JPH10285630A - 携帯無線電話機の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方法 - Google Patents

携帯無線電話機の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方法

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JPH10285630A
JPH10285630A JP9081448A JP8144897A JPH10285630A JP H10285630 A JPH10285630 A JP H10285630A JP 9081448 A JP9081448 A JP 9081448A JP 8144897 A JP8144897 A JP 8144897A JP H10285630 A JPH10285630 A JP H10285630A
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JP
Japan
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private branch
visitor
branch exchange
radio telephone
portable radio
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JP9081448A
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Masaaki Fuse
雅明 布施
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 私設総合サービス網内の不要な信号処理数が
増し、私設総合サービス網全体のトラフィックを高く
し、単位時間当たりに処理できる私設総合サービス網内
の発着信処理数を低くするなどの課題があった。 【解決手段】 携帯無線電話機が他のサービスエリア2
30に移動し、ビジタ局構内交換機200からの情報取
得要求信号を受信したホーム局構内交換機100は、ビ
ジタ局構内交換機200の保有する認証演算アルゴリズ
ムを識別し、自己の保有するものと同一であることを検
出した場合に、ビジタ局構内交換機200に対して交換
機間認証シーケンスが不要である旨を情報取得応答信号
により返送するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、常にホーム局構
内交換機およびビジタ局構内交換機間認証を起動するこ
となく、私設総合サービス網内の信号処理数を低減しト
ラフィックを低くすることができる携帯無線電話機の広
域ローミング認証装置および広域ローミング認証方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば特開平8−23772
7号公報に記載された従来の携帯無線電話機の広域ロー
ミング認証装置の概要を示す構成図であり、図におい
て、100は携帯無線電話機400に対して位置登録、
発信、着信等の広域ローミングサービスを提供するホー
ム局構内交換機、120,220,320は各サービス
エリア130,230,330内に設置された無線回線
基地局装置、200,300はホーム局構内交換機10
0と通信回線150で相互接続されたビジタ局構内交換
機であり、同じく携帯無線電話機400に対して位置登
録、発信、着信等の広域ローミングサービスを提供す
る。400はホーム局構内交換機100およびビジタ局
構内交換機200,300がそれぞれ分担する異なるサ
ービスエリア130,230,330を移動する携帯無
線電話機である。
【0003】次に動作について説明する。図11は従来
の携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の位置登録
動作を示すシーケンス図である。まず、サービスエリア
330内に位置する携帯無線電話機400が、サービス
エリア230内に移動した場合、携帯無線電話機400
はサービスエリア230内の無線回線基地局装置220
に対して位置登録要求信号21を送出する。次に、この
位置登録要求信号21を受信したビジタ局構内交換機2
00は、携帯無線電話機400のホーム局構内交換機1
00への通信回線150を検索し、検索した通信回線1
50を介してホーム局構内交換機100に情報取得要求
信号22を送出する。
【0004】そして、この情報取得要求信号22を受信
したホーム局構内交換機100は、ビジタ局構内交換機
200に通信回線150を介して情報取得応答信号23
を返送する。次に、情報取得応答信号23を受信したビ
ジタ局構内交換機200は、携帯無線電話機400に対
し認証要求信号24を常時送出すると同時に、ホーム局
構内交換機100に対し同一の認証乱数を含む交換機間
認証要求信号40を常時送出する。そして、携帯無線電
話機400およびホーム局構内交換機100は、認証演
算アルゴリズムを用いて受信した認証乱数を予め相互に
持つ認証鍵との認証演算を行い、携帯無線電話機400
は認証成功情報を含む認証応答信号25をビジタ局構内
交換機200に常時返送する。また、ホーム局構内交換
機100は認証成功情報を含む交換機間認証応答信号4
1をそれぞれビジタ局構内交換機200に常時返送す
る。
【0005】次に、ビジタ局構内交換機200は受信し
た認証応答信号25から認証成功を識別し、ホーム局構
内交換機100に位置情報登録要求信号26を送出す
る。そして、ホーム局構内交換機100は受信した位置
情報登録要求信号26に基づいて、携帯無線電話機40
0の固有の位置情報を含む携帯無線電話機情報の内容を
更新するとともに、位置情報登録応答信号28をビジタ
局構内交換機200へ返送する。そして、この位置情報
登録応答信号28を受信したビジタ局構内交換機200
は、携帯無線電話機400の携帯無線電話機情報を登録
するとともに、携帯無線電話機400に対し位置登録応
答信号31を送出する。
【0006】また、ホーム局構内交換機100は、携帯
無線電話機400の移動前のサービスエリア330を分
担するビジタ局構内交換機300に対し、携帯無線電話
機400の携帯無線電話機情報の抹消要求信号29を送
出する。そして、この抹消要求信号29を受信したビジ
タ局構内交換機300は、登録されている携帯無線電話
機400の携帯無線電話機情報を抹消処理するととも
に、ホーム局構内交換機100に対し抹消応答信号33
を返送する。そして、携帯無線電話機400は、ホーム
局構内交換機100がビジタ局構内交換機300からの
抹消応答信号33を正常に受信した時点でビジタ局構内
交換機200へのローミング情報の登録を完了する。
【0007】以上のように、従来の携帯無線電話機の広
域ローミング認証装置では、ホーム局構内交換機100
およびビジタ局構内交換機200,300で構成する私
設総合サービス網内に唯一でも保有している認証アルゴ
リズム種別の異なるビジタ局構内交換機200,300
が存在するならば、常にホーム局構内交換機100とビ
ジタ局構内交換機200,300との間の認証を実施す
るものである。
【0008】したがって、上記の私設総合サービス網内
に唯一でも保有する認証アルゴリズムが他と異なるビジ
タ局構内交換機200,300が存在した場合、ビジタ
局構内交換機200,300の分担するサービスエリア
130,230,330内に携帯無線電話機400が移
動した場合に、携帯無線電話機400からの位置登録要
求21を受信したビジタ局構内交換機200は、携帯無
線電話機400への認証シーケンス起動と同時に、携帯
無線電話機400に関するホームロケーションレジスタ
を有するホーム局構内交換機100に対しても認証シー
ケンスを起動する。
【0009】その後、携帯無線電話機400からの認証
演算結果とホーム局構内交換機100からの認証演算結
果をビジタ局構内交換機200にて照合するものであ
り、また、このときホーム局構内交換機100からみて
携帯無線電話機400の移動先であるビジタ局構内交換
機200が保有する認証アルゴリズムが自己の保有する
ものと同一であるか否かが不明であるため、私設総合サ
ービス網内に唯一でも保有する認証アルゴリズムが他と
異なるビジタ局構内交換機200が存在した場合、私設
総合サービス網内のビジタ局構内交換機200全体の動
作として常にホーム局構内交換機100およびビジタ局
構内交換機200との間の認証を起動するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線電話機
の広域ローミング認証装置は以上のように構成されてい
るので、他と異なる認証アルゴリズムを保有するビジタ
局構内交換機200,300が存在した場合、常にホー
ム局構内交換機100とビジタ局構内交換機200,3
00との間の認証シーケンスを起動する必要があった。
したがって、私設総合サービス網内の不要な信号処理数
が増し、私設総合サービス網全体のトラフィックを高く
し、単位時間当たりに処理できる私設総合サービス網内
の発着信処理数を低くするなどの課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、私設総合サービス網内において、
他と異なる認証アルゴリズムを保有した構内交換機が存
在する場合でも、常にホーム局構内交換機およびビジタ
局構内交換機間認証を起動することなく、私設総合サー
ビス網内の信号処理数を低減しトラフィックを低くする
携帯無線電話機の広域ローミング認証装置および広域ロ
ーミング認証方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る携帯無線電話機の広域ローミング認証装置は、ホーム
局構内交換機において、携帯無線電話機に関する情報を
保持するホームロケーションレジスタと全ビジタ局構内
交換機の各ビジタ局情報種別を設定したビジタ局情報種
別保持手段とを備え、携帯無線電話機の移動先であるビ
ジタ局構内交換機のビジタ局情報種別と自己のビジタ局
情報種別とが同一であれば、携帯無線電話機の移動先で
あるビジタ局構内交換機に対して交換機間認証シナリオ
を実施するか否かを指示するようにしたものである。
【0013】請求項2記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証方法は、ビジタ局構内交換機にお
いて、他のサービスエリア内から自己が分担するサービ
スエリア内に携帯無線電話機が移動してきたとき、この
携帯無線電話機のホーム局構内交換機を識別し、ホーム
局構内交換機に対して携帯無線電話機の情報を要求し、
ホーム局構内交換機において、携帯無線電話機に関する
情報をホームロケーションレジスタから読み出すととも
に、全ビジタ局構内交換機の各ビジタ局情報種別を設定
