JPH1065449A - 発振回路の周波数調整方法 - Google Patents

発振回路の周波数調整方法

Info

Publication number
JPH1065449A
JPH1065449A JP18357897A JP18357897A JPH1065449A JP H1065449 A JPH1065449 A JP H1065449A JP 18357897 A JP18357897 A JP 18357897A JP 18357897 A JP18357897 A JP 18357897A JP H1065449 A JPH1065449 A JP H1065449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
circuit
data
oscillation
frequency division
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18357897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3114659B2 (ja
Inventor
Mikio Shigemori
三喜男 重盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP09183578A priority Critical patent/JP3114659B2/ja
Publication of JPH1065449A publication Critical patent/JPH1065449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114659B2 publication Critical patent/JP3114659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振回路の周波数を圧電振動子の負荷容量で
ある容量アレイと、それを制御するデータをPROM回
路に記憶させておく事で、自動周波数調整化、発振回路
の気密性、耐振性、耐衝撃性、経時変化の向上、小型化
を可能とする。 【解決手段】 圧電振動子1の負荷容量を容量アレイ6
で可変可能とし、これを制御するデータを周波数調整時
にはデータ入力回路4が外部からデータ入力周波数調整
し、調整後制御データをPROM回路7へ記億させ、通
常動作時にはPROM回路7の記億データで容量アレイ
を制御する様構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振回路に係り、
特に圧電振動子を用いた発振器の発振周波数が可変でき
る水晶発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子を用いた発振回路は、圧電振
動子の共振周波数のバラツキや回路の負荷容量バラツキ
や発振回路実装及び封止時の熱衝撃により、発振周波数
に当然なからバラツキを有している。したがって、特に
高精度な発振周波数を要求される時には無調整では目的
の発振周波数範囲に入らない事があり、調整しなくては
ならない。
【0003】図3は従来の圧電振動子を用いた発振器の
回路図である。121はインバータ一増幅器、122は
フィードパック抵抗でインバーター増幅器121のゲー
トとドレイン間に接続されている。123はゲートコン
デンサで、インバーター増幅器121のゲートに接続さ
れている124はドレインコンデンサで、インバータ一
増幅器121のドレインに接続されている。125は容
量値を可変できるトリマーコンデンサであり、インバー
ター増幅器121のゲートに接続されている。
【0004】123,124,125のコンデンサ類は
片側が電源のVDD又はVSSに接続され高周波的に接
地されている。126は圧電振動子でインバーター増幅
器121のゲート、ドレイン間に接続されている。この
様に構成した発振回路において発振周波数を調整するに
は、トリマーコンデンサ125をドライバー等の工具で
回転させて行っていた。
【0005】図4は従来の発振回路の他例を示す回路図
である。同図において図3の回路と異なるところは、ト
リマーコンデンサ125のかわりに、コンデンサ131
とスイッチ141で代表される直列体を複数並列に構成
した可変容量群が設けられている点である。この様に構
成した発振回路において発振周波数を調整するとは、ス
イッチ141,142,143,144をハンダ付けに
より任意にショート又はオープンにして行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の発振回路では、
トリマーコンデンサ125を回転させ発振周波数調整す
るので、調整工程が自動化できない、時間がかかる等の
他、調整用の穴を設ける必要があるので気密性がなくな
り耐湿性が悪くなったり、トリマーコンデンサは回転機
構を持つので振動、衝撃でローターが回転し発振周波数
がズレる欠点がある。
【0007】又、図4に示す可変容量群を用いた発振回
路では、スイッチ切り換えによる周波数調整に時間かか
る他、発振ループを構成する容量が回路の外部に複数の
外部端子として配線されるので発振特性が悪くなった
り、調整後金属キャップの封止や、モールドによる封止
を行うと調整時の周波数が浮遊容量の変化や熱衝撃でズ
レて周波数精度が悪くなる欠点がある。
【0008】そこで本発明は、周波数調整が自動調整可
能で、かつ迅速に周波数調整ができる事、外部端子を少
なくし、発振回路の実装、封止後に周波数調整ができる
