤルを受信した公衆網50は、#ダイヤル
の裏番号により、公衆電話端末43が大阪のビジタ局2
0のサービスエリア40に設置されていることを特定
し、公衆網50は、公衆網90を介して大阪のビジタ局
20の位置登録用装置と接続し、現在在圏する大阪のビ
ジタ局20のサービスエリア40の位置情報400を東
京のホーム局10へ送信して、東京のホーム局10に登
録されている位置登録管理テーブルの在圏位置情報を更
新するので、従来のように位置登録の更新時にわずらわ
しい位置登録エリアの入力操作を行う必要が無く、ま
た、移動先のサービスエリアが隣接県の場合、電波の有
効範囲がどちらに属しているか意識することが不要とな
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ページャーが移動先の
サービスエリアに移動したとき、あらかじめ設定された
特番(#ダイヤル)の裏番号により在圏サービスエリア
を管轄するビジタ局の無線呼出交換機に接続して移動先
の位置を自動的に特定し、ホーム局の無線呼出交換機へ
位置登録情報を転送するので、従来行っていた移動先の
サービスエリアから電話機を使用してホーム局の無線呼
出交換機へ移動先の位置情報である識別コード(在圏位
置情報)のプッシュボタンでの登録操作が不要になる。
これにより、電波の有効範囲を意識せずに隣接県の移動
ができるようになり。また、全ての識別コードを予め知
っておく必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示すブロック構成図で
ある。
【図2】本発明の位置登録管理データの構成例を示す図
である。
【符号の説明】
10 ホーム局の無線呼出交換機 11,21 入トランク 12,22 MF/PB受信器 13,23 地域制御装置 14,24 データ送受信装置 15,25 中央制御装置 16,26 記憶装置 17,27 スイッチ 18,28 入力端末 19,29 位置登録用装置 20 ビジタ局の無線呼出交換機 30 ホーム局のサービスエリア 31,41 無線基地局 32,42 ページャー 33,43 公衆電話端末 40 ビジタ局のサービスエリア 50,60,70,80,90 公衆網 100 呼出要求端末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出要求端末からページャーの呼出要求
    信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録され
    ている位置登録情報を参照してページャーの在圏サービ
    スエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアが自局
    の管轄外の場合にそのサービスエリアを管轄するビジタ
    局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局
    の無線呼出交換機からページャーを無線で呼出す広域無
    線呼出システムの位置登録方式において、 前記ホーム局及びビジタ局の各の無線呼出交換機が管轄
    するすべてのサービスエリアに散在する有線端末を加入
    者線接続する有線公衆網上に、前記ホーム局及びビジタ
    局のすべての無線呼出交換機に共通な特番をあらかじめ
    設定し、任意の前記有線端末から前記特番に対する発信
    を行うと、その有線端末が在圏するサービスエリアを管
    轄する無線呼出交換機に接続する手段を設け、 前記ぺージャーを携帯する使用者が移動に伴い位置登録
    を更新するとき、自己周辺の前記有線端末から前記特番
    に発信し、前記公衆網を介して対応するサービスエリア
    を管轄するビジタ局の無線呼出交換機に位置登録更新要
    求操作を行うことにより、当該ビジタ局の無線呼出交換
    機から前記ホーム局の無線呼出交換機に位置登録更新情
    報を転送し、前記使用者の位置登録対象のサービスエリ
    アの認識を要せずに前記ホーム局の無線呼出交換機に登
    録されている前記位置登録情報を更新することを特徴と
    する広域無線呼出システムの位置登録方式。
  2. 【請求項2】 前記ビジタ局の無線呼出交換機が、前記
    有線公衆網と接続され前記特番による前記ページャーの
    位置登録更新要求を受付ける位置登録受付手段と、前記
    ホーム局の無線呼出交換機と接続され位置登録更新情報
    の送信及び呼出要求信号の受信を行うデータ送受信手段
    と、前記位置登録受付手段を通して前記位置登録更新要
    求を受付けると当該ページャーのホーム局を判定し自局
    のサービスエリア内に在圏することを示す前記位置登録
    更新情報を生成して前記データ送受信手段を通して前記
    ホーム局の無線呼出交換機へ送信し、前記ホーム局の無
    線呼出交換機からの前記呼出要求信号を受信すると無線
    基地局を通して当該ページャーを無線で呼出させる制御
    手段とを有し、 前記ホーム局の無線呼出交換機が、前記ビジタ局の無線
    呼出交換機と接続され前記位置登録更新情報の受信及び
    前記呼出要求信号の送信を行うデータ送受信手段と、前
    記ページャーの位置登録情報を格納する位置登録情報管
    理手段と、前記データ送受信手段を通して前記ビジタ局
    の無線呼出交換機から前記位置登録更新情報を受信する
    と前記位置登録情報管理手段内の位置登録情報を更新
    し、前記ページャへの呼出要求を受付けると前記位置登
    録情報管理手段を参照して当該ページャの在圏サービス
    エリアを判定し対応する前記ビジタ局の無線呼出交換機
    に前記呼出信号を前記データ送受信手段を通して送信す
    る制御手段とを有するとことを特徴とする請求項1記載
    の広域無線呼出システムの位置登録方式。
JP22509696A 1996-08-27 1996-08-27 広域無線呼出システムの位置登録方式 Expired - Fee Related JP2834095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22509696A JP2834095B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 広域無線呼出システムの位置登録方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22509696A JP2834095B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 広域無線呼出システムの位置登録方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1070751A true JPH1070751A (ja) 1998-03-10
JP2834095B2 JP2834095B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=16823932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22509696A Expired - Fee Related JP2834095B2 (ja) 1996-08-27 1996-08-27 広域無線呼出システムの位置登録方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2834095B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2834095B2 (ja) 1998-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8583106B2 (en) Cellular docking station
EP0793375B1 (en) Automatic cellular telephone registration for universal telephone number service
CA2226245C (en) Cell-based emergency call systems and methods
WO1992003878A1 (en) Cordless communication system supporting call forwarding
JPH08237727A (ja) 携帯無線電話機のローミング登録・解除方法
JPH04319899A (ja) 自動車電話付属回路
JP2834095B2 (ja) 広域無線呼出システムの位置登録方式
JP2910655B2 (ja) 移動体通信システム
JPH08289019A (ja) 電気通信接続の方法及びその装置
JPH02288537A (ja) 自動呼出携帯電話システム
JP2003047033A (ja) 位置情報提供装置、回線交換装置、位置情報提供方法、プログラム及び記録媒体
JP3564258B2 (ja) 広域無線呼出システムのページャー呼出方法および装置
JP3048961B2 (ja) グループ通信方式
JP2003152867A (ja) 移動体通信システムにおける緊急呼通知方式
JPH10285630A (ja) 携帯無線電話機の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方法
JPS6351581B2 (ja)
JP2771479B2 (ja) ページャーの位置登録方法
KR960014215B1 (ko) 광역 무선호출 장치 및 그 방법
KR100255322B1 (ko) 무선호출 교환시스템에서 지역번호 자동 삽입방법
JP2000358280A (ja) Phsにおける圏外移動時の自動転送システムおよび方法
KR100258501B1 (ko) 개인통신가입자 부가서비스 원격기능제어방법
JPH03277095A (ja) 駐車場情報サービスシステム
JP3201690B2 (ja) 移動体通信網における位置通知方法
JPH07264653A (ja) 移動電話方式
JPH1042369A (ja) 着信接続先登録方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980825

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees