JPH1068958A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- JPH1068958A JPH1068958A JP8226551A JP22655196A JPH1068958A JP H1068958 A JPH1068958 A JP H1068958A JP 8226551 A JP8226551 A JP 8226551A JP 22655196 A JP22655196 A JP 22655196A JP H1068958 A JPH1068958 A JP H1068958A
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- liquid crystal
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1341—Filling or closing of cells
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/1339—Gaskets; Spacers; Sealing of cells
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 封止材が硬化収縮しても、2枚の基板が歪ま
ないようにする。 【解決手段】 一対の基板間にシール材を挟み、これら
によって作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ
目としての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止
材で封止してなる液晶表示装置において、少なくとも前
記注入口近傍においては、前記シール材は前記一対の基
板の縁よりも内側に位置して、前記一対の基板を直接厚
さ方向に対向させる隙間を有し、この隙間に、前記一対
の基板に挟持されるダミーパターンを形成し、前記封止
材は前記注入口からこの隙間にかけて配置され、この封
止材中に前記ダミーパターンが埋め込まれた形に存在し
て前記一対の基板を厚さ方向に支える、ことを特徴とす
る液晶表示装置。
ないようにする。 【解決手段】 一対の基板間にシール材を挟み、これら
によって作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ
目としての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止
材で封止してなる液晶表示装置において、少なくとも前
記注入口近傍においては、前記シール材は前記一対の基
板の縁よりも内側に位置して、前記一対の基板を直接厚
さ方向に対向させる隙間を有し、この隙間に、前記一対
の基板に挟持されるダミーパターンを形成し、前記封止
材は前記注入口からこの隙間にかけて配置され、この封
止材中に前記ダミーパターンが埋め込まれた形に存在し
て前記一対の基板を厚さ方向に支える、ことを特徴とす
る液晶表示装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示素子(セル)を得るに
は、2枚のガラス基板を貼り合わせて切断し、種々の工
程を施して複数枚のものを得るようにしていた。より詳
しくは、透明電極や配向膜が形成されたガラス板等で作
った2枚の基板を、各セルの開口部(注入口)を有する
ほぼ枠状のシール材を挟んで、所定間隔に保持した状態
に貼り合わせる。この後、セル毎に切断、分離し、各セ
ルにおいて、上記注入口より液晶を例えば真空注入す
る。この後、液晶の流出を防止するため、注入口を封止
材の塗布によって封止する。この封止材としては、一般
に、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂が用いられている。こ
のため、一例を示す図6からわかるように、セル101
の端部をみた場合、封止材102の硬化時の収縮によ
り、注入口部分で、2枚の基板103,104がシール
材105の外側において互いに近づくように引っ張られ
て歪み106が生じ、基板間のギャップが一定でなくな
り、表示不良が生じていた。
は、2枚のガラス基板を貼り合わせて切断し、種々の工
程を施して複数枚のものを得るようにしていた。より詳
しくは、透明電極や配向膜が形成されたガラス板等で作
った2枚の基板を、各セルの開口部(注入口)を有する
ほぼ枠状のシール材を挟んで、所定間隔に保持した状態
に貼り合わせる。この後、セル毎に切断、分離し、各セ
ルにおいて、上記注入口より液晶を例えば真空注入す
る。この後、液晶の流出を防止するため、注入口を封止
材の塗布によって封止する。この封止材としては、一般
に、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂が用いられている。こ
のため、一例を示す図6からわかるように、セル101
の端部をみた場合、封止材102の硬化時の収縮によ
り、注入口部分で、2枚の基板103,104がシール
材105の外側において互いに近づくように引っ張られ
て歪み106が生じ、基板間のギャップが一定でなくな
り、表示不良が生じていた。
【0003】より詳しくは、従来の製品では、セルガラ
ス板端部より表示エリアまでの距離として約4mmが確保
されていた。しかし、10.4″等の表示エリアの大形
化に加えて外形サイズ縮小化の要求により、今では、セ
ルガラス板端部と表示エリアの間隔として約3mmしか確
保出来なくなった。つまり、従来は約4mmの間隔を有す
るため、たとえ封止材102が縮んでも、注入口近傍の
厚さ方向でのガラスの歪み106が解消されていた。し
かし、表示エリアの大形化に伴って、セルガラス板端部
と表示エリアの間隔が約3mmしかなくなったので、ガラ
スの歪み106が解消されないことになった。つまり、
ガラスの歪み106は、液晶表示素子の2枚のガラス基
板の間隔が約7μmの時に、封止材102の硬化時の収
縮率が約5〜10%であるから、約0.35〜0.7μ
mとなる。そして、液晶表示素子においては、ギャップ
が部分的に約0.1μm異なると不良として認識され、
問題である。
ス板端部より表示エリアまでの距離として約4mmが確保
されていた。しかし、10.4″等の表示エリアの大形
化に加えて外形サイズ縮小化の要求により、今では、セ
ルガラス板端部と表示エリアの間隔として約3mmしか確
保出来なくなった。つまり、従来は約4mmの間隔を有す
るため、たとえ封止材102が縮んでも、注入口近傍の
厚さ方向でのガラスの歪み106が解消されていた。し
かし、表示エリアの大形化に伴って、セルガラス板端部
と表示エリアの間隔が約3mmしかなくなったので、ガラ
スの歪み106が解消されないことになった。つまり、
ガラスの歪み106は、液晶表示素子の2枚のガラス基
板の間隔が約7μmの時に、封止材102の硬化時の収
縮率が約5〜10%であるから、約0.35〜0.7μ
mとなる。そして、液晶表示素子においては、ギャップ
が部分的に約0.1μm異なると不良として認識され、
問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、液晶
表示素子の製造に当たって、封止後の注入口近傍での封
止材の収縮により、ギャップが不均一となり表示不良が
生じ易いという問題があった。
表示素子の製造に当たって、封止後の注入口近傍での封
止材の収縮により、ギャップが不均一となり表示不良が
生じ易いという問題があった。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、封止材の硬化時の収縮の影響を受けな
い、ギャップの均一な液晶表示素子を提供することにあ
る。
で、その目的は、封止材の硬化時の収縮の影響を受けな
い、ギャップの均一な液晶表示素子を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の液晶表示
装置は、一対の基板間にシール材を挟み、これらによっ
て作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ目とし
ての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止材で封
止してなる液晶表示装置において、少なくとも前記注入
口近傍においては、前記シール材は前記一対の基板の縁
よりも内側に位置して、前記一対の基板を直接厚さ方向
に対向させる隙間を有し、この隙間に、前記一対の基板
に挟持されるダミーパターンを形成し、前記封止材は前
記注入口からこの隙間にかけて配置され、この封止材中
に前記ダミーパターンが埋め込まれた形に存在して前記
一対の基板を厚さ方向に支えるものとして構成される。
装置は、一対の基板間にシール材を挟み、これらによっ
て作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ目とし
ての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止材で封
止してなる液晶表示装置において、少なくとも前記注入
口近傍においては、前記シール材は前記一対の基板の縁
よりも内側に位置して、前記一対の基板を直接厚さ方向
に対向させる隙間を有し、この隙間に、前記一対の基板
に挟持されるダミーパターンを形成し、前記封止材は前
記注入口からこの隙間にかけて配置され、この封止材中
に前記ダミーパターンが埋め込まれた形に存在して前記
一対の基板を厚さ方向に支えるものとして構成される。
【0007】本発明の第2の液晶表示装置は、第1の表
示装置において、前記ダミーパターンは、厚さ方向に延
びる薄い柱状のものであるものとして構成される。
示装置において、前記ダミーパターンは、厚さ方向に延
びる薄い柱状のものであるものとして構成される。
【0008】本発明の第3の液晶表示装置は、第1の表
示装置において、前記ダミーパターンは、前記シール材
と同一の材料によって構成されているものとして構成さ
れる。
示装置において、前記ダミーパターンは、前記シール材
と同一の材料によって構成されているものとして構成さ
れる。
【0009】本発明の第4の液晶表示装置は、第3の表
示装置において、前記ダミーパターンは、前記シール材
からその一部を延成したものとして構成される。
示装置において、前記ダミーパターンは、前記シール材
からその一部を延成したものとして構成される。
【0010】本発明の第5の液晶表示装置は、一対の基
板間にシール材を挟み、これらによって作られる液晶注
入空間に、このシール材の切れ目としての注入口より液
晶を注入し、その注入口を封止材で封止してなる液晶表
示装置において、前記一対の基板の縁よりも内側に位置
している前記シール材は、相対向する一対の先端が前記
注入口を形成しており、前記一対の先端が、前記一対の