したビジタ局情報種別保持手段から携帯無線電話機の移
動先であるビジタ局構内交換機の情報を要求し、自己の
ビジタ局情報種別と同一であれば、携帯無線電話機の移
動先であるビジタ局構内交換機に対して交換機間認証シ
ナリオを実施するか否かを指示するようにしたものであ
る。
【0014】請求項3記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証方法は、ビジタ局構内交換機にお
いて、他のサービスエリア内から自己が分担するサービ
スエリア内に携帯無線電話機が移動してきたとき、この
携帯無線電話機のホーム局構内交換機を識別し、ホーム
局構内交換機に対して携帯無線電話機の情報取得要求時
に、ビジタ局情報種別保持手段から携帯無線電話機の移
動先であるビジタ局構内交換機のビジタ局情報種別を要
求し、ホーム局構内交換機において、携帯無線電話機に
関する情報をホームロケーションレジスタから読み出す
と同時に、情報取得要求信号内に含まれた携帯無線電話
機の移動先であるビジタ局構内交換機に関するビジタ局
情報種別を検出し、自己のビジタ局情報種別と同一であ
れば、携帯無線電話機の移動先であるビジタ局構内交換
機に対して交換機間認証シナリオを実施するか否かを指
示するようにしたものである。
【0015】請求項4記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方
法は、ビジタ局情報種別保持手段において、網内構内交
換機属性テーブルに全ビジタ局構内交換機の認証演算ア
ルゴリズム種別を設定するようにしたものである。
【0016】請求項5記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方
法は、網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ局構内交
換機のメーカ種別を設定するようにしたものである。
【0017】請求項6記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方
法は、網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ局構内交
換機のスタンダード標準化委員会の第28班のバージョ
ン種別およびメーカ種別を設定するようにしたものであ
る。
【0018】請求項7記載の発明に係る携帯無線電話機
の広域ローミング認証装置および広域ローミング認証方
法は、網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ局構内交
換機の認証シナリオ種別を設定するようにしたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による携
帯無線電話機の広域ローミング認証装置を示す構成図で
あり、図において、100はホーム局構内交換機であ
り、ホームロケーションレジスタ101とビジタ局構内
交換機200,300に関する情報を格納した網内構内
交換機属性テーブル500とを有するとともに、携帯無
線電話機400に対して位置登録、発信、着信等の広域
ローミングサービスを提供するものである。110,2
10,310は回線制御装置、120,220,320
は各サービスエリア130,230,330内に設置さ
れた無線回線基地局装置、200,300は各ビジタロ
ケーションレジスタ201,301を有し、ホーム局構
内交換機100と通信回線150で相互接続されたビジ
タ局構内交換機であり、同じく携帯無線電話機400に
対して位置登録、発信、着信等の広域ローミングサービ
スを提供する。400はホーム局構内交換機100およ
びビジタ局構内交換機200,300がそれぞれ分担す
る異なるサービスエリア130,230,330を移動
する携帯無線電話機である。
【0020】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1による携帯無線電話機の広域ローミン
グ認証装置の位置登録の動作手順を示すシーケンス図で
ある。まず、ビジタ局構内交換機300のサービスエリ
ア330内に位置する携帯無線電話機400が、ビジタ
局構内交換機200のサービスエリア230内に移動す
ると、携帯無線電話機400は、ビジタ局構内交換機2
00から常時送出される報知信号に含まれている複数の
スタンダード標準化委員会の第28班に規定されるシス
テム呼出符号+付加IDから構成される無線呼出符号を
検出する。
【0021】次に、携帯無線電話機400は、検出した
無線呼出符号が移動前に位置したビジタ局構内交換機3
00のサービスエリア330の無線回線基地局装置32
0から受信した無線呼出符号と異なる場合、移動先の無
線回線基地局装置220に対して位置登録要求信号21
を送出する。また、携帯無線電話機400に予め登録さ
れている複数の無線呼出符号の中で一致する無線呼出符
号がある場合も、移動先の無線回線基地局装置220に
対して位置登録要求信号21を送出する。
【0022】その後、ビジタ局構内交換機200は、位
置登録要求信号21に含まれている携帯無線電話機40
0のスタンダード標準化委員会の第28班に規定される
PS番号を検出し、検出したPS番号から携帯無線電話
機400のホームロケーションレジスタ101を有する
ホーム局構内交換機100への通信回線150を検索す
る。そして、ビジタ局構内交換機200は、検索した通
