JPH1068602A - 形状測定装置 - Google Patents

形状測定装置

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JPH1068602A
JPH1068602A JP23865996A JP23865996A JPH1068602A JP H1068602 A JPH1068602 A JP H1068602A JP 23865996 A JP23865996 A JP 23865996A JP 23865996 A JP23865996 A JP 23865996A JP H1068602 A JPH1068602 A JP H1068602A
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JP
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displacement
error
measured
inclination angle
error signal
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JP23865996A
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English (en)
Inventor
Kohei Shinpo
晃平 新保
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度かつ短時間で形状測定を可能とするこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明の形状測定装置は,光束を被検面
に照射し,その反射光束に基づいてフォーカスエラー信
号を出力する光学式変位センサ101と,光学式変位セ
ンサ101を移動させ,光学式変位センサ101と被検
面との相対位置を変化させるx−yテーブル104と,
x−yテーブル104の変位を測定するレーザ測長器1
02,103及び参照ミラー105,106と,被検面
の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0位の誤差の
関係と被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の
感度の関係とを予め求めかつ校正値として記憶し,x−
yテーブル104の変位から被検面の傾斜角を求め,こ
の傾斜角と校正値とに基づいてx−yテーブル104の
誤差変位を求め,レーザ測長器102,103で測定し
た変位と前記誤差変位とを足し合わせる制御部108と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,精密な成形品や加
工品等で形状に精度が要求されるもの,例えば非球面レ
ンズ等の形状を非接触状態で測定することができる形状
測定装置に関し,より詳細には,高精度かつ短時間で形
状測定を行うことができる形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触状態で非球面レンズ等の自由曲面
形状測定を行う形状測定装置には光学式変位センサが用
いられる。この光学式変位センサは,対物レンズを介し
て光束を被検面に照射し,被検面からの反射光束に基づ
いて被検面と集光点との相対距離に比例して変化するフ
ォーカスエラー信号を出力するものである。形状測定装
置は,この光学式変位センサを被検面に沿って走査する
と共にフォーカスエラー信号の出力レベルを一定に保つ
ように光学式変位センサと被検面との位置を変化させ,
この光学式センサの移動を記録することにより被検面の
形状の測定を可能とするものである。
【0003】図9に光束の集光点と被検面との相対的距
離とフォーカスエラー信号の出力との関係を示す。図9
に示すように光学式変位センサのフォーカスエラー信号
は,照射された光束の光軸に対して被検面が傾斜するに
従って後述する誤差を含み変化していく。なお,図9に
は被検面の傾斜角が0度の場合と10度の場合とが示さ
れている。
【0004】図9から明かなように,フォーカスエラー
信号は通常原点近傍でリニアな挙動を示す。そこで,リ
ニアな挙動を示す部分において,被検面の傾斜角に応じ
たフォーカスエラー信号出力の誤差を2つの成分に分け
て考える。第1の誤差は,絶対位置に対してフォーカス
エラー信号が0となる点(この点を「原点」とする)が
被検面の傾斜角に応じて移動するという点である。第2
の誤差は,フォーカスエラー信号の原点近傍の変位−出
力曲線の傾き(この傾きを「感度」とする)が被検面の
傾斜角に応じて変化するという点である。本発明におい
て,上記第1の誤差を原点誤差,第2の誤差を感度誤差