様にする事で封止後の周波数シフトをなくし、気密性も
向上させ、周波数可変回路を回転機構等の可動部分をな
くしIC化し耐振動性、耐衝撃性を向上させ、かつ小型
化させる事、以上を特徴とする発振回路を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の発振回路は、圧電振動子を発振させる発振部
と、前記圧電振動子の負荷容量を可変する容量アレイ
と、前記容量アレイを制御するデータを外部から入力す
るデータ入力回路と、前記容量アレイを制御するデータ
を記億するPROM回路と、前記データ入力回路のデー
タを容量アレイへ送出する動作と、前記PROM回路の
データを容量アレイへ送出する動作と、前記データ入力
回路のデータをPROM回路へ送出する動作の3種類の
動作を制御するデータ制御回路とから構成されている。
【0010】
【作用】可変容量素子として、コンデンサとスイッチン
グトランジスタの直列体を複数並列に構成した容量アレ
イを使用するので、スイッチングトランジスタのオン又
はオフをデジタルデータで制御、周波数調整が可能にな
る。周波数調整時には、外部からのデータで直接容量ア
レイを制御し目的の周波数に合せ込む。次にその時のデ
ータをPROM回路に記憶させる。通常動作時は、PR
OM回路に記憶させたデータにより容量アレイを制御す
るのでつねに周波数は目的の周波数範囲内に入る。以上
の様に動作するので、周波数調整が自動化でき、周波数
の経時変化耐振性・耐衝撃性に優れ、回路のIC化がで
きるので小型、気密化ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
で、1は圧電振動子、2は発振部で、圧電振動子を発振
させる回路である。4はデータ入力回路で、発振回路の
外部から入力されるデータを周波数調整データとして内
部で処理できる形にデータを変換させる。データ入力回
路4は、一例としてシフトレジスタが上げられこの場合
外部からシリアルのデータを入力しパラレルのデータに
変換し内部回路に送出する。5は外部からのデータを入
力する端子である。6は容量アレイで、コンデンサとス
イッチングトランジスタの直列体を複数並列に構成した
回路で容量アレイの片側電極は圧電振動子に接続され、
もう一つの片側電極は高周波的に接地されるため、容量
アレイ6は圧電振動子の可変できる負荷容量として働
く。スイッチングトランジスタのゲートを制御する事に
より容量アレイ6の容量が可変できる。7はPROM回
路で、データ入力回路4からのデータを記憶する事がで
き、又その記憶データで容量アレイ6を制御する事がで
きる。8はデータ制御回路で、周波数調整時にはデータ
入力回路4からのデータを容量アレイ6と分周選択回路
10に送り、データ記憶時にはデータ入力回路4からの
データをPROM回路7へ送り、発振回路の通常動作時
にはPROM回路7の記億データを容量アレイ6と分周
選択回路10へ送る、以上3つの動作を行いデータの制
御をする。3は、以上のデータ制御のコントロールをす
る端子である。9は分周回路で、発振部2からの源振信
号を1/2,1/4,1/8…と分周する回路である。
10は分周選択回路で、分周回路9の分周信号と源振信
号をデータ制御回路8からの制御データにより選択す
る。11は出力バッファで、分周選択回路10で選択さ
れた信号を増幅し発振回路外部へ出力する。次に発振部
2と容量アレイ6の構成を詳しく表したのが図2であ
る。この図において、21はインバーター増幅器、22
はフィードバック抵抗で、インバーター増幅器のゲート
とドレインに接続されている。23はゲート容量でイン
バーター増幅器21のゲートに接続されており、24は
ドレイン容量でインバータ一増幅器21のドレインに接
続されている。少なくとも以上の素子により構成されて
いるのが発振部2であり、圧電振動子1は発振部2の中
のゲートとドレインに接続する。次に容量アレイ6の中
を説明すると、31はコンデンサ、41はスイッチング
トランジスタでこの2つの素子が直列に接続された直列
体がある。これと同様に32,33,34はコンデンサ
で、42,43,44はスイッチングトランジスタでそ
れぞれのコンデンサと直列に接続される。以上のコンデ
ンサとスイッチングトランジスタの直列体が並列に接続
されて、片側電極は発振部2のゲート側に接続され、他
のB側電極は、電源であるVDD又はVSSに高周波的
に接地されている。この容量アレイ6の容量値を可変す
るにはスイッチングトランジスタ41〜44それぞれを
任意にオン又はオフする事で行い、これにはスイッチン
グトランジスタ41〜44のゲートを制御する事で行
う。コンデンサ31〜34の容量値の設定の例としては
重み付けした容量値で行う。(たとえば1pF、2p
F、4pF、8pF)こうする事により少ない容量素子
で広い容量範囲を分解能を維持しながら可変する事がで
きる。当然、容量とスイッチングコンデンサの直列体の
数を増やしても良い。
【0012】以上の様に構成した発振回路の周波数調整
と分周選択の方法と、調整、選択が終了した後それらの
データを記憶させる方法と、発振回路の通常動作時の動
きを順を追って説明する。
【0013】まず、発振回路の外部から周波数制御デー
タと、分周選択データをデータ入力端5から入力する。
シフトレジスタであるデータ入力回路4は入力されるシ
リアルのデータを順次入力していき、入力終了後パラレ
ルデータに変更する。データ制御回路8は、データ入力
回路から出力されるデータのうち、周波数制御データを
容量アレイ6に、分周選択データを分周選択回路10に
送る。容量アレイ6は、送られて来た周波数制御データ
にもとづきスイッチングトランジスタ4をオンあるいは
オフさせ周波数を変化させる。分周選択回路10は、デ
ータ制御回路から送られて来た分周選択データにもとづ
き分周信号が源振信号を選択する。以上の発振器外部か
らのデータ入力から周波数変化、分周選択までの動作
を、発振周波数を測定しながらくり返し目的の周波数範
囲へ調整する。
【0014】次に、周波数調整及び分周選択の操作によ
り得られたデータを記憶させるには、データ入力回路の
データをデータ制御回路を介してPROM回路へ送り、
PROM回路にデータを記憶させる。PROM回路は、
一旦記憶したデータは電源を切っても記憶しているので
周波数と分周選択は永久に持続できる。又、電気的ある
いは紫外線等により消去できるPROM回路を使用すれ
ばデータの変更も可能になり、周波数と分周選択の再調
整も可能になる。
【0015】次に、発振器の通常の動作では、PROM
回路に記憶された周波数制御と分周選択のデータがデー
タ制御回路を介して容量アレイと分周選択回路へ送ら
れ、そのデータにもとづき容量アレイと分周選択回路は
動作する。
【0016】以上の様に動作させることができるので、
周波数調整が、デジタルデータで行える様になり自動化
が簡単になる。又、データの入力をシリアルデータ入力
で行えば発振回路外部に出る端子が少なくなり、金属パ
ッケージによる封止やトランスファーモールドによる封
止後にこの端子からデータを入力し周波数調整を行えば
発振回路の気密性の向上と、封止による周波数のシフト
がなくなる。又、PROM回路によるデータの記憶と、
コンデンサとスイッチングトランジスタで構成した容量
アレイによる周波数制御である為、耐振性、耐衝撃性、
経時変化に優れる。又、すべての回路がIC化可能なの
で小型化が可能になる。又、分周選択を外部からのデー
タにより制御できるので、周波数調整時には源振信号を
出力させて源振信号を測定し周波数調整をしておき、周
波数調整が終わってから分周選択を行い目的の分周選択
を行う事も可能である。こうする事により、測定周波数
が高い方が高速に又は高分解能に測定できるので、周波
数調整が速く又は高精度に行う事ができる。
【0017】以上の実施例では、容量アレイ6を発振部
2のゲート側に接続しているが、ドレイン側に接続して
も同様の効果が得られる。
【0018】又、本実施例では、容量アレイ6と分周選
択回路10の両方が内蔵されている構成であったが、容
量アレイ6だけであっても良い。
【0019】次に本実施例の実装例を図5に示す。1は
圧電振動子、51はICで、上記実施例で説明した発振
部、データ入力回路、容量アレイ、PROM回路、デー
タ制御回路、分周回路、分周選択回路、出力バッファが
含まれる。52は、発振回路を封止するパッケージで、
樹脂モールド、セラミック、金属等により封止される5
3はVDDリード、54はVSSリード、55は出力リ
ードでIC51とワイヤーボンディングで接続され、パ
ッケージ52の外部へ導出される。56はコントロール
リードでIC51のコントロール端子と接続しパッケー
ジ52の外部へ導出される。57はデータ入力リードで
IC51のデータ入力端子と接続し、パッケージ52の
外部へ導出される。以上の様に構成した発振回路を周波
数調整するには、VDDリード53とVSSリード54
から電源を印加し、出力リード55から出力される発振
信号の周波数を測定し、周波数調整に必要なデータをデ
ータ入力リード57から入力する。周波数が目的の範囲
に入るまでこれをくり返す。周波数調整が終了すれば、
PROMにデータを書き込む。以上の操作中IC内部の
データの制御をコントロールリード56から行う。デー
タの書き込み終了後、コントロールリード56とデータ
入力リード57を58のパッケージの端面から切断す
る。これにより通常動作で不必要なリードはなくなりリ
ードのショート等の事故を防ぐ事ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、圧電振動子の負荷容量
を可変する容量アレイとし、容量アレイと分周選択回路
を外部からのデータにより制御でき、又そのデータをP
ROM回路に記憶させ、通常動作時には記憶したデータ
にもとづき容量アレイと分周選択回路が動作する様にし
た事により、周波数調整が自動化可能で迅速に周波数調
整ができる事、周波数調整用に発振回路外部に出る端子
が少なくなり、発振回路の封止(バッケージング)後
に、周波数調整を行えるので発振回路気密性の向上と、
封止による周波数のシフトがなくなる事、PROM回路
によるデータの記憶と、コンデンサとスイッチングトラ
ンジスタで構成した容量アレイによる周波数制御である
為、耐振性、耐衝撃性、経時変化に優れる事、すべての
回路がIC化可能なので小型化できる事、周波数調整時
には源振信号を出力させ調整し、周波数調整終了後分周
選択を行えるので周波数調整が速く又は高精度に行える
事、以上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の発振部と容量アレイの回路構
成の一例を示す回路図。
【図3】従来の発振回路の第1例を示す回路図。
【図4】従来の発振回路の第2例を示す回路図。
【図5】本発明の実装例を示す図である。
【符号の説明】
