JPH1065025A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH1065025A
JPH1065025A JP8217429A JP21742996A JPH1065025A JP H1065025 A JPH1065025 A JP H1065025A JP 8217429 A JP8217429 A JP 8217429A JP 21742996 A JP21742996 A JP 21742996A JP H1065025 A JPH1065025 A JP H1065025A
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JP
Japan
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region
floating gate
memory device
nonvolatile semiconductor
semiconductor memory
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Pending
Application number
JP8217429A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ota
豊 太田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセット領域上に電極を設け、書き込み時
と読み出し時にそれぞれ最適な電圧を加えることで、注
入効率が高く、かつ、読み出し時のメモリセル電流を大
きくでき、EEPROMの低電圧化と高速化を同時に達
成する。 【解決手段】 半導体基板1上にフローティングゲート
3とコントロールゲート5とが積層され、前記半導体基
板1内のソース領域側の前記フローティングゲート端部
に隣接するようにP- 型領域10が形成され、前記フロ
ーティングゲート3及びコントロールゲート5の側壁部
に形成されたポリシリコンサイドウォールスペーサ13
に隣接するように前記半導体基板1内にN+ 型のソース
・ドレイン領域14、15が形成されてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に関し、特にソース・サイド・チャネル・ホット
エレクトロン注入型のEEPROMメモリセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソース・サイド・チャネ
ル・ホットエレクトロン注入型のEEPROMメモリセ
ルとして、SISOS(SIdewall Select-gate On the S
ourceSide)型EEPROMメモリセル(例えば、IEDM
Technical digest (1989) p603-p606参照)、new S
IEPROM(Source-side Injection EPROM)(例え
ば、NVSM Technical digest (1995)参照)がある。
【0003】ここで、前述したSISOS型EEPRO
Mメモリセル51は、図6に示すような構造を有し、ス
タック型のフローティングゲート52及びコントロール
ゲート53のソース54側にのみサイドウォール状の選
択ゲート55が形成されており、該選択ゲート55に加
える電圧をコントロールすることで、高注入効率を得よ
うとするものである。
【0004】しかしながら、選択ゲート55に使用する
ポリシリコン膜の抵抗が高く、読み出し時の電圧の立ち
上がりが遅くなり、読み出し動作に時間がかかるという
欠点があった。また、前述したnewSIEPROMメ
モリセル61は、図7に示す構造を有し、スタック型の
フローティングゲート62及びコントロールゲート63
のソース側のオフセット領域にP- 型イオンをポケット
イオン注入しP- 型領域64を形成することで、その領
域64で発生する横方向電界を大きくし、高注入効率を
得ようとするものである。
【0005】しかし、読み出し時にポケットイオン注入
されたP- 型領域64の抵抗が大きく、メモリセルの読
み出し時の電流が小さくなるため、読み出し動作を速く
できないという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ソー
ス側オフセット領域のポケットイオン注入だけで、高注
入効率を達成しようとすると、書き込み時の注入効率
と、読み出し時のメモリセル電流がトレード・オフの関
係となってしまう。従って、本発明では前記オフセット
領域上に電極を設け、書き込み時と読み出し時にそれぞ
れ最適な電圧を加えることで、注入効率が高く、かつ、
読み出し時のメモリセル電流を大きくでき、EEPRO
Mの低電圧化と高速化を同時に達成できるメモリセルを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の不揮発
性半導体記憶装置はP型の半導体基板1上にゲート酸化
膜2を介して形成されたフローティングゲート3と、前
記フローティングゲート3上に絶縁膜4を介して積層さ
れたコントロールゲート5と、前記半導体基板1内のソ
ース領域側の前記フローティングゲート端部に隣接する
ように形成されたP- 型領域10と、前記フローティン
グゲート3及びコントロールゲート5の側壁部に形成さ
れたポリシリコンサイドウォールスペーサ13と、前記
ポリシリコンサイドウォールスペーサ13に隣接するよ
うに前記半導体基板1内に形成されたN+ 型のソース・
ドレイン領域14、15とを具備したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の不
揮発性半導体記憶装置について図面を基に説明する。こ
こで、図1乃至図4は本発明の一実施の形態の不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す断面図である。
【0009】先ず、図1に示すように一導電型、例え
ば、P型の半導体基板1の素子形成領域上にはゲート酸
化膜2を介してフローティングゲート3が、そして、該
フローティングゲート3の上方に酸化膜4を介してコン
トロールゲート5が積層されており、該素子形成領域を
囲むように素子分離膜としてのフィールド酸化膜6が形
成されている。この状態で、レジスト膜7を介して前記
基板1に形成するドレイン領域に低濃度のN型イオン
(例えば、リンイオン、ヒ素イオン等)を注入して、N
- 型領域8を形成する。
【0010】次に、図2に示すようにレジスト膜9を介
して前記基板1に形成するソース領域に低濃度のP型イ
オン(例えば、ボロンイオン)をポケットイオン注入し
て、P- 型領域10を形成する。続いて、図3に示すよ
うに前記フローティングゲート3とコントロールゲート
4を囲むように酸化膜11を形成した後に、基板全面に
ポリシリコン膜12を形成する。
【0011】そして、前記ポリシリコン膜12を異方性
エッチングし、ポリシリコンサイドウォールスペーサ1
3を形成する。その後、前記ポリシリコンサイドウォー
ルスペーサ13及び前記フローティングゲート3とコン
トロールゲート4をマスクとして高濃度のN型イオン
(例えば、リンイオン、ヒ素イオン等)を注入して、図
4に示すように前記N- 型領域8内にN+ 型領域14を