信回線150を介して情報取得要求信号22をホーム局
構内交換機100へ送出する。
【0023】次に、この情報取得要求信号22を受信し
たホーム局構内交換機100は、携帯無線電話機400
固有の呼出符号、認証鍵、サービス情報をホームロケー
ションレジスタ101から読み出すと同時に、予め備え
たビジタ局構内交換機200,300に関する情報を格
納した網内構内交換機属性テーブル500から携帯無線
電話機400の移動先であるビジタ局構内交換機200
の保有している認証演算アルゴリズム種別を読み出す。
例えば、この実施の形態の網内構内交換機属性テーブル
500では認証演算アルゴリズム種別A,B,Cを有し
ている。
【0024】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200の保有する認証演算ア
ルゴリズム種別と自己の保有する認証演算アルゴリズム
種別を比較し、一致する場合は、互いに持つ認証演算ア
ルゴリズムが同一であるため携帯無線電話機400固有
の無線呼出符号、認証鍵、サービス種別を含む情報取得
応答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を
介して返送する。一方、一致しない場合には、携帯無線
電話機400固有の情報のうち、認証鍵のみを含まない
情報取得応答信号23をビジタ局構内交換機200へ通
信回線を介して返送する。
【0025】次に、ビジタ局構内交換機200は、通信
回線150を介してホーム局構内交換機100から認証
鍵を含む情報取得応答信号23を受信した後、携帯無線
電話機400に対し認証乱数を含む認証要求信号24を
送出する。そして、携帯無線電話機400は受信した認
証乱数を、予め相互に持つ認証鍵と認証演算アルゴリズ
ムを用いて認証演算を行い、認証成功情報を含む認証応
答信号25をビジタ局構内交換機200へ返送する。次
に、認証鍵の含まれない情報取得応答信号23を受信し
たビジタ局構内交換機200は、携帯無線電話機400
に対し認証乱数を含む認証要求信号24を送出すると同
時に、ホーム局構内交換機100に対し同一の認証乱数
を含む交換機間認証要求信号40を送出する。
【0026】次に、携帯無線電話機400およびホーム
局構内交換機100は、受信した認証乱数を、予め相互
に持つ認証鍵と認証演算アルゴリズムを用いて認証演算
を行う。そして、携帯無線電話機400は認証成功情報
を含む認証応答信号25をビジタ局構内交換機200に
返送し、ホーム局構内交換機100は認証成功情報を含
む交換機間認証応答信号41をビジタ局構内交換機20
0に返送する。
【0027】次に、ビジタ局構内交換機200は、受信
した認証応答信号25から認証成功を識別し、ホーム局
構内交換機100は位置情報登録要求信号26を送出す
る。そして、ホーム局構内交換機100は位置情報登録
要求信号26に基づいて、ホームロケーションレジスタ
101の携帯無線電話機固有の位置情報を含む携帯無線
電話機情報の内容を更新するとともに、位置情報登録応
答信号28をビジタ局構内交換機200へ返送する。そ
して、ビジタ局構内交換機200ではホーム局構内交換
機100から位置情報登録応答信号28を受信すると、
ビジタロケーションレジスタ201に新たに携帯無線電
話機400の携帯無線電話機情報を登録すると共に携帯
無線電話機400に対し位置登録応答信号31を送出す
る。
【0028】一方、ホーム局構内交換機100は、携帯
無線電話機400の移動前のサービスエリア330を分
担するビジタ局構内交換機300に対し、携帯無線電話
機400の携帯無線電話機情報の抹消要求信号29を送
出する。次に、ビジタ局構内交換機300はビジタロケ
ーションレジスタ301に登録されている携帯無線電話
機400の携帯無線電話機情報を抹消処理するととも
に、ホーム局構内交換機100に対し抹消応答信号33
を返送する。そして、携帯無線電話機400は、ホーム
局構内交換機100がビジタ局構内交換機300からの
抹消応答信号33を正常に受信した時点で、ビジタ局構
内交換機200へのローミング情報の登録を完了する。
【0029】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ホーム局構内交換機100は、網内構内交換機属性
テーブル500を用いて、ビジタ局構内交換機200の
認証演算アルゴリズム種別と自己の認証演算アルゴリズ
ム種別とを比較管理することにより、他と異なる認証ア
ルゴリズムを保有した構内交換機が存在する場合でも、
常にホーム局構内交換機100およびビジタ局構内交換
機200,300間の認証を起動することなく、私設総
合サービス網内の信号処理数を低減しトラフィックを低
くするなどの効果が得られる。
【0030】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。実施の形態1では網内構内交換機属性テーブ
ル500内に認証演算アルゴリズム種別を設定するもの
を示したが、図3に示すように網内構内交換機属性テー
ブル500内にメーカ種別を設定してもよい。
【0031】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00では、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、予め備えたビジタ局構内交換機
200,300に関する情報を格納した網内構内交換機
