JPH1065809A - 局間ホットライン接続方式 - Google Patents
局間ホットライン接続方式Info
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- JPH1065809A JPH1065809A JP21712296A JP21712296A JPH1065809A JP H1065809 A JPH1065809 A JP H1065809A JP 21712296 A JP21712296 A JP 21712296A JP 21712296 A JP21712296 A JP 21712296A JP H1065809 A JPH1065809 A JP H1065809A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は局間ホットライン接続方式に関し,ホ
ットライン接続の設定及び解除を一般の利用者の端末か
らの操作により行うことができ,ホットライン接続の未
使用時には一般通話用として使用できることを目的とす
る。 【解決手段】各交換機は局間ホットライン制御のための
専用接続管理テーブルを備える。端末からのホットライ
ン設定要求の特番と通話先の番号を受けとると,該端末
のクラスを識別照合して条件を満たすクラスであると,
使用可能な任意の中継線を選択確保して端末の情報と共
に専用接続管理テーブルに設定し,相手端末の交換機に
対しホットライン設定要求を表す信号を発信端末と相手
端末の情報と共に送出し,相手端末を収容する交換機
は,設定要求信号を受け取ると自交換機の専用接続管理
テーブルに,相手端末と使用中継線の情報を設定し指定
された端末との接続を行って中継線の任意回線をホット
ライン回線として設定するよう構成する。
ットライン接続の設定及び解除を一般の利用者の端末か
らの操作により行うことができ,ホットライン接続の未
使用時には一般通話用として使用できることを目的とす
る。 【解決手段】各交換機は局間ホットライン制御のための
専用接続管理テーブルを備える。端末からのホットライ
ン設定要求の特番と通話先の番号を受けとると,該端末
のクラスを識別照合して条件を満たすクラスであると,
使用可能な任意の中継線を選択確保して端末の情報と共
に専用接続管理テーブルに設定し,相手端末の交換機に
対しホットライン設定要求を表す信号を発信端末と相手
端末の情報と共に送出し,相手端末を収容する交換機
は,設定要求信号を受け取ると自交換機の専用接続管理
テーブルに,相手端末と使用中継線の情報を設定し指定
された端末との接続を行って中継線の任意回線をホット
ライン回線として設定するよう構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は局間ホットライン接
続方式に関する。近年,交換機の接続において,災害発
生時の対策本部と被災地間の情報収集や,連絡通話等の
ように一時的に接続先が限定され,且つ頻繁にその接続
を行う必要がある場合にホットライン接続のサービスが
提供されるようになっている。このようなホットライン
接続を局間にまたがって設定するサービスは,保守操作
卓(メンテナンス・コンソール)からオペレータの操作
により接続路を設定することにより提供することが可能
であるが,局間の中継線を使用するホットライン接続の
設定数が多くなると一般の中継呼の接続に影響を与えた
り,局間ホットラインが設定された端末を一般呼用に使
用できることが望まれている。
続方式に関する。近年,交換機の接続において,災害発
生時の対策本部と被災地間の情報収集や,連絡通話等の
ように一時的に接続先が限定され,且つ頻繁にその接続
を行う必要がある場合にホットライン接続のサービスが
提供されるようになっている。このようなホットライン
接続を局間にまたがって設定するサービスは,保守操作
卓(メンテナンス・コンソール)からオペレータの操作
により接続路を設定することにより提供することが可能
であるが,局間の中継線を使用するホットライン接続の
設定数が多くなると一般の中継呼の接続に影響を与えた
り,局間ホットラインが設定された端末を一般呼用に使
用できることが望まれている。
【0002】
【従来の技術】図12は従来例の説明図である。図12
の例では,一方の交換機(PBXaで表示)と他方の交
換機(PBXbで表示)がそれぞれトランクTKa,T
Kbと中継線を介して接続されており,各交換機には複
数の加入者回路(LCで表示)にそれぞれ電話機の端末
が接続され,図12には交換機PBXaに端末a1,a
2,交換機PBXbに端末b1,b2が接続されてい
る。また,各交換機には入出力部を備え,交換機PBX
aに保守操作卓(MCで表示)が設けられている。
の例では,一方の交換機(PBXaで表示)と他方の交
換機(PBXbで表示)がそれぞれトランクTKa,T
Kbと中継線を介して接続されており,各交換機には複
数の加入者回路(LCで表示)にそれぞれ電話機の端末
が接続され,図12には交換機PBXaに端末a1,a
2,交換機PBXbに端末b1,b2が接続されてい
る。また,各交換機には入出力部を備え,交換機PBX
aに保守操作卓(MCで表示)が設けられている。
【0003】このような構成において,交換機PBXa
の端末a1の利用者から,他の交換機PBXbの端末b
1との間にホットラインを設定して欲しいという要求が
保守操作卓MCで受け付けられた場合の動作を説明す
る。
の端末a1の利用者から,他の交換機PBXbの端末b
1との間にホットラインを設定して欲しいという要求が
保守操作卓MCで受け付けられた場合の動作を説明す
る。
【0004】保守操作卓MCの操作者は,自交換機PB
Xaの端末a1の加入者回路LCと他の交換機PBXb
と接続する中継線のトランクTKaの間のホットライン
のパスを設定するコマンドを投入する。これに応じて交
換機PBXaの制御動作により端末a1と中継線のトラ
ンクTKaの間のパスが形成されて,その情報が登録さ
れる。
Xaの端末a1の加入者回路LCと他の交換機PBXb
と接続する中継線のトランクTKaの間のホットライン
のパスを設定するコマンドを投入する。これに応じて交
換機PBXaの制御動作により端末a1と中継線のトラ
ンクTKaの間のパスが形成されて,その情報が登録さ
れる。
【0005】この後,操作者は,保守操作卓MCからの
操作により相手交換機PBXbのモデム(M/D)を収
容する加入者回路LCを捕捉してその入出力部までのパ
スを設定し,続いてトランクTKbと相手方の端末b1
とのホットラインのパスを設定するためのコマンドをモ
デムM/Dを経由して投入する。相手方のPBXbは入
出力部からホットライン設定のコマンドが入力される
と,指示されたトランクTKbと端末b1の間のパスを
設定し,設定されたホットラインのパスの情報を保存す
る。この後は,端末a1及び端末b1は,必要な時に送
受話器を上げる(オフフックする)ことにより直ちに相
手との通話が可能となる。
操作により相手交換機PBXbのモデム(M/D)を収
容する加入者回路LCを捕捉してその入出力部までのパ
スを設定し,続いてトランクTKbと相手方の端末b1
とのホットラインのパスを設定するためのコマンドをモ
デムM/Dを経由して投入する。相手方のPBXbは入
出力部からホットライン設定のコマンドが入力される
と,指示されたトランクTKbと端末b1の間のパスを
設定し,設定されたホットラインのパスの情報を保存す
る。この後は,端末a1及び端末b1は,必要な時に送
受話器を上げる(オフフックする)ことにより直ちに相
手との通話が可能となる。
【0006】また,設定された局間ホットラインの設定
を解除する場合にも,保守操作卓MCからのコマンドの
投入を含む手動操作により交換機PBXa及びPBXb
に設定されたホットライン設定情報を削除することによ
り実現される。
を解除する場合にも,保守操作卓MCからのコマンドの
投入を含む手動操作により交換機PBXa及びPBXb
に設定されたホットライン設定情報を削除することによ
り実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した,従来の局間
ホットライン接続のサービスでは,保守操作卓から操作
者の手動操作により登録及び解除が行われているため,
手間と時間がかかるという問題があった。
ホットライン接続のサービスでは,保守操作卓から操作