形成し、P- 型領域10内にN+ 型領域15を形成す
る。ここで、N- 型領域8及びN+ 型領域14でドレイ
ン領域が形成され、N+ 型領域15でソース領域が形成
され、該ソース領域側のオフセット領域にP- 型領域1
0が形成されている。
【0012】図5はメモリセルアレイを示す斜視図であ
り、図示したように前記ポリシリコンサイドウォールス
ペーサ13は複数のメモリセルから成るセクター内、ま
たはLSI内の全メモリセルで接続されている。これ
は、前述したポリシリコン膜12の異方性エッチング時
に各メモリセル間にまたがるようにポリシリコン膜12
を残すように図示しないレジスト膜を用いてポリシリコ
ンサイドウォールスペーサ13により接合部分13Aを
形成する。
【0013】以上説明したように、本発明の不揮発性半
導体記憶装置では、スタック型フローテイングゲート3
及びコントロールゲート5のソース領域側のオフセット
領域にポケットイオン注入を行い、かつ、該オフセット
領域にポリシリコンサイドウォールスペーサ13を形成
したことを特徴の一つとしている。そして、書き込み時
には、オフセット領域に十分大きな横方向電界が発生す
るように最適化された電圧(例えば、マイナスの電圧、
それに準ずる低い電圧)をポリシリコンサイドウォール
スペーサ13に加え、読み出し時には、メモリセル電流
が十分大きくなるように最適化された電圧(例えば、前
記P- 型領域10の濃度を打ち消す位の高い電圧)をポ
リシリコンサイドウォールスペーサ13に加える。
【0014】このようにオフセット領域の上方にポリシ
リコンサイドウォールスペーサ13から成る電極を設
け、書き込み時と読み出し時にそれぞれ最適な電圧を加
えることにより、注入効率が高く、かつ、読み出し時の
メモリセル電流を大きくできる。そのため、EEPRO
Mの低電圧化と高速化を同時に達成できる。また、書き
込みベリファイ時には、前記ポリシリコンサイドウォー
ルスペーサ13には書き込みに最適な電圧が印加されて
いるが、読み出しに最適な電圧が印加された場合とのメ
モリセル電流の相関をとっておき、ベリファイのための
メモリセル電流しきい値を決定する。そして、読み出し
時には、ポリシリコンサイドウォールスペーサ13に印
加する電圧を読み出し時に最適化された値に切りかえ
る。
【0015】更に、本発明では従来のような選択ビット
毎に電圧を印加するのではなく、読み出し動作中、書き
込み動作中のある長い時間、多数のメモリセルに同時に
電圧を印加するため、ポリシリコンサイドウォールスペ
ーサ13の抵抗による時間遅れがなく、かつ、制御回路
も簡単になる。また、ポリシリコンサイドウォールスペ
ーサ13の抵抗が重大な問題にならないため、メモリセ
ルの微細化に伴ってサイドウォール幅も小さくすること
ができる。
【0016】更に、本発明の一実施の形態の不揮発性半
導体記憶装置の製造プロセスでは、従来のSISOS型
メモリセルの製造プロセスにレジスト付きのP- イオン
注入工程(図2参照)が1工程増えるだけで形成でき
る。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明によればソース領域のオフ
セット領域の上方にポリシリコンサイドウォールスペー
サから成る電極を設け、書き込み時と読み出し時にそれ
ぞれ最適な電圧を加えることにより、注入効率が高く、
かつ、読み出し時のメモリセル電流を大きくできるた
め、不揮発性半導体記憶装置の低電圧化と高速化を同時
に達成できる。
【0018】また、本発明では従来のような選択ビット
毎に電圧を印加するのではなく、読み出し動作中、書き
込み動作中のある長い時間、多数のメモリセルに同時に
電圧を印加するため、ポリシリコンサイドウォールスペ
ーサの抵抗による時間遅れがなく、かつ、制御回路も簡
単になる。更に、ポリシリコンサイドウォールスペーサ
の抵抗が重大な問題にならないため、メモリセルの微細
化に伴ってサイドウォール幅も小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第1の断面図である。
【図2】本発明一実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第2の断面図である。
【図3】本発明一実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第3の断面図である。
【図4】本発明一実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
の製造方法を示す第4の断面図である。
【図5】本発明一実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
を示す斜視図である。
【図6】従来のSISOS型メモリセルを示す断面図で
ある。
【図7】従来のnewSIEPROMを示す断面図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板上に第1の酸化膜
    を介して形成されたフローティングゲートと、 前記フローティングゲート上に第2の酸化膜を介して積
    層されたコントロールゲートと、 前記半導体基板内のソース領域側の前記フローティング
    ゲート端部に隣接するように形成された一導電型の不純
    物領域と、 前記フローティングゲート及びコントロールゲートの側
    壁部に形成された導電性サイドウォールスペーサと、 前記導電性サイドウォールスペーサに隣接するように前
    記半導体基板内に形成された逆導電型のソース・ドレイ
    ン領域とを具備したことを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性サイドウォールスペーサは、
    複数のメモリセルにまたがって接続されていることを特
    徴とする請求項の第1項に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導電性サイドウォールスペーサは、
    ポリシリコン膜から成ることを特徴とする請求項の第1
    項あるいは第2項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
JP8217429A 1996-08-19 1996-08-19 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH1065025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575611B1 (ko) * 1999-12-22 2006-05-03 매그나칩 반도체 유한회사 이피롬셀 제조방법
JP2015015347A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置

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KR100575611B1 (ko) * 1999-12-22 2006-05-03 매그나칩 반도체 유한회사 이피롬셀 제조방법
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