JPH1069474A - 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体 - Google Patents

文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体

Info

Publication number
JPH1069474A
JPH1069474A JP8228511A JP22851196A JPH1069474A JP H1069474 A JPH1069474 A JP H1069474A JP 8228511 A JP8228511 A JP 8228511A JP 22851196 A JP22851196 A JP 22851196A JP H1069474 A JPH1069474 A JP H1069474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
information
contraction
expansion
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8228511A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Tanaka
光治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8228511A priority Critical patent/JPH1069474A/ja
Publication of JPH1069474A publication Critical patent/JPH1069474A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表組編集におけるセルの文字編集中におい
て、セルの伸縮を可能とすることを目的とする。 【解決手段】 表組編集におけるセルの文字編集処理中
において(a)、表中のセルの縦及び横及び斜め(縦横
同時に)方向へのセルの伸縮を出来るようにすることで
(b)(c)、文字編集中のセル伸縮及びそれ以降の継
続的な文字編集を可能とし、表組編集の操作性の向上を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表組の編集を扱う
ことができる文書処理装置及び文書処理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置における表組編集で
は、セルの文字編集中にはセル伸縮処理が行えなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では以下のような問題点があり、非常に操作しづら
かった。
【0004】即ち、セルの文字を編集中にセル伸縮を行
いたい場合に、一旦文字編集を終了してからセル伸縮を
行わなければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為に、表組が表示可能な表示手段と、前記表示手
段により表示された任意のセルの文字編集を行う編集手
段と、前記編集手段による文字編集処理中において表中
のセルの伸縮を指示する指示手段と、前記指示手段に従
いセルの伸縮を行うセル伸縮手段とを有することを特徴
とする文書処理装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
(実施例1) 〈装置の説明〉図1は本発明の一実施例を示す文書処理
装置の構成を説明するブロック図である。
【0007】図において、1はCRT表示装置で、編集
中の文書、各種メッセージメニューなどを表示する。2
はビデオRAM(VRAM)で、CRT表示装置1の画
面に表示されるイメージを展開記憶する。3はビットム
ーブユニット(BMU)で、メモリ間あるいはメモリと
各デバイス間のデータ転送をコントロールする。4は文
書編集などを行うための各種キーを備えたキーボードで
あり、5は画面上のアイコンなどを指し示すためなどに
用いられるポインティングデバイス(PD)、6はCP
Uで、ROM7・RAM8・HDD9などに記憶された
制御プログラム(文書編集に係るプログラムやエラー処
理プログラムをはじめ、後述する本発明の処理を実現す
るためのプログラムも記憶されている)に基づいて本装
置の各部を制御する。
【0008】8は上述した各種プログラムをCPU6が
実行する時にワークエリア、エラー処理時の一時退避エ
リアとして用いられるRAM、9はハードディスクドラ
イブ(HDD)、10はフロッピーディスクドライブ
(FDD)をそれぞれ示し、各ディスクには記憶媒体か
ら読み込まれた本発明のプログラムやデータ、ライブラ
リなどを格納する。11はネットワークインターフェイ
ス(Net−I/F)を示し、他の文書処理装置との間
でネットワークを経由してデータ転送を行うためにネッ
トワーク上のデータ制御、診断を行う。12は上述した
各ユニット間を接続するI/Oバス(アドレスバス、デ
ータバスおよび制御バスからなる)である。
【0009】なお、本実施例でROMに記憶しているプ
ログラムは、装置に直接接続されているハードディスク
(HD)やフロッピーディスク(FD)などの記憶媒体
にも記憶されていてもよい。さらに、ネットワークで接
続されている他の装置上に記憶されていてもよい。
【0010】また、本発明のプログラムは、FDやHD
などの記憶媒体やネットワークを介してシステムや装置
に供給できる。
【0011】〈表組の概要〉表組とは、図1の装置上の
処理プログラム内において、文書の一部として表を表現
する形態である。表組では、様々な線種を用いた罫線編
集機能を用いてセルを作成し、文字修飾や強調書体など
を用いた文字編集機能を用いてセルの中に文字を入力す
ることができる。さらに、セル内の文字列は、セル属性
(揃えなどの情報)に基いて組版を行ってから表示され
る。このような表組の機能により、複雑な編集を施した
表を表現することが可能である。
【0012】〈表組データの構造〉図1の装置上で処理
される表組データの編集時のデータ構造を、図2〜図1
4に示す。
【0013】表組編集時、表組のデータは図2に示すよ
うに、処理の便宜上、編集データ領域21とローカルデ
ータ領域22の2つの領域に分かれて図1のRAM上に
存在する。編集データ領域21の表組制御情報部23
(図3で詳細説明)を除いた部分24には、編集中にの
み作成・消去する一時的なデータを保持している。
【0014】ローカルデータ領域22には表組を構成す
る罫線・文字など各要素の情報などを保持していて、編
集終了後データを保存する場合は、この領域のデータと
表組制御情報23から保存形式のデータを作成する。作
業領域管理情報25(図4で詳細説明)は、編集データ
領域21およびローカルデータ領域22内の各情報を管
理する情報である。26、27は区切れ情報(図12で
詳細説明)の実体と、新たな区切れ情報を作成するため
の専用の予約領域(区切れ情報と同サイズ)が、混在し
集まった領域である。ここで、各情報は区切れ情報は区
切れ情報同士、予約領域は予約領域同士で次の情報への
ポインタと前の情報へのポインタを保持する形式になっ
ていて、先頭の情報から全ての情報が追跡可能になって
いる。以下、本実施例ではこの形式のデータ構造を「リ
スト構造」と呼ぶ。
【0015】28、29はセル情報(図8で詳細説明)
の実体と、新たなセル情報を作成するための専用の予約
領域(セル情報と同サイズ)が、混在し集まった領域で
ある。この部分もリスト構造である。30、31、3
2、33は斜罫線情報(図5で詳細説明)の実体と、横
罫線情報(図6で詳細説明)の実体と、縦罫線情報(図
7で詳細説明)の実体と、新たな罫線情報を作成するた
めの専用の予約領域(各罫線情報と同サイズ)が、混在
し集まった領域である。この部分もリスト構造である。
なお、斜罫線情報、横罫線情報、縦罫線情報は、新たな
罫線情報を作成するための専用の予約領域を共通に使用
するために全て同サイズとなっている。34、35はセ
ル属性情報(図10で詳細説明)の実体と、新たなセル
情報を作成するための専用の予約領域(セル属性情報と
同サイズ)が、混在し集まった領域である。この部分も
リスト構造である。36、37はオプションセル属性情
報(図11で詳細説明)の実体と、新たなセル情報を作
成するための専用の予約領域(オプションセル属性情報
と同サイズ)が、混在し集まった領域である。この部分
もリスト構造である。なお、オプションセル属性情報
は、新たなオプションセル属性情報を作成するための専
用の予約領域を共通に使用するために、オプション属性
の種類にかかわらず全て同サイズとなっている。
【0016】図2の表組制御情報部23の詳細な構造を
図3に示す。41は表組データの開始を示すコマンド、
42は文字入力時にセルの自動拡張を行うかどうかを示
す情報など表組全体の編集にかかわるフラグである。4
3、44、45、46は表組データが作られた時の各処
理プログラムのバージョンなどを示す情報である。47
はセルの最終アドレス、48は表組データ内で使用して
いるグループの最終番号を示す。49は、将来の機能拡
張などによるデータフォーマットの変化に備えたリザー
ブ領域である。
【0017】50〜53はメジャー(グリット)に関す
る情報で、50はグリッドの表示/非表示やグリッド指
定単位を示すフラグである。52、53はグリッドの間
隔を示す値である。53は将来の将来の機能拡張などに
よるデータフォーマットの変化に備えたリザーブ領域で
ある。
【0018】54〜56は指定親子罫に関する情報であ
り、上線幅54、線間隔55、下線幅56から成る。
【0019】図2の作業管理情報25の詳細な構造を図
4に示す。
【0020】61は、データを識別するためのIDであ
る。62は編集データ領域(図2の21)の先頭アドレ
ス、63は確保された編集データ領域(図2の21)全
体のサイズ、64は編集データの有効サイズを示す。6
5は表組制御情報編集データ領域(図2の23)へのポ
インタ、66は編集データ領域の空き部分(図2の24
の部分の内、有効編集データが占めている部分以外の部
分)の管理情報である。
【0021】67は、ローカルデータ領域(図2の2
2)内の罫線に関する情報の領域(図2の30〜33)
に存在する斜罫情報のリストの先頭レコードへのポイン
タである。同様に、68は横罫線、69は縦罫線の各先
頭レコードへのポインタである。また、76は罫線情報
用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタであ
る。
【0022】70はセル情報の管理情報であり、セルの
数、カレントセルのセル情報へのポインタなどを保持し
ている。71は、ローカルデータ領域(図2の22)内
のセルに関する情報の領域(図2の28〜29)に存在
するセル情報のリストの先頭レコードへのポインタであ
る。また、74はセル情報用の予約領域のリストの先頭
レコードへのポインタである。
【0023】72は、ローカルデータ領域(図2の2
2)内のセル属性に関する情報の領域(図2の34〜3
5)に存在するセル属性情報のリストの先頭レコードへ
のポインタである。また、77はセル属性情報用の予約
領域のリストの先頭レコードへのポインタである。
【0024】73は、ローカルデータ領域(図2の2
2)内の区切れ情報の領域(図2の26〜27)に存在
する区切れ情報用の予約領域のリストの先頭レコードへ
のポインタである。75は、文字データ用の予約領域の
リストの先頭レコードへのポインタである。
【0025】78は、ローカルデータ領域(図2の2
2)内のオプションセル属性情報の領域(図2の36〜
37)に存在するオプションセル属性情報用の予約領域
のリストの先頭レコードへのポインタである。
【0026】79は表組編集中の取消処理のためのUn
do制御情報、80は編集中のカレントな情報(処理中
のメニュー種別など)を示す表組動作情報である。81
は選択中の罫線を示す選択罫線情報ヘッダ(図13で詳
細説明)、82は選択中のセルを示す選択セル情報ヘッ
ダ(図14で詳細説明)である。
【0027】83はワーク領域、84はローカルデータ
領域(図2の22)内の空き領域(図2の38)を管理
するローカルデータ領域空き管理情報である。
【0028】図5に斜罫線レコードの詳細な構造を示
す。
【0029】91は斜罫線の始点の座標である。ここで
始点とはy座標の小さい方の端点とする。92は線種を
示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長破
線、かくれ線のいずれかが指定されている。93は線
幅、94は罫線ロックなどの情報を示すフラグである。
95は角丸に関する情報である。96、97は線の色に
関する情報である。98は線の縦方向の長さ、99は線
の横方向の長さであり、横方向の長さ99のみ負の値を
とり得る。100は次の斜罫線レコードへのポインタで
あり、次のレコードが存在しない場合はNULLとなっ
ている。101は前の斜罫線レコードへのポインタであ
り、先頭レコードの場合はNULLとなっている。斜罫
線レコードは100、101の情報によりリスト構造を
形成し、図2の30〜33で示す部分に存在する。
【0030】図6に横罫線レコードの詳細な構造を示
す。
【0031】横罫線は、連続しているかぎり一本の罫線
として一つのレコードで表現する。画面操作上は、縦罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは、各横罫線レコードが保持する
他の罫線との交点の情報(「区切れ情報」と呼称し、図
12で詳細説明する)を元に判断する。ただし連続した
横罫線でも線種や色が変わった場合、または他の罫線と
の交点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の
罫線とみなし、別のレコードで管理する。
【0032】111は横罫線の始点の座標である。ここ
で始点とはx座標の小さい方の端点とする。112は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定親
子罫1、指定親子罫2のいずれかが指定されている。1
13は線幅、114は罫線ロックなどの情報を示すフラ
グである。115は角丸に関する情報である。116、
117は線の色に関する情報である。118は線の長さ
である。119は次の横罫線レコードへのポインタであ
り、次のレコードが存在しない場合はNULLとなって
いる。120は前の横罫線レコードへのポインタであ
り、先頭レコードの場合はNULLとなっている。横罫
線レコードは119、120の情報によりリスト構造を
形成し、図2の30〜33で示す部分に存在する。12
1は、この横罫線の先頭区切れ情報へのポインタであ
る。122は横罫線のy座標の小さいほうから順に付け
たシリアル番号である。従って、同一y座標を持つ横罫
線レコードには全て同じ番号が付与される。
【0033】図7に縦罫線レコードの詳細な構造を示
す。
【0034】縦罫線は、連続しているかぎり一本の罫線
として一つのレコードで表現する。画面操作上は、横罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは各横罫線レコードが保持する他
の罫線との交点の情報(「区切れ情報」と呼称し、図1
2で詳細説明する)を元に判断する。ただし、連続した
縦罫線でも線種や色が変わった場合、または他の罫線と
の交点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の
罫線とみなし、別のレコードで管理する。
【0035】131は縦罫線の始点の座標である。ここ
で始点とはy座標の小さい方の端点とする。132は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定親
子罫1、指定親子罫2のいずれかが指定されている。1
33は線幅、134は罫線ロックなどの情報を示すフラ
グである。135は角丸に関する情報である。136、
137は線の色に関する情報である。138は線の長さ
である。139は次の縦罫線レコードへのポインタであ
り、次のレコードが存在しない場合はNULLとなって
いる。140は前の縦罫線レコードへのポインタであ
り、先頭レコードの場合はNULLとなっている。縦罫
線レコードは139、140の情報によりリスト構造を
形成し、図2の30〜33で示す部分に存在する。14
1は、この縦罫線の先頭区切れ情報へのポインタであ
る。142は横罫線のx座標の小さいほうから順に付け
たシリアル番号である。従って、同一x座標を持つ縦罫
線レコードには全て同じ番号が付与される。
【0036】図8にセル情報の詳細な構造を示す。
【0037】セルとは、縦罫線と横罫線で完全に囲まれ
た矩形領域である。セルを形成する罫線の数は4本以上
ならば何本でも構わない。一つのセルは一つのセル情報
で管理する。またセルは、文字列が入った通常セルと、
計算式が入った式セルの2種類に分かれる。
【0038】151は、セルの上辺を形成する横罫線の
内、一番左側にある横罫線の横罫線レコードへのポイン
タである。152は、セルの左辺を形成する縦罫線の
内、一番上側にある縦罫線の縦罫線レコードへのポイン
タである。153はセルの左上の座標、154はセルの
サイズである。155はセルの上辺を構成する横罫線の
数、156はセルの4角それぞれの角丸情報である。1
57は、セルの4辺それぞれを形成する罫線の情報を元
に、各辺の最大線幅を求めた情報である。158は、そ
のセルに属する文字に関する情報である文字レコード
(図9で詳細説明)である。159は、セル内の文字列
を組版した結果の文字位置などの情報へのポインタであ
る。160は、セルが通常セルの場合にのみ有効で、計
算時にセルが計算対象となった時に計算処理プログラム
に渡すセルの値を示す情報へのポインタである。161
は次のセル情報へのポインタであり、次の情報が存在し
ない場合はNULLとなっている。162は前のセル情
報へのポインタであり、先頭の情報の場合はNULLと
なっている。セル情報は161、162の情報によりリ
スト構造を形成し、図2の34〜35で示す部分に存在
する。
【0039】図9に文字レコードの詳細な構造を示す。
【0040】文字レコードは、セル情報と一対一で対応
したセル内の文字に関する情報で、セル情報内に保持す
る。
【0041】171は、表組データをファイルとして保
存した場合に文字レコード全体のバイト数を保存する領
域で、編集中は使用しない。172はセルロック、見出
し指定、セルの種別(通常または式)を示すフラグであ
る。173はセルがグループ化されていた場合のグルー
プ番号を示す。174は、グループの先頭メンバセルの
時のみ有効で、グループメンバ数を示す。175は、セ
ルがグループ化されている時のみ有効で、グループ内で
何番目のメンバであるかを示す。ここでグループとは、
グループ化することにより複数のセルを1つのセルとみ
なす表組独自の処理形態で、それに対して入力された文
字列は、グループの先頭メンバからグループメンバ番号
に従って順に各セルに割り当てて表示する。176はセ
ルアドレスであり、計算処理時に式がセルを特定する指
標となる。177は、セル属性情報(図10で詳細説
明)へのポインタである。179は、この文字レコード
が所属するセルの先頭横罫線を特定する情報である。1
79は、グループ化されたセルの場合に各メンバセル毎
に文字列を管理するための情報である。180は文字デ
ータカウントで、通常セルの場合は183、式セルの場
合は185の領域全体のサイズを文字数で示す。181
も180と同様に文字データバッファのサイズを文字数
で示す。182は、文字データバッファへのポインタで
ある。
【0042】セルが通常セルの場合、文字データバッフ
ァは、文字列(文字編集処理のコマンドと文字コード)
184のみで占められる。
【0043】式セルの場合、文字データバッファは18
6〜191の部分に分かれる。187は計算結果をオプ
ションセル属性(図11で詳細説明)として保持する計
算値表示属性を参照し加工した文字列(文字編集処理の
コマンドと文字コード)で、186はその文字数であ
る。188は計算結果の情報を格納する領域、189は
計算に必要な情報を格納する領域で、計算処理プログラ
ムが処理時に用いる。191はセルが保持する式本体で
逆ポーランド形式のデータであり、190はその文字数
である。
【0044】図10にセル属性情報の詳細な構造を示
す。
【0045】セル属性情報は、各文字レコードが必ず1
つだけ持つ情報で、1つのセル属性情報が複数の文字レ
コードから参照される場合もある。
【0046】201はセル属性情報全体のバイト数であ
り、202はそのセル情報が幾つの文字レコードから参
照されているかを示す値である。203は組フラグであ
り、組方向などの情報である。204は文字フラグであ
り、文字タイプ(全角、半角など)、上下左右の揃えな
どの情報である。205はセル内で日本語を入力した時
に使用する書体に関する標準書体情報、206はセル内
で英数字を入力した時に使用する書体に関する欧文書体
情報で、207は文字の背景色に関する情報である。2
08は行間、209左余白、210は右余白、211は
上余白、212は下余白を示す。213は、このセル属
性がどの種類のオプション属性を持っているかを示す情
報である。ここで持っていないオプション属性はデフォ
ルトのオプション属性を用いる。214はセルの面種情
報、215は箇条書き字下げ文字数、216は段落字下
げ文字数、217は和文と欧文混在文章をきれいに表示
するためのベースライン調整量である。218は、この
セル属性が保持するオプション属性情報へのポインタで
あり、オプション属性を一つも保持していない場合はN
ULLである。
【0047】図11にオプション属性情報の詳細な構造
を示す。
【0048】オプション属性は、一つのセル属性情報に
対して一つのオプション属性リストという形式で保持す
る。ここでオプション属性リストとは、オプション属性
情報がセル属性情報のオプション属性フラグ(図10の
213)で指定された種類分だけ224に示すようにつ
ながったものをいう。オプション属性情報において、2
21はそのオプション属性の種別を示す。オプション属
性の種別には、和文強調書体1〜5、欧文強調書体1〜
5、式計算表示属性、タブ情報の12種類がある。22
2はオプション属性のデータ本体で、種別に応じた形式
のデータが格納されている。データのサイズは、処理の
便宜上、各種別とも同サイズにしてある。223は次の
オプション属性情報へのポインタである。次のオプショ
ン属性がない場合はNULLが入っている。
【0049】図12に区切れ情報の詳細な構造を示す。
【0050】231は次の区切れ情報へのポインタであ
り、次の情報が存在しない場合はNULLとなってい
る。232は前の区切れ情報へのポインタであり、先頭
の情報の場合はNULLとなっている。セル情報は23
1、232の情報によりリスト構造を形成し、図2の2
6〜27で示す部分に存在する。233は交差方向を示
すフラグ、234は区切れ位置の座標、235は交差す
る相手の罫線レコードへのポインタである。
【0051】図13に選択罫線情報の詳細な構造を示
す。
【0052】選択罫線情報ヘッダは、選択中の罫線に関
する情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報
内(図4の81)に保持する。241は選択中の全罫線
範囲の左上の座標、242は同じく右下の座標を示す。
243は、選択罫線情報の配列用に確保しているメモリ
上に、幾つの選択罫線情報を格納できるかを示す値で、
領域が不足した場合は新たに領域を確保し直す。244
は選択中の罫線数であり、245は選択罫線情報の配列
の先頭アドレスである。各選択罫線情報は、246〜2
49に示す内容で構成される。246は罫線種別で縦、
横、斜罫線のいずれかである。247はその罫線レコー
ドへのポインタである。248、249は、罫線の一部
(区切れ単位で)のみが選択されている場合に、その部
分を特定するための情報である。
【0053】図14に選択セル情報の詳細な構造を示
す。
【0054】選択セル情報ヘッダは、選択中のセルに関
する情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報
内(図4の82)に保持する。251は、選択セル情報
の配列用に確保しているメモリ上に、幾つの選択罫線情
報を格納できるかを示す値で、領域が不足した場合は新
たに領域を確保し直す。252は選択中のセル数であ
り、253は選択セル情報の配列の先頭アドレスであ
る。各選択セル情報は、254〜255に示す内容で構
成される。254は処理時に用いるワーク用のフラグ
で、255はセル情報へのポインタである。
【0055】〈セルの文字編集中にセル伸縮を行う〉図
15を用いて、本発明による動作を説明する。
【0056】図15(a)においてセルAは現在文字編
集中である。ここでポインティングデバイス5のポイン
タをセルAの右辺の罫線上(ア)に移動させると、ポイ
ンタの形状が
【0057】
【外1】 に変更される。次にポインティングデバイス5のボタン
を押し下げ(DRAGON)、続いて図15(b)の
(イ)の位置にポインティングデバイス5を移動させる
(DRAGGING)。DRAGGING中はポインテ
ィングデバイス5でDRAGを開始した辺の座標が最新
のポインティングデバイス5の座標で置き換えられた仮
想的なセルBが表示され、オペレータにDRAG終了時
のセルの大きさを示すことができる。続いて(イ)の位
置でポインティングデバイス5のボタンを開放(DRA
G OFF)させることによりセル伸縮処理の伸縮量が
決定され、この時点でセルの伸縮処理が行われる。図1
5(c)はセル伸縮後の表を示しており、セルAが右側
にポインティングデバイス5を開放した(イ)の位置ま
で伸長され、セルA′となっていることを示している。
この時文字編集中だったセルAの文字編集状態は継続さ
れ、新たに変更されたセルサイズに従ってセル内の文字
が表示されている。なお、ポインティングデバイス5の
ポインタ形状は縦方向では
【0058】
【外2】 となる。
【0059】図16、図17は本発明による装置におけ
るCPU6のセル伸縮処理フローチャートである。図1
6がポインティングデバイス5のDRAG ON時、及
びDRAGGING時のイベント処理を、図17がセル
伸縮処理(ポインティングデバイス5のDRAG OF
F時のイベント処理)を示す。先ず伸縮対象のセルの伸
縮方向の罫線上にポインティングデバイス5のポインタ
を合わせ、その罫線上でポインティングデバイス5のボ
タンを押すことにより、DRAG ONイベントが発生
し、図16(a)の「DRAG ONイベント処理」が
コールされる。「DRAG ONイベント処理」ではS
1でドラッグの開始位置がセルを構成する罫線上かどう
かを調べ、セルを構成する罫線上でなければ終了する。
セルを構成する罫線上ならばS2において伸縮対象とな
るセル及び伸縮方向の情報を保存する。次にS3におい
てセルの伸縮処理中であることを示す「セル伸縮フラ
グ」をセットして終了する。続いて、ポインティングデ
バイス5を移動させるとDRAGGINGイベントが発
生し、図16(b)の「DRAGGINGイベント処
理」がコールされる。「DRAGGINGイベント処
理」ではS4にてS3でセットした「セル伸縮フラグ」
がONかどうか調べONでないなら終了する。ONなら
ばS5において伸縮対象セルの伸縮方向の辺を現在のポ
インティングデバイス5の位置まで伸縮させた場合の仮
想的なセル(図15(b)のBの矩形)を表示させて終
了する。この表示はポインティングデバイス5のドラッ
ギング中は常にポインティングデバイス5に追従して変
更される。次にオペレータが任意の位置でポインティン
グデバイス5のボタンを開放するとDRAG OFFイ
ベントが発生し、図17の「セル伸縮処理(DRAGO
FFイベント処理)」がコールされる。「セル伸縮処
理」ではS6にてセル伸縮フラグがONかどうか調べO
Nでないならば終了する。ONならばS7において現在
のポインティングデバイス5の示す座標値及びS2で保
存した伸縮対象セルと伸縮対象辺情報より伸縮対象セル
の伸縮対象辺(指定伸縮方向)の伸縮量を求める。続い
て、S8にて実際に伸縮対象セルを伸縮対象辺方向にS
7で求めた伸縮量分伸縮させる。さらに、S9において
伸縮対象セルが文字編集中のセルかどうかを調べ、文字
編集中セルでなければS11にて「セル伸縮フログ」を
クリアして終了する。文字編集中セルならばS10にて
セル伸縮後の新しいセルサイズを元に文字表示を行いS
11にて「セル伸縮フラグ」をクリアして終了する。
【0060】(他の実施例) (実施例2)実施例1では文字編集処理中においてセル
を縦又は横に伸縮させる場合について示したが、これに
さらに「文字編集中において表中のセルの斜め方向の伸
縮を指示する指示手段」を加えることにより、文字編集
処理中において表中のセルを斜め方向に伸縮させること
が可能となる。これにより縦方向と横方向の伸縮を1回
の操作で行うことが出来る。
【0061】図18を用いて、実施例2による動作を説
明する。
【0062】図18(a)においてセルBは現在文字編
集中である。この時ポインティングデバイス5のポイン
タをセルAの右下の角上(ア)に移動させると、ポイン
タの形状が
【0063】
【外3】 に変更される。次にポインティングデバイス5のボタン
を押し上げ(DRAGON)、続いて図18(b)の
(イ)の位置にポインティングデバイス5を移動させる
(DRAGGING)。DRAGGING中はポインテ
ィングデバイス5でDRAGを開始した角の座標が最新
のポインティングデバイス5の座標で置き換えられた仮
想的なセルCが表示され、オペレータにDRAG終了時
のセルの大きさを示すことが出来る。続いて(イ)の位
置でポインティングデバイス5のボタンを開放(DRA
G OFF)させることによりセル伸縮処理の縦・横の
伸縮量が決定され、この時点でセルの伸縮処理が行われ
る。図18(C)はセル伸縮後の表を示しており、セル
Aが右方向及び下方向にポインティングデバイス5を開
放した(イ)の位置まで伸長され、セルA′となってい
ることを示している。この時文字編集中だったセルBの
文字編集状態は継続され、新たに変更されたセル位置に
従ってセル内の文字が表示されている。なお、ポインテ
ィングデバイス5のポインタ形状は左下角・右上角では
【0064】
【外4】 となる。
【0065】図19、20は本発明による装置における
CPU6のセル伸縮処理のフローチャートである。図1
9がポインティングデバイス5のDRAG ON時、及
びDRAGGING時のイベント処理を、図20がセル
伸縮処理(ポインティングデバイス5のDRAG OF
F時のイベント処理)を示す。先ず伸縮対象のセルの伸
縮方向の角上にポインティングデバイス5のポインタを
合わせ、その罫線上でポインティングデバイス5のボタ
ンを押すことにより、DRAG ONイベントが発生
し、図19(a)の「DRAG ONイベント処理」が
コールされる。「DRAG ONイベント処理」ではS
12でドラッグの開始位置がセルを構成する角上かどう
かを調べ、セルを構成する角上でなければ終了する。セ
ルを構成する角上ならばS13において伸縮対象となる
セル及び伸縮方向の情報を保存する。次にS14におい
てセルの伸縮処理中であることを示す「セル伸縮フラ
グ」をセットして終了する。続いてポインティングデバ
イス5を移動させるとDRAGGINGイベントが発生
し、図19(b)の「DRAGGINGイベント処理」
がコールされる。「DRAGGINGイベント処理」で
はS15にてS14でセットした「セル伸縮フラグ」が
ONかどうか調べONでないならば終了する。ONなら
ばS16において伸縮対象セルの伸縮方向の角を現在の
ポインティングデバイス5の位置まで伸縮させた場合の
仮想的なセル(図18(b)のCの矩形)を表示させて
終了する。この表示はポインティングデバイス5のドロ
ッギング中は常にポインティングデバイス5に追従して
変更される。次にオペレータが任意の位置でポインティ
ングデバイス5のボタンを開放するとDRAG OFF
イベントが発生し、図20の「セル伸縮処理(DRAG
OFFイベント処理)」がコールされる。「セル伸縮
処理」ではS17にて伸縮フラグがONかどうか調べO
Nでないならば終了する。ONならばS18において現
在のポインティングデバイス5の示す座標値及びS13
で保存した伸縮対象セルと伸縮対象角情報より伸縮対象
セルの伸縮対象における縦方向及び横方向の伸縮量を求
める。続いて、S19にて実際に伸縮対象セルを伸縮対
象角から縦・横にS18で求めた伸縮量分伸縮させる。
さらにS20にて、セルの伸縮処理において文字編集中
のセルが移動又はサイズ変更されたかどうかを調べ、文
字編集中セルが移動又はサイズ変更されていなければS
22にて「セル伸縮フラグ」をクリアして終了する。文
字編集中セルが移動又はサイズ変更されたならばS21
にてセル伸縮後の新しいセル位置・セルサイズを元に文
字表示領域の再設定を行いS22にて「セル伸縮フラ
グ」をクリアして終了する。
【0066】(実施例3)実施例1・2では単に文字編
集中のセルがある場合のセルの縦・横・斜め方向の伸縮
について示したが、ここでは特に「複数のセルに対する
連続文字入力中における斜め方向のセル伸縮について示
す。複数のセルに対する連続文字入力中において、「選
択されているセルを包含する矩形の角の斜め方向の伸縮
を指示する指示手段」を加えることにより、連続入力対
象の選択セル全てに対して同量の斜め方向の伸縮を行う
ことが可能となる。
【0067】図21・図22を用いて、実施例3による
動作を説明する。
【0068】図21(a)にはセルA・セルBを含む表
がある。図21(b)においてポインティングデバイス
5のポインタをセルA上に移動させポインティングデバ
イス5のボタンを押し下げ(DRAG ON)、ポイン
ティングデバイス5のポインタをセルB上に移動させ
(DRAGGING)、ポインティングデバイス5のボ
タンを開放する(DRAG OFF)ことにより、図2
1(c)に示すようにセルAとセルBを選択することが
できる。ここでドラッグの開始座標に最も近いセルAが
選択セルの先頭セルとなりセル内に太枠表示が施され
る。「選択セルの先頭セル」とはここで便宜上付けた名
称でありその状態で文字入力を行うと文字が入力される
セルを表す。次に文字列「あいうえお」をキーボード4
より入力すると、文字の入力対象セルであるセルAが文
字編集状態となり、それまでセルAに入力されていた文
字列「お」に文字列「あいうえお」が置換入力される
(図21(d))。図21(d)と図22(a)とは同
じ状態を示す図であり以降は図22にて説明する。図2
2(a)においてポインティングデバイス5のデバイス
5のポインタを「選択セルの包含矩形の角」上に移動さ
せると図22(b)に示すようにポインティングデバイ
ス5のポインタの形状が
【0069】
【外5】 に変更される。次にポインティングデバイス5のボタン
を押し下げ(DRAGON)、図22(c)のようにポ
インティングデバイス5を移動させる(DRAGGIN
G)。DRAGGING中はポインティングデバイス5
でDRAGを開始した角の座標が最新のポインティング
デバイス5の座標で置き換えられた仮想的な矩形(ア)
が表示され、オペレータにDRAG終了時のセルの大き
さを示すことが出来る。DRAGGING中にはさらに
選択セル全体の伸縮後のサイズ及び到達位置を仮想的な
矩形(イ)が表示され、複数セルの同時伸縮における伸
縮対象セルの伸縮後のサイズ・到達位置をオペレータに
示すことが出来る。続いてオペレータが任意の位置でポ
インティングデバイス5のボタンを開放(DRAGOF
F)させることによりセル伸縮処理のセル1つあたりの
縦・横の伸縮量が決定され、この時点でセルの伸縮処理
が行われる。図22(c)はセル伸縮後の表を示してお
り、セルA及びセルBがそれぞれ同量ずつ縦横に伸縮さ
れたセルA′及びセルB′となっていることを示してい
る。この時文字編集中だったセルAの文字編集状態は継
続され、新たに変更されたセル位置・サイズに従ってセ
ル内の文字が表示されている。尚、ポインティングデバ
イス5のポインタ形状は左下角・右上角では
【0070】
【外6】 となる。
【0071】図23〜図27は本発明による装置におけ
るCPU6のセル伸縮処理のフローチャートである。図
23・図24がセル選択時のポインティングデバイス5
のイベント処理、図25が競る選択中の文字入力処理、
図26・図27がセル伸縮時のポインティングデバイス
5のイベント処理をそれぞれ示す。先ず選択対象のセル
A上でポインティングデバイス5のボタンを押すことに
よりDRAG ONイベントが発生し、図23(a)の
「セル選択DRAG ONイベント処理」がコールされ
る。「セル選択DRAG ONイベント処理」ではS2
3で現在の処理モードが「文字モード」かどうかを調
べ、文字モードでなければ処理を終了する。文字モード
ならばS24にてドラッグ開始座標を保存し、S25に
て「セル選択処理中フラグ」をセットして終了する。続
いてポインティングデバイス5を移動させるとDRAG
GINGイベントが発生し、図23(b)「DRAGG
INGイベント処理」がコールされる。「DRAGGI
NGイベント処理」ではS26にてセル選択処理中かど
うかを調べ、セル選択処理中でなければ終了する。セル
選択中ならばS27においてドラッグ開始位置と現在の
ポインティングデバイス5の位置とからなる矩形と重な
るセルを暫定的な選択セルとして選択表示して終了す
る。次にオペレータが任意の位置でポインティングデバ
イス5のボタンを開放するとDRAG OFFイベント
が発生し、図24の「セル選択処理(DRAG OFF
イベント処理)」がコールされる。「セル選択処理」で
はS28でセル選択処理中か調べ、セル選択処理中でな
ければ処理を終了する。セル選択処理中ならばS29に
てドラッグ開始位置とドラッグ終了位置とからなる矩形
と重なるセルを求め選択セルとし、S30にてドラッグ
開始座標に最も近い選択セルを選択の先頭セルとする。
次にS31にて選択の先頭セルの内側を太枠表示し、S
32において先頭セル以外の選択セルを反転表示させ、
S33にて「セル選択処理中フラグ」をクリアして終了
する。
【0072】次にオペレータが選択セルの文字入力対象
セルに対して文字列「あいうえお」をキーボード4から
入力すると図25の「セル選択中の文字入力処理」がコ
ールされる。S34では選択セルがあるかどうか調べ無
ければ終了する。選択セルがあればS35にて選択先頭
セル(文字入力対象セル)の太枠表示を消去し、S36
にて文字入力対象セル内の文字データを削除する。続い
てS37にて文字入力対象セルの文字編集を開始させ、
S38にて入力された文字列「あいうえお」を文字入力
対象セル内に表示させて終了する。
【0073】続いて、オペレータがポインティングデバ
イス5のポインタを「選択セルの包含矩形の角」上に移
動させポインティングデバイス5のボタンを押し下げる
とDRAG ONイベントが発生し図26(a)の「セ
ル伸縮DRAG ONイベント処理」がコールされる。
「セル伸縮DRAG ONイベント処理」ではS39で
ドラッグの開始位置が選択セルを包含する矩形の角上か
どうかを調べ、そうでなければ終了する。ドラッグの開
始位置が選択セルを包含する矩形の角上ならば、S40
において伸縮対象の競る及び伸縮させる角の情報を保存
し、S41で「文字編集中の選択セル伸縮フラグ」をセ
ットして終了する。続いて、ポインティングデバイス5
を移動させるとDRAGGINGイベントが発生し、図
26(b)の「セル伸縮DRAGGINGイベント処
理」がコールされる。「セル伸縮DRAGGINGイベ
ント処理」ではS42で文字編集中の選択セル伸縮処理
中かどうかを調べ、そうでなければ終了する。文字編集
中の選択セル伸縮処理中ならば、S43において現在の
ポインティングデバイス5の位置まで伸縮させたと仮定
した場合の、選択セル1つあたりの伸縮後のサイズを示
す矩形(ア)と選択セル全体の伸縮後の矩形(イ)を表
示する。この表示はポインティングデバイス5のドラッ
ギング中は常にポインティングデバイス5に追従して変
更される。次にオペレータが任意の位置でポインティン
グデバイス5のボタンを開放するとDRAG OFFイ
ベントが発生し、図27の「文字編集中選択セルのセル
伸縮処理(DRAG OFFイベント処理)」がコール
される。「文字編集中選択セルのセル伸縮処理」ではS
44にて文字編集中の選択セル伸縮処理中かどうかを調
べ、そうでなければ終了する。文字編集中の選択セル伸
縮処理中ならば、S45においてドラッグ終了位置より
選択セル1つあたりの縦・横方向の伸縮量を求める。つ
いで、S46にて選択セル中の1つのセルのセル伸縮処
理を行いS47で全てのセルに対して処理を行ったなら
ばS48へ行く。全て終了していないならばS46へ行
き選択セル中の次のセルのセル伸縮処理を行う。S48
では文字編集中のセルに対してセル伸縮後の文字表時領
域を再設定し、S49において「文字編集中の選択セル
伸縮フラグ」をクリアして終了する。
【0074】『また本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログロムコードを記憶した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0075】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0076】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0077】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することによって、前述した実施形態の機
能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュウータ上で稼働しているOSなどが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0078】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得
る。
【0079】尚、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体からそのプログラムをパソコン通信等通信ライン
を介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上、詳述した様に、本発明により表組
編集の伸縮処理において以下のような効果が得られる。
【0081】文字編集状態のセルがある場合に、そのセ
ルの文字編集を終了することなく、文字編集中のセルを
含む表中のセルのセル伸縮を行うことが可能となる。
【0082】文字編集状態のセルがある場合のセル伸縮
において、斜め方向のセル伸縮が可能となるため、オペ
レータの操作性が改善する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す文書処理装置のシル
テムブロック図である。
【図2】表組のデータ構造を示す図である。
【図3】表組のデータ構造を示す図である。
【図4】表組のデータ構造を示す図である。
【図5】表組のデータ構造を示す図である。
【図6】表組のデータ構造を示す図である。
【図7】表組のデータ構造を示す図である。
【図8】表組のデータ構造を示す図である。
【図9】表組のデータ構造を示す図である。
【図10】表組のデータ構造を示す図である。
【図11】表組のデータ構造を示す図である。
【図12】表組のデータ構造を示す図である。
【図13】表組のデータ構造を示す図である。
【図14】表組のデータ構造を示す図である。
【図15】本発明による装置の動作を説明する図であ
る。
【図16】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第2の実施形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図19】第2の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図20】第2の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図21】本発明による第3の実施形態の動作を説明す
る図である。
【図22】本発明による第3の実施形態の動作を説明す
る図である。
【図23】第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図24】第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図25】第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図26】第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図27】第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図28】本発明の制御プログラムをコンピュータにロ
ードする様子を示す図である。
【符号の説明】
1 CRT 2 ビデオRAM 3 BMU 4 キーボード 5 ポインティングデバイス 6 CPU 7 ROM 8 作業用のRAM 9 ハードディスク 10 フロッピィディスク 11 ネットワークインターフェース 12 I/Oバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表組が表示可能な表示手段と、 前記表示手段により表示された任意のセルの文字編集を
    行う編集手段と、 前記編集手段による文字編集処理中において表中のセル
    の伸縮を指示する指示手段と、 前記指示手段に従いセルの伸縮を行うセル伸縮手段と、 を有することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、セルの縦方向と横方向
    の伸縮を同時に行うことを特徴とする請求項1に記載の
    文書処理装置。
  3. 【請求項3】 表組が表示可能な表示工程と、 前記表示工程により表示された任意のセルの文字編集を
    行う編集工程と、 前記編集工程による文字編集処理中において表中のセル
    の伸縮を指示する指示工程と、 前記指示工程に従いセルの伸縮を行うセル伸縮工程と、
    を有することを特徴とする文書処理方法。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、セルの縦方向と横方向
    の伸縮を同時に行うことを特徴とする請求項3に記載の
    文書処理方法。
  5. 【請求項5】 表組が表示可能な表示工程と、 前記表示工程により表示された任意のセルの文字編集を
    行う編集工程と、 前記編集手段による文字編集処理中において表中のセル
    の伸縮を指示する指示工程と、 前記指示工程に従いセルの伸縮を行うセル伸縮工程と、
    を有することを特徴とする文書処理プログラムを格納し
    たコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記指示手段は、セルの縦方向と横方向
    の伸縮を同時に行うことを特徴とする請求項5に記載の
    文書処理プログラムを格納したコンピュータで読み取り
    可能な記憶媒体。
JP8228511A 1996-08-29 1996-08-29 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体 Withdrawn JPH1069474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228511A JPH1069474A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228511A JPH1069474A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1069474A true JPH1069474A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16877582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8228511A Withdrawn JPH1069474A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1069474A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0916566A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH1069480A (ja) 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体
JPH1069474A (ja) 文書処理方法及び文書処理装置、記憶媒体
US20050015715A1 (en) Form processing method, form processing program, and form processing apparatus
JP2002342696A (ja) 帳票作成装置、帳票作成方法、プログラムおよび記憶媒体
JPH03176148A (ja) 文書レイアウト編集装置
JP3501483B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JPH08137853A (ja) 文書処理装置
JP2000227914A (ja) 文書編集装置
JPH08292992A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH0916565A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH08202695A (ja) 罫線処理装置及びその方法
JPH07220010A (ja) 表処理装置及び方法
JP3607913B2 (ja) 画像表示装置
JPH086928A (ja) 文書処理方法及び装置
JPH08137835A (ja) 文書処理装置及びその方法
JPH07200558A (ja) 文書処理装置
JPH09297754A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH1083391A (ja) 文書処理装置及びその方法、記憶媒体
JPH07200559A (ja) 文書処理装置
JPH1074076A (ja) 文書処理方法及び装置並びに記憶媒体
JPH07219933A (ja) 罫線処理方法及びそれを用いた文書処理装置
JPH086927A (ja) 文書処理方法及び装置
JPH08137839A (ja) 文書処理装置
JPH07121509A (ja) 文書処理装置および罫線の接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104