JPH04288758A - Isdnにおける呼び返し方式 - Google Patents

Isdnにおける呼び返し方式

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JPH04288758A
JPH04288758A JP7850791A JP7850791A JPH04288758A JP H04288758 A JPH04288758 A JP H04288758A JP 7850791 A JP7850791 A JP 7850791A JP 7850791 A JP7850791 A JP 7850791A JP H04288758 A JPH04288758 A JP H04288758A
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JP
Japan
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call
channel
isdn
emergency
reserved
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JP7850791A
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Katsuyuki Nakamura
勝之 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN端末からBチ
ャネルを使用しての警察・消防等への緊急呼接続後にI
SDN端末を切った場合、再度緊急呼の接続先からの呼
び返し信号を受けたときにとりうる、ISDNにおける
呼び返し方式に関する。
【0002】電話回線を用いて一般加入者から警察・消
防等へ緊急連絡をとることは一般に行なわれているが、
この場合、一般加入者が呼を切断したあと、警察・消防
等の被呼側(一般的には、オペレータ)が確認のため再
度発側加入者を呼び返す場合がある。
【0003】また、近年、ISDNを用いた通信が行な
われるようになったが、このようなISDN導入に伴い
、ISDN加入者、つまり、ISDNインタフェース上
に接続されたISDN端末から、Bチャネルを使用して
、警察・消防等への緊急呼を接続し、用済み後に、IS
DN端末を切ったあとに、警察・消防等の被呼側(一般
的には、オペレータ)が確認のため再度発側加入者を呼
び返す場合も当然考えられる。
【0004】
【従来の技術】図9は従来の電子交換機システムの一例
を示すブロック図であるが、この図9に示す電子交換機
システムは、通話路網1,ISDN加入者回路2,緊急
呼制御用トランク回路3,出トランク回路6,呼処理プ
ロセッサー4および記憶装置5をそなえて構成されてい
る。
【0005】ここで、通話路網1は、ISDN加入者回
路2とトランク回路3,6との間の通話路を形成するも
のである。
【0006】ISDN加入者回路2は、ISDN端末7
に接続され、ISDNレイヤ1,2を制御するもの〔デ
ィジタルラインカード(DLC)〕である。なお、レイ
ヤ1の制御とは、物理的あるいは電気的なインタフェー
スを制御することをいい、レイヤ2の制御とは、誤り制
御をいう。
【0007】緊急呼制御用トランク回路3は、警察や消
防等との間の緊急呼を制御するもの〔警察、消防トラン
ク(FPT)〕で、出トランク回路6は一般呼を制御す
るもの(OGT)である。
【0008】呼処理プロセッサー4および記憶装置5は
いずれも通話路網1を制御するものであるが、呼処理プ
ロセッサー5は、呼処理部40,レイヤ3制御部41,
Bチャネル管理部42,トランク回路制御部(FPT制
御部)44,呼び出し信号受信部45,出トランク回路
制御部(OGT制御部)46をそなえて構成されており
、更に記憶装置5は、Bチャネル管理メモリー51をそ
なえて構成されている。
【0009】ISDNにおける制御信号のやりとりはメ
ッセージの形で行なわれ、以下、信号あるいはメッセー
ジとして説明する。
【0010】ここで、呼処理部40は呼状態を制御する
もので、レイヤ3制御部41はISDNレイヤ3を制御
するものである。なお、レイヤ3の制御とは、呼処理手
順の制御をいう。
【0011】Bチャネル管理部42は、Bチャネルの管
理状態を空きまたは塞がり状態にするもので、トランク
回路制御部44は、緊急呼制御用トランク回路3を制御
するためのもので、呼び出し信号受信部45は、緊急呼
の接続先からの呼び返し信号を受信するもので、出トラ
ンク回路制御部46は、出トランク回路6を制御するも
のである。
【0012】Bチャネル管理メモリー51は、Bチャネ