者の手動操作により登録及び解除が行われているため,
手間と時間がかかるという問題があった。
【0008】また,局間ホットラインはホットライン通
話で使用していない場合でも確実な接続を行う(ノンブ
ロック)という要求を満足させるため,他の目的でその
回線を使用しない方式であるため,局間ホットラインの
接続設定の数が増大した場合,ホットライン通話で使用
していない場合にも,設定回線分だけ中継線が専有され
た状態になるので,一般の通話で中継線を使用したい時
に中継線に余裕がなくなりブロック(ビジーとなる)さ
れて中継線を介する接続ができなくなるという問題があ
った。この場合,局間ホットラインの接続設定を解除す
れば良いが,上記したように解除の手続き及び再設定の
手続きが上記したように手間と時間がかかるので必要に
応じて実行することができなかった。
話で使用していない場合でも確実な接続を行う(ノンブ
ロック)という要求を満足させるため,他の目的でその
回線を使用しない方式であるため,局間ホットラインの
接続設定の数が増大した場合,ホットライン通話で使用
していない場合にも,設定回線分だけ中継線が専有され
た状態になるので,一般の通話で中継線を使用したい時
に中継線に余裕がなくなりブロック(ビジーとなる)さ
れて中継線を介する接続ができなくなるという問題があ
った。この場合,局間ホットラインの接続設定を解除す
れば良いが,上記したように解除の手続き及び再設定の
手続きが上記したように手間と時間がかかるので必要に
応じて実行することができなかった。
【0009】本発明はホットライン接続の設定及び解除
を一般の利用者の端末からの操作により実現できる局間
ホットライン接続方式を提供すること,及びホットライ
ン接続が未使用時には一般通話用として使用できるよう
にしてホットラインの中継線を有効に利用しつつその機
能を維持できる局間ホットライン接続方式を提供するこ
とを目的とする。
を一般の利用者の端末からの操作により実現できる局間
ホットライン接続方式を提供すること,及びホットライ
ン接続が未使用時には一般通話用として使用できるよう
にしてホットラインの中継線を有効に利用しつつその機
能を維持できる局間ホットライン接続方式を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は交換機を表し,図1には
2つの交換機が示されそれぞれ交換機(A局),交換機
(B局)とする。2はスイッチング部(SWで表示),
3は制御部,4はホットライン制御部,5は局間信号
部,6はホットラインに関する情報を管理する専用接続
管理テーブル,7は中継線,a1,a2は交換機Aの端
末(電話機等),bは交換機Bの端末である。また,ホ
ットライン制御部4及び専用制御管理テーブル6の内部
構成はA局についてだけ示すが,B局も同様の構成を備
える。
図である。図1において,1は交換機を表し,図1には
2つの交換機が示されそれぞれ交換機(A局),交換機
(B局)とする。2はスイッチング部(SWで表示),
3は制御部,4はホットライン制御部,5は局間信号
部,6はホットラインに関する情報を管理する専用接続
管理テーブル,7は中継線,a1,a2は交換機Aの端
末(電話機等),bは交換機Bの端末である。また,ホ
ットライン制御部4及び専用制御管理テーブル6の内部
構成はA局についてだけ示すが,B局も同様の構成を備
える。
【0011】ホットライン制御部4において,40は資
格判定手段,41は中継線確保設定手段,42はホット
ライン設定要求手段であり,専用接続管理テーブル6に
おいて,60は中継線使用状況管理テーブル,61はホ
ットライン設定中継線使用状況管理テーブル,62はホ
ットライン設定端末ID(ID:識別番号,例えば電話
番号)管理テーブル,63はホットライン設定端末使用
状況管理テーブルの各テーブルである。
格判定手段,41は中継線確保設定手段,42はホット
ライン設定要求手段であり,専用接続管理テーブル6に
おいて,60は中継線使用状況管理テーブル,61はホ
ットライン設定中継線使用状況管理テーブル,62はホ
ットライン設定端末ID(ID:識別番号,例えば電話
番号)管理テーブル,63はホットライン設定端末使用
状況管理テーブルの各テーブルである。
【0012】端末a1から中継線経由のホットライン登
録を要求する特番の呼が発生すると,交換機Aの制御部
3のホットライン制御部4が起動して,要求を行った端
末a1について資格判別手段40においてホットライン
設定の資格があるか判別し,資格がある場合は専用線接
続管理テーブル6にアクセスし,端末a1から相手端末
bの番号をダイヤル入力すると,中継線確保設定手段4
1はその相手端末bを収容する交換機Bへの中継線7の
使用状況を中継線使用状況管理テーブル60により識別
し,空きであればそれをホットライン中継線としてホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル61に設定し
て登録し,中継線が使用中であれば強制切断して確保
(登録)する。同時にホットライン設定端末a1と相手
端末bの情報をホットライン設定端末ID管理テーブル
62に設定する。次にホットライン設定要求手段42が
起動し,局間信号部5を駆動して確保した中継線を介し
て交換機Bに対し相手端末bへの局間ホットライン設定
要求を送出する。
録を要求する特番の呼が発生すると,交換機Aの制御部
3のホットライン制御部4が起動して,要求を行った端
末a1について資格判別手段40においてホットライン
設定の資格があるか判別し,資格がある場合は専用線接
続管理テーブル6にアクセスし,端末a1から相手端末
bの番号をダイヤル入力すると,中継線確保設定手段4
1はその相手端末bを収容する交換機Bへの中継線7の
使用状況を中継線使用状況管理テーブル60により識別
し,空きであればそれをホットライン中継線としてホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル61に設定し
て登録し,中継線が使用中であれば強制切断して確保
(登録)する。同時にホットライン設定端末a1と相手
端末bの情報をホットライン設定端末ID管理テーブル
62に設定する。次にホットライン設定要求手段42が
起動し,局間信号部5を駆動して確保した中継線を介し
て交換機Bに対し相手端末bへの局間ホットライン設定
要求を送出する。
【0013】相手の交換機Bは局間信号部5からその要
求を受け取ると,ホットライン制御部4が起動し,要求
された端末bを確保(使用中の場合切断する)して,中
継線7と接続し,専用接続管理テーブル6に中継線7を
ホットライン中継線として登録すると共に,ホットライ
ン設定端末ID管理テーブル62に接続される端末a
1,bのIDを登録する。この後,端末a1と端末bは
中継線7を介して何時でも通話が可能となる。
求を受け取ると,ホットライン制御部4が起動し,要求
された端末bを確保(使用中の場合切断する)して,中
継線7と接続し,専用接続管理テーブル6に中継線7を
ホットライン中継線として登録すると共に,ホットライ
ン設定端末ID管理テーブル62に接続される端末a
1,bのIDを登録する。この後,端末a1と端末bは
中継線7を介して何時でも通話が可能となる。
【0014】端末a1またはa2からホットライン接続
以外の一般の接続を行いたい場合は,局間ホットライン
を登録解除する特番を行うことにより交換機の専用接続
管理テーブル6の内容を変更することにより可能とな
る。また,ホットライン接続設定された中継回線または
端末の使用状況(空か話中)を専用接続管理テーブルで
管理することで,設定されたホットライン中継回線また
は端末の一般使用の許否,一般使用中の自動強制切断等
の処理を行うことができる。
以外の一般の接続を行いたい場合は,局間ホットライン
を登録解除する特番を行うことにより交換機の専用接続
管理テーブル6の内容を変更することにより可能とな
る。また,ホットライン接続設定された中継回線または
端末の使用状況(空か話中)を専用接続管理テーブルで
管理することで,設定されたホットライン中継回線また
は端末の一般使用の許否,一般使用中の自動強制切断等
の処理を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明が適用される局間接
続の構成例を示す。図2において,20はA局,B局,
C局の各交換機を表し,各局において21はスイッチ部
(SWで表す),22はそれぞれ端末の回線が接続され
る端末回路(加入者回路と同じ),23はトランク,2
4は中継線である。
続の構成例を示す。図2において,20はA局,B局,
C局の各交換機を表し,各局において21はスイッチ部
(SWで表す),22はそれぞれ端末の回線が接続され
る端末回路(加入者回路と同じ),23はトランク,2
4は中継線である。
【0016】25は制御装置(CPUで表す),26は
主記憶装置(MMで表す),27は共通線を介して局間
で制御信号を送受信する共通線信号制御部である。各局
はそれぞれトランク23により中継線を介して順番に接
続されている。ここで,A局の端末a1がホットライン
設定可能クラスの端末,端末a2がホットライン設定不
可能クラスの端末とする。また,B局の端末b,C局の
端末cがそれぞれ端末回路を介して各局に収容されてい
るものとする。
主記憶装置(MMで表す),27は共通線を介して局間
で制御信号を送受信する共通線信号制御部である。各局
はそれぞれトランク23により中継線を介して順番に接
続されている。ここで,A局の端末a1がホットライン
設定可能クラスの端末,端末a2がホットライン設定不
可能クラスの端末とする。また,B局の端末b,C局の
端末cがそれぞれ端末回路を介して各局に収容されてい
るものとする。
【0017】上記図2の接続構成において,A局とB局
の特定の端末間に局間ホットラインを設定するための具
体的な構成例を図3を用いて説明する。図3は隣接する
2つの局間でホットラインの設定を行う構成例である。
の特定の端末間に局間ホットラインを設定するための具
体的な構成例を図3を用いて説明する。図3は隣接する
2つの局間でホットラインの設定を行う構成例である。
【0018】図中,20〜24は上記図2の各符号と同
じであり,25は制御装置(CPUで表す),26は記
憶装置(MMで表す),27は共通線を介して局間で制
御信号を送受信する共通線信号制御部であり,a1,a
2はA局の端末,bはB局のであり,トランク及び中継
線は上記図2と同じである。
じであり,25は制御装置(CPUで表す),26は記
憶装置(MMで表す),27は共通線を介して局間で制
御信号を送受信する共通線信号制御部であり,a1,a
2はA局の端末,bはB局のであり,トランク及び中継
線は上記図2と同じである。
【0019】記憶装置(MM)26には,本発明による
中継線経由の局間ホットライン接続の制御を行うための
専用接続管理テーブル260が設けられ,この中には次
のような各管理テーブル261〜264が設けられる。
中継線経由の局間ホットライン接続の制御を行うための
専用接続管理テーブル260が設けられ,この中には次
のような各管理テーブル261〜264が設けられる。
【0020】261:全体中継線使用状況管理テーブ
ル:各方路の全中継線の使用状況(空き,塞がりを表
す)を保持する(変化に応じてまたは周期的に更新され
る)。 262:ホットライン設定中継線使用状況管理テーブ
ル:ホットラインとして設定された中継線の使用状況を
保持する(変化に応じてまたは周期的に更新される)。
ル:各方路の全中継線の使用状況(空き,塞がりを表
す)を保持する(変化に応じてまたは周期的に更新され
る)。 262:ホットライン設定中継線使用状況管理テーブ
ル:ホットラインとして設定された中継線の使用状況を
保持する(変化に応じてまたは周期的に更新される)。
【0021】263:ホットライン設定端末ID管理テ
ーブル:ホットラインが設定された端末のID(電話番
号等)が格納される(設定時に格納)。 264:ホットライン設定端末使用状況管理テーブル:
ホットライン設定端末が現在使用(通話)中か否の情報
を格納する。このテーブルは後述する強制切断を行う時
に使用し,ホットラインの登録時には使用しない。
ーブル:ホットラインが設定された端末のID(電話番
号等)が格納される(設定時に格納)。 264:ホットライン設定端末使用状況管理テーブル:
ホットライン設定端末が現在使用(通話)中か否の情報
を格納する。このテーブルは後述する強制切断を行う時
に使用し,ホットラインの登録時には使用しない。
【0022】図4はホットライン設定(登録)の制御フ
ローであり,この図を参照しながら図3に示す構成にお
ける中継線経由のホットライン登録の制御動作を以下に
順を追って説明する。
ローであり,この図を参照しながら図3に示す構成にお
ける中継線経由のホットライン登録の制御動作を以下に
順を追って説明する。
【0023】(1) A局の端末a1またはa2からホット
ライン設定要求番号(特番)をダイヤルすることで,A
局の交換機20にホットライン接続設定を指定する(図
4のS1)。
ライン設定要求番号(特番)をダイヤルすることで,A
局の交換機20にホットライン接続設定を指定する(図
4のS1)。
【0024】(2) ダイヤルを受信したA局交換機は,発
信した端末を識別し,その端末の加入者クラスを従来技
術である加入者クラス管理テーブル(図示省略)を用い
て識別し,ダイヤルした端末のクラスがホットライン設
定可能クラスであるか否かを照合し(図4のS2),ホ
ットライン設定可能クラス(端末a1)であれば専用接
続管理テーブル260にアクセスする(図4のS3)。
また,ホットライン設定不可能クラス(端末a2)であ
れば,アクセス不可を端末側へ通知する。なお,アクセ
ス不可能通知は一般的に話中音(BT:Busy Tone)等で
通知する。
信した端末を識別し,その端末の加入者クラスを従来技
術である加入者クラス管理テーブル(図示省略)を用い
て識別し,ダイヤルした端末のクラスがホットライン設
定可能クラスであるか否かを照合し(図4のS2),ホ
ットライン設定可能クラス(端末a1)であれば専用接
続管理テーブル260にアクセスする(図4のS3)。
また,ホットライン設定不可能クラス(端末a2)であ
れば,アクセス不可を端末側へ通知する。なお,アクセ
ス不可能通知は一般的に話中音(BT:Busy Tone)等で
通知する。
【0025】(3) 専用接続管理テーブル260にアクセ
スした端末a1は,引き続き相手接続先番号(B局の端
末bとする)をダイヤルする(図4のS4)。 (4) 端末bの番号を受信したA局交換機は,専用接続管
理テーブル260の全体中継線使用状況管理テーブル2
61より,B局交換機向け中継線の空状況を把握し,空
回線群の中から任意の1回線を選択し,ホットライン設
定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込む(図4
のS7)。中継線が全話中の場合は中継線を強制切断す
る(同S6)。また,端末a1のIDと端末bのID
(一般的には各端末の電話番号を使用)をホットライン
設定端末ID管理テーブル263へ書き込む。
スした端末a1は,引き続き相手接続先番号(B局の端
末bとする)をダイヤルする(図4のS4)。 (4) 端末bの番号を受信したA局交換機は,専用接続管
理テーブル260の全体中継線使用状況管理テーブル2
61より,B局交換機向け中継線の空状況を把握し,空
回線群の中から任意の1回線を選択し,ホットライン設
定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込む(図4
のS7)。中継線が全話中の場合は中継線を強制切断す
る(同S6)。また,端末a1のIDと端末bのID
(一般的には各端末の電話番号を使用)をホットライン
設定端末ID管理テーブル263へ書き込む。
【0026】(5) その後,A局交換機は,ホットライン
設定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込まれた
回線を使用し,B局交換機へホットライン設定要求番号
+端末a1のID+端末bの番号を送出する(図4のS
8)。この場合,中継線の信号方式としては,図3に示
す共通線信号制御部27に接続する共通線を介した共通
線信号方式を用いるか,トランクを介する個別線信号方
式とがあり,それぞれについて図4,図5を用いて後述
する。
設定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込まれた
回線を使用し,B局交換機へホットライン設定要求番号
+端末a1のID+端末bの番号を送出する(図4のS