属性テーブル500から携帯無線電話機400の移動先
であるビジタ局構内交換機200のメーカ種別を読み出
す。次に、ホーム局構内交換機100は読み出したビジ
タ局構内交換機200のメーカ種別と自己のメーカ種別
を比較し、一致する場合は互いに持つ認証演算アルゴリ
ズムが同一であるため携帯無線電話機400固有の無線
呼出符号、認証鍵、サービス種別を含む情報取得応答信
号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介して
返送する。一致しない場合に限り、携帯無線電話機40
0固有の情報のうち、認証鍵のみを含まない情報取得応
答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介
して返送する。
【0032】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1の効果の他にメーカ種別毎の比較管理
も行うことができるなどの効果が得られる。
【0033】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。実施の形態1では網内構内交換機属性テーブ
ル500内に認証演算アルゴリズム種別を設定するもの
を示したが、図4に示すように、網内構内交換機属性テ
ーブル500内にスタンダード標準化委員会の第28班
のバージョン種別およびメーカ種別を設定してもよい。
【0034】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、予め備えたビジタ局構内交換機
200,300に関する情報を格納した網内構内交換機
属性テーブル500から携帯無線電話機400の移動先
であるビジタ局構内交換機200のスタンダード標準化
委員会の第28班のバージョン種別およびメーカ種別を
読み出す。
【0035】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200のスタンダード標準化
委員会の第28班のバージョン種別が第2版でありかつ
携帯無線電話機400が第2版で動作するならば、ビジ
タ局構内交換機200は自営用標準認証アルゴリズムを
保有しているため、携帯無線電話機400固有の無線呼
出符号、認証鍵、サービス種別を含む情報取得応答信号
23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介して返
送する。
【0036】次に、携帯無線電話機400が第1版で動
作する場合でもメーカ種別が自己のメーカ種別と一致す
るならば、互いに持つ認証演算アルゴリズムが同一であ
るため携帯無線電話機400固有の無線呼出符号、認証
鍵、サービス種別を含む情報取得応答信号23をビジタ
局構内交換機200へ通信回線を介して返送する。これ
らの条件が一致しない場合に限り、携帯無線電話機40
0固有の情報のうち、認証鍵のみを含まない情報取得応
答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介
して返送する。
【0037】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態1の効果の他にスタンダード標準化委員
会の第28班のバージョン種別毎の比較管理も行うこと
ができるなどの効果が得られる。
【0038】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。上記実施の形態1では網内構内交換機属性テ
ーブル500内に認証演算アルゴリズム種別を設定する
ものを示したが、図5に示すように、網内構内交換機属
性テーブル500内に認証シナリオ種別を設定してもよ
い。
【0039】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、予め備えたビジタ局構内交換機
200,300に関する情報を格納した網内構内交換機
属性テーブル500から携帯無線電話機400の移動先
であるビジタ局構内交換機200の認証シナリオ種別を
読み出す。
【0040】次に、ホーム局構内交換機100では、読
み出したビジタ局構内交換機200の認証シナリオ種別
が、ビジタ局構内交換機および携帯無線電話機間認証で
ある場合は、互いに持つ認証演算アルゴリズムが同一で
あるため携帯無線電話機400固有の無線呼出符号、認
証鍵、サービス種別を含む情報取得応答信号23をビジ
タ局構内交換機200へ通信回線を介して返送する。一
方、交換機間認証シナリオの場合に限り、携帯無線電話
機400固有の情報のうち、認証鍵のみを含まない情報
取得応答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回
線を介して返送する。
【0041】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態1の効果の他に認証シナリオ種別毎の比
較管理も行うことができるなどの効果が得られる。
【0042】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。上記実施の形態1ではホーム局構内交換機1
00内に予め網内構内交換機属性テーブル500を備
え、これに認証演算アルゴリズム種別を設定するものを
示したが、図6に示すように、この認証演算アルゴリズ
ム種別をビジタ局構内交換機200からホーム局構内交
換機100への情報取得要求信号22内に含んでもよ
い。
【0043】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、受信した情報取得要求信号22
からビジタ局構内交換機200に関する認証演算アルゴ
リズム種別を読み出す。
【0044】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200の認証演算アルゴリズ
ム種別が、ホーム局構内交換機の保有する認証演算アル
ゴリズムと同一であれば、携帯無線電話機400固有の
無線呼出符号、認証鍵、サービス種別を含む情報取得応
答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介
して返送する。一方、認証演算アルゴリズム種別が同一
でない場合に限り、携帯無線電話機400固有の情報の
うち、認証鍵のみを含まない情報取得応答信号23をビ
ジタ局構内交換機200へ通信回線を介して返送する。
以上のように、この実施の形態5によれば、実施の形態
1と同様の効果が得られる。
【0045】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。上記実施の形態6ではビジタ局構内交換機2
00からホーム局構内交換機100への情報取得要求信
号22内に認証演算アルゴリズム種別を含むものを示し
たが、図7に示すように、情報取得要求信号22内にビ
ジタ局構内交換機のメーカ種別を含んでもよい。
【0046】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、受信した情報取得要求信号22
からビジタ局構内交換機200に関するメーカ種別を読
み出す。
【0047】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200のメーカ種別がホーム
局構内交換機のメーカ種別と同一であれば携帯無線電話
機400固有の無線呼出符号、認証鍵、サービス種別を
含む情報取得応答信号23をビジタ局構内交換機200
へ通信回線を介して返送する。メーカ種別が同一でない
場合に限り、携帯無線電話機400固有の情報のうち、
認証鍵のみを含まない情報取得応答信号23をビジタ局
構内交換機200へ通信回線を介して返送する。以上の
ように、この実施の形態6によれば、実施の形態2と同
様の効果が得られる。
【0048】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。上記実施の形態5ではビジタ局構内交換機2
00からホーム局構内交換機100への情報取得要求信
号22内に認証演算アルゴリズム種別を含むものを示し
たが、図8に示すように情報取得要求信号22内にビジ
タ局構内交換機のスタンダード標準化委員会の第28班
のバージョン種別およびメーカ種別を含んでもよい。
【0049】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、受信した情報取得要求信号22
からビジタ局構内交換機200に関するスタンダード標
準化委員会の第28班のバージョン情報およびメーカ種
別を読み出す。
【0050】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200のスタンダード標準化
委員会の第28班のバージョン種別が第2版でありかつ
携帯無線電話機400が第2版で動作するならば、ビジ
タ局構内交換機200は自営用標準認証アルゴリズムを
保有しているため携帯無線電話機400固有の無線呼出
符号、認証鍵、サービス種別を含む情報取得応答信号2
3をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介して返送
する。
【0051】一方、携帯無線電話機400が第1版で動
作する場合でも、メーカ種別が自己のメーカ種別と一致
するなら互いに持つ認証演算アルゴリズムが同一である
ため、携帯無線電話機400固有の無線呼出符号、認証
鍵、サービス種別を含む情報取得応答信号23をビジタ
局構内交換機200へ通信回線を介して返送する。これ
らの条件が一致しない場合に限り、携帯無線電話機40
0固有の情報のうち、認証鍵のみを含まない情報取得応
答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回線を介
して返送する。以上のように、この実施の形態7によれ
ば、実施の形態3と同様の効果が得られる。
【0052】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8による携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の
位置登録の動作手順を示すシーケンス図であり、図にお
いて、広域ローミング認証装置の構成は実施の形態1と
同一であるので、同一符号および内容についての説明を
省略する。上記実施の形態5ではビジタ局構内交換機2
00からホーム局構内交換機100への情報取得要求信
号22内に認証演算アルゴリズム種別を含むものを示し
たが、図9に示すように情報取得要求信号22内にビジ
タ局構内交換機の認証シナリオ種別を含んでもよい。
【0053】この場合、ビジタ局構内交換機200から
情報取得要求信号22を受信したホーム局構内交換機1
00は、携帯無線電話機400固有の呼出符号、認証
鍵、サービス情報をホームロケーションレジスタ101
から読み出すと同時に、受信した情報取得要求信号22
からビジタ局構内交換機200に関する認証シナリオ種
別を読み出す。
【0054】次に、ホーム局構内交換機100は、読み
出したビジタ局構内交換機200の認証シナリオ種別
が、ビジタ局構内交換機200および携帯無線電話機4
00間の認証シナリオであれば、携帯無線電話機400
固有の無線呼出符号、認証鍵、サービス種別を含む情報
取得応答信号23をビジタ局構内交換機200へ通信回
線150を介して返送する。認証シナリオ種別がホーム
局構内交換機間認証シナリオである場合に限り、携帯無
線電話機400固有の情報のうち、認証鍵のみを含まな
い情報取得応答信号23をビジタ局構内交換機200へ
通信回線を介して返送する。以上のように、この実施の
形態8によれば、実施の形態4と同様の効果が得られ
る。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ホーム局構内交換機において、携帯無線電話機に
関する情報を保持するホームロケーションレジスタと全
ビジタ局構内交換機の各ビジタ局情報種別を設定したビ
ジタ局情報種別保持手段とを備え、携帯無線電話機の移
動先であるビジタ局構内交換機のビジタ局情報種別と自
己のビジタ局情報種別とが同一であれば、携帯無線電話
機の移動先であるビジタ局構内交換機に対して交換機間
認証シナリオを実施するか否かを指示するように構成し
たので、私設総合サービス網内で不要な信号を送受する
必要がなく、私設総合サービス網全体のトラフィックを
低くすることができるため単位時間当たりに処理できる
携帯無線電話機の発着信処理数を増やすことができる効
果がある。
【0056】請求項2記載の発明によれば、ビジタ局構
内交換機において、他のサービスエリア内から自己が分
担するサービスエリア内に携帯無線電話機が移動してき
たとき、この携帯無線電話機のホーム局構内交換機を識
別し、ホーム局構内交換機に対して携帯無線電話機の情
報を要求し、ホーム局構内交換機において、携帯無線電
話機に関する情報をホームロケーションレジスタから読
み出すとともに、全ビジタ局構内交換機の各ビジタ局情
報種別を設定したビジタ局情報種別保持手段から携帯無
線電話機の移動先であるビジタ局構内交換機の情報を要
求し、自己のビジタ局情報種別と同一であれば、携帯無
線電話機の移動先であるビジタ局構内交換機に対して交
換機間認証シナリオを実施するか否かを指示するように
構成したので、単位時間当たりに処理できる携帯無線電
話機の発着信処理数を増やすことができる効果がある。
【0057】請求項3記載の発明によれば、ビジタ局構
内交換機において、他のサービスエリア内から自己が分
担するサービスエリア内に携帯無線電話機が移動してき
たとき、この携帯無線電話機のホーム局構内交換機を識
別し、ホーム局構内交換機に対して携帯無線電話機の情
報取得要求時に、ビジタ局情報種別保持手段から携帯無
線電話機の移動先であるビジタ局構内交換機のビジタ局
情報種別を要求し、ホーム局構内交換機において、携帯
無線電話機に関する情報をホームロケーションレジスタ
から読み出すと同時に、情報取得要求信号内に含まれた
携帯無線電話機の移動先であるビジタ局構内交換機に関
するビジタ局情報種別を検出し、自己のビジタ局情報種
別と同一であれば、携帯無線電話機の移動先であるビジ
タ局構内交換機に対して交換機間認証シナリオを実施す
るか否かを指示するように構成したので、単位時間当た
りに処理できる携帯無線電話機の発着信処理数を増やす
ことができる効果がある。
【0058】請求項4記載の発明によれば、ビジタ局情
報種別保持手段において、網内構内交換機属性テーブル
に全ビジタ局構内交換機の認証演算アルゴリズム種別を
設定するように構成したので、単位時間当たりに処理で
きる携帯無線電話機の発着信処理数を増やすことができ
る効果がある。
【0059】請求項5記載の発明によれば、網内構内交
換機属性テーブルに全ビジタ局構内交換機のメーカ種別
を設定するように構成したので、単位時間当たりに処理
できる携帯無線電話機の発着信処理数を増やすことがで
きる効果がある。
【0060】請求項6記載の発明によれば、網内構内交
換機属性テーブルに全ビジタ局構内交換機のスタンダー
ド標準化委員会の第28班のバージョン種別およびメー
カ種別を設定するように構成したので、単位時間当たり
に処理できる携帯無線電話機の発着信処理数を増やすこ
とができる効果がある。
【0061】請求項7記載の発明によれば、網内構内交
換機属性テーブルに全ビジタ局構内交換機の認証シナリ
オ種別を設定するように構成したので、単位時間当たり
に処理できる携帯無線電話機の発着信処理数を増やすこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図9】 この発明の実施の形態8による携帯無線電話
機の広域ローミング認証装置の位置登録の動作手順を示
すシーケンス図である。
【図10】 特開平8−237727号公報に記載され
た従来の携帯無線電話機の広域ローミング認証装置の概
要を示す構成図である。
【図11】 従来の携帯無線電話機の広域ローミング認
証装置の位置登録動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
100 ホーム局構内交換機、101 ホームロケーシ
ョンレジスタ、130,230,330 サービスエリ
ア、150 通信回線、200,300 ビジタ局構内
交換機、400 携帯無線電話機、500 網内構内交
換機属性テーブル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーム局構内交換機とビジタ局構内交換
    機を通信回線で相互接続し、上記ホーム局構内交換機及
    び上記ビジタ局構内交換機がそれぞれ分担するサービス
    エリア内での発着呼の自動接続を可能とする携帯無線電
    話機の広域ローミング認証装置において、上記ホーム局
    構内交換機は、上記携帯無線電話機に関する情報を保持
    するホームロケーションレジスタと上記全ビジタ局構内
    交換機の各ビジタ局情報種別を設定したビジタ局情報種
    別保持手段とを備え、上記携帯無線電話機の移動先であ
    る上記ビジタ局構内交換機のビジタ局情報種別と自己の
    ビジタ局情報種別とが同一であれば、上記携帯無線電話
    機の移動先である上記ビジタ局構内交換機に対して交換
    機間認証シナリオを実施するか否かを指示することを特
    徴とする携帯無線電話機の広域ローミング認証装置。
  2. 【請求項2】 ホーム局構内交換機とビジタ局構内交換
    機を通信回線で相互接続し、上記ホーム局構内交換機及
    び上記ビジタ局構内交換機がそれぞれ分担するサービス
    エリア内での発着呼の自動接続を可能とする携帯無線電
    話機の広域ローミング認証方法において、上記ビジタ局
    構内交換機では、他の上記サービスエリア内から自己が
    分担するサービスエリア内に上記携帯無線電話機が移動
    してきたとき、この携帯無線電話機の上記ホーム局構内
    交換機を識別し、上記ホーム局構内交換機に対して上記
    携帯無線電話機の情報を要求し、上記ホーム局構内交換
    機では、上記携帯無線電話機に関する情報をホームロケ
    ーションレジスタから読み出すとともに、上記全ビジタ
    局構内交換機の各ビジタ局情報種別を設定したビジタ局
    情報種別保持手段から上記携帯無線電話機の移動先であ
    る上記ビジタ局構内交換機の情報を要求し、自己のビジ
    タ局情報種別と同一であれば、上記携帯無線電話機の移
    動先である上記ビジタ局構内交換機に対して交換機間認
    証シナリオを実施するか否かを指示することを特徴とす
    る携帯無線電話機の広域ローミング認証方法。
  3. 【請求項3】 ホーム局構内交換機とビジタ局構内交換
    機を通信回線で相互接続し、上記ホーム局構内交換機及
    び上記ビジタ局構内交換機がそれぞれ分担するサービス
    エリア内での発着呼の自動接続を可能とする携帯無線電
    話機の広域ローミング認証方法において、上記ビジタ局
    構内交換機では、他の上記サービスエリア内から自己が
    分担するサービスエリア内に上記携帯無線電話機が移動
    してきたとき、この携帯無線電話機の上記ホーム局構内
    交換機を識別し、上記ホーム局構内交換機に対して上記
    携帯無線電話機の情報取得要求時に、ビジタ局情報種別
    保持手段から上記携帯無線電話機の移動先である上記ビ
    ジタ局構内交換機のビジタ局情報種別を要求し、上記ホ
    ーム局構内交換機では、上記携帯無線電話機に関する情
    報をホームロケーションレジスタから読み出すと同時
    に、上記情報取得要求信号内に含まれた上記携帯無線電
    話機の移動先である上記ビジタ局構内交換機に関する上
    記ビジタ局情報種別を検出し、自己のビジタ局情報種別
    と同一であれば、上記携帯無線電話機の移動先である上
    記ビジタ局構内交換機に対して交換機間認証シナリオを
    実施するか否かを指示することを特徴とする携帯無線電
    話機の広域ローミング認証方法。
  4. 【請求項4】 ビジタ局情報種別保持手段は、網内構内
    交換機属性テーブルに全ビジタ局構内交換機の認証演算
    アルゴリズム種別を設定したものであることを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の携
    帯無線電話機の広域ローミング認証装置および広域ロー
    ミング認証方法。
  5. 【請求項5】 網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ
    局構内交換機のメーカ種別を設定したことを特徴とする
    請求項4記載の携帯無線電話機の広域ローミング認証装
    置および広域ローミング認証方法。
  6. 【請求項6】 網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ
    局構内交換機のスタンダード標準化委員会の第28班の
    バージョン種別およびメーカ種別を設定したことを特徴
    とする請求項4記載の携帯無線電話機の広域ローミング
    認証装置および広域ローミング認証方法。
  7. 【請求項7】 網内構内交換機属性テーブルに全ビジタ
    局構内交換機の認証シナリオ種別を設定したことを特徴
    とする請求項4記載の携帯無線電話機の広域ローミング
    認証装置および広域ローミング認証方法。
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