JPH1069572A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1069572A
JPH1069572A JP22702596A JP22702596A JPH1069572A JP H1069572 A JPH1069572 A JP H1069572A JP 22702596 A JP22702596 A JP 22702596A JP 22702596 A JP22702596 A JP 22702596A JP H1069572 A JPH1069572 A JP H1069572A
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JP
Japan
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heating
air
cooling
vending machine
lower side
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JP22702596A
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JP3860626B2 (ja
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Minoru Fujio
実 藤生
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却空気及び加熱空気の特性を考慮しつつ下部
側の商品を効率よく確実に冷却或いは加熱できる。 【解決手段】商品収納庫2内の左右の一方には冷却空気
の循環により冷却室Bを、他方には加熱空気の循環によ
り加熱室Cを形成した自動販売機1において、冷却室B
には冷却空気を下部から上部に亘って循環させる循環経
路Dを形成し、加熱室Cには加熱空気を下部側で循環さ
せる循環経路Eを形成している。これにより、冷却室B
の上部に流れた冷気であっても、冷気の比重が重いため
冷却室Bの下部側に溜まり、下部側の商品、即ち販売直
前商品を効率よくかつ確実に冷却できる。一方、加熱室
Cではその加熱空気が加熱室Cの下部側に集中的に循環
するため、販売直前商品を効率よくかつ確実に加熱でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品収納庫内を断
熱仕切板により左右に仕切り、一方の部屋にはコールド
商品を収納し、他方の部屋にはホット商品を収納する自
動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として図3に
示す特開平5ー334542号公報に開示された自動販
売機が知られている。
【0003】この自動販売機1は、商品収納庫2内にサ
ーペンタイン式の商品収納コラム3を左右に複数配置し
たもので、この各商品収納コラム3の間には断熱仕切板
用の間隙Aを有している。また、この間隙Aに断熱仕切
板4を挿入するとき、商品収納庫2が左右に仕切られ、
商品収納庫2に2個の部屋が形成される。また、商品収
納庫2の左側には冷却手段5の構成部品である蒸発器5
a及び循環ファン5bが設置され、右側には加熱手段6
の構成部品である電熱ヒータ6a及び循環ファン6bが
設置されているため、この断熱仕切板4を基準として左
側の部屋が冷却室Bとなり、右側の部屋が加熱室Cとな
る。これにより、冷却室Bからはコールド商品が販売さ
れ、加熱室Cからはホット商品が販売される。
【0004】ここで、断熱仕切板4が挿入される間隙A
を変更し、例えば左側寄りの間隙に断熱仕切板4を挿入
するときは、左側の冷却室Bが狭く、右側の加熱室Cが
広くなり、コールド商品よりホット商品を多数収納でき
る。これとは逆に、右側寄りの間隙Aに断熱仕切板4を
挿入するときは、ホット商品よりコールド商品を多数収
納できる。
【0005】このように、断熱仕切板4が挿入される間
隙Aを適宜変更することにより、ホット商品とコールド
商品の数量を任意に変更できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却室B及
び加熱室Cはそれぞれ循環ファン5b,6bを駆動し、
図3の破線矢印に示すように、冷却室B及び加熱室Cに
それぞれ設置されたダクト7,8を通じて各室B,Cの
上方から庫内空気を吸入し、これを蒸発器5a或いは電
熱ヒータ6aに循環して断熱仕切板4に向かって吹き出
し、庫内の上部から下部に亘って冷却或いは加熱するよ
うになっている。一方、この種の自動販売機では販売直
前の商品を確実且つ効率良く冷却或いは加熱することが
要求される。
【0007】しかしながら、このような構造の自動販売
機では、冷却室Bでは冷気の比重が重いため冷却室Bの
下部側がよく冷え、販売直前商品を確実に冷却し販売で
きるが、加熱室Cでは加熱空気の比重が軽いため加熱室
Cの上部の商品が加熱され易く、逆に、下部側に位置す
る販売直前商品が十分に加熱されないという問題点を有
していた。特に、商品切れの商品収納コラム3に商品を
再度充填した直後は、下部側商品(初回販売商品)の急
速な加熱が要求されるが、この要求に十分に対処できな
いし、また、不必要に上部側の商品を加熱するため、加
熱効率の点でも効率の悪いものとなっていた。
【0008】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、冷
却空気及び加熱空気の特性を考慮しつつ下部側の商品を
効率よく確実に冷却或いは加熱できる自動販売機を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、商品収納庫内に複数の商品収納コラムを互い
に間隙をおいて並設するとともに、間隙に挿脱自在の断
熱仕切板を挿入し、該商品収納庫内の左右の一方には冷
却空気の循環により冷却室を、他方には加熱空気の循環
により加熱室を形成した自動販売機において、冷却室に
は冷却空気を下部から上部に亘って循環させる循環経路
を形成し、前記加熱室には加熱空気を下部側で循環させ
る循環経路を形成している。
【0010】本発明によれば、冷却室の上部に流れた冷
気であっても、冷気の比重が重いため冷却室の下部側に
溜まり、下部側の商品、即ち販売直前商品を効率よくか
つ確実に冷却できる。一方、加熱室ではその加熱空気が
加熱室の下部側に集中的に循環するため、販売直前商品
を効率よくかつ確実に加熱できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る自動
販売機の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の
斜視図、図2は冷却手段及び加熱手段を示す自動販売機
の概略構成図である。なお、図3に示す従来例と同一構
成部分は同一符号をもって表す。
【0012】即ち、1は自動販売機、2は商品収納庫、
3はこの商品収納庫2に間隙Aをおいて並列に配置され
た商品収納ラック、4は複数の間隙Aのなかで選択的に
挿入される断熱仕切板、5は冷却室Bを冷却する冷却手
段、6は加熱室Bを加熱する加熱手段、7は冷却室Bに
設置されたダクトである。なお、9は商品収納庫2の前
面を開閉する内扉、10はこの内扉8の前面を開閉する
外扉である。
【0013】ここで、この冷却手段5は冷却室Bの側壁
下部側に設置された蒸発器5a及び循環ファン5bと機
械室11に設置された圧縮機5c、凝縮器5d及び図示
しない膨張弁とにより構成され、フロン等の冷媒を圧縮
機5c→凝縮器5d→膨張弁→蒸発器5a→圧縮機5c
と順次循環する一方、この蒸発器5aに冷却室B内の空
気を循環させることより、冷却室Bを冷却する。また、
この冷却室Bの側壁側には図2に示すように、従来例と
同様にダクト7を設置している。このダクト7は冷却室
Bの上部寄りから下部の蒸発器5a側に亘って配置さ
れ、図2の破線矢印に示すように、冷却室Bの上部寄り
の空気をその上端から吸入し、下部の蒸発器5aに導く
ようになっている。これにより、冷却室Bには、図2の
破線矢印で示すように冷却空気が流れ、冷却室Bの下部
から上部に亘って冷却空気が循環する循環経路Dが形成
される。
【0014】一方、加熱手段6は加熱室Cの側壁下部側
に設置された電熱ヒータ6a及び循環ファン6bにより
構成されている。この加熱手段6は、循環ファン6bで
電熱ヒータ6aに加熱室Cの空気を通過させ、これを断
熱仕切板4側に向かって吹き出すようになっている。こ
れにより、加熱空気が、図2の破線矢印に示すように流
れ、加熱室Cの下部側のみで加熱空気が循環する循環経
路Eが形成される。
【0015】本実施形態によれば、冷却室Bの構成につ
いては、前述した従来例と同様に下部から上部に亘って
冷却空気の循環経路Dが形成されるが、冷却室Bに流れ
た冷気はその比重により冷却室Bの下部側に移動するた
め、販売直前商品を効率よくかつ確実に冷却できる。
【0016】また、加熱室Cではその加熱空気が加熱室
Cの下部側で循環する。ここで、加熱室Cの加熱領域を
本実施形態と従来例とを図2及び図3で比較するとき、
本実施形態の方が加熱領域が下部に集中していることが
分かる。また、本実施形態は加熱室Cにダクトを設けな
い構成となっているため、ダクト通風に伴う静圧が回避
され、加熱空気の循環効率が高く、初回販売商品の温度
上昇速度が向上するし、また、省エネの点でも優れてい
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加熱室ではその加熱空気が加熱室の下部側に集中的に循
環するため、下部側の商品、即ち販売直前商品を効率よ
くかつ確実に加熱することができる。また、従来の如く
ダクトを設ける必要がないため、ダクト通風に伴う静圧
が回避され、加熱空気の循環効率が高く、初回販売商品
の温度上昇速度が向上するし、また、省エネの点でも優
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の斜視図
【図2】本発明に係る庫内空気の循環経路を示す自動販
売機の概略構成図
【図3】従来の庫内空気の循環経路を示す自動販売機の
概略構成図
【符号の説明】
1…自動販売機、2…商品収納庫、3…商品収納ラッ
ク、4…断熱仕切板、5…冷却手段、6…加熱手段、A
…間隙、B…冷却室、C…加熱室、D,E…循環経路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納庫内に複数の商品収納コラムを
    互いに間隙をおいて並設するとともに、間隙に挿脱自在
    の断熱仕切板を挿入し、該商品収納庫内の左右の一方に
    は冷却空気の循環により冷却室を、他方には加熱空気の
    循環により加熱室を形成した自動販売機において、 前記冷却室には冷却空気を下部から上部に亘って循環さ
    せる循環経路を形成するとともに、前記加熱室には加熱
    空気を下部側で循環させる循環経路を形成したことを特
    徴とする自動販売機。
JP22702596A 1996-08-28 1996-08-28 自動販売機 Expired - Lifetime JP3860626B2 (ja)

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JP22702596A JP3860626B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 自動販売機

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JPH1069572A true JPH1069572A (ja) 1998-03-10
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