1・・圧電振動子 2・・発振部 3・・コントロール端子 4・・データ入力回路 5・・データ入力端子 6・・容量アレイ 7・・PROM回路 8・・データ制御回路 9・・分周回路 10・分周選択回路 11・出力バッファ 21・インバーター増幅器 22・フィードバック抵抗 23・ゲート容量 24・ドレイン容量 31,32,33,34・コンデンサ 41,42,43,44・スイッチングトランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 発振回路の周波数調整方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振回路に係り、
特に圧電振動子を用いた発振器の発振周波数が可変でき
る水晶発振回路に関する。また、このような発振回路の
周波数調整方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】そこで本発明は、周波数調整が自動調整可
能で、かつ迅速に周波数調整ができる事、外部端子を少
なくし、発振回路の実装、封止後に周波数調整ができる
様にする事で封止後の周波数シフトをなくし、気密性も
向上させ、周波数可変回路を回転機構等の可動部分をな
くしIC化し耐振動性、耐衝撃性を向上させ、かつ小型
化させる事、以上を特徴とする発振回路及びその周波数
調整方法を提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の発振回路の周波数調整方法は、圧電振動子を
発振させる発振手段とこの発振手段の発振周波数を調整
する周波数調整手段とを有する発振回路の周波数調整方
法において、前記発振周波数を前記発振回路の外部に出
力し前記発振周波数を測定しながら前記発振周波数を調
整した後、前記発振周波数が入力される分周手段の分周
数を設定することを特徴とする。また、前記発振回路は
記憶手段を有し、前記分周数を設定した後、前記発振周
波数を設定するデータと前記分周数を設定するデータと
を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。さら
に、前記周波数調整手段は前記圧電振動子の負荷容量を
可変にする容量アレイを有することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】本発明は、周波数調整時に分周信号ではなく源
振信号を出力させて調整する方法を採用している。こう
することにより測定周波数を高くすることができるの
で、高速で高分解能の調整が可能となる。また、周波数
調整の後に、発振周波数設定データと分周数設定データ
とを記憶するようにしているので、通常動作時には記憶
手段に記憶されたデータに基づいて動作する。したがっ
て、つねに周波数は所定の周波数範囲内に入るようにで
きる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、周波
数調整時に分周信号ではなく源振信号を出力させて調整
する方法を採用している。こうすることにより測定周波
数を高くすることができるので、高速で高分解能の調整
が可能であるという効果がある。また、周波数調整の後
に、発振周波数設定データと分周数設定データとを記憶
するようにしているので、通常動作時には記憶手段に記
憶されたデータに基づいて動作する。したがって、つね
に周波数は所定の周波数範囲内に入るようにできる。さ
らに、周波数調整手段は前記圧電振動子の負荷容量を可
変にする容量アレイを有しているので、周波数調整の自
動化も容易である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも圧電振動子を発振させる発振
    部、前記圧電振動子の負荷容量を可変する容量アレイ、
    前記容量アレイを制御するデータを外部から入力するデ
    ータ入力回路、前記容量アレイを制御するデータを記憶
    するPROM回路、前記データ入力回路のデータを容量
    アレイへ送出する動作と、前記PROM回路のデータを
    容量アレイへ送出する動作と、前記データ入力回路のデ
    ータをPROM回路へ送出する動作を制御するデータ制
    御回路を有する事を特微とする発振回路。
  2. 【請求項2】 少なくとも圧電振動子を発振させる発振
    部、前記発振部の源振信号を分周する分周回路、前記分
    周回路の各分周信号及び前記源振信号を選択する分周選
    択回路、前記分周選択回路を制御するデータを外部から
    入力するデータ入力回路、前記分周選択回路を制御する
    データを記憶するPROM回路、前記データ入力回路の
    データを分周選択回路へ送出する動作と、前記PROM
    回路のデータを分周選択回路へ送出する動作と、前記デ
    ータ入力回路のデータをPROM回路へ送出する動作を
    制御するデータ制御回路を有する事を特徴とする発振回
    路。
  3. 【請求項3】 少なくともデータ入力端子とコントロー
    ル端子がパッケージ外部に導出されていて、周波数調整
    後、前記データ入力端子と前記コントロール端子はパッ
    ケージの端面から切断される事を特徴とする請求項1,
    2記載の発振回路。
JP09183578A 1997-07-09 1997-07-09 発振回路の周波数調整方法 Expired - Fee Related JP3114659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09183578A JP3114659B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 発振回路の周波数調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09183578A JP3114659B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 発振回路の周波数調整方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10710591A Division JP3160931B2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 発振回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1065449A true JPH1065449A (ja) 1998-03-06
JP3114659B2 JP3114659B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=16138275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09183578A Expired - Fee Related JP3114659B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 発振回路の周波数調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114659B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537077A (ja) * 2005-05-27 2009-10-22 サイプレス セミコンダクター コーポレイション 電圧制御水晶発振器を同調させるための値を動的に計算するための方法及びシステム
WO2015133472A1 (ja) * 2014-03-07 2015-09-11 日本電波工業株式会社 水晶発振器及び水晶発振器の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537077A (ja) * 2005-05-27 2009-10-22 サイプレス セミコンダクター コーポレイション 電圧制御水晶発振器を同調させるための値を動的に計算するための方法及びシステム
WO2015133472A1 (ja) * 2014-03-07 2015-09-11 日本電波工業株式会社 水晶発振器及び水晶発振器の製造方法
CN105850035A (zh) * 2014-03-07 2016-08-10 日本电波工业株式会社 晶体振荡器及晶体振荡器的制造方法
JPWO2015133472A1 (ja) * 2014-03-07 2017-04-06 日本電波工業株式会社 水晶発振器及び水晶発振器の製造方法
US10164571B2 (en) 2014-03-07 2018-12-25 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Crystal oscillator and method of manufacturing crystal oscillators

Also Published As

Publication number Publication date
JP3114659B2 (ja) 2000-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100416456B1 (ko) 온도 보상형 발진기, 온도 보상형 발진기의 제어방법 및무선 통신 장치
JP3019340B2 (ja) 可変容量装置
CN101305514B (zh) 温度补偿型振荡器以及其制造方法
US6285264B1 (en) Crystal oscillator with frequency trim
JP2008054134A (ja) リング発振器及びそれを備えた半導体集積回路及び電子機器
JPWO2003021765A1 (ja) 発振器及び通信機器
TW200302623A (en) Temperature compensated oscillator
EP1102391B1 (en) Piezoelectric oscillator and electronic device using it
JP3160931B2 (ja) 発振回路
JP2001057509A (ja) 発振回路
JP3114659B2 (ja) 発振回路の周波数調整方法
JP3114658B2 (ja) 発振回路の周波数調整方法
JP3359845B2 (ja) 発振回路及びその製造方法
US20220209717A1 (en) Circuit Device And Oscillator
US20220247352A1 (en) Circuit Device And Oscillator
JP3960037B2 (ja) 温度補償型水晶発振器
CN100420020C (zh) 内建高精度频率振荡器的集成电路芯片
JPH06140838A (ja) 水晶発振器
JP2001186020A (ja) 発振装置およびその発振周波数設定方法
JP3152228B2 (ja) 水晶発振子の温度補償装置および水晶発振器
US11616474B2 (en) Circuit device and oscillator
JP3152229B2 (ja) 可変容量装置および水晶発振器
JP2001177405A (ja) 発振装置およびその発振周波数設定方法
JPH1041746A (ja) 圧電発振器
JPH08237028A (ja) 発振回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees