JPH1065485A - 圧電共振子 - Google Patents

圧電共振子

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JPH1065485A
JPH1065485A JP21388896A JP21388896A JPH1065485A JP H1065485 A JPH1065485 A JP H1065485A JP 21388896 A JP21388896 A JP 21388896A JP 21388896 A JP21388896 A JP 21388896A JP H1065485 A JPH1065485 A JP H1065485A
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JP
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electrode
piezoelectric
resonator
piezoelectric resonator
electrodes
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JP21388896A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Takeshima
哲夫 竹島
Hiroaki Kaida
弘明 開田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面積振動モードを利用した圧電共振子であっ
て、電極間対向面積を低減して静電容量を小さくし、か
つ圧電板の周縁に至る電極取出し部を設けたとしても、
所望の静電容量値を高精度に実現し得るものを提供す
る。 【解決手段】 正方形または長方形の圧電板32の上面
に帯状の第1の電極33を、下面に帯状の第2の電極3
4を形成し、第1,第2の電極33,34が直交されて
該直交されている部分によって励振部が構成されてお
り、第1,第2の電極33,34は上面または下面の何
れかの辺に至るように形成されており、かつ該辺に至る
部分が電極取出し部とされている圧電共振子31。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面積振動モードを
利用した圧電共振子に関し、より詳細には、例えばラダ
ー型フィルタに用いられる直列共振子のように、部分的
に重なり合う共振電極を必要とする用途に適した圧電共
振子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電発振子や種々のフィルタを構
成するために、周波数に応じて種々の振動モードを利用
した圧電共振子が提案されている。例えば、数百kHz
帯で用いられる圧電共振子として、図1(a)に示すよ
うに平面形状が正方形の圧電板2の拡がりモードを利用
した圧電共振子1が知られている。圧電板2は厚み方向
に分極されており、両主面の全面に電極3,4が形成さ
れている。
【0003】拡がりモードでは、振動のノード点は、両
主面の中央に存在する。従って、圧電板の周辺部分を用
いて圧電共振子を機械的に支持すると、共振特性が損な
われる。そこで、従来、拡がりモードを利用した圧電共
振子1では、圧電板2の主面中央に弾性接触するばね端
子を用いて、圧電共振子を支持するのが普通であった。
従って、正方形板の拡がりモードを利用した圧電共振子
1では、支持構造が複雑になるという問題があった。
【0004】他方、上記のような問題を解決するものと
して、特開平7−154195号には、幅拡がりモード
を利用した圧電共振子を用いたラダー型フィルタが開示
されている。図1(b)に示すように幅拡がりモードを
利用した圧電共振子5は、厚み方向に分極されており、
短辺の長さをa、長辺の長さをb、圧電材料のポアソン
比をσとしたときに、比b/aが、
【0005】
【数1】
【0006】を満たす値を中心として±10%の範囲内
とされている圧電板6を用いた圧電共振子5である。な
お、7,8は電極を示す。幅拡がりモードを利用した圧
電共振子5では、振動のノード部は、矩形の圧電板6の
主面中心と、短辺側の側面中央に位置する。従って、幅
拡がりモードを利用した圧電共振子5は、短辺側の側面
中央で支持することができるため、複雑なばね端子等を
用いた支持構造を用いることなく支持することができ
る。
【0007】上記のような正方形板の拡がりモードを利
用した圧電共振子1や、幅拡がりモードを利用した矩形
板状の圧電板を用いた圧電共振子5は、何れも、圧電板
2,6の面積を変化させる振動が主体となるものである
ため、面積振動モードを利用した圧電共振子ということ
ができる。
【0008】ところで、周知のように、ラダー型フィル
タでは、直列共振子の静電容量と並列共振子の静電容量
との比を適切な値に設計することが、良好なフィルタ特
性を得る上で重要である。そこで、特開平7−1541
95号に開示されているラダー型フィルタでは、幅拡が
りモードを利用した圧電共振子を基板上に複数個積層し
てラダー型フィルタを構成するに際し、直列共振子を構
成する圧電共振子の圧電板の厚みを大きくし、それによ
って直列共振子と並列共振子との間の容量比が適切な範
囲とされている。
【0009】また、図2に示すように、正方形板の拡が
りモードを利用した圧電共振子では、一方主面に形成さ
れた電極3Aを、他方主面に形成された全面電極(図示
せず)に対し小さくすることにより、すなわち一方主面
に形成された励振電極3Aを部分電極とすることによ
り、圧電共振子の静電容量を低め、直列共振子を構成す
る方法が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−15419
5号に開示されているように、一方主面の全面に共振電
極が形成されている、幅拡がりモードを利用した圧電共
振子において、単に圧電板の厚みを厚くするだけで静電
容量を小さくして直列共振子を構成する方法では、直列
共振子と並列共振子との間の容量比を適切な値に制御す
ることが難しく、場合によっては、並列共振子の圧電板
の厚みが薄くなりすぎ、取扱いに際し圧電共振子に割れ
や欠けが生じたりすることがあった。
【0011】他方、図2に示したように、正方形板の拡
がりモードを利用した圧電共振子において、一方主面に
形成される共振電極3Aを部分電極とする方法では、圧
電板の厚みを変えることにより、直列共振子と並列共振
子との容量比を適切に制御することが一応可能である。
【0012】拡がりモードを利用した圧電共振子を、前
述したばね端子等により主面中央で機械的に支持する場
合には、この方法も有効である。しかし、特開平7−1
54195号に記載されているように、正方形板の拡が
りモードを利用した圧電共振子を基板上に積層し、圧電
板の周縁で電気的に接続する構造に用いた場合には、共
振電極3Aの電気的な引出しを行うために引出し電極3
B(図2に想像線で示す)を形成しなければならない。
ところが、このような引出し電極3Bを形成すると、引
出し電極3Bと、反対側の主面の全面に形成された共振
電極との間で静電容量が発生する。従って、所望の静電
容量値の圧電共振子を得ることが困難となる。
【0013】本発明の目的は、拡がりモードや幅拡がり
モードのような面積振動モードを利用した圧電共振子に
おいて、電極間対向面積を低減して静電容量を低め、か
つ圧電板の周縁に至る電極取出し部を設けたとしても、
所望の静電容量値を高精度に実現し得る圧電共振子を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために成されたものであり、本発明の広い局面に
よれば、面積振動モードを利用した圧電共振子であっ
て、正方形または長方形の圧電板と、前記圧電板の一方
面に形成された帯状の第1の電極と、前記圧電板の他方
主面に形成されており、圧電板を介して第1の電極と交
叉するように設けられている帯状の第2の電極とを備
え、第1,第2の電極が圧電板を介して重なり合う部分
により励振部が構成されており、第1,第2の電極は、
該第1,第2の電極が形成されている主面の何れかの辺
に至るように形成されており、かつ該辺に至る部分が電
極取出し部とされていることを特徴とする、圧電共振子
が提供される。
【0015】本明細書において、面積振動モードとは、
上述したように、正方形板の拡がりモード及び長方形板
の幅拡がりモードを含む用語として用いることとする。
本発明にかかる圧電共振子では、正方形または長方形の
圧電板の一方主面に帯状の第1の電極が、他方主面に帯
状の第2の電極が形成されており、第1,第2の電極が
圧電板を介して重なり合う部分において、励振部が構成
されている。従って、励振部が圧電板において、部分的
に構成されているため、静電容量の小さい圧電共振子を
得ることができる。
【0016】しかも、第1,第2の電極は、該第1,第
2の電極が形成されている主面の何れかの辺に至る電極
取出し部を有するため、本発明にかかる圧電共振子は、
圧電板の周縁においてボンディングワイヤーや外部電極
等と電気的に接続することができる。
【0017】さらに、第1,第2の電極が励振部におい
て交叉されているため、第1の電極の電極取出し部と、
第2の電極の電極取出し部は、当然のことながら、圧電
板の周縁部において異なる部分に位置されることとな
り、双方の電極取出し部間において所望でない静電容量
が発生することもない。よって、所望の静電容量値を高
精度に実現し得る。
【0018】好ましくは、請求項2に記載のように、両
主面に形成された電極取出し部は、該電極取出し部が設
けられている圧電板の主面の何れかの辺に沿うように延
ばされる。この場合には、電極取出し部が圧電板の主面
の辺に沿うように延ばされているので、ボンディングワ
イヤーや外部電極との接続がより容易となる。
【0019】また、本発明のある限定的な局面によれ
ば、第1,第2の電極は直交しており、従って、矩形の
励振部が構成される。矩形の励振部を構成した場合に
は、励振部の平面形状が正方形板や長方形板と同様の形
状を有することになるため、拡がりモードや幅拡がりモ
ードをより適切な状態で励振することができる。より好
ましくは、励振部の平面形状が、圧電板の平面形状と相
似となるように所定の幅の第1,第2の電極が直交され
る。
【0020】また、本発明のさらに他の局面によれば、
第1,第2の電極に連なる電極取出し部は、少なくとも
一方の電極取出し部が圧電板の主面の2辺に沿うように
形成され、その場合には、電極取出し部を利用した外部
電極やボンディングワイヤーとの電気的接続の自由度が
高められる。
【0021】本発明の別の特定的な局面によれば、上記
本発明にかかる圧電共振子を用いたラダー型フィルタが
提供される。すなわち、基板上に、直列共振子及び並列
共振子を構成するために面積振動モードを利用した複数
の圧電共振子を積層し、一体化してなるラダー型フィル
タにおいて、前記直列共振子が、請求項1に記載の圧電
共振子により構成されていることを特徴とする、ラダー
型フィルタが提供される。
【0022】本発明にかかるラダー型フィルタでは、直
列共振子が本発明の圧電共振子により構成されているた
め、基板上に複数の圧電共振子を積層してラダー型フィ
ルタを構成した場合、直列共振子を構成する圧電共振子
に対し、直列共振子の静電容量値を所望の値に高精度に
設定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
かかる圧電共振子及びラダー型フィルタの詳細を説明す
る。
【0024】本願発明者は、図3に示すように、幅拡が
りモードを利用した圧電共振子11において、圧電板1
2の下面の全面に電極(図示せず)を形成し、上面に部
分的に共振電極13、引出し電極14及び接続導電部1
5を形成すれば、共振電極13と下面の全面電極との間
で構成される励振部が共振電極13が設けられている領
域に限定されるため、静電容量を低減し得ると考えた。
しかしながら、引出し電極14及び接続導電部15が下
面の全面電極と圧電板12を介して重なり合っているた
め、引出し電極14及び接続導電部15と下面の全面電
極との間で静電容量が発生することが避けられない。ま
た、共振周波数と反共振周波数の差ΔFは、圧電板12
の上面においてより中心に近い部分に電極13が形成さ
れた場合の方が大きくなる。従って、図3に示すよう
に、接続導電部15及び引出し電極14において、下面
の全面電極との間で静電容量が発生したとしても、ΔF
には殆ど寄与しないため、その分だけ減衰量が低下する
ことを見出した。
【0025】また、図4に示すように、幅拡がりモード
を利用した圧電共振子16において、圧電板17の上面
に共振電極18を部分的に形成し、下面に共振電極18
と圧電板17を介して表裏対向するように共振電極18
と同一形状の共振電極を形成した構造を考えた。ここで
は、共振電極18が、接続導電部19及び引出し電極2
0により圧電板17の外周縁に引き出されている。下面
においても、破線で示す接続導電部21及び引出し電極
22により下面の共振電極が圧電板17の周縁に引き出
されている。しかしながら、共振電極18の形成位置
と、下面に形成された共振電極の形成位置とが僅かにず
れた場合であっても、共振電極間の対向面積が変動する
ため、静電容量のばらつきが大きくなることが考えられ
る。
【0026】また、図5に示すように、幅拡がりモード
を利用した圧電共振子23において、圧電板24の上面
に上記と同様に共振電極18、接続導電部19及び引出
し電極20を形成し、下面には、共振電極18よりも大
きな面積の共振電極25を形成し、該共振電極25を接
続導電部21及び引出し電極22により圧電板24の周
縁に引き出した構造を考えた。この場合には、共振電極
25が共振電極18よりも大きいため、共振電極18の
形成位置が若干ずれたとしても、共振電極18が共振電
極25を上方に投影した領域内に納まる限り、静電容量
の変動は生じない。
【0027】しかしながら、この場合には、接続導電部
19の一部が、下面の共振電極25に重なり合い、共振
電極18の形成位置が接続導電部19の長さ方向にずれ
た場合、接続導電部19と共振電極25との重なり面積
がばらつくことになる。従って、やはり、静電容量のば
らつきを避けることができない。このような静電容量の
ばらつきを低減するには、接続導電部19の幅をかなり
細くすればよいと考えられる。しかしながら、接続導電
部19の幅をかなり細くした場合には、電気的接続の信
頼性が損なわれ、断線等の事故が発生するおそれがあ
る。
【0028】本願発明者は、図3〜図5を参照して説明
した圧電共振子では、静電容量のばらつきを解消するこ
とができないことに鑑み、さらに検討した結果、上述し
た本発明にかかる圧電共振子を考案したものである。
【0029】図6(a)及び(b)は、本発明の圧電共
振子の第1の実施例を示す斜視図及び平面図である。圧
電共振子31は、拡がりモードを利用した圧電共振子で
あり、厚み方向に分極されており、かつ正方形状の圧電
板32の上面に帯状の第1の電極33を、下面に帯状の
第2の電極34を形成した構造を有する。
【0030】圧電板32は、例えばチタン酸ジルコン酸
鉛系圧電セラミックスなどの圧電セラミックスや、水晶
などの圧電単結晶のような適宜の圧電材料で構成されて
いる。
【0031】第1,第2の電極33,34は、それぞ
れ、Ag、Al、Ag−Pd合金などの適宜の導電性材
料で構成されている。第1,第2の電極33,34は、
図6(b)に示されているように、互いに直交してお
り、第1の電極33と第2の電極34とが交叉している
領域が励振部を構成している。
【0032】本実施例では、第1の電極33と第2の電
極34は、同じ幅を有するように構成されており、従っ
て、励振部の平面形状は正方形であり、圧電板32に対
して相似である。よって、励振部により、圧電板32を
拡がりモードで効果的に励振することが可能とされてい
る。
【0033】また、第1の電極33と第2の電極34は
前述したように帯状の電極であり、かつ直交しているた
め、第1の電極33及び第2の電極34の形成位置が若
干ずれたとしても、励振部の面積が変化しないので、所
望通りの共振特性を得ることができる。
【0034】圧電共振子31では、励振部が、第1,第
2の電極33,34が重なり合っている領域で構成され
ており、すなわち、圧電板32の中央において部分的に
構成されている。従って、第1,第2の電極33,34
間の静電容量は非常に小さくされ得る。
【0035】しかも、第1の電極33及び第2の電極3
4は、それぞれ、圧電板32の上面及び下面において周
縁に至るように延ばされており、該圧電板32の周縁に
至る部分が電極取出し部を構成している。この場合、第
1,第2の電極33,34は直交しているため、第1,
第2の電極33,34の電極取出し部は圧電板32を介
して表裏対向していない。従って、圧電板32の上面及
び下面の辺に沿うように第1,第2の電極33,34が
延ばされており、圧電板32の周縁部でボンディングワ
イヤーや外部電極を電気的接続し得るにもかかわらず、
電極取出し部において所望でない静電容量が発生しな
い。
【0036】図7は、本発明の第2の実施例にかかる圧
電共振子を説明するための平面図である。圧電共振子3
5は、平面形状が正方形状の圧電板36を用いて構成さ
れた拡がりモードを利用した圧電共振子である。圧電板
36は、前述した圧電板32と同様の材料で構成され得
る。
【0037】第1の電極37は圧電板36の中央におい
て、第2の電極38と直交している。すなわち、圧電板
36の上面に形成された第1の電極37は、第2の電極
38と圧電板36を介して表裏対向するように帯状の電
極で形成されている。もっとも、本実施例では、第1の
電極37は、圧電板36の辺36aに至るように延ばさ
れており、かつ辺36a,36bに沿って延びる電極取
出し部37aが形成されている。従って、第1の電極3
7は、圧電板36の上面において、辺36a,36bの
何れの例においてもボンディングワイヤーや外部電極に
より接続され得る。
【0038】また、第2の電極38は、第1の実施例に
おける第2の電極34と同様に構成されており、圧電板
36の下面において、上述した辺36bとは反対側の辺
36cに至るように形成されている。また、第2の電極
38の先端側は、電極取出し部37aと表裏対向しない
位置までしか延ばされていない。すなわち、第2の電極
38の先端は、圧電板36の下面において、辺36bの
近傍には至らないように形成されている。
【0039】従って、第2の実施例においても、第1,
第2の電極37,38は、励振部以外では圧電板36を
介して対向していないため、所望でない静電容量が発生
することがない。
【0040】また、第1の実施例の場合と同様に、第
1,第2の電極37,38が重なり合っている領域で励
振部が構成されているので、第1の電極37と第2の電
極38との形成位置が若干ずれたとしても、励振部の面
積が変化しないため、所望通りの共振特性を確実に得る
ことができる。
【0041】図8及び図9は、本発明の第3の実施例に
かかる圧電共振子を説明するための斜視図及び平面図で
ある。圧電共振子41は、厚み方向に分極された圧電板
42の上面に第1の電極43を、下面に第2の電極44
を形成した構造を有する。幅拡がりモードを利用した圧
電共振子であるため、圧電板42は、前述した式(1)
を満たす値を中心として±10%の範囲内となるよう
に、長辺の長さbの短辺の長さaに対する比b/aが選
択されている。
【0042】圧電板42は、圧電板32と同様の材料で
構成されており、第1,第2の電極43,44について
も、前述した第1,第2の電極33,34と同様の材料
で構成され得る。
【0043】第1の電極43は、帯状の電極として圧電
板42の中央において、圧電板42の主面の短辺に平行
に延ばされている。また、第2の電極44は、帯状の電
極であり、圧電板42の主面の長辺に平行に延ばされて
おり、圧電板42の中央領域において、上面側の第1の
電極43と直交している。従って、第1,第2の電極4
3,44が圧電板42を介して重なり合っている領域に
より励振部が構成されている。
【0044】ここでは、第1の電極43の圧電板42の
中央に延ばされている部分の幅と、第2の電極44の圧
電板42の中央に延ばされている部分の幅とは、励振部
の平面形状が圧電板42と相似となるように選ばれてい
る。従って、圧電板42の主面と相似な形状の励振部が
構成されるため、圧電板42を幅拡がりモードで効果的
に励振することが可能とされている。
【0045】第1の電極43は、圧電板42の上面にお
いて、辺42aと辺42bに至るように延ばされてい
る。この辺42a,42bに至っている部分が、電極取
出し部43aを構成している。従って、圧電共振子41
においても、辺42a,42bに引き出されている電極
取出し部43aを利用して、ボンディングワイヤーや外
部電極により容易に電気的接続作業を行い得る。
【0046】第2の電極44は、辺42bと反対側の辺
42cに、圧電板42の下面において引き出されてお
り、圧電板42の下面において辺42cに引き出されて
いる部分が電極取出し部44aを構成している。
【0047】本実施例の圧電共振子41においても、第
1,第2の電極43,44が重なり合っている領域で励
振部が構成されているため、静電容量の小さな圧電共振
子を構成することが可能とされている。また、第1,第
2の電極43,44が、それぞれ帯状の電極であり、直
交しているため、電極43,44の形成位置が若干ずれ
たとしても、励振部の面積が変動し難い。従って、静電
容量のばらつきも生じ難い。
【0048】また、第2の電極44は、辺42b近傍に
は至っていない。従って、励振部以外では、第1,第2
の電極43,44が重なり合っていないので、所望でな
い静電容量も発生しない。
【0049】変形例 図10及び図11は、前述してきた実施例にかかる圧電
共振子の変形例を説明するための各平面図である。図1
0は、図7に示した圧電共振子35の変形例である。異
なるところは、圧電板36の上面において、第1の電極
37に代えて、第1の電極45が形成されていることに
ある。第1の電極45は、第1の電極37の先端をさら
に延ばし、圧電板36の上面において他方側の辺36d
に至るように形成し、かつ電極取出し部を辺36a,3
6dの双方に沿うように、かつ辺36bに沿うように形
成したことにある。すなわち、図10に示す第1の電極
45は、結果として、中央に矩形の開口45aを形成す
ることにより、帯状電極部分45cと、辺36a,36
b,36dに沿う略コの字状の電極取出し部45bとを
連ねた形状とされている。その他の点については、図7
に示した圧電共振子35と同様である。
【0050】図11は、図9に示した圧電共振子41の
変形例であり、異なるところは、圧電板42の上面に電
極43に代えて、第2の電極46を形成したことにあ
る。第2の電極46は、図10に示した第2の電極45
と同様に、帯状電極部46aと、略コの字状の電極取出
し部46とを有するように、矩形の開口46cを形成し
た構造を有する。すなわち、帯状電極部46aは、圧電
板42の上面において、辺42aと、反対側の辺42d
とに至るように形成されており、辺42a,42dに沿
い、かつ辺42bにも沿うように略コの字状の電極取出
し部46bが形成されている。
【0051】その他の点については、図9に示した圧電
共振子41と同様であるため、同一部分については、同
一の参照番号を付しその説明は省略する。図10及び図
11に示した変形例では、電極取出し部45b,46b
が略コの字状とされており、圧電板36,42の上面に
おいて三辺に至るように形成されているため、第1の電
極の外部との電気的接続作業をより容易に行い得る。
【0052】図12は、図9に示した圧電共振子41の
さらに他の変形例を説明するための平面図である。図1
2に示す圧電共振子47では、第2の電極44に代え
て、斜め方向に延びる第2の電極48が形成されてい
る。すなわち、前述してきた実施例及び変形例の圧電共
振子では、第1,第2の電極が何れも、圧電板の辺に平
行に延ばされており、かつ第1,第2の電極が直交され
ていたが、本発明にかかる圧電共振子はこれらに限定さ
れるものではない。例えば、図12に示すように、少な
くとも一方の帯状電極が圧電板の辺に対して平行に延ば
されておらず、かつ第1,第2の電極が90°以外の角
度を成して交叉するように構成されていてもよい。
【0053】この場合においても、第1,第2の電極
が、交叉している部分において励振部が構成されてお
り、従って、静電容量の小さな圧電共振子を構成するこ
とができる。しかも、第2の電極48についても、交叉
している部分から圧電板42の辺42cに至るように延
ばされて電極取出し部48aが構成されているので、励
振部以外においては、第1,第2の電極が圧電板を介し
て重なり合っていない。従って、所望でない静電容量が
電極取出し部において発生することもない。
【0054】ラダー型フィルタについての実施例 図13〜図15は、本発明にかかる圧電共振子を直列共
振子として用いたラダー型フィルタについての実施例を
説明するための図である。
【0055】図13は、本実施例のラダー型フィルタの
分解斜視図である。本実施例のラダー型フィルタでは、
基板51上に絶縁性フィルム52が積層されており、そ
の上に圧電共振子53〜56がシリコーン接着剤なる弾
性接着剤57を介して積層され、固定されている。
【0056】また、圧電共振子53〜56が積層されて
いる構造の上方から金属キャップ58が被せられ、該金
属キャップ58は、基板51に固定されている。基板5
1は、ラダー型フィルタのベース基板となるものであ
り、上面には、ラダー型フィルタを構成するための電極
パターン59が形成されている。また、絶縁性フィルム
52は、電極パターン59のうち、上方の圧電共振子5
3〜56や金属キャップ58に対して電気的に接続され
てはならない部分の電気的絶縁をはかるために用いられ
ている。絶縁性フィルム52については、適宜の合成樹
脂により構成し得るが、基板51上に電極パターン59
を形成した後に、絶縁性接着剤を絶縁性フィルム52と
同一の平面形状を有するように塗布し、硬化させて形成
してもよい。
【0057】圧電共振子53〜56は、それぞれ、幅拡
がりモードを利用した圧電共振子である。従って、振動
のノードは、圧電板の主面中央と、短辺側側面中央に位
置している。従って、絶縁性接着剤57は、圧電共振子
53〜56を構成している圧電板の主面中央と、短辺側
側面中央に近い部分に付与されている。
【0058】圧電共振子53,56は、それぞれ、前述
した図11に示した圧電共振子を用いて構成されている
直列共振子である。すなわち、圧電共振子53,56
は、それぞれ、圧電板53a,56aの上面に第1の電
極46を形成し、下面に第2の電極44を形成した構造
を有する。
【0059】他方、圧電共振子54,55はラダー型フ
ィルタの並列共振子を構成するものであり、従って、相
対的に厚みの薄い圧電板54a,55aの上面及び下面
の全面に電極54b,55b(下面側の電極は図示され
ず)を形成した構造を有する。
【0060】なお、圧電共振子53〜56には、それぞ
れ、ボンディングワイヤー60が接合されている。ボン
ディングワイヤー60は、圧電共振子53〜56を構成
している圧電板の短辺側側面中央に近い部分で圧電板の
上面または下面に接合されている。
【0061】図14から明らかなように、積層された圧
電共振子53〜56に接合されているボンディングワイ
ヤー60は、それぞれ、基板51上の電極パターン59
のうちの適宜の電極ランドに接合されており、それによ
って4素子2段のラダー型フィルタが構成される。
【0062】なお、図14においては、電極パターン5
9の形状と、ボンディングワイヤー60による接続構造
を明確化するために、前述した絶縁性フィルム52の図
示は省略してある。
【0063】次に、図14に示すように金属キャップ5
8を基板51に接合することにより、図15に示すよう
に、本実施例のラダー型フィルタ62が得られる。本実
施例のラダー型フィルタ62では、上記のように幅拡が
りモードを利用した圧電共振子53〜56を積層し、絶
縁性接着剤57により一体化した構成を有するため、耐
機械的衝撃性に優れている。しかも、幅拡がりモードを
利用した圧電共振子53〜56は、振動のノード部が主
面中央及び短辺側側面中央に位置しているため、上記の
ようにノード部もしくはその近傍において絶縁性接着剤
57を用いて一体化したとしても、圧電共振子53〜5
6の共振特性はさほど影響を受けない。
【0064】また、圧電共振子53,56は、上記のよ
うに本発明の圧電共振子を用いて構成されているため、
電極形成位置が若干ずれたとしても、所望でない静電容
量が発生することはない。また、第1,第2の電極の交
叉している部分で部分的に励振部が構成されているの
で、圧電板53a,56aの厚みをさほど増大させずと
も、静電容量の小さな圧電共振子を構成することができ
る。従って、直列共振子と並列共振子の静電容量の比
を、求められるフィルタ特性に応じて容易に選定するこ
とができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の圧電共振子では、面積振動モー
ドを利用した圧電共振子において、圧電板に帯状の第
1,第2の電極が形成されており、第1,第2の電極が
重なり合う部分により励振部が構成されており、かつ第
1,第2の電極が主面の何れかの辺に至るように形成さ
れているので、静電容量の小さな面積振動モードを利用
した圧電共振子を容易に提供することができる。しか
も、第1,第2の電極が上記のように構成されているた
め、励振部以外において、所望でない電極重なり部分が
生じ難いため、所望でない静電容量が発生することもな
い。
【0066】また、本発明において、電極取出し部を、
主面の何れかの辺に沿うように延ばした構造では、該辺
に沿うように延ばされた電極取出し部を利用してボンデ
ィングワイヤーなどにより容易に電気的接続作業を行い
得る。
【0067】さらに、第1,第2の共振子電極が直交し
ており、それによって矩形の励振部が構成されている場
合には、励振部の平面形状が面積振動モードを利用した
圧電共振子の圧電板の形状に類似した形状となるため、
面積振動モードをより効果的に励振することができる。
【0068】また、第1,第2の電極が連ねられている
各電極取出し部のうち少なくとも一方が該電極取出し部
が構成されている圧電板の主面に2辺に沿うように形成
されている場合には、ボンディングワイヤーなどによる
電気的接続作業をより一層容易に行うことができる。
【0069】また、本発明のラダー型フィルタでは、直
列共振子が、本発明の圧電共振子により構成されている
ため、複数の圧電共振子を積層し、一体化したラダー型
フィルタにおいて、所望とするフィルタ特性に応じて直
列共振子と並列共振子の静電容量の比を容易に実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、公知の拡がりモードを利
用した圧電共振子及び幅拡がりモードを利用した圧電共
振子を示す各斜視図。
【図2】公知の拡がりモードを利用した圧電共振子の他
の例を説明するための平面図。
【図3】未だ公知ではない幅拡がりモードを利用した圧
電共振子であって、共振電極を部分的に形成した構造を
説明するための平面図。
【図4】公知ではない幅拡がりモードを利用した圧電共
振子の他の例を説明するための平面図。
【図5】公知ではない幅拡がりモードを利用した圧電共
振子のさらに他の例を示す平面図。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第1の実施例に
かかる圧電共振子を説明するための斜視図及び平面図。
【図7】本発明の第2の実施例にかかる拡がりモードを
利用した圧電共振子を示す平面図。
【図8】本発明の第3の実施例にかかる幅拡がりモード
を利用した圧電共振子を示す斜視図。
【図9】第3の実施例にかかる幅拡がりモードを利用し
た圧電共振子の平面図。
【図10】本発明の圧電共振子の変形例を示す平面図。
【図11】本発明の圧電共振子の他の変形例を示す平面
図。
【図12】本発明の圧電共振子のさらに他の変形例を示
す斜視図。
【図13】本発明のラダー型フィルタについての実施例
を説明するための分解斜視図。
【図14】本発明の実施例にかかるラダー型フィルタの
構造を説明するための分解斜視図。
【図15】本発明の実施例であるラダー型フィルタの斜
視図。
【符号の説明】
31…圧電共振子 32…圧電板 33…第1の電極 34…第2の電極 35…圧電共振子 36…圧電板 36a〜36d…辺 37…第1の電極 37a…電極取出し部 38…第2の電極 41…圧電共振子 42…圧電板 42a〜42d…辺 43…第1の電極 43a…電極取出し部 44…第2の電極 44a…電極取出し部 45…第1の電極 45a…開口 45b…電極取出し部 45c…帯状電極部 46…第1の電極 46a…帯状電極部 46b…電極取出し部 47…圧電共振子 48…第2の電極 48a…電極取出し部 51…基板 53〜56…圧電共振子 53a,56a…圧電板 58…金属キャップ 59…電極パターン 60…ボンディングワイヤー 62…ラダー型フィルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面積振動モードを利用した圧電共振子で
    あって、 正方形または長方形の圧電板と、 前記圧電板の一方面に形成された帯状の第1の電極と、 前記圧電板の他方主面に形成されており、圧電板を介し
    て第1の電極と交叉するように設けられている帯状の第
    2の電極とを備え、第1,第2の電極が圧電板を介して
    重なり合う部分により励振部が構成されており、 第1,第2の電極は、該第1,第2の電極が形成されて
    いる主面の何れかの辺に至るように形成されており、か
    つ該辺に至る部分が電極取出し部とされていることを特
    徴とする、圧電共振子。
  2. 【請求項2】 前記電極取出し部が、該電極取出し部が
    設けられている圧電板の主面の何れかの辺に沿うように
    延ばされている、請求項1に記載の圧電共振子。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2の電極が直交しており、
    それによって矩形の励振部が構成されている、請求項1
    または2に記載の圧電共振子。
  4. 【請求項4】 前記第1,第2の電極が連ねられている
    各電極取出し部のうち少なくとも一方が、該電極取出し
    部が構成されている圧電板の主面の2辺に沿うように形
    成されている、請求項1〜3の何れかに記載の圧電共振
    子。
  5. 【請求項5】 基板上に、直列共振子及び並列共振子を
    構成するために面積振動モードを利用した複数の圧電共
    振子を積層し、一体化してなるラダー型フィルタにおい
    て、 前記直列共振子が、請求項1に記載の圧電共振子により
    構成されていることを特徴とする、ラダー型フィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6621193B1 (en) 1999-08-26 2003-09-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Thickness extensional vibration mode piezoelectric resonator, ladder-type filter, and piezoelectric resonator component
JP2007243587A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Ngk Insulators Ltd 圧電薄膜デバイス
JP2009094560A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Murata Mfg Co Ltd 圧電振動装置、発振回路素子及び電子装置

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