JPH1168973A - 大量呼受付方法及びそのシステム - Google Patents

大量呼受付方法及びそのシステム

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JPH1168973A
JPH1168973A JP22364597A JP22364597A JPH1168973A JP H1168973 A JPH1168973 A JP H1168973A JP 22364597 A JP22364597 A JP 22364597A JP 22364597 A JP22364597 A JP 22364597A JP H1168973 A JPH1168973 A JP H1168973A
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明 門松
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一朗 加瀬
Tsuneyuki Harada
常行 原田
Hiroyuki Shinozaki
弘之 篠崎
Mitsushi Miyawaki
光志 宮脇
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N T T COMMUN WEAR KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定番号呼接続サービスにおいて、受付用回
線数以上の呼に対し折り返し電話を可能とし、顧客獲得
の機会を逸することのない大量呼受付方法及びそのシス
テムを提供すること。 【解決手段】 特定番号呼接続サービスを契約している
事業者62の受付用回線が全て話中の時に、利用者61
から呼が発生した場合、それが発信ID送受信手段11
による発信ID通知を伴う呼であることを制御局30の
発信ID識別手段32で識別すると、ガイダンス制御手
段33によりガイダンス送出手段23もしくは音源装置
63から折り返し電話をする旨のガイダンスを送出させ
るとともに、該発信IDを制御統括局40の蓄積手段4
1に蓄積させ、これを事業者62の制御端末64で照会
して折り返し電話を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インテリジェント
ネットワークの特定番号呼接続サービスにおける大量呼
受付方法及びそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、加入者交換局(サービスアク
セスポイント(SAP)を含む。)、サービス制御局
(NSP)、サービス制御統括局(NSSP)及び共通
線信号網より構成されたインテリジェントネットワーク
において、フリーダイヤルサービスまたはナビダイヤル
サービス等、一つの電話番号で複数の電話回線に接続可
能とする回線接続サービス、いわゆる特定番号呼接続サ
ービスがあり、これによって該サービス契約をした事業
者等は複数の利用者からの電話を全て前記一つの電話番
号で同時に受け付け、情報提供等の各種のサービスを提
供することが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の特定番号呼接続サービスでは、契約した受付用
回線数以上の呼が同時に発生すると、ネットワークで
「あふれ呼」、即ち無効呼(BT接続)となってしま
い、せっかく電話をかけてきた利用者(顧客)を獲得す
る機会を失ってしまうという問題があった。勿論、受付
用回線数を増やせば、このような無効呼を減らすことは
可能であるが、その分、受信用の電話機等の設備の増設
が必要となり、通信事業者との契約料も高騰するという
問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来、あふれ呼となって
いた受付用回線数以上の呼について一旦、ネットワーク
(通信事業者)側で受け付けてもらい、かつ発信電話番
号を蓄積してもらうことによって折り返し電話を可能と
した大量呼受付方法及びそのシステムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、加入者交換局、サービス制御局、サービ
ス制御統括局及び共通線信号網より構成されたインテリ
ジェントネットワークにおける特定番号呼接続サービス
において、特定番号呼接続の電話回線の空塞状態を判定
し、空き回線がない場合は発信ID通知呼か否かを判定
し、発信ID通知呼の場合は発信先電話回線に受付用ガ
イダンスを送出し、その後、発信IDを蓄積するととも
に該発信ID蓄積に対応する処理情報を蓄積する大量呼
受付方法を提案する。
【0006】本発明によれば、受付用回線が全て話中で
ある特定番号に対し、利用者がそのIDの通知を伴って
発信すると、折り返し電話をする旨のガイダンスが送出
されるとともに該発信IDが蓄積されるため、前記特定
番号の事業者は接続できなかった利用者へ折り返し電話
が可能となり、受付用回線数を増すことなく顧客獲得の
機会を増やすことができる。
【0007】また、本発明では、加入者交換局、サービ
ス制御局、サービス制御統括局及び共通線信号網より構
成され、特定番号呼接続を行うインテリジェントネット
ワークにおいて、加入者交換局に、発信IDを送受信す
る手段を設けるとともにガイダンスを送出する手段また
はガイダンス送出用の音源装置の少なくとも一方を設
け、サービス制御局に、発信IDを識別する手段及びガ
イダンス送出を制御する手段を設け、サービス制御統括
局に、発信IDとその処理情報を蓄積する手段を設け、
加入者交換局に、サービス制御統括局に蓄積された発信
IDとその処理情報を収集する制御端末を回線接続した
大量呼受付システムを提案する。
【0008】本発明によれば、受付用回線が全て話中で
ある特定番号に対し、加入者交換局に収容された利用者
が発信ID送受信手段によりそのIDの通知を伴って発
信すると、これがサービス制御局の発信ID識別手段に
より識別され、ガイダンス送出制御手段によりガイダン
ス送出手段または音源装置が駆動され、折り返し電話を
する旨のガイダンスが送出されるとともに、サービス制
御統括局の蓄積手段に該発信IDが蓄積されるため、前
記特定番号の事業者は接続できなかった利用者へ折り返
し電話が可能となり、受付用回線数を増すことなく顧客
獲得の機会を増やすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示すシステム構成図であり、図中、10,20は加入
者交換局(SAP(サービスアクセスポイント)を含
む。)、30はサービス制御局(NSP)、40はサー
ビス制御統括局(NSSP)、50は共通線信号網、6
1,62は電話機、63は音源装置、64は制御端末で
ある。
【0010】加入者交換局10は利用者、即ち発信者の
電話機61を加入者回線71を介して収容してなるもの
で、発信ID送受信手段11及び呼接続処理手段12を
備えている。また、加入者交換局20はサービス事業
者、即ち着信者の電話機62を加入者回線72を介して
収容するとともに、音源装置63及び制御端末64をそ
れぞれ加入者回線73及び74を介して収容するもの
で、発信ID送受信手段21、呼接続処理手段22及び
ガイダンス送出手段23を備えている。
【0011】サービス制御局30は発信者から送信され
た特定番号の呼処理を制御するもので、呼接続指示手段
31、発信ID識別手段32及びガイダンス制御手段3
3を備えている。サービス制御統括局40は特定番号の
呼処理情報を蓄積するもので、蓄積手段41を備えてい
る。
【0012】また、加入者交換局10,20及び制御局
30はそれぞれ情報伝達のための制御信号を相互に送受
信するための制御回線81,82及び83を介して共通
線信号網50に接続され、また、制御局30と制御統括
局40とは情報信号を送受信するための回線84を介し
て接続されている。
【0013】また、音源装置63はガイダンス制御手段
33から送信される指示情報に従い予め用意されたガイ
ダンス、ここでは「受付ガイダンス」の送出を行う。制
御端末64は共通線信号網50を介して制御統括局40
に蓄積された呼処理情報の設定及び変更を行う。
【0014】なお、着信者の電話機62、音源装置6
3、制御端末64とはそれぞれ異なる加入者交換局に収
容することも可能であり、同一の加入者交換局に収容す
るものに限定されることはない。
【0015】ここで、発信ID送受信手段11及び21
はそれぞれ電話機61及び62から発信した特定番号を
送受信するとともに特定番号を発信した電話番号(以
下、「発信ID」という。)情報を送受信する。また、
呼接続処理手段12及び22は呼接続指示手段31の指
示により呼接続、話中音の送出等を行う。
【0016】また、ガイダンス送出手段23は、ガイダ
ンス制御手段33から送信される指示情報に従い予め用
意された複数のガイダンス、即ち「受付ガイダンス」又
は「非通知者用ガイダンス」あるいは「あふれガイダン
ス」のいずれかの送出を行う。なお、音源装置63とガ
イダンス送出手段23は両者を併用して設置することも
可能であるし、どちらか一方のみを設置することも可能
である(但し、一つの音源装置はガイダンスを一つしか
保持できないため、複数のガイダンスを送出する場合は
それぞれのガイダンスを保持した音源装置を複数設置す
る必要がある。)。また、ガイダンス送出手段23は加
入者交換局20に設けることに限定されるものではな
く、加入者交換局(SAPを含む。)10に設置するこ
とも可能である。
【0017】また、呼接続指示手段31は発信ID送受
信手段11及び21から送信された特定番号に対応する
接続先電話回線の空塞状態の判定を行い、加入者交換局
10及び20に対し呼接続指示を行う。発信ID識別手
段32は発信ID送受信手段11及び21から送信され
た発信ID情報が発信ID通知呼か発信ID非通知呼か
を識別する。ガイダンス制御手段33は発信ID識別手
段32の識別結果に基づいてガイダンス送出を制御す
る。
【0018】蓄積手段41は発信IDの蓄積とその処理
情報を蓄積する。
【0019】図2は本システムにおける制御フローチャ
ートであり、以下、これに基いて本システムの動作を詳
細に説明する。
【0020】発信者の電話機61から特定番号(例え
ば、0AB0−******)を発信する(ステップs
1)と、その特定番号は加入者線71を介して加入者交
換局10で受信される(ステップs2)。発信ID送受
信手段11では特定番号と発信者の電話番号(以下、
「発信ID」という。)或いは発信ID非通知理由情報
とを共通線信号網50を介して制御局30へ送出する
(ステップs3)。
【0021】なお、発信ID非通知理由情報は、発信者
の操作(例えば、特定番号をダイヤルする前に通知拒否
を表わす番号をダイヤルする。)或いは加入者交換局へ
の常時非通知情報の事前登録による通知拒否情報(以
下、「P(Privacy)」という。)と、公衆電話機から
の発信による通知拒否情報(以下、「C(Coin&Card T
ele-phone)」という。)と、アナログ交換機等からの
発信による網側の都合による通知拒否情報(以下、「O
(Out of Area)」という。)との3つに区分される。
【0022】呼接続指示手段31では、受信した特定番
号より接続先回線の空塞状態を確認する(ステップs
4)。ここで言う接続先回線とは着信者の電話機62に
接続されている加入者回線72のみでなく、加入者交換
局20で加入者回線72を代表設定している回線(図示
せず)及び制御局30で予め加入者回線72の転送先と
して設定された回線(図示せず)も含む。
【0023】ステップs4における確認の結果、空き回
線がある場合(ステップs4:N)、呼接続指示手段3
1の指示により呼接続処理手段12が接続先回線と回線
接続する、即ち発信者の電話機61と着信者の電話機6
2とを回線接続する(ステップs5)。
【0024】ステップs4における確認の結果、空き回
線がない場合(ステップs4:Y)、ガイダンス制御手
段33にてガイダンス送出機能が起動中であるかを判定
する(ステップs6)。なお、ガイダンス送出機能の開
始及び停止は制御統括局40に接続された制御端末64
により任意に設定及び変更が可能である。
【0025】ステップs6における判定の結果、起動中
でない場合(ステップs6:N)、呼接続指示手段31
の指示により呼接続処理手段12が話中音を送出する
(ステップs7)。一方、起動中である場合(ステップ
s6:Y)は、発信ID識別手段32にて発信ID送受
信手段11より受信した発信ID或いは発信ID非通知
理由情報を識別し、発信ID通知呼であるかを判定する
(ステップs8)。
【0026】ステップs8における判定の結果、発信I
D通知呼でない場合(ステップs8:N)、発信ID識
別手段32にて非通知理由を判定する(ステップs
9)。判定の結果、非通知理由がP(Privacy)以外の
場合(ステップs9:N)、即ちC(Coin&Card Tele-
phone)又はO(Out of Area)の場合は話中音を送出す
る(ステップs7)。
【0027】また、ステップs8における判定の結果、
発信ID通知呼である場合(ステップs8:Y)又はス
テップs9における判定の結果、非通知理由がP(Priv
acy)である場合(ステップs9:Y)は、蓄積手段4
1にて制御統括局40に蓄積された発信ID蓄積数が上
限値以内であるかを判定する(ステップs10)。な
お、この上限値は制御統括局40に接続された制御端末
64により任意に設定及び変更が可能である。
【0028】ステップs10における判定の結果、発信
ID蓄積数が上限値以内でない場合(ステップs10:
N)は、ガイダンス制御手段33にてガイダンス送出手
段23に「あふれガイダンス」が登録されているか確認
する(ステップs11)。ステップs11における確認
の結果、「あふれガイダンス」が登録されていない場合
(ステップs11:N)は話中音を送出する(ステップ
s7)。
【0029】また、「あふれガイダンス」が登録されて
いる場合(ステップs11:Y)は発信ID通知呼であ
るかを判定し(ステップs12)、発信ID通知呼でな
い場合(ステップs12:N)、即ち非通知理由がP
(Privacy)である場合は話中音を送出する(ステップ
s7)。一方、発信ID通知呼である場合(ステップs
12:Y)はガイダンス制御手段33の指示によりガイ
ダンス送出手段23に登録されている「あふれガイダン
ス」を送出する(ステップs13)。
【0030】ここで言う「あふれガイダンス」とは、呼
接続が不可能で再発信を依頼する旨を通知するガイダン
スであり、特定番号の発信者に対して、例えば「お電話
ありがとうございます。こちらは○○です。ただいま混
み合っておりますので、しばらく待っておかけ直し下さ
い。」というガイダンスを送出する。なお、ガイダンス
中の○○は着信者の電話番号や名称等、任意の情報を送
出することを可能とする。
【0031】ステップs10における判定の結果、発信
ID蓄積数が上限値以内である場合(ステップs10:
Y)は、発信ID通知呼であるかを判定する(ステップ
s14)。発信ID通知呼でない場合(ステップs1
4:N)、即ち非通知理由がP(Privacy)である場合
は、ガイダンス送出手段23に「非通知者用ガイダン
ス」が登録されているか確認し(ステップs15)、
「非通知者用ガイダンス」が登録されていない場合(ス
テップs15:N)は話中音を送出し(ステップs
7)、「非通知者用ガイダンス」が登録されている場合
(ステップs15:Y)はガイダンス送出手段23に登
録されている「非通知者用ガイダンス」を送出する(ス
テップs16)。
【0032】ここで言う「非通知者用ガイダンス」と
は、発信ID通知による再発信を依頼するとともに発信
IDを蓄積する旨を通知するガイダンスであり、特定番
号の発信者に対して、例えば「ただいま電話が混み合っ
ておりますが、お電話番号を通知しておかけ直しいただ
ければ、お電話番号を相手先へ記録することができま
す。」というガイダンスを送出する。
【0033】ステップs14における判定の結果、発信
ID通知呼である場合(ステップs14:Y)は、ガイ
ダンス制御手段33の指示によりガイダンス送出手段2
3又は音源装置63に登録されている「受付ガイダン
ス」を送出し(ステップs17)、その後、蓄積手段4
1にて制御統括局40に発信IDを蓄積するとともに
「受付ガイダンス」の送出終了時間を蓄積する(ステッ
プs18)。
【0034】ここで言う「受付ガイダンス」とは、呼接
続が不可能で発信IDを登録した旨を通知するガイダン
スであり、特定番号の発信者に対して、例えば「お電話
ありがとうございます。こちらは○○です。お電話番号
を登録いたしましたので、後ほどこちらからご連絡いた
します。」というガイダンスを送出する。なお、ガイダ
ンス中の○○は「あふれガイダンス」と同様に着信者の
電話番号や名称等、任意の情報を送出することを可能と
する。
【0035】なお、図1では省略したが、着信者との回
線接続時やガイダンス送出の際において、加入者交換局
10が、加入者交換局20(もしくはガイダンス送出手
段を備えた、あるいは音源装置を収容した別の加入者交
換局)と通常の通話回線を介して接続されることはいう
までもない(但し、ガイダンス送出手段を備えた、ある
いは音源装置を収容した別の加入者交換局が加入者交換
局10自体である場合を除く。)。
【0036】上述したように、呼接続ができず、制御統
括局40に蓄積された発信ID及び「受付ガイダンス」
送出終了時間を、着信者は制御端末64より共通線信号
網50を介して情報収集し、その情報に基いて発信者へ
の折り返しの回線接続を実施する。なお、制御統括局4
0に蓄積された発信ID及び「受付ガイダンス」送出終
了時間は制御端末64の制御により削除できる。
【0037】前述した蓄積手段41における蓄積可能な
発信IDの数は、事前(通常、契約時)に着信者(契約
者)毎に決定され、例えば、図3に示すように制御統括
局40内に蓄積BOXサイズ42として保持されるが、
そのサイズ(蓄積数)をオーバーしないよう受付ガイダ
ンスに接続する数(発信IDを制御統括局40に通知す
る数)を管理する必要がある。
【0038】そこで、図3に示すように、制御局30に
て制御統括局40で蓄積(通知)可能な数の上限値(の
保持手段)34及び発信IDを蓄積(通知)した数のカ
ウンタ35を契約者毎に保持し、該カウンタ35が上限
値34を超えた場合、受付ガイダンス接続とはせず、
「あふれガイダンス」接続又はBT接続とする。ただ
し、ID通知数上限値34は制御端末64の指示によっ
て契約者が蓄積可能なBOXサイズ42内で任意に設定
できることとする。
【0039】この際、発信IDの蓄積数が上限値に達す
ると、発信IDの通知を停止するが、制御端末64の指
示によって蓄積した発信IDを消去することにより、新
たな発信IDの通知(蓄積)が可能となる。
【0040】蓄積された発信IDの消去方法としては、
「照会済みID消去」と「全ID消去」の2種類が考え
られる。即ち、「照会済みID消去」では制御端末64
が照会した発信IDのみを消去し、制御統括局40の指
示により前記カウンタ35を減算する。また、「全ID
消去」では蓄積された全ての発信IDを消去し、制御統
括局40の指示によりカウンタ35の初期設定(クリ
ア)を行う(但し、「全ID消去」についてはカウンタ
35のアンマッチを防ぐため、サービス停止中のみ可能
とする。)。
【0041】次に、前述した本発明のシステムを用いて
フリーダイヤルサービスまたはナビダイヤルサービスを
実施した際の具体的な動作について述べる。
【0042】図4はガイダンス送出手段、ここではSA
P(サービスアクセスポイント)に接続されたMRS
(ネットワークガイダンス装置)による受付ガイダンス
送出のようすを示すものである。
【0043】(1)利用者(発信者)がサービス事業者の
特定番号「0AB0−D〜J」をダイヤルする、(2)N
SP(サービス制御局)アクセスを行う、(3)事業者の
回線が全話中で発信ID通知呼の場合、ID蓄積数が上
限値以内であれば、SAPにMRS接続指示を行う、
(4)MRSに対してガイダンス送出指示を行う、(5)受付
ガイダンスを送出する。
【0044】なお、MRS(ネットワークガイダンス装
置)による発信ID非通知者用ガイダンス送出及びあふ
れガイダンス送出も基本的に前記同様に行われる。
【0045】図5は音源装置による受付ガイダンス送出
のようすを示すものである。
【0046】(1)利用者(発信者)がサービス事業者の
特定番号「0AB0−D〜J」をダイヤルする、(2)N
SP(サービス制御局)アクセスを行う、(3)事業者の
回線が全話中で発信ID通知呼の場合、ID蓄積数が上
限値以内であれば、SAPにマルチ接続指示を行う、
(4)音源装置63の接続先番号へマルチ接続にてルーチ
ングする、(5)受付ガイダンスを送出する。
【0047】図6は受付ガイダンス送出(1)〜(5)後の発
信IDの通知(蓄積)のようすを示すものである。
【0048】(6)受付ガイダンスを切断する、(7)NSP
へガイダンス接続終了を通知する、(8)ガイダンス接続
の正常終了により、トラヒック情報にてNSSPへ発信
IDを通知する、(9)NSSPの該当事業者の蓄積エリ
アに発信IDを蓄積する、(10)制御端末より蓄積された
IDの照会を行う。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受付用回線が全て話中である特定番号に対し、利用者が
そのIDの通知を伴って発信すると、折り返し電話をす
る旨のガイダンスを送出するとともに該発信IDが蓄積
されるため、前記特定番号呼接続サービスの契約事業者
は接続できなかった利用者へ折り返し電話が可能とな
り、受付用回線数を増すことなく顧客獲得の機会を増や
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すシステム構成
【図2】図1のシステムにおける制御フローチャート
【図3】発信ID蓄積(通知)数の管理のようすを示す
【図4】MRS(ネットワークガイダンス装置)による
受付ガイダンス送出のようすを示す図
【図5】音源装置による受付ガイダンス送出のようすを
示す図
【図6】受付ガイダンス送出後の発信IDの通知(蓄
積)のようすを示す図
【符号の説明】
10,20…加入者交換局、30…サービス制御局(N
SP)、40…サービス制御統括局(NSSP)、50
…共通線信号網、61,62…電話機、63…音源装
置、64…制御端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬 一朗 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 原田 常行 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 篠崎 弘之 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 宮脇 光志 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者交換局、サービス制御局、サービ
    ス制御統括局及び共通線信号網より構成されたインテリ
    ジェントネットワークにおける特定番号呼接続サービス
    において、 特定番号呼接続の電話回線の空塞状態を判定し、 空き回線がない場合は発信ID通知呼か否かを判定し、 発信ID通知呼の場合は発信先電話回線に受付用ガイダ
    ンスを送出し、その後、発信IDを蓄積するとともに該
    発信ID蓄積に対応する処理情報を蓄積することを特徴
    とする大量呼受付方法。
  2. 【請求項2】 加入者交換局に回線接続された特定番号
    呼接続の契約者の制御端末により、蓄積された発信ID
    と該発信ID蓄積に対応する処理情報を収集することを
    特徴とする請求項1記載の大量呼受付方法。
  3. 【請求項3】 蓄積された発信IDと該発信ID蓄積に
    対応する処理情報は特定番号呼接続の契約者の制御端末
    による回線接続制御でのみ削除可能とすることを特徴と
    する請求項1記載の大量呼受付方法。
  4. 【請求項4】 発信ID通知呼でない場合は非通知理由
    を判定し、発信者操作による非通知である場合は非通知
    用ガイダンスを送出することを特徴とする請求項1記載
    の大量呼受付方法。
  5. 【請求項5】 発信ID蓄積数の上限値を設定し、上限
    値を越えて発信ID通知呼を受信した場合、あふれ呼用
    ガイダンスを送出することを特徴とする請求項1記載の
    大量呼受付方法。
  6. 【請求項6】 発信ID蓄積数の上限値は予め登録した
    蓄積許容範囲内において契約者の制御端末により任意に
    設定可能とすることを特徴とする請求項5記載の大量呼
    受付方法。
  7. 【請求項7】 加入者交換局、サービス制御局、サービ
    ス制御統括局及び共通線信号網より構成され、特定番号
    呼接続を行うインテリジェントネットワークにおいて、 加入者交換局に、発信IDを送受信する手段を設けると
    ともにガイダンスを送出する手段またはガイダンス送出
    用の音源装置の少なくとも一方を設け、 サービス制御局に、発信IDを識別する手段及びガイダ
    ンス送出を制御する手段を設け、 サービス制御統括局に、発信IDとその処理情報を蓄積
    する手段を設け、 加入者交換局に、サービス制御統括局に蓄積された発信
    IDとその処理情報を収集する制御端末を回線接続した
    ことを特徴とする大量呼受付システム。
  8. 【請求項8】 加入者交換局のガイダンス送出制御手段
    により、ガイダンス送出手段または音源装置のいずれか
    一方もしくは両方よりガイダンスを送出させることを特
    徴とする請求項7記載の大量呼受付システム。
  9. 【請求項9】 発信ID識別手段は発信ID通知呼であ
    るか否かを判定し、発信ID通知呼でない場合は非通知
    理由を判定することを特徴とする請求項7記載の大量呼
    受付システム。
  10. 【請求項10】 発信ID蓄積数の上限値を制御端末よ
    り予め登録した蓄積許容範囲内において任意に設定可能
    としたことを特徴とする請求項7記載の大量呼受付シス
    テム。
  11. 【請求項11】 サービス制御統括局に蓄積された発信
    IDとその処理情報を制御端末より任意に削除可能とし
    たことを特徴とする請求項7記載の大量呼受付システ
    ム。
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KR20010057439A (ko) * 1999-12-23 2001-07-04 이계철 자동 상담호 콜백 연결 방법

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