8)。この場合,中継線の信号方式としては,図3に示
す共通線信号制御部27に接続する共通線を介した共通
線信号方式を用いるか,トランクを介する個別線信号方
式とがあり,それぞれについて図4,図5を用いて後述
する。
【0027】(6) B局交換機は,A局交換機から送出さ
れたホットライン設定要求番号から専用接続管理テーブ
ルにアクセスし(図4のS9),その後に続く端末a1
のID,端末bの番号の中の,端末bの使用状況を判別
し(同S10),話中の場合はその端末を強制切断して
空き状態にする(同S11)。端末が空き状態である
と,A局から受信した中継線の回線番号を,B局のホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル262に書き
込み(図4のS12),端末bの番号を端末bのIDと
してホットライン設定端末ID管理テーブル263へ端
末a1のIDと共に書き込む(同S13)。これにより
ホットライン設定登録が完了する。
れたホットライン設定要求番号から専用接続管理テーブ
ルにアクセスし(図4のS9),その後に続く端末a1
のID,端末bの番号の中の,端末bの使用状況を判別
し(同S10),話中の場合はその端末を強制切断して
空き状態にする(同S11)。端末が空き状態である
と,A局から受信した中継線の回線番号を,B局のホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル262に書き
込み(図4のS12),端末bの番号を端末bのIDと
してホットライン設定端末ID管理テーブル263へ端
末a1のIDと共に書き込む(同S13)。これにより
ホットライン設定登録が完了する。
【0028】(7) B局交換機は, 専用接続管理テーブル
260へホットライン設定接続に必要な情報を書き込ん
だ後,端末bとA局交換機から着信した中継線間を接続
し端末bのベルを鳴動させる。
260へホットライン設定接続に必要な情報を書き込ん
だ後,端末bとA局交換機から着信した中継線間を接続
し端末bのベルを鳴動させる。
【0029】(8) 端末bの応答で,端末a1−端末bの
通話が終了(オンフック)した場合にも,A局交換機,
B局交換機の専用接続管理テーブル260内の各テーブ
ル261〜264に書き込まれた内容が変わらない限
り,ホットライン接続設定状態は継続する。
通話が終了(オンフック)した場合にも,A局交換機,
B局交換機の専用接続管理テーブル260内の各テーブ
ル261〜264に書き込まれた内容が変わらない限
り,ホットライン接続設定状態は継続する。
【0030】上記(5) に述べた個別線信号方式と共通線
信号方式は何れも従来から使用されているが図5,図6
により説明する。図5は個別線信号方式による制御信号
のシーケンスであり,この方式により上記(1) 〜(8) に
示す動作を行うためのシーケンスが示されている。
信号方式は何れも従来から使用されているが図5,図6
により説明する。図5は個別線信号方式による制御信号
のシーケンスであり,この方式により上記(1) 〜(8) に
示す動作を行うためのシーケンスが示されている。
【0031】A局交換機の端末a1からホットライン設
定要求番号とB局の端末bの番号を含むダイヤルが行わ
れると,A局でこれを識別して,上記(1) 〜(4) に説明
した動作が行われ,A局からB局への回線(中継線回線
のトランク)を起動し,番号情報として,ホットライン
設定要求番号+端末a1のID+端末b番号を中継線を
経由して送出する。B局交換機は上記(5) 〜(7) の動作
を経て端末bのベルを鳴動させる。端末bが応答すると
B局からA局へ応答信号が送られ,ホットライン接続通
話が可能となる。なお,通話が終了して両端末がオンフ
ックしても,ホットラインは保持される。
定要求番号とB局の端末bの番号を含むダイヤルが行わ
れると,A局でこれを識別して,上記(1) 〜(4) に説明
した動作が行われ,A局からB局への回線(中継線回線
のトランク)を起動し,番号情報として,ホットライン
設定要求番号+端末a1のID+端末b番号を中継線を
経由して送出する。B局交換機は上記(5) 〜(7) の動作
を経て端末bのベルを鳴動させる。端末bが応答すると
B局からA局へ応答信号が送られ,ホットライン接続通
話が可能となる。なお,通話が終了して両端末がオンフ
ックしても,ホットラインは保持される。
【0032】図6は共通線信号方式による制御信号のシ
ーケンスである。この共通線信号方式は,Dチャネル
(ISDNの制御チャネル)を介した共通線信号であ
り,A局とB局の間での制御信号の送受信は,ISDN
の呼制御のプロトコル(レイヤ3)に従ったメッセージ
の送受信が行われる。「ホットライン設定要求番号と端
末bの番号及び端末b番号」を含むSETUP(呼設
定)をA局からB局へ送出し,B局からCALLPRO
C(呼設定の処理中)及びALERT(呼び出し中)が
A局へ送られ,B局の端末が応答するとCONN(被呼
者応答)がA局へ送られてホットライン接続通話が行わ
れる。一方がオンフックして終話した場合も,上記のプ
ロトコルに従って,DISC(呼解放要求),REL
(切断完了と解放要求),RELCOMP(解放完了)
がやりとりされる。
ーケンスである。この共通線信号方式は,Dチャネル
(ISDNの制御チャネル)を介した共通線信号であ
り,A局とB局の間での制御信号の送受信は,ISDN
の呼制御のプロトコル(レイヤ3)に従ったメッセージ
の送受信が行われる。「ホットライン設定要求番号と端
末bの番号及び端末b番号」を含むSETUP(呼設
定)をA局からB局へ送出し,B局からCALLPRO
C(呼設定の処理中)及びALERT(呼び出し中)が
A局へ送られ,B局の端末が応答するとCONN(被呼
者応答)がA局へ送られてホットライン接続通話が行わ
れる。一方がオンフックして終話した場合も,上記のプ
ロトコルに従って,DISC(呼解放要求),REL
(切断完了と解放要求),RELCOMP(解放完了)
がやりとりされる。
【0033】図7はホットライン発信の制御フローを示
し,ホットライン設定登録を行った後,設定された2つ
の局の端末の一方から発信を行った場合のフローであ
る。ホットライン端末がオフフックすると(図7のS
1),登録が行われている局の制御部は登録された端末
IDを用いて専用接続管理テーブルへアクセスする(図
7のS2)。専用接続管理テーブル260の中のホット
ライン設定中継線使用状況管理テーブル262を参照し
て,全話中か否か判別し(同S3)全話中の場合は,該
当中継線を強制切断し(同S4)て空き状態にする。中
継線が空き状態の場合,相手局(図3の場合はB局)交
換機へホットライン接続要求を送出する(図7のS
5)。相手局の制御部は専用接続管理テーブル260に
アクセスし,ホットライン接続を要求した端末ID(A
局の端末a1)に対応する端末(B局の端末b)の端末
使用状況を判別する(同S7)。この端末が話中であれ
ば強制切断し(同S8),空き状態にする。端末が空き
状態であるとホットライン接続を行い(同S9),通話
が行われて,ホットライン端末のオンフックにより終了
する(同S10)。
し,ホットライン設定登録を行った後,設定された2つ
の局の端末の一方から発信を行った場合のフローであ
る。ホットライン端末がオフフックすると(図7のS
1),登録が行われている局の制御部は登録された端末
IDを用いて専用接続管理テーブルへアクセスする(図
7のS2)。専用接続管理テーブル260の中のホット
ライン設定中継線使用状況管理テーブル262を参照し
て,全話中か否か判別し(同S3)全話中の場合は,該
当中継線を強制切断し(同S4)て空き状態にする。中
継線が空き状態の場合,相手局(図3の場合はB局)交
換機へホットライン接続要求を送出する(図7のS
5)。相手局の制御部は専用接続管理テーブル260に
アクセスし,ホットライン接続を要求した端末ID(A
局の端末a1)に対応する端末(B局の端末b)の端末
使用状況を判別する(同S7)。この端末が話中であれ
ば強制切断し(同S8),空き状態にする。端末が空き
状態であるとホットライン接続を行い(同S9),通話
が行われて,ホットライン端末のオンフックにより終了
する(同S10)。
【0034】図8は中継の交換機を介したホットライン
設定の構成例を示す。図8は局間ホットラインをA局か
ら中継用のB局を介してC局との間で設定する接続(タ
ンデム接続という)の例が示されている。図中,各局を
構成する符号20〜27で表す各部は上記図3と同様で
あり,説明を省略する。また,B局の専用接続管理テー
ブルの内容は図示省略されているが,A局及びC局と同
様の構成を備えている。
設定の構成例を示す。図8は局間ホットラインをA局か
ら中継用のB局を介してC局との間で設定する接続(タ
ンデム接続という)の例が示されている。図中,各局を
構成する符号20〜27で表す各部は上記図3と同様で
あり,説明を省略する。また,B局の専用接続管理テー
ブルの内容は図示省略されているが,A局及びC局と同
様の構成を備えている。
【0035】図8の構成において,A局の端末a1のダ
イヤル操作で,B局向けの中継線(トランク),B局の
交換機,C局向けの中継線(トランク)を経由してC局
の端末cとホットライン回線とホットライン回線として
接続設定する動作を以下に順に説明する。
イヤル操作で,B局向けの中継線(トランク),B局の
交換機,C局向けの中継線(トランク)を経由してC局
の端末cとホットライン回線とホットライン回線として
接続設定する動作を以下に順に説明する。
【0036】(1) A局の端末a1からホットライン設定
要求番号をダイヤルすると,A局交換機にホットライン
接続設定を指示する。 (2) ダイヤル信号を受信したA交換機の制御部25は,
ダイヤルした端末のクラスを照合し,クラスがホットラ
イン設定可能な端末であると,専用接続管理テーブル2
60にアクセスする。この後,端末a1からの接続先番
号(C局の端末cとする)のダイヤルを受信する。
要求番号をダイヤルすると,A局交換機にホットライン
接続設定を指示する。 (2) ダイヤル信号を受信したA交換機の制御部25は,
ダイヤルした端末のクラスを照合し,クラスがホットラ
イン設定可能な端末であると,専用接続管理テーブル2
60にアクセスする。この後,端末a1からの接続先番
号(C局の端末cとする)のダイヤルを受信する。
【0037】(3) 端末cの番号を受信したA局の交換機
は,専用接続管理テーブル260の全体中継線使用状況
管理テーブル261から,B局交換機向け中継線の空状
況を把握し,空回線群の中から任意の1回線を選択し,
ホットライン設定中継線使用状況管理テーブル262へ
書き込む。また,端末a1のID(一般的にはa1の番
号)と端末cのID(同じく端末cの番号)をホットラ
イン設定端末ID管理テーブル263へ書き込む。
は,専用接続管理テーブル260の全体中継線使用状況
管理テーブル261から,B局交換機向け中継線の空状
況を把握し,空回線群の中から任意の1回線を選択し,
ホットライン設定中継線使用状況管理テーブル262へ
書き込む。また,端末a1のID(一般的にはa1の番
号)と端末cのID(同じく端末cの番号)をホットラ
イン設定端末ID管理テーブル263へ書き込む。
【0038】(4) その後,A局の交換機はホットライン
設定中継線使用状況管理テーブル262に書き込まれた
回線を使用してB局交換機へホットライン設定要求番号
+端末a1のID+端末cの番号を送出する。
設定中継線使用状況管理テーブル262に書き込まれた
回線を使用してB局交換機へホットライン設定要求番号
+端末a1のID+端末cの番号を送出する。
【0039】(5) B局の交換機は,A局の交換機から送
出されたホットライン設定要求番号から専用接続管理テ
ーブル260にアクセスし,その後に続く端末a1のI
D,端末cのIDから,A局から受信した中継線の回線
番号をB局のホットライン設定中継線使用状況管理テー
ブル262へ書き込み,また全体中継線使用状況管理テ
ーブル261からC局交換機向け中継線の空き状況を把
握し,空回線群の中から任意の1回線を選択しホットラ
イン設定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込
む。更に,端末cの番号を端末cのIDとしてホットラ
イン設定端末ID管理テーブル263へ端末a1のID
と共に書き込む。
出されたホットライン設定要求番号から専用接続管理テ
ーブル260にアクセスし,その後に続く端末a1のI
D,端末cのIDから,A局から受信した中継線の回線
番号をB局のホットライン設定中継線使用状況管理テー
ブル262へ書き込み,また全体中継線使用状況管理テ
ーブル261からC局交換機向け中継線の空き状況を把
握し,空回線群の中から任意の1回線を選択しホットラ
イン設定中継線使用状況管理テーブル262へ書き込
む。更に,端末cの番号を端末cのIDとしてホットラ
イン設定端末ID管理テーブル263へ端末a1のID
と共に書き込む。
【0040】(6) B局交換機は,専用接続管理テーブル
260へホットライン設定接続に必要な状況を書き込ん
だ後,C局交換機へホットライン設定要求番号+端末a
1のID+端末cの番号を送出する。
260へホットライン設定接続に必要な状況を書き込ん
だ後,C局交換機へホットライン設定要求番号+端末a
1のID+端末cの番号を送出する。
【0041】(7) C局交換機は,B局交換機より送出さ
れたホットライン設定要求番号から自局の専用接続管理
テーブル260にアクセスし,その後に続く端末a1の
ID,端末c番号よりB局から受信した中継線の回線番
号をホットライン設定中継線使用状況管理テーブル26
2へ書き込み,端末cの番号を端末cのIDとしてホッ
トライン設定端末ID管理テーブル263へ端末a1の
IDと共に書き込む。
れたホットライン設定要求番号から自局の専用接続管理
テーブル260にアクセスし,その後に続く端末a1の
ID,端末c番号よりB局から受信した中継線の回線番
号をホットライン設定中継線使用状況管理テーブル26
2へ書き込み,端末cの番号を端末cのIDとしてホッ
トライン設定端末ID管理テーブル263へ端末a1の
IDと共に書き込む。
【0042】(8) C局交換機は,自局の専用接続管理テ
ーブル260へホットライン設定接続に必要な情報を書
き込んだ後,端末cとB局交換機から着信した中継線間
を接続し,端末cのベルを鳴動させる。
ーブル260へホットライン設定接続に必要な情報を書
き込んだ後,端末cとB局交換機から着信した中継線間
を接続し,端末cのベルを鳴動させる。
【0043】(9) 端末cの応答で,端末a1と端末c間
でのホットライン接続通話設定が完了する。 (10)端末a1−端末cの通話が終了(オンフック)した
場合にも,A局,B局及びC局の各交換機の専用接続管
理テーブル260内の261〜264に書き込まれた内
容が変わらない限り,ホットライン接続設定状態は継続
する。
でのホットライン接続通話設定が完了する。 (10)端末a1−端末cの通話が終了(オンフック)した
場合にも,A局,B局及びC局の各交換機の専用接続管
理テーブル260内の261〜264に書き込まれた内
容が変わらない限り,ホットライン接続設定状態は継続
する。
【0044】なお,上記図8の構成では,B局交換機に
おいて,A局向け中継線とC局向け中継線間をホットラ
イン接続設定するが,この場合に個別線信号方式−共通
線信号方式相互間でのタンデム接続が図9に示すシーケ
ンスにより行われる。
おいて,A局向け中継線とC局向け中継線間をホットラ
イン接続設定するが,この場合に個別線信号方式−共通
線信号方式相互間でのタンデム接続が図9に示すシーケ
ンスにより行われる。
【0045】図9は図8のタンデム接続における制御信
号のシーケンスの例である。図9に示すように,A局の
端末a1からホットライン接続要求番号+端末cの番号
(局番号またはを含む)のダイヤルを行い,B局ではこ
の相手の端末cの番号からC局に収容されていることを
識別すると,上記図5に示すシーケンスと同様にB局へ
の中継線の回線を起動し,個別線信号方式により番号情
報(ホットライン設定要求+端末a1のID番号+端末
cの番号を送出する。B局は端末cの番号からC局の端
末であることを識別すると,上記図6と同様の共通線信
号方式のシーケンスによりC局に対しSETUPを送出
する。この後,上記図6に示すシーケンスと同様の信号
がやりとりされ,C局の端末cが応答すると,C局から
B局へCONN(被呼者応答)が送られ,B局はこれを
受け取ると,A局に対し回線を介して応答信号を送出す
る。この後,ホットライン接続通話が行われ,端末a1
でオンフックするとA局から終話信号がB局へ送られ,
図に示すような共通線の信号のやりとりと端末cのオン
フックにより通話が終了する。
号のシーケンスの例である。図9に示すように,A局の
端末a1からホットライン接続要求番号+端末cの番号
(局番号またはを含む)のダイヤルを行い,B局ではこ
の相手の端末cの番号からC局に収容されていることを
識別すると,上記図5に示すシーケンスと同様にB局へ
の中継線の回線を起動し,個別線信号方式により番号情
報(ホットライン設定要求+端末a1のID番号+端末
cの番号を送出する。B局は端末cの番号からC局の端
末であることを識別すると,上記図6と同様の共通線信
号方式のシーケンスによりC局に対しSETUPを送出
する。この後,上記図6に示すシーケンスと同様の信号
がやりとりされ,C局の端末cが応答すると,C局から
B局へCONN(被呼者応答)が送られ,B局はこれを
受け取ると,A局に対し回線を介して応答信号を送出す
る。この後,ホットライン接続通話が行われ,端末a1
でオンフックするとA局から終話信号がB局へ送られ,
図に示すような共通線の信号のやりとりと端末cのオン
フックにより通話が終了する。
【0046】本発明によりホットライン接続が局間に設
定された端末及び中継線は,ホットライン通話で未使用
時には一般通話で使用することができる。そして,一般
通話で使用中の中継線を介するホットライン接続起動が
あった時,空き回線が無い場合には一般通話の中継線,
接続端末を自動的に強制切断しホットライン接続を優先
的に接続する。その動作を図10を用いて説明する。
定された端末及び中継線は,ホットライン通話で未使用
時には一般通話で使用することができる。そして,一般
通話で使用中の中継線を介するホットライン接続起動が
あった時,空き回線が無い場合には一般通話の中継線,
接続端末を自動的に強制切断しホットライン接続を優先
的に接続する。その動作を図10を用いて説明する。
【0047】図10は一般通話で使用中の回線をホット
ライン通話で使用する場合の説明図である。図10にお
いて,A局,B局,C局の符号20〜27は上記図9の
各符号と同じであり説明を省略する。なお,A局の端末
a1とC局の端末cの間には,上記図9について説明し
た局間のホットラインが設定されて,各局の専用接続管
理テーブル260に登録されているが,そのホットライ
ンを使用した通話が現在行われていないものとする。
ライン通話で使用する場合の説明図である。図10にお
いて,A局,B局,C局の符号20〜27は上記図9の
各符号と同じであり説明を省略する。なお,A局の端末
a1とC局の端末cの間には,上記図9について説明し
た局間のホットラインが設定されて,各局の専用接続管
理テーブル260に登録されているが,そのホットライ
ンを使用した通話が現在行われていないものとする。
【0048】(1) A局の端末のa1からB局の端末b2
間で一般通話接続を行う時,A局交換機−B局交換機の
中継線が全回線使用中の場合,以前にホットライン設定
された中継線を使用して接続を行う。すなわち, (2) A局交換機は,専用接続管理テーブル260のホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル262からホ
ットライン通話で未使用の状態の回線を1回線選択し,
この選択回線を使用してB局交換機へ端末b2の番号を
送出する。この時にB局交換機へ送出する番号は,ホッ
トライン設定回線を使用した一般通話接続である旨の番
号も付与して送出する。具体的には,例えば,一般通話
特番+端末b2の番号を送出する。また,A局交換機
は,自局のホットライン設定中継線使用状況管理テーブ
ル262を一般通話で使用中である旨を書き込む。
間で一般通話接続を行う時,A局交換機−B局交換機の
中継線が全回線使用中の場合,以前にホットライン設定
された中継線を使用して接続を行う。すなわち, (2) A局交換機は,専用接続管理テーブル260のホッ
トライン設定中継線使用状況管理テーブル262からホ
ットライン通話で未使用の状態の回線を1回線選択し,
この選択回線を使用してB局交換機へ端末b2の番号を
送出する。この時にB局交換機へ送出する番号は,ホッ
トライン設定回線を使用した一般通話接続である旨の番
号も付与して送出する。具体的には,例えば,一般通話
特番+端末b2の番号を送出する。また,A局交換機
は,自局のホットライン設定中継線使用状況管理テーブ
ル262を一般通話で使用中である旨を書き込む。
【0049】(3) B局交換機は,A局交換機から送られ
てきた一般通話特番号+端末b2の番号を受信すると,
端末b2のベルを鳴動させると同時に,A局から受信し
た中継線の回線番号についてB局のホットライン設定中
継線使用状況管理テーブル262に一般通話で使用中で
ある旨を書き込む。端末a1−端末b2間でホットライ
ン設定回線を使用した一般通話が可能となる。
てきた一般通話特番号+端末b2の番号を受信すると,
端末b2のベルを鳴動させると同時に,A局から受信し
た中継線の回線番号についてB局のホットライン設定中
継線使用状況管理テーブル262に一般通話で使用中で
ある旨を書き込む。端末a1−端末b2間でホットライ
ン設定回線を使用した一般通話が可能となる。
【0050】(4) 以上の接続中に, A局の端末a1がオ
フフックし,ホットライン通話発信を行うと,A局では
自動的に専用接続管理テーブル260にアクセスし,ホ
ットライン設定中継線使用状況管理テーブル262でホ
ットライン設定中継線の空状態の回線から任意の1回線
を選択する。ホットライン設定中継線に空回線がない場
合は,一般通話で使用されているホットライン設定回線
から任意の1回線を選択する。
フフックし,ホットライン通話発信を行うと,A局では
自動的に専用接続管理テーブル260にアクセスし,ホ
ットライン設定中継線使用状況管理テーブル262でホ
ットライン設定中継線の空状態の回線から任意の1回線
を選択する。ホットライン設定中継線に空回線がない場
合は,一般通話で使用されているホットライン設定回線
から任意の1回線を選択する。
【0051】(5) 一般通話で使用中の回線を選択した場
合は,選択した回線を自動的に強制切断した回線が空に
なった時点で,A局交換機は,専用接続管理テーブル2
60のホットライン設定中継線使用状況管理テーブル2
62を「ホットライン通話で使用中」に書き直す。
合は,選択した回線を自動的に強制切断した回線が空に
なった時点で,A局交換機は,専用接続管理テーブル2
60のホットライン設定中継線使用状況管理テーブル2
62を「ホットライン通話で使用中」に書き直す。
【0052】(6) B局交換機は,A局交換機より送出さ
れたホットライン接続番号からB局の専用接続管理テー
ブル260にアクセスし,その後に続く端末a1のID
番号よりホットライン設定端末ID管理テーブル263
から接続先であるC局の端末cを検索する。
れたホットライン接続番号からB局の専用接続管理テー
ブル260にアクセスし,その後に続く端末a1のID
番号よりホットライン設定端末ID管理テーブル263
から接続先であるC局の端末cを検索する。
【0053】(7) B局交換機は端末cを検索すると,C
局交換機向けのホットライン設定中継線を使用し,C局
交換機へホットライン接続番号+端末a1のIDを送出
する。
局交換機向けのホットライン設定中継線を使用し,C局
交換機へホットライン接続番号+端末a1のIDを送出
する。
【0054】(8) C局交換機は,B交換機より送出され
たホットライン接続番号からC局の専用接続管理テーブ
ル260にアクセスし,その後に続く端末a1のIDよ
りホットライン設定端末ID管理テーブル263から接
続先である端末cを検索する。
たホットライン接続番号からC局の専用接続管理テーブ
ル260にアクセスし,その後に続く端末a1のIDよ
りホットライン設定端末ID管理テーブル263から接
続先である端末cを検索する。
【0055】(9) C局交換機は,ホットライン設定端末
ID管理テーブル263から検索した端末cはB局交換
機から着信した中継線間を接続し,端末cのベルを鳴動
させる。端末cの応答で端末a1−端末c間でのホット
ライン通話接続が完了する。
ID管理テーブル263から検索した端末cはB局交換
機から着信した中継線間を接続し,端末cのベルを鳴動
させる。端末cの応答で端末a1−端末c間でのホット
ライン通話接続が完了する。
【0056】(10)C局の端末cが一般通話で使用中にB
局よりホットライン接続の着信があった場合,C局交換
機の専用接続管理テーブル260のホットライン設定端
末使用状況管理テーブル264より「端末c使用中」が
検出される。その場合,自動的に端末cを強制切断しそ
の端末が空になった時点で,端末cとB局交換機から着
信した中継線間を接続し端末cのベルを鳴動させる。こ
れに応じて端末cが応答すると,端末a1−端末c間で
のホットライン通話接続が完了する。
局よりホットライン接続の着信があった場合,C局交換
機の専用接続管理テーブル260のホットライン設定端
末使用状況管理テーブル264より「端末c使用中」が
検出される。その場合,自動的に端末cを強制切断しそ
の端末が空になった時点で,端末cとB局交換機から着
信した中継線間を接続し端末cのベルを鳴動させる。こ
れに応じて端末cが応答すると,端末a1−端末c間で
のホットライン通話接続が完了する。
【0057】次に局間ホットラインが登録設定された後
で,この登録を解除するための制御動作を説明する。図
11はホットライン登録解除の制御フローである。
で,この登録を解除するための制御動作を説明する。図
11はホットライン登録解除の制御フローである。
【0058】このフローは,上記図3について説明した
A局の端末a1からB局の端末bの間に設定(登録)さ
れたホットラインを解除する場合のフローである。ホッ
トライン登録の解除を行う場合,端末(A局のa1)か
らホットライン解除特番のダイヤルを行うと(図11の
S1),A局の制御装置(図2の25)はホットライン
設定可能クラスか判定する(同S2)。該当しない場合
はビジートーン(BT)を端末へ送出し,該当する場合
は専用接続管理テーブル260にアクセスする(同S
3)。次に専用接続管理テーブル260内の関係するテ
ーブルの解除を行う(同S4)。具体的には,ホットラ
イン設定中継線使用状況管理テーブル262から解除す
る回線数を1だけ減じ,ホットライン設定端末ID管理
テーブル263の解除を行うIDを削除する。
A局の端末a1からB局の端末bの間に設定(登録)さ
れたホットラインを解除する場合のフローである。ホッ
トライン登録の解除を行う場合,端末(A局のa1)か
らホットライン解除特番のダイヤルを行うと(図11の
S1),A局の制御装置(図2の25)はホットライン
設定可能クラスか判定する(同S2)。該当しない場合
はビジートーン(BT)を端末へ送出し,該当する場合
は専用接続管理テーブル260にアクセスする(同S
3)。次に専用接続管理テーブル260内の関係するテ
ーブルの解除を行う(同S4)。具体的には,ホットラ
イン設定中継線使用状況管理テーブル262から解除す
る回線数を1だけ減じ,ホットライン設定端末ID管理
テーブル263の解除を行うIDを削除する。
【0059】次に中継線が接続されたB局交換機へ解除
要求を送出する(同S5)。これにより,B局の交換機
の制御装置は自局の専用接続管理テーブル260へアク
セスし(同S6),関係するホットライン設定中継線使
用状況管理テーブル262とホットライン設定端末ID
管理テーブル263の解除動作を行う(同S7)。これ
によりA局と同様の更新及び削除が行われてホットライ
ン登録解除が完了する。
要求を送出する(同S5)。これにより,B局の交換機
の制御装置は自局の専用接続管理テーブル260へアク
セスし(同S6),関係するホットライン設定中継線使
用状況管理テーブル262とホットライン設定端末ID
管理テーブル263の解除動作を行う(同S7)。これ
によりA局と同様の更新及び削除が行われてホットライ
ン登録解除が完了する。
【0060】次に上記図9について説明したA局,B
局,C局にまたがって設定されたホットラインの登録解
除の制御動作を,図9を参照しながら順に説明する。 (1) 図9により設定されたホットラインによりA局端末
a1−C局端末cのホットライン接続通話中に,A局端
末a2(図8)がホットライン解除特番をダイヤルす
る。
局,C局にまたがって設定されたホットラインの登録解
除の制御動作を,図9を参照しながら順に説明する。 (1) 図9により設定されたホットラインによりA局端末
a1−C局端末cのホットライン接続通話中に,A局端
末a2(図8)がホットライン解除特番をダイヤルす
る。
【0061】(2) ホットライン解除特番により,専用接
続管理テーブル260にアクセスし,ホットライン設定
中継線使用状況管理テーブル262からホットライン設
定回線数を1回線減算すると共に,ホットライン設定端
末ID管理テーブル263より端末a1のIDと端末c
のIDを削除する。
続管理テーブル260にアクセスし,ホットライン設定
中継線使用状況管理テーブル262からホットライン設
定回線数を1回線減算すると共に,ホットライン設定端
末ID管理テーブル263より端末a1のIDと端末c
のIDを削除する。
【0062】(3) A局交換機の専用接続管理テーブルの
変更を完了すると, B局交換機に対してホットライン解
除特番を送出する。番号の送出は, 上記図9について説
明したホットライン接続設定時の内容と同じである。
変更を完了すると, B局交換機に対してホットライン解
除特番を送出する。番号の送出は, 上記図9について説
明したホットライン接続設定時の内容と同じである。
【0063】(4) B局交換機は,A局交換機から送られ
てきたホットライン解除特番+端末a1のID番号を受
信すると,専用接続管理テーブルにアクセスし,A局交
換機と同様にホットライン設定中継線使用状況管理テー
ブル262よりホットライン設定回線数を1回線減算す
ると共に,ホットライン設定端末ID管理テーブル26
3より端末a1のIDと端末cのIDを削除する。
てきたホットライン解除特番+端末a1のID番号を受
信すると,専用接続管理テーブルにアクセスし,A局交
換機と同様にホットライン設定中継線使用状況管理テー
ブル262よりホットライン設定回線数を1回線減算す
ると共に,ホットライン設定端末ID管理テーブル26
3より端末a1のIDと端末cのIDを削除する。
【0064】(5) B局交換機の専用接続管理テーブルの
変更を完了すれば,C局交換機に対してホットライン解
除特番号+端末a1のID番号を送出する。 (6) C局交換機は,B局交換機から送られてきたホット
ライン解除特番号+端末a1を受信すると,C局の専用
接続管理テーブル260にアクセスし,A局交換機と同
様にホットライン設定中継線使用状況管理テーブル26
2からホットライン設定回線数を1回減算すると共に,
ホットライン設定端末ID管理テーブル263から端末
a1のIDと端末cのIDを削除する。
変更を完了すれば,C局交換機に対してホットライン解
除特番号+端末a1のID番号を送出する。 (6) C局交換機は,B局交換機から送られてきたホット
ライン解除特番号+端末a1を受信すると,C局の専用
接続管理テーブル260にアクセスし,A局交換機と同
様にホットライン設定中継線使用状況管理テーブル26
2からホットライン設定回線数を1回減算すると共に,
ホットライン設定端末ID管理テーブル263から端末
a1のIDと端末cのIDを削除する。
【0065】(7) 以上の処理でA局端末a1−C局端末
c間のホットライン設定が解除され,以降の通話は,A
局端末a1−C局端末c間の一般通話へと遷移する。 (8) A局端末a1またはC局端末cの終話で,A局交換
機−B局交換機−C局交換機間の中継線は他の一般通話
のために解放される。
c間のホットライン設定が解除され,以降の通話は,A
局端末a1−C局端末c間の一般通話へと遷移する。 (8) A局端末a1またはC局端末cの終話で,A局交換
機−B局交換機−C局交換機間の中継線は他の一般通話
のために解放される。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば,局間にまたがるホット
ラインの設定(登録)が交換機の端末からの簡単な操作
により実現でき種々の場合にホットラインの設定を行う
ことができる。例えば,災害発生時の対策本部と被災地
間の被災状況の収集,警察署間の合同操作時の情報交
換,金融ディーリング運用における為替情報の交換等
に,一時的に接続先が限定され,且つ頻繁にその接続を
行う必要がある場合に,ホットライン回線をダイヤル操
作で設定した後は,その受話器を持ち上げる(オフフッ
ク)操作だけで通話が可能となるため,業務のスピード
アップ化を実現できる。そして,ホットラインとしての
使用が必要なくなると,同様に端末からのダイヤル操作
により設定(登録)された内容を解除することができ
る。
ラインの設定(登録)が交換機の端末からの簡単な操作
により実現でき種々の場合にホットラインの設定を行う
ことができる。例えば,災害発生時の対策本部と被災地
間の被災状況の収集,警察署間の合同操作時の情報交
換,金融ディーリング運用における為替情報の交換等
に,一時的に接続先が限定され,且つ頻繁にその接続を
行う必要がある場合に,ホットライン回線をダイヤル操
作で設定した後は,その受話器を持ち上げる(オフフッ
ク)操作だけで通話が可能となるため,業務のスピード
アップ化を実現できる。そして,ホットラインとしての
使用が必要なくなると,同様に端末からのダイヤル操作
により設定(登録)された内容を解除することができ
る。
【0067】また,ホットライン通信で未使用時には,
中継線,端末は他の一般通信との兼用を可能としている
ため,中継線及び端末の有効利用が図れる。
中継線,端末は他の一般通信との兼用を可能としている
ため,中継線及び端末の有効利用が図れる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明が適用される局間接続の構成例を示す図
である。
である。
【図3】隣接する2つの局間でホットラインの設定を行
う構成例を示す図である。
う構成例を示す図である。
【図4】ホットライン設定(登録)の制御フローを示す
図である。
図である。
【図5】個別線信号方式による制御信号のシーケンス図
である。
である。
【図6】共通線信号方式による制御信号のシーケンス図
である。
である。
【図7】ホットライン発信の制御フローを示す図であ
る。
る。
【図8】中継の交換機を介したホットライン設定の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図9】図8のタンデム接続における制御信号のシーケ
ンスの例を示す図である。
ンスの例を示す図である。
【図10】一般通話で使用中の回線をホットライン通話
で使用する場合の説明図である。
で使用する場合の説明図である。
【図11】ホットライン登録解除の制御フローを示す図
である。
である。
【図12】従来例の説明図である。
1 交換機(A局,B局) 2 スイッチング部(SW) 3 制御部 4 ホットライン制御部 40 資格判定手段 41 中継線確保設定手段 42 ホットライン設定要求手段 5 局間信号部 6 専用接続管理テーブル 60 中継線使用状況管理テーブル 61 ホットライン設定中継線使用状況管理テーブル 62 ホットライン設定端末ID管理テーブル 7 中継線 a1,a2 局Aの内線 b 局Bの内線
Claims (8)
- 【請求項1】 局間ホットライン接続方式において,各
交換機は記憶装置に局間ホットライン制御のための専用
接続管理テーブルを備え,端末からのホットライン設定
要求の特番と他交換機の通話先の番号を受けとると,該
端末のクラスを識別して一定レベル以上であると,使用
可能な任意の中継線を選択確保して発信端末及び相手端
末の情報と共に前記専用接続管理テーブルに設定し,相
手端末が収容された交換機に対しホットライン設定要求
を表す信号を発信端末と相手端末の情報と共に送出し,
前記相手端末を収容する交換機は,前記ホットライン設
定要求信号を受け取ると自交換機の専用接続管理テーブ
ルに,受信した相手端末及び使用する中継線の情報を設
定し指定された端末との接続を行って中継線の任意回線
をホットライン回線として設定することを特徴とする局
間ホットライン接続方式。 - 【請求項2】 請求項1において,前記専用接続管理テ
ーブルは,中継線全体の使用状況を格納する中継線使用
状況管理テーブル,ホットラインが設定された中継線の
使用状況を格納するホットライン設定中継線使用状況管
理テーブル及び設定されたホットラインにより接続され
る異なる交換機の2つの端末の識別番号とを備えること
を特徴とする局間ホットライン接続方式。 - 【請求項3】 請求項1または2において,前記ホット
ライン設定要求を表す信号と各端末情報を相手端末が収
容された交換機へ送出する時,前記確保した中継線を介
して個別信号線方式により送信することを特徴とする局
間ホットライン接続方式。 - 【請求項4】 請求項1または2において,前記ホット
ライン設定要求を表す信号と各端末情報を相手端末が収
容された交換機へ送出する時,共通線信号装置を介する
共通線信号方式により送信することを特徴とする局間ホ
ットライン接続方式。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかにおいて,前記
ホットライン設定要求を行った端末を収容する交換機か
ら相手端末を収容する交換機への接続の間に別の中継用
の交換機が接続されると,前記中継用の交換機は自交換
機の専用接続管理テーブルに,前記ホットライン設定要
求と共に送られる端末の番号と使用する中継線の情報を
設定すると共に,相手端末を収容する交換機とを接続す
る任意の中継線を選択して設定して,相手端末を収容す
る交換機に対してホットライン設定要求を表す信号と各
端末の情報を送出することを特徴とする局間ホットライ
ン接続方式。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかにおいて,ホッ
トライン接続の設定が登録された後に設定された端末の
一方でオフフックが発生すると,前記端末が収容された
交換機は前記専用接続管理テーブルに設定された中継線
を介して相手端末へノンブロックで接続を行うことを特
徴とする局間ホットライン接続方式。 - 【請求項7】 請求項1乃至5において,中継線の使用
を要求する端末からの一般通話の呼の発生に対し,ホッ
トラインとして設定された中継線及び端末がホットライ
ン接続にして使用されてない状態であることを前記専用
接続管理テーブルにより識別すると,当該中継線を前記
一般通話の局間の接続に使用し,前記中継線を使用する
ホットラインが設定された端末からのホットライン起動
の要求が発生すると,前記一般通話の中継線を強制切断
して,ホットライン接続を優先的に行うことを特徴とす
る局間ホットライン接続方式。 - 【請求項8】 請求項1乃至5において,交換機は,端
末からのホットライン登録解除を要求する特番を含む信
号を受け取ると,当該端末に対して設定された中継線に
関係するホットライン設定情報を前記専用接続管理テー
ブルから削除することを特徴とする局間ホットライン接
続方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21712296A JPH1065809A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 局間ホットライン接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21712296A JPH1065809A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 局間ホットライン接続方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065809A true JPH1065809A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16699205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21712296A Withdrawn JPH1065809A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 局間ホットライン接続方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1065809A (ja) |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21712296A patent/JPH1065809A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |