JPH1065567A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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- JPH1065567A JPH1065567A JP8223417A JP22341796A JPH1065567A JP H1065567 A JPH1065567 A JP H1065567A JP 8223417 A JP8223417 A JP 8223417A JP 22341796 A JP22341796 A JP 22341796A JP H1065567 A JPH1065567 A JP H1065567A
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- antenna
- connection
- wireless communication
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナの信頼性及び加工性を向上した無線
通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ビス8を、接続金具に開けられた接続穴
を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ15
が筺体に固定される。この固定が行われた際、基板6上
に組まれた無線通信装置の無線部(図示せず)と導通す
るためのプリント配線に接する位置にピン32の基板接
触部332が接触する。また、この基板接触部332は
アンテナ15の固定が行われた後、半田106によって
上記したプリント配線に半田付けされる。この結果エレ
メントから無線部への給電は、ピン32を介して行われ
ることになる。
通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ビス8を、接続金具に開けられた接続穴
を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ15
が筺体に固定される。この固定が行われた際、基板6上
に組まれた無線通信装置の無線部(図示せず)と導通す
るためのプリント配線に接する位置にピン32の基板接
触部332が接触する。また、この基板接触部332は
アンテナ15の固定が行われた後、半田106によって
上記したプリント配線に半田付けされる。この結果エレ
メントから無線部への給電は、ピン32を介して行われ
ることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本アンテナはコードレス電話
機や携帯電話機等の携帯型の無線通信装置に関する。
機や携帯電話機等の携帯型の無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4(a)、図4(b)に示
されるように、コードレス電話機等の無線電話機や携帯
型無線電話機等の携帯型の無線通信機は、図2に示され
るように筺体10の上部にアンテナ5に設置し、このア
ンテナ5の下部に設けた接続金具4と、筺体10の内部
に設けられた、無線部を有する基板6とを接続すること
により給電を行うものが一般的である。
されるように、コードレス電話機等の無線電話機や携帯
型無線電話機等の携帯型の無線通信機は、図2に示され
るように筺体10の上部にアンテナ5に設置し、このア
ンテナ5の下部に設けた接続金具4と、筺体10の内部
に設けられた、無線部を有する基板6とを接続すること
により給電を行うものが一般的である。
【0003】以下に、従来のアンテナ5の接続金具4と
基板6との接続について説明する。まず、従来のアンテ
ナ5の構成について説明する。
基板6との接続について説明する。まず、従来のアンテ
ナ5の構成について説明する。
【0004】図5(a)は従来の無線通信機の一種であ
るコードレス電話機のアンテナの正面図、図5(b)は
従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機のアン
テナの側面図である。
るコードレス電話機のアンテナの正面図、図5(b)は
従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機のアン
テナの側面図である。
【0005】図5(a)、図5(b)において、1は中
空状のアンテナカバーで樹脂製である。2はアンテナカ
バー1内に収容されたコイル状に巻回されたエレメン
ト、3は基板6(図5(a)、図5(b)には図示せ
ず)と接続するための接続金具であり、上端は接続部1
4にてエレメント2と接続されており、また、下部はア
ンテナカバー1より突出した状態で樹脂製の保持部材3
によって固定されている。また、接続金具4のアンテナ
カバー1より突出した部分には接続穴104が設けられ
ている。
空状のアンテナカバーで樹脂製である。2はアンテナカ
バー1内に収容されたコイル状に巻回されたエレメン
ト、3は基板6(図5(a)、図5(b)には図示せ
ず)と接続するための接続金具であり、上端は接続部1
4にてエレメント2と接続されており、また、下部はア
ンテナカバー1より突出した状態で樹脂製の保持部材3
によって固定されている。また、接続金具4のアンテナ
カバー1より突出した部分には接続穴104が設けられ
ている。
【0006】以上のように構成されたアンテナ5と基板
6との従来の接続について図6(a)、図6(b)を用
いて以下説明する。
6との従来の接続について図6(a)、図6(b)を用
いて以下説明する。
【0007】なお、図6(a)は従来の無線通信機の一
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図、図6(b)は従来の無線通信機の一種
であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態
を示す側面図である。
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図、図6(b)は従来の無線通信機の一種
であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態
を示す側面図である。
【0008】図6(a)において、5は上記説明したア
ンテナ、6は筺体10内に収容された基板、7は図4
(b)に示されるように筺体10の内部に設けられたア
ンテナ5を筺体10に固定するためのボス、8はアンテ
ナ5を固定するためのビスである。
ンテナ、6は筺体10内に収容された基板、7は図4
(b)に示されるように筺体10の内部に設けられたア
ンテナ5を筺体10に固定するためのボス、8はアンテ
ナ5を固定するためのビスである。
【0009】以上のように構成された無線通信装置で
は、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴104、
基板6に設けられた穴106を貫通してボス7に固定す
ることにより、接続金具4と基板6とが接触した状態
で、基板6とアンテナ4とが筺体10に固定されること
になる。
は、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴104、
基板6に設けられた穴106を貫通してボス7に固定す
ることにより、接続金具4と基板6とが接触した状態
で、基板6とアンテナ4とが筺体10に固定されること
になる。
【0010】図示していないが、基板6上の接続金具4
との接触部分には、これも図示されていないが、基板6
上に組まれた、無線通信装置の無線部と導通するための
プリント配線が行われており、アンテナ5の給電は、こ
のプリント配線と、接続金具4とによって行われること
になる。
との接触部分には、これも図示されていないが、基板6
上に組まれた、無線通信装置の無線部と導通するための
プリント配線が行われており、アンテナ5の給電は、こ
のプリント配線と、接続金具4とによって行われること
になる。
【0011】次に、アンテナ5と基板6との従来の別の
接続について図7(a)、図7(b)を用いて以下説明
する。
接続について図7(a)、図7(b)を用いて以下説明
する。
【0012】なお、図7(a)は従来の無線通信機の一
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図、図7(b)は従来の無線通信機の一種
であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態
を示す側面図である。
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図、図7(b)は従来の無線通信機の一種
であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態
を示す側面図である。
【0013】図7(a)、図7(b)において、5は上
記説明したアンテナ、6は筺体10内に収容された基
板、7は図4(b)に示されるように筺体10の内部に
設けられたアンテナ5を筺体に固定するためのボス、8
はアンテナ5を固定するためのビス、9は一端を接続金
具4に半田付けされ、他端は基板6上に組まれた無線通
信装置の無線部(図示せず)と導通するためのプリント
配線に半田付けされたリード線である。
記説明したアンテナ、6は筺体10内に収容された基
板、7は図4(b)に示されるように筺体10の内部に
設けられたアンテナ5を筺体に固定するためのボス、8
はアンテナ5を固定するためのビス、9は一端を接続金
具4に半田付けされ、他端は基板6上に組まれた無線通
信装置の無線部(図示せず)と導通するためのプリント
配線に半田付けされたリード線である。
【0014】以上のように構成された無線通信装置にお
いては、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴10
4を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ5
が筺体10に固定されることになる。
いては、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴10
4を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ5
が筺体10に固定されることになる。
【0015】また、この場合の給電は、接続端子4、リ
ード線9を介して行われることになる。
ード線9を介して行われることになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような携帯用の無線電話装置は、当然の事ながら持ち
運んで使用されるため、振動や衝撃がアンテナに加わる
ことも多い。
たような携帯用の無線電話装置は、当然の事ながら持ち
運んで使用されるため、振動や衝撃がアンテナに加わる
ことも多い。
【0017】このため、図6(a)、図6(b)の様
に、ビス8を使って、接続部材4と、基板6上のプリン
ト配線とを接触させることによって接続させるもので
は、振動や衝撃によって接触不良が起こりやすい。周波
数が高くなるほど接触不良による通話性能の低下が著し
いが、近年では、無線通信装置の通信周波数は高くなる
傾向があり、この接触不良による通話性能の低下が特に
問題になっていた。
に、ビス8を使って、接続部材4と、基板6上のプリン
ト配線とを接触させることによって接続させるもので
は、振動や衝撃によって接触不良が起こりやすい。周波
数が高くなるほど接触不良による通話性能の低下が著し
いが、近年では、無線通信装置の通信周波数は高くなる
傾向があり、この接触不良による通話性能の低下が特に
問題になっていた。
【0018】また、接続部材と基板とを直接接触させる
為に、アンテナの配置と基板の配置に制限があった。
為に、アンテナの配置と基板の配置に制限があった。
【0019】また、図7(a)、図7(b)の様にリー
ド線を介して接続するものにおいては半田による接合を
行うために、上記したような接触不良は起こらないが、
リード線の長さは接続部材と基板との間を渡すだけであ
り、かつ、この基板と接続部材との間隔はあまり広くな
い事がほとんどである。このため、リード線自体は短い
ものが使用されるが、組立の際には、この短いリード線
を接続端子及び基板上の2箇所に半田付けしなければな
らず、作業性が悪いという課題があった。
ド線を介して接続するものにおいては半田による接合を
行うために、上記したような接触不良は起こらないが、
リード線の長さは接続部材と基板との間を渡すだけであ
り、かつ、この基板と接続部材との間隔はあまり広くな
い事がほとんどである。このため、リード線自体は短い
ものが使用されるが、組立の際には、この短いリード線
を接続端子及び基板上の2箇所に半田付けしなければな
らず、作業性が悪いという課題があった。
【0020】本発明は上記従来の課題に鑑みてなされた
もので、組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部
材と基板との間で接触不良の起こらない無線通信装置を
提供することを目的とする。
もので、組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部
材と基板との間で接触不良の起こらない無線通信装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決するために、接続部、アンテナの給電を行うた
めのピンを形成し、このピンを半田付けにより無線通信
を行うための無線部に接続するようにしたものであり、
組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部材と基板
との間で接触不良の起こらない無線通信装置を提供する
ことが出来るようになる。
題を解決するために、接続部、アンテナの給電を行うた
めのピンを形成し、このピンを半田付けにより無線通信
を行うための無線部に接続するようにしたものであり、
組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部材と基板
との間で接触不良の起こらない無線通信装置を提供する
ことが出来るようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の無線通
信装置は、アンテナと、アンテナ下部に設けられた筺体
との接続部と、接続部に設けられ、アンテナの給電を行
うためのピンとを有し、ピンは無線通信を行うための無
線部に接続される事を特徴とするものであり、アンテナ
に設けられたピンを基板に接触させることになるので、
短いリード線を取り付けるような作業性の悪さはなく、
かつ、半田付け自体も一箇所で済むようになり、かつ、
半田付けによる基板とアンテナとの接続が行われるた
め、接触不良が起こることはないという作用を有する。
信装置は、アンテナと、アンテナ下部に設けられた筺体
との接続部と、接続部に設けられ、アンテナの給電を行
うためのピンとを有し、ピンは無線通信を行うための無
線部に接続される事を特徴とするものであり、アンテナ
に設けられたピンを基板に接触させることになるので、
短いリード線を取り付けるような作業性の悪さはなく、
かつ、半田付け自体も一箇所で済むようになり、かつ、
半田付けによる基板とアンテナとの接続が行われるた
め、接触不良が起こることはないという作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の無線通信装置
は、請求項1に記載のアンテナにおいて、アンテナとピ
ンとは一体形成されていることを特徴とするものであ
り、請求項1に記載の発明の作用に加え、アンテナとピ
ンとを一体化させることで、アンテナとピンとの間の接
触不良を防ぐことが出来るという作用を有する。
は、請求項1に記載のアンテナにおいて、アンテナとピ
ンとは一体形成されていることを特徴とするものであ
り、請求項1に記載の発明の作用に加え、アンテナとピ
ンとを一体化させることで、アンテナとピンとの間の接
触不良を防ぐことが出来るという作用を有する。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1又は請求項2に記載の発明において、接続部とピンと
は一体形成されていることを特徴とするものであり、接
続部にアンテナが接続され、この接続部にピンが設けら
れている場合、接続部とピンとの接触不良を防ぐことが
出来るという作用を有する。
1又は請求項2に記載の発明において、接続部とピンと
は一体形成されていることを特徴とするものであり、接
続部にアンテナが接続され、この接続部にピンが設けら
れている場合、接続部とピンとの接触不良を防ぐことが
出来るという作用を有する。
【0025】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から請求項3までの発明において、ピンは弾力性を有
することを特徴とするものであり、ピンに弾力性を持た
せることで、基板の衝撃や振動を、アンテナに伝わり難
くすると共に、アンテナからの衝撃や振動を基板へ伝わ
り難くするという作用を有する。
1から請求項3までの発明において、ピンは弾力性を有
することを特徴とするものであり、ピンに弾力性を持た
せることで、基板の衝撃や振動を、アンテナに伝わり難
くすると共に、アンテナからの衝撃や振動を基板へ伝わ
り難くするという作用を有する。
【0026】本発明の請求項5に記載の発明は、アンテ
ナと、アンテナ下部に設けられた無線部との接続部とを
有し、アンテナと接続部とは一体形成されていることを
特徴とするものであり、アンテナと接続部とを一体化さ
せることで、アンテナと接続部との間の接触不良を防ぐ
ことが出来るという作用を有する。
ナと、アンテナ下部に設けられた無線部との接続部とを
有し、アンテナと接続部とは一体形成されていることを
特徴とするものであり、アンテナと接続部とを一体化さ
せることで、アンテナと接続部との間の接触不良を防ぐ
ことが出来るという作用を有する。
【0027】本発明の請求項6に記載の発明は、ピンは
半田付けによって無線部に接続されることを特徴とする
ものであり、ビス止めによる固定に比べ確実な接続を行
うことが出来、接触不良を防止するという作用を有す
る。
半田付けによって無線部に接続されることを特徴とする
ものであり、ビス止めによる固定に比べ確実な接続を行
うことが出来、接触不良を防止するという作用を有す
る。
【0028】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
について図1(a)、図1(b)を参照しながら説明す
る。
について図1(a)、図1(b)を参照しながら説明す
る。
【0029】図1(a)、図1(b)はそれぞれ、本発
明の一実施の形態における無線通信装置の一種であるコ
ードレス電話機の正面図及び側面図である。
明の一実施の形態における無線通信装置の一種であるコ
ードレス電話機の正面図及び側面図である。
【0030】図1(a)、図1(b)に示されるように
外観自体は、従来のコードレス電話機と変わらず筺体1
0の上部にアンテナ15が取り付けられる構成になって
いる。
外観自体は、従来のコードレス電話機と変わらず筺体1
0の上部にアンテナ15が取り付けられる構成になって
いる。
【0031】しかしながら基板6とアンテナ15との接
続は接続部材22に一体に形成されたピン32を、基板
6の無線通信装置の無線部と導通するためのプリント配
線に半田付けしているところが従来の技術とは異なる部
分である。
続は接続部材22に一体に形成されたピン32を、基板
6の無線通信装置の無線部と導通するためのプリント配
線に半田付けしているところが従来の技術とは異なる部
分である。
【0032】以上のような本実施の形態の無線通信装置
のアンテナ15について図2(a)、図2(b)、図2
(c)を用いて、その構造を説明する。
のアンテナ15について図2(a)、図2(b)、図2
(c)を用いて、その構造を説明する。
【0033】図2(a)は本発明の一実施の形態の無線
通信装置の一種であるコードレス電話機におけるアンテ
ナの正面断面図、図2(b)は本発明の一実施の形態の
無線通信装置であるコードレス電話機におけるアンテナ
の側面断面図、図2(c)は本発明の一実施の形態の無
線通信装置の一種であるコードレス電話機におけるアン
テナの接続部材22の斜視図である。
通信装置の一種であるコードレス電話機におけるアンテ
ナの正面断面図、図2(b)は本発明の一実施の形態の
無線通信装置であるコードレス電話機におけるアンテナ
の側面断面図、図2(c)は本発明の一実施の形態の無
線通信装置の一種であるコードレス電話機におけるアン
テナの接続部材22の斜視図である。
【0034】図2(a)、図2(b)、図2(c)にお
いて、1はアンテナカバーであり、従来の構成とは変わ
らない。12はアンテナのエレメントであり板状に構成
されている。22は筺体10との接続を行うための接続
部材であり、エレメント12をアンテナカバー1内に固
定した際、アンテナカバー1より突出するように構成さ
れ、この接続部材22に設けられたビス穴202にビス
を通すことにより筺体との接続を行うようになってい
る。また接続部材22は導電材料にて形成されている。
32は接続部材22と基板6との接続を行うためのピン
であり、接続部材22の側面に接続部と一体形成された
ピンであり、導電部材にて形成されている。このピン3
2の形状は、側面の側方に伸びたアーム132と、アー
ム132の端部より基板6の方向へ伸びたアーム232
と、アーム232の端部に設けられたU字型の基板接触
部332によって形成され、少なくともアーム232は
弾力性を持つように形成されている。13はピン32以
外の接続部材22を覆うように形成された樹脂製のアン
テナ保持部材であり、エレメントをアンテナカバー1内
に挿入した際、このアンテナ保持部材13がアンテナカ
バー1の内壁に勘合することにより接続部材22が固定
され、その結果、接続部材22と一体形成されたエレメ
ント12がアンテナカバー内の所定の位置に保持される
ことになる。
いて、1はアンテナカバーであり、従来の構成とは変わ
らない。12はアンテナのエレメントであり板状に構成
されている。22は筺体10との接続を行うための接続
部材であり、エレメント12をアンテナカバー1内に固
定した際、アンテナカバー1より突出するように構成さ
れ、この接続部材22に設けられたビス穴202にビス
を通すことにより筺体との接続を行うようになってい
る。また接続部材22は導電材料にて形成されている。
32は接続部材22と基板6との接続を行うためのピン
であり、接続部材22の側面に接続部と一体形成された
ピンであり、導電部材にて形成されている。このピン3
2の形状は、側面の側方に伸びたアーム132と、アー
ム132の端部より基板6の方向へ伸びたアーム232
と、アーム232の端部に設けられたU字型の基板接触
部332によって形成され、少なくともアーム232は
弾力性を持つように形成されている。13はピン32以
外の接続部材22を覆うように形成された樹脂製のアン
テナ保持部材であり、エレメントをアンテナカバー1内
に挿入した際、このアンテナ保持部材13がアンテナカ
バー1の内壁に勘合することにより接続部材22が固定
され、その結果、接続部材22と一体形成されたエレメ
ント12がアンテナカバー内の所定の位置に保持される
ことになる。
【0035】次に、このアンテナ15の筺体10への取
付について、図3(a)、図3(b)を用いて説明す
る。
付について、図3(a)、図3(b)を用いて説明す
る。
【0036】なお、図3(a)は本発明の一実施の形態
の無線通信機の一種であるコードレス電話機のアンテナ
と基板との接続状態を示す正面図、図3(b)は本発明
の一実施の形態の無線通信機の一種であるコードレス電
話機のアンテナと基板との接続状態を示す側面図であ
る。
の無線通信機の一種であるコードレス電話機のアンテナ
と基板との接続状態を示す正面図、図3(b)は本発明
の一実施の形態の無線通信機の一種であるコードレス電
話機のアンテナと基板との接続状態を示す側面図であ
る。
【0037】図3(a)、図3(b)において、15は
上記説明したアンテナ、6は筺体10内に収容された基
板、7は図1(b)に示されるように筺体10の内部に
設けられたアンテナ15を筺体に固定するためのボス、
8はアンテナ15を固定するためのビスである。
上記説明したアンテナ、6は筺体10内に収容された基
板、7は図1(b)に示されるように筺体10の内部に
設けられたアンテナ15を筺体に固定するためのボス、
8はアンテナ15を固定するためのビスである。
【0038】以上のように構成された無線通信装置にお
いては、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴10
4を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ1
5が筺体10に固定されることになる。この固定が行わ
れた際、基板6上に組まれた無線通信装置の無線部(図
示せず)と導通するためのプリント配線に接する位置に
ピン32の基板接触部332が接触するように、基板6
とアンテナ15の位置関係が決められている。
いては、ビス8を、接続金具4に開けられた接続穴10
4を貫通してボス7に固定することにより、アンテナ1
5が筺体10に固定されることになる。この固定が行わ
れた際、基板6上に組まれた無線通信装置の無線部(図
示せず)と導通するためのプリント配線に接する位置に
ピン32の基板接触部332が接触するように、基板6
とアンテナ15の位置関係が決められている。
【0039】また、この基板接触部332はアンテナ1
5の固定が行われた後、半田106によって上記したプ
リント配線に半田付けされる。
5の固定が行われた後、半田106によって上記したプ
リント配線に半田付けされる。
【0040】この結果エレメント12から無線部への給
電は、接続端子4、ピン32を介して行われることにな
る。
電は、接続端子4、ピン32を介して行われることにな
る。
【0041】以上のように、本実施の形態では、エレメ
ント12と接続部材22とを一体形成しているので、エ
レメント12と接続部材22との接合部による接触不良
が無くなり、高い周波数においてもアンテナの性能を落
とすことなく使用可能となる。
ント12と接続部材22とを一体形成しているので、エ
レメント12と接続部材22との接合部による接触不良
が無くなり、高い周波数においてもアンテナの性能を落
とすことなく使用可能となる。
【0042】また、接続部材22にピン32を一体形成
にて形成しているので、上記実施の形態のように、アン
テナ15を固定すれば、基板6の所定位置にピン32が
当接するような構成にすれば、従来のリード線を使用す
るときのように、細かい部品をアンテナ15と基板との
間に配置しなくても、簡単に、基板6とアンテナ15と
の接続が可能となる。また、この接続は、基板接触部3
32の1箇所の半田付けで行われており、リード線によ
る接続に比べ半田付けの箇所を減らし、かつ、基板6と
接続部材とをビス止めにより接続する時のように接触不
良を起こすこともなくなる。
にて形成しているので、上記実施の形態のように、アン
テナ15を固定すれば、基板6の所定位置にピン32が
当接するような構成にすれば、従来のリード線を使用す
るときのように、細かい部品をアンテナ15と基板との
間に配置しなくても、簡単に、基板6とアンテナ15と
の接続が可能となる。また、この接続は、基板接触部3
32の1箇所の半田付けで行われており、リード線によ
る接続に比べ半田付けの箇所を減らし、かつ、基板6と
接続部材とをビス止めにより接続する時のように接触不
良を起こすこともなくなる。
【0043】さらに、ピン32には弾力性を持たせてあ
り、アンテナ15に何らかの振動、衝撃が加わったとし
ても、基板6には伝わらず、逆に基板6に何らかの振
動、衝撃が加わったとしても、アンテナ15には伝わら
ないので、基板6とアンテナ15との接合部分にこれら
振動、衝撃による負荷が減り、耐衝撃性、耐振動性が向
上する。
り、アンテナ15に何らかの振動、衝撃が加わったとし
ても、基板6には伝わらず、逆に基板6に何らかの振
動、衝撃が加わったとしても、アンテナ15には伝わら
ないので、基板6とアンテナ15との接合部分にこれら
振動、衝撃による負荷が減り、耐衝撃性、耐振動性が向
上する。
【0044】加えて、ピン32は、基板に接することが
出来ればよいので、アンテナ15を筺体に固定しなけれ
ばならない接続部材22に比べ小さく、かつ、自由な形
状に形成できるため、設計に関し自由度が高くなり、ま
た、このピン32の形状を変えることによって、アンテ
ナ15と基板6との位置関係がどの様になっても対応が
可能となり、基板6やアンテナ15の配置位置の自由度
が増す。
出来ればよいので、アンテナ15を筺体に固定しなけれ
ばならない接続部材22に比べ小さく、かつ、自由な形
状に形成できるため、設計に関し自由度が高くなり、ま
た、このピン32の形状を変えることによって、アンテ
ナ15と基板6との位置関係がどの様になっても対応が
可能となり、基板6やアンテナ15の配置位置の自由度
が増す。
【0045】更に、ピン32の弾力性によって、基板6
と、アンテナ15の取付高さの関係が多少ずれていて
も、この弾力性により対応が可能となるので、アンテナ
15と基板6との取付精度を上げる必要が無くなり、こ
の精度向上によるコストを削減することが出来る。
と、アンテナ15の取付高さの関係が多少ずれていて
も、この弾力性により対応が可能となるので、アンテナ
15と基板6との取付精度を上げる必要が無くなり、こ
の精度向上によるコストを削減することが出来る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、接続部に設けられ、アンテナ
の給電を行うためのピンとを有し、このピンを半田付け
により無線通信を行うための無線部に接続するようにし
たものであり、アンテナに設けられたピンを基板に接触
させることになるので、短いリード線を取り付けるよう
な作業性の悪さはなくなり、半田付け自体も一箇所で済
むようになり、かつ、半田付けによる基板とアンテナと
の接続が行われるため、接触不良が起こることはなくな
り、組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部材と
基板との間で接触不良の起こらない無線通信装置を提供
することが出来るようになる。
の給電を行うためのピンとを有し、このピンを半田付け
により無線通信を行うための無線部に接続するようにし
たものであり、アンテナに設けられたピンを基板に接触
させることになるので、短いリード線を取り付けるよう
な作業性の悪さはなくなり、半田付け自体も一箇所で済
むようになり、かつ、半田付けによる基板とアンテナと
の接続が行われるため、接触不良が起こることはなくな
り、組立時の作業性が良くかつ、アンテナの接続部材と
基板との間で接触不良の起こらない無線通信装置を提供
することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態における無線通信
装置の一種であるコードレス電話機の正面図 (b)本発明の一実施の形態における無線通信装置の一
種であるコードレス電話機の側面図
装置の一種であるコードレス電話機の正面図 (b)本発明の一実施の形態における無線通信装置の一
種であるコードレス電話機の側面図
【図2】(a)本発明の一実施の形態の無線通信装置の
一種であるコードレス電話機におけるアンテナの正面断
面図 (b)本発明の一実施の形態の無線通信装置であるコー
ドレス電話機におけるアンテナの側面断面図 (c)本発明の一実施の形態の無線通信装置の一種であ
るコードレス電話機におけるアンテナの接続部材22の
斜視図
一種であるコードレス電話機におけるアンテナの正面断
面図 (b)本発明の一実施の形態の無線通信装置であるコー
ドレス電話機におけるアンテナの側面断面図 (c)本発明の一実施の形態の無線通信装置の一種であ
るコードレス電話機におけるアンテナの接続部材22の
斜視図
【図3】(a)本発明の一実施の形態の無線通信機の一
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図 (b)は本発明の一実施の形態の無線通信機の一種であ
るコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態を示
す側面図
種であるコードレス電話機のアンテナと基板との接続状
態を示す正面図 (b)は本発明の一実施の形態の無線通信機の一種であ
るコードレス電話機のアンテナと基板との接続状態を示
す側面図
【図4】(a)従来の無線通信装置の一種であるコード
レス電話機の正面図 (b)従来の無線通信装置の一種であるコードレス電話
機の側面図
レス電話機の正面図 (b)従来の無線通信装置の一種であるコードレス電話
機の側面図
【図5】(a)従来の無線通信機の一種であるコードレ
ス電話機のアンテナの正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナの側面図
ス電話機のアンテナの正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナの側面図
【図6】(a)従来の無線通信機の一種であるコードレ
ス電話機のアンテナと基板との接続状態を示す正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナと基板との接続状態を示す側面図
ス電話機のアンテナと基板との接続状態を示す正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナと基板との接続状態を示す側面図
【図7】(a)従来の無線通信機の一種であるコードレ
ス電話機のアンテナと基板との接続状態を示す正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナと基板との接続状態を示す側面図
ス電話機のアンテナと基板との接続状態を示す正面図 (b)従来の無線通信機の一種であるコードレス電話機
のアンテナと基板との接続状態を示す側面図
1 アンテナカバー 3 アンテナ保持部材 10 筺体 12 エレメント 15 アンテナ 22 接続部材 32 ピン 202 ビス穴
Claims (6)
- 【請求項1】アンテナと、前記アンテナ下部に設けられ
た筺体との接続部と、前記接続部に設けられ、アンテナ
の給電を行うためのピンとを有し、前記ピンは無線通信
を行うための無線部に接続される事を特徴とする無線通
信装置。 - 【請求項2】前記アンテナと前記ピンとは一体形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装
置。 - 【請求項3】前記接続部と前記ピンとは一体形成されて
いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無
線通信装置。 - 【請求項4】前記ピンは弾力性を有することを特徴とす
る請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装
置。 - 【請求項5】アンテナと、前記アンテナ下部に設けられ
た無線部との接続部とを有し、前記アンテナと前記接続
部とは一体形成されていることを特徴とする無線通信装
置。 - 【請求項6】前記ピンは半田付けによって無線部に接続
されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
かに記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8223417A JPH1065567A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8223417A JPH1065567A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1065567A true JPH1065567A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16797824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8223417A Pending JPH1065567A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1065567A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005268863A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Anten Corp | アンテナ |
KR100995473B1 (ko) * | 2003-02-06 | 2010-11-18 | 파나소닉 주식회사 | 휴대 무선통신 장치 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP8223417A patent/JPH1065567A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100995473B1 (ko) * | 2003-02-06 | 2010-11-18 | 파나소닉 주식회사 | 휴대 무선통신 장치 |
JP2005268863A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Anten Corp | アンテナ |
JP4529497B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-08-25 | 日本電気株式会社 | アンテナ |
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