ルの空き/塞がり中の状態を管理するテーブルである。
【0013】つぎに、図10,11に示すプロトコル状
態(レイヤ3制御部41での制御状態)と図12,13
に示す呼状態(呼処理部40での制御状態)とを参照し
ながら、この従来例の作用について説明する。
【0014】最初、通信中(ステップa1,ステップb
1参照)であるとして、その後、レイヤ3制御部41が
、ステップa2で、ISDN端末7から切断信号(DI
SC信号)を受けると、Bチャネルを切断して(ステッ
プa3)、切断受信通知を発する(ステップa4)。
【0015】呼処理部40では、レイヤ3制御部41か
らの切断(DISC)受信通知を受けると(ステップb
2)、Bチャネルを解放する(ステップb3)。
【0016】その後、呼処理部40では、ステップb4
で、接続された呼が警察・消防呼かどうかを判定し、も
しそうであれば、ステップb5で、解放(REL)信号
送出要求をレイヤ3制御部41へ出して、保留中にする
(ステップb6)。
【0017】レイヤ3制御部41では、切断(DISC
)受信通知を発したあとは、解放信号(REL)待ちと
なっており(ステップa5)、呼処理部40から解放信
号(REL)送出要求がくると(ステップa6)、ステ
ップa7で、ISDN端末7へ解放信号を出して、解放
要求状態となる(ステップa8)。
【0018】その後、ISDN端末7から解放完了信号
(REL  COM)を受けると(ステップa9)、ス
テップa10で、呼を解放して、空き状態となる(ステ
ップa11)。
【0019】一方、呼処理部40では、ISDN端末7
側からの呼の切断後に、警察・消防からの呼び返し信号
を受けると(ステップb7)、Bチャネルをハントする
(ステップb8)。もし、Bチャネルがハントできれば
、ステップb9のYESルートをとって、呼設定信号(
SETUP)を出して(ステップb10)、呼び返し中
となる(ステップb11)。
【0020】このとき、レイヤ3制御部41では、呼処
理部40からの呼設定信号(SETUP)を受けて(ス
テップa12)、ISDN端末7へ呼設定信号(SET
UP)を送出して(ステップa13)、呼の呼び出し状
態となる(ステップa14)。
【0021】その後に、ISDN端末7から呼び出し信
号(ALERT)を受けると(ステップa15)、レイ
ヤ3制御部41は呼処理部40へ呼び出し信号(ALE
RT)受信通知を出して(ステップa16)、呼受信状
態となる(ステップa17)。
【0022】これにより、呼処理部40では、レイヤ3
制御部41からの呼び出し信号(ALERT)受信通知
を受け(ステップb12)、呼び出し音送出要求を出す
(ステップb13)。
【0023】また、レイヤ3制御部41が、ステップa
18で、ISDN端末7から応答信号(CONN)を受
けると、呼処理部40へ応答信号(CONN)受信通知
を送って(ステップa19)、ハントしたBチャネルを
接続し(ステップa20)、応答確認信号(CONN 
 ACK)を出して(ステップa21)、通信中となる
(ステップa22)。
【0024】また、呼処理部40では、応答信号(CO
NN)受信通知を受けると(ステップb14)、パス接
続要求を出して(ステップb15)、通信中となる(ス
テップb16)。
【0025】なお、呼処理部40で、Bチャネルを解放
したあとに(ステップb3)、ステップb4で、接続さ
れた呼が警察・消防呼かどうかを判定し、もしそうでな
ければ、呼解放要求を出すとともに(ステップb17)
、解放(REL)送出要求を出す(ステップb18)。
【0026】また、ステップb9で、Bチャネルのハン
トができなかった場合は、ステップb19で、呼解放要
求を出す。
【0027】このようにして、ISDN加入者が切断し
た場合、ISDNプロトコルにしたがって、通話路とB
チャネルの接続を切断し、Bチャネルを他の呼のために
使用可能なように、解放つまりBチャネルの管理状態を
空きにしており、そして、警察・消防等のオペレータか
ら呼び返し信号を受信した時には、新しい着信呼として
、つまり、新たにBチャネルをハントして、そのISD
N加入者に着信している。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では、ISDNプロトコルにしたがって
、Bチャネルを既に解放しているために、そのBチャネ
ルが別の呼のために使用され、警察・消防等のオペレー
タからの呼び返しがあったときに、Bチャネルビジーで
、新たにBチャネルがハントできず、着信できないおそ
れがある。
【0029】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、警察・消防等のオペレータからの呼び返しに
対して、Bチャネルビジーに遭遇することなく、ISD
N加入者を呼び返すことができるようにした、ISDN
における呼び返し方式を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であるが、この図1において、2はISDN加入
者回路で、このISDN加入者回路2は、ISDN端末
7に接続され、ISDNレイヤ1,2を制御するもので
ある。
【0031】3は緊急呼を制御する緊急呼制御用トラン
ク回路である。
【0032】1はISDN加入者回路2とトランク回路
3との間の通話路を形成する通話路網である。
【0033】4および5はそれぞれ通話路網1を制御す
る呼処理プロセッサーおよび記憶装置であるが、まず、
呼処理プロセッサー4が、ISDNレイヤ3を制御する
レイヤ3制御部41と、緊急呼を接続したときに使用し
ていたBチャネルの管理状態を予約中の状態にするBチ
ャネル管理部42と、Bチャネル管理部42で予約中の
状態となっているBチャネルの保留時間を計数する計数
部43と、緊急呼制御用トランク回路2を制御するため
のトランク回路制御部44と、緊急呼の接続先からの呼
び返し信号を受信する呼び返し信号受信部45と、呼状
態を制御する呼処理部40とをそなえて構成されている
【0034】また、記憶装置5が、Bチャネルの空き/
塞がり/予約中の状態を管理する記憶部51をそなえて
構成されている。
【0035】
【作用】上述の本発明のISDNにおける呼び返し方式
では、ISDN端末7から、Bチャネルを使用して、緊
急呼を接続したあとに、ISDN端末7からの切断メッ
セージを、呼処理プロセッサー4が受信した場合は、呼
処理プロセッサー4のBチャネル管理部42および記憶
装置5の記憶部51で、そのときまで使用していたBチ
ャネルを計数部43で計数される所定時間だけ緊急呼の
接続先からの呼び返し呼のために予約中の状態にしてお
き、呼び返し信号受信部45で、所定時間内に緊急呼の
接続先からの呼び返し信号を受信した場合は、呼処理プ
ロセッサー4によって、予約状態にしているBチャネル
を使用してISDN端末7に着信させることが行なわれ
る。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
すると、図2は本発明の一実施例を示すブロック図で、
この図2に示す電子交換機システムは、通話路網1,I
SDN加入者回路2,緊急呼制御用トランク回路3,出
トランク回路6,呼処理プロセッサー4および記憶装置
5をそなえて構成されている。
【0037】ここで、通話路網1は、ISDN加入者回
路2とトランク回路3,6との間の通話路を形成するも
ので、ISDN加入者回路2は、ISDN端末7に接続
され、ISDNレイヤ1,2を制御するもの〔ディジタ
ルラインカード(DLC)〕で、緊急呼制御用トランク
回路3は、警察や消防等との間の緊急呼を制御するもの
〔警察、消防トランク(FPT)〕で、出トランク回路
6は呼び返しの可能性のない通常の一般呼を制御するも
の(OGT)である。なお、レイヤ1の制御とは、物理
的あるいは電気的なインタフェースを制御することをい
い、レイヤ2の制御とは、誤り制御をいう。
【0038】また、呼処理プロセッサー4および記憶装
置5はいずれも通話路網1を制御するものであるが、呼
処理プロセッサー5は、呼処理部40,レイヤ3制御部
41,Bチャネル管理部42,タイマー部(計数部)4
3,トランク回路制御部(FPT制御部)44,呼び出
し信号受信部45,出トランク回路制御部(OGT制御
部)46をそなえて構成されており、更に記憶装置5は
、Bチャネル管理メモリー(記憶部)51をそなえて構
成されている。
【0039】ここで、呼処理部40は呼状態を制御する
ものであり、レイヤ3制御部41はISDNレイヤ3を
制御するものであるが、更に詳細には、ISDNレイヤ
3制御部41は、ISDN端末7からのISDNレイヤ
3のメッセージの受信,ISDN端末7から受信したI
SDNレイヤ3のメッセージの解析,プロトコル状態の
管理,ISDN端末7へのISDNレイヤ3メッセージ
の送出,呼処理部40へのISDNレイヤ3メッセージ
の受信通知,呼処理部40からのISDNレイヤ3メッ
セージ送出要求の受信をするものである。なお、レイヤ
3の制御とは、呼処理手順の制御をいう。
【0040】Bチャネル管理部42は、Bチャネルの管
理状態を空きまたは塞がりまたは予約状態(予約は緊急
呼を接続したときに使用していたBチャネルに対して行
なう)にするものである。
【0041】タイマー部43は、Bチャネル管理部42
で予約中の状態となっているBチャネルの保留時間を計
数し、予約時間が既定時間Tを越えると、呼処理部40
に、Bチャネルの管理状態を予約中の状態から空きの状
態に変更するように指示するものである。
【0042】トランク回路制御部44は、緊急呼制御用
トランク回路3を制御するためのもので、呼び出し信号
受信部45は、警察、消防等のオペレータからの呼び返
し信号、即ち緊急呼の接続先からの呼び返し信号を受信
し、受信すると、オペレータからの呼び返し信号をトラ
ンク回路制御部44に通知するもので、出トランク回路
制御部46は、出トランク回路6を制御するものである
【0043】Bチャネル管理メモリー51は、Bチャネ
ルの空き/塞がり/予約中の状態を管理するテーブルで
ある。
【0044】つぎに、図3,4に示すプロトコル状態(
レイヤ3制御部41での制御状態)と図5,6に示す呼
状態(呼処理部40での制御状態)とを参照しながら、
この実施例の作用について説明する。
【0045】最初、通信中(ステップA1,ステップB
1参照)であるとして、その後、レイヤ3制御部41が
、ステップA2で、ISDN端末7から切断信号(DI
SC信号)を受けると、Bチャネルを切断して(ステッ
プA3)、切断受信通知を発する(ステップA4)。
【0046】これにより、呼処理部40では、レイヤ3
制御部41からの切断(DISC)受信通知を受ける(
ステップB2)。
【0047】その後、呼処理部40では、ステップB3
で、接続された呼が警察・消防呼かどうかを判定し、も
しそうであれば、ステップB4で、Bチャネルを保留す
るとともに、ステップB5で、タイマー部43を起動し
てから、解放(REL)信号送出要求をレイヤ3制御部
41へ出して、保留中にする(ステップB6,B7)。
【0048】レイヤ3制御部41では、切断(DISC
)受信通知を発したあとは、解放信号(REL)待ちと
なっており(ステップA5)、呼処理部40から解放信
号(REL)送出要求がくると(ステップA6)、ステ
ップA7で、ISDN端末7へ解放信号を出して、解放
要求状態となる(ステップA8)。
【0049】その後、ISDN端末7から解放完了信号
(REL  COM)を受けると(ステップA9)、ス
テップA10で、呼を解放して、空き状態となる(ステ
ップA11)。
【0050】一方、呼処理部40では、ISDN端末7
側からの呼の切断後に、警察・消防からの呼び返し信号
を受けると(ステップB8)、ステップB9で、予約中
のBチャネルがあるかどうかを判定する。もし、予約中
のBチャネルがあれば、ステップB9のYESルートを
とって、呼設定信号(SETUP)を出して(ステップ
B10)、呼び返し中となる(ステップB11)。
【0051】このとき、レイヤ3制御部41では、呼処
理部40からの呼設定信号(SETUP)を受けて(ス
テップA12)、ISDN端末7へ呼設定信号(SET
UP)を送出して(ステップA13)、呼の呼び出し状
態となる(ステップA14)。
【0052】その後に、ISDN端末7から呼び出し信
号(ALERT)を受けると(ステップA15)、レイ
ヤ3制御部41は呼処理部40へ呼び出し信号(ALE
RT)受信通知を出して(ステップA16)、呼受信状
態となる(ステップA17)。
【0053】これにより、呼処理部40では、レイヤ3
制御部41からの呼び出し信号(ALERT)受信通知
を受け(ステップB12)、呼び出し音送出要求を出す
ステップB13)。
【0054】また、レイヤ3制御部41が、ステップA
18で、ISDN端末7から応答信号(CONN)を受
けると、呼処理部40へ応答信号(CONN)受信通知
を送って(ステップA19)、ハントしたBチャネルを
接続し(ステップA20)、応答確認信号(CONN 
 ACK)を出して(ステップA21)、通信中となる
(ステップA22)。
【0055】また、呼処理部40では、応答信号(CO
NN)受信通知を受けると(ステップB14)、パス接
続要求を出して(ステップB15)、通信中となる(ス
テップB16)。
【0056】なお、呼処理部40で、ステップB7での
保留中に、タイマー部43で所定時間Tが経過してタイ
ムアウトした場合は(ステップB17)、ステップB1
8で、Bチャネルを解放する。
【0057】このようにしてBチャネルが解放されると
、ステップB9でNOルートをとって、再度Bチャネル
をハントする(ステップB19)。もし、Bチャネルが
ハントできれば、ステップB20のYESルートをとっ
て、呼設定信号(SETUP)を出し(ステップB10
)、呼び返し中となる(ステップB11)。
【0058】なお、ステップB20で、Bチャネルのハ
ントができなかった場合は、ステップB21で、呼解放
要求を出す。
【0059】また、ステップB3で、接続された呼が警
察・消防呼かどうかを判定した結果、もしそうでなけれ
ば、Bチャネルを解放してから(ステップB21)、呼
解放要求を出すとともに(ステップB22)、解放(R
EL)送出要求を出す(ステップB23)。
【0060】なお、上記の例において、ISDNにおけ
るメッセージ(信号)シーケンスを示すと、図7ように
なり、呼び返しにおけるメッセージ(信号)シーケンス
を示すと、図8ようになる。
【0061】このようにして、呼処理部40が、レイヤ
3制御部41より、切断メッセージ受信通知を受けると
、警察・消防呼か判定し、警察・消防呼であれば、Bチ
ャネルを保留し、そしてBチャネル保留タイマーを起動
し、解放メッセージ送出要求をレイヤ3制御部41に送
出し、呼処理部40が保留中に、呼び返し信号受信通知
をトランク回路制御部44から受けると、呼処理部40
は、予約中のBチャネルがあるかどうか判定し、あれば
、そのBチャネルを使用して、新たな呼として、レイヤ
3制御部41に呼設定メッセージ送出要求を送出する。 また、呼処理部40の保留中の状態において、Bチャネ
ル保留タイマーが満了するならば、保留中のBチャネル
解放するのである。
【0062】すなわち、レイヤ3制御部41が、ISD
N端末7から切断メッセージ受信時、直ちに、その時使
用していたBチャネルと通話路網1との接続を切断する
、呼処理部40において、切断メッセージ受信通知受信
時、そのBチャネルの管理メモリー51を空きにせず、
別の呼のために使用されないようにする。つまり、空き
でも塞がりでもない予約中という状態にする。と同時に
、Bチャネル保留時間を計数するために、タイマー部4
3を起動し、このBチャネル保留中の間、そのISDN
端末7と同一のアクセスインタフェースから発信要求が
あった場合、空きのBチャネルがあったなら、そのBチ
ャネルを使用して、呼を接続するが、予約中のBチャネ
ルあるいは塞がり中のBチャネルのみで、空きのBチャ
ネルがない場合、呼を接続しない。そして、Bチャネル
保留時間内に、警察・消防等のオペレータからの呼び返
し信号を受信したなら、予約中のBチャネルを割当てて
、そのBチャネルを使用して、新たな呼として、呼設定
メッセージ送出要求をレイヤ3制御部41に送出するこ
とで、着信させる一方、Bチャネル保留時間が満了した
なら、予約中のBチャネルの管理状態を空きにして、別
の呼のために使用可能とする。なお、Bチャネル保留時
間が満了した後、警察・消防等のオペレータからの呼び
返し信号を受信したなら、Bチャネルをハントして、新
たな呼として、呼設定メッセージ送出要求をレイヤ3制
御部41に送出することで、着信させる。
【0063】これにより、警察・消防等のオペレータか
らのISDN加入者への呼び返しに対しては、常に呼び
返しができるようになり、その結果、警察・消防呼の向
上に寄与するところが大きいものである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のISDN
における呼び返し方式によれば、ISDN端末から、I
SDN加入者回路,通話路網,緊急呼制御用トランク回
路を介し、Bチャネルを使用して、緊急呼を接続したあ
とに、ISDN端末から切断メッセージを、通話路網付
きの呼処理プロセッサーが受信した場合は、そのときま
で使用していたBチャネルを所定時間だけ該緊急呼の接
続先からの呼び返し呼のために予約中の状態にしておき
、所定時間内に緊急呼の接続先からの呼び返し信号を受
信した場合は、予約状態にしているBチャネルを使用し
てISDN端末に着信させることが行なわれるので、警
察・消防等のオペレータからのISDN加入者への呼び
返しに対しては、常に呼び返しができるようになり、警
察・消防呼の向上に寄与するところが大きいという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を説明する処理フローである
【図4】本発明の一実施例を説明する処理フローである
【図5】本発明の一実施例を説明する処理フローである
【図6】本発明の一実施例を説明する処理フローである
【図7】本発明の一実施例を説明する信号シーケンス図
である。
【図8】本発明の一実施例を説明する信号シーケンス図
である。
【図9】従来例を示すブロック図である。
【図10】従来例を説明する処理フローである。
【図11】従来例を説明する処理フローである。
【図12】従来例を説明する処理フローである。
【図13】従来例を説明する処理フローである。
【符号の説明】
1  通話路網 2  ISDN加入者回路 3  緊急呼制御用トランク回路 4  呼処理プロセッサー 5  記憶装置 6  出トランク回路 7  ISDN端末 40  呼処理部 41  レイヤ3制御部 42  Bチャネル管理部 43  タイマー部 44  トランク回路制御部 45  呼び返し信号受信部 46  出トランク回路制御部 51  Bチャネル管理メモリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ISDN端末(7)から、ISDN加
    入者回路(2),通話路網(1),緊急呼制御用トラン
    ク回路(3)を介し、Bチャネルを使用して、緊急呼を
    接続したあとに、該ISDN端末(7)から切断メッセ
    ージを、該通話路網(1)付きの呼処理プロセッサー(
    4)が受信した場合は、そのときまで使用していたBチ
    ャネルを所定時間だけ該緊急呼の接続先からの呼び返し
    呼のために予約中の状態にしておき、該所定時間内に該
    緊急呼の接続先からの呼び返し信号を受信した場合は、
    該予約状態にしているBチャネルを使用して該ISDN
    端末(7)に着信させることを特徴とする、ISDNに
    おける呼び返し方式。
  2. 【請求項2】  ISDN端末(7)に接続され、IS
    DNレイヤ1,2を制御するISDN加入者回路(2)
    と、緊急呼を制御する緊急呼制御用トランク回路(3)
    と、該ISDN加入者回路(2)と該トランク回路(3
    )との間の通話路を形成する通話路網(1)と、該通話
    路網(1)を制御する呼処理プロセッサー(4)および
    記憶装置(5)とをそなえ、該呼処理プロセッサー(4
    )が、ISDNレイヤ3を制御するレイヤ3制御部(4
    1)と、該緊急呼を接続したときに使用していたBチャ
    ネルの管理状態を予約中の状態にするBチャネル管理部
    (42)と、該Bチャネル管理部(42)で予約中の状
    態となっている該Bチャネルの保留時間を計数する計数
    部(43)と、該緊急呼制御用トランク回路(2)を制
    御するためのトランク回路制御部(44)と、該緊急呼
    の接続先からの呼び返し信号を受信する呼び返し信号受
    信部(45)と、呼状態を制御する呼処理部(40)と
    をそなえて構成されるとともに、該記憶装置(5)が、
    Bチャネルの空き/塞がり/予約中の状態を管理する記
    憶部(51)をそなえて構成されて、該ISDN端末(
    7)から、該Bチャネルを使用して、該緊急呼を接続し
    たあとに、該ISDN端末(7)からの切断メッセージ
    を、該呼処理プロセッサー(4)が受信した場合は、該
    呼処理プロセッサー(4)の該Bチャネル管理部(42
    )および該記憶装置(5)の該記憶部(51)で、その
    ときまで使用していたBチャネルを該計数部(43)で
    計数される所定時間だけ該緊急呼の接続先からの呼び返
    し呼のために予約中の状態にしておき、該呼び返し信号
    受信部(45)で、該所定時間内に該緊急呼の接続先か
    らの呼び返し信号を受信した場合は、該呼処理プロセッ
    サー(4)によって、該予約状態にしているBチャネル
    を使用して該ISDN端末(7)に着信させることを特
    徴とする、ISDNにおける呼び返し方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0719024A3 (en) * 1994-12-22 1998-09-16 AT&T Corp. Automatic call back under control of a telephone terminal
US6463064B1 (en) 1991-04-18 2002-10-08 International Business Machines Corporation Method and apparatus interconnection of local area networks with wide area networks
CN112087547A (zh) * 2019-06-14 2020-12-15 中国电信股份有限公司 呼叫接续方法、网络侧系统和系统

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EP0719024A3 (en) * 1994-12-22 1998-09-16 AT&T Corp. Automatic call back under control of a telephone terminal
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