と呼ぶことにする。
【0005】上記原点の移動と感度の変化は,光学式変
位センサの原理に起因して発生することの他に,光学系
の組立誤差や受光素子の特性のばらつきに起因するもの
等,様々な原因によって発生するものであるため,これ
を完全に除去することは難しい。
【0006】従来の形状測定機では専ら原点の移動によ
る誤差に着目し,フォーカスエラー信号の出力が0(原
点)に近づくように制御することにより,非球面レンズ
等の形状測定の精度を保っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
形状測定機においては,フォーカスエラー信号の出力が
十分原点に近づくように制御する必要があるため,十分
収束させるのに時間を要し,その結果測定に時間がかか
るという問題があった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,高精度かつ短時間で形状測定を可能とすることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明の請求項1に係る形状測定装置は,対物レン
ズで集光させた光束を被検面に照射し,その反射光束に
基づいてフォーカスエラー信号を出力する光学式変位セ
ンサと,少なくとも2自由度で前記光学式変位センサを
移動させ,前記光学式変位センサと前記被検面との相対
位置を変化させる移動手段と,前記移動手段の変位を測
定する変位測定手段と,前記変位測定手段で測定した前
記移動手段の変位から前記被検面の傾斜角を求める傾斜
角演算手段と,被検面の傾斜角に対する前記フォーカス
エラー信号の0位の誤差の関係と被検面の傾斜角に対す
る前記フォーカスエラー信号の感度の関係とを十分な精
度を有する校正球を用いて予め求めかつ校正値として記
憶し,前記傾斜角演算手段で求めた傾斜角と前記校正値
とに基づいて前記移動手段の誤差変位を求める誤差演算
手段と,前記変位測定手段で測定した変位と前記誤差演
算手段で求めた誤差変位とを足し合わせる合算手段と,
を備えるものである。
【0010】また,本発明の請求項2に係る形状測定装
置は,対物レンズで集光させた光束を被検面に照射し,
その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号を出力す
ると共に前記被検面の傾斜角を求める光学式変位センサ
と,少なくとも2自由度で前記光学式変位センサを移動
させ,前記光学式変位センサと前記被検面との相対位置
を変化させる移動手段と,前記移動手段の変位を測定す
る変位測定手段と,被検面の傾斜角に対する前記フォー
カスエラー信号の0位の誤差の関係と被検面の傾斜角に
対する前記フォーカスエラー信号の感度の関係とを十分
な精度を有する校正球を用いて予め求めかつ校正値とし
て記憶し,前記光学式変位センサで求めた傾斜角と前記
校正値とに基づいて前記移動手段の誤差変位を求める誤
差演算手段と,前記変位測定手段で測定した変位と前記
誤差演算手段で求めた誤差変位とを足し合わせる合算手
段と,を備えるものである。
【0011】また,本発明の請求項3に係る形状測定装
置は,対物レンズで集光させた光束を被検面に照射し,
その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号を出力す
る光学式変位センサと,少なくとも2自由度で前記光学
式変位センサを移動させ,前記光学式変位センサと前記
被検面との相対位置を変化させる移動手段と,前記移動
手段の変位を測定する変位測定手段と,前記変位測定手
段で測定した前記移動手段の変位から前記被検面の傾斜
角を求める傾斜角演算手段と,十分な精度を有する校正
球を用いて被検面の傾斜角に対する前記フォーカスエラ
ー信号の0位の誤差の関係を求める原点誤差演算手段
と,前記校正球の複数の位置で前記フォーカスエラー信
号と前記移動手段の変位との関係を求め,被検面の傾斜
角に対する前記フォーカスエラー信号の感度の関係を求
める感度誤差演算手段と,前記原点誤差演算手段で求め
た関係と前記感度誤差演算手段で求めた関係と前記傾斜
角演算手段で求めた傾斜角とに基づいて,前記移動手段
の誤差変位を求める誤差演算手段と,前記変位測定手段
で測定した変位と前記誤差演算手段で求めた誤差変位と
を足し合わせる合算手段と,を備えるものである。
【0012】更に,本発明の請求項4に係る形状測定装
置は,対物レンズで集光させた光束を被検面に照射し,
その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号を出力す
ると共に前記被検面の傾斜角を求める光学式変位センサ
と,少なくとも2自由度で前記光学式変位センサを移動
させ,前記光学式変位センサと前記被検面との相対位置
を変化させる移動手段と,前記移動手段の変位を測定す
る変位測定手段と,十分な精度を有する校正球を用いて
被検面の傾斜角に対する前記フォーカスエラー信号の0
位の誤差の関係を求める原点誤差演算手段と,前記校正
球の複数の位置で前記フォーカスエラー信号と前記移動
手段の変位との関係を求め,被検面の傾斜角に対する前
記フォーカスエラー信号の感度の関係を求める感度誤差
演算手段と,前記原点誤差演算手段で求めた関係と前記
感度誤差演算手段で求めた関係と前記光学式変位センサ
で求めた傾斜角とに基づいて,前記移動手段の誤差変位
を求める誤差演算手段と,前記変位測定手段で測定した
変位と前記誤差演算手段で求めた誤差変位とを足し合わ
せる合算手段と,を備えるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,本発明に係る形状測定装置
の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0014】[実施の形態1]図1は,本発明の実施の
形態1に係る形状測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図1に示す形状測定装置は,対物レンズで集光させ
た光束を被検面に照射し,その反射光束に基づいてフォ
ーカスエラー信号を出力する光学式変位センサ101
と,少なくとも2自由度で光学式変位センサ101を移
動させ,光学式変位センサ101と被検面との相対位置
を変化させる本発明の移動手段としてのx−yテーブル
104と,x−yテーブル104の変位を測定する本発
明の変位測定手段としてのレーザ測長器102,103
及び参照ミラー105,106と,レーザ測長器10
2,103で測定したx−yテーブル104の変位から
被検面の傾斜角を求める本発明の傾斜角演算手段,被検
面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0位の誤差
の関係と被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号
の感度の関係とを十分な精度を有する校正球を用いて予
め求めかつ校正値として記憶し,x−yテーブル104
の変位から求めた傾斜角と校正値とに基づいてx−yテ
ーブル104の誤差変位を求める本発明の誤差演算手段
及びレーザ測長器102,103で測定した変位とx−
yテーブル104の誤差変位とを足し合わせる本発明の
合算手段としての制御部108と,を備えるものであ
る。
【0015】x−yテーブル104は,制御部108に
よって制御された駆動モータ(図示せず)によって駆動
され,x・y方向に移動可能に構成されている。このx
−yテーブル104上には,x方向の変位を計測するレ
ーザ測長器102と,y方向の変位を計測するレーザ測
長器103とが設けられる。
【0016】レーザ測長器102,103は,それぞれ
対応する参照ミラー105,106との距離を高精度に
測定することができ,これによってx−yテーブル10
4の変位を測定することができる。
【0017】また,x−yテーブル104上には光学式
変位センサ101が設けられる。そして制御部108の
制御の下,この光学変位センサ101をx方向に走査す
ると共にフォーカスエラー信号の出力が0となるように
y方向に移動させることにより,光学変位センサ101
に設けられた対物レンズの焦点位置と測定台(図示せ
ず)に取り付けられた測定対象物107の被検面との相
対位置を超高精度で測定することができる。
【0018】以下に実施の形態1に係る形状測定装置を
用いた測定対象物107の被検面の形状測定方法を説明
する。
【0019】従来技術で説明したように,光学式変位セ
ンサ101から出力されるフォーカスエラー信号には被
検面の傾斜角に応じて原点誤差と感度誤差とが含まれ
る。そこで,測定データからこれらの誤差を取り除くた
め,校正球を用いて原点誤差と感度誤差との特性を測定
し,測定値を補正するために用いる校正値を予め求め
る。
【0020】まず,レーザ測長器102の測長方向をx
軸,レーザ測長器103の測長方向をy軸とし,レーザ
測長器102,103から照射されるレーザ光に対して
直交するように参照ミラー105,106をそれぞれ配
置する。そして,x−yテーブル104の移動方向をレ
ーザ測長器102,103の測長方向であるxとyに合
わせる。
【0021】原点誤差は,曲率半径が比較的小さく,そ
の値が既知の精度の良い球面を持つ校正球の中心を通る
断面でその形状を測定し,測定値と理論値との差を求め
ることによって調べることができる。
【0022】まず,十分な精度を持つ校正球を測定台
(図示せず)に固定する。そして,光学式変位センサ1
01による走査面が校正球の中心を通るように十分校正
球の頂点探索を行った後,校正球の形状測定を行う。こ
のとき,フォーカスエラー信号の出力ができるだけ0に
近づくようにx−yテーブル104の変位を制御する。
校正球の頂点探索が十分であれば,校正球の測定データ
はそのまま校正球と同一半径を持つ理想的な球面と直接
比較することができる。よって測定位置と原点誤差の関
係を求めることができる。図2は,測定位置と原点誤差
との関係を示している。
【0023】ここで校正球の半径は既知であるため,走
査方向の頂点からの距離に基づいて図2に示す関係を被
検面の傾斜角に対する原点の誤差に変換することができ
る。図3は,被検面の傾斜角と原点誤差との関係を示し
ている。これを例えば多項式近似し,その係数を制御部
108に記憶しておくことにより,実際の測定値から任
意の傾斜角に対する原点誤差を求めることができる。
【0024】なお,形状測定装置の座標軸の直角度の精
度不足によって発生するいわゆる直角誤差については,
上記校正球の曲率半径を小さくすることにより,原点誤
差に比べて無視できる程小さくすることができる。
【0025】また,感度誤差については以下のように調
べることができる。
【0026】前述のように校正球の中心を通る断面内で
校正球の形状を測定した後,いくつかのサンプリング点
を選択する。各サンプリング点において,合焦点近傍の
リニアな範囲(フォーカスエラー信号出力が0となる付
近)で光学式変位センサ101を微小に変位させ,その
ときの位置の測定データと光学式変位センサ101の出
力とを記録する。そしてこのデータよりx−yテーブル
104の変位と光学式変位センサ101の出力との関係
を1次式に近似し,その傾き(感度)を求める。
【0027】傾きを求めた後,前述した形状測定結果か
ら各サンプリング点における被検面の傾斜角を求める。
これにより被検面の傾斜角と感度との関係を求めること
ができる。図4に被検面の傾斜角と感度との関係を示
す。そして,原点誤差の場合と同様に,傾斜角と感度の
関係を多項式に近似してその係数を制御部108に記憶
しておくことにより,実際の測定値から任意の角度での
感度誤差を求めることができる。
【0028】上述したように原点誤差及び感度誤差の特
性を調べ,補正用の多項式の係数を予め制御部108に
記憶した後,測定対象物107の形状測定を行う。すな
わち,測定台に測定対象物107を固定し,制御部10
8の制御の下,フォーカスエラー信号出力が0に近づく
ようにx−yテーブル104の移動を制御しつつ光学式
変位センサ101を被検面に沿って走査し,各測定点の
レーザ測長器102,103の出力値とその測定点の光
学式変位センサ101の出力値とを記録していく。
【0029】まず各測定点において,レーザ測長器10
2,103から出力された座標データの点列を用い,制
御部108で被検面の傾斜角を求める。被検面の傾斜角
を求める方法としては以下のものがある。
【0030】第1に,図5に示すように現在の測定点で
のレーザ測長器102,103の出力座標(xi
i )とその1つ前の測定点のレーザ測長器102,1
03の出力座標(xi-1 ,yi-1 )とからatan
((yi −yi-1 )/(xi −xi-1))を求めること
により,被検面の傾斜角を各測定点毎に得るという方法
がある。
【0031】第2に,数個前までの測定点の座標データ
[(xi-n ,yi-n ),...,(xi-1 ,yi-1 ),
(xi ,yi )]を1次関数(f(x)=a+bx)に
近似して,そのときのatan(b)を求めて傾斜角を
得るという方法がある。測定する点列のx方向のピッチ
が小さいときには,表面粗さの影響で傾斜角が正確に求
まらない場合があり,そのときはこの方法を用いた方が
安全である。
【0032】更に第3の方法は以下の通りである。測定
(点列データの取得)を終了した後,全ての点列データ
を解析的に微分可能な関数,例えば多項式 f(x)=a+bx+cx2 +dx3 +,... に近似する。これで求まったa,b,c,...より,
この関数の1階微分 f’(x)=b+cx+dx2 +,... が求まる。そしてこの式より,個々の座標データ
(xi ,yi )の位置での傾斜角を θ(x)=atan(f’(xi )) により求める。
【0033】上述したように被検面の傾斜角を求め,制
御部108で原点誤差の補正用の係数と求めた傾斜角に
基づいて各測定点における原点誤差を求める。原点誤差
は,予め求めた原点誤差補正用の多項式の係数を用い,
多項式を解くことによって求めることができる。
【0034】また,制御部108で傾斜角に基づいて感
度誤差を求める。予め求めた感度誤差補正用の多項式の
係数を用い,多項式を解くことによって各測定点におけ
る光学式変位センサ101の感度を求め,求めた感度と
実際の各測定点における光学式変位センサ101の出力
を用いて被検面と光学式変位センサ101との0点の距
離,即ち感度誤差を求めることができる。
【0035】以上のように各測定点に対する原点誤差と
感度誤差の補正分を求め,これらとレーザ測長器10
2,103の各測定点の出力値とを足し合わせて測定形
状データとする。
【0036】このように実施の形態1に係る形状測定装
置によれば,各測定点における被検面の傾斜角を求め,
各測定点に対する原点誤差及び感度誤差を求め,これら
の誤差の補正値をレーザ測長器102,103の出力値
に足し合わせることにしたため,高精度に形状測定を行
うことができる。また,原点補正及び感度補正を行うこ
とにしたため,光学式変位センサ101の出力がリニア
な範囲に入っていれば十分な測定精度を確保することが
できる。したがって,フォーカスエラー信号の出力を原
点に近づける制御に時間をとられることなく,光学式変
位センサの走査速度を大きく向上させることができ,そ
の結果測定時間を短縮することができる。
【0037】なお,実施の形態1の形状測定装置におい
ては,予め原点誤差と感度誤差との特性を調べ,測定値
から原点誤差と感度誤差とを取り除くための校正値を制
御部108に記憶させておくことにしている。この場合
は,例えば実際に校正値を測定し,形状測定装置の出荷
時に制御部108に校正値を記憶させる。一方で,校正
球の半径さえわかっていれば校正値を全自動で求めるこ
とにすることも可能である。
【0038】すなわち,十分な精度を有する校正球を用
いて被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0
位の誤差の関係を求める原点誤差演算機能と,校正球の
複数の位置でフォーカスエラー信号とx−yテーブル1
04の変位との関係を求め,被検面の傾斜角に対するフ
ォーカスエラー信号の感度の関係を求める感度誤差演算
機能とを制御部108に持たせるのである。これによ
り,原点誤差と感度誤差との特性を調べ,測定値から原
点誤差と感度誤差とを取り除くための校正値を全自動で
求めることができ,ユーザが簡単にセンサの校正を行う
ことが可能となる。そして,形状測定装置は,原点誤差
演算と感度誤差演算によって得られた関係と被検面の傾
斜角演算によって得られた傾斜角とによってx−yテー
ブル104の誤差変位を得ることができ,この誤差変位
とx−yテーブル104の変位を合算することにより,
被検面の形状を得ることができる。
【0039】また,レーザ測長器102,103の参照
ミラー105,106は,なるべく精度良く2つのミラ
ー面の相対角が90度になるように配置されるが,それ
だけでは調整に限界があり,数100mmの幅で被検面
の形状測定を行う場合はこの誤差が数μmになり,精度
が十分とはいえなくなる。そこで,前述した実施の形態
1に係る形状測定装置の参照ミラー105,106の相
対角を高精度で測定し,制御部108が,測定された角
度に基づいて測定値に補正をかけるという構成を採用す
ることもできる。以上説明してきた原点誤差,感度誤差
の各誤差の補正方法は全て直交座標系での演算によって
求められるもので,測定機の座標系の直交度が良ければ
良い程精度が増す。よって,基準ミラーの直交からのず
れによる座標系のひずみによる誤差の補正を加えること
により,より高精度の結果を得ることができる。
【0040】なお,ここで,形状測定装置の参照ミラー
105,106の相対角を高精度で測定する方法を説明
する。第1の方法として図6に示す方法がある。この方
法は,直角度既知の光学ブロック109を用い,光学ブ
ロック109の角度と等しくなるように参照ミラー10
5,106の角度を調整するというものである。図6に
おいて,(1)の方向からレーザ光を入射し,参照ミラ
ー106のミラー面で反射された光と光学ブロック10
9のa面で反射された光とを干渉させる。そして,干渉
縞を見ながら,参照ミラー106のミラー面と光学ブロ
ック109のa面とが平行になるように調整する。ま
た,(2)の方向からレーザ光を入射し,上記と同様に
参照ミラー105のミラー面と光学ブロック109のb
面とが平行になるように調整する。以上の作業により,
参照ミラー105,106のミラー面のなす角度が,光
学ブロック109のa及びb面と等しい角度に調整され
る。光学ブロック109の直角度は既知であるため,参
照ミラー105,106の相対角を得ることができる。
【0041】次に,第2の方法として図7に示す方法が
ある。この方法は,ペンタプリズム基準で参照ミラー1
05,106の相対角を測定するというものである。図
7において,(1)の方向からオートコリメータの光を
入射し,参照ミラー106のミラー面の傾斜角を測定す
る。次に,(2)の光路で示すように,ペンタプリズム
110で偏向させた光を参照ミラー105に入射し,参
照ミラー105のミラー面の傾斜角を測定する。参照ミ
ラー105,106のミラー面の傾斜角の差が,ペンタ
プリズム110を基準としたときの参照ミラー105,
106のミラー面のなす角度となる。
【0042】[実施の形態2]図8は,本発明の実施の
形態2に係る形状測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図8に示す形状測定装置は,対物レンズで集光させ
た光束を被検面に照射し,その反射光束に基づいてフォ
ーカスエラー信号を出力すると共に傾斜角測定部601
を備え,被検面の傾斜角を求める光学式変位センサ10
1と,少なくとも2自由度で光学式変位センサ101を
移動させ,光学式変位センサ101と被検面との相対位
置を変化させる本発明の移動手段としてx−yテーブル
104と,x−yテーブル104の変位を測定するレー
ザ測長器102,103及び参照ミラー105,106
と,被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0
位の誤差の関係と被検面の傾斜角に対するフォーカスエ
ラー信号の感度の関係とを十分な精度を有する校正球を
用いて予め求めかつ校正値として記憶し,光学式変位セ
ンサ101で求めた傾斜角と校正値とに基づいてx−y
テーブル104の誤差変位を求める本発明の誤差演算手
段及びレーザ測長器102,103で測定した変位とx
−yテーブル104の誤差変位とを足し合わせる本発明
の合算手段としての制御部602と,を備えるものであ
る。
【0043】光学式変位センサ101は,実施の形態1
で説明したようにフォーカスエラー信号を出力する他
に,傾斜角測定部601が設けられている。この傾斜角
測定部601はオートコリメータの原理を用いて傾斜角
を求めるものである。これにより,実施の形態1で説明
した制御部108による傾斜角の演算行程を全て省略す
ることができる。
【0044】なお,実施の形態2の形状測定装置におい
て,上記傾斜角の演算を除く他の被検面形状測定行程は
実施の形態1の形状測定装置と同様であるため,ここで
はその詳細な説明を省略する。
【0045】このように実施の形態2に係る形状測定装
置によれば,光学式変位センサ101に傾斜角測定部6
01を設けたため,実施の形態1の形状測定装置の効果
に加え,被検面の形状測定中にリアルタイムでx−yテ
ーブル104の変位の補正が可能となるという効果を得
ることができる。
【0046】なお,実施の形態2の形状測定装置におい
ては,予め原点誤差と感度誤差との特性を調べ,測定値
から原点誤差と感度誤差とを取り除くための校正値を制
御部602に記憶させておくことにしている。この場合
は,例えば実際に校正値を測定し,形状測定装置の出荷
時に制御部602に校正値を記憶させる。一方で,校正
球の半径さえわかっていれば校正値を全自動で求めるこ
とにすることも可能である。
【0047】すなわち,十分な精度を有する校正球を用
いて被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0
位の誤差の関係を求める原点誤差演算機能と,校正球の
複数の位置でフォーカスエラー信号とx−yテーブル1
04の変位との関係を求め,被検面の傾斜角に対するフ
ォーカスエラー信号の感度の関係を求める感度誤差演算
機能とを制御部602に持たせるのである。これによ
り,原点誤差と感度誤差との特性を調べ,測定値から原
点誤差と感度誤差とを取り除くための校正値を全自動で
求めることができ,ユーザが簡単にセンサの校正を行う
ことが可能となる。そして,形状測定装置は,原点誤差
演算と感度誤差演算によって得られた関係と光学式変位
センサ101で求めた傾斜角とによってx−yテーブル
104の誤差変位を得ることができ,この誤差変位とx
−yテーブル104の変位を合算することにより,被検
面の形状を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る形状
測定装置(請求項1)によれば,各測定点における被検
面の傾斜角を求め,各測定点に対する原点誤差及び感度
誤差を求め,これらの誤差の補正値を変位測定手段の出
力値に足し合わせることにしたため,高精度の形状測定
を行うことができる。また,原点補正及び感度補正を行
うことにしたため,光学式変位センサの出力がリニアな
範囲に入っていれば十分な測定精度を確保することがで
きる。したがって,フォーカスエラー信号の出力を原点
に近づける制御に時間をとられることなく,光学式変位
センサの走査速度を大きく向上させることができ,その
結果測定時間を短縮することができる。
【0049】また,本発明に係る形状測定装置(請求項
2)によれば,光学式変位センサに被検面の傾斜角測定
機能を持たせることにより,上記形状測定装置(請求項
1)の効果に加え,被検面の形状測定中にリアルタイム
