JPH106593A - 長尺記録媒体用プリンタ - Google Patents
長尺記録媒体用プリンタInfo
- Publication number
- JPH106593A JPH106593A JP18126596A JP18126596A JPH106593A JP H106593 A JPH106593 A JP H106593A JP 18126596 A JP18126596 A JP 18126596A JP 18126596 A JP18126596 A JP 18126596A JP H106593 A JPH106593 A JP H106593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- bending
- upstream side
- long recording
- feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 長尺記録媒体を垂直にし、水平方向に搬送す
る長尺記録媒体用プリンタにおいて、長尺記録媒体に対
する浮上がり防止の押圧力が働いても、記録媒体が座屈
せず、印字品質を確保する。 【解決手段】 長尺記録媒体搬送路８の印字ヘッドの上
流側に長尺記録媒体の搬送手段を設け、更に上流側に長
尺記録媒体の印字位置での浮上がりを防止する浮上がり
防止手段と長尺記録媒体をその厚さ方向に曲げる曲げ手
段とを設けた。
る長尺記録媒体用プリンタにおいて、長尺記録媒体に対
する浮上がり防止の押圧力が働いても、記録媒体が座屈
せず、印字品質を確保する。 【解決手段】 長尺記録媒体搬送路８の印字ヘッドの上
流側に長尺記録媒体の搬送手段を設け、更に上流側に長
尺記録媒体の印字位置での浮上がりを防止する浮上がり
防止手段と長尺記録媒体をその厚さ方向に曲げる曲げ手
段とを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は端子台記銘板または
ラベルテープ等のテープ状の長尺記録媒体用プリンタに
関し、詳細には長尺記録媒体の印字位置での浮上がりを
防止する浮上がり防止手段により発生する記録媒体の搬
送時の座屈防止技術に関する。
ラベルテープ等のテープ状の長尺記録媒体用プリンタに
関し、詳細には長尺記録媒体の印字位置での浮上がりを
防止する浮上がり防止手段により発生する記録媒体の搬
送時の座屈防止技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、図４乃至図５（一
部は図１に図示）に示す構成のものが知られていて、そ
の詳細を説明する。１はサーマル印字ヘッド（以下、印
字ヘッドという）、２は端子台記銘板またはラベルテー
プ等のテープ状の長尺記録媒体（以下、記録媒体とい
う）、３はプラテン、４はリボンガイド、５は記録媒体
搬送ローラ（以下、搬送ローラという）にして、この搬
送ローラ５はモータ（不図示）により駆動されるように
なっている。６はアイドルローラにして、このアイドル
ローラ６は搬送ローラ５と一対に構成されていて、搬送
ローラ５とアイドルローラ６とで記録媒体２の搬送手段
を構成している。
部は図１に図示）に示す構成のものが知られていて、そ
の詳細を説明する。１はサーマル印字ヘッド（以下、印
字ヘッドという）、２は端子台記銘板またはラベルテー
プ等のテープ状の長尺記録媒体（以下、記録媒体とい
う）、３はプラテン、４はリボンガイド、５は記録媒体
搬送ローラ（以下、搬送ローラという）にして、この搬
送ローラ５はモータ（不図示）により駆動されるように
なっている。６はアイドルローラにして、このアイドル
ローラ６は搬送ローラ５と一対に構成されていて、搬送
ローラ５とアイドルローラ６とで記録媒体２の搬送手段
を構成している。
【０００３】７（図１に図示）は記録媒体２の搬送路の
下部を形成する下ガイドにして、この下ガイド７には印
字ヘッド１を起点として、搬送路８の上流側の上流ガイ
ド面７ａと下流側の下流ガイド面７ｂ（図１に図示）と
が形成されている。９（図１に図示）は上ガイドにし
て、この上ガイド９は前記上流ガイド面７ａの上方に位
置し、上ガイド面９ａと支軸９ｂ（図１に図示）とが形
成されている。１０（図１に図示）は上ガイドホルダに
して、この上ガイドホルダ１０は略コ字状に形成されて
いて、その中央部には前記支軸９ｂと枢着する孔１０ａ
が穿設され、上ガイド９はその支軸９ｂを中心として上
ガイドホルダ１０に対して揺動するようになっているほ
か、上ガイドホルダ１０自体もプリンタ本体１１に設け
られた一対の軸１１ａ、１１ｂを支点として揺動するよ
うになっており、更に先端部１１ｃにはスプリング受部
１１ｄが設けられている。１２はコイルスプリングにし
て、このコイルスプリング１２は前記スプリング受部１
１ｄの下側に位置していて、その弾性により上ガイド９
を記録媒体２に付勢し、印字位置において記録媒体２の
浮上がりを防止するための付勢手段として設けられてい
る。
下部を形成する下ガイドにして、この下ガイド７には印
字ヘッド１を起点として、搬送路８の上流側の上流ガイ
ド面７ａと下流側の下流ガイド面７ｂ（図１に図示）と
が形成されている。９（図１に図示）は上ガイドにし
て、この上ガイド９は前記上流ガイド面７ａの上方に位
置し、上ガイド面９ａと支軸９ｂ（図１に図示）とが形
成されている。１０（図１に図示）は上ガイドホルダに
して、この上ガイドホルダ１０は略コ字状に形成されて
いて、その中央部には前記支軸９ｂと枢着する孔１０ａ
が穿設され、上ガイド９はその支軸９ｂを中心として上
ガイドホルダ１０に対して揺動するようになっているほ
か、上ガイドホルダ１０自体もプリンタ本体１１に設け
られた一対の軸１１ａ、１１ｂを支点として揺動するよ
うになっており、更に先端部１１ｃにはスプリング受部
１１ｄが設けられている。１２はコイルスプリングにし
て、このコイルスプリング１２は前記スプリング受部１
１ｄの下側に位置していて、その弾性により上ガイド９
を記録媒体２に付勢し、印字位置において記録媒体２の
浮上がりを防止するための付勢手段として設けられてい
る。
【０００４】なお、記録媒体搬送路８において印字ヘッ
ド１より下流側に記録媒体２の上面を案内する部材を設
けると記録媒体２がジャムを生じたときに記録媒体２を
取出すことが困難になるので、この印字ヘッド１より下
流側には記録媒体２の上面を案内する部材は設けられて
いない。
ド１より下流側に記録媒体２の上面を案内する部材を設
けると記録媒体２がジャムを生じたときに記録媒体２を
取出すことが困難になるので、この印字ヘッド１より下
流側には記録媒体２の上面を案内する部材は設けられて
いない。
【０００５】このように構成されているので、記録媒体
２を前記上流ガイド面７ａと上ガイド面９ａ間に挿入す
ると、コイルスプリング１２の付勢による上ガイド面９
ａの記録媒体２に対する押圧力により、記録媒体２は図
４乃至図６に示すように座屈し、搬送ローラ５とアイド
ルローラ６間で記録媒体２の一部が重なり搬送不良を起
こし、そのままの状態で搬送ローラ５の回動により印字
ヘッド１とプラテン３間に移動するので、印字品質に過
大な問題点があった。
２を前記上流ガイド面７ａと上ガイド面９ａ間に挿入す
ると、コイルスプリング１２の付勢による上ガイド面９
ａの記録媒体２に対する押圧力により、記録媒体２は図
４乃至図６に示すように座屈し、搬送ローラ５とアイド
ルローラ６間で記録媒体２の一部が重なり搬送不良を起
こし、そのままの状態で搬送ローラ５の回動により印字
ヘッド１とプラテン３間に移動するので、印字品質に過
大な問題点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上ガイド面９ａの記録
媒体２に対する浮上がり防止の押圧力が働いても、記録
媒体２が座屈せず、印字品質を確保することを課題とす
る。
媒体２に対する浮上がり防止の押圧力が働いても、記録
媒体２が座屈せず、印字品質を確保することを課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】記録媒体を垂直にし、水
平方向に搬送する長尺記録媒体用プリンタにおいて、搬
送路の印字ヘッドより上流側に長尺記録媒体の搬送手段
を設け、更に上流側に長尺記録媒体の印字位置での浮上
がりを防止する浮上がり防止手段と記録媒体をその厚さ
方向に曲げる曲げ手段とを設けた構成とする。
平方向に搬送する長尺記録媒体用プリンタにおいて、搬
送路の印字ヘッドより上流側に長尺記録媒体の搬送手段
を設け、更に上流側に長尺記録媒体の印字位置での浮上
がりを防止する浮上がり防止手段と記録媒体をその厚さ
方向に曲げる曲げ手段とを設けた構成とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】記録媒体２が通過する搬送路８上
に位置する浮上がり防止手段である上ガイド９により記
録媒体２はその幅方向に押圧されるが、記録媒体２をそ
の厚さ方向に曲げる曲げ手段により記録媒体２は断面が
平らな状態でその厚さ方向に変形するので、幅方向の断
面二次モーメントが大となり、平な状態で搬送ローラ５
とアイドルローラ６間に位置して正常な搬送が行われ
る。
に位置する浮上がり防止手段である上ガイド９により記
録媒体２はその幅方向に押圧されるが、記録媒体２をそ
の厚さ方向に曲げる曲げ手段により記録媒体２は断面が
平らな状態でその厚さ方向に変形するので、幅方向の断
面二次モーメントが大となり、平な状態で搬送ローラ５
とアイドルローラ６間に位置して正常な搬送が行われ
る。
【０００９】
【実施例】図１および図２は本発明の実施例にして、従
来例と同じものについては同じ符合を用い、同じ構成で
ある。
来例と同じものについては同じ符合を用い、同じ構成で
ある。
【００１０】１３は突起にして、この突起１３は記録媒
体２の搬送路８において、印字ヘッドより上流側に位置
する搬送ローラ５とアイドルローラ６の更に上流側に設
けられていて、記録媒体２をその厚さ方向に曲げる曲げ
手段として形成され、この箇所の搬送路８の幅は他の箇
所と略同じに形成されている。
体２の搬送路８において、印字ヘッドより上流側に位置
する搬送ローラ５とアイドルローラ６の更に上流側に設
けられていて、記録媒体２をその厚さ方向に曲げる曲げ
手段として形成され、この箇所の搬送路８の幅は他の箇
所と略同じに形成されている。
【００１１】浮上がり防止手段である上ガイド９はその
一部が前記曲げ手段である突起１３が形成された箇所の
搬送路８ａの上方に位置しているので、図２および図３
のように記録媒体２は座屈しないが、上ガイド９を突起
１３が形成された箇所の搬送路８ａを回避して、搬送路
８ａの更に上流の搬送路８に位置させてもよいが、この
構成であると上ガイド９の押圧力により記録媒体２は一
度は座屈するが、突起１３により記録媒体２がその厚さ
方向に強制的に曲げられるので、図３に示すように搬送
ローラ５とアイドルローラ６間では平らとなり、正常に
搬送される。
一部が前記曲げ手段である突起１３が形成された箇所の
搬送路８ａの上方に位置しているので、図２および図３
のように記録媒体２は座屈しないが、上ガイド９を突起
１３が形成された箇所の搬送路８ａを回避して、搬送路
８ａの更に上流の搬送路８に位置させてもよいが、この
構成であると上ガイド９の押圧力により記録媒体２は一
度は座屈するが、突起１３により記録媒体２がその厚さ
方向に強制的に曲げられるので、図３に示すように搬送
ローラ５とアイドルローラ６間では平らとなり、正常に
搬送される。
【００１２】１４はインクリボン、１５はリボンカセッ
トである。
トである。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、記録媒体を垂直に
し、水平方向に搬送する長尺記録媒体用プリンタにおい
て、搬送路の印字ヘッドより上流側に記録媒体の搬送手
段を設け、更に上流側に記録媒体の印字位置での浮上が
りを防止する浮上がり防止手段と記録媒体をその厚さ方
向に曲げる曲げ手段とを設けたので、記録媒体の印字位
置での浮上がりを防止して印字が記録媒体に対して傾斜
することがないばかりでなく、浮上がり防止手段による
記録媒体の座屈も生ぜず正常な搬送が行われる。
し、水平方向に搬送する長尺記録媒体用プリンタにおい
て、搬送路の印字ヘッドより上流側に記録媒体の搬送手
段を設け、更に上流側に記録媒体の印字位置での浮上が
りを防止する浮上がり防止手段と記録媒体をその厚さ方
向に曲げる曲げ手段とを設けたので、記録媒体の印字位
置での浮上がりを防止して印字が記録媒体に対して傾斜
することがないばかりでなく、浮上がり防止手段による
記録媒体の座屈も生ぜず正常な搬送が行われる。
【図１】本発明の平面図
【図２】本発明の要部の斜視図
【図３】本発明の記録媒体２が座屈しないまたは座屈が
修正されたときの断面図
修正されたときの断面図
【図４】従来の技術を説明するための斜視図
【図５】従来の技術を説明するための記録媒体２が座屈
したときの断面図
したときの断面図
【図６】従来の技術を説明するための正面図
１ 印字ヘッド ２ 記録媒体 ３ プラテン ４ リボンガイド ５ 搬送ローラ ６ アイドルローラ ７ 下ガイド ８ 搬送路 ９ 上ガイド １０ 上ガイドホルダ １１ プリンタ本体１１ １２ コイルスプリング １３ 曲げ手段 １４ インクリボン １５ リボンカセット
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺記録媒体を垂直にし、水平方向に搬
送する長尺記録媒体用プリンタにおいて、長尺記録媒体
搬送路の印字ヘッドより上流側に長尺記録媒体の搬送手
段を設け、更に上流側に長尺記録媒体の印字位置での浮
上がりを防止する浮上がり防止手段と長尺記録媒体をそ
の厚さ方向に曲げる曲げ手段とを設けたことを特徴とす
る長尺記録媒体用プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181265A JP3002863B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 長尺記録媒体用プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181265A JP3002863B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 長尺記録媒体用プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106593A true JPH106593A (ja) | 1998-01-13 |
| JP3002863B2 JP3002863B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=16097685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8181265A Expired - Lifetime JP3002863B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 長尺記録媒体用プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002863B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8540442B2 (en) | 2010-07-30 | 2013-09-24 | Brady Worldwide, Inc. | Adjustable print media path system and method |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW290504B (ja) * | 1994-10-14 | 1996-11-11 | Daifuku Kk |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8181265A patent/JP3002863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8540442B2 (en) | 2010-07-30 | 2013-09-24 | Brady Worldwide, Inc. | Adjustable print media path system and method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3002863B2 (ja) | 2000-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990921 |