JPH1065846A - 原稿押さえ板 - Google Patents

原稿押さえ板

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JPH1065846A
JPH1065846A JP8220117A JP22011796A JPH1065846A JP H1065846 A JPH1065846 A JP H1065846A JP 8220117 A JP8220117 A JP 8220117A JP 22011796 A JP22011796 A JP 22011796A JP H1065846 A JPH1065846 A JP H1065846A
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frame
document
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thin glass
glass plate
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Application number
JP8220117A
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English (en)
Inventor
Akihiro Hashiguchi
昭浩 橋口
Takamasa Shirato
孝昌 白▲と▼
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄板ガラスを使用したとしても、原稿や原稿載
置台等に傷をつけることがなく、しかも薄板ガラスの平
面性を維持できるようにして、薄板ガラスが有する原稿
押さえとして優れた機能を十分に発揮させる。 【解決手段】原稿載置台に載置された透過原稿に担持さ
れた画像を光学的に読み取って画像信号として出力する
画像読取り装置に使用される原稿押さえ板20におい
て、前記原稿載置台10に載置された原稿を上方から押
圧する薄板ガラス22と、該薄板ガラス22の周囲に配
される例えば合成樹脂製の枠部材24と、前記枠部材2
4に例えばネジ止めにより固定され、かつ薄板ガラス2
2の上方への移動を規制する枠状の板ばねからなる規制
部材26を設けて構成する。この場合、枠部材24及び
規制部材26を黒色に着色し、薄板ガラス22の下面
(原稿載置台と対向する面)をナングレア処理してマッ
ト面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿載置台に載置
された透過原稿あるいは反射原稿に担持された画像を光
学的に読み取って画像信号として出力する画像読取り装
置に使用される原稿押さえ板に関する。ここで、原稿に
担持された画像とは、原稿に対して物理的又は化学的あ
るいはこれらの複合的作用によって形づくられた画像を
いう。
【0002】
【従来の技術】近時、原稿に担持された画像を読み取っ
て種々の画像処理や特殊効果処理等を行って、CRTや
印画紙等に表示又は印刷する技術が開発され、実用化に
至っている。この原稿に担持される画像としては、例え
ば、紙に印刷された画像やフイルムに形成された画像等
がある。
【0003】原稿に担持された画像を光学的に読み取る
方法としては、原稿の種類によってその光学系や照明系
の配置等が異なってくるが、基本的には、原稿に担持さ
れた画像にて変調された透過光あるいは反射光を光電変
換して、処理が容易な電気信号に変換するようにしてい
る。なお、透過光を変調する画像が担持された原稿を透
過原稿と称し、反射光を変調する画像が担持された原稿
を反射原稿と称している。
【0004】この場合、光電変換する撮像素子として
は、例えばpn接合からなる受光部が多数マトリクス状
に配されたイメージセンサや前記受光部が一列に配され
たラインセンサ等が用いられる。
【0005】そして、前記のような画像読取り装置にお
いては、該画像読取り装置の上部に原稿を載置するため
の原稿載置台が設けられており、該原稿載置台は、枠面
が水平方向に設置された枠体の枠内にガラス板が嵌殺し
されて構成されている。
【0006】前記画像読取り装置において、原稿に担持
された画像を光学的に読み取る場合は、図9に示すよう
に、まず、原稿100を原稿載置台102に載置する。
このとき、画像表示面を原稿載置台102のガラス面1
04に密着させるようにして原稿100を原稿載置台1
02に載置する。その後、原稿100がずれないように
例えば粘着テープ(図示せず)を用いて原稿100をガ
ラス面104上に固定する。
【0007】通常は、この段階から原稿100に担持さ
れた画像を光学的に読み取るようにしているが、この場
合、単に粘着テープにて原稿100を固定しているだけ
であるため、画像読取り時に、装置が発する熱や周囲温
度の変化等によって原稿100が浮いてしまい、原稿1
00に担持された画像を再現性よく読み取ることができ
ない等の問題があった。
【0008】そこで、従来では、原稿100と原稿載置
台102との密着性を上げるために、乳白色のアクリル
板106で原稿を押さえるようにしている。この方法に
よれば、画像読取り時に原稿100が浮いてしまうなど
の問題がなくなり、再現性よく画像を光学的に読み取る
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿100
として例えば透過原稿を用いた場合において、アクリル
板106で該透過原稿100を押さえた場合、透過原稿
100に照明される照明光の透過率分光量がアクリル板
106によって低下してしまい、このため、撮像素子か
らの再生画像は、全体的に輝度が低下したものとなり、
また、コントラストも十分でない画像となる。これを解
決するために、照明光におけるアクリル板106での透
過率分光量の低下分に相当する出力(光量)を付加した
照明系を設計しなければならず、光量アップによる発熱
及び電力消費の問題がある。
【0010】また、アクリル板106で原稿100を押
さえた場合、以下のような問題も挙げられる。
【0011】(1) 原稿100にいわゆるニュートンリン
グが発生する。
【0012】(2) 静電気が発生し易いため、アクリル板
106自体にほこりが付着し易い。この場合、アクリル
板106に付着したほこりの像も同時に光学的に読み取
られてしまうため、再生画像の劣化につながる。
【0013】(3) アクリル板106に傷が付き易い。こ
の場合も、傷の像が原稿100に担持された画像と共に
光学的に読み取られてしまうため、再生画像の劣化につ
ながる。
【0014】このように、従来においては、前記のよう
な問題があり、いずれも読み取った画像(再生画像)に
悪影響を及ぼしていた。
【0015】前記問題を解決するために、前記アクリル
板に代えて薄板ガラスにすることが提案されている。
【0016】薄板ガラスは、前記乳白色のアクリル板の
場合と異なり、照明光の透過率分光量の低下がほとんど
ないため、照明系に対して透過率分光量の低下分を見込
んだ光量増加のための設計を行う必要がなくなり、照明
系の消費電力を抑えることができ、発熱の問題も解消す
ることができるという効果を奏する。
【0017】また、薄板ガラスは、アクリル板と比べて
静電気の発生が少ないため、ほこりの付着がほとんどな
く、傷も付きにくい。そのため、再生画像へのほこりや
傷の影響(ほこりや傷の像による画質の劣化)もほとん
どないという効果を奏する。
【0018】このような優れた機能を発揮する薄板ガラ
スであっても、そのまま原稿押さえ板として使用する
と、薄板ガラスの角等で原稿載置板のガラス面や原稿を
傷つけるおそれがある。そのため、薄板ガラスの周囲に
樹脂枠を取り付けることが考えられる。
【0019】しかし、原稿との密着性を要求される前記
原稿押さえ板にとって薄板ガラスの周囲に取り付けられ
ている樹脂枠は、部品精度及び環境の変化(主に熱)に
弱く、薄板ガラスの平面性に影響を及ぼすという問題が
ある。
【0020】具体的には、薄板ガラスに樹脂枠を取り付
ける場合、通常は、定盤上に薄板ガラスを載置した後、
薄板ガラスを囲むように樹脂枠を載置し、薄板ガラスと
樹脂枠との隙間に接着剤を注入することによって、薄板
ガラスと樹脂枠とを一体化させることが考えられる。
【0021】この場合、薄板ガラスと樹脂枠とでは互い
の熱膨張率が異なるため、環境温度の変化によって樹脂
枠が変形し、その変形度合いによっては、薄板ガラスに
割れや反りが発生するおそれがあり、薄板ガラスの平面
性を維持させることができない。
【0022】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、薄板ガラスを使用したとしても、原稿や
原稿載置台等に傷をつけることがなく、しかも、薄板ガ
ラスの平面性を維持することができ、薄板ガラスが有す
る原稿押さえとして優れた機能を十分に発揮させること
ができる原稿押さえ板を提供することを目的とする。
【0023】また、本発明の他の目的は、前記条件を満
足しつつ、再生画像に発生するニュートンリングを目立
たなくすることができる原稿押さえ板を提供することに
ある。
【0024】また、本発明の他の目的は、前記条件を満
足しつつ、例えば透過原稿に担持された画像を読み取る
際に、余分な照明光をカットし、フレアを防止すること
ができ、再生画像の画質の向上を図ることができる原稿
押さえ板を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る原稿押さえ板は、原稿載置台に載置された原稿に担
持された画像を光学的に読み取って画像信号として出力
する画像読取り装置に使用される原稿押さえ板におい
て、前記原稿載置台に載置された原稿を上方から押圧す
るガラス板と、前記ガラス板の周囲に配される枠部材と
を具備し、前記ガラス板を、前記枠部材に対し、少なく
とも上方について自由状態にして構成する。
【0026】これにより、まず、前記原稿載置台に原稿
を取り付け、その後、原稿上に原稿押さえ板を載置す
る。このとき、ガラス板が原稿を押圧することから、原
稿は原稿載置台に十分に密着されることとなり、原稿に
担持された画像の読取りを良好に行うことが可能とな
る。
【0027】また、ガラス板は枠部材に対し、少なくと
も上方について自由状態とされて、ガラス板と枠部材と
は一体化されていないため、環境温度の変化によって枠
部材が変形したとしても、ガラス板は、その影響を受け
ることがなく、割れや反り等は生じない。即ち、ガラス
板の平面性は環境温度が変化してもそのまま維持される
こととなる。
【0028】このように、本発明に係る原稿押さえ板に
おいては、原稿を押さえる部材としてガラス板を使用し
たとしても、原稿や原稿載置台等に傷をつけることがな
く、しかも、ガラス板の平面性を維持することができ、
ガラス板が有する原稿押さえとして優れた機能を十分に
発揮させることができる。
【0029】また、前記構成において、前記ガラス板
を、前記枠部材に対し、所定距離下まで自由状態として
もよい(請求項2記載の発明)。この場合、原稿載置台
上に載置固定された原稿上に原稿押さえ板を載置した際
に、ガラス板の重みが直接原稿に伝わることとなるた
め、原稿と原稿載置台との密着性並びに原稿とガラス板
との密着性を高めることができ、原稿に担持された画像
を再生した場合の再現性を向上させることができる。し
かも、枠部材の下方に対しても自由状態とされるため、
枠部材の変形による影響がガラス板に伝わることがほと
んどなくなり、ガラス板の平面性はより精度よく維持さ
れることとなる。
【0030】また、前記構成において、前記枠部材にガ
ラス板の上方への移動を規制する規制部材を設けるよう
にしてもよい(請求項3記載の発明)。この場合、原稿
押さえ板を使用している際に、ガラス板が枠部材から容
易に外れるという不都合が回避されるため、原稿押さえ
板の使い勝手が向上する。
【0031】また、前記構成において、前記規制部材
を、枠状の板ばねにて構成してもよい(請求項4記載の
発明)。この場合、枠部材が例えば環境温度の変化によ
って変形し始めたとしても、その変形が規制部材にて規
制されるため、枠部材の容易なる変形が回避される。
【0032】また、前記構成において、前記規制部材に
遮光性の着色処理を施すようにしてもよい(請求項5記
載の発明)。この場合、照明系から原稿に向かって照射
される照明光のうち、余分な照明光(画像読取りに寄与
しない照明光成分)が規制部材によって遮光されるた
め、フレア防止において非常に有効となる。
【0033】また、前記構成において、枠部材に遮光性
の着色処理を施すようにしてもよい(請求項6記載の発
明)。この場合、前記余分な照明光が前記規制部材に加
えて枠部材においても遮光されるため、フレア防止効果
を更に向上させることができる。
【0034】また、前記構成において、前記ガラス板の
前記原稿載置台と対向する面をナングレア処理するよう
にしてもよい(請求項7記載の発明)。この場合、一般
に、原稿とガラス面とが不完全に接した場合、いわゆる
ニュートンリングが再生画像として現れるが、ガラス板
の枠体側面をナングレア処理してマット面としているた
め、ガラス面からの光の干渉が無くなり、再生画像上、
前記ニュートンリングは目立たなくなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る原稿押さえ板
を例えば透過原稿を透過型の画像読取り装置にセットす
る場合に適用した実施の形態例(以下、単に実施の形態
に係る原稿押さえ板と記す)を図1〜図7を参照しなが
ら説明するが、まず、透過型の画像読取り装置について
簡単に説明する。
【0036】この透過型の画像読取り装置は、図示を省
略するが、該装置上部に設置された原稿載置台と、該原
稿載置台上に載置された透過原稿に対して例えばその上
方から照明光を照射する照明系と、透過原稿に担持され
た画像によって変調された透過光を光電変換して、処理
が容易な電気信号に変換する撮像素子を有して構成され
ている。
【0037】この場合、光電変換する撮像素子として
は、例えばpn接合からなる受光部が多数マトリクス状
に配されたイメージセンサや前記受光部が一列に配され
たラインセンサ等の固体撮像素子が用いられ、いずれも
3板式に組み合わされて使用される。
【0038】最近では、赤、緑及び青の三原色に対応さ
せて赤のカラーフィルタのみが形成されたR用ラインセ
ンサと、緑のカラーフィルタのみが形成されたG用ライ
ンセンサ及び青のカラーフィルタが形成されたB用ライ
ンセンサを一つの素子に組み込んだ3ラインのイメージ
センサも使用されている。
【0039】前記固体撮像素子は、前記受光部にて蓄積
された信号電荷を電荷−電圧変換部(例えばフローティ
ングディフュージョンあるいはフローティングゲート
等)に転送するために、例えばn型不純物(例えばリン
や砒素)拡散領域からなる転送チャネル上に多数の転送
電極が一方向に多数配列されてなるCCD構造の転送レ
ジスタを有する。
【0040】転送レジスタを順次転送された信号電荷は
画素単位にその電荷量に応じたレベルの電圧信号(撮像
信号)に変換されて出力されることになる。
【0041】各固体撮像素子からの撮像信号(R信号、
G信号、B信号)は、後段のプリアンプにおいて所定タ
イミングでサンプリングホールドされて必要な信号成分
のみが抽出される。抽出された信号成分は、前記プリア
ンプにおいて適正なレベルに合わせるためのゲインコン
トロールが行われる。
【0042】前記プリアンプからの撮像信号は、A/D
変換器にてデジタルの撮像データに変換された後、デジ
タル信号処理回路に入力される。デジタル信号処理回路
に入力された撮像データのうち、色信号データR,G,
Bは、該デジタル信号処理回路内においてホワイトバラ
ンス、ガンマ補正などの処理が施された後、輝度信号デ
ータと混合されて映像データに変換されて、このデジタ
ル信号処理回路から出力されることとなる。
【0043】上記デジタル信号処理回路から出力された
映像データは、D/A変換器にてアナログの映像信号に
変換される。この映像信号は、例えば図示しないモニタ
に供給されて再生画像として表示される、あるいは図示
しないプリンタに供給されて印画紙上に再生画像として
印刷されることとなる。
【0044】そして、図5に示すように、前記透過型の
画像読取り装置における原稿載置台10は、枠面が水平
方向に設置された枠部12の開口内にガラス板14が嵌
殺しされて構成されている。
【0045】本実施の形態に係る原稿押さえ板20は、
図1に示すように、前記原稿載置台10に載置された原
稿を上方から押圧する薄板ガラス22と、該薄板ガラス
22の周囲に配される例えば合成樹脂製の枠部材24
と、前記枠部材24に例えばネジ止めにより固定され、
かつ薄板ガラス22の上方への移動を規制する枠状の規
制部材26とを有して構成されている。
【0046】薄板ガラス22は、平面ほぼ長方形状に形
成され、かつ各コーナー部の角がとれた形状され、更
に、図3に示すように、2つの長辺に対応する各側面が
それぞれテーパ面22tとされている。具体的には、前
記薄板ガラス22は、2つの短辺に対応する各側面が板
面(上面及び下面)に対して直角とされた垂直面に形成
され、2つの長辺に対応する各側面が板面に対して傾斜
角θのテーパ面22tに形成されている。厚みtg(図
4参照)は3mmよりも僅かに小さな値となっている。
【0047】そして、2つの板面22a及び22bのう
ち、面積の小さい方の板面22bがナングレア処理され
てマット面とされている。この薄板ガラス22を原稿載
置台10に位置決めされた原稿上に載置する場合は、マ
ット面とされた方の板面22bを原稿に対向させて薄板
ガラス22を載置する。従って、以下の説明では、マッ
ト面とされた方の板面を下面22bと記し、マット面と
されていない面積の大きい板面を上面22aと記す。
【0048】枠部材24は、外形形状が平面ほぼ長方形
状とされ、かつ各コーナー部の角がとれた形状を有し、
その開口30の形状は、薄板ガラス22の平面形状より
も僅かに大とされた平面長方形状とされている。また、
この枠部材24は、図2及び図3に示すように、一方の
枠面24a側に環状の連続した段差dが形成されて、一
方の枠面24aのうち、内方に位置する枠状部分32が
外方に位置する枠状部分34よりも低くなっている。ま
た、この枠部材24は、図3に示すように、枠内周の2
つの長辺に対応する各内側面がテーパ面24tとされて
いる。具体的には、前記枠部材24は、枠内周のうち、
2つの短辺に対応する各内側面が枠面(枠上面24a及
び枠下面24b)に対して直角とされた垂直面に形成さ
れ、2つの長辺に対応する各内側面が枠面24a及び2
4bに対して傾斜角θのテーパ面24tに形成されてい
る。このテーパ面24tによって、2つの枠面24a及
び24bのうち、前記一方の枠面(段差dが形成されて
いる枠上面24a)の開口面積よりも他方の枠面(枠下
面)24bの開口面積が小さくなっている。
【0049】従って、この枠部材24の開口30内に前
記薄板ガラス22をセット(収容)する場合は、枠部材
24の内側面に形成されているテーパ面24tと薄板ガ
ラス22の側面に形成されているテーパ面22tとを対
向させるようにして、薄板ガラス22を枠部材24の開
口30内に収容する。
【0050】前記枠部材24の厚みは、枠外方の部分3
4の厚みt1が約4mmであって、枠内方の部分32の
厚みt2が約3mmとなっている。更に、この枠部材2
4は、遮光性の着色、例えば黒色に着色されている。こ
れは、照明系(図示せず)から透過原稿に向かって照射
される照明光のうち、余分な照明光(画像読取りに寄与
しない照明光成分)が固体撮像素子側に回り込むのを防
止して、再生画像にフレア現象が生じるのを有効に回避
できるようにするためである。
【0051】規制部材26は、枠状に成形された金属製
の板ばねにて構成され、外形形状が平面ほぼ長方形状で
あって、各コーナー部の角がとれた形状とされている。
そして、この規制部材26の全体的な大きさは、枠部材
24の枠上面24aにおける段差dが形づくる区画32
の大きさとほぼ同じとされている。つまり、枠上面24
aの段差dによって形づくられる区画32内の面(内方
部分32の面)は、前記規制部材26の取付け面32を
構成する。
【0052】前記規制部材26の開口40の形状は平面
長方形状とされ、その開口面積は、枠部材24の枠上面
24aにおける開口面積よりも小とされている。更に、
この規制部材26は、前記枠部材24と同様に黒色に着
色されている。
【0053】ここで、薄板ガラス22、枠部材24及び
規制部材26の寸法関係について説明する。まず、図2
に示すように、規制部材26の短辺に沿った開口幅D1
は、枠部材24における枠上面24a及び枠下面24b
の各短辺に沿った開口幅D2及びD3とほぼ同じに設定
され、図3に示すように、規制部材26の長辺に沿った
開口幅D4は、枠部材24における枠上面24aの長辺
に沿った開口幅D5よりも小で、かつ枠下面24bの長
辺に沿った開口幅D6よりも大に設定されている。
【0054】また、図2に示すように、薄板ガラス22
における上面22a及び下面22bの各短辺の長さL1
及びL2は、枠部材24における枠上面24a及び枠下
面24bの各短辺に沿った開口幅D2及びD3とほぼ同
じに設定されており、図3に示すように、薄板ガラス2
2における上面22aの長辺の長さL3は、枠部材24
における枠上面24aの長辺に沿った開口幅D5よりも
僅かに小に、かつ規制部材26の長辺に沿った開口幅D
4よりも大に設定され、薄板ガラス22における下面2
2bの長辺の長さL4は、枠部材24における枠下面2
4bの長辺に沿った開口幅D6よりも僅かに小に設定さ
れている。
【0055】また、枠部材24の段差dと規制部材26
の厚みt3はほぼ同じとされ、枠部材24における開口
部分の厚みt2は、薄板ガラス22の厚みtgとほぼ同
じか、あるいはそれより僅かに大に設定されている。
【0056】前記寸法関係から、枠部材24の開口30
内に薄板ガラス22を互いのテーパ面22t及び24t
を対向させて収容した後、規制部材26を枠部材24の
規制部材取付け面32に例えばねじ止めにより固定する
と、薄板ガラス22は枠部材24に対して強固に支持さ
れるのではなく、自由な状態とされる。この場合、薄板
ガラス22の落下は薄板ガラス22のテーパ面22tと
枠部材24のテーパ面24tが当接することにより阻止
され、薄板ガラス22の上方への抜けは、規制部材26
によって阻止される。ここで、図4に示すように、薄板
ガラス22のテーパ面22tと枠部材24のテーパ面2
4tが当接したときの薄板ガラス22の下方への突出幅
tは、約1mmとされている。
【0057】次に、前記実施の形態に係る原稿押さえ板
20の使用例を図5〜図7に基づいて説明する。この使
用例では、前記実施の形態に係る原稿押さえ板20のほ
かに、原稿載置台10上に載置・固定され、かつ矩形状
の開口50が形成された位置決め枠52と、透過原稿5
6のサイズに応じた開口54を少なくとも1つ有し、か
つ該開口54を閉塞するように前記透過原稿56が取り
付けられる枠体58が用いられる。
【0058】枠体58は、厚みが0.5mm程度のポリ
エチレンテレフタレート(PET)にて一体に形成され
て構成されており、取り付けられる透過原稿56のサイ
ズ(35mm、6×9、4×5)に応じて数種のものが
用意される。これらの枠体58は、作業効率向上のため
に、各外形の長辺及び短辺がそれぞれ同じとされて、外
形サイズが全て同一とされている。なお、6×9や4×
5は、縦×横のアスペクト比を示す。
【0059】各枠体58は、原稿サイズによってセット
できる原稿枚数が最大となるように原稿サイズに応じた
数及び大きさの開口54が配置されている。例えば、3
5mmの透過原稿56に対応した枠体58Aは、6つの
開口54が配置されて、6枚の透過原稿56がセットで
きるようになっており、6×9(ブローニー)に対応し
た枠体58Bは、2つの開口54が配置されて、2枚の
透過原稿56がセットできるようになっている。また、
ここでは図示しないが、4×5に対応した枠体58B
は、1つの開口54が配置されて、1枚の透過原稿56
がセットできるようになっている。
【0060】前記枠体58への透過原稿56のセット
は、例えば図6に示すように、枠体58に配置されてい
る開口54を透過原稿56で閉塞するように位置決め
し、その後、例えば粘着テープ(図示せず)にて固定す
ることにより行われる。そして、枠体58を原稿載置台
10に載置する場合は、透過原稿56が固定された面が
原稿載置台10のガラス板14に対向するように載置さ
れる。
【0061】更に、各枠体58は、遮光性の着色、例え
ば黒色に着色されている。これは、照明系から透過原稿
56に向かって照射される照明光のうち、余分な照明光
が固体撮像素子側に回り込むのを防止して、再生画像に
フレア現象が生じるのを有効に回避できるようにするた
めである。
【0062】位置決め枠52は、図5に示すように、中
央に平面長方形状の開口50を有し、かつ前記枠体58
を開口50内において位置決めするための枠本体60
と、該枠本体60の一方の長辺から一方向に突出し、か
つ該位置決め枠52を原稿載置台10上に固定するため
の位置決め部62とが例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET)にて一体に形成されて構成されている。厚
みは約3mmである。
【0063】この位置決め枠52の開口50の大きさ
は、図5の例では、縦方向の長さが枠体58の長辺とほ
ぼ同じで、かつ横方向の長さが枠体58の短辺の長さの
ほぼ4倍とされ、4枚の枠体58を互いに長辺を隣接さ
せて横方向に配列できる程度の大きさとされている。位
置決め部62には、原稿載置台10のうち、枠部12に
設けられた2本の位置決め用ピン64がそれぞれ挿通さ
れる2つの位置決め用孔66が設けられている。
【0064】また、前記位置決め枠52における枠本体
60の短辺(縦方向の長さ)は、原稿載置台10におけ
るガラス板14の短辺よりも僅かに長く、枠本体60の
長辺(横方向の長さ)は、前記ガラス板14の長辺より
も短く設定されている。
【0065】従って、図7に示すように、位置決め枠5
2を原稿載置台10に載置して、位置決め枠52の位置
決め部62に設けられている位置決め用孔66に、原稿
載置台10に設けられている位置決め用ピン64を挿通
することによって、位置決め枠52を原稿載置台10上
に載置・固定したとき、原稿載置台10のガラス板14
における一方の短辺が位置決め枠52の枠本体60にて
隠され、前記ガラス板14の他方の短辺及びその周辺が
上方に露出することとなる。このガラス板14が上方に
露出する領域68は、画像読取り動作に先立って行われ
るシェーディング(固体撮像素子の出力ダイナミックレ
ンジの決定処理)のための領域として使用される。
【0066】また、前記位置決め枠52のうち、枠本体
60は、前記枠体58と同様に遮光性の着色、例えば黒
色に着色されており、位置決め部62は半透明(濃度D
=0.3〜3.0)とされている。これによって、照明
系から透過原稿56に向かって照射される照明光のう
ち、余分な照明光の固体撮像素子側への回り込みが前記
枠本体60によっても回避されることとなる。また、位
置決め部62が半透明とされているため、原稿載置台1
0に設けられている位置決め用ピン64の設置位置が前
記位置決め部62を通して容易に確認できるため、位置
決め枠52を原稿載置台10に載置・固定(位置決め)
するための作業を効率よく行うことができる。
【0067】そして、本実施の形態に係る原稿押さえ板
20を使用する場合は、まず、図6に示すように、枠体
58に透過原稿56をセットする。透過原稿56が35
mmのサイズであれば、6つの開口54を有する枠体5
8Aにそれぞれ開口54を閉塞するように例えば粘着テ
ープにて固定し、透過原稿56が6×9のサイズであれ
ば、2つの開口54を有する枠体58Bにそれぞれ開口
54を閉塞するように例えば粘着テープにて固定する。
【0068】その後、原稿載置台10上に位置決め枠5
2を載置・固定する。このとき、位置決め部62に設け
られている位置決め用孔66内に原稿載置台10に設け
られている位置決め用ピン64を挿通することによっ
て、位置決め枠52を原稿載置台10上に位置決め固定
する。
【0069】その後、位置決め枠52の開口50から露
出する原稿載置台10のガラス板14に、透過原稿56
が取り付けられた枠体58を配置する。このとき、枠体
58を原稿取付け面を下方に向けて配置する。
【0070】その後、位置決め枠52の開口50内に配
置された4枚の枠体58上にそれぞれ本実施の形態に係
る原稿押さえ板20を載置する。この原稿押さえ板20
の載置は、位置決め枠52の開口50内において行われ
る。図7では位置決め枠52の開口50内に4枚の枠体
58を横方向に配列した後、各枠体58上に原稿押さえ
板20をそれぞれ載置した状態を示す。この段階で、原
稿載置台10への透過原稿56の位置決めが完了する。
【0071】透過原稿56の位置決めが完了した段階
で、固体撮像素子による画像の読取り動作が行われ、モ
ニタ上にその再生画像が映し出され、あるいはプリンタ
を通じて印画紙上に再生画像が印刷される。
【0072】このように、本実施の形態に係る原稿押さ
え板20においては、薄板ガラス22は枠部材24に対
し、自由状態とされて、薄板ガラス22と枠部材24と
は一体化されていないため、環境温度の変化によって枠
部材24が変形したとしても、薄板ガラス22は、その
影響を受けることがなく、薄板ガラス22に割れや反り
等は生じない。即ち、薄板ガラス22の平面性は環境温
度の変化等によって枠部材24が変形したとしてもその
まま維持されることとなる。
【0073】このように、本実施の形態に係る原稿押さ
え板20においては、透過原稿56を押さえる部材とし
て薄板ガラス22を使用したとしても、透過原稿56や
原稿載置台10等に傷をつけることがなく、しかも、薄
板ガラス22の平面性を維持させることができ、薄板ガ
ラス22が有する原稿押さえとして優れた機能を十分に
発揮させることができる。
【0074】また、本実施の形態に係る原稿押さえ板2
0においては、前記薄板ガラス22を枠部材24に対
し、所定幅(この例では約1mm)ほど突出させるよう
にしたので、原稿載置台10上に載置固定された透過原
稿56上に原稿押さえ板20を載置した際に、薄板ガラ
ス22の重みが直接枠体58を通じて透過原稿56に伝
わることとなるため、透過原稿56と原稿載置台10と
の密着性並びに透過原稿56と枠体58との密着性を高
めることができ、透過原稿56に担持された画像を再生
した場合の再現性を向上させることができる。しかも、
枠部材24の下方に対しても自由状態とされるため、枠
部材24の変形による影響が薄板ガラス22に伝わるこ
とがほとんどなくなり、薄板ガラス22の平面性はより
精度よく維持されることとなる。
【0075】また、本実施の形態に係る原稿押さえ板2
0においては、前記枠部材24に薄板ガラス22の上方
への移動を規制する規制部材26を設けるようにしてい
るため、原稿押さえ板20を使用している際に、薄板ガ
ラス22が枠部材24から容易に外れるという不都合が
回避されるため、原稿押さえ板20の使い勝手が向上す
る。
【0076】特に、本実施の形態においては、前記規制
部材26を枠状の板ばねにて構成するようにしたので、
枠部材24が例えば環境温度の変化によって変形し始め
たとしても、その変形が規制部材26にて規制されるた
め、枠部材24の容易なる変形が回避される。
【0077】また、前記規制部材26に遮光性の着色処
理を施すようにしているため、照明系から透過原稿56
に向かって照射される照明光のうち、余分な照明光(画
像読取りに寄与しない照明光成分)が該規制部材26に
よって遮光されるため、フレア防止において非常に有効
となる。しかも、枠部材24にも遮光性の着色処理を施
すようにしているため、前記余分な照明光が前記規制部
材26に加えて枠部材24においても遮光されることと
なり、フレア防止効果を更に向上させることができる。
【0078】一般に、透過原稿56とガラス面とが不完
全に接した場合、いわゆるニュートンリングが再生画像
として現れるが、薄板ガラス22の下面22b(原稿載
置台10と対向する面)をナングレア処理してマット面
としているため、ガラス面からの光の干渉が無くなり、
再生画像上、前記ニュートンリングは目立たなくなる。
【0079】前記実施の形態では、枠部材24に規制部
材26をネジ止めにより取り付けるようにしたが、その
他、接着剤にて固着するようにしてもよい。この場合、
枠部材24と規制部材26とが面接触するため、規制部
材26は枠部材24に強固に固着されることとなる。
【0080】また、本実施の形態においては、薄板ガラ
ス22の上面側に枠状の板ばねにて構成された規制部材
26が配される形となるため、薄板ガラス22の面方向
が明確となる。そのため、ナングレア処理された面(下
面22b)を容易に認識することが可能となり、薄板ガ
ラス22を枠体58上に載置する際、確実にナングレア
面を下方に向けて載置することができる。
【0081】また、前記実施の形態に係る原稿押さえ板
20においては、位置決め枠52の開口50内に配置さ
れた数枚の枠体58上にそれぞれ原稿押さえ板20を載
置するようにしたが、その他、図8に示すように、複数
の枠体58に対して1枚の原稿押さえ板20を載置する
ようにしてもよい。この場合、原稿押さえ板20の載置
作業時間を大幅に短縮することができる。
【0082】前記実施の形態では、透過原稿を透過型の
画像読取り装置にセットする場合に適用した例を示した
が、その他、反射原稿を反射型の画像読取り装置にセッ
トする場合にも適用することができる。
【0083】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を
採り得ることはもちろんである。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る原稿
押さえ板によれば、原稿載置台に載置された原稿に担持
された画像を光学的に読み取って画像信号として出力す
る画像読取り装置に使用される原稿押さえ板において、
前記原稿載置台に載置された原稿を上方から押圧するガ
ラス板と、前記ガラス板の周囲に配される枠部材とを具
備し、前記ガラス板を、前記枠部材に対し、少なくとも
上方について自由状態にするようにしている。
【0085】このため、原稿を押さえる部材としてガラ
ス板を使用したとしても、原稿や原稿載置台等に傷をつ
けることがなく、しかも、ガラス板の平面性を維持する
ことができ、ガラス板が有する原稿押さえとして優れた
機能を十分に発揮させることができるという効果が達成
される。
【0086】また、本発明に係る原稿押さえ板によれ
ば、前記規制部材に遮光性の着色処理を施すようにして
いる。このため、前記効果に加えて、例えば透過原稿に
担持された画像を読み取る際に、余分な照明光をカット
して、フレアを防止することができ、再生画像の画質の
向上を図ることができるという効果が達成される。
【0087】また、本発明に係る原稿押さえ板によれ
ば、前記ガラス板の前記原稿載置台と対向する面をナン
グレア処理するようにしている。このため、前記効果に
加えて、再生画像に発生するニュートンリングを目立た
なくすることができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿押さえ板を例えば透過原稿を
透過型の画像読取り装置にセットする場合に適用した実
施の形態例(以下、単に実施の形態に係る原稿押さえ板
と記す)の構成を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線上の断面図である。
【図3】図1におけるB−B線上の断面図である。
【図4】図1におけるB−B線上の断面図であって、特
に原稿押さえ板を持ち上げて薄板ガラスの下方への突出
幅を見た図である。
【図5】本実施の形態に係る原稿押さえ板の使用例を示
す説明図である。
【図6】本実施の形態に係る原稿押さえ板が載置される
枠体に透過原稿をセットする場合を示す説明図である。
【図7】位置決め枠内に配置された枠体上に本実施の形
態に係る原稿押さえ板を載置した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】本実施の形態に係る原稿押さえ板の他の使用例
を示す説明図である。
【図9】従来例に係る原稿押さえ方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10…原稿載置台 14…ガラス板 20…原稿押さえ板 22…薄板ガラス 22t…テーパ面 24…枠部材 24t…テーパ面 26…規制部材 50…開口 52…位置決め枠 54…開口 56…透過原稿 58…枠体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置台に載置された原稿に担持された
    画像を光学的に読み取って画像信号として出力する画像
    読取り装置に使用される原稿押さえ板において、 前記原稿載置台に載置された原稿を上方から押圧するガ
    ラス板と、 前記ガラス板の周囲に配される枠部材とを具備し、 前記ガラス板は、前記枠部材に対し、少なくとも上方に
    ついて自由状態とされていることを特徴とする原稿押さ
    え板。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿押さえ板において、 前記ガラス板は、前記枠部材に対し、所定距離下まで自
    由状態とされていることを特徴とする原稿押さえ板。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の原稿押さえ板におい
    て、 前記枠部材にガラス板の上方への移動を規制する規制部
    材が設けられていることを特徴とする原稿押さえ板。
  4. 【請求項4】請求項3記載の原稿押さえ板において、 前記規制部材は、枠状の板ばねであることを特徴とする
    原稿押さえ板。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の原稿押さえ板におい
    て、 前記規制部材は、遮光性の着色処理が施されていること
    を特徴とする原稿押さえ板。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項記載の原稿押
    さえ板において、 前記枠部材は、遮光性の着色処理が施されていることを
    特徴とする原稿押さえ板。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項記載の原稿押
    さえ板において、 前記ガラス板は、前記原稿載置台と対向する面がナング
    レア処理されていることを特徴とする原稿押さえ板。
JP8220117A 1996-08-21 1996-08-21 原稿押さえ板 Pending JPH1065846A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182200A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Alps Electric Co Ltd ガラス複合体、ガラス複合体を用いた入力装置、及び、電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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