基板の縁と同じつらに達するまで延成された封止材受け
部となっており、前記封止材は、前記シール材の前記一
対の封止材受けに跨がって付設されて前記注入口を塞い
でおり、この封止材は前記端部と前記シール材の間に侵
入しないものとして構成される。
板間にシール材を挟み、これらによって作られる液晶注
入空間に、このシール材の切れ目としての注入口より液
晶を注入し、その注入口を封止材で封止してなる液晶表
示装置において、前記一対の基板の縁よりも内側に位置
している前記シール材は、相対向する一対の先端が前記
注入口を形成しており、前記一対の先端が、前記一対の
基板の縁と同じつらに達するまで延成された封止材受け
部となっており、前記封止材は、前記シール材の前記一
対の封止材受けに跨がって付設されて前記注入口を塞い
でおり、この封止材は前記端部と前記シール材の間に侵
入しないものとして構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1はセル2面取りの例の全体斜視
図で、図2はそのうちの1つのセルの各部材の重なった
状態の図2(a)と分離状態の図2(b)を共に斜視図
として示すものである。
参照して説明する。図1はセル2面取りの例の全体斜視
図で、図2はそのうちの1つのセルの各部材の重なった
状態の図2(a)と分離状態の図2(b)を共に斜視図
として示すものである。
【0012】図1において、1及び2はそれぞれ大形の
ガラス基板で、それぞれ、上部基板及び下部基板であ
る。これらの基板1,2の内側面には、後述のように、
セル複数個分の透明電極や配向膜が形成されている。ま
た、これらの基板1,2の間には、後述のように、各セ
ルに対応させて、切れ目としての注入口7を有するほぼ
枠状のシール材6が挟持されている。これらのガラス基
板1,2からセル多面取りにより、図示の場合は、2個
のセル5が得られる。この各セル5は切断により、上部
大型基板1から得られるセル上部基板3と、下部大型基
板2から得られる下部基板4とを持つ。1個のセルを構
成する上記2枚の基板3,4には、それぞれ表示用セル
1個分の電極パターンが形成されている。さらに、表示
用セル1個分の周囲を囲む位置、すなわち、セル上部基
板3とセル下部基板4との重なり部分の周囲を、上述の
シール材6により、互いに所定の間隔が保たれるように
接合する。上部基板3とセル下部基板4とが互いに重な
り合い、かつシール材6により周囲を封止された対向間
隔内に、液晶を約20mmの注入口より注入した後に、封
止材11を塗布し封止を行う。この封止材11として
は、エポキシアクリレート系の紫外線硬化樹脂が用いら
れる。この封止材11は硬化時に収縮する。
ガラス基板で、それぞれ、上部基板及び下部基板であ
る。これらの基板1,2の内側面には、後述のように、
セル複数個分の透明電極や配向膜が形成されている。ま
た、これらの基板1,2の間には、後述のように、各セ
ルに対応させて、切れ目としての注入口7を有するほぼ
枠状のシール材6が挟持されている。これらのガラス基
板1,2からセル多面取りにより、図示の場合は、2個
のセル5が得られる。この各セル5は切断により、上部
大型基板1から得られるセル上部基板3と、下部大型基
板2から得られる下部基板4とを持つ。1個のセルを構
成する上記2枚の基板3,4には、それぞれ表示用セル
1個分の電極パターンが形成されている。さらに、表示
用セル1個分の周囲を囲む位置、すなわち、セル上部基
板3とセル下部基板4との重なり部分の周囲を、上述の
シール材6により、互いに所定の間隔が保たれるように
接合する。上部基板3とセル下部基板4とが互いに重な
り合い、かつシール材6により周囲を封止された対向間
隔内に、液晶を約20mmの注入口より注入した後に、封
止材11を塗布し封止を行う。この封止材11として
は、エポキシアクリレート系の紫外線硬化樹脂が用いら
れる。この封止材11は硬化時に収縮する。
【0013】次に、本発明の特徴部分の1つとして注入
口の近傍を図3(a),(b)を参照しつつ、詳しく説
明する。ここの部分においては、特に図3(a)からわ
かるように、シール材6の両端が、それぞれ、鈎状に曲
って下部基板4の縁4Aに向う端部6aを有している。
これにより、上記の縁4Aとシール材6との間に隙間9
が形成される。この隙間9には、厚さ方向に延びる支柱
状のダミーパターン10,10,…が、例えば、シール
材6と同一材料のものによって同一工程で形成されてい
る。これらの支柱状のダミーパターン10,10,…が
上記2つの基板3,4間に挟持されている。液晶注入後
に注入口7を封止材11で封止する。この封止材11
は、図3(b)に示す如く、注入口7を塞ぐと共に前記
隙間9に入り込む。この隙間9においては、あたかも、
封止材11中にダミーパターン10,10,…が埋め込
まれた状態となっている。この状態において、封止材1
1が硬化収縮しようとすると、厚さ方向にも収縮しよう
として、2枚の基板3,4を厚さ方向に近づけるように
引張ろうとする。しかし、封止材11中のダミーパター
ン10,10,…がつっぱり棒のように作用して、2枚
の基板3,4が近接するのを防止して、変形するのは抑
えられる。
口の近傍を図3(a),(b)を参照しつつ、詳しく説
明する。ここの部分においては、特に図3(a)からわ
かるように、シール材6の両端が、それぞれ、鈎状に曲
って下部基板4の縁4Aに向う端部6aを有している。
これにより、上記の縁4Aとシール材6との間に隙間9