で移動手段の変位の補正が可能となるという効果を得る
ことができる。
【0050】また,本発明に係る形状測定装置(請求項
3)によれば,十分な精度を有する校正球を用いて被検
面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0位の誤差
の関係を求める原点誤差演算手段と,校正球の複数の位
置でフォーカスエラー信号と移動手段の変位との関係を
求め,被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の
感度の関係を求める感度誤差演算手段とを設けたため,
校正球の半径がわかれば自動的に原点誤差及び感度誤差
を求めるための校正値を求めることができる。よって,
ユーザが自ら形状測定装置の校正を行うことができる。
【0051】更に,本発明に係る形状測定装置(請求項
4)によれば,十分な精度を有する校正球を用いて被検
面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の0位の誤差
の関係を求める原点誤差演算手段と,校正球の複数の位
置でフォーカスエラー信号と移動手段の変位との関係を
求め,被検面の傾斜角に対するフォーカスエラー信号の
感度の関係を求める感度誤差演算手段とを設けたため,
校正球の半径がわかれば自動的に原点誤差及び感度誤差
を求めるための校正値を求めることができる。よって,
ユーザが自ら形状測定装置の校正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,測定位置と原点誤差との関係を説明するための説
明図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,被検面の傾斜角と原点誤差との関係を説明するた
めの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,被検面の傾斜角と感度との関係を説明するための
説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,測定対象物の被検面の傾斜角を求める方法を説明
するための説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,参照ミラーの相対角を測定する方法を説明するた
めの説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る形状測定装置にお
いて,参照ミラーの相対角を測定する方法を説明するた
めの説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る形状測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】光束の集光点と被検面との相対的距離とフォー
カスエラー信号の出力との関係を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
101 光学式変位センサ 102,103 レーザ測長器 104 x−yテーブル 105,106 参照ミラー 107 測定対象物 108,602 制御部 109 光学ブロック 110 ペンタプリズム 601 傾斜角測定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズで集光させた光束を被検面に
    照射し,その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号
    を出力する光学式変位センサと,少なくとも2自由度で
    前記光学式変位センサを移動させ,前記光学式変位セン
    サと前記被検面との相対位置を変化させる移動手段と,
    前記移動手段の変位を測定する変位測定手段と,前記変
    位測定手段で測定した前記移動手段の変位から前記被検
    面の傾斜角を求める傾斜角演算手段と,被検面の傾斜角
    に対する前記フォーカスエラー信号の0位の誤差の関係
    と被検面の傾斜角に対する前記フォーカスエラー信号の
    感度の関係とを十分な精度を有する校正球を用いて予め
    求めかつ校正値として記憶し,前記傾斜角演算手段で求
    めた傾斜角と前記校正値とに基づいて前記移動手段の誤
    差変位を求める誤差演算手段と,前記変位測定手段で測
    定した変位と前記誤差演算手段で求めた誤差変位とを足
    し合わせる合算手段と,を備えることを特徴とする形状
    測定装置。
  2. 【請求項2】 対物レンズで集光させた光束を被検面に
    照射し,その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号
    を出力すると共に前記被検面の傾斜角を求める光学式変
    位センサと,少なくとも2自由度で前記光学式変位セン
    サを移動させ,前記光学式変位センサと前記被検面との
    相対位置を変化させる移動手段と,前記移動手段の変位
    を測定する変位測定手段と,被検面の傾斜角に対する前
    記フォーカスエラー信号の0位の誤差の関係と被検面の
    傾斜角に対する前記フォーカスエラー信号の感度の関係
    とを十分な精度を有する校正球を用いて予め求めかつ校
    正値として記憶し,前記光学式変位センサで求めた傾斜
    角と前記校正値とに基づいて前記移動手段の誤差変位を
    求める誤差演算手段と,前記変位測定手段で測定した変
    位と前記誤差演算手段で求めた誤差変位とを足し合わせ
    る合算手段と,を備えることを特徴とする形状測定装
    置。
  3. 【請求項3】 対物レンズで集光させた光束を被検面に
    照射し,その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号
    を出力する光学式変位センサと,少なくとも2自由度で
    前記光学式変位センサを移動させ,前記光学式変位セン
    サと前記被検面との相対位置を変化させる移動手段と,
    前記移動手段の変位を測定する変位測定手段と,前記変
    位測定手段で測定した前記移動手段の変位から前記被検
    面の傾斜角を求める傾斜角演算手段と,十分な精度を有
    する校正球を用いて被検面の傾斜角に対する前記フォー
    カスエラー信号の0位の誤差の関係を求める原点誤差演
    算手段と,前記校正球の複数の位置で前記フォーカスエ
    ラー信号と前記移動手段の変位との関係を求め,被検面
    の傾斜角に対する前記フォーカスエラー信号の感度の関
    係を求める感度誤差演算手段と,前記原点誤差演算手段
    で求めた関係と前記感度誤差演算手段で求めた関係と前
    記傾斜角演算手段で求めた傾斜角とに基づいて,前記移
    動手段の誤差変位を求める誤差演算手段と,前記変位測
    定手段で測定した変位と前記誤差演算手段で求めた誤差
    変位とを足し合わせる合算手段と,を備えることを特徴
    とする形状測定装置。
  4. 【請求項4】 対物レンズで集光させた光束を被検面に
    照射し,その反射光束に基づいてフォーカスエラー信号
    を出力すると共に前記被検面の傾斜角を求める光学式変
    位センサと,少なくとも2自由度で前記光学式変位セン
    サを移動させ,前記光学式変位センサと前記被検面との
    相対位置を変化させる移動手段と,前記移動手段の変位
    を測定する変位測定手段と,十分な精度を有する校正球
    を用いて被検面の傾斜角に対する前記フォーカスエラー
    信号の0位の誤差の関係を求める原点誤差演算手段と,
    前記校正球の複数の位置で前記フォーカスエラー信号と
    前記移動手段の変位との関係を求め,被検面の傾斜角に
    対する前記フォーカスエラー信号の感度の関係を求める
    感度誤差演算手段と,前記原点誤差演算手段で求めた関
    係と前記感度誤差演算手段で求めた関係と前記光学式変
    位センサで求めた傾斜角とに基づいて,前記移動手段の
    誤差変位を求める誤差演算手段と,前記変位測定手段で
    測定した変位と前記誤差演算手段で求めた誤差変位とを
    足し合わせる合算手段と,を備えることを特徴とする形
    状測定装置。
JP23865996A 1996-06-21 1996-08-22 形状測定装置 Pending JPH1068602A (ja)

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JP8-179861 1996-06-21
JP17986196 1996-06-21
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014431A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Mitaka Koki Co Ltd レーザープローブ式形状測定器における傾斜面誤差の補正方法
JP2009192410A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nippon Electric Glass Co Ltd 光学面の近似方法と同法を用いたプリズム角度測定方法
CN110375664A (zh) * 2019-03-29 2019-10-25 天津大学 一种测量光学自由曲面的装置

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