JPH1067337A - 貨物用平床トレーラ - Google Patents

貨物用平床トレーラ

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JPH1067337A
JPH1067337A JP22819996A JP22819996A JPH1067337A JP H1067337 A JPH1067337 A JP H1067337A JP 22819996 A JP22819996 A JP 22819996A JP 22819996 A JP22819996 A JP 22819996A JP H1067337 A JPH1067337 A JP H1067337A
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JP
Japan
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main frame
cargo
trailer
flat
cross member
Prior art date
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Pending
Application number
JP22819996A
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English (en)
Inventor
Takukuni Hirata
田 卓 邦 平
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH1067337A publication Critical patent/JPH1067337A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高技能者でなくても、簡単に荷台を組付ける
ことができ、納期を短縮できるようにする。 【解決手段】 主フレーム9とフロントエンドビーム1
0およびクロスメンバ11を溶接により連結して主フレ
ーム組立体4を作る。この主フレーム組立体4に、クロ
スメンバ5,サイドレール6,前立組立体7およびリヤ
バンパ8をボルト連結により取付けて荷台枠2を作る。
この荷台枠2上に、床板3を構成する各単位床板3aを
接着固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物用平床トレー
ラの荷台に係り、特に、ボルトで組み立てることができ
る貨物用平床トレーラの荷台に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、貨物用平床トレーラの荷台は、
客先要求に合わせて作り上げる受注生産方式が採られて
いるため、客先要望に添った長さや幅等を決めてから製
造することになり、受注から納入までのリードタイムが
長くかかり、そのリードタイムの短縮が求められてい
る。
【0003】しかし、貨物用平床トレーラの荷台は溶接
接合法によって組み立てられているので、受注から納入
までのリードタイムを短縮するためには、高度な技能者
を多数確保し訓練する方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】貨物用平床トレーラの
荷台を溶接接合法によって組み立てる場合、荷台枠を局
部的に加熱する工程を必要とし、熱歪が発生して車体荷
台枠に曲がりや捩じれ等が起こり、これらを修正するた
めには高度な技能と設備が必要となり、また多くの時間
も必要となるという問題がある。また、納期を短縮する
ためには、予め多種多様の車体を見込み生産する必要が
あるが、この場合には大きな車体の保管場所が問題とな
る。
【0005】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、高技能者を要することなく納期を短縮することがで
き、部品等の保管場所が問題となることもない貨物用平
床トレーラの荷台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の貨物用平床トレ
ーラの荷台は、主フレームと、主フレームに取付けられ
るクロスメンバと、クロスメンバの両サイドに取付けら
れるサイドレールと、主フレームの前端部に取付けられ
る前立組立体と、主フレームの後端部に取付けられるリ
ヤバンパとから荷台枠を構成し、この荷台枠上に床板を
配設した貨物用平床トレーラの荷台において、サイドレ
ールを複数の分割体で構成し、サイドレールおよびクロ
スメンバの取付けをボルト連結構造とし、これにより、
小さな部品単位でロット見込み生産を行い、キット化を
図って納期を短縮することが可能となり、またサイドレ
ールを複数の分割体で構成することで、分割体の組合わ
せの変更のみで長さ変更が可能となる。また、ボルト連
結構造とすることにより、高技能者でなくても組立が可
能となり、また小さな電着槽までの電着塗装が可能とな
り、さらに異種金属の結合も可能となる。
【0007】本発明の貨物用平床トレーラの荷台は、前
立組立体およびリヤバンパの取付けをボルト連結構造と
することで、荷台枠の部品のほとんどをボルト連結構造
とすることが可能となる。
【0008】本発明の貨物用平床トレーラの荷台は、床
体を複数の単位床板で構成し、各単位床板をサイドレー
ルと主フレームとの間の間隔または主フレーム間の間隔
のいずれかの間隔とほぼ同一の横幅で、クロスメンバ間
の間隔よりも大きい長さとし、クロスメンバに接着する
ことで、床板を木工高技能者が幅の狭い単板をサネハギ
加工して組合わせ、これを多数のビスを用いて取付ける
作業が不要となり、単位床板を低技能者が容易に床板組
付けを行なうことを可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一形態に
係る貨物用平床トレーラの荷台を示すもので、この荷台
1は、荷台枠2と、荷台枠2上に配設される床板3とを
備え、前記荷台枠2は、主フレーム組立体4と、主フレ
ーム組立体4に取付けられるクロスメンバ5と、クロス
メンバ5の両サイドに取付けられるサイドレール6と、
主フレーム組立体4の前端部に取付けられる前立組立体
7と、主フレーム組立体4の後端部に取付けられるリヤ
バンパ8とから構成されている。
【0010】前記主フレーム組立体4は、図2に示すよ
うに、2本の主フレーム9を、フロントエンドビーム1
0およびクロスメンバ11により溶接で連結して梯子状
に構成されており、前記各主フレーム9は、主フレーム
フランジ9aと主フレームウエブ9bとを溶接して構成
されている。すなわち、主フレーム組立体4は、従来と
同様にすべて溶接により組立てられている。そして、こ
の主フレーム組立体4には、図2に示すように、補助脚
ブラケット12,スプリングブラケット13およびイコ
ライザブラケット14等が取付けられ、その後塗装が施
される。
【0011】前記主フレーム組立体4は、その後、図3
に示すように、後部側にタイヤホイール15が装着され
る車軸装置16およびブレーキ装置17が取付けられ
る。
【0012】前記クロスメンバ5は、図1に示すよう
に、予め所定長さに切断されて電着塗装が施されたもの
が必要本数用意される。各クロスメンバ5は、前記主フ
レーム組立体4に所定の間隔を置いて配置された後、ボ
ルト連結により主フレーム組立体4に固定される。
【0013】前記サイドレール6は、図1に示すよう
に、例えば3つの分割体6aで構成されており、任意の
分割体6aを長さの異なるものと交換することにより、
荷台1の長さ変更に対応できるようになっている。この
サイドレール6は、各分割体6a単位で電着塗装が施さ
れた後、図1に示すように、各分割体6a間に柱受継ぎ
ブラケット18を配した状態で、前記クロスメンバ5の
側端部にボルト連結により固定される。サイドレール6
の後端部には柱受継ぎブラケット19が連設される。
【0014】前記前立組立体7は、図1に示すように、
縦,横の各棒材を溶接するとともに、表面に電着塗装を
施して構成されており、この前立組立体7は、荷台枠2
の前端部にボルト連結により固定される。
【0015】また、前記リヤバンパ8は、図1に示すよ
うに、各構成部材を溶接するとともに、表面に電着塗装
を施して構成されており、このリヤバンパ8は、荷台枠
2の後端部にボルト連結により固定される。これによ
り、図4に示す荷台枠2が構成される。この荷台枠2に
は、その後、タイヤホイール15および補助脚20が取
付けられる。
【0016】前記荷台枠2には、その後、図1および図
5に示すように、前立内張21,フェンダ22,サイド
バンパ23,工具箱24およびランプ等の電気部品25
が取付けられるとともに、荷台枠2上には床板3が取付
けられ、その後中柱26が取付けられ、最後にアオリ架
装27が取付けられて荷台1が完成する。
【0017】前記床板3は、図1に示すように、耐候性
に優れた合板製等の複数の単位床板3aで構成されてお
り、各単位床板3aは、サイドレール6と主フレーム9
との間の間隔または主フレーム9同士の間の間隔のいず
れかの間隔とほぼ同一の横幅でかつクロスメンバ5間の
間隔よりも大きい長さである。これら各単位床板3a
は、クロスメンバ5に接着剤を用いて接着される。
【0018】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。荷台1の製造に際して、まず、主フレーム9を溶接
により製造するとともに、2本の主フレーム9間にフロ
ントエンドビーム10およびクロスメンバ11を溶接に
より取付けて図2に示す主フレーム組立体4を製造す
る。この主フレーム組立体4には、その後、補助脚ブラ
ケット,スプリングブラケット13およびイコライドブ
ラケット14が取付られる。その後、これら全体に塗装
が施される。
【0019】次いで、この主フレーム組立体4に、図3
に示すように、車軸装置16およびブレーキ装置17を
取付けられ、図示しないブレーキ装置部品および電気部
品も取付けられる。
【0020】次いで、この主フレーム組立体4に複数の
クロスメンバ5が配置され、各クロスメンバ5は、ボル
ト連結に主フレーム組立体4に固定される。クロスメン
バ5の両サイドには、サイドレール6および両柱受継ブ
ラケット18,19がボルト連結により固定される。
【0021】次いで、荷台枠2の前端部および後端部
に、前立組立体7およびリヤバンパ8がそれぞれ配置さ
れ、前立組立体7およびリヤバンパ8がボルト連結によ
り荷台枠2に固定され、図4に示す荷台枠2が完成す
る。この荷台枠2には、その後、タイヤホイール15お
よび補助脚20を取付けられる。
【0022】次いで、この荷台枠2に、図1および図5
に示すように、前立内張21,フェンダ22,サイドバ
ンパ23,工具箱24および電気部品25を順次取付け
るとともに、荷台枠2上に、床板3を構成する各単位床
板3aが接着固定される。そして、その後、中柱26を
取付けるとともにアオリ架装27が取付けられて荷台1
が完成する。
【0023】しかして、主フレーム組立体4以外の各構
成部品は、すべてボルト連結により組付けることができ
るので、高技能者でなくても荷台1を組立てることがで
き、技能者の確保が容易である。
【0024】また、小さな部品単位でロット見込み生産
を行なってキット化を図ることにより、納期を大幅に短
縮することができるとともに、保管も容易で広いスペー
スを要しない。小さな部品単位であるから、小さな電着
槽を用いて容易に電着塗装することができ、防錆力の向
上とともに塗装仕上がり品質を向上させることができ
る。
【0025】また、ボルト連結とすることにより、異種
金属の結合も可能となり、例えば、アルミ材を用いて部
品を製造することにより、荷台1の軽量化を図ることが
できる。
【0026】また、従来の溶接工法では、生産工程にお
いて、クロスメンバを全て組立てたままで塗装や艤装を
行なう必要があるが、本実施の形態のボルト工法におい
ては、配管や配線工事時には、少なくともクロスメンバ
5がない状態で作業を行なうことができるので、作業が
容易である。また、最終組立て近くまで、移動の際には
クロスメンバ5の重量がないので、溶接工法よりも作業
性がよい。
【0027】さらに、床板3は荷台枠2上に接着固定さ
れるので、高技能者でなくても床板3の取付け作業を行
なうことができ、作業も容易である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サイド
レールを複数の分割体で構成するとともに、サイドレー
ルおよびクロスメンバの大部分の取付けを、ボルト連結
構造とするようにしているので、小さな部品単位でロッ
ト見込み生産を行ない、キット化を図って納期を短縮す
ることができる。また、サイドレールを複数の分割体で
構成することで、分割体の組合わせの変更のみで、荷台
の長さ変更に対応することができる。また、ボルト連結
構造とすることにより、高技能者でなくても組付け作業
を行なうことができるとともに、小さな電着槽を用い部
品段階で電着塗装を施すことができ、また異種金属を結
合することもできる。
【0029】本発明はまた、前立組立体およびリヤバン
パの取付けを、ボルト連結構造とするようにしているの
で、荷台枠の部品をほとんどをボルト連結構造とするこ
とができ、作業性を大幅に向上させることができる。
【0030】本発明はまた、部品変換が容易であり、メ
ンテナンスコストを大幅に削減できる。
【0031】本発明は、さらに、床板を複数の単位床板
で構成し、各単位床板を、サイドレールと主フレームと
の間の間隔または主フレーム間の間隔のうちのいずれか
狭い方の間隔とほぼ同一の横幅とするとともに、クロス
メンバ間の間隔よりも大きい長さとし、クロスメンバに
接着するようにしているので、低技能者が容易に床板組
付けを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る貨物用平床トレー
ラの荷台を示す分解図。
【図2】主フレーム組立体を示す斜視図。
【図3】主フレーム組立体に車軸装置およびブレーキ装
置等を取付けた状態を示す斜視図。
【図4】荷台枠を示す斜視図。
【図5】完成した荷台を示す斜視図。
【符号の説明】
1 荷台 2 荷台枠 3 床板 3a 単位床板 4 主フレーム 5 クロスメンバ 6 サイドレール 6a 分割体 7 前立組立体 8 リヤバンパ 9 主フレーム 10 フロントエンドビーム 11 クロスメンバ 18,19 柱受継ぎブラケット 26 中柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主フレームと、主フレームに取付けられる
    クロスメンバと、クロスメンバの両サイドに取付けられ
    るサイドレールと、主フレームの前端部に取付けられる
    前立組立体と、主フレームの後端部に取付けられるリヤ
    バンパとから荷台枠を構成し、この荷台枠上に床板を配
    設した貨物用平床トレーラの荷台において、前記サイド
    レールを複数の分割体で構成し、複数の分割体をボルト
    連結構造とするとともに、クロスメンバの取付けをボル
    ト連結構造としたことを特徴とする貨物用平床トレー
    ラ。
  2. 【請求項2】前立組立体およびリヤバンパの取付けをボ
    ルト連結構造としたことを特徴とする請求項1記載の貨
    物用平床トレーラ。
  3. 【請求項3】上記荷台床板は、複数の単位床板で構成さ
    れ、各単位床板は、サイドレールと主フレームとの間の
    間隔または主フレーム間の間隔のいずれかの間隔とほぼ
    同一の横幅でクロスメンバ間の間隔よりも大きい長さ
    で、クロスメンバに接着されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の貨物用平床トレーラ。
JP22819996A 1996-08-29 1996-08-29 貨物用平床トレーラ Pending JPH1067337A (ja)

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JP22819996A JPH1067337A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 貨物用平床トレーラ

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JPH1067337A true JPH1067337A (ja) 1998-03-10

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ID=16872759

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JP22819996A Pending JPH1067337A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 貨物用平床トレーラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086738A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Nippon Fruehauf Co Ltd トレーラのフロントウォール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086738A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Nippon Fruehauf Co Ltd トレーラのフロントウォール

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