JPH1067446A - 給紙装置用駆動装置 - Google Patents

給紙装置用駆動装置

Info

Publication number
JPH1067446A
JPH1067446A JP22718696A JP22718696A JPH1067446A JP H1067446 A JPH1067446 A JP H1067446A JP 22718696 A JP22718696 A JP 22718696A JP 22718696 A JP22718696 A JP 22718696A JP H1067446 A JPH1067446 A JP H1067446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
output shaft
case
paper
contact plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22718696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3635157B2 (ja
Inventor
Hidehiko Natsume
英彦 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP22718696A priority Critical patent/JP3635157B2/ja
Publication of JPH1067446A publication Critical patent/JPH1067446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3635157B2 publication Critical patent/JP3635157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで常に良好に用紙の残量を検出で
きる給紙装置用駆動装置を得る。 【解決手段】 第2ギヤ110にカムプレート142を
設け、ケース92の蓋94にコンタクトプレート14
6、148を取り付け、出力軸122の回転に伴うカム
プレート142とコンタクトプレート146との断続的
な導通の回数によって出力軸122の回転位置を検知し
用紙の残量を算出する。ここで、カムプレート142及
びコンタクトプレート146、148はケース92の内
部に設けられているため、ギヤードモータ10をコンパ
クトにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に用いられる給紙装置用駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機としては、複写機以外の機能、例
えば、パーソナルコンピュータ用のプリンタとしての機
能を持ち合わせた多機能型の複写機(換言すれば、複写
機とプリンタの複合機)が知られている。
【0003】このようなプリンタとしての機能を有する
複写機の場合には、通常、パーソナルコンピュータとは
離間した別の場所に複写機が設置され、複写機とパーソ
ナルコンピュータをケーブル等で接続し、オペレータが
パーソナルコンピュータを操作して複写機へ印刷命令を
送信することにより、パーソナルコンピュータのデータ
を印刷できる。
【0004】ところで、このような複写機において、パ
ーソナルコンピュータのデータ等を大量に印刷する場合
には、オペレータが複写機の給紙トレイ内の複写用紙の
残量を確認しに行く必要があるため、パーソナルコンピ
ュータへ複写用紙の残量上方を提供できる装置の要望が
あった。そこで、従来では、給紙トレイ内の複写用紙を
給紙位置まで押し上げるための駆動装置の出力軸の装置
外側部分にスリット板を設け、出力軸回転時のスリット
をフォトインタラプタによって検出して出力軸の回転量
から給紙トレイ内の複写用紙の残量を導き出していた
(出力軸の回転位置を検出できる駆動装置の一例として
は、実公平6−44295号公報を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の用紙残量の検出方法では、スリット板とフォト
インタラプタが駆動装置の外部に取り付けられているた
め、駆動装置の構造や外観形状が複雑となるうえ、駆動
装置と電源を接続するためのコネクタとフォトインタラ
プタと電源を接続するためのコネクタとが別部品とな
り、コード配線が複雑であった。また、給紙トレイを複
写機本体に挿入する場合等の衝撃が出力軸に作用する
と、スリット板とフォトインタラプタの相対的な位置関
係がずれて誤作動する可能性があった。さらに、フォト
インタラプタが駆動装置の外部に取り付けられているた
め、トナー等の粉体が複写機内で飛散すると、粉体がフ
ォトインタラプタに付着して誤作動する可能性があっ
た。また、残量検出精度は単位時間当たりにフォトイン
タラプタが検出するスリットの本数によって決まるが、
出力軸とスリット板の回転速度が等しいため、検出精度
を向上させるためにはスリット板のスリットの本数を増
加させるしかなく、このため、検出精度を向上させよう
とするとコスト高となる欠点がある。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、コンパク
トで常に良好に用紙の残量を検出できる給紙装置用駆動
装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の給紙装置
用駆動装置は、ケースの内部に回転自在に軸支され駆動
手段からの駆動力を受けて回転するギヤと、軸線方向一
端側が前記ケースから突出した状態で前記ケースの内部
に回転自在に軸支されると共に、前記ギヤへ噛合さで前
記駆動力を前記ケースの外部へ出力する出力軸と、前記
出力軸の前記軸線方向一端側に前記出力軸に沿って所定
範囲移動可能に設けられ、前記ケースの外部に配設され
た給紙装置の被駆動軸に係合可能な係合手段と、前記ケ
ースの内部に配置された導電性のコンタクトプレート
と、前記ギヤに設けられ、前記ギヤの回転状態で前記コ
ンタクトプレートに断続的に接触して前記コンタクトプ
レートを導通させるカムプレートと、前記コンタクトプ
レートの導通回数を計数して前記給紙装置に収容された
用紙の残量を検出する残量検出手段と前記コンタクトプ
レートとを接続する接続手段と、を備えている。
【0008】上記構成の給紙装置用駆動装置によれば、
給紙装置の被駆動軸と出力軸の係合手段とが連結され、
この状態で駆動手段を駆動させると、ギヤ、出力軸、及
び係合手段を介して駆動手段の駆動力が給紙装置の被駆
動力へ伝達され、被駆動軸が回転される。これによっ
て、給紙装置に収容された用紙が給紙可能位置へ移動さ
れる。
【0009】また、駆動手段の駆動力がギヤへ伝達され
てギヤが回転すると、カムプレートが一体的に回転し、
カムプレートとコンタクトプレートとが断続的に接触し
てコンタクトプレートが導通される。これによって、パ
ルス信号が発生し、駆動手段の駆動開始からのパルス信
号のパルス数、すなわち、コンタクトプレートの導通回
数が接続手段を介してコンタクトプレートへ接続された
残量検出手段によって計数される。ここでギヤは出力軸
と係合手段を介して給紙装置の被駆動軸へ接続されてい
るため、駆動手段の駆動開始からのコンタクトプレート
の導通回数は、被駆動軸の回転量に対応しており、更に
は、給紙装置内に収容された用紙の残量に対応してい
る。したがって、コンタクトプレートの導通回数を計数
することにより、給紙装置内の用紙の残量を算出でき
る。
【0010】ここで、本駆動装置では、上述したカムプ
レートやコンタクトプレートがケース内に配置されてい
るため、全体的に形状がコンパクトとされ、しかも、ケ
ース外部の異物(例えば、飛散したトナー等)がカムプ
レートやコンタクトプレートへ付着することはなく、異
物付着による誤作動が防止され、常に良好に用紙残量が
算出される。
【0011】請求項2記載の給紙装置用駆動装置は、請
求項1記載の給紙装置用駆動装置において、前記駆動手
段駆動時における前記ギヤの回転速度を、前記給紙装置
の被駆動軸の回転速度よりも速く設定したことを特徴と
している。
【0012】上記構成の給紙装置用駆動装置では、駆動
手段駆動時におけるギヤの回転速度が給紙装置の被駆動
軸の回転速度よりも速く設定されており、駆動手段の駆
動力がギヤによって減速されて被駆動軸へ伝達される。
したがって、ギヤに設けられたカムプレートの単位時間
当たりの回転量は、出力軸の単位時間当たりの回転量よ
りも多く、スリット板が出力軸に設けられていた従来の
出力軸の位置検出機構と比べると、出力軸が1回転する
間のパルス信号のパルス数、すなわち、カムプレートと
コンタクトプレートとの導通回数が増加される。このた
め、出力軸の回転位置検出精度が向上され、用紙残量の
算出精度が向上される。
【0013】
【発明の実施の形態】図5には、本発明の一実施の形態
に係る給紙装置用駆動装置としてのギヤードモータ10
を適用した複写機11の側面図が示されている。また、
図6には複写機11の構成の概略が正面図によって示さ
れている。なお、図6において矢印Aは複写用紙(用
紙)12の搬送経路である。
【0014】これらの図に示されるように、複写機11
は複写機本体14を備えており、その上部には開閉可能
なカバー16が配設されている。カバー16の下面には
プラテンガラス(図示省略)が配置されており、複写原
稿を複写する場合には、このプラテンガラスの上面とカ
バー16の下面との間に複写原稿がセットされる。
【0015】複写機本体14の右側(図6の矢印X1
向側)の側壁にはスリット状の開口20が形成されてお
り、この開口20の近傍には給紙ローラ22が配設され
ている。この開口20内には手差し用のトレイ24が装
着されている。また、複写機本体14の左側(図6の矢
印X2 方向側)の側壁にもスリット状の開口26が形成
されており、この開口26の内側には一対の排紙ローラ
28が配設されている。排紙ローラ28の下方には、排
紙された複写用紙12が載置される複数弾のトレイ30
が配設されている。
【0016】一方、複写機本体14の内部上方(図6の
矢印Z1 方向)には、スリット露光するための露光部3
2が配設されている。露光部32は、光源34、複数の
ミラー36、38、40及びレンズユニット42を備え
ている。この内、光源34及びミラー36は、プラテン
ガラスに沿って一体に移動する。また、一対のミラー3
8は、光源34及びミラー36の移動量の1/2だけ移
動する。
【0017】露光部32の下方には、処理部44が配設
されている。処理部44は、正面視で右回り(図6の矢
印B方向)に回転可能な感光ドラム46を備えている。
感光ドラム46はアルミニウム等の導電性材料で形成さ
れており、その周面には光導電体が塗布されている。感
光ドラム46の外周一部には、帯電器48が対向して配
設されており、この帯電器48によって感光トラム46
の表面が均一に帯電される。また、感光ドラム46の右
側方(図6の矢印X1 方向)には現像部50が配設され
ており、この現像部50によって粒子状のトナーが供給
される。現像部50のドラム回転方向下流側には転写器
54が配設されており、この転写器54によってトナー
画像が複写用紙12に吸着されて転写される。なお、転
写器54と現像部50との間には挟持ローラ対56が配
設されており、前述した手差し用のトレイ24の近傍に
ある給紙ローラ22から、或いは後述する給紙装置とし
ての各給紙トレイ70に対応して設けられた給紙ローラ
72から送り出された複写用紙12を感光ドラム46の
表面に密着させている。この転写器54の左側方(図6
の矢印X2 方向)には転写器54に隣接して分離器58
が配設されており、この分離器58によって感光ドラム
46の表面に密着している複写用紙12が感光ドラム4
6の表面から分離される。なお、分離器58と帯電器4
8との間にはクリーニング部60が配設されており、感
光ドラム46の表面に残留したトナーを除去している。
【0018】また、分離器58に隣接する位置には搬送
ローラ62が配設されており、複写用紙12を図6の矢
印A方向に沿って搬送している。搬送ローラ62の下流
側には、定着部64が配設されている。定着部64は一
対の加圧ローラ66及び定着ローラ68を備えており、
これらの間に複写用紙12を挟持して搬送する過程で複
写用紙12の表面に転写されたトナー画像を定着させ、
前述した排紙ローラ28へ複写用紙12を送り込むよう
になっている。
【0019】上述した処理部44の下方には給紙トレイ
70が装着されている。図5に示されるように、給紙ト
レイ70は複写機本体14の正面側(図5の矢印Y1
向側)の側壁にて開口したトレイ挿入部66から複写機
本体14の内部へ挿入されている。また、図6に示され
るように、複写機11には複写機本体14の上下方向
(図6の矢印Z1 、Z2 方向)に沿って複数の給紙トレ
イ70が装着されており、各給紙トレイ70にはサイズ
の異なる複写用紙12が収容されている。
【0020】ここで、図4には、給紙トレイ70の斜視
図が示されている。この図に示されるように、給紙トレ
イ70は矩形の皿状とされており、その底部半面には底
板73が配設されている。底板73の一方の端部には円
筒状のボスが一体に形成されており、このボス内をシャ
フト74が貫通している。このシャフト74の軸方向両
端部は給紙トレイ70の幅方向(図4の矢印Y1 、Y2
方向)両側部に支持され、底板73がシャフト74回り
に回転自在とされている。
【0021】複写用紙12を給紙トレイ70内に収容す
ると、複写用紙12の給紙方向(図4の矢印X1 方向)
側半分が底板73上に載置されるようになっている。ま
た、給紙トレイ70の底面前端側には、被駆動軸として
のロッド76が配置されている。このロッド76は給紙
トレイ70の両側部に回転自在に軸支されており、その
一方の端部は給紙トレイ70の側部から突出している。
さらに、ロッド76の突出端部には、係合ピン77が軸
直角方向(半径方向)に貫通状態で固着されている。
【0022】ロッド76の軸方向中間部には、舌片状の
レバー78が螺子79によって取り付けられている。し
たがって、ロッド76が回転すると、レバー78も一体
に回転する。このレバー78はその取付部位から給紙ト
レイ70の上方側へ向けて傾斜しており、更にその先端
部は円弧状に屈曲されている。また、レバー78は板ば
ねでもあり、複写用紙12の給紙方向側端部を押し上げ
る方向(給紙ローラ72に接近する方向)への付勢力
(弾性復元力)を有している。
【0023】また、この給紙トレイ70の幅方向一側方
(図4及び図5の矢印Y2 方向)にはギヤードモータ1
0が配置されている。ここで図1にはギヤードモータ1
0の平面図が示されており、図2にはギヤードモータ1
0の側面図が示されている。
【0024】これらの図に示されるように、ギヤードモ
ータ10はケース92を備えている。このケース92は
蓋94とケース本体96とによって構成されており、ケ
ース本体96にはコードを介して電源(何れも図示省
略)及びモータ制御装置160と接続された接続手段と
してのコネクタ150が取り付けられている。また、ケ
ース92の内部には駆動手段としてのモータ98が収容
されている。このモータ98からは駆動軸100が突出
されており、駆動軸100にはウォームギヤ102が取
り付けられている。一方、モータ98の駆動軸100と
は逆側(図1及び図2の矢印X1 方向側)は、コネクタ
150と接続されており、このコネクタ150を介して
電源からの電力がモータ98へ供給される。
【0025】また、ウォームギヤ102の側方には第1
ギヤ140が配置されている。この第1ギヤ104は、
ギヤ部106とギヤ部108とが同軸的且つ一体的に形
成された二段ギヤとされており、その軸線方向がモータ
98の駆動軸100の軸線方向に対して直角方向とさ
れ、蓋94及びケース本体96の各々に形成された一対
の軸受部(図示省略)に回転自在に軸支されている。こ
の第1ギヤ104のギヤ部106は、ギヤ部108より
も大径とされており、ウォームギヤ102へ係合され、
ウォームギヤ102の回転に連動して回転する。
【0026】この第1ギヤ104のウォームギヤ102
とは逆側には、ギヤとしての第2ギヤ110が配置され
ている。この第2ギヤ110は、ギヤ部112とギヤ部
114とが同軸的且つ一体的に形成された二段ギヤとさ
れており、その軸線方向が第1ギヤ104の軸線方向に
対して平行とされ、軸線方向両端部が蓋94に形成され
た軸受部113とケース本体96に形成された軸受部
(図示省略)に回転自在に軸支されている。この第2ギ
ヤ110のギヤ部112は、ギヤ部114及び第1ギヤ
104のギヤ部108よりも大径とされており、第1ギ
ヤ104のギヤ部108へ係合され、第1ギヤ104の
回転に連動して回転する。
【0027】また、第2ギヤ110の側方には、第3ギ
ヤ116が配置されている。この第3ギヤ116は、ギ
ヤ部118とギヤ部120とが同軸的且つ一体的に形成
された二段ギヤとされており、その軸線方向が第2ギヤ
110の軸線方向に対して平行とされ、図2に示される
ように、軸線方向両端部が蓋94及びケース本体96の
各々に形成された一対の軸受部(図示省略)に回転自在
に軸支されている。この第3ギヤ116のギヤ部118
は、ギヤ部120及び第2ギヤ110のギヤ部114よ
りも大径とされており、第2ギヤ110のギヤ部114
へ係合され、第2ギヤ110の回転に連動して回転す
る。
【0028】さらに、第3ギヤ116の側方には、出力
軸122が配置されている。この出力軸122は軸線方
向の一端がケース92の内部に形成された軸受部(図示
省略)に回転自在に軸支されている。一方、出力軸12
2の他端側はケース92の蓋94に形成された円孔12
4(図4参照)に回転可能に支持され、更に、端部が円
孔124を貫通してケース92の外方へ突出している。
また、出力軸122の軸線方向中間部にはギヤ部126
が形成されている。このギヤ部126は第3ギヤ116
のギヤ部120よりも大径とされており、ギヤ部120
へ係合され、第3ギヤ116の回転に連動して回転す
る。すなわち、出力軸122は第3ギヤ116、第2ギ
ヤ110、及び第1ギヤ104を介して駆動軸100に
設けられたウォームギヤ102に接続されており、駆動
軸100の回転が第1ギヤ104乃至第3ギヤ116に
よって減速されつつ出力軸122へ伝達された出力軸1
22が回転する。
【0029】また、出力軸122のケース92から突出
した側の端部には係合手段としてのジョイント130が
設けられている。このジョイント130は出力軸122
よりも大径の円柱形状とされており、出力軸122に同
軸的に嵌め込まれている。また、ジョイント130は出
力軸122への嵌め込み状態で出力軸122に沿って摺
動可能である。さらに、ジョイント130のケース92
とは逆側の端部には略十文字状のキー溝132が形成さ
れている。このキー溝132の幅寸法はロッド76の係
合ピン77の直径寸法に対応しており、給紙トレイ70
を複写機本体14に装着状態で係合ピン77をジョイン
ト130のキー溝132へ嵌め込むことができる(図4
参照)。
【0030】さらに、図2に示されるように、このジョ
イント130のケース92の間の出力軸122の周囲に
は、圧縮コイルスプリング134が設けられている。こ
の圧縮コイルスプリング134は一方の端部がケース9
2に当接し、他方の端部がジョイント130に当接し
て、常にジョイント130をケース92とは逆側へ向け
て付勢している。これによって、係合ピン77とキー溝
132が正対しない状態(すなわち、そのままでは係合
ピン77がキー溝132に嵌合しない状態)で給紙トレ
イ70が複写機本体14へ装着され、ジョイント130
が係合ピン77によって押圧されると、圧縮コイルスプ
リング134の付勢力に抗してジョイント130(出力
軸122)が移動すると共に、圧縮コイルスプリング1
34の付勢力によってジョイント130(出力軸12
2)、或いはロッド76が僅かに回転する。これによっ
て、確実に係合ピン77をキー溝132へ嵌め込むこと
ができる。なお、本実施の形態では、圧縮コイルスプリ
ング134を出力軸122の周囲に設けた構成とした
が、圧縮コイルスプリング134を給紙トレイ70のロ
ッド76側に設け、ロッド76を常にギヤードモータ1
0側(すなわち、出力軸122側)へ付勢する構成とし
ても構わない。この場合であっても同様の作用で確実に
係合ピン77をキー溝132へ嵌め込むことができる。
また、本実施の形態では圧縮コイルスプリング134を
用いた構成であるが、この圧縮コイルスプリング134
は必須ではなく、例えば、出力軸122とロッド76を
歯車によって連結する場合には、圧縮コイルスプリング
134を必要としない。
【0031】また、出力軸122の他端部にはティース
ワッシャ136が固定されており、ジョイント130の
出力軸122からの抜けを防止している。
【0032】一方、第2ギヤ110には、金属等によっ
て形成された導電性を有する薄肉板状のカムプレートと
してのカムプレート142が設けられている。このカム
プレート142には円環状のリング部143が形成され
ており、さらに、リング部143の内周部には、径方向
内側へ向けて突出した4箇所のパルス部144が所定間
隔毎(所定角度毎)に形成されている。また、図3の第
2ギヤ110を拡大した断面図に示されるように、パル
ス部144の径方向内側端部と、各パルス部144に対
応したリング部143の外周部の一部は第2ギヤ110
へ向けて屈曲されており、この部分がギヤ部112に形
成された溝115を貫通した状態でかしめられている。
これによって、カムプレート142がギヤ部112(第
2ギヤ110)へ同軸的に固着される。
【0033】また、図1に示されるように、ケース92
の内側には一対のコンタクトプレート146、148が
互いに平行に配置されている。これらのコンタクトプレ
ート146、148は細幅板状とされており、導電性と
バネ性を有している。図2に示されるように、コンタク
トプレート148は長手方向中間部が蓋94の裏面(内
面)へ熱溶着されており、また、図示はしないが、コン
タクトプレート146の長手方向中間部も蓋94の裏面
(内面)へ熱溶着されている。また、コンタクトプレー
ト148は、長手方向一端側がケース本体96の底部へ
向けて湾曲されており、端部がカムプレート142のリ
ング部143に接触している。同様に、コンタクトプレ
ート146も、長手方向一端側がケース本体96の底部
へ向けて湾曲されており、端部がカムプレート142の
パルス部144に接触している。ここで、第2ギヤ11
0が回転してカムプレート142が回転すると、コンタ
クトプレート148は常にリング部143に接触してい
るが、コンタクトプレート146は端部がパルス部14
4と対向した場合のみパルス部144に接触する。
【0034】これに対し、コンタクトプレート148の
他端側は、ケース本体96の底部へ向けて屈曲されてお
り、コンタクトプレート148に対向配置されたコネク
タ150と共に接続手段を構成するプリント基盤152
に接触している。これと同様に、コンタクトプレート1
46の他端側もまた、ケース本体96の底部へ向けて屈
曲され、プリント基盤152に接触している。
【0035】このプリント基盤152には、一方の面で
コンタクトプレート146に接触し、その裏側の面でコ
ネクタ150と接触してコネクタ150を介して電源と
コンタクトプレート146とを接続させる導電性のパタ
ーンと、一方の面でコンタクトプレート148に接触
し、その裏側の面でコネクタ150と接触してコネクタ
150を介してコンタクトプレート148と複写機本体
14内に設置されている用紙残量算出手段としてのモー
タ制御装置160(図4及び図6参照)とを接続する導
電性のパターン(いずれも図示省略)が印刷されてい
る。
【0036】このモータ制御装置160は、複写機本体
14内に設置された複写機制御装置(図示省略)からの
信号を受けてモータ98へ駆動開始信号及び駆動停止信
号を送信してモータ98を駆動、或いは停止させると共
に、モータ98の駆動開始から停止までの間のコンタク
トプレート148からのパルス信号を受け、この電気信
号の受信回数を計数する。また、モータ制御装置160
には、電気信号の計数回数から出力軸122の回転角度
(すなわち、レバー78の揺動角度)を導き出し、更
に、出力軸122の回転角度から給紙トレイ70内の複
写用紙12の残量を導き出すテーブルが記憶されてい
る。さらに、このモータ制御装置160は、複写機本体
14の外部のパーソナルコンピュータ162に接続され
ており、パーソナルコンピュータ162へ導き出された
複写用紙12の残量情報を送信できる。
【0037】なお、このパーソナルコンピュータ162
は、モータ制御装置160と接続されているのみなら
ず、上述した複写機制御装置とも接続されており、パー
ソナルコンピュータ162のデータを複写機11へ送信
して複写機11によってデータを印刷できるようになっ
ている。すなわち、本複写機11は、一般的な複写機の
機能の他にパーソナルコンピュータ162のプリンタと
兼用できるようになっている。
【0038】次に本実施の形態の作用について説明す
る。本ギヤードモータ10を適用した複写機11では、
まず、複写機本体14から給紙トレイ70を引き出し
て、給紙トレイ70内に複写用紙12を収容した後に給
紙トレイ70を再び複写機本体14内へ挿入する。この
際、給紙トレイ70のロッド76の係合ピン77が圧縮
コイルスプリング108をその付勢力に抗して圧縮させ
つつジョイント130のキー溝132に係合される。こ
れにより、ロッド76はジョイント130と連結され
る。この状態では、図7(A)に示されるように、給紙
トレイ70へ収容された複写用紙12と給紙ローラ72
が未だ離間した状態であり、この状態で給紙ローラ72
が回転しても複写用紙12を給紙することはできない。
【0039】この状態で、ギヤードモータ10がモータ
制御装置160からの駆動開始信号を受けると、モータ
98が駆動されて駆動軸100が正転される。駆動軸1
00の回転は、第1乃至第3ギヤ104、110、11
6を介して減速されつつ出力軸122へ伝達され、これ
によって、出力軸122が所定角度回転される。また、
駆動軸100の回転が第1ギヤ104を介して第2ギヤ
110へ伝達されて第2ギヤ110が回転すると、第2
ギヤ110の回転に伴ってカムプレート142が回転す
る。ここで、カムプレート142の回転状態では、カム
プレート142のパルス部144とコンタクトプレート
146の端部とが対向した場合にのみコンタクトプレー
ト146とコンタクトプレート148とがカムプレート
142を介して導通される。したがって、カムプレート
142の回転状態では、断続的にパルス部144とコン
タクトプレート148の端部とが接触し、これによっ
て、パルス信号がモータ制御装置160へ送信される。
モータ制御装置160では、このパルス信号のパルス数
を計数する。
【0040】モータ98が作動して出力軸122が回転
するとジョイント130を介して出力軸122へ連結さ
れているロッド76が回転し、これにより、レバー78
が図6の矢印A方向へ回転され、複写用紙12の給紙方
向側端部が給紙ローラ72による給紙位置まで押し上げ
られる(図7(B)図示状態)。なお、複写用紙12が
給紙位置まで押し上げられると、図示しない用紙位置検
出手段によってこの状態が検出されてギヤードモータ1
0のモータ98が停止され、給紙可能状態となる。ま
た、モータ制御装置160ではモータ98が停止するま
での間に受信したパルス信号のパルス数から給紙トレイ
70内に収容されている複写用紙12の残量が導き出さ
れる。
【0041】すなわち、図7(B)及び図7(C)に示
されるように、給紙トレイ70内に収容された複写用紙
12の枚数が少ない場合(図7(B)図示状態)には、
給紙トレイ70内に収容された複写用紙12の枚数が多
い場合(図7(C)図示状態)よりも複写用紙12をよ
り高い位置まで押し上げないと最上段の複写用紙12が
給紙位置に達しないため、複写用紙12の収容枚数が少
ない場合では収容枚数が多い場合よりもレバー78の揺
動角度が大きい。したがって、レバー78の揺動角度を
得ることにより給紙トレイ70内の複写用紙12の枚数
を得ることができる。ここで、レバー78の揺動角度
は、すなわち、ロッド76の回転角度であり、出力軸1
22の回転角度である。また、出力軸122の回転角度
は、第3ギヤ116を介して接続された第2ギヤ110
の回転数、すなわち、カムプレート142の回転数に比
例する。このことから、カムプレート142の回転数
(すなわち、パルス信号のパルス数)、レバー78の揺
動角度、及び給紙トレイ70内に収容された複写用紙1
2の枚数の対比テーブルを予め作成し、モータ制御装置
160に予め記憶させておくことによってモータ98が
停止された状態での複写用紙12の残量が容易に導き出
される。ここで導き出された複写用紙12の残量情報
は、パーソナルコンピュータ162へ適宜送信され、こ
れによってパーソナルコンピュータ162のモニタ上で
複写用紙12の残量を確認できる。
【0042】この状態で、複写機11のカバー16の下
面とプラテンガラスの上面との間に複写原稿をセットし
て複写機11を作動させるか、或いは、パーソナルコン
ピュータ162のデータを複写機制御装置へ送信すると
共にパーソナルコンピュータ162から複写機制御装置
へ印刷命令を送信して複写機11を作動させると、給紙
ローラ72によって複写用紙12が処理部44へ送り込
まれる。これと同時に、感光ドラム46の表面が帯電器
48によって均一に帯電された後、露光部32によって
露光される。これにより、感光ドラム46の表面に静電
潜像が形成される。次いで、現像部50によってトナー
粒子が電荷に応じて付着して現像され、転写器54によ
ってトナー画像が複写用紙12の表面に転写される。転
写後、分離器58によって密着状態にある複写用紙12
が感光ドラム46の表面から分離される。分離後、搬送
ローラ62によって複写用紙12が定着部64に搬送さ
れる。定着部64では、加圧ローラ66及び定着ローラ
68によって、トナー画像が複写用紙12の表面に定着
される。これにより、複写原稿の画像、或いは、パーソ
ナルコンピュータ162から送信されたデータが複写用
紙12の表面に複写又は印刷される。
【0043】この状態から、連続して複写し続けること
により複写用紙12の枚数が減ると、用紙位置検出用手
段によって複写用紙12の位置が検出されるので、モー
タ制御装置160によってモータ98への給電が再び開
始される。これによって、複写用紙12の給紙方向側端
部がレバー78によって給紙位置まで押し上げられる。
【0044】ここで、この場合にもモータ制御装置16
0においてモータ98が作動を開始してから停止するま
での間のパルス信号のパルス数が計数される。これによ
ってモータ98停止状態での給紙トレイ70内の複写用
紙12の残量が導き出され、この複写用紙12の残量情
報がパーソナルコンピュータ162へ適宜送信される。
【0045】ここで、本ギヤードモータ10は、カムプ
レート142、コンタクトプレート146、148がケ
ース92の内部に収容されているため、装置全体がコン
パクトになる。
【0046】また、カムプレート142が固着されてい
る第2ギヤ110と出力軸136との間には第3ギャ1
16が介在しているため、仮に、給紙トレイ70を複写
機本体14にセットする際に、ジョイント130とロッ
ド76との連結時の衝撃が発生しても、この衝撃が第3
ギヤ116にて吸収されて第2ギヤ110まで伝搬され
ることはない。このため、カムプレート142とコンタ
クトプレート146、148との相対的な位置関係が変
化することはなく、常に良好な複写用紙12の残量情報
をパーソナルコンピュータ162へ送信できる。
【0047】さらに、電源からのコードとモータ98と
を接続するコネクタ150にコンタクトプレート14
6、148が接続されているため、コンタクトプレート
146との電源とを別のコードで接続する必要がなく、
コード配線の簡素化を図ることができる。
【0048】また、カムプレート142やコンタクトプ
レート146、148がケース92の内部に収容されて
いるため、仮に、複写機本体14内にトナーが飛散した
場合でも、飛散したトナーがカムプレート142やコン
タクトプレート146、148へ付着することがなく、
この意味でも常に良好に複写用紙12の残量を検知でき
る。
【0049】さらに、本ギヤードモータ10では、モー
タ98の駆動軸100の回転を第1乃至第3ギヤ10
4、110、116によって減速しつつ出力軸122へ
伝達する構成であるため、第2ギヤ110の回転速度は
出力軸122の回転速度よりも速く、モータ98が駆動
を開始して停止するまでの間の出力軸122の回転量よ
りも、第2ギヤ110の回転量の方が大きい。したがっ
て、従来のスリット板のスリットの本数とカムプレート
142のパルス部144の数が同一であれば、モータ9
8が駆動を開始してから停止するまでの間のパルス信号
のパルス数を本ギヤードモータ10の方が多い。このた
め、複写用紙12の残量の検出精度を容易に向上でき
る。
【0050】なお、本実施の形態では、コンタクトプレ
ート146、148の端部を屈曲させてプリント基盤1
52の一方の面に形成されたパターンと接触させると共
に、プリント基盤152のその裏面に形成されたパター
ンをコネクタ150へ接触させることにより、コンタク
トプレート146、148とコネクタ150とを導通さ
せていたが、コンタクトプレート146、148とプリ
ント基盤152のパターンとの導通方法はこれに限るも
のではない。例えば、図8に示されるように、コンタク
トプレート146、148の端部がプリント基盤152
を貫通し、カムプレート142とは逆側の面(すなわ
ち、裏面)でコンタクトプレート146、148とプリ
ント基盤152とを半田付けし、この半田部182を介
してコンタクトプレート146、148とプリント基盤
152のパターンとを導通させてもよい。また、図9に
示されるように、プリント基盤152を貫通すると共
に、プリント基盤152のカムプレート142とは逆側
の面でプリント基盤152へ半田付けされた一対のリー
ド線192を各コンタクトプレート146、148の端
部に半田付けしてコンタクトプレート146、148と
プリント基盤152のパターンとを導通させてもよい。
さらに、図10に示されるように、各コンタクトプレー
ト146、148の他端側を、プリント基盤152とケ
ース本体96の底部との間を通過させた状態で屈曲さ
せ、プリント基盤152のカムプレート142とは逆側
の面(すなわち、裏面)でコンタクトプレート146、
148の端部とプリント基盤152とを接触させ、コン
タクトプレート146、148とプリント基盤152の
パターンとを導通させてもよい。以上の態様の場合で
は、プリント基盤152へのパターン印刷がプリント基
盤152の一方の面だけでよいため、コストの低減を図
ることができる。
【0051】さらに、本実施の形態では、カムプレート
を金属等の導電性を有する部材で形成したカムプレート
142とした構成であったが、カムプレートの構成はこ
れに限るものではない。例えば、図11に示されるよう
に、樹脂材等の非導電性の材料によって第2ギヤ110
に固定可能な基盤204を形成し、この基盤204に第
2ギヤ110の回転状態ではコンタクトプレート146
の端部が断続的に接触し、コンタクトプレート148の
端部が永続的な接触する導電性のパターン206を印刷
したカムプレート202をカムプレート142に代えて
適用してもよく、さらには、第2ギヤ110へパターン
206と同様のパターンを直接印刷した構成であっても
よい。
【0052】また、本実施の形態では、複写機11がパ
ーソナルコンピュータ162のプリンタを兼ねた態様で
あり、給紙トレイ70内の複写用紙12の残量情報を複
写機11外部のパーソナルコンピュータ162へ送信す
る構成であったが、複写機11の構成や複写用紙12の
残量情報の送信先(提供先)はこれに限るものではな
い。例えば、複写機11が、ファクシミリとの兼用機、
或いは複写機能しか持たない構成であってもよく、この
ような構成であっても、例えば、複写機11の操作盤等
に複写用紙12の残量情報を表示する構成とすれは、給
紙トレイ70を複写機本体14から外さずに複写用紙1
2の残量を確認することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の給紙
装置用駆動装置では、カムプレートやコンタクトプレー
トがケースの内部に配置されているため、装置の全体的
な形状をコンパクトにすることができ、しかも、カムプ
レートやコンタクトプレートへの異物の付着を防止で
き、異物付着による誤作動を防止できる。
【0054】また、請求項2記載の給紙装置用駆動装置
では、請求項1記載の給紙装置用駆動装置において、駆
動手段駆動時におけるギヤの回転速度を給紙装置の被駆
動軸の回転速度よりも速く設定したため、ギヤに設けら
れたカムプレートの単位時間当たりの回転量が出力軸の
単位時間当たりの回転量よりも多くなり、用紙残量の算
出精度を容易に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動装
置の平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動装
置の側面図である。
【図3】ギヤを拡大した側面断面図である。
【図4】給紙装置用駆動装置を給紙装置に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動装
置を適用した複写機の側面図である。
【図6】複写機の構成の概略を示す正面図である。
【図7】給紙装置に用紙が収容された状態を示す正面図
で、(A)は給紙装置用駆動装置の駆動前の状態を示
し、(B)は給紙装置用駆動装置の駆動後の状態を示
し、また、(C)は(B)の状態よりも多くの用紙が収
容された場合の給紙装置用駆動装置の駆動後の状態を示
す。
【図8】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動装
置の変形例を示す平面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動装
置の別の変形例を示す平面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動
装置の別の変形例を示す平面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る給紙装置用駆動
装置の別の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ギヤードモータ(給紙装置用駆動装置) 70 給紙トレイ(給紙装置) 76 ロッド(被駆動軸) 92 ケース 98 モータ(駆動手段) 110 第2ギヤ(ギヤ) 122 出力軸 130 ジョイント(係合手段) 142 カムプレート 146 コンタクトプレート 150 コネクタ(接続手段) 152 プリント基盤(接続手段) 160 モータ制御装置(残量検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内部に回転自在に軸支され駆動
    手段からの駆動力を受けて回転するギヤと、 軸線方向一端側が前記ケースから突出した状態で前記ケ
    ースの内部に回転自在に軸支されると共に、前記ギヤへ
    噛合さで前記駆動力を前記ケースの外部へ出力する出力
    軸と、 前記出力軸の前記軸線方向一端側に前記出力軸に沿って
    所定範囲移動可能に設けられ、前記ケースの外部に配設
    された給紙装置の被駆動軸に係合可能な係合手段と、 前記ケースの内部に配置された導電性のコンタクトプレ
    ートと、 前記ギヤに設けられ、前記ギヤの回転状態で前記コンタ
    クトプレートに断続的に接触して前記コンタクトプレー
    トを導通させるカムプレートと、 前記コンタクトプレートの導通回数を計数して前記給紙
    装置に収容された用紙の残量を検出する残量検出手段と
    前記コンタクトプレートとを接続する接続手段と、 を備える給紙装置用駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段駆動時における前記ギヤの
    回転速度を、前記給紙装置の被駆動軸の回転速度よりも
    速く設定したことを特徴とする請求項1記載の給紙装置
    用駆動装置。
JP22718696A 1996-08-28 1996-08-28 給紙装置用駆動装置 Expired - Fee Related JP3635157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22718696A JP3635157B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 給紙装置用駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22718696A JP3635157B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 給紙装置用駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1067446A true JPH1067446A (ja) 1998-03-10
JP3635157B2 JP3635157B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=16856845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22718696A Expired - Fee Related JP3635157B2 (ja) 1996-08-28 1996-08-28 給紙装置用駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3635157B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008720A (ja) * 2005-03-17 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 底板昇降装置および画像形成装置
US7503558B2 (en) 2005-05-31 2009-03-17 Ricoh Company, Ltd. Sheet elevation apparatus and image forming apparatus using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008720A (ja) * 2005-03-17 2007-01-18 Ricoh Co Ltd 底板昇降装置および画像形成装置
US7503558B2 (en) 2005-05-31 2009-03-17 Ricoh Company, Ltd. Sheet elevation apparatus and image forming apparatus using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3635157B2 (ja) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10591853B2 (en) Moving device and image forming apparatus incorporating the moving device
JPH09194049A (ja) シートのスタックから切断シートを供給するシート供給装置及びそれを用いた電子写真印刷機
US10429786B2 (en) Drive transmission device and image forming apparatus incorporating the drive transmission device
US5020788A (en) Paper feeding device
EP0841272A1 (en) A sheet delivering and feeding device
JP3597040B2 (ja) 画像形成装置
EP3385201B1 (en) Driving device, sheet feeding device and image forming apparatus including same
JP4923673B2 (ja) 画像形成装置の動力伝達機構
US10663910B2 (en) Developing cartridge including engaging member movable with helical gear and engageable with outer surface of housing
JP3635157B2 (ja) 給紙装置用駆動装置
JPH09194048A (ja) シートのスタックから切断シートを供給するシート供給装置及びそれを用いた電子写真印刷機
US11048203B2 (en) Developing cartridge including engaging member movable with helical gear and engageable with gear cover
JP3665201B2 (ja) 駆動装置
US5527028A (en) Automatic sheet feeding device
JPH11106091A (ja) 駆動装置
JP2019167185A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP3053814B1 (ja) 画像形成装置
JPH03115039A (ja) 給紙センサ
JP2000143004A (ja) 画像処理装置の給紙用駆動装置
JPH09240877A (ja) シート分離装置
JP2004029616A (ja) 画像形成装置
JPH0330349Y2 (ja)
KR200189816Y1 (ko) 양면인쇄기기의배지롤러구동장치
JPH0338185Y2 (ja)
JPH05216136A (ja) 原稿台の位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040412

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20041228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees