JPH1066954A - 塵芥分解処理方法及びその装置 - Google Patents
塵芥分解処理方法及びその装置Info
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- JPH1066954A JPH1066954A JP8242630A JP24263096A JPH1066954A JP H1066954 A JPH1066954 A JP H1066954A JP 8242630 A JP8242630 A JP 8242630A JP 24263096 A JP24263096 A JP 24263096A JP H1066954 A JPH1066954 A JP H1066954A
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Landscapes
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】本発明は生ごみ等の厨芥の分解処理方法及びそ
の装置に関し、分解処理時間を短縮し、かつ分解を完全
とする処理方法及びその装置を提供する。 【解決手段】厨芥を水と共に粉砕機にて粉砕して高濃度
有機物汚水とし、この高濃度有機物汚水中に有機物分解
酵素を添加し、更に嫌気性生物処理、次いで好気性生物
処理にて有機物を分解する厨芥分解処理方法。１‥厨房
の流し台投入口、２‥塵芥粉砕機、３‥酵素反応槽、３
1 ‥分解酵素滴下装置、３2 ‥酵素貯蔵用タンク、４
1 、４2 ‥嫌気性生物処理槽、５1 、５2 ‥好気性生物
処理槽、６‥沈殿槽、７‥流出管、８‥流量調整槽、９
‥管路。
の装置に関し、分解処理時間を短縮し、かつ分解を完全
とする処理方法及びその装置を提供する。 【解決手段】厨芥を水と共に粉砕機にて粉砕して高濃度
有機物汚水とし、この高濃度有機物汚水中に有機物分解
酵素を添加し、更に嫌気性生物処理、次いで好気性生物
処理にて有機物を分解する厨芥分解処理方法。１‥厨房
の流し台投入口、２‥塵芥粉砕機、３‥酵素反応槽、３
1 ‥分解酵素滴下装置、３2 ‥酵素貯蔵用タンク、４
1 、４2 ‥嫌気性生物処理槽、５1 、５2 ‥好気性生物
処理槽、６‥沈殿槽、７‥流出管、８‥流量調整槽、９
‥管路。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみ等の厨芥の
分解処理方法及びその装置に関するものであり、分解処
理時間を短縮し、かつ分解を完全なものとする処理方法
及びその装置を提供する。
分解処理方法及びその装置に関するものであり、分解処
理時間を短縮し、かつ分解を完全なものとする処理方法
及びその装置を提供する。
【０００２】
【従来の技術】ホテル、レストラン等から排出される厨
芥は大量に排出される水と共に粉砕機にて砕かれ、更に
処理槽にて固形分、有機物等が液状化処理されて廃棄さ
れていた。この方法は通常は粉砕機に連結して嫌気性生
物処理槽及び好気性生物処理槽が備えられている。しか
るに、大量に厨芥が発生するレストランやホテルであれ
ばこれらの設備を備えることは可能であっても、一般の
家庭等ではその設備を各戸に備えることは金銭的にもス
ペ−ス的にも難しく、それは生物処理における処理時間
（効率）が長く、大型の処理槽を備えなくてはならない
からであり、装置の簡素化、小型化が望まれていたので
ある。
芥は大量に排出される水と共に粉砕機にて砕かれ、更に
処理槽にて固形分、有機物等が液状化処理されて廃棄さ
れていた。この方法は通常は粉砕機に連結して嫌気性生
物処理槽及び好気性生物処理槽が備えられている。しか
るに、大量に厨芥が発生するレストランやホテルであれ
ばこれらの設備を備えることは可能であっても、一般の
家庭等ではその設備を各戸に備えることは金銭的にもス
ペ−ス的にも難しく、それは生物処理における処理時間
（効率）が長く、大型の処理槽を備えなくてはならない
からであり、装置の簡素化、小型化が望まれていたので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の技術に鑑みてなされたものであって、厨芥処理の
迅速化と共に処理装置の小型化を実現しようとするもの
である。
従来の技術に鑑みてなされたものであって、厨芥処理の
迅速化と共に処理装置の小型化を実現しようとするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本第１発明は厨芥分解処
理方法を提供するものであって、その要旨は、厨芥を水
と共に粉砕機にて粉砕して高濃度有機物汚水とし、この
高濃度有機物汚水中に有機物分解酵素を添加し、更に嫌
気性生物処理、次いで好気性生物処理にて有機物を分解
することを特徴とする厨芥分解処理方法にかかるもので
ある。
理方法を提供するものであって、その要旨は、厨芥を水
と共に粉砕機にて粉砕して高濃度有機物汚水とし、この
高濃度有機物汚水中に有機物分解酵素を添加し、更に嫌
気性生物処理、次いで好気性生物処理にて有機物を分解
することを特徴とする厨芥分解処理方法にかかるもので
ある。
【０００５】そして本第２発明は厨芥分解処理装置を提
供するものであって、その要旨は、塵芥粉砕装置、嫌気
性生物処理装置、好気性生物処理装置からなり、これら
が流通手段により連結され、塵芥が各装置を経て処理さ
れる厨芥分解処理装置であって、前記塵芥粉砕装置と嫌
気性生物処理装置との間に粉砕された塵芥が溜められる
有機物分解酵素反応装置を配置し、これに分解される塵
芥に応じた分解酵素供給装置を備えたことを特徴とする
塵芥分解処理装置にかかるものである。
供するものであって、その要旨は、塵芥粉砕装置、嫌気
性生物処理装置、好気性生物処理装置からなり、これら
が流通手段により連結され、塵芥が各装置を経て処理さ
れる厨芥分解処理装置であって、前記塵芥粉砕装置と嫌
気性生物処理装置との間に粉砕された塵芥が溜められる
有機物分解酵素反応装置を配置し、これに分解される塵
芥に応じた分解酵素供給装置を備えたことを特徴とする
塵芥分解処理装置にかかるものである。
【０００６】本第２発明にあって、好ましくは、有機物
分解酵素反応槽と嫌気性生物処理装置との間に流量調節
槽を設けた装置であり、更に好気性生物処理装置より有
機物分解酵素反応装置へ汚泥を循環させる循環手段を備
えたものがよい。尚、塵芥粉砕装置に自動給水装置を備
えておけば、塵芥粉砕時に自動的に水が供給されるため
更に好ましい装置となる。
分解酵素反応槽と嫌気性生物処理装置との間に流量調節
槽を設けた装置であり、更に好気性生物処理装置より有
機物分解酵素反応装置へ汚泥を循環させる循環手段を備
えたものがよい。尚、塵芥粉砕装置に自動給水装置を備
えておけば、塵芥粉砕時に自動的に水が供給されるため
更に好ましい装置となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は上記の通りであって、厨
芥の処理を酵素の力を利用して有機物を分解液状化を促
進しようとするものであり、処理時間の短縮、設備の小
型化をもたらすもので、厨芥を嫌気処理する前に酵素反
応槽内にて酵素を粉砕処理されたスラリ−内に充填する
ものであり、このため次処理工程での分解が極めて短時
間に行われることになるものである。
芥の処理を酵素の力を利用して有機物を分解液状化を促
進しようとするものであり、処理時間の短縮、設備の小
型化をもたらすもので、厨芥を嫌気処理する前に酵素反
応槽内にて酵素を粉砕処理されたスラリ−内に充填する
ものであり、このため次処理工程での分解が極めて短時
間に行われることになるものである。
【０００８】この充填される酵素は厨芥の主成分によっ
て種々選択されるが、粉末又は溶液状で加えられるもの
であって、例えば炭水化物分解酵素としてはグルコシ−
ダ−ゼ、タンパク質分解酵素としてはプロテア−ゼ、脂
肪分解酵素としてはリパ−ゼ等が挙げられる。
て種々選択されるが、粉末又は溶液状で加えられるもの
であって、例えば炭水化物分解酵素としてはグルコシ−
ダ−ゼ、タンパク質分解酵素としてはプロテア−ゼ、脂
肪分解酵素としてはリパ−ゼ等が挙げられる。
【０００９】厨芥分解処理装置上からいえば、嫌気性処
理工程は２槽に分離されており、その第１槽は主として
嫌気性生物処理であり、第２槽は主として固液分離処理
がなされ、厨芥固形物の有機物の加水分解によって有機
酸として可溶化されることとなる。この第１槽及び第２
槽は独立した槽を設置する方式が一般的であるが、一つ
の槽に上下に２分した形状のものであってもよい。
理工程は２槽に分離されており、その第１槽は主として
嫌気性生物処理であり、第２槽は主として固液分離処理
がなされ、厨芥固形物の有機物の加水分解によって有機
酸として可溶化されることとなる。この第１槽及び第２
槽は独立した槽を設置する方式が一般的であるが、一つ
の槽に上下に２分した形状のものであってもよい。
【００１０】尚、この嫌気性処理時にはスラリ−中のＰ
Ｈが低下する傾向にあるので、例えばカセイソ−ダ−等
のアルカリを添加する装置が備えられるのがよい。又、
固液分離にあっては分離材として通常不織布が用いら
れ、この素材としては例えば天然繊維、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル、ビニロン等の合成繊維が用いら
れる。
Ｈが低下する傾向にあるので、例えばカセイソ−ダ−等
のアルカリを添加する装置が備えられるのがよい。又、
固液分離にあっては分離材として通常不織布が用いら
れ、この素材としては例えば天然繊維、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニル、ビニロン等の合成繊維が用いら
れる。
【００１１】一方、好気性処理工程では嫌気性槽内から
の液分を活性炭処理、曝気処理等の処理をし、好気微生
物により嫌気可溶化液中の溶解性汚泥物質を処理するこ
とになる。この場合も、厨芥分解処理装置上からいえ
ば、好気性処理工程は２槽に分離されているのが好まし
い。
の液分を活性炭処理、曝気処理等の処理をし、好気微生
物により嫌気可溶化液中の溶解性汚泥物質を処理するこ
とになる。この場合も、厨芥分解処理装置上からいえ
ば、好気性処理工程は２槽に分離されているのが好まし
い。
【００１２】尚、厨芥を水と共にデイスポ−ザ−にて粉
砕する際に、水分が少ないと充分な粉砕ができないこと
もあるため、粉砕時に水を自動供給する手段を備えてお
くことが好ましく、又、場合によっては好気槽より排出
される排水を再度酵素反応素に導く手段を備えるもので
あってもよい。
砕する際に、水分が少ないと充分な粉砕ができないこと
もあるため、粉砕時に水を自動供給する手段を備えてお
くことが好ましく、又、場合によっては好気槽より排出
される排水を再度酵素反応素に導く手段を備えるもので
あってもよい。
【００１３】
【実施例】以下図面をもって本発明を更に詳細に説明す
る。図１は本第２発明の厨芥分解処理装置の第１実施例
の概念図である。符号１は厨房の流し台投入口、２は厨
芥を水と共に粉砕するための粉砕機、２０は本発明の処
理槽の全体図である。この処理槽２０は例えばＦＲＰ等
の複合樹脂製よりなっている。そして、処理槽２０内に
は酵素反応槽３、この酵素反応槽３に分解酵素を滴下す
る分解酵素滴下装置３1 、分解酵素貯蔵用タンク３2 が
付属され、更に２つの嫌気性生物処理槽４1 、４2 及び
２つの好気性生物処理槽５1 、５2 沈殿槽６が設置され
ている。
る。図１は本第２発明の厨芥分解処理装置の第１実施例
の概念図である。符号１は厨房の流し台投入口、２は厨
芥を水と共に粉砕するための粉砕機、２０は本発明の処
理槽の全体図である。この処理槽２０は例えばＦＲＰ等
の複合樹脂製よりなっている。そして、処理槽２０内に
は酵素反応槽３、この酵素反応槽３に分解酵素を滴下す
る分解酵素滴下装置３1 、分解酵素貯蔵用タンク３2 が
付属され、更に２つの嫌気性生物処理槽４1 、４2 及び
２つの好気性生物処理槽５1 、５2 沈殿槽６が設置され
ている。
【００１４】さて、ここで塵芥処理について順次説明す
ると、先ず流し台投入口１より投入された厨芥は粉砕機
２によって水と共に粉砕され酵素反応槽３へと流入しこ
こで所望の間溜められる。粉砕機２による塵芥の粉砕は
次工程以降の処理槽での処理が短時間で可能なように、
できる限り細かく厨芥を粉砕するのが好ましい。この酵
素反応槽３には分解酵素滴下装置３1 と分解酵素貯蔵用
タンク３2 が付属されており、粉砕機２の運転に応じて
酵素反応槽３内に酵素が適量滴下されるようになってい
る。酵素反応は酵素反応槽３の容積を例えば１５リット
ルとし、厨芥を粉砕した高濃度有機物汚水はこの反応槽
３内で約１日貯留される。ここでの酵素反応は後の生物
処理を考慮し、最低でもｐＨ５程度までの処理とする。
ると、先ず流し台投入口１より投入された厨芥は粉砕機
２によって水と共に粉砕され酵素反応槽３へと流入しこ
こで所望の間溜められる。粉砕機２による塵芥の粉砕は
次工程以降の処理槽での処理が短時間で可能なように、
できる限り細かく厨芥を粉砕するのが好ましい。この酵
素反応槽３には分解酵素滴下装置３1 と分解酵素貯蔵用
タンク３2 が付属されており、粉砕機２の運転に応じて
酵素反応槽３内に酵素が適量滴下されるようになってい
る。酵素反応は酵素反応槽３の容積を例えば１５リット
ルとし、厨芥を粉砕した高濃度有機物汚水はこの反応槽
３内で約１日貯留される。ここでの酵素反応は後の生物
処理を考慮し、最低でもｐＨ５程度までの処理とする。
【００１５】酵素反応槽３内に新たな有機物汚水が流入
すると、越流堰を超えて第１嫌気性生物処理槽４1 へ流
入する。有機物汚水はこの第１嫌気性生物処理槽４1 内
で嫌気状態に保たれ、更に約１日嫌気性の微生物により
生物分解される。そして、処理液は第２嫌気性生物処理
槽４2 内に導かれ同様に生物処理が行われ、ここで図示
しない不織布等の固液分離手段により両者が分離され、
この液体分は次の好気性生物処理槽５内に流入する。
尚、図示はしないが通常はｐＨ調整用の例えば苛性ソ−
ダ供給装置が備えられる。この好気性生物処理槽５も第
１及び第２に二つ備えられており、好気性生物処理槽５
1 、５2 内で空気を送って曝気処理がなされ、有機物は
好気性の微生物により更に生物分解される。尚、好気性
生物処理槽５1 、５2 内特に５2 内には図示しない空気
を送るパイプが備えられ、これに取り付けられたノズル
より空気が吹き出されるものである。このように処理さ
れて有機物が分解された処理液は最終の沈殿槽６へと導
かれ、沈殿槽６の上積み層から下水道へと流出管７より
放流される。
すると、越流堰を超えて第１嫌気性生物処理槽４1 へ流
入する。有機物汚水はこの第１嫌気性生物処理槽４1 内
で嫌気状態に保たれ、更に約１日嫌気性の微生物により
生物分解される。そして、処理液は第２嫌気性生物処理
槽４2 内に導かれ同様に生物処理が行われ、ここで図示
しない不織布等の固液分離手段により両者が分離され、
この液体分は次の好気性生物処理槽５内に流入する。
尚、図示はしないが通常はｐＨ調整用の例えば苛性ソ−
ダ供給装置が備えられる。この好気性生物処理槽５も第
１及び第２に二つ備えられており、好気性生物処理槽５
1 、５2 内で空気を送って曝気処理がなされ、有機物は
好気性の微生物により更に生物分解される。尚、好気性
生物処理槽５1 、５2 内特に５2 内には図示しない空気
を送るパイプが備えられ、これに取り付けられたノズル
より空気が吹き出されるものである。このように処理さ
れて有機物が分解された処理液は最終の沈殿槽６へと導
かれ、沈殿槽６の上積み層から下水道へと流出管７より
放流される。
【００１６】尚、上記の例にあって、酵素反応槽３と第
１嫌気性生物処理槽４1 の間に、図２にて示すように底
面に小径の孔８1 を設けた流量調整槽８を備えるのもよ
く、この流量調整槽８を設けることにより時間当たり一
定量の有機物汚水が第１嫌気性生物処理槽４1 内に流入
することになり、流量変動が押さえられることにより安
定した生物処理が可能となる。又、この流量調整槽８を
備えることによって、酵素反応槽３にて液状化が不十分
であった有機物についてはこの流量調整槽８に留まり、
そこで反応が進行し液状化したもののみが第１嫌気性生
物処理槽４1 に流入されるというメリットもある。
１嫌気性生物処理槽４1 の間に、図２にて示すように底
面に小径の孔８1 を設けた流量調整槽８を備えるのもよ
く、この流量調整槽８を設けることにより時間当たり一
定量の有機物汚水が第１嫌気性生物処理槽４1 内に流入
することになり、流量変動が押さえられることにより安
定した生物処理が可能となる。又、この流量調整槽８を
備えることによって、酵素反応槽３にて液状化が不十分
であった有機物についてはこの流量調整槽８に留まり、
そこで反応が進行し液状化したもののみが第１嫌気性生
物処理槽４1 に流入されるというメリットもある。
【００１７】図３は本発明の更に好ましい例を示すもの
であって、図１における第２好気性生物処理槽４2 の底
部より酵素反応槽３（若しくは粉砕機２と酵素反応槽３
間）に循環する管路９を備え、第２好気性生物処理槽５
2 の底部に溜る汚泥を再度処理するために循環（返送）
させる手段が採られるのがよい。この手段は図２の例に
も用いられ得ることは言うまでもない。
であって、図１における第２好気性生物処理槽４2 の底
部より酵素反応槽３（若しくは粉砕機２と酵素反応槽３
間）に循環する管路９を備え、第２好気性生物処理槽５
2 の底部に溜る汚泥を再度処理するために循環（返送）
させる手段が採られるのがよい。この手段は図２の例に
も用いられ得ることは言うまでもない。
【００１８】図４は粉砕機２に自動給水装置２1 を装着
した例であり、塵芥を粉砕する際に水分を必ず供給しな
くてはならないための供給装置である。
した例であり、塵芥を粉砕する際に水分を必ず供給しな
くてはならないための供給装置である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、厨芥分解
処理の処理時間が短く、大型の処理槽を必要としない効
果的な装置が提供できたものであって、その環境的及び
工業的価値は高い。
処理の処理時間が短く、大型の処理槽を必要としない効
果的な装置が提供できたものであって、その環境的及び
工業的価値は高い。
【図１】図１は厨芥分解処理装置の第１実施例の概念図
である。
である。
【図２】図２は厨芥分解処理装置の別例を示す概念図で
ある。
ある。
【図３】図３は好ましい塵芥分解処理装置の概念図であ
る。
る。
【図４】図４は塵芥分解処理装置更に別例の概念図であ
る。
る。
１‥‥厨房の流し台投入口、 ２‥‥厨芥粉砕機、 ２1 ‥‥自動給水装置、 ３‥‥酵素反応槽、 ３1 ‥‥分解酵素滴下装置、 ３2 ‥‥分解酵素貯蔵用タンク、 ４1 、４2 ‥‥嫌気性生物処理槽、 ５1 、５2 ‥‥好気性生物処理槽、 ６‥‥沈殿槽、 ７‥‥流出管、 ８‥‥流量調整槽、 ９‥‥管路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１０月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 塵芥分解処理方法及びその装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 3/30 ＺＡＢ Ｃ０２Ｆ 11/04 ＺＡＢＺ 11/02 ＺＡＢ Ｂ０９Ｂ 3/00 Ｃ 11/04 ＺＡＢ 5/00 ＺＡＢＰ
Claims (5)
- 【請求項１】 厨芥を水と共に粉砕機にて粉砕して高濃
度有機物汚水とし、この高濃度有機物汚水中に有機物分
解酵素を添加し、更に嫌気性生物処理、次いで好気性生
物処理にて有機物を分解することを特徴とする厨芥分解
処理方法。 - 【請求項２】 塵芥粉砕装置、嫌気性生物処理装置、好
気性生物処理装置からなり、これらが流通手段により連
結され、塵芥が各装置を経て処理される厨芥分解処理装
置であって、前記塵芥粉砕装置と嫌気性生物処理装置と
の間に粉砕された塵芥が溜められる有機物分解酵素反応
装置を配置し、これに分解される塵芥に応じた分解酵素
供給装置を備えたことを特徴とする塵芥分解処理装置。 - 【請求項３】 前記有機物分解酵素反応槽と嫌気性生物
処理装置との間に流量調節槽を設けた請求項第２項記載
の塵芥分解処理装置。 - 【請求項４】 前記好気性生物処理装置より有機物分解
酵素反応装置へ汚泥を循環させる循環手段を備えた請求
項第２項記載の塵芥分解処理装置。 - 【請求項５】 前記塵芥粉砕装置に自動給水装置を備え
た請求項第２項記載の塵芥分解処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242630A JPH1066954A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 塵芥分解処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8242630A JPH1066954A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 塵芥分解処理方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066954A true JPH1066954A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17091918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8242630A Pending JPH1066954A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 塵芥分解処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066954A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003439A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Chiyoda Technol Corp | 放射性有機廃液を含む廃液処理方法と装置 |
| JP2011212594A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hitachi Zosen Corp | 厨芥類系廃棄物由来バイオマス原料の調製方法 |
| CN105945033A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-09-21 | 上海迈正环境科技有限公司 | 一种餐厨垃圾脱水除渣及油水分离系统 |
| CN114735895A (zh) * | 2022-04-25 | 2022-07-12 | 北京四良科技有限公司 | 一种快速酶解沼液的装置及其快速酶解沼液的方法 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP8242630A patent/JPH1066954A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005003439A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Chiyoda Technol Corp | 放射性有機廃液を含む廃液処理方法と装置 |
| JP2011212594A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hitachi Zosen Corp | 厨芥類系廃棄物由来バイオマス原料の調製方法 |
| CN105945033A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-09-21 | 上海迈正环境科技有限公司 | 一种餐厨垃圾脱水除渣及油水分离系统 |
| CN114735895A (zh) * | 2022-04-25 | 2022-07-12 | 北京四良科技有限公司 | 一种快速酶解沼液的装置及其快速酶解沼液的方法 |
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