JPH0829795A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0829795A
JPH0829795A JP16840494A JP16840494A JPH0829795A JP H0829795 A JPH0829795 A JP H0829795A JP 16840494 A JP16840494 A JP 16840494A JP 16840494 A JP16840494 A JP 16840494A JP H0829795 A JPH0829795 A JP H0829795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
injection hole
substrate
members
columnar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16840494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Noda
英敏 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP16840494A priority Critical patent/JPH0829795A/ja
Publication of JPH0829795A publication Critical patent/JPH0829795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セル厚の均一性を向上する。 【構成】 一方の基板部材2の表面2aには接着部材1
2,13が形成され、さらに注入孔15を形成する表面
2aには、注入孔幅に対する柱状部材の幅の割合および
注入孔面積に対する柱状部材の占める面積の割合が最適
化された柱状部材16〜18が形成される。このような
基板部材2に他方の基板部材3が貼合わせられ、これに
よって液晶材料が注入されるべき空間と、当該空間に連
通する注入孔15が形成される。注入孔15からは液晶
材料が前記空間に注入され、液晶材料の注入が終了する
と、前記注入孔15が封止部材19によって封止され
る。したがって、封止時の封止用樹脂の収縮によって柱
状部材16〜18が変形することがなく、注入孔付近の
セル厚が薄くなることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばパーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ、およびOHP(オーバ
ーヘッドプロジェクタ)などのOA(オフィスオートメ
ーション)機器用、携帯型端末用、電子時計用および車
載用表示手段などとして好適に用いられる液晶表示装置
およびその製造方法に関し、特にセル厚均一性の高い液
晶表示装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、柱状部材49,50を有する
従来の液晶表示装置41の構成を示す平面図である。液
晶表示装置41は、一対の基板部材42,43間に液晶
層を挟持して構成される。基板部材42,43はそれぞ
れ液晶駆動用の電極と、液晶層に最近接する配向膜と、
これらが形成される、たとえばガラス製の透光性基板と
を含んで構成される。互いの基板部材42,43の前記
電極の重なる領域によって表示領域44が形成される。
このような一対の基板部材42,43は、接着部材45
によって接着される。
【0003】接着部材45は、一方の基板部材42の液
晶層側となる表面42aであって、前記表示領域44と
なる領域と、基板部材42の周縁部との間に、前記基板
部材42の周縁部に沿って形成される。また、接着部材
45は、基板部材42の一方側面42b側のほぼ中央部
分が開口しており、開口部47を形成する2つの端部4
5aから、基板部材42の前記一方側面42b側端部ま
でそれぞれ、互いに平行に形成される部分を、以後接着
部材46という。
【0004】一対の基板部材42,43を貼合わせたと
きに、基板部材42の液晶層側表面42aと基板部材4
3の液晶層側表面と接着部材45とによって囲まれる空
間は液晶材料が充填されるべき空間、すなわち液晶層と
なる空間である。また、基板部材42の液晶層側表面4
2aと基板部材43の液晶層側表面と接着部材46とに
よって囲まれる空間は、液晶層を形成するために液晶材
料が注入される注入孔48となる空間である。
【0005】また、一方の基板部材42の表面42aに
おける前記注入孔48を形成する領域(以下、「注入孔
領域」という)52には、2つの柱状部材49,50が
形成される。2つの柱状部材49,50は、共に同じ大
きさ、同じ形状の四角柱であり、前記接着部材45,4
6と同様の材料から成る。前記接着部材45,46およ
び柱状部材49,50となる樹脂は一方の基板部材42
の前記表面42a上に、たとえば印刷法によって同時に
塗布される。2つの柱状部材49,50は、具体的に、
一方の基板部材42の表面42aに平行であって、液晶
注入方向67とは直交する方向を幅方向としたとき、注
入孔幅Eを二等分する中心線53に対して線対称な位置
に間隔をあけてそれぞれ配置される。図示されるもの
は、柱状部材49,50の底面における長手方向が液晶
注入方向67と平行となるように配置したものである。
【0006】このような一方の基板部材42の表面42
aには、さらにその全面に図示しないスペーサが散布さ
れる。スペーサは、一対の基板部材42,43の間隔を
所定の間隔に保持するためのものである。このような一
方の基板部材42の表面42aと、他方の基板部材43
の液晶層側となる表面とが互いに対向するようにして貼
合わせられる。したがって、一対の基板部材42,43
は前記スペーサによって間隔をあけて、接着部材45,
46によって接着される。なお、前記2つの柱状部材4
9,50の高さは液晶層の厚さと等しくなる。
【0007】一対の基板部材42,43を貼合わせるこ
とによって形成される前記注入孔48から、液晶材料
が、たとえば真空注入法によって注入され、これによっ
て一対の基板部材42,43間に挟持される液晶層が形
成される。液晶材料の注入が終了とすると、注入した液
晶材料が漏れないように前記注入孔48が封止部材51
によって封止される。封止部材51は、たとえば紫外線
硬化性樹脂で実現され、当該樹脂を一対の基板部材4
2,43の注入孔48側の側面42b,43bに、前記
注入孔48を覆って塗布し、紫外線を照射することによ
って硬化させる。
【0008】前記柱状部材49,50は、液晶注入時に
おいて、液晶材料の浸入速度を抑制し、浸入してきた液
晶材料によって注入孔48付近のスペーサが押流される
のを防止するためのものである。注入孔48付近のスペ
ーサが押流されると、この部分のスペーサがなくなって
基板部材42,43の間隔が狭くなる。したがって、セ
ル厚の均一性が低下し、表示品位が低下する。柱状部材
49,50を設けることによって上述したようにスペー
サが押流されることが防止され、表示品位の低下が抑制
される。
【0009】図15は、他の従来例である柱状部材5
4,55および柱状部材56,57をそれぞれ示す平面
図である。なお、前記液晶表示装置41と同様の構成部
材には同じ参照符号を付して示している。図15(1)
に示される2つの柱状部材54,55は、前記柱状部材
49,50と同様に、共に同じ大きさ、同じ形状の四角
柱であるけれども、その底面における長手方向が液晶注
入方向67に対して垂直となるように配置したものであ
る。また、図15(2)に示される2つの柱状部材5
6,57は、共に同じ大きさの円柱である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図16は、前記液晶表
示装置41において、液晶注入が終了し、注入孔48を
封止部材51で封止した後に生じる色むらの発生原因を
説明するための断面図である。一対の基板部材42,4
3は前述したように、透光性基板58,59、透明電極
60,61、配向膜62,63をそれぞれ含んで構成さ
れ、該一対の基板部材42,43間には液晶層64が形
成される。前記透光性基板58,59の液晶層側表面に
透明電極60,61がそれぞれ形成され、さらに透明電
極60,61を覆って配向膜62,63がそれぞれ形成
される。
【0011】液晶材料の注入が終了すると、注入孔48
を封止するために、図16(1)に示されるように基板
部材42,43の注入孔48側の側面42b,43b
に、注入孔48を覆って封止用樹脂51aが塗布され
る。このとき、塗布された封止用樹脂51aは、注入孔
48から液晶層64の内部に向かって浸透してゆく。浸
透する量は一定ではなく、たとえば図示されるように柱
状部材49,50を超えてさらに内部まで浸透する。
【0012】封止用樹脂51aは硬化させることによっ
て封止部材51となる。硬化時において、前記封止用樹
脂51aは収縮するので、基板部材42,43は、図1
6(2)に示される矢符66の方向、すなわち基板部材
42,43の互いに対向する基板部材43,42方向へ
の力を受ける。従来の柱状部材49,50は比較的強度
が弱く、したがって柱状部材49,50が変形するとと
もに、基板部材42,43が撓む。このため、注入孔4
8付近のセル厚が薄くなり、色むらが発生する。
【0013】図17は、上述したようにして生じる色む
ら発生領域65を示す平面図である。たとえば図示され
る注入孔48付近の領域65(斜線を付して示す領域)
に色むらが生じ、表示品位の低下を招く。なお、図15
に示される従来の柱状部材54〜57を有する液晶表示
装置においても同様の問題が生じる。
【0014】本発明の目的は、セル厚均一性の高い液晶
表示装置およびその製造方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向して配置
される一対の基板部材と、前記一対の基板部材間に介在
される液晶層と、前記一対の基板部材間に介在され、液
晶材料が注入されるべき空間および当該空間に連通する
注入孔を形成する接着部材と、前記一対の基板部材間で
あって、前記注入孔内に配置される柱状部材と、前記注
入孔を封止する封止部材とを含んで構成される液晶表示
装置において、基板部材の表面に平行であって、液晶材
料の注入方向とは直交する方向を幅方向としたとき、注
入孔幅に対する柱状部材の幅の割合が30%以上90%
以下の範囲に選ばれ、前記注入孔を形成する基板部材の
表面の面積に対する柱状部材の占める面積の割合が15
%以上25%以下の範囲に選ばれることを特徴とする液
晶表示装置である。
【0016】また本発明は、前記柱状部材は、複数個の
三角柱であり、各三角柱は、基板部材の表面に平行な平
面であって、前記幅方向に平行に2列に配列され、各三
角柱の一側面は、幅方向に平行に、かつ注入孔外方に向
けてそれぞれ配置されることを特徴とする。
【0017】また本発明は、一対の基板部材を準備し、
前記一対の基板部材のうちのいずれか一方の基板部材の
一方表面に、開曲線状に接着部材を形成し、かつ前記一
方の基板部材の一方表面の接着部材の開口した領域に柱
状部材を形成し、前記一対の基板部材を、一方の基板部
材の一方表面と他方の基板部材の一方表面とが互いに対
向するようにして、かつ所定の間隔をあけて貼合わせ、
液晶材料が注入されるべき空間と、前記空間に連通する
注入孔とを形成し、前記注入孔から前記空間に液晶材料
を注入した後、前記注入孔を封止する液晶表示装置の製
造方法において、基板部材の表面に平行であって、液晶
材料の注入方向とは直交する方向を幅方向としたとき、
注入孔幅に対する柱状部材の幅の割合が30%以上90
%以下の範囲に選ばれ、前記注入孔を形成する基板部材
の面積に対する柱状部材の占める面積の割合が、15%
以上25%以下の範囲に選ばれることを特徴とする液晶
表示装置の製造方法である。
【0018】
【作用】本発明に従えば、対向して配置される一対の基
板部材間には、少なくとも液晶層と接着部材と柱状部材
とが配置される。前記一対の基板部材の互いに対向する
表面と前記接着部材とによって液晶材料が注入されるべ
き空間と当該空間に連通する注入孔とが形成される。前
記柱状部材は前記注入孔内に配置される。注入孔は封止
部材によって封止される。このような液晶表示装置は次
のようにして作成される。
【0019】まず、一対の基板部材を準備し、当該一対
の基板部材のうちのいずれか一方の基板部材の一方表面
に、開曲線状に前記接着部材を形成し、かつ接着部材の
開口した領域に前記柱状部材を形成する。接着部材と柱
状部材とを同じ材料を用いて形成することによって、両
者を同時に、たとえば印刷法によって形成することがで
きる。
【0020】次に、一方の基板部材の一方表面と他方の
基板部材の一方表面とが互いに対向するようにして、か
つ所定の間隔をあけて、前記一対の基板部材を貼合わせ
る。このように一対の基板部材を貼合わせることによっ
て、液晶材料が注入されるべき空間と、注入孔とが形成
される。なお、前記所定の間隔を開けるためには、前記
一方の基板部材の一方表面のほぼ全面にスペーサが散布
される。
【0021】さらに、前記注入孔から前記空間に液晶材
料を注入し、これによって液晶層が形成される。このと
き、前記柱状部材は液晶材料の浸入速度を抑制し、浸入
してきた液晶材料によって前記スペーサが押流されるの
を防止する。このため、注入孔付近のスペーサがなくな
ってセル厚が薄くなり、表示装置としたときに色むらな
どが発生して表示品位が低下することが防止できる。
【0022】このような液晶表示装置において、柱状部
材の大きさは次のように選ばれる。すなわち、基板部材
の表面に平行であって、液晶材料の注入方向と直交する
方向を幅方向としたとき、注入孔幅に対する柱状部材の
幅の割合は、30%以上90%以下の範囲に選ばれ、前
記注入孔を形成する基板部材の面積に対する柱状部材の
占める面積の割合は、15%以上25%以下の範囲に選
ばれる。
【0023】前述したように液晶材料の注入が終了する
と、前記注入孔は封止部材によって封止されるが、具体
的には注入孔を覆って封止用樹脂が塗布され、前記封止
用樹脂を硬化することによって封止される。ここで、塗
布された封止用樹脂の一部は、前記注入孔から液晶層内
に向かって浸透してゆき、封止用樹脂を硬化させると、
前記浸透した封止用樹脂も硬化する。硬化時には封止用
樹脂が収縮するので、前記浸透した封止用樹脂によっ
て、一対の基板部材には互いに対向する基板部材方向へ
の力が加わる。
【0024】従来技術の柱状部材では前述したような幅
の割合および面積の割合が比較的小さく、前記封止用樹
脂の収縮によって加わる力に耐えきれずに、柱状部材が
変形してしまう。このため、基板部材が撓み、注入孔付
近のセル厚が薄くなる。これによって、表示装置として
用いたときに色むらが発生する。一方、本発明のように
柱状部材の幅の割合および面積の割合を選ぶことによっ
て、封止用樹脂の収縮によって加わる力にも耐え得る柱
状部材を形成することができ、注入孔付近のセル厚が薄
くなることがなくなる。したがって、表示装置として用
いたときの色むらの発生もなくなる。なお、幅の割合お
よび面積の割合が前記範囲よりも大きくなると、液晶材
料の注入時間が長くなるという不都合が生じるので好ま
しくない。
【0025】また本発明に従えば、前記柱状部材は複数
個の三角柱であり、各三角柱は基板部材の表面に平行な
平面であって、前記幅方向に平行に2列に配列され、各
三角柱の一側面は幅方向に平行に、かつ注入孔外方に向
けてそれぞれ配置される。3つの三角柱を上述したよう
に設けた場合において、セル厚均一性の高い液晶表示装
置が得られ、また目視における色むらのない液晶表示装
置が得られることが確認された。
【0026】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例であり、柱状
部材16〜18を有する液晶表示装置1の構成を示す平
面図である。図2は、前記液晶表示装置1を図1に示さ
れる切断面線I−Iで切断したときの断面図である。ま
た、図3は前記液晶表示装置1の製造方法を示す工程図
であり、図4は前記製造方法を段階的に示す平面図であ
り、図5はその断面図である。
【0027】液晶表示装置1は、一対の基板部材2,3
間に液晶層4を挟持して構成される。一対の基板部材
2,3は、透光性基板5,6、透明電極7,8および配
向膜9,10をそれぞれ含んで構成される。図4(1)
および図5(1)に示されるように、たとえばガラスで
実現される透光性基板5の液晶層側となる表面5aに、
たとえばITO(インジウム錫酸化物)で実現される透
明電極7が所定の形状に形成され、さらに透明電極7を
覆って、たとえばポリイミド樹脂で実現される配向膜9
が形成される。このようにして一対の基板部材のうちの
一方の基板部材2が形成され、同様にして他方の基板部
材3も形成される。工程a1では、このような一対の基
板部材2,3が準備される。
【0028】一対の基板部材2,3を貼合わせたとき
に、一方の基板部材2が有する透明電極7と、他方の基
板部材3が有する透明電極8との重なり合う領域が表示
に寄与する有効表示領域であり、たとえばそれぞれの透
明電極7,8を複数の帯状に形成して、互いに直交する
ように配置することによって、前記有効表示領域が複数
でき、当該有効表示領域を絵素とするマトリクス表示が
可能となる。このような複数の有効表示領域を含んで矩
形状の表示領域11が形成される。本実施例の表示領域
11の大きさは、その対角線の長さが10インチに選ば
れる。なお、表示方式は前述したようなマトリクス表示
方式に限らず、たとえばTFT(薄膜トランジスタ)な
どのスイッチング素子を設けたアクティブマトリクス表
示方式であってもよい。また、その他の方式であっても
よい。
【0029】前記一対の基板部材2,3は、接着部材1
2によって接着される。接着部材12は、たとえば熱硬
化性樹脂で実現される。工程a2では、図4(2)およ
び図5(2)に示されるように、前記接着部材12が形
成される。接着部材12は、一方の基板部材2の液晶層
側となる表面2aであって、前記表示領域11となる領
域と、基板部材2の周縁部との間に、前記基板部材2の
周縁部に沿って形成される。また、接着部材12は、基
板部材2の一方側面2b側のほぼ中央部分が開口してお
り、開口部14を形成する2つの端部12aから、基板
部材2の前記一方側面2b側端部までそれぞれ、互いに
平行に形成される部分を、以後接着部材13という。
【0030】一対の基板部材2,3を貼合わせたとき
に、基板部材2の液晶層側表面2aと基板部材3の液晶
層側表面3aと接着部材12とによって囲まれる空間
は、液晶材料が充填されるべき空間、すなわち液晶層4
となる空間である。また、基板部材2の液晶層側表面2
aと基板部材3の液晶層側表面3aと接着部材13とに
よって囲まれる空間は、液晶層4を形成するために液晶
材料が注入される注入孔15となる空間である。
【0031】また工程a2では、柱状部材16〜18が
形成される。一方の基板部材2の表面2aの前記注入孔
15を形成する領域には、前記接着部材12,13と同
様な材料で実現される柱状部材16〜18が形成され
る。本実施例では、三角柱状の3つの柱状部材16〜1
8が後述するような大きさおよび位置関係で形成され
る。前記接着部材12,13および柱状部材16〜18
となる樹脂は、基板部材2の前記表面2a上に、たとえ
ば印刷法によって同時に塗布される。
【0032】このような一方の基板部材2の表面2aに
は、さらにその全面に図示しないスペーサが散布され
る。スペーサは、一対の基板部材2,3の間隔を所定の
間隔に保持するためのものであり、たとえばプラスチッ
ク製の球状のものが用いられる。
【0033】工程a3では、図4(3)および図5
(3)に示されるように、一方の基板部材2の表面2a
と、他方の基板部材3の液晶層側となる表面3aとが互
いに対向するようにして、一対の基板部材2,3が貼合
わせられる。したがって、一対の基板部材2,3は、前
記スペーサによって所定の間隔をあけて、接着部材1
2,13によって接着される。本実施例では、一対の基
板部材2,3の間隔が7.5μmとなるように設定し
た。なお、前記3つの柱状部材16〜18の高さは、液
晶層4の厚さと等しくなる。
【0034】工程a4では、図5(4)に示されるよう
に、基板部材2の表面2aと基板部材3の表面3aと接
着部材13とによって囲まれる空間、すなわち注入孔1
5から液晶材料が、たとえば真空注入法によって注入さ
れ、これによって一対の基板部材2,3間に挟持される
液晶層4が形成される。本実施例では、液晶材料として
STN(スーパーツイステッドネマティック)型の液晶
材料を用いた。前記柱状部材16〜18は、液晶注入時
において、液晶材料の浸入速度を抑制し、浸入してきた
液晶材料によって注入孔15付近のスペーサが押流され
るのを防止するためのものである。注入孔15付近のス
ペーサが押流されると、この部分のスペーサがなくなっ
て基板部材2,3の間隔が狭くなる。したがって、セル
厚の均一性が低下し、表示品位が低下する。柱状部材1
6〜18を設けることによって、上述したようにスペー
サが押流されることが防止され、表示品位の低下が抑制
される。
【0035】液晶材料の注入が終了とすると、工程a5
で、図4(4)および図5(5)に示されるように、注
入した液晶材料が漏れないように前記注入孔15が封止
部材19によって封止される。封止部材19は、たとえ
ば紫外線硬化性樹脂で実現され、さらに詳しくはエポキ
シ系またはアクリル系樹脂等の紫外線硬化性樹脂で実現
される。このような樹脂を一対の基板部材2,3の注入
孔15側の側面2b,3bに、前記注入孔15を覆って
塗布し、紫外線を照射することによって硬化させる。
【0036】図6は、前記柱状部材16〜18を拡大し
て示す平面図である。一方の基板部材2の表面2aにお
ける前記注入孔15を形成する領域(以下、「注入孔領
域」という)20に形成される3つの柱状部材16〜1
8は、基板部材2の表面2aに平行であって液晶注入方
向30とは直交する方向を幅方向としたとき、注入孔領
域20の幅、すなわち接着部材13間の間隔をDとし、
各柱状部材16〜18の最大柱状部材幅をそれぞれd
1,d2,d3とし、d1〜d3の合計をdとすると、
(d/D)×100が30%以上90%以下の範囲とな
るように選ばれる。
【0037】また、前記注入孔領域20の面積をRと
し、各柱状部材16〜18の底面積をそれぞれr1,r
2,r3とし、r1〜r3の合計をrとすると、(r/
R)×100が15%以上25%以下の範囲となるよう
に選ばれる。
【0038】本実施例では、注入孔領域20の幅D=1
2mmとし、注入孔領域20の面積R=16.8mm2
とし、3つの柱状部材16〜18の最大柱状部材幅d1
〜d3の合計幅d=8.6mmとし、3つの柱状部材1
6〜18の底面積r1〜r3の合計面積r=3.01m
2とした。すなわち、(d/D)×100=71.7
%となり、(r/R)×100=17.9%となる。
【0039】図7は、前記柱状部材16〜18の位置関
係を示す平面図である。3つの柱状部材16〜18は、
注入孔領域20の幅Dを二等分する前記幅方向に対して
垂直な中心線21に対して、線対称に配置される。2つ
の柱状部材16,17は中心線21に対して互いに線対
称な位置にそれぞれ配置され、他の柱状部材18は、中
心線21上に配置される。3つの柱状部材16〜18は
その底面が二等辺三角形であり、柱状部材16はその底
面の互いに等しい角度を有する角16b,16cで挟ま
れた底辺16dが、注入孔領域20の液晶層側端部20
bと一致するように配置される。また、柱状部材16の
前記底辺16dに対向する頂点16aが液晶層4とは反
対方向に向かって配置される。符号L1は、基板部材2
の表面2aに平行であって、前記幅Dに対して垂直な注
入孔領域20の長さ、すなわち注入孔領域20の一方端
部20aから他方端部20bまでの長さを表し、符号L
2は注入孔領域20の一方端部20aから前記柱状部材
16の頂点16aまでの前記長さL1に平行な長さを表
す。また、前記中心線21から柱状部材16の中心線2
1に最も近接する角16cまでの前記幅Dに平行な長さ
がL3で表され、前記中心線21から柱状部材16の中
心線21とは最も離れた角16bまでの前記幅Dに平行
な長さがL4で表される。このような柱状部材16と線
対称に柱状部材17が配置される。
【0040】また、柱状部材18は、その底面の互いに
等しい角度を有する角18b,18cで挟まれた底辺1
8dを二等分する点と前記底辺18dに対向する頂点1
8aとが、前記中心線21に一致するように配置され
る。符号L6は、注入孔領域20の一方端部20aから
前記柱状部材18の底辺18dまでの前記長さL1に平
行な長さを表し、符号L7は前記注入孔領域20の一方
端部20aから前記柱状部材18の頂点18aまでの前
記長さL1に平行な長さを表す。また、底辺18dの長
さがL5で表される。本実施例では、L1〜L7を次の
ように設定した。すなわち、L1=1.4mm、L2=
0.75mm、L3=1.6mm、L4=4.4mm、
L5=3.0mm、L6=0.3mm、およびL7=
1.0mmとした。したがって、柱状部材18の底辺1
8dに対向する頂点18aは、液晶層4の方向に向かっ
て配置される。なお、L5=d3であり、L4−L3=
d1=d2である。
【0041】図8は、本発明の第2の実施例である液晶
表示装置の柱状部材22,23を示す平面図である。ま
た、図9は前記柱状部材22,23の形状および位置関
係を示す平面図である。なお、第2および後述する第3
の実施例の液晶表示装置は、柱状部材以外は第1の実施
例の液晶表示装置1と同様にして構成されるので、同じ
部材には同じ参照符号を付して示している。
【0042】本実施例は、一方の基板部材2の表面2a
の注入孔領域20に2つの柱状部材22,23を形成し
たものである。各柱状部材22,23の最大柱状部材幅
をそれぞれd4,d5とし、d4とd5との合計d=
5.0mmとした。D=12mmであり、(d/D)×
100=41.7%となる。また、各柱状部材22,2
3の底面積をそれぞれr4,r5とし、r4とr5との
合計r=3.1mm2とした。注入孔領域20の面積R
=16.8mm2であり、(r/R)×100=18.
5%となる。
【0043】柱状部材22,23は同じ形状であり、中
心線21に対して線対称な位置に所定の間隔をあけてそ
れぞれ配置される。柱状部材22,23は、それぞれ同
様の四角柱状部材25と三角柱状部材26とを組合わせ
て成る形状を有している。四角柱状部材25の底面は、
矩形であり、一方の一対の辺と他方の一対の辺との長さ
は互いに異なる。このような四角柱状部材25は、その
底面の短手方向の一方の辺25aが注入孔領域20の他
方端部20bと一致するようにして配置される。なお、
長手方向の長さは注入孔領域20の一方端部20aから
他方端部20bまでの長さよりも短い。
【0044】三角柱状部材26の底面は、直角三角形で
あり、直角を挟持する2つの辺のうちのいずれか一方の
辺26bの長さは、前記四角柱状部材25の底面の長手
方向の長さよりも短い。このような三角柱状部材26
は、前記一方の辺26bが、前記四角柱状部材25の底
面の長手方向の2つの辺のうちの中心線21に最近接す
る辺に対向する辺25bに接するように配置され、かつ
前記一方の辺26bとは異なる他方の辺26aが注入孔
領域20の他方端部20bと一致するようにして配置さ
れる。
【0045】なお、柱状部材22,23の形状および位
置関係を説明する上で、柱状部材22,23を上述した
四角柱状部材25と三角柱状部材26とに分けたもので
あり、上述したような形状であり、かつ位置に配置され
る柱状部材22,23であれば、たとえば一体形成され
るものなど、どのようなものであってもよい。
【0046】図10は、本発明の第3の実施例である液
晶表示装置の柱状部材24を示す平面図である。また、
図11は前記柱状部材24の形状および位置関係を示す
平面図である。本実施例は、一方の基板部材2の表面2
aの注入孔領域20に1つの柱状部材24を形成したも
のである。柱状部材24の最大柱状部材幅をd6(すな
わちd)とし、d=5.0mmとした。D=12mmで
あり、(d/D)×100=41.7%となる。また、
柱状部材24の底面積をr6(すなわちr)とし、r=
4.0mm2とした。R=16.8mm2であり、(r/
R)×100=23.8%となる。
【0047】柱状部材24は、中心線21上に配置され
る。柱状部材24は2つの四角柱状部材27,28を組
合わせて成る形状を有している。一方の四角柱状部材2
7の底面は矩形であり、一方の一対の辺と他方の一対の
辺との長さは互いに異なる。このような四角柱状部材2
7はその底面の長手方向の一方の辺27aが注入孔領域
20の他方端部20bと一致するようにして、かつ前記
辺27aおよび当該辺27aに対向する辺27bの中心
点が中心線21と一致するようにして配置される。他方
の四角柱状部材28の底面は台形であり、互いに平行な
辺28a,28bのうちの長さの長い方の辺28bは、
前記一方の四角柱状部材27の底面の長手方向の長さと
同じ長さである。このような四角柱状部材28は、その
底面の前記辺28bが前記一方の四角柱状部材27の辺
27bに接するように配置される。したがって、辺28
bの中心点および前記辺28bに対向する辺28aの中
心点は、前記中心線21上に配置される。
【0048】なお、本実施例においても、柱状部材24
の形状および位置関係を説明する上で、前記柱状部材2
4を2つの四角柱状部材27,28に分けたものであ
り、上述したような形状であり、かつ位置に配置される
柱状部材24であれば、たとえば一体形成されるものな
ど、どのようなものであってもよい。
【0049】以下の表1には、前述した第1〜第3の実
施例のセル厚のばらつき、液晶材料の注入時間および色
むら発生率の評価結果を示す。セル厚のばらつきは、注
入孔15付近について評価した結果であり、また色むら
の発生状況は目視にて判断した。なお、比較例1として
図12に示される柱状部材49,50を有する従来の液
晶表示装置の結果を示し、また比較例2として前記柱状
部材49,50と同じ形状で、底面積を40%拡大した
柱状部材を有する液晶表示装置の結果を示した。比較例
1,2の注入孔幅に対する柱状部材の幅の割合は、それ
ぞれ10%,30%であり、注入孔を形成する基板部材
の表面の面積に対する柱状部材の占める面積の割合は、
それぞれ9%,12.6%である。
【0050】
【表1】
【0051】セル厚のばらつきは、目標値7.5μmの
ときのものであり、比較例1,2では7.5μmよりも
小さい範囲でのばらつきであるけれども、実施例1〜3
では7.5μmを含んだ範囲でのばらつきであり、また
ばらつきの範囲が小さくなっていることが分かる。液晶
注入時間は、比較例1,2とほとんど変わらないことが
分かる。また、色むら発生率は比較例1で約1.5%で
あり、比較例2で約0.5%に減少しているけれども、
実施例1〜3では0%であった。
【0052】前述したように、液晶材料の注入が終了す
ると、注入孔15は封止部材19によって封止される。
このとき注入孔15を覆って塗布された封止用樹脂は、
その一部が前記注入孔15から液晶層4内に向かって浸
透してゆき、封止用樹脂を硬化させると前記浸透した封
止用樹脂も硬化する。硬化時には封止用樹脂が収縮する
ので、前記浸透した封止用樹脂によって一対の基板部材
2,3には互いに対向する基板部材3,2方向への力が
加わる。
【0053】従来技術の柱状部材では、前記封止用樹脂
の収縮によって加わる力に耐えきれず、柱状部材が変形
し、注入孔付近のセル厚が薄くなり、色むらが発生す
る。一方、本発明に基づく実施例では、従来の柱状部材
よりも幅の割合および面積の割合が大きく、前記収縮に
よる力にも耐え得る柱状部材を形成することできる。し
たがって、注入孔付近のセル厚が薄くなることはなく、
色むらの発生もなくなる。
【0054】図12は、本発明に基づいて得られた注入
孔幅に対する柱状部材の幅の割合(d/D)×100
と、液晶注入時間または色むら発生率との関係を示すグ
ラフである。また、図13は、本発明に基づいて得られ
た注入孔を形成する基板部材の表面の面積に対する柱状
部材の占める面積の割合(r/R)×100と、液晶注
入時間または色むら発生率との関係を示すグラフであ
る。曲線S1は幅の割合と液晶注入時間との関係を示
し、曲線S2は幅の割合と色むら発生率との関係を示
し、曲線S3は面積の割合と液晶注入時間との関係を示
し、曲線S4は面積の割合と色むら発生率との関係を示
す。
【0055】幅の割合および面積の割合が前述した範囲
よりも小さくなると、色むら発生率が高くなるため、表
示品位の向上を図る上で好ましくない。また、幅の割合
および面積の割合が前述した範囲よりも大きくなると、
液晶注入時間が長くなるため、製造効率の向上を図る上
で好ましくない。
【0056】なお、本実施例では液晶表示装置の例につ
いて説明したけれども、本発明は一対の基板部材間に液
晶材料を注入して封止して構成される液晶表示装置であ
ればよく、前述したような表示装置に限るものではな
い。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一対の基
板部材間の注入孔内に配置される柱状部材の幅の割合お
よび面積の割合が最適化されて柱状部材の強度が向上す
るので、注入孔を封止部材で封止するときに生じる封止
用樹脂の収縮による柱状部材の変形がなくなり、注入孔
付近のセル厚が薄くなることがなくなる。したがって、
表示装置として用いたときの色むらをなくすことができ
る。
【0058】また、本発明によれば、柱状部材として複
数個の三角柱を、基板部材の表面に平行な平面であっ
て、幅方向に平行に2列に配列し、各三角柱の一側面を
幅方向に平行に、かつ注入孔外方に向けてそれぞれ配置
したときに、セル厚均一性の高い液晶表示装置が得られ
ることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であり、柱状部材16〜
18を有する液晶表示装置1の構成を示す平面図であ
る。
【図2】前記液晶表示装置1を図1に示される切断面線
I−Iで切断したときの断面図である。
【図3】前記液晶表示装置1の製造方法を示す工程図で
ある。
【図4】前記製造方法を段階的に示す平面図である。
【図5】前記製造方法を段階的に示す断面図である。
【図6】前記柱状部材16〜18を拡大して示す平面図
である。
【図7】前記柱状部材16〜18の位置関係を示す平面
図である。
【図8】本発明の第2の実施例である液晶表示装置の柱
状部材22,23を示す平面図である。
【図9】前記柱状部材22,23の形状および位置関係
を示す平面図である。
【図10】本発明の第3の実施例である液晶表示装置の
柱状部材24を示す平面図である。
【図11】前記柱状部材24の形状および位置関係を示
す平面図である。
【図12】注入孔幅に対する柱状部材の幅の割合と、液
晶注入時間および色むら発生率との関係を示すグラフで
ある。
【図13】注入孔を形成する基板部材の表面に対する柱
状部材の占める面積の割合と、液晶注入時間および色む
ら発生率との関係を示すグラフである。
【図14】柱状部材49,50を有する従来の液晶表示
装置41の構成を示す平面図である。
【図15】他の従来例である液晶表示装置の柱状部材5
4,55および柱状部材56,57をそれぞれ示す平面
図である。
【図16】前記液晶表示装置41において、注入孔48
を封止することによって生じる色むらの発生原因を説明
するための断面図である。
【図17】色むら発生領域65を示す平面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2,3 基板部材 4 液晶層 12,13 接着部材 14 開口部 15 注入孔 16〜18,22〜24 柱状部材 19 封止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置される一対の基板部材と、 前記一対の基板部材間に介在される液晶層と、 前記一対の基板部材間に介在され、液晶材料が注入され
    るべき空間および当該空間に連通する注入孔を形成する
    接着部材と、 前記一対の基板部材間であって、前記注入孔内に配置さ
    れる柱状部材と、 前記注入孔を封止する封止部材とを含んで構成される液
    晶表示装置において、 基板部材の表面に平行であって、液晶材料の注入方向と
    は直交する方向を幅方向としたとき、注入孔幅に対する
    柱状部材の幅の割合が30%以上90%以下の範囲に選
    ばれ、 前記注入孔を形成する基板部材の表面の面積に対する柱
    状部材の占める面積の割合が15%以上25%以下の範
    囲に選ばれることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記柱状部材は、複数個の三角柱であ
    り、各三角柱は、基板部材の表面に平行な平面であっ
    て、前記幅方向に平行に2列に配列され、各三角柱の一
    側面は、幅方向に平行に、かつ注入孔外方に向けてそれ
    ぞれ配置されることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 一対の基板部材を準備し、 前記一対の基板部材のうちのいずれか一方の基板部材の
    一方表面に、開曲線状に接着部材を形成し、かつ前記一
    方の基板部材の一方表面の接着部材の開口した領域に柱
    状部材を形成し、 前記一対の基板部材を、一方の基板部材の一方表面と他
    方の基板部材の一方表面とが互いに対向するようにし
    て、かつ所定の間隔をあけて貼合わせ、液晶材料が注入
    されるべき空間と、前記空間に連通する注入孔とを形成
    し、 前記注入孔から前記空間に液晶材料を注入した後、前記
    注入孔を封止する液晶表示装置の製造方法において、 基板部材の表面に平行であって、液晶材料の注入方向と
    は直交する方向を幅方向としたとき、注入孔幅に対する
    柱状部材の幅の割合が30%以上90%以下の範囲に選
    ばれ、 前記注入孔を形成する基板部材の面積に対する柱状部材
    の占める面積の割合が、15%以上25%以下の範囲に
    選ばれることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
JP16840494A 1994-07-20 1994-07-20 液晶表示装置およびその製造方法 Pending JPH0829795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16840494A JPH0829795A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 液晶表示装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16840494A JPH0829795A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 液晶表示装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0829795A true JPH0829795A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15867500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16840494A Pending JPH0829795A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 液晶表示装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829795A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016867A1 (fr) * 1996-10-16 1998-04-23 Seiko Epson Corporation Appareil a cristaux liquides, sa fabrication et dispositif d'affichage associe
JP2002107734A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Toshiba Corp 液晶表示装置
KR100491020B1 (ko) * 2001-07-05 2005-05-24 가부시끼가이샤 도시바 평면표시소자의 제조방법
KR100691317B1 (ko) * 2000-05-10 2007-03-12 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 주입장치와 액정주입방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016867A1 (fr) * 1996-10-16 1998-04-23 Seiko Epson Corporation Appareil a cristaux liquides, sa fabrication et dispositif d'affichage associe
US6151092A (en) * 1996-10-16 2000-11-21 Seiko Epson Corporation Liquid crystal device, including support columns
KR100691317B1 (ko) * 2000-05-10 2007-03-12 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 주입장치와 액정주입방법
JP2002107734A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Toshiba Corp 液晶表示装置
KR100491020B1 (ko) * 2001-07-05 2005-05-24 가부시끼가이샤 도시바 평면표시소자의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7133110B2 (en) LCD device having pillar spacers in a cell gap receiving liquid crystal
KR100979373B1 (ko) 액정 표시 장치
JP3388463B2 (ja) 液晶表示パネル
US8405814B2 (en) Liquid crystal display device and fabricating method thereof
US20090290117A1 (en) Liquid crystal display device
KR101595659B1 (ko) 액정 표시 소자 및 그 제조 방법
JP2001084100A (ja) タッチセンサ式液晶表示装置および液晶表示装置
JPH11202349A (ja) 表示装置
KR100575324B1 (ko) 액정 표시 장치
JP4335632B2 (ja) 液晶表示装置の製造方法
TW200304564A (en) Electro-optic device and electronic device
JPH11183915A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
US9766507B2 (en) Liquid crystal display device
JPH0829795A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JP2007114461A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
US20040183991A1 (en) Liquid crystal display panel and method for manufacturing the same
JP3390405B2 (ja) 液晶表示パネル及びその製造方法
US11092866B2 (en) Display panel and manufacturing method thereof, driving method and display device
TWI225558B (en) Liquid crystal display and fabrication method thereof
JP2001324720A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JP3861530B2 (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP2004045614A (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器
JPH05100232A (ja) 液晶表示装置
JP3048379B2 (ja) 液晶表示器の製造方法
JP2751835B2 (ja) 液晶表示装置