が形成される。この隙間9には、厚さ方向に延びる支柱
状のダミーパターン10,10,…が、例えば、シール
材6と同一材料のものによって同一工程で形成されてい
る。これらの支柱状のダミーパターン10,10,…が
上記2つの基板3,4間に挟持されている。液晶注入後
に注入口7を封止材11で封止する。この封止材11
は、図3(b)に示す如く、注入口7を塞ぐと共に前記
隙間9に入り込む。この隙間9においては、あたかも、
封止材11中にダミーパターン10,10,…が埋め込
まれた状態となっている。この状態において、封止材1
1が硬化収縮しようとすると、厚さ方向にも収縮しよう
として、2枚の基板3,4を厚さ方向に近づけるように
引張ろうとする。しかし、封止材11中のダミーパター
ン10,10,…がつっぱり棒のように作用して、2枚
の基板3,4が近接するのを防止して、変形するのは抑
えられる。
【0014】図4は、変形例を示すものである。図3に
おけるダミーパターン10ではシール材6と別体に構成
したものを、一体化したものである。つまり、シール材
6の一部から、くしの歯状にダミーパターン部6bを形
成したものである。
おけるダミーパターン10ではシール材6と別体に構成
したものを、一体化したものである。つまり、シール材
6の一部から、くしの歯状にダミーパターン部6bを形
成したものである。
【0015】図5は、さらに別の実施例を示すもので、
封止材11が2枚の基板3,4の間に入り込まないよう
にした例である。つまり、シール材6の先端を、基板4
の縁4Aに沿った形に曲成して封止材受け6cを形成
し、丁度この部分に封止材11がつくようにしている。
このように、封止材11を、2枚の基板3,4端部とシ
ール材6の間に侵入しないようにしたので、硬化収縮時
にあっても、これらの基板3,4が厚さ方向に引っ張ら
れて曲成されることはない。
封止材11が2枚の基板3,4の間に入り込まないよう
にした例である。つまり、シール材6の先端を、基板4
の縁4Aに沿った形に曲成して封止材受け6cを形成
し、丁度この部分に封止材11がつくようにしている。
このように、封止材11を、2枚の基板3,4端部とシ
ール材6の間に侵入しないようにしたので、硬化収縮時
にあっても、これらの基板3,4が厚さ方向に引っ張ら
れて曲成されることはない。
【0016】このように本発明の実施例によれば、注入
口近傍のシール材とセルガラス板端部の間にシール材等
によるダミーパターンを設ける、もしくは注入口部のシ
ール材パターンを封止材がセルガラス板端部とシール材
の間に侵入しない様に、セルガラス板端部まで設けてか
ら封止材塗布を行うようにしたので、封止材硬化時の収
縮の影響を最小限に抑え、ギャップの均一な液晶表示素
子を得ることが出来る。しかも、これらの製造に当たっ
ては、従来の製造工程をほとんど変更することなく、均
一ギャップの製品が得られる。
口近傍のシール材とセルガラス板端部の間にシール材等
によるダミーパターンを設ける、もしくは注入口部のシ
ール材パターンを封止材がセルガラス板端部とシール材
の間に侵入しない様に、セルガラス板端部まで設けてか
ら封止材塗布を行うようにしたので、封止材硬化時の収
縮の影響を最小限に抑え、ギャップの均一な液晶表示素
子を得ることが出来る。しかも、これらの製造に当たっ
ては、従来の製造工程をほとんど変更することなく、均
一ギャップの製品が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、これら表
示用セル各1個分の周囲をそれぞれ囲む位置にシール材
を塗布するに当り、注入口の近傍のシール材とセルガラ
ス板端部との間にシール材等によるダミーパターンを設
ける、もしくは、注入口部のシール材パターンをセルガ
ラス板端部まで設けるようにしたので、封止材塗布後に
その封止材の硬化収縮によるセルガラス板の歪みを無く
すことができ、ギャップの均一化と表示品位の向上を達
成することができる。
示用セル各1個分の周囲をそれぞれ囲む位置にシール材
を塗布するに当り、注入口の近傍のシール材とセルガラ
ス板端部との間にシール材等によるダミーパターンを設
ける、もしくは、注入口部のシール材パターンをセルガ
ラス板端部まで設けるようにしたので、封止材塗布後に
その封止材の硬化収縮によるセルガラス板の歪みを無く
すことができ、ギャップの均一化と表示品位の向上を達
成することができる。
【図1】本発明のセルの2面取りの例の全体的斜視図。
【図2】図1の1つのセルの斜視図及び分解斜視図。
【図3】本発明の要部の破断部分平面図。
【図4】図3の変形例の平面図。
【図5】図3のさらに別の変形例の平面図。
【図6】従来の封止材の構造を示す断面図。
1 上部大型基板 2 下部大型基板 3 上部基板 4 下部基板 5 セル 6 シール材 6a 端部 6b ダミーパターン部 6c 封止材受け 7 注入口 9 隙間 10 ダミーパターン 11 封止材
フロントページの続き (72)発明者 南 東 鉉 大韓民国慶尚北道亀尾市工団洞257番地 オリオン電気株式会社第3工場内 (72)発明者 兪 成 載 大韓民国慶尚北道亀尾市工団洞257番地 オリオン電気株式会社第3工場内
Claims (5)
- 【請求項1】一対の基板間にシール材を挟み、これらに
よって作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ目
としての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止材
で封止してなる液晶表示装置において、 少なくとも前記注入口近傍においては、前記シール材は
前記一対の基板の縁よりも内側に位置して、前記一対の
基板を直接厚さ方向に対向させる隙間を有し、この隙間
に、前記一対の基板に挟持されるダミーパターンを形成
し、前記封止材は前記注入口からこの隙間にかけて配置
され、この封止材中に前記ダミーパターンが埋め込まれ
た形に存在して前記一対の基板を厚さ方向に支える、こ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】前記ダミーパターンは、厚さ方向に延びる
薄い柱状のものである、請求項1の液晶表示装置。 - 【請求項3】前記ダミーパターンは、前記シール材と同
一の材料によって構成されている、請求項1の液晶表示
装置。 - 【請求項4】前記ダミーパターンは、前記シール材から
その一部を延成したものとして構成されている、請求項
3の液晶表示装置。 - 【請求項5】一対の基板間にシール材を挟み、これらに
よって作られる液晶注入空間に、このシール材の切れ目
としての注入口より液晶を注入し、その注入口を封止材
で封止してなる液晶表示装置において、 前記一対の基板の縁よりも内側に位置している前記シー
ル材は、相対向する一対の先端が前記注入口を形成して
おり、前記一対の先端が、前記一対の基板の縁と同じつ
らに達するまで延成された封止材受け部となっており、
前記封止材は、前記シール材の前記一対の封止材受けに
跨がって付設されて前記注入口を塞いでおり、この封止
材は前記端部と前記シール材の間に侵入しない、ことを
特徴とする、液晶表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226551A JPH1068958A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 液晶表示装置 |
KR1019970038202A KR19980018573A (ko) | 1996-08-28 | 1997-08-11 | 액정표시장치 |
CN97116217A CN1175702A (zh) | 1996-08-28 | 1997-08-28 | 液晶显示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226551A JPH1068958A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068958A true JPH1068958A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16846936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8226551A Pending JPH1068958A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 液晶表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1068958A (ja) |
KR (1) | KR19980018573A (ja) |
CN (1) | CN1175702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4869344B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-02-08 | 京セラ株式会社 | 液晶表示パネル用部材およびこれを用いた液晶表示パネルならびに液晶表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101123331B1 (ko) * | 2004-08-30 | 2012-03-26 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 제조용 모 패널 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP8226551A patent/JPH1068958A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-11 KR KR1019970038202A patent/KR19980018573A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-08-28 CN CN97116217A patent/CN1175702A/zh active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4869344B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-02-08 | 京セラ株式会社 | 液晶表示パネル用部材およびこれを用いた液晶表示パネルならびに液晶表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19980018573A (ko) | 1998-06-05 |
CN1175702A (zh) | 1998-03